冬休み01・・・山陰本線381系 撮影記 [鉄道旅行記]
年末年始は一週間ほどの休みが取れました。年越しの慌ただしい時期ではありますが、なんとか二泊三日くらいの旅には出かけることができそうです (゚∀゚*)オオッ!。振り返ってみると今年(2014年)の私は、春先に「ゾーゼーマエ(増税前=消費税が5%から8%へと上る前の駆け込み購入)」という言葉に踊らされ(?)ゾーゼィ♪ヘ(゚ω゚ヘ)(ノ ゚ω゚)ノゾーゼィ♪、思い切って愛機のデジタル一眼レフカメラを買い換えてしまったことから、趣味に賭ける金銭的な余裕が乏しくなり ε-(=ω=。)ボンビー…、例年に比べると遠征撮影の回数が少なかったように思います (´д`)ソウカ?。ちょこちょこ出かけているように見えて、実は出張鉄(出張ついでの鉄道趣味活動)以外での純粋な泊りがけ遠征は、わずか三回のみ(4月の宮城、7月の松本と青森。まあ出張鉄では、盛岡、札幌、福井、長野、大阪、和歌山へ行っているんだけれどね・・・^^;)。できれば年内にもう一回くらい、遠出をしたいと考えていました σ(゚・゚*)ンー。そんな一年を締めくくる鉄道旅、今回の旅には二つの目的を立てました。ひとつは、いつものように私の大好きな「とある国鉄型車両(もうタイトルに答えが出ているけれど)」を撮ること (゚∀゚*)オオッ!。そしてもうひとつは・・・それは旅を進めていく過程で、お教えすることとしましょう エ?(゚Д゚≡゚∀゚)ナニナニ?。はたしてその目的とは何なのか、そして旅先はいったいどこなのか、いつものごとくマニアックな鉄道旅行記ですが、気楽にお付き合いいただければと思います。
12月28日(日)
まだ夜が明けきらぬ東京駅。
ホームに停車しているのは6時ちょうど発の
「のぞみ1号」博多行きです。
▲14.12.28 東海道新幹線 東京
東海道、東北、上越、長野の各新幹線が集う東京駅、今旅はここから朝イチの東海道新幹線「のぞみ1号」へ乗って、西へと向かいます バビューン!!-=≡Σ(((⊃゚∀゚)つ。この冬休みは北陸新幹線開業前最後の長期休暇ということもあり、同僚や友人の多くから「今度の休みは、やっぱり北陸?それとも信越? ヽ(゚∀゚)デショ? 」と私の旅先を勝手に予想されたのですが、「やっぱり」などといかにも定番っぽく言われちゃうと、むしろひねくれて違う方向へと足を向けたくなるもの o( ̄^ ̄o)彡プイッ。安易に行先が予想できちゃうような旅はツマラナイしね。たしかに激動を迎える北陸地区の鉄道は気になるけれど、この冬休みに訪れるのはやめておこう・・・と、早々と旅先の候補から外しました ( ´_ゝ`)フーン。「のぞみ1号」は北陸本線との分岐駅となる米原をスピード落とすことなく通り過ぎ、まもなく京都へと到着。私はここで新幹線を降ります。
帰省ラッシュ真っ只中となったこの日、
私は何とか座席を確保できましたが、
自由席は通路までびっしりの大混雑でした。
(´д`;)人大杉…
そんな「のぞみ1号」を、私は京都で下車。
朝日を浴びて発車してゆくN700系を見送ります。
▲14.12.28 東海道新幹線 京都
新幹線から在来線ホームへと続くコンコースを歩いていると、
目に入ったのはホームに停車している奈良線の103系 (゚∀゚)オッ!。
関東人からすると、ちょっぴり懐かしさを感じる電車です。
▲14.12.28 東海道本線 京都
東海道線(JR京都線・琵琶湖線)、湖西線、山陰線(嵯峨野線)、奈良線、近鉄線など、さまざまな鉄道路線が乗り入れている京都。新幹線改札を抜けるとさっそく出迎えてくれた、奈良線の103系や湖西線の117系にちょっと心を動かされつつも σ(・∀・`)ノリタイ、それらの路線が発着するホームをコンコースで一気に跨ぎ、私がやってきたのはいちばん端っこにある山陰線ホーム。そう、今回の目的路線はこの山陰本線です (・o・*)ホホゥ。
