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東海道本線・・・583系 撮影記 [鉄道写真撮影記]

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2014.03.08 
東海道本線
 
相模灘を臨む、早春の撮り鉄日和 ♪
583系 「河津桜 臨」 撮影
  

 

三月に入って、暖かな日差しにだいぶ春を感じるようになってきました。こうなると撮り鉄としては、カメラを持ってどこかに出かけたくなるもの o~((((~´∀`)~フラフラ~。折しも、列車的にはダイヤ改正の直前、そして情景的には梅の花が見頃を迎えている時期ですが、私が今回の撮影ターゲットに選んだのは、この時期ならではの臨時列車である「河津桜臨」。河津桜とは静岡県の伊豆半島にある河津町で原木が発見されたことに由来する早咲きの桜で、今や梅花と並ぶほど、早春の風物詩にも挙げられます。その河津桜見物の観光客を運ぶ臨時列車が、通称「河津桜臨」と呼ばれるもので、花の見頃に開催される「河津桜まつり」に合わせて、毎年多数の列車が東海道本線を伊豆方面に向けて運転されます ( ̄。 ̄)ホホゥ。なかでも、ここ数年で撮り鉄の注目を集めているのが、はるばる秋田から河津桜を目指してやってくる団体列車。その使用される車両は、なんとファン垂涎の貴重な国鉄特急型、583系なのです (゚∀゚*)オオッ!! 。 ふだんは東北地方の臨時列車やイベント列車を中心に使われている583系が東海道本線を走るなんて、これは国鉄型ファンにとって胸熱ではありませんか!(*゚∀゚)=3ハァハァ! 今まで私は、その運転時間帯や当日の天気などの関係で、なかなか撮影機会がなかった583系の「河津桜臨」。ようやく今年は初参戦することができ、予報では天気も上々のようです。o(^o^)o ワクワク♪


3月8日(土)

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人影まばらな早朝の東海道線ホームから乗るのは、
沼津ゆきの普通列車321M。
数年前までこの321M列車は、JR東海の特急型車両
373系が使用されていたことで有名なおトク列車でしたが、
今ではふつうのE231系になってしまいました・・・。
▲東海道本線 東京

まだ夜が空け切らぬ早朝の5時半、東京から東海道線の普通列車に乗り込みます (*´0)ゞoOファァ… 。こんなにも早い時間帯の列車で出向かなくてはならないのは、件の臨時列車が583系の設備を存分に発揮した夜行列車であり、終点の伊東到着は朝の8時半。それを沿線で撮ろうとするならば、最低でも7時台にはお目当ての撮影地に着いていたいところなのです。ちなみに、583系の東海道入線はちょうど一週間前の前週(3/1)にも同様にあったのですが、そちらの伊東到着は今回よりも一時間早い7時半で、ウチからは初発列車に乗っても間に合いませんでした。そう考えると、早朝出動は決して楽ではないけれど、今週は初発に乗って間に合うだけありがたい。列車が横浜を過ぎた頃から車窓は徐々に明るくなりはじめ、国府津のあたりでは眩しい朝日が相模湾を照らしているのが見えました。予報通りの快晴ですヽ(´▽`)ノワーイ♪。

東京0520-(東海道321M)-早川0647

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相模湾にほど近い早川駅。
週末朝の利用者には、
釣り客なども多く見受けられます。
▲東海道本線 早川

東京から一時間半、私が列車を降りたのは小田原の隣駅・早川。撮り鉄の方ならば早川で下車した時点で、もう私の目的地がお解りでしょう。そう、高台のみかん山から相模湾沿いを行く列車が狙え、今や東海道本線で随一の撮影ポイントとも言える、早川~根府川の「石橋鉄橋」です。やはり今回の撮影で私的にいちばんの焦点は、「東海道本線を走る583系」。そこで、東海道本線らしい温暖な情景が臨める場所というと、私にはこの超有名な撮影地以外に思い浮かびませんでしたし、鉄ならば誰もが東海道本線だと解るこの場所で、583系を撮りたかったのです。

