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磐越西線・・・485系「あいづライナー」撮影記 [鉄道写真撮影記]

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2014.10.24
磐越西線
秋の夕陽に挑む、一年越しのリベンジ!
 485系「あいづライナー」撮影記
 
  

10月最後の週末は、ど~しても外すことができない仕事上のイベントが土日に設定されており、私は休日出勤の要請をやむなく受けることとなりました (・ω・`)シャーナイネ。事前の天気予報によると、この週末は全国的に行楽日和の晴天になるとのことなので、本来ならばどこかへ撮影に行きたかったんだけれどなぁ・・・(・ε・`)チェ。そんな恨めしい気持ちでスケジュール表を眺めていたところ、その前日の金曜日は比較的、仕事に余裕があります σ(゚・゚*)ンー。これはウマく木曜日に調整をすれば、金曜日に休みを取ることができそうじゃないですか (゚∀゚*)オオッ!。土日に働くのだから、金曜に休んだって、後ろめたさは微塵もありません ψ(`∇´)ψ ウケケケケ(・・・って、書いているところが、なんだか言い訳がましいんだけれどね ^^;)。
でも、問題はドコにナニを撮りに行くか。平日の金曜日だと、いつものような土日に運転される、臨時列車やイベント列車などは走りません。何か定期列車で目ぼしいものは無いかと、鉄道情報誌やネットなどを検索してみると・・・σ(゚・゚*)ンー… 目に留まったのは二つの485系。ひとつは、新潟と金沢の間を走る特急「北越」で、どうやら運用の流れ的に国鉄色の編成(K-1)が充当されそう。これを信越線の海沿いで撮ろうかなぁ・・・(・∀・)イイネ。そしてもうひとつは、磐越西線の郡山と会津若松の間を走る、快速「あいづライナー」。コッチもちょうど、国鉄色の編成(仙台のA1/A2)で、代走運転が行われているとのこと。これを磐梯山バックで撮るのもいいなぁ・・・(・∀・)イイネ。海と山のヨンパーゴ、どちらにしようか悩んだけれど ウミ?(゚Д゚≡゚Д゚)ヤマ?、突発的な運用変更などがなく、確実に国鉄色485系が撮れるという理由で、私は「あいづライナー」の方を選びました m9(`・ω・´)ケテイ! 。それに、今の時期の「あいづライナー」といえば、私にはどうしてもリベンジしたいと思っていた課題が、ひとつありましたし・・・(・・? リベンジ?。
そんなワケで、今回は平日の金曜日に訪れた磐越西線「あいづライナー」の撮影記です。


10月24日(金)

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郡山から分岐する磐越西線を目指すため、
まずは東京駅から東北新幹線へ乗り込みます。
仙台行きの「やまびこ203号」はE2系での運転。
▲東北新幹線 東京

今回のターゲットである磐越西線の快速「あいづライナー」は、もう、このブログで何度もその撮影記をご紹介しているお馴染みの列車で、最近では今年の5月にも同列車の撮影へ訪れています(快速「あいづライナー」の詳細や、車両変更(代走)の経緯などについては、過去の同列車記事を参照してください)。なぜにこうも頻繁に撮影へ行きたがるのかと言えば、それはやはり何と言っても、今や貴重な国鉄特急色の485系を自然豊かな沿線の四季と絡めて撮れることが、同列車の最大の魅力です(国鉄色が撮れるのは、代走の時だけだけれどね)。前回の5月は新緑の眩しい時期でしたが、今はもう秋(トワ・エ・モア?)。おそらく紅葉には、まだちょっと早いかと思われますが、はたしてどうでしょうか σ(゚・゚*)ンー…。そんな紅葉のことなどを気にしながら、北上する東北新幹線の車窓を眺めていると、やがて列車は白河の関を越えて東北地方へと入ります。すると、そこに広がっていた景色は・・・(*゚ロ゚)ハッ!!