京都駅の西端にある山陰線ホームは、
行き止まりの頭端式。
ホームの番線も30番台が充てられています。
ちなみにここにある「34番線」は
日本で一番大きな数字の旅客ホームです。
▲14.12.28 東海道本線 京都
私が乗るのは32番線から発車する
園部行きの普通列車。
転換クロスシート装備で乗り心地のいい、
221系が待機していました。
▲14.12.28 東海道本線 京都
乗り継いだ園部行きの普通列車は定時に京都を発車。ちなみに山陰本線の京都と園部の間には「嵯峨野線」という愛称が付けられているのですが、ここでは山陰本線(山陰線)に呼称を統一して、話を進めてゆきましょう。
山陰線の列車は京都を出て少し進むと、
梅小路機関車館の脇をかすめます。
旧・二条駅舎を移築した資料館の脇には、
新たな京都鉄道博物館が建設中。
▲14.12.28 山陰本線 京都-丹波口(車窓から)
山陰本線は京都から、福知山(京都)、豊岡(兵庫)、鳥取、松江(島根)など、北近畿と日本海側にある山陰地方の各都市を経由して、最終的に山口県下関市の幡生(はたぶ)へと至る、全長673キロ(支線を除く)もの長大な路線です。といっても、今回訪れるのはそのなかのほんの「さわり」の部分 (゚ー゚*)サワリ?。山陰本線のうち、北近畿地区(北近畿ビッグXネットワーク)に含まれる京都と城崎温泉の間は電化されていて、特急列車が頻繁に運転されています。そしてその特急に使われている車両は大雑把に分けると新型と旧型の二種類。ここまで書くと賢明なこのブログの読者様ならお解りのことでしょう σ(゚・゚*)ンー。そう、その旧型と言うのが私の好きな国鉄特急型の381系なのです (゚∀゚*)オオッ!。この381系、北陸新幹線開業後には北陸本線を走っていた681・683系の一部を直流化して置き換えるなんてウワサがあり(あくまでもウワサね)、一度はキッチリと撮っておきたいと思っていました。北近畿ネットワークの国鉄型特急列車は、三年前の夏に福知山線で183系の「こうのとり」を撮影していますが、381系が運転されるようになってから訪れるのは今回が初めてです。
景勝地・保津峡を高速で駆け抜けます。
かつてこのあたりの山陰線は渓谷沿いを通っていましたが、
高速化により今は大部分がトンネルとなってしまいました。
線路移設の理由や経緯は全然違うけれど、
先日訪れた吾妻線と状況が似ていますね。
ちなみに旧・山陰線だった線路は現在、
嵯峨野観光鉄道として活用され、
保津峡沿いにトロッコ列車が運転されています。
▲14.12.28 山陰本線 嵯峨嵐山-保津峡(車窓から)
そんな381系がスッキリと撮れる撮影地を目指して山陰線を西へ。この日の京都府南部の天気予報は晴れのち曇りで、京都を出た時点ではスッキリとした青空が広がっていました (゚∀゚)オッ!。せめて午前中くらいはこのまま晴天が持ってほしいなぁ (・∀・`)ネー・・・と思いながら乗り続けるも、列車が保津峡のある愛宕山をトンネルで抜けて亀岡盆地に入ると、上空は一気に鉛色の曇り空に変わってしまいました (´д`;)アア…。天気ばかりは運のようなものだけれど、京都市内が晴れていただけにちょっとガッカリ (・ε・`)チェ。再び車窓に日が差すことがないまま、私が下車する園部に到着。京都から乗ってきた列車もこの駅どまりです。
京都から45分ほどで園部に到着。
京都地区の山陰線の普通列車は
大半がこの園部で運転形態が分けられ、
嵯峨野線の愛称が付くのもここまでです。
▲14.12.28 山陰本線 園部
