スイス04・・・トラムの走る街 ジュネーヴまちある記 [あおたけ的 SWISS紀行]
スイス出張、前回からの続きです。
ヌシャテルでの仕事を終えて、列車でジュネーヴへと戻ってきました。しかし、今宵の宿は前日に泊まった素晴らしい眺めのトレインビュー・ホテルではありません。同じジュネーヴ泊なのに二日目からはホテルが変わるのです。今回の出張での宿代は訪問したスイスの企業側持ちで、ホテル選択もすべて先方に託していたのですが、二日目から用意されたのはレマン湖に面したいわゆるレイクビュー・ホテル。レマン湖沿いのホテルに招待するのは、ジュネーヴ最高のおもてなしとされるくらい、名のある高級五つ星ホテルが立ち並びます。身分不相応と感じながらも、その一角にあるホテルへと泊まれることになりました。
新たな部屋からは、レマン湖が一望できます。
確かに見晴らしが良くて気持ちイイけど、個人的には前日のトレインビューの方が嬉しかったかも・・・おっと、こんなこと言ったら罰が当たりますね。少なくとも個人旅行だったらこんな豪華なホテルに泊まることなんて出来ないでしょうから・・・。ちなみに初日だけなぜあのトレインビュー・ホテルだったのかと言うと、別に私が鉄だからというわけではなく、着いた日が週末でレマン湖畔のホテルが満室だったことと、翌日の列車移動を考えて駅前のホテルを選んでくれたらしい。そんなわけで二日目の夜から最終日まではこのレマン湖畔のホテルを基点に、ジュネーヴ市内での仕事が中心となります。そこで今回は少しジュネーヴの中心部を巡ってみましょう。キャプションメインで失礼します。
まずはコレ、ジュネーヴのシンボル、
レマン湖の大噴水「じぇっどー (Jet d'Eau)」。
実はこの写真も部屋の窓から撮ったもの。
名所のひとつとされているレマン湖畔の花時計。
小さくて、意外とちょんぼりスポットかも・・・。
旧市街の中心にあるエグリス教会。
詳しいことは解りませんが、古そうな建造物です。
欧州の古い街って、こんな建物が街中にごろごろしてますよね。
市庁舎近くにある武器庫跡。
展示されている大砲は18世紀のジュネーヴ共和国時代のもの。
旧市街の急坂を上がってゆくと、見えてきたのは
カテドラル(サン・ピエール大聖堂)。
ジュネーヴには何度も来ていますが、一度も入ったこと無いや・・・。
アパートのカラフルな日よけが何となくスイスっぽい。
落書きもなんだかシャレが効いています。(^^)
レマン湖から流れるローヌ川を渡るジュネーヴのトラム。
トラムは中心部に複数の路線があり、現在もなお拡張中。
旧市街のメインストリート、マルシェ通りを行く
マックのラッピングトラム。黒に黄色のMがカッコいい!
「i'm lovin' it」って世界共通のキャッチフレーズなんですね。
こちらは旧型のトラム。ノーラッピングの標準色。
少し前までジュネーヴのトラムはオレンジ色をしていました。
ブルーのトラムはチューリッヒ市電のイメージが強いので、
ジュネーヴはオレンジのままの方が良かったなぁ・・・。
ジュネーヴのバス。
市内中心部はほとんどが連接バスで単独車は少ない。
このメルセデス製の連接車は幕張で見たタイプに似ています。
連接のトロリーバス。
排気ガスを出さないエコなトロリーバスはスイスのあちこちで見かけます。
二連接・三車体のトロリーバス。
これはもうほとんどトラム並みの輸送力です。
旧型のトロリーバスは旧色のオレンジのまま。
かつてはトラムもこの色でした。
ふと街中の立て看板に目をやると・・・富士山!?
「COLLECTIONS JAPONAISES」
どうやらアートミュージアムでは、日本展が開催中らしい。
ちょっと興味ありますね・・・。
夜の旧市街はとてもいい雰囲気 ♪
光る石畳は中世と現代のコラボアート。
カテドラルもライトアップ。
こうやってみるとなかなか荘厳なたたずまいをしています。
今度来たときは、一度くらい中へ入ってみましょうか・・・。
レマン湖畔のホテル群。今回はこの中にひとつに宿泊しています。
街中散策というよりも、トラムやバスの紹介ばかりになってしまいましたね・・・まあ、そこは「鉄系ブログ」ってことでお許しを・・・(^^;)。
国際的に重要な機関が集結しているジュネーヴ。お堅いイメージそのままで、あまり観光で訪れるという街ではないかも知れません。でも、美しいレマン湖畔や中世の面影を残す旧市街をのんびり歩くと、何となく優雅な気分にさせてくれます。物価がむちゃくちゃ高いので、優雅なお買い物はできませんけどね・・・。
スイス編、もうちょっとだけ続きます・・・。