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富士急行・・・京王色1000系 撮影記 [鉄道写真撮影記]

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2013.02.10
富士急行
 見えるか!?富士山!
 京王色1000系「甲斐の開運 蔵開き号」
 撮影記
 
  
   
 
    

中央線の大月を起点とし、富士山駅(旧・富士吉田)を経由して河口湖へと至る、山梨のローカル私鉄「富士急行」。地元の足としてだけでなく、首都圏から日帰り圏内の観光スポット、富士五湖や富士急ハイランドへのアクセスとしても有名な路線で、週末にはJRからの直通列車も運転されています。そんな富士急で現在の主力車両となっているのが、元・京王5000系の現・1000系。

京王5000系は東京オリンピック開催を翌年に控える1963年(昭和38年)に登場した18メートル片側三扉の通勤型電車で、裾を絞ったスタイリッシュな車体や運転台の窓をサイドに巻き込んだパノラマミックウインドウの採用など、その美しいエクステリアデザインからファンに人気の名車でした。しかし京王の近代化に貢献してきた名車も寄る年波には勝てず、本家の京王からは96年までに全車が引退。そのうちの何本かは地方のローカル私鉄へと譲渡され、現在も大半が各地で元気に活躍しています。このブログでは昨年夏に島根の一畑電車に残る5000系をご紹介しましたが、今回訪れる富士急はその第二弾ともいうべきでしょうか(その前に香川の高松琴平電鉄でも、ちょろっとだけ紹介していますね)。富士急では昨年末、京王5000系の生誕50周年を記念して、自社が保有する1000系一本をアイボリーホワイトにえんじ帯を巻いた、いわゆる「京王色」への復刻を行いました。この復刻色は一畑電車に続くもので、それが今回のお目当てです。

中央線沿線に住んでいる私からすると、大月から分岐する富士急は比較的行きやすい路線で、本当はもっと早くこの5000系・・・もとい、京王色1000系を撮りに行きたいところでした。しかし京王色は当然のことながらファンの人気が高く、復刻直後は多くの同業者が集まるだろうと判断。しばらくしてファンの熱気が落ち着いてから訪れようと思っていたのです。さらにもう一つ、行きあぐねていた理由が天気。「富士急」ということならば、やはり富士山を背景に撮りたい。しかし山の天気・・・というか、雲のかかり具合を読むのは容易なことではなく、昨年の御殿場線撮影でも苦労したように、たとえ天気予報が晴れであってもスッキリと富士山が見えるかどうかは解らないのです。でも、いつまでも天気予報とにらめっこしていたって始まりません。気温が上がる春になると空気が霞み、ますます富士山を撮るのは難しくなるので、そろそろ決着をつけたい・・・。そこで満を持して(?)、山梨県東部に晴れ予報が出ていた日曜日(10日)に富士急へ行くことを決めました。果たして富士山は微笑んでくれるのか?

 

2月10日(日)

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まずは中央線で富士急との接続駅、大月へと向かいます。
始発列車なので、回送表示で入線してきました。
中央本線 立川

基本的に富士山の北側に位置する富士急行線。日中は富士山に対してほぼ逆光となってしまうので、撮影するならば朝の早い時間帯が勝負です。早朝の5時過ぎに乗った列車は、立川始発の大月行き。てっきり115系かと思いきや、10両編成のE233系でした。折り返し、大月発東京行きとなる運用かな・・・?連休中日の車内には登山客の姿がちらほらと見受けられるものの、終始ガラガラ状態で大月着。

立川0524-(中央1319M)-大月0620

到着と同時に半自動ドアの開扉ボタンを押してホームへ出ると、一気に富士急のホームへダッシュ!ε=ε=ε=┏(;´Д`)┛コンカイモ、ハシルノネ ・・・というのも、ここの接続がわずか二分しかないのです。まあ、だいたい接続処置がとられているので乗り遅れることはないだろうけど、どうも気が逸ります。しかも連絡改札を抜けて、そこにいたのは・・・

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富士急ホームで接続待ちをしていたのは、
なんと、お目当ての京王色1000系(1001F)!
ちなみに左隣は「フジサン特急」用2000系です。
富士急行 大月