東京0600-(東海道新幹線 のぞみ1号)-京都0812~0844-(山陰235M)-園部0928
実は私の目指す撮影地は、この園部よりもさらにひとつ先に進んだ船岡の方が近いのですが、次の381系が使用される特急列車が通過するのは約30分後。園部で20分後に接続する下り列車に乗って船岡へ行き、そこから徒歩20分の撮影地へ向かったのでは到底間に合いません (゚ペ)ウーン…。そこで今回はここ園部から撮影地まで、タクシーを使うこととしました (゚д゚)ノ ヘイ!タクツー!。ちょっともったいないけれど、お目当ての列車に間に合わなくては元も子もないので致し方ありません。駅前から乗ったタクシーに告げたのは「コイケヤの工場まで」( ̄△ ̄)エ?。コイケヤ(湖池屋)とは、そう、あのポテトチップスで有名なお菓子メーカーです。というのも、撮影地はその工場の裏手にあり、目的地を示すいい目印なのでした (´∀`;)ナルヘソ…。園部駅から10分ほど、料金は1,200円。
コイケヤの工場脇を通る山陰線。
やってきたのは園部で接続予定だった
下りの福知山行き普通列車で、
二連の223系です。
▲14.12.28 山陰本線 園部-船岡
上写真と同じ場所から下り方向を見るとこんな感じ。
田園風景が広がり、スッキリと列車を撮ることができます。
▲14.12.28 山陰本線 船岡-園部
タクシーを使ったおかげで、381系の通過前に余裕を持って撮影地へと着くことはできましたが、天気は相変わらずのドン曇りで風も冷たく、テンションがイマイチ上がりません ( ̄~ ̄;)ンーム。せっかくタクシーで時間のアドバンテージを得たのに、なんだかモタモタとアングルを決めかねている間に通過時刻となり (-ω- ,,)))モタモタ、傍らの踏切が鳴りだしてしまいました ( ̄△ ̄;)ア…。
鈍色の寒空の下を国鉄特急色の381系が
颯爽と走り抜けてゆきました。
ヘッドマークが赤紫色の「はしだて」は、
京都と天橋立の間を結ぶ特急列車です。
▲14.12.28 山陰本線 船岡-園部(後追い)
381系の「はしだて」が撮れました~!ヽ(´▽`*)ノ ワ~イ♪
曇り空は残念だったものの、やっぱり国鉄色の特急列車はカッコイイ。゜+.(o´∀`o)カコイイ!゜+.゜。ふだん(通常時)の北近畿特急は4連が基本なのですが、多客の繁忙期には中間に2両増結されて6連となります。わずか2両でもその差は大きく、だいぶ見栄えが変わるもの。その6連の姿が撮りたくて私はこの時期を選んで来たのでした ( ̄。 ̄)ヘー。ただ、下り列車の「はしだて1号」は後追いとなるため、あまりテールランプを目立たせたくないとの思いから標準レンズでやや引き気味に撮ってしまい、結果として曇り空が大きく入ってしまうお寒いアングルになってしまいました σ(・ω・`)ウーン…。時間的にここで撮れる381系はもう一本、今度は正面から狙える上り列車の「きのさき10号」です。次は望遠レンズでビシッとした編成写真を決めたいところ (`・ω・´)-3フンス!。曇り空で下がっていたテンションに自ら気合を入れなおすと、それが天に届いたのか、雲間から若干ながら薄日が差すようになりました (゚∀゚)オッ!。そして迎えた「きのさき10号」・・・。
京丹波路を力強く突き進む381系。
マークが青紫色の「きのさき」は、
京都と城崎温泉の間を結ぶ特急列車です。
▲14.12.28 山陰本線 船岡-園部
381系の「きのさき」も撮れました~!ヽ(´▽`*)ノ ワ~イ♪