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トンネルを抜けると、そこは白い世界・・・。
▲東北新幹線 那須塩原-新白河(車窓から)

なんと、濃い霧に包まれて、車窓が一面真っ白ではありませんか! Σ(゚□゚(゚□゚*)ナ、ナニーッ!! 濃霧と言えば思い出されるのが、ちょうど一年前の苦い記憶・・・ (((( ;゚д゚))))アワワワワ。そう、読者のなかにも覚えている方がいらっしゃることでしょう。実は昨年の同時期(11月)にも私は「あいづライナー」を撮影に訪れているのですが、その時に悩まされたのが、景色を真っ白に包み込んでしまった濃霧  エッ?(゚Д゚;≡;゚д゚)エッ?。もう、数十メートル先も視界が利かないような状態で、これにはほとほと困り果てました ヤレヤレ ┐(´~`;)┌ マイッタネ。

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濃霧の中で撮影した昨年秋の485系「あいづライナー」
この時はホントに参りました・・・(^^;)。
▲13.11.16 磐越西線 翁島-猪苗代

今、新幹線から見ている景色は、まさにその時と全く同じような状況  ┛)"0"(┗ オーマイガーッ!! 。しかもこの濃霧、白河あたりからずっと晴れることなく、在来線(東北線)でいうところの須賀川あたりまで続いていました。市街地の郡山に入ると霧は晴れて青空になったものの、高架上の新幹線から会津方向の山々を臨むと、やはりモヤっているように見え、先行きがかなり不安です σ(・ω・`)ウーン…。もしもまた、磐越西線沿線が真っ白だったらどうしよう。やっぱり「あいづライナー」ではなく、信越線の「北越」に行けばよかったかな・・・なんて、早くも後悔が頭の中をよぎります ε-(´∞`;)ハァ…。

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郡山で接続した、磐越西線の会津若松ゆき。
ここでは霧が晴れて日差しがありましたが、
この先の磐西沿線ではどうなることやら・・・。
▲東北本線 郡山

新幹線から乗り継いだ磐越西線の快速列車は、定時に郡山を発車しましたが、次駅の喜久田では交換する上り列車に若干の遅れが出ているとのこと 「(゚ペ)アリャ。遅れの理由については放送されませんでしたが、これは濃霧の影響によるものなのかもしれません(あくまでも憶測ですが)。スマホで気象情報を見ても、やはり会津地方には濃霧注意報が発令されています。今回、私の目指す磐梯山が見える猪苗代周辺の撮影ポイントは、すぐ近くに霧の発生源となる大きな湖(猪苗代湖)があるため、状況的にはかなりキビシい感じ・・・(-"-;*)ウウム…。昨年の二の舞となるのは、もうゴメンです イヤ!(>_< )Ξ( >_<)イヤ!。そこで私は急きょ予定を変更し、猪苗代まで行かずに途中の磐梯熱海で下車。峠越えの手前となる磐梯熱海では霧の影響はなく、青空が広がっていました。そういえば、たしか昨年もこのあたりまでは晴れていたんだよな・・・σ(゚・゚*)ンー…。

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私が列車を降りたのは、
当初予定していた猪苗代ではなく、
手前の磐梯熱海。
霧ではなく、青空が広がっています。
▲磐越西線 磐梯熱海

東京0640-(東北新幹線 やまびこ203号)-郡山0821~0831-(磐越西3231M)-磐梯熱海0845

磐梯熱海は今年の5月にも訪れたばかりなので、できれば今回は磐梯山の見える猪苗代周辺を撮影地に考えていたのですが、もし猪苗代が昨年のような霧に包まれていたら、磐梯山はおろか列車の姿だってよく解らないかもしれません (´Д`;)アウ…。だったら、たとえ前回と同じ場所だとしても、晴れている磐梯熱海で撮った方がずっといい (・∀・`)シャーナイネ。ちなみに列車利用の徒歩鉄の場合、猪苗代まで行ってダメだったから、磐梯熱海へ戻るというようなことは、「あいづライナー(2号)」の撮影を考えると時間的にムリ。