早川駅から海沿いの国道を歩くこと20分ほどで、鉄橋下の石橋集落に到達 C= C= C= ┌(*・ω・)┘テクテク。 さらにここから山へと続く急坂を、鉄橋が見下ろせる高さにまで上がってゆかねばなりません (;´Д`)=3ヒィハァ。脚力の個人差はあると思いますが、だいたい駅から撮影地まで徒歩での到達時間は30~40分と言ったところか。

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早川と根府川の間にあるのが、小田原市の石橋集落。
手前の線路が東海道新幹線で、
奥に見える海沿いの鉄橋が東海道本線です。
どちらも高台からスッキリと撮れる、まさにお立ち台的な撮影地。
ちなみに鉄橋の正式名称は玉川橋梁なのですが、
集落内を流れる小さな玉川はもとより、
石橋集落全体を大きく跨ぐこの鉄橋は
通称の「石橋鉄橋」として呼ばれることが多いようです。

この石橋鉄橋を私が訪れるのは、一昨年の三月に東海道本線で運転された客車列車の「いず物語号」以来で、ちょうど二年ぶり。そのときは一日じゅうほぼ曇天だったこともあり、あまり光線状態を気にせずに定番の海バック(山側)で撮影をしましたが、本来は晴れると午前中の海バック側は逆光になります σ(゚・゚*)ンー…。そこで、朝から快晴の今回は、前回とは逆サイドの海側から狙ってみることにしました。こちら側から撮ると、背景に入る海の面積はどうしても少なくなってしまいますが、やはり晴天日はできるだけ順光を優先したい。私が着いた時点では、「逆光だけど海バック派」と、「順光だけど海が少ない派」が、それぞれ半々と言ったところでした。ただし撮影地のキャパ的には、後者の方がずっと小さい。

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これは以前(二年前)に、
海バックの山側で撮った「いず物語号」。
列車の背景に大きく海を入れることができます。
ただし、晴れると午前中は逆光に・・・。
▲12.3.3 東海道本線 早川-根府川(再掲)

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そしてこちらが今回選んだ、海側。
海が入る面積は少なくなってしまうものの、
午前中はきれいな順光となります。
鉄橋上を走るのは、トヨタ自動車専用貨物の
「トヨタ・ロングパス・エクスプレス」。
牽引機は某所で今年度の流行語に選ばれそうな、
「桃太郎じゃ~ん!(´∀`) 」(笑)
▲東海道本線 早川-根府川

どちらのアングルも捨てがたく、あとは個人の好みによるところだと思いますが、私がカメラを構えた順光側からはこの日、嬉しいことに丹沢や大山の山容がハッキリと見えてくれましたた。これならば海は半分でも、補って余りある魅力になるかな? (´▽`*)イイカンジ♪  無事にアングルも決まって、あとは本命の583系が通過するのを待つだけ・・・なのですが、どうもまわりの方々の情報によると、秋田から来る583系は、羽越本線内の強風による影響で遅れが出ているらしい ( ̄△ ̄;)エ…。いったい、どのくらい遅れているのかと、私もスマホを取り出して目撃情報などを調べてみると、定時ならばこの石橋鉄橋を通過していた頃であろう8時の時点で、いまだ都内の大崎あたりを走行中とのこと・・・(´Д`;)アリャマ…。ということは、少なくともココへ来るまでにあと一時間以上はかかります。しかも団体臨時列車は定期列車の合間を縫うように走りますから、特急列車の待避などでさらに遅れが増大する可能性も・・・(-"-;*)ウーン…。この日は晴天ではあるものの、強い北風がとても冷たい:;(∩´﹏`∩)サミーッ;:。この状況であと一時間ものアディショナルタイム(追加時間)は正直辛くて、テンションも下がり気味・・・ε-(ーωー;)フゥ…。まわりの方々との会話も自然と少なくなってゆきます。そんななか、本来は583系のあとに通過するハズだった、185系の「踊り子101号」が先にやってきました。ところが、その編成と言うのが・・・∑(゚ロ゚〃) ハッ!!