バリ晴れとまではいかないけれど、どうにか通過時に薄日が当たり、国鉄特急色の美しさを引き立たせてくれました。画的にはあまり面白味がないオーソドックスな車両メインのカットですが、記録として一枚でもキッチリと381系の編成が解るもの(編成写真)が残せたことは個人的に満足です ヨカッタ(*⌒∇⌒*)ヨカッタ。これで「コイケヤポイント」での撮影は終了。場所がポテチ工場のウラとのことで、ひょっとすると香ばしい匂いが漂ってくるのかと思っていましたが ( ̄・・ ̄)クンクン、まったくそんなことはありませんでした(^皿^;)ゞヒヒ。来るときは園部からタクシーを利用したこの場所、今度は園部よりも近い船岡の駅まで歩きます ε=ε=ε=┌(*・_・)┘テクテク。
船岡へ向かう途中、
ちょっと気になる高台があったので
ためしに上ってみました (「゚ー゚)ドレドレ。
ちょっとコイケヤの工場が目立つけれど、
なかなか見晴らしのいい俯瞰ポイントです (゚∀゚)オッ!。
二本あった381系のうち、
どっちかはここで撮ってもよかったかな・・・。
走ってゆくのは新型の287系が使われた、
特急「はしだて・まいづる3号」。
「まいづる」は京都と東舞鶴の間を結んでいます。
▲14.12.28 山陰本線 園部-船岡
地図を見ながら船岡駅前まで来たけれど・・・
はて、駅はどこ? <(゚-゚=)キョロキョロ(=゚-゚)ゞ
住宅に挟まれた路地を抜けると、
そこに船岡駅の入り口はありました。
ちなみにコレ、裏口とかではなく、
駅の入り口はここ一カ所です。
▲14.12.28 山陰本線 船岡
船岡へ入ってきた普通列車は223系。
ワンマン列車なので、
一両目の後ろ扉から乗車します。
▲14.12.28 山陰本線 船岡
船岡から乗った普通列車は途中の胡麻(ごま)で
381系の「きのさき3号」を退避。
できればこれも沿線の撮影地で撮りたかったところですが、
うまくスケジューリングできませんでした…(・ε・`)チェ。
列車内からほぼ「見る鉄」。
▲14.12.28 山陰本線 胡麻(後方の車窓から)
船岡から再び山陰線の下り普通列車に乗って、次の撮影ポイントへ向かいます。京都への通勤圏となる亀岡から園部にかけての車窓は新興住宅街が目立っていましたが、船岡より先へは進むにつれて次第に山々が迫り、だいぶ自然豊かなところを走るようになってきました。そこで今度はそんなのどかな情景のなかを行く381系を撮ってみたいと思います。私が次に降りたのは船岡から四つ目の下山(しもやま)。
山あいの京丹波町にある下山。
小さな無人駅でひとり下車した私を、
駅前の立派な松の木が出迎えてくれました。
▲14.12.28 山陰本線 下山
船岡1150-(1131M)-下山1215
ちょっとした高台にある下山駅。しかし撮影地へ向かうのに使う国道はその高台から急坂を降りた谷底のようなところにあり、しかも撮影地となるのは駅とは反対側の山の上。単純に歩くだけでも30分くらいはかかりそうな距離があるのに、さらに急坂や斜面を上り下り(正確には下って上るんだけどね)しなくてはなりません ε~ε~ε~((((lll′□`)ノ ヒイイィィ...。幸い、次の381系が通過するまでにはまだ二時間もあるので、焦らず慌てずマイペースでの歩きを心がけます。しばらく国道を進んだのちに小さな集落を抜けると、撮影地へのアプローチとなる山道がありました (゚∀゚)オッ。
集落を抜けたあたりから見た風景。
正面に見える赤い鉄橋が山陰線です。
ここでもいい感じに撮れそうなのですが、
もうちょっとだけ高さを稼いでみます。
んで、結局こんなところを登ることに。
なぜ山に登るのかと問われれば、
そこに鉄道の俯瞰ポイントがあるからだ (`・ω・´)-3フンス!。
獣道に少し迷いつつも、木々をかき分けてひたすらに斜面を上ってゆくと ハァ...ハァ...(;;´Д`) ゼエ...ゼエ...、やがて視界がパッと開けるところに到達。そこから見下ろした景色は・・・(*゚ロ゚)ハッ!!