京王色 キタ━━━━(゚∀゚)━━━━ッ!!  なんと、いきなりのご対面です。この京王色、実は事前に富士急行のHPで運用を確認することができるのですが(土日運用のみ)、この日はお昼ごろに大月から河口湖へ向けて運転される企画列車「甲斐の開運 蔵開き号」と、その前運用にあたる午前中の上り普通列車(10列車)にばかり目がいってしまい、この朝イチの列車を見落としていました。これでは鉄として失格ですが、知らずに出会えたことで嬉しさは倍増。無我夢中で写真を撮っていると、車掌さんに「発車しますよ~、乗りますか~」とせかされます。あ、そういえば、二分接続だったっけ・・・f(^_^; ワスレテタヨ。

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側面に掲げられた5863の表記。
京王に用いられる独特な書体です。

今回の京王色復刻は塗装のみならず、車体に貼られた車号表記(現・1000系なのに5000系の車番である5113・5813を表示)や「前後で違う音色」の警笛、さらに床下の機器も京王5000系に準じたものへ再塗装するというこだわりよう。これは思わず外観ばかりに注目が集まりがちですが、実はこの復刻に選ばれた1001F(1001+1101)の室内は、広幅貫通路やロングシートなど「京王5000系」の面影を色濃く残す編成で、外観だけでなく車内も要チェックなのです。撮影を第一にと考えてはいましたが、できれば乗車もしたかったので、ここで乗ることができたのは本当に嬉しい誤算。しかも途中の都留市まででほとんどの方が降りてしまい、残った乗客は私と、端の方で寝こけているおじさんだけ・・・。これはもう、気兼ねなく車内を撮りまくります!(おじさんを起こさない程度にね ^^;)

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ロングシートが並ぶ、1001号の車内。
側扉は今や珍しくなった、一枚片扉です。

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5000系の特徴のひとつである広幅貫通路を、
中央からでーんと。
ね、本当に誰もいないでしょ・・・(^^;)。

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その貫通路上にある車端部の中吊りスペースには、
昔の京王の広告が掲示されています。
上は96年の「さよなら5000系」。
下は車両増備を知らせるもの(左)と、
「国電が近くなります」がキャッチフレーズの
新宿駅中央地下道開通の告知。
30~40年前のものかな・・・?
あ、奥に寝ているおじさんが写っちゃった・・・。

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車外の車号表記はエッチング加工で丁寧に再現していますが、
車内の表記はシール張り。
それでも表記を変えちゃうんだから、スゴいことです。

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車内外の表記を5000系に変えてしまった1000系。
本来の形式表記はというと・・・
あ、こんなところに「モハ1100」の文字を発見!(^^)

車内であれこれ撮っているうちにも列車は進み、やがて外も明るくなってきました。車内の様子もいいけれど、ここでいちばん気になるのは、なんといっても富士山。車窓的には東桂を出たあたりで、そのお姿が見えてくるハズ・・・。

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やがて左の車窓には、
朝日に照らされた富士山が・・・。
富士急行 東桂-三つ峠(車窓から)

むむむ、ちょっと雲が多めで微妙・・・?でも少なくとも、ドン曇りで全く見えないってことはなさそう。いま乗っている京王色が折り返してくるのは一時間半後ですから、その時に雲がどうなっているのか、こればかりは現時点で解りません。あとは運を天に任せ、私は富士山ポイントの最寄り駅、三つ峠で下車。

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三つ峠を出発する京王色と
ホームに置かれている「三ツ峠開運山達磨石」

左上にはうっすらと富士山も見えています。
富士急行 三つ峠

大月0622-(富士急1列車)-三つ峠0651

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赤い屋根でちょっとカワイイ雰囲気の三つ峠駅。
富士急行 三つ峠

富士急を撮影するのは、三年前に運転された中央線201系のさよなら運転以来。中央線の列車は定期で富士急・河口湖への直通運用を持っており、なじみ深い201系の「さよなら行脚」には富士急も組み込まれていたのでした。その時は201系の富士急入線が昼過ぎだったこともあって、逆光となる富士山バックは初めから頭になく、時期的に桜と絡めて撮影しています。なので、富士急のド定番である富士山バックを訪れるのは今回が初めて。知り合いが京王色の運転開始直後に訪れたときには、同業者が20人も集まったと言っていましたが、この日はというと・・・お、私が一番乗り (゚∀゚)! カメラをセットすると同時に踏切が鳴りだしたので、まずはためしに一枚。