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トンネルを抜け、緩やかな弧を描きながら現れたのは、
緑色の斜めラインが入った185系の「踊り子」号

///キタ━━━━━(゚∀゚)━━━━━ッ!!
なんと、国鉄復刻色のA8編成ではありませんか! これはとても嬉しいサプライズです!ヾ(^ω^)ノワーイ♪  まわりの方々も「おお~!A8だよ!」とか、「いや~、ラッキー!ラッキー!!」と喜んでいて、583系の遅延で下がりかけていた現場のテンションは、思いがけないA8編成と言うカンフル剤で、一気に活気づきました。この勢いで583系も迎えたいところですが、その肝心な583系はというと・・・おおっ!目撃情報によると、大船付近まで来ているとのこと (゚∀゚*)オッ!!。大船から早川ならば、あと残りは30~40分と言ったところでしょうか (・∀・)モウチョイダネ…。依然、高台で冷たい風に吹き付けられるキビシい環境には変わらないものの、先が見えてきたことで、モチベーションが高まります (`・ω・´)-3 フンス! 。 結局、その後も特急などを退避しながら583系は進んできたようで、定時から遅れること一時間半。待ちこがれた青い列車は、ようやく眼下の鉄橋上へその姿を見せました (゚∀゚*)キ、キタ…。

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快晴の空のもと、
青く染まった相模湾を臨みながら、
早春の東海道を行く583系。
最高の舞台に、最高の役者が躍り出ました。

快晴の石橋鉄橋で、583系が撮れました~ヽ(*≧∇≦*)ノ ワ━━イ!!。
東海道線らしい、相模湾沿いを行く583系の姿・・・これぞ撮りたかった、念願のワンカットです。゚+。*・。゚(゚ノ∀`゚)ウレスィ゚。・*。+゚。 雲に遮られること無く、日差しは安定していたものの、遅れの時間が経つに連れていちばん心配していたのは、気温が上がることで背景に写る丹沢の山々が霞んでしまうのではないかということでした。たしかに定時通過だと、はじめに撮った「ロングパス・エクスプレス」の時くらいハッキリしていたのですが、実際の583系通過時にも、思っていたほど山は霞むことなく写ってくれたので、ホッとひと安心 ε-(´∀`;)ホッ。一時間半もの延長戦を強いられる結果となりましたが、無事に本命の583系が撮れ、さらに復刻色185系のオマケまで付いてくるという、大満足の結果になりました ヨカッタ(^^)ヨカッタ 。

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583系の4分後に続行でやってきたのは、
同じく「河津桜臨」で、高尾からの185系団臨。
昨年までの183系に代わり、
最近ではこの185系の団臨をよく目にします。

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さらに15分ほど待って、
東京へ向かう「アルファ・リゾート」も撮影
(特急「リゾート踊り子」の回送列車)。
カラフルな「床屋さんカラー(サインポールね)」は

遠景にもよく映えます(^^)
▲東海道本線 早川-根府川(後追い)

本命の583系に続き、185系の「河津桜臨」、さらに「アルファ・リゾート」まで撮って、同ポイントからは撤収。それにしても、観桜目的の団体客を輸送する臨時列車の撮影はできたけれど、いまがちょうど見頃を迎えている河津桜自体を見ていないのは、なんだか寂しいような、もったいないような気もしますね・・・ (´へ`)ウーン…。できることなら、このあと東海道線と伊東線、伊豆急行を乗り継いで河津まで行き、河津桜満開の河津川のほとりで、伊豆急の列車と桜のコラボカットなどを撮りたいところ ハナミダ♪ヘ(゚ω゚ヘ)三(ノ ゚ω゚)ノハナミダ♪・・・なのですが、ローカル私鉄の伊豆急はけっこう運賃が高くて、早川から河津まで片道だけで1980円もかかってしまいます(そのうち、伊豆急の伊東~河津が1330円)。これは東京から早川までのJR普通運賃よりも高く、「ゾーゼーマエ(増税前)」って言葉にノせられて、新しいカメラを買ってしまったばかりのボンビーな私には、とても「ついで」程度に足を伸ばせる額ではありません・・・彡(-ω-;)彡ヒューヒュー。残念ながら河津桜と列車のコラボカットは、またの機会に・・・(´・ω・`)ショボーン… と思いきや、実は私が今いる、この石橋の集落や山の中腹にも、何カ所かに河津桜の木があるのです (゚∀゚*)オオッ!! 。 もちろん、こちらも今がまさに満開の見頃。