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5月にも下車した磐梯熱海。
今回もやはり前回同様、駅に併設された観光案内所で、
自転車(レンタサイクル)をお借りします。
▲磐越西線 磐梯熱海

まあ、ここまで来てしまった以上は撮らないわけにいかないし、この磐梯熱海の周辺にだって、いい撮影ポイントはたくさんあります。とりあえず効率よく動けるように、いつもの観光案内所で自転車を借りて、撮影地への移動を開始 …((((*・o・)ノ Go!Go!。 さて、どこで撮ろうかと考えながら自転車を走らせていると、目に留ったのは沿道の紅葉した木々 (゚∀゚)オッ!。まだ早いかと思っていましたが、意外といい色づき具合です (´▽`*)キレイ♪。

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駅近くの遊歩道や付近の山々は、ちょうど紅葉が真っ盛り。
色鮮やかな秋の情景です。

紅葉しているのならば、ここはやはり山へ向かうべきでしょう。新緑のころに撮った、山上の俯瞰ポイントを再び目指してみることにしました。もちろん、まだまだ紅葉のピークにはほど遠いけれど、少しでも色づいていればいいなぁ・・・σ(・∀・`)ドーカナ? と、期待して、斜面を駆け上がります。初めて訪れた前回はかなりキビシく感じた山道ですが、今回はそれほどでもなかったのは、二度目という心の余裕から来るものかな? 駅から30分ほどで、前回撮影したポイントへと到達。さて、紅葉具合はと言えば・・・(「゚ー゚)ドレドレ

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5月に訪れた前回と同じ場所から、眼下の線路を臨みます。
山はまだまだ青い・・・。

う~ん、まだまだ・・・というより、ぜんぜん色づいてないや・・・(´∀`;)ハハ…。途中で見かけた紅葉した山と、さほど気候や高さ的には変わらないと思われるのですが、日当り具合や木々の種類などによって、色づく時期が異なるのかも知れませんね。やっぱりこの場所のピークは11月の上旬ごろかな? いずれにせよ紅葉していないのならば、ココで前回と同じように撮っても代わり映えしないので、今回はもう少し頑張って、さらに上の方へと登ってみます ε-(´o`;A))))フゥ… 。上段の方はキャパがかなり狭いけれど、平日の今日ならば大丈夫でしょう。むしろ誰もいないかと思っていたくらいなのですが、たどり着いてみると、そこにはお一方の先客がいらっしゃいました (。・ω・)ノ゙チワッス♪。でも、二人分ならばまだキャパ的に大丈夫。ご挨拶して私も横で構えさせていただきます スツレイ(o*。_。)oシマツ…ヽ(・∀・*)ドゾォ。足場の悪い斜面にへばりついて待つことしばし、今日最初の「あいづライナー」が、山あいを縫うように向かってくるのが見えました。遠くの方から列車の存在が確認できるという高揚感も、俯瞰ポイントの醍醐味ですね (゚∀゚*)キタッ!。

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木々の葉が色づきはじめた山あいをゆく
国鉄特急色485系の「あいづライナー」。
紅葉の本番はこれから迎えます。
▲磐越西線 中山宿-磐梯熱海

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続いて、山裾へと姿を現した同列車。
紅葉前の深緑に国鉄特急色が鮮やかに映えました。
▲磐越西線 中山宿-磐梯熱海

俯瞰で国鉄色485系が撮れました~! ヽ(´▽`*)ノ ワ~イ ♪
流れ雲にちょっとヒヤッとさせられたけれど、通過時には無事に日が当たってくれて、ホッと一安心 ε-(´∀`;)ホッ。最初の一枚目は、かろうじて紅葉し始めていたあたりをタテ位置で切り取ったもので、ちょっとは秋らしいカットになったかな? そして、前回よりも高い位置から狙ってみた二枚目は、山のボリューム感は増すものの、ここまで来るとちょっと列車が小さすぎるかも知れませんね。好みにもよると思いますが、個人的には前回ぐらいの高さがちょうどいいかも・・・σ(゚・゚*)ンー…。