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富士山を目指して走りゆく下り列車は、
富士急復刻色の1000系(1202F)。
これも撮りたかった編成のひとつです。
富士急行 寿-三つ峠(後追い)

富士山は出ているのに、手前が雲に遮られて撃沈・・・ではなく、まだ山の陰で日が当たっていないだけ。それよりも富士山、先ほど車窓から見たときよりも雲が流れて、てっぺんが顔を出しています。これならばイケるか!? しかしそのわずか15分後には・・・

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次の上り列車も1000系(1206F)。
これは富士山をモチーフにした現行色。
現行色といっても、1000系は現存する6編成すべてが
色違いなんですけれどね・・・。
富士急行 寿-三つ峠

う~ん、流れ雲で富士山が隠されてしまった・・・(・Д・`)。先月に訪れたしなの鉄道の浅間山バックでもそうでしたが、ホントに山の撮影って難しいっっっ(>ω<;)。雲の流れで富士山が現れたり、隠されたりで、もう、やさもさ*・・・いや、やきもきしながら列車の通過を待つのは心臓に悪いです (*やさもさ=千葉県木更津市を代表する踊り「やっさいもっさい」を縮めた言葉で、一部の千葉県民やジェフサポには有名なローカルネタ ^^;) 。 では本命の京王色は、いったいどうなったのかというと・・ドキドキ(´・Д・`;)ハラハラ

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晴れ渡った青空のもと、
京王の名車が雄大な富士を背に走り抜けます。

無事に富士山バックで京王色を撮れました~ヽ(*゚▽゚)ノ バンザーイ♪  もう見事なまでの晴れっぷり!!実は雲の流れにやきもきしていたのは最初だけで、線路上に日が当たるころには富士山にかかっていた雲もスッキリと取れていったのです (・ω< ) テヘ☆。

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ちょっと時間をさかのぼって・・・京王色の前には、
先ほど下って行った富士急復刻色が一足早く戻ってきました。
この頃はまだ少し麓に雲が滞っていますが、
もうほとんど気にならない程度。

上の富士急復刻色の通過が京王色の30分前。もうこの時点で上空に遮る雲はなく、麓の雲も消えかけていたので、勝利を確信していました。最終的には京王色目当てで5人くらいが集まった富士山バックの撮影地。風は冷たかったけれど、大満足の結果を得ることができました(^^)v。

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同ポイントで、もうちょっとだけ粘って
JRの115系で運転されている1453Mを撮ってゆきます。
京王色よりも少し引いて、富士山の裾を広く入れてみましたが、
そうすると、手前の住宅も入ってきちゃうんだよね・・・。

いま大月方面へ上って行った京王色は前述したように、お昼過ぎの12時10分に大月を発車する「甲斐の開運 蔵開き号」へと充当される予定で、次の狙いはその列車。でも今はまだ10時前、まだ二時間以上もの時間があります。そこで少し沿線を歩きながら、午後の列車が撮りやすそうな撮影地を探してみることにしました。

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新宿から直通してくる183系の「ホリデー快速 河口湖」号は、
富士山バック近くのインカーブで狙ってみます。
でも編成長を読み切れず、後ろがギリっギリに・・・(´Д`;)。
(いちおう、入っていますが・・・^^;)
二~三両編成ばっかし撮っていたから感覚が鈍ったかな?
富士急行 三つ峠-寿

しかし列車がきれいに撮れる場所などというものは、適当に沿線を歩いていたって、そう簡単に見つかるものではありません。そんな事は今までの経験から重々承知の上で、今回も新たな撮影地が見つかればラッキーくらいの心持ちで探してみたものの、いちおう「押さえ」としての撮影地はアタマの中にありました。しばらくは線路沿いを歩くも工事箇所などがあったりして思うような撮影地は見いだせず、結局、その押さえのポイントへと向かうことに。そこは三年前の前回に201系を撮影に来た寿駅界隈。寿は三つ峠の下り方次駅で、結果的に一駅間(3.0キロ)を歩いたことになります。

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まずは寿駅近くにある日月神社へと向かいます。
撮影地はこのお社の裏山になるのですが、
撮影前にまずはお参りをば・・・ (-人-)パンパン。