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集落から山へと続く農道沿いに植えられた河津桜。
木は小振りですが、花は見事な咲きっぷりです。

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そんな満開の河津桜と
下を走り抜ける東海道新幹線N700系を絡めてみました。
青空にピンク色の桜花が際立ちます (^^)。
▲東海道新幹線 小田原-熱海

ちょっと列車が遠いけど、なんとか新幹線とのコラボカットが撮れました。今年初の「桜鉄」です(笑)。木が若くて小振りなところや、添え木がまだ新しいところなどを見ると、これは最近になって植樹されたものなのかもしれません。立派に成長して大きな木になれば、いずれはここも桜鉄の名所となることでしょう (^^)。でも、今はまだ細くて、やはりボリュームに欠けるのは否めません。この木には更なる成長を期待して、さらに歩みを進めます ...(((o*・ω・)o 。いったん山を下りて集落内の入り組んだ道を行くと、やがて驚くくらい見事な桜並木が見えてきました w(゚o゚*)wワォ!!。

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石橋集落の細い路地に咲き誇る、
鮮やかな河津桜の並木。
見物人の姿は無く、静かに佇んでいます。

実は山の上で集落を眺めていた時から、この桜並木には目をつけていたのです。実際に下りて近づいてみると、まさに圧倒されるようなボリュームと美しさ *.+゚☆ウワー(´▽`)キレー゚+.* 。 しかし、どんなに見事な桜並木であっても、列車と絡められなくては鉄道写真として成り立ちません。ここは複雑に入り組んだ集落の路地にある場所だし、線路からもちょっと離れている。スッキリと列車と絡めるのは難しいだろうな・・・(゚ペ)ウーン… などと思いながら、その桜並木の周囲をためしに歩きまわってみると、なんと意外にもその坂道と言う立地条件が幸いして、工夫次第では列車とのコラボカットが撮れそうではありませんか!(゚∀゚)オッ!  慎重に桜の枝と線路の見える範囲を調節しながらアングルを決め、ためしに列車が通過するのを待ってみます。

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ここで最初にやってきたのは、
なんと485系和式電車の「宴」。Σ(・ω・ノ)ノ ヌヲッ!
思いがけず、ピンク色同士のコラボとなりました。
あとから調べてみると、熊谷から熱海への団体列車で、
おそらくこれも「河津桜臨」だと思われます。
▲東海道本線 早川-根府川

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実は当初からの狙いはコッチでした。
東海道線の手前を横切っている新幹線です。
満開の河津桜から顔を出した、N700系「のぞみ」

実は10回くらい挑戦して
やっとウマくフレームに収まった一枚。

やっぱり時速200キロ越えはむちゃくちゃ速いです (^^;)。
▲東海道新幹線 小田原-熱海

おお~!なかなかいい感じではないですか!(・∀・)イイネ! カメラを構えて最初にやってきたのが和式電車の「宴」とは、予想外でちょっとビックリしましたが、ここはほぼ同じ位置から在来線(東海道線)と新幹線の両方が桜絡めで撮れちゃう、なんともおトクなアングルでした(笑)。でも、やっぱり新幹線の方が存在感あって絵になりますね。さらにこの撮影場所、列車の向こうにはスッキリと海が抜けているってところも好印象です。石橋集落でこんなカットが撮れるとは、思いもよりませんでした。何気なく散策してみるもんだなぁ・・・(´▽` )。

