冬休み05・・・「北陸」&「能登」 夜の金沢撮影記 [鉄道旅行記]
富山1955-(北陸452M)-金沢2054
金沢に着くと国鉄色の475系が停まっていました。
北陸本線 金沢
北陸本線 金沢
夜に富山から金沢までやってきたのは、今度のダイヤ改正で姿を消す寝台特急「北陸」と急行「能登」を撮影するため。「北陸」も「能登」も富山を通るので、富山やその手前の高岡でも撮影はできるのですが、始発駅となるここ金沢では、発車前の両列車がきれいに並ぶのです。毎夜見られるこの「北陸・能登」並びは、今や夜の金沢駅名物として鉄の間で広く知られるまでになっています。廃止が決まっている列車同士の並び、当然「撮り鉄」ならば誰もがこのシーンを記録したいわけで、気合いの入っている人になると三時間も前から場所取りをしているとか。私はそこまで気合いが入っていませんが、それでも一応入線の一時間前に金沢へやってきました。はたして撮影できる場所はあるのかな・・・?
金沢駅に掲げられた手作り風のポスター。
両列車の廃止とその撮影マナーについて書かれています。
両列車の廃止とその撮影マナーについて書かれています。
22時15分発「能登」が5番線、同18分発「北陸」が6番線から発車しますが、撮影場所として人気が高いのは「能登」が発車する5番線ホーム側。理由は追々解ることとして、私も5番線ホーム先端へ行ってみます。すると既に10人程がスタンバイしていました。でもまだ撮影場所には余裕がありそう・・・と近づくと、ホームの床にこんなモノが。
「北陸号」「能登号」撮影スポット。この写真は帰り際に
撮ったものですが、発車前はこの辺りに三脚がびっちり。
撮ったものですが、発車前はこの辺りに三脚がびっちり。
はじめは「どうぞ撮ってください」的な意味合いだと思い、ずいぶん鉄に友好的な駅だなぁ・・・なんて思っていたのですが、実は「鉄はこの枠から出るな!」ということらしい。この印が5・6番線の両ホームにあります。広いようにも見えますが、夜間で三脚を使用する人が多いため、10人も入ればいっぱいです。私も低めに構えてなんとか枠内に入りましたが、続々と増える撮影者には対応できず、ギリギリ黄色い線の内側までということになりました。
さて、前置きが長くなりましたが、私が5番線ホームに上がると既に「北陸」が入線していました。
21:03 719系と並ぶ14系寝台車の「北陸」。
「食パン電車」719系も引退が囁かれています・・・。
「食パン電車」719系も引退が囁かれています・・・。
が、これは回送列車。東金沢方にある車両所を出庫した「北陸」は一旦金沢駅を経て、西金沢方にある電留線で機回しをして再び金沢駅へ戻ってきます。
(*参考までに各写真に時刻を掲載しますが、あくまでもデジカメの撮影時刻です。)
21:55 EF81を先頭に戻ってきた「北陸」。
今度は683系「しらさぎ」と並びます。
今度は683系「しらさぎ」と並びます。
「しらさぎ」が出ると、しばらく「北陸」の単独撮影タイムなのですが、撮影スポットの枠内外でひしめき合ってウマく撮影できず・・・。結局「能登」の入線時間。
22:04 489系「能登」が入線。「北陸」と並びました!
そして、待つことしばし・・・
22:10 「能登」のライトが点灯!! この絵が撮りたかった!
・・・と、まあスムーズに撮っているように見えますが、実際は押し合い、ひしめき合いで大変です。なんとか前の人に入らないようにお願いして、数枚だけ撮った結果でした。
ライト点灯から5分後の22時15分、「能登」が定時に出発。
22:17 最後になんとか「北陸」の編成写真も撮影。
「北陸」がキレイに撮影できるため、5番線側が人気なんです。
「北陸」がキレイに撮影できるため、5番線側が人気なんです。
22時18分、こちらも定時に「北陸」出発。大変だったけど、なんとか無事に撮影終了。
ここから再び宿のある富山へ戻るわけですが、さすがに疲れてしまって、帰りは「しらさぎ」に乗っちゃいました。富山での酒もすっかり醒めちゃったので、車内で飲み直し・・・。
贅沢にも「しらさぎ」車内にて「甘海老寿司」で一杯。
加賀温泉駅弁ですが、金沢でも購入できます。
舌の上でとろけるような甘海老が絶品! ☆☆☆☆・
加賀温泉駅弁ですが、金沢でも購入できます。
舌の上でとろけるような甘海老が絶品! ☆☆☆☆・
金沢2256-(しらさぎ15号)-富山2333