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その神社の裏山から俯瞰で狙ったのは、
先ほど富士山バックで撮った115系の折り返し4542M。
国鉄型の115系もいつまで安泰か解らず、
撮れるときにしっかり撮っておきたいものです。
富士急行 三つ峠-寿(後追い)

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暮地(くれち)という名の集落を入れて、もう一枚。
インカーブ側の方が光線状態が良くなります。
115系の真後ろでは、新たな道路が建設中。

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未練がましく、さらにもう一枚
・・・って、列車がどこにいるのか、解ります?(^^;)
ちなみにこの写真で115系が走っているのは、
先ほどの183系「ホリ快」を撮ったあたり。

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続いては、富士急の看板列車「フジサン特急」。
展望席を備えたこの車両(2000系)は、
元・JRのジョイフルトレイン
「パノラマエクスプレス・アルプス」です。
そういえば、この「フジサン特急」の置き換えに、
元・小田急のRSEが来るって聞いた覚えがありますが・・・
あのハナシはどうなったんだろう?

まずは寿駅近くにある神社の裏山から、115系の4542Mを中心に何本か撮影。ここは大きく弧を描く富士急の線路を俯瞰から眺めることができる、ダイナミックな撮影ポイントです。三年前にも訪れているお気に入りの撮影地ですが、実は三年前とは少しだけ情景が変わっていました。それは沿線の道路工事・・・ではなく、線路に沿って林立する架線柱。

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三年前に同ポイントで撮った1000系。
一見、今とあまり変わらないように見えますが、
よく見ると架線柱が違います。
10.4.10 富士急行 三つ峠-寿

そう、前回は木製の架線柱だったところが、コンクリート製に取り替えられていたのです。ローカル私鉄のストラクチャーとして、いい味を出していた木製架線柱。同じソネブロ仲間のしおつさんが、この富士急の木製架線柱についての近況報告をされていましたが、やはりこの界隈も取り替えられてしまったようです。ではもう木製の架線柱は見られないのかというと・・・実はまだ所々に何本かが残っていました。せっかくなら、この木製架線柱と京王色をウマく絡められないかな?

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神社から寿駅方向へ進んだ線路沿いで。
手前二本が木製のまま残されています。
しかしその奥は真新しいコンクリ架線柱となっており、
手前の木製が立て替えられるのも時間の問題か?
富士急行 三つ峠-寿

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そのうちの一本が踏切脇から撮りやすそうだったので、
クローズアップ。
光のあたり具合も良く、いい味だしています。
ちょうどシブい色の1000系、
「富士登山列車」がやって来てくれました。

ふだんは編成にかかることをきらい、最近では「串パン(パンタグラフが架線柱で串刺しになること)」なんて言葉があるほど、撮り鉄には厄介がられている架線柱。それをメインに撮影したなんて、撮り鉄人生で初めての経験かもしれません。でもこういうアングルも案外、面白い絵になるものですね。かといって、やはり本命の京王色をこのアングルで撮る余裕と勇気はなく・・・撮影地を変えて、いざ本番。

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短笛とともに、カーブの奥から顔を出した京王色。
ちょっと苦しいけれど、木製架線柱と絡めて・・・。
富士急行 三つ峠-寿

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手前まで引き付けて、端正なお顔のアップを。
側面まで回り込んだ大きなパノラミックウィンドウ、
中央には細い貫通扉があり、その上にヘッドライトを配した構成は
まさに無駄の無い美しさ。これぞ名車・5000系。
そしてこの顔にはやはりアイボリーの京王色が似合います。

きれいな順光で京王色「甲斐の開運 蔵開き号」を撮ることができました~ヽ(´∀`)ノワーイ! 。ここは三年前にも本命である201系を撮った場所で、前面にいい光が当たることは承知済み。残念ながら201系の時は直前に雲が沸いて撃沈に終わりましたが、今回は不安視するような雲はまったく無く、安心して京王色を迎えることができました。

これで撮影は終了ですが、今旅も乗り降り自由のフリー乗車券*で来ているので、やはり終点まで乗らにゃもったいない(すでに元は取れているけれど)。そこでこのあとは富士急の終点である河口湖まで乗り通してみたいと思います。(*JR発売の「河口湖・山中湖セレクトフリー乗車券」・・・この切符は大月までのJR往復乗車券と富士急行線内が一日フリーで、なんと都区内から3800円。都区内(西荻窪)から大月までは普通乗車券だけで片道2010円ですから、このフリーきっぷならば実質、富士急の乗車券代が0ということになり、超おトク!^^)