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列車の通過を待っていたら、
おばあさんとお孫さんと思われる二人が現れたので、
ちょっと引いて撮ってみました (^_[◎]oパチリ 。
このほうが集落の雰囲気が感じられるかもしれませんね。
ホントは二人が桜を見上げているところを撮りたかったものの、
その瞬間に列車は現れず・・・(´Д`;)アウ…。
帰りかけたところでなんとか一枚撮れましたが、
あらためて鉄道写真の難しさを痛感しました (^^;)。

583系撮影後は軽く散策して、適当なところで切り上げるつもりだったのですが、つい河津桜撮影の方にも熱中してしまい、気がつけばけっこうな時間が経っていました。ならば延長ついでに、もう一本だけ狙いたい列車があります。河津桜が咲く集落を抜け、再び坂を上がって山の方へ o(・ω・*o )))...。そろそろ日の当たる方向が変わり、今度は海が背景に入る山側の方が順光になるハズです。

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真っ青な相模湾をバックに石橋鉄橋を走り抜ける、
485系多目的電車「いろどり(彩)」

これは立川からやってきた団体列車です。
本当にこの日は

いろいろな臨時列車が見られました(^^)
▲東海道本線 早川-根府川

しかし、正午過ぎに通過した団体列車の「いろどり(彩)」は、まだ手前サイドまで日がまわっていませんでした。午後順光の山側が完全順光になるには、もう少し時間がかかりそうです (゚ペ)ウーン…。でも、私が撮りたかったのは、この「いろどり」ではなく(というか、先ほどの「宴」も、この「いろどり」も、運転されるのを知らずに、たまたま撮れた・・・(^^;)ゞポリポリ)、朝イチに「踊り子101号」で伊豆急下田へと下っていた、185系復刻色(A8編成)の折り返し列車。朝は海側から撮ったので、今度は午後順光となる山側から海バックで狙おうというワケです。運用をたどると、「101号」の折り返しは「104号」となり、この石橋鉄橋には13時40分頃に通過します。その頃には手前サイドまで日が当たると思われたのですが、結果は・・・

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東海道本線の名所を行く、185系復刻色。
やはり185系はこの塗装を纏って、
海沿いを行く姿が似合います。
中央線特急への新型車両導入も正式発表され、
今後はこの185系「踊り子」にも、大きな変化がありそうです。

再び///キタ━━━━(゚∀゚)━━━━ッ! ・・・ケド、う~ん、まだちょっとサイドの日当りが弱かったか・・・σ(^_^;)アリャ。それでも、この石橋鉄橋の相模湾バックで185系復刻色が撮れただけで、私的にはじゅうぶんな成果でした。そもそも、この復刻色との巡り合わせは、583系の待ち時間にキャッチできた偶然の賜物でしたし(考えてみたら、偶然の産物ばっかしだな・・・(^皿^;)ゞ )

風は冷たいものの、好天に恵まれた一日。もう少し粘って、この機会に貨物列車なども狙おうかと思ったのですが、花粉症である私はそろそろ薬の効き目が薄れてきて、禁断症状(くしゃみ、鼻水ね)が現れてきてしまいました (っ*`з´)っ・:∴クシュン!。今年は例年よりも飛散量が少ないとのことですが、さすがに風邪のつい良い晴天日に一日じゅう屋外にいるのは辛いものがあります (; ̄ii ̄)ズルズル 。583系に始まり、185系復刻色や河津桜コラボなど、満足できる結果が残せたし、ここはムリをせず、これにて終了とします。この日は都内で、SLのデゴイチことD51 498が約10年ぶりに上野駅への入線を果たすなど、鉄道の大きな話題があった日でしたが、私は石橋集落でのんびりと過ごし、満開の河津桜で一足早く春爛漫を味わいました(^^)。さて、帰りは節約のために小田急を使うかな・・・(早川~新宿、JRだと片道1450円に対して、小田急経由だと990円!その差は決して小さくない!)