眼下に広がる雄大なパノラマ。
左に見える赤い鉄橋上を
223系の普通列車が渡ってゆきました。
▲14.12.28 山陰本線 下山-和知
おお~!なかなか壮大な眺めではないですか! w(*゚o゚*)wオオー! 山あいの集落と山陰線の線路が一望できます。しかも視界には左右に二つの赤い鉄橋が確認できて、走りゆく電車を目で追っているとまるで鉄道模型の世界です (´¬`)タノスィ。せっかくの雄大な俯瞰ポイントなのに曇り空なのは残念ですが、元々晴れると午後は逆光っぽいので、まあよかったのかも・・・と前向きに考えましょうか (´ω`)ソウ…ネェ。さっそくカメラをセッティングしてアングルを調整します。
望遠レンズでガーダー橋の部分
(先ほどの写真の左側)に寄ってみると、
鉄橋上にKTR8000形で運転されている
特急「はしだて5号」がやってきました。
▲14.12.28 山陰本線 下山-和知
上写真のガーダー橋を渡り終えた下り列車は、
ほどなくして今度はトラス橋の方に姿を見せます。
ここは一粒で二度おいしい俯瞰ポイント!? (゚ー゚*)グリコ?
▲14.12.28 山陰本線 下山-和知
持参の時刻表をサクッと確認すると、次に通過するのは381系のチェックを入れていない特急「はしだて」だったので、てっきり287系だと思っていたら、やってきたのは北近畿タンゴ鉄道(KTR)のKTR8000形でした (゚∀゚)オッ!。「はしだて」のなかでも、非電化区間を走る宮津・豊岡発着の列車には、このKTRのディーゼル特急車が使われています ( ̄。 ̄)ヘー。アングルは初めに撮った二つの鉄橋を入れた「鉄道模型アングル」では、さすがにちょっと列車が小さくなりすぎてしまうので、ガーダー橋の方とトラス橋の方をそれぞれに分けて狙ってみることとしました。今度の381系は上り列車の特急「きのさき16号」で、先にトラス橋の方へ姿を現すことになります。トラス橋にレンズを向けて待つことしばし、山あいに列車の走る音が聞こえてきました (゚∀゚)キタッ!。
山あいの赤いトラス橋を渡る特急列車。
モノトーンのような冬枯れの情景に
国鉄特急色の存在感だけが際立ちます。
続いてガーダー橋へ躍り出た381系。
小さな集落に鉄橋を渡る列車の轟音が響き渡りました。
俯瞰ポイントで381系が撮れました~!ヽ(´▽`*)ノ ワ~イ♪
遠景で撮っても風景によく映える国鉄特急色。一度は撮ってみたいと思っていたこの俯瞰ポイントから、381系が撮れたことは満足です。ただ、やはり冬枯れの時期の山景色は画に彩りがなくて寒々しい・・・ σ(・ω・`)ウーン…。今度はぜひ新緑か紅葉の時期に訪れてみたいものです。これでここからの撮影を終えて下山します オリヨ...((((o* ̄-)o 。
次の381系は今の列車が京都から折り返してくるもので、約二時間後の「はしだて7号」。本来はこれをまた別の俯瞰ポイントで撮ろうと考えていたのですが、移動している途中でポツポツと雨が降り出してきてしまいました ヽ`、┐( ̄o ̄;)アメダ…。とりあえず俯瞰ポイントのアプローチ付近までは行ってみたものの、その頃にはけっこうな本降りとなってしまい ザアアァァ…:il!:il|Y_(´д`;))!l|il:|;、ぬかるんだ斜面を登らねばならない撮影地は安全性を考えて断念。雨によって気温も一気に冷え込んだこともあり、仕方なく雨宿りをするために戻った下山駅の近くで、「はしだて7号」を撮ることにしました (・ε・`)シャーナイネ。