今の「あいづライナー2号」を撮ったのちに、先客の同業者さんは下山されてゆきました ヾ(*'-'*) ンジャッ!。 私はというと、前回は急いで下山して別の撮影ポイント(安子ケ島方面)へと向かいましたが、今回は山の上に留まって、一時間後に折り返してくる「1号」を待ちます。正直言うと、予定していた猪苗代から、前回も撮影した磐梯熱海に急きょ撮影場所を変更したことで、どうも撮影地を移動するほどのテンションが上がらないんですよね・・・(・ω・`)ゞウーン。とはいえ、同じアングルのカットを量産しても仕方ないので、周囲(山の上)で別のアングルを模索してみます o(- ̄*o))))ウロウロ((((o* ̄-)o。しばらくウロウロしていると、今度は先ほどの方とは別の同業者さんが、息を切らせながら山を登られてきました ...(((;;´Д`) ゼエ...ゼエ... ヽ(・∀・;)ダイジョブカ?。その方は猪苗代の周辺で「2号」を撮影してから(クルマで)ここへ来たとのことで、「ボクがいたところは晴れて、磐梯山も見えましたよ」とのこと エッ?(=゚ω゚=;)マジ?。な~んだ、霧に悩まされず、猪苗代でもスッキリ撮ることができたのか・・・。う~ん、どうも私は以前のトラウマから、ちょっと霧に対してナーバスになりすぎていたのかも知れません (^^;)ゞポリポリ。しかしこの貴重な晴れ情報を得たことで、午後は不安視すること無く、猪苗代へと移動することができます。でもその前に、まずは間もなくやってくる「1号」を 【◎】]ω・´)パチッ!。

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走りゆく国鉄色の「あいづライナー」を見送るのは、
収穫を終えた田んぼに残された「はざかけ」たち。
このはざかけも、秋の深まりを感じさせる風物詩です。
▲磐越西線 磐梯熱海-中山宿

結局、大したアングルは見つけられず、半分苦し紛れで眼下に見えた「はざかけ」と組み合わせてみましたが、これだったら俯瞰するよりも、下山して撮った方がいい画になったように思います (゚ペ)ウーン。なんだかテンションの低さが写真に現れちゃっていますね。貴重な国鉄色485系なのに、これじゃあイカンなぁ・・・"o(-"-;*)ウウム…。ちょっと煮え切らなかったけれど、午前の一往復(2号~1号)を終え、これで下山します。ちなみに同業者さんは、先ほど私が「2号」を撮った場所から狙っておられました。

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自転車を返して、再び普通列車(左)で移動。
磐梯熱海ではトロッコ風オープンキハの
「びゅうコースター風っこ」の回送が停車していました。
週末に磐越西線でイベント運転でもあるのかな?
▲磐越西線 磐梯熱海

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中山峠のサミット付近では、
磐梯熱海よりもだいぶ紅葉の色づきが進んでいました。
乗り鉄的に車窓から眺める紅葉はいいですね~ (´▽`*)キレイ♪
▲磐越西線 中山宿-上戸(車窓から)

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磐梯熱海から30分ほどで猪苗代に到着。
たしかに霧はなく、青空が広がる快晴です。
▲磐越西線 猪苗代

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ロッジ風の外観が特徴的な猪苗代駅。
休日には猪苗代湖や裏磐梯などへの観光客が多く訪れますが、
平日のこの日は人影もまばらです。
▲磐越西線 猪苗代

磐梯熱海1202-(1227M)-猪苗代1227

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駅の近くから眺めた磐梯山。
その雄大な山容を拝むことができました。
中腹あたりはちょうど紅葉がピークのようですね。

