SSブログ

信越本線・・・Twilight-Express撮影記 [鉄道旅行記]

0101.jpg
2010.04.30~05.02 GW旅行記 02
信越本線  Twilight-Express撮影記
  

国鉄色485系の特急「北越」に触発されてやってきた、信越本線。前回からの続きです。

安田1406-(信越1338M)-柏崎14131529-(1342M)-鯨波1533

安田から鯨波まではわずか4駅ですが、普通列車の本数が少なく、接続も悪かったため、一時間半もかかってしまいました。その間に天気は好転し、鯨波に着くと雲ひとつ無い青空。いったい朝の雨は何だったんだ・・・。駅前の道を西へ20分ほど歩くと、日本海が一望できる高台に出ます。ここが下り列車の撮影ポイント。しかし、まずは上り列車の「北越8号」を撮るために、もう少し歩いて上りの撮影ポイントへ。前述の通り「8号」は安田で撮った「3号」の折り返しなので、国鉄色のT18。コレを正面からカーブを行く姿が撮りたい。ところが、某撮影地ガイド本を参考にすると、ここは「300ミリ」と書かれたポイントなのですが、どう考えても300ミリでは作例のようなカーブ写真にはならない。ちなみに300ミリで撮影したモノがこちら。

0102.jpg

鯨波のS字カーブを行く新潟色115系。
信越本線 鯨波-青海川

確かに正面を順光で撮れるけど、編成後方が巻いちゃってウマく写らない。作例は500~600ミリ位っぽいが・・・。それとも立ち位置が違うのか? 何にせよ時間が無いので、少し画質は落ちるけど1.4Xのテレコンを噛まし、さらにトリミング前提で「北越8号」を撮影。

0103.jpg

上り方は三つ目のT18。国鉄色にブルーのイラストマークが映えます。
(トリミング済み)

こんな画角で撮りたかったのです。トリミングしていますが、いい光線で国鉄色「北越」が撮影できました。
さて、今度は日本海と鯨波海岸を見下ろす、下りの撮影ポイントへ移動します。ここからはもうひとつのハイライト。この時間に鯨波へ来たのは、夕暮れのトワイライトタイムに寝台特急「トワイライトエクスプレス」を撮影するためでした。「トワイライト」の鯨波通過は18時半頃。果たして、日は持つのでしょうか・・・? ここからは撮影時刻も併記しておきましょう。

0104.jpg

まずは115系の1346M。まだ日は高い。17:20
信越本線 青海川-鯨波

0105.jpg

詳細不明、ロクヨンの単機が通過。死神1031なので、長野からの配給帰りか?
ISO200 1/1000 f5.0 17:33

0106.jpg

パーイチ牽引コンテナ貨物。ココでは貨物の後追いも絵になります。
ISO400 1/800 f4.5 17:53

0107.jpg

カヌ色T編成「くびき野4号」。ちょっと雲が出てきたかな?
ISO400 1/800 f4.0 17:57

0108.jpg

パーイチ貨物。いい夕焼けですが、空コキが目立ちますね・・・。
ISO500 1/800 f4.0 18:09

0109.jpg

あ~、いい感じ・・・。1348M
ISO800 1/800 f4.0 18:20

1348Mから「トワイライト」通過まではわずかに5分程度なのですが、太陽は見る見るうちに沈んでゆきます。露出もどんどん落ちて、ISO感度はちょっと荒いけど800に設定。それでも走行写真を撮るには限界に近い。通過時間が少しでも遅れたらアウトです。大勢のギャラリーが固唾を呑んで見守る中、「トワイライト」は定刻に姿を現しました。

0110.jpg

日没寸前! まさにトワイライトタイムの「トワイライトエクスプレス」。
ISO800 1/640 f4.0 18:25

なんとかギリギリ太陽が持ってくれました~ヽ(´∀`)/。 露出アンダー、さらに暗い色の車体なので車両本体は解りづらいですが、夕暮れの雰囲気は伝わると思います。太陽の位置がかなりカツカツですが、これ以上サイド寄りで撮影すると列車がブレてしまうと思い、この位置で撮影しました。後方の編成もカツカツ・・・もう、ギリギリ・カツカツだらけの撮影です(笑)。
 

これでこの日の撮影は終了。ホテルを予約してある柏崎へと向かうわけですが、今度の鯨波発の下り普通列車まで、まだ一時間以上もあります。日が暮れてしまい、寒いので早く宿へ行きたいところですが・・・と、撮影地近くにバス停を発見。行き先と時刻を見ると、柏崎駅ゆきが18時30分! 「トワイライト」の通過が25分ですから、なんて絶妙なタイミング!! 程なくバスがやってきました。

0111.jpg

撮影地最寄のバス停、「鯨波3丁目」。

0112.jpg

「鯨波3丁目」時刻表。

バスは鯨波の港町を抜けて柏崎市内へ入り、わずか20分で終点の柏崎駅着。運賃は210円でした。すばらしい!ホントに助かりました越後柏崎観光バス! このバスは私のような徒歩鉄には嬉しい路線です。「トワイライト」を撮って鯨波駅へ戻ると、下りは19時47分、上りは20時14分まで列車はありません。しかしこのバスを使えば、柏崎へ早く着けて便利なのはもちろん、柏崎発19時10分の「北越7号」や19時29分の「北越10号」にも間に合い、新潟や金沢、さらには東京にも早着することができるのです。まさか、撮影地から徒歩1分のところにこんな便利なバスがあろうとは・・・。ただ、乗客が終点まで私ひとりだったのが気になりますが。

0113.jpg

越後柏崎観光バス。ちょっと塗装が東急バスっぽい。
柏崎駅前

鯨波3丁目1830-(越後柏崎観光バス)-柏崎駅前1851

  

二日目へ続きます



共通テーマ:趣味・カルチャー