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ちょっと遅めのランチは、
乗り換えついでに小田原駅近くで、
地元産のアジの塩焼き定食。
形のいいアジが食欲をそそります。
ホントは一本付けたいところでしたが、
節約中のため、お茶でガマンです
・・・
( ;-ω-)旦ゞズズ…

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往路は時間の関係からJRを選びましたが、
復路は運賃の安い小田急線を利用します。
もちろんロマンスカーなど乗らず、急行です。
節約、節約・・・(`・ω・´)。
▲小田急小田原線 小田原

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下北沢経由で井の頭線へ乗り換え、吉祥寺着。
それにしても下北沢で、地下三階の小田急から

地上二階の井の頭線への乗り換えは、
混雑と階段の多さで、
石橋集落の坂道を上がるよりも

ずっと
キツく感じました・・・
ε=('A`;)ヒィハァ…
▲京王井の頭線 吉祥寺


早川1336-(東海道854M)-小田原1338
小田原1456-(小田急線急行)-下北沢1618~1627-(井の頭線急行)-吉祥寺1640

 


☆オマケ☆

本文のラストでもちょろっと触れましたが、先週土曜日(8日)には某テレビ局の震災復興応援企画で、D51 498が約10年ぶりに首都圏の上野駅へ入線し、大きな話題となりました。私は混雑を避けて、今回の撮影には出向きませんでしたが、テレビで見る限りでは大きなトラブルも無く、大いに盛り上がったイベントだったみたいですね (^^) 。そんなデゴイチの上野駅入線というと、私はやはり「アノ列車」を思い出さずに入られませんでした。そう、D51 498の復活後に最初の運転となった、1988年12月23日の「オリエントエクスプレス」牽引です(そういや、この「オリエント」も、今回と同じ某テレビ局の企画列車だったな・・・(´∀`;) )。

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特別マークを誇らしげに掲げたD51 498を先頭に、
夕方の東北本線を行く「オリエントエクスプレス」。
D51の次位につく本務機は、EF58 61。
今見ても、スゴい列車が走ったものです・・・

(´▽`*)ナツカシーネ
▲88.12.23 東北本線 尾久付近

88年にイベントで来日した「オリエントエクスプレス」の国内最終運転を、復活したばかりのデゴイチが牽引する・・・当時も今回のデゴイチ運転同様、見物には鉄だけでなく一般の方も大勢加わって、沿線は騒然とした雰囲気に包まれていました。沿道や跨線橋は、まさに人で鈴なり(後方に写る跨線橋にも大勢の人影が見えます)。会社や学校をサボって、朝から場所取りをしていた方も多かったとか・・・(現在の12/23は天皇誕生日で祝日ですが、昭和の当時は平日でした)。あらかじめ発表されていた、デゴイチが牽引する区間は、上野から大宮までのわずかな距離。私が数日前から下見をして決めた撮影地は、尾久駅近くの直線でかぶりつくことでした。今思えば、これでは後ろの「オリエントエクスプレス」客車がよくわからないし、どうせなら、もっとそのときの状況が解るような情景的なカットを撮っておくべきだったとも思いますが、このときはとにかく、デゴイチが走ったという記録を残すことで精一杯でした (^^;)。

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こちらは大宮までの「オリエントエクスプレス」牽引後に、
東大宮操車場(現・大宮車両センター)に入ったD51 498。
デゴイチの姿見たさに、ダメ元で駆けつけてみると、
線路内に立ち入らなければいいと言う条件で、
敷地内での撮影を許可していただけたのです。
でも、当時は慣れない夜間撮影に四苦八苦し、
結局は単なるデゴイチの単機カット

なってしまいました・・・(^^;)。
ヘッドマークは外されていますが、
いちおうテンダー(炭水車)に「オリエントエクスプレス」の
ロゴマークが入っています・・・。
▲88.12.23 東北本線 東大宮操車場(当時)



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