磐梯熱海から下り列車に乗り、ようやく予定していた猪苗代へとやってきました (*・ω・)トウチャコ。現地は真っ青な空が広がる快晴で、磐梯山もクッキリ (゚∀゚*)オオッ!。午後の一往復(4号~3号)は、この界隈で撮影したいと思います。では、さっそく撮影地へ・・・と、その前に、今はちょうどお昼時。次の「あいづライナー4号」の通過までは、まだ二時間以上も時間があることだし、ここでランチタイムとしましょう (*'p')ハラヘター 。私が「あいづライナー」の撮影に訪れると、お昼は地元の名物であるお蕎麦にすることが多いのですが、今回はもうひとつの名物である「ソースカツ丼」にしてみました (゚¬゚)ジュルリ。実は冒頭にも書いたように、この猪苗代の撮影では、どうしてもリベンジしたいと思っている課題があり、カツ丼はそれに向けての縁起担ぎです (`・ω・´)-3フンス!。

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猪苗代駅前のモミジも、鮮やかに色づいていました。
(今回は花ではなく、葉っぱで緩衝ね・・・^^;)

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この日のお昼に選んだのは、ボリューム満点のソースカツ丼!
ソースカツ丼というと、福井や長野の伊那が有名ですが、
ここ会津地方でもカツ丼というと、ソースなのだそうです。
ちょっぴり甘めのソースに浸したロースカツと千切りキャベツが、
ゴハンによく合って、ウマいっ!(゚д゚)ウマー!
ちなみに来月(11/15.16)には、
全国カツ丼サミット」なるものが、会津若松で行なわれる模様。

カツ丼で存分にオナカを満たし ( )´З`)=3 プフーッ!、あらためて撮影地へと向かいます。ここでもいつものように、駅前の自転車屋さんで自転車をお借りしました。この日二度目のレンタサイクルで、線路沿いの道を西の翁島(おきなじま)方面へ進むと、右手には青空に映える雄大な磐梯山のお姿。これだけしっかりと山容が見えていれば、どこから撮っても画になりそうです ♪~♪ d(⌒o⌒)b♪~♪ランラン 。リベンジの対象となるのは夕方の「あいづライナー3号」ですが、その前の「4号」も一発、磐梯山バックで撮影したいと思います。

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猪苗代から自転車でやってきたのは、
磐梯山がスッキリ臨める、翁島駅近くの田園地帯。
いちおう右端に二連の719系が写っているのですが、
ステンレス車はあまり目立ちませんね・・・。
▲磐越西線 翁島-磐梯町

磐梯山バックで撮れるいくつかの候補地の中で私が選んだのは、翁島駅の西側に広がる田園地帯。ここでは磐梯山だけでなく、その麓に広がる集落の家々なども入れて、少し人の生活感を出したいと考えて決めた場所なのですが、思ったよりもちょっとゴチャゴチャしているかなぁ・・・。ステンレスの719系など風景と同化してまったく目立ちませんでしたが、国鉄特急色の485系はどうでしょうか σ(゚・゚*)ンー…。今の719系と、すぐ近くの更科信号場(翁島~磐梯町の中間点)で交換した「あいづライナー4号」は、まもなくやってきました。

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裾野の紅葉で秋色となった磐梯山。
その麓を国鉄色の485系が走り抜けてゆきます。
磐梯山と485系の組み合わせは、
国鉄時代の特急「あいづ」から引き継がれてきた
磐越西線を象徴する光景です。

快晴の磐梯山バックで、国鉄色485系が撮れました~!ヽ(´▽`*)ノ ワ~イ ♪
やっぱり全塗装の車両、しかもこの国鉄特急色の存在感は、ステンレス電車とは比べ物にならないくらい強く、磐梯山の麓で鮮やかに映えてくれました 。゜+.(o´∀`o)カコイイ!゜+.゜。背景の家々については、個々の好みによって賛否の意見が分かれるところだと思いますが、個人的には意外と悪くないと思っています。いちおう撮り鉄的なこだわりとして、先頭車(画面左の最後部)のアタマ部分には家が重ならないよう、慎重にシャッターを切りました。

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去りゆく485系を追って、もう一枚。
私はあえてメインカットで背景に集落を写し込みましたが、
少し立ち位置を変えてウマくフレーミングをすれば、
家を入れずにスッキリとした磐梯山バックが撮れるかも知れません。
▲磐越西線 翁島-磐梯町(後追い)

