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高崎線・・・185系 特急「あかぎ」撮影記 [鉄道写真撮影記]

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2012.02.11
高崎線
185系 特急「あかぎ」
「ゴサゴ」展示会 撮影記
  

かつて東京発着のブルトレ牽引機として活躍し、ファンに絶大な人気を誇った名機・EF65P形。そのなかでも535号機は08年の引退後も美しい状態を維持して保管されており、その生誕45周年を記念した展示・撮影会が大宮の車両所で行われることになりました。今や本線上を(自力で)走ることができず、なかなかその姿を拝むことができない「ゴサゴ(=535)」。こういう展示会のような機会を大事にしたいと思い、私も大宮へ足を運んでみることにしました。展示会は午前10時からの予定。でもその前に、最近ちょっと気になっていた列車の撮影をしてから向かうことにします。その列車とは高崎線を走る特急「あかぎ」。「あかぎ」は両毛線の前橋・上越線の渋川と首都圏の上野・新宿を高崎線経由で結ぶ特急列車。朝に上り、夕方から夜に下りが運転されており、観光客向けというよりは埼玉北部や群馬への通勤ライナーといった意味合いが濃い、比較的地味な特急です。そんな「あかぎ」、このブログで取り上げるということは廃止に・・・? な~んて思われてしまうかもしれませんが(もう、すっかり葬式鉄化・・・汗)、今春の改正で多少の運転区間や編成の変更(渋川発着の廃止・14両から7両へ)はあるものの、列車自体の廃止や使用車両の変更などはありません。でもこの「あかぎ」は国鉄形の185系が使われており、撮り鉄的になかなか面白い列車なのです。

2月11日(土・祝)
大宮で行われる車両展示会へ行く道すがら、ついでに撮るつもりでいた特急「あかぎ」。はじめは近場の東十条や南浦和付近か、せいぜい上尾あたりで撮れればいいかと考えていたのですが、せっかくならスッキリしたところで、なおかつ光線状態もいいことに越したことは無い・・・などと思いはじめ、結局こんなところまで来てしまいました。

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高崎線を下車したのは岡部。
高崎線 岡部

新宿0728-(埼京757K)-赤羽0742~0748-(高崎839M)-岡部0858

大宮から高崎線で一時間近くもかかる岡部。もう「ついで」の域を超えています。おかげで休日は三本ある上り「あかぎ」のうち、最初の「4号」は途中ですれ違ってしまいました。改正後は土休日運転分が14両編成から7両編成に短編成化されてしまう「あかぎ」。14連で運転されている現状の「4号」は、しっかりと撮っておきたかったところでしたが・・・仕方ありません。さらに次に来る「6号」も通過時刻が迫っているので、お目当ての撮影地へと急ぎます。試し撮りする普通列車も無く、撮影地に着いて最初にやってきたのが「あかぎ6号」。

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遠くに上州の山々を望む高台のポイントで待っていると、
重いモーター音を響かせて現れたのは湘南色の185系。
高崎線 岡部-深谷

とくに狙っていたわけではないのですが、「6号」は湘南色のOM03編成が先頭でした。特急「草津」の運転開始50周年を記念して、当時の80系を模した湘南色へ無理矢理に塗り替えられたOM03。その姿を初めて見たときは腹を抱えて笑うほどおかしな電車だったのに、登場から一年半が経ち、今ではすっかり見慣れてしまいました・・・う~ん、慣れってコワい。ここでの湘南色「あかぎ」は予想外のサプライズでしたが、このようなイベント塗装はいつ元に戻されるか解らないので、撮れたことは素直に喜ぶべきかも。ちなみに湘南色は前寄りの7両だけで、後ろの7両は現行色(タイトル写真の「草津」と同様)。改正後は貴重になる14連の長編成を引きのある場所から撮ってみたくて高台にあるこの撮影地を選んだのですが、湘南色のインパクトが強くて後ろの7両があまり目立ちませんでしたね・・・。次の「8号」は10連。今の「6号」より短いし、同じ場所から撮っても面白くないので、今度は線路端から狙ってみることに。そしてこの「8号」こそが今回の大本命でした。

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眩しい日の光を浴びた復刻国鉄色の185系が高崎線を快走!
高崎線 岡部-深谷

晴天順光でA8の「あかぎ」が撮れた~ヽ(^◇^*)/  国鉄復刻色のA8編成を撮るのは昨年末の伊豆急で撮った「踊り子」以来二度目。実は同じ185系の「あかぎ」でも、上野行きの「4号」や「6号」(平日のみ運転の「2号」「10号」も)には大宮に所属する車両(7連のOM編成)が、そして新宿行きのこの「8号」には田町に所属する車両(10連のA編成)が使われています。そして田町に所属する185系A編成のなかには特急「踊り子」運転開始30周年を記念して、デビュー当時の斜めライン/// を復刻したA8編成も含まれており、運がよければこのように復刻色の「あかぎ」を見ることができるのです。運がよければ・・・なんて書きましたが、実は私はこの「8号」の運用に繋がる前日の「あかぎ7号(新宿→前橋)」にA8が入ったという目撃情報をたまたま見ることができたので、この日の「8号」にA8が入ることはあらかじめ知っていたのでした。湘南色と///、同じ記念の復刻色でも、やはり185系には///のほうがしっくりきます(贅沢を言えば「あかぎ」には横帯の「リレー号」塗装がいちばん似合うんですけどね)。ともあれ、好条件でA8「あかぎ」が撮れたのだから、ここまで来た甲斐があったというものです。

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「あかぎ」を撮り終えて撤収しようとしたら
EF210-108に牽引されたタンク貨物(4078レ)が見えてきたので、
青空を大きく入れて撮影。でもケーブルがかなり目立ちます・・・(^^;)