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下り列車は「甲斐の開運 蔵開き号」が出たばかり。
次の列車までは一時間の待ち時間があったので、
ここ寿駅近くでお昼をとることにします。
今回のお昼ゴハンは富士吉田名物の「吉田うどん」。
非常にコシの強くて、太い手打ちうどんは
食べ応えじゅうぶん! (゚д゚)ウマー!
茹でキャベツが乗っているのが特徴です。

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オナカが満たされたところで、寿駅へ。
おめでたい名前のこの駅、
春には満開の桜が咲き誇ります
富士急行 寿

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寿のホームへ入って来た、下りの河口湖行きは、
富士急の復刻色車1202F。
朝に乗った京王色に続く復刻色車で、
この日は乗り鉄的にもツイているかも~(^^)
富士急行 寿

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途中の下吉田では寝台列車と交換!?・・・ではなく、
これは下吉田駅の駅舎脇「下吉田ブルートレインテラス」
に保存されているブルートレイン(スハネフ14 20)。
元々は「北陸」に使用されていた客車ですが、
ここではもちろん「富士」のマークが掲出されています。
富士急行 下吉田(車窓から)

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今度は車窓にかつての国鉄急行型電車169系の姿が。
でもこれは先ほどのブルトレと違って保存車ではなく、
同系列が種車となっている「フジサン特急」(元・165系)の
補修用部品確保用なのだとか。
富士急行 富士山付近(車窓から)

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主要駅の富士山は、一昨年に富士吉田から改称された駅名。
この改名で「富士山に一番近い鉄道としてのイメージを
より強調し、旅客誘致につなげていきたい」とのことですが、
個人的には富士山駅といわれても、いまいちピンと来ません・・・。
この富士山で列車は進行方向を変え(スイッチバック)、
河口湖へと向かいます。
富士急行 富士山

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寿から20分、
大月から乗り通すと約一時間(普通列車)で、
富士急の終点、河口湖着。
二面三線の(留置線除く)の構内に顔を揃えたのは、
左から元・JR205系の6000系、
私が乗って来た富士急復刻色の1202F、
そして先ほど撮った京王色の1001F。
6000系が増備されると、1000系は順次、
離脱してゆくことになります。。。
富士急行 河口湖

寿1347-(19列車)-河口湖1407

寿から下りの普通列車に乗車し、スイッチバック構造の富士山を経て、終点の河口湖まで乗り通してきました。この日の河口湖では、先ほど撮った京王色にもヘッドマークが掲げてあったように、地元・富士五湖唯一の造り酒屋「井出醸造店」で新酒のお披露目会、いわゆる「蔵開き」が開催されています(列車名にあった「甲斐の開運」とは、この醸造店の代表的な銘柄)。しかし残念ながら、酒造所まで行って蔵開きを見学するほどの時間的な余裕はなく、駅構内の売店で「甲斐の開運」を買って帰路へつくこととしました(hanamura 師匠、スミマセン ^^;)。

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河口湖で購入した「甲斐の開運」。
迷いながらも、さすがに3000円の大吟醸には手が出せず、
私が買ったのは、富士山の水と北麓の米で作られた
吟醸「雪解流(720mL¥1500)」。
ちなみにこれは車内での飲み鉄用ではなく、
家に帰って、ゆっくりと楽しみます。

河口湖1421-(24列車)-大月1514~1521-(中央1650M)-立川1632


京王色1000系と富士山のコラボを求め、三年ぶりに訪れた富士急。富士山がクッキリ見えるという絶好の撮影日和に恵まれて、気持ちのよい撮影ができました。蔵開きでの試飲はできませんでしたが、この日撮れた写真を見返しながら口にする「雪解流」の味は、もうサイコーです (^^) 。

元・JR205系の譲渡による6000系の増備で、1000系や5000系(富士急オリジナル車)の将来が気になる富士急。個人的には車両ばかりに目がいってしまいますが、今度は豊かな自然のなかを走る列車の姿などといった情景写真も撮りに、また訪れたいと思っています。



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