さあ次の狙いは、いよいよ私がリベンジに挑む、夕方の「あいづライナー3号」です (`・ω・´)-3フンス!。でも、いったいどんな理由でリベンジを期すことになったのかというと・・・それは、先ほどから再三のように出てくる、昨年11月の話。午前中は濃霧に悩まされたこの日でしたが ε-(≡"≡;*)モヤモヤ…、午後には徐々に霧が晴れてきて、昼過ぎの「あいづライナー4号」は今回と同じように、スッキリとした磐梯山をバックに順光で撮影をすることができました (゚∀゚*)オオッ!。そして続く夕方の「3号」、これはやはり磐梯山を背景に、西日を受けてギラリと光る瞬間の国鉄色485系を狙おうと考えていたのです ソレ(σ´∀`)σイイネ~。磐梯山にも、夕日にも、かかる雲はいっさいなく、これはイケると思いました。ところが、浅はかな私の読みは甘かった ( ̄△ ̄;)エ…。まさに秋の陽はつるべ落としのごとく、お目当ての「3号」が通過する前に、あえなく日は沈んでしまったのです ヽ(´Д`;)アア…。結局、日没後に通過した「3号」は、かろうじて残照を受けた顔を流し撮り。それはそれで悪くはないカットにはなったけれど、やはり夕日にギラリと輝く485系が撮りたかった・・・(´・ω・`) ショボーン。そして、そのときのブログには、「惜しくも20分ほど日が沈むのが早かった。ここで夕日ギラリの「あいづライナー3号」を狙うとしたら、10月の終わりぐらいじゃないと撮れないみたい・・・」と書いています。そう、今はまさに、その10月の終わり (*゚0゚)ハッ!!。今度こそ念願の夕日ギラリをモノにしたい! これが、私の一年越しとなるリベンジです(今思えば失敗は、単なる私の下調べ不足が原因なんですけれどね (^^;)ゞポリポリ)。ただし、昨年とは少し場所を変えて、私がやってきたのは猪苗代の川桁(かわげた)寄りにある田園地帯。ギラリが撮れそうな場所をさらに吟味した結果、こちらの方が山の形が美しく、日当りも良さそうだったのです。

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列車が日を受けてギラリと光る条件は、半逆光。
それが撮れる撮影地へと移動してきました。
先ほどは風景と同化して目立たなかったステンレスの719系が、
今度は同じ車両とは思えないほどのインパクトを残して、
走り去ってゆきます。
▲磐越西線 猪苗代-川桁

試し撮りしてみた719系の普通列車(1234M)は、いい具合にギラってくれました w(゚0゚*)w オォー!!。でも、まだ本命の「あいづライナー3号」の通過までには一時間近くもの時間があり、当然ながらその間にも太陽は動いて、車体がギラリと光る位置は微妙に変わってきます σ(゚・゚*)ンー…。この撮影場所、順光側には何人かの同業者が見られましたが、半逆光側の私のまわりには誰もおらず、これは好都合。というのも、決して同業者がまわりにいるのを嫌っているワケではなく、太陽の動きにあわせて立ち位置を変えることが、気兼ねなくできるからです。おそらく順光側にいた方達からしたら、ジリジリと少しずつポジションを変える私を見て ( ̄ー ̄;)))ジリジリ…、落ち着きの無いヤツだと思われたことでしょう(笑)。さあ、果たして狙い通りに、ギラリと光った485系を撮ることができるのか、一年前のリベンジ・・・というより、一年前は不戦敗に終わった、勝負の再戦です (`・ω・´)-3フンス!。 西日がいい具合に傾いたころ、「あいづライナー3号」の接近を知らせる踏切の音が鳴りだしました (°_°;)ドキドキ 。

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紅葉で真っ赤に染まった山々を背にして走り行くのは、
西日に照らされて紅く染まった国鉄色485系。
▲磐越西線 川桁-猪苗代