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岡部駅ではEF64 1003の貨物(3094レ)が入換中。
一連の入換え作業には何人かの同業者がカメラを向けていました。
やっぱりEF64は人気が高いのですね。
高崎線 岡部

岡部駅へと戻り、次に向かうのは当初の目的だった大宮車両所で行われているゴサゴの展示会。すでに岡部を出た時点で開門の10時をまわっており、会場到着は11時半頃になりそう。ひょっとしたらもう大混雑で入場制限が行われているかも知れないな・・・と思いつつ、高崎線で大宮へ。

岡部1022-(882M)-大宮1116

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大宮車両所の北門付近に鎮座しているのは
青大将色EF58 154とEF15 168の前頭部。
EF58はまだしも、デッキの無いEF15の姿はちょっとオマヌケ・・・。
大宮車両所付近

大宮駅から大宮車両所までは徒歩で10分ほど。沿道にはカメラバッグを提げた同業者の姿が多いものの行列などは無く、拍子抜けするほどすんなりと入場することができました。これなら毎年5月頃に行われている一般公開イベント「おおみや鉄道ふれあいフェア」の方がよっぽど人が多い。やはりメインがゴサゴ一機だけじゃそんなに集まらないのか・・・と思いきや、展示会場となる工場の主棟に入ると、そこには溢れんばかりのファンで熱気ムンムン!

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EF65 535を取り囲む、大勢のファン。
あらためてゴサゴの人気の高さが伺えます。
大宮車両所

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順番に撮影場所が空くのを待って、なんとか一枚。
このときは寝台特急「瀬戸」のマークが掲げられていました。
EF65Pの「瀬戸」・・・うーん、シブい!

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ヘッドマークは時間によって取り替えられます。
やっぱり「富士」や「さくら」が見たかったけれど、
私が着いたときにはもう終わっちゃっていました・・・(´・ω・`
)
それにしても、ここにある寝台列車のほとん

(というか、臨時化される「日本海」以外すべて)

今や過去帳入りしてしまったのですね。寂し・・・。

写真を撮る角度的に一番人気が高いのは7:3アングルのきれいな形式写真が撮れるあたりで、そこは超~カオス。しかも時間帯によってヘッドマークが変わるため、一向に人が入れ替わらないのです。これではラチがあかないと7:3を撮るのは諦めて、正面気味や広角で仰ぐようなアングルで撮影を試みます。それでも今回の展示会は珍しく棟内で行われたので、ブルトレ牽引を控えた出庫前のような雰囲気になって、なかなかいい感じ~♪

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「瀬戸」と同時刻の反対側(①エンド側)は「あさかぜ」マーク。
白い「あさかぜ」マークは特急色によく映えます

長編成の20系客車などを牽かせたいものですねぇ・・・(´~`)

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広角レンズで秀逸なサイドの塗り分けを強調。
区名札には名門・東京機関区を現す「東」の札が・・・。
ヘッドマークは「あかつき」に変わっています。

ゴサゴの周りにできた人垣は絶えることがありません。私は全部のマークを撮ろうとは思わず、一枚でもきれいなゴサゴが撮れればそれでよかったので、「瀬戸」「あさかぜ」「あかつき」の三種類が撮れただけでじゅうぶん満足し、ゴサゴから離れます。あとはそれ以外に展示されていた車両なども少し見て回りましょう。

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屋外で展示されたEF65 1041。こちらもすでに引退して保留車扱い。
デカパン特急色のPFには「あけぼの」マークが似合います。

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検査入場中のEF64 1025
数を減らしているロクヨン、こんなシーンも貴重なものになるかも・・・。

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分解整備中でバラバラなのはDE10 1189と1728の二機。

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鉄道模型コーナーにさりげなく展示されていたのは、
EF58 60のナンバープレート!
そういえば昔、大宮で解体された60の写真を雑誌で見て、
衝撃を受けたものでしたっけ・・・。

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会場内で販売されていたEF65 535の記念弁当。
幕の内タイプ(1000円)と牛肉太巻き(500円)の二種類がありましたが、
手軽に食べられる太巻きをチョイス。
この太巻き、値段の割りにボリューム満点でとても美味しい!
よく見たら山形・米沢の老舗駅弁屋「松川弁当店」謹製でした。
でも米沢駅の牛肉太巻きは950円もするんだよなぁ・・・。
この展示会だけの特別価格?まさに「太」っ腹!
(実際の米沢で売られているものと比べると量が少なめですが)
☆☆☆☆・

引退から四年もの月日が経ちながらも、美しい状態を保持し続けるゴサゴ。そしてその姿をひと目見ようと集まった多くのファンたち。現役を引退した機関車がその後に生誕45周年のイベントを行うなんてことが今までにあったでしょうか。ATS-PFとデジタル無線導入のあおりを受けて、走ることができなくなってしまったゴサゴですが(車齢の高かった同機には、首都圏走行に必要なこの新型の保安機器が搭載されなかった)、今でもこれだけの人たちに愛されている同機は幸せなのかも知れませんね。

大宮1330-(湘南新宿ライン3150Y)-新宿1359

 

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四年前、ラストランで「惜別」マークを掲げたEF65 535。
当時から貨物の運用には疎かった私ですが、
たまたま当日に別の撮影地でご一緒した方から
「ゴサゴがヘッドマークを付けて高崎線を上がっている!」
と教えていただき

東京貨物ターミナルに近い南武線・浜川崎支線へ先回り。
編成写真がきれいに撮れる川崎新町

すでに満員御礼状態だったので
隣駅の八丁畷で正面気味に捕らえたのでした。
08.03.29 南武線 八丁畷



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