急行「能登」・・・最後の悪あがき? 走行写真撮影記 [鉄道写真撮影記]
ダイヤ改正で廃止や変動のある上越三夜行のうち、「北陸」と「あけぼの」はこのブログでも最近撮影した写真をアップしました。しかし「能登」はと言うと・・・カブられたり、流し撮りを試みるも大失敗に終わったりと、どうもスッキリと決めることが出来ません。
流し失敗の「能登」。かろうじて489系とは解るものの・・・。
10.02.27 東北本線 赤羽-尾久(東十条付近)
地元駅の初電に乗って向かったのは、上野~尾久間にある「下り列車」の撮影ポイント。少しでも明るさがほしいため上りの本運転ではなく、尾久への回送列車を狙うことにしました。この回送なら本運転よりも+30分近くも遅い時間で撮影が出来ますし、本運転では後ろになる「連結器カバー」付きのクハ489-0が先頭になる姿が撮影できます。しかし、ここでは上り列車を撮ることができず(無理すれば撮れないこともないけど)、「能登」の本運転はもとより、貴重な「北陸」の撮影も諦めざるをえません。それでも一発の489系「能登」を撮りたかったのです。
東北本線 上野-尾久(後追い)
定刻06時01分通過の「能登」、やはりまだ暗い・・・。廃止まであと一週間、大幅な遅延などがなければ「能登」の本運転を撮るのは至難の業ですね。
さて本運転の通過から約20分後、そろそろ尾久の車庫へと回送される489系「能登」編成が上野駅を出る頃。本運転の頃よりはだいぶ明るくなってきましたが、この日は生憎の曇り空。思っていたほど露出は稼げず、結局ISO1000の1/250sec(f2.8)で列車を待ちます。
東北本線 上野-尾久
振り返ってロクヨンを・・・。上り列車撮影が苦しいのはこういうワケ。
さあ、ダイヤ改正まで残り五日。引退する「北陸」も489系「能登」も、そして鉄のみなさんも「ラストスパート」です。悔いが残らないように、マナーを守ってしっかりと記録しましょう!
おまけ・・・☆
この撮影ポイントは、田端操車場のすぐ真横。上り「能登」通過の少し前、「ぐぁ~」っとカマの音がしたので振り返ってみると・・・