エロ光で485系が撮れました~!ヽ(*≧∇≦*)ノ ワ━━イ!!
紅葉した山をバックにして、最高の光線を受けた485系。もう、このシーンだけでも鳥肌モノです・・・が、興奮を抑えつつ、すぐに振り返って (ω・。)彡クルッ、もう一枚 【◎】]ω・´)パチッ!。

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雄大な磐梯山のシルエットに抱かれて、
国鉄特急色がギラリと輝きました。
う~ん、美しい・・・。
▲磐越西線 猪苗代-川桁(後追い)

ギラリ、キタ━━━ヽ(ヽ(゚ヽ(゚∀ヽ(゚∀゚ヽ(゚∀゚)ノ゚∀゚)ノ∀゚)ノ゚)ノ)ノ━━━ッ!!!
磐梯山をバックに夕日を浴びてギラリと輝く国鉄色485系。これこそ、私がずっと思い描いていた画です!(*゚∀゚)=3ハァハァ! 手前の先頭車(列車で言う最後部)には、なるべく国鉄色の色を残したいので、ギラリのハイライトは二両目にと考えていましたが、まさにドンピシャ p(`・∇・´)q ヨッシャァァァ!。エロ光(エロエロ光線=夕方の艶っぽい光を表す、撮り鉄用語)でとらえた順光側は、ファインダーを覗いて思わず鳥肌が立ちましたが、ギラリの方では、シャッターを押す指が震えてしまいました ((((;゚∀゚))))ブルルッ!。それほどまでに、このシーンで魅せた国鉄色485系は美しく、心に残るものだったのです (*゚ー゚)ジーン。これはもう、一年前のリベンジというには、補ってなお余りある結果だったと言っていいでしょう。ああ、ホントに来てよかった・・・:*:・キテ(゚ノ∀`゚)゚ヨカッタ・:*:・

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走り去る485系は、その姿が見えなくなるまで、
美しく輝き続けていました。
思わずそれに向かって、
「ありがとう!」と言いたくなります(笑)

これで休日返上分の平日休みに訪れた、磐越西線「あいづライナー」の撮影は終了です。朝の新幹線で見た濃霧で必要以上にナーバスとなり、急きょ予定を変更した磐梯熱海俯瞰では、紅葉具合がまだまだ中途半端な状態。なんだか煮え切らないままに撮影を進めてきましたが、最後には磐梯山バックの485系ギラリという、大満足の結果を得ることができました。このリベンジ達成、ひょっとしてカツ丼の効果が利いたのかな?(笑)

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撮影を終えて駅へ戻る頃には、
自転車を漕ぐ私の影がこんなに長く伸びていました。
今回お借りした自転車は、
磐梯熱海が駅前の観光案内所のもので、
料金は電動アシスト付きで、最初の一時間が500円、
加算料金は一時間100円です。
猪苗代が駅前にある塩田輪業さんで、
料金は一時間300円で加算料金も同額。
一日だと1500円です。

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日が暮れた猪苗代に郡山行きの列車が入ってきました。
さあ、これに乗って帰りましょう (´w`*)ドツカレサン。
▲磐越西線 猪苗代

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郡山からは当駅始発の「なすの280号」に乗車。
昨年に乗った同列車はE2系でしたが、
今はE5系になっていました。
▲東北新幹線 郡山

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そんなE5系「なすの」で車内打ち上げ~! 口\(・∀・)カンパーイ
今回選んだ郡山の駅弁は、
秋限定「ふくしま路 おとなの秋ごはん」(¥1000)
栗や銀杏、松茸が添えられたしめじゴハンに、
えびの磯辺揚げ、舞茸の天ぷら、里芋の素揚、つくねや椎茸の煮物と、
秋の味覚が満載の楽しいお弁当です。☆☆☆☆・
お供は★の「冬物語」。もうそんな時期なのね・・・。

猪苗代1652-(磐越西1236M)-郡山1735~1739-(東北新幹線 なすの280号)-東京1916



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