冷雨を突いて下山駅を通過する特急「はしだて」。
ヘッドライトが濡れた軌道を光らせます。
▲14.12.28 山陰本線 下山付近
面タテで381系が撮れました~!ヽ(´▽`*)ノ ワ~イ♪
駅前の線路に沿った道から、長タマ(望遠レンズ)で正面気味に切り取るという、ちょっと苦し紛れの力技みたいな撮り方でしたが、意外と迫力があって悪くはないかも (・∀・`)イイジャン。ちなみに相対式ホームの下山ですが、当駅で交換する列車がない場合の通過列車は、上下線関係なく駅舎側の1番線(本線)を通ります。実は2番線(副本線)を通ってくれると、きれいな編成写真が撮れたんですけれどね・・・ま、いっか。雨天の4時過ぎで、あたりはもうだいぶ薄暗くなってきました。これで本日の撮影は終了とします (*´w`*)ドツカレサン。ところで、「そうだ、京都へ国鉄色を撮りに行こう。」という某広告をパクったタイトルを見て、京都の市内観光だと思われた方、スミマセン m(。・ε・。)mスンマソ-ン。いちおうこの日の381系の撮影は、すべて「京都府内」での撮影でした (゚∀゚)アヒャ☆。
下山に入って来た下り普通列車の福知山行き。
先ほどと同様に下山のひとつ手前の胡麻で
特急「はしだて」を退避したため、
わずか5分後の続行でやってきました。
撮影地を駅前に変更したため、
予定よりも一時間早い列車に乗れちゃった。
▲14.12.28 山陰本線 下山
せっかくの遠征も曇りや雨で天気が優れず、あまりパッとしない結果となってしまった山陰本線の381系撮影。ちょっとモヤモヤの残る一日でしたが ε-(≡"≡;*)モヤモヤ…、園部の「コイケヤ裏」で撮った「きのさき」に薄日が当たってくれたのがせめてもの救いでしょうか。それでも、遠征に出て久しぶりに訪れる路線の「乗り鉄」「撮り鉄」はやっぱり楽しいもの。そして旅の醍醐味と言えばもうひとつ・・・(゚¬゚)ジュルリ…。今宵の宿は下山から乗り込んだ普通列車の終点・福知山に取っています。到着後、私はさっそく夜の街へと繰り出すのでした エーンカイ♪ヘ(゚ω゚ヘ)(ノ ゚ω゚)ノエーンカイ♪。
下山から普通列車に揺られること40分で福知山に到着。
京都府北部に位置する福知山は、
山陰本線のほかに福知山線や北近畿タンゴ鉄道宮福線が乗り入れる、
「北近畿ビッグXネットワーク」の中心駅です。
▲14.12.28 山陰本線 福知山
下山1622-(1139M)-福知山1703
福知山の南口駅前にはSLのC11 40が、
転車台にのせられた姿で保存されています。
これは現役時代を彷彿とさせるいい保存方法ですね (^^)
▲14.12.28 山陰本線 福知山
街中でテキトーに見つけた赤提灯へ入ります。
まずは大将のオススメだと言う、寒ブリで一杯。
脂がのっていてとろけるようなウマさです!(゚д゚)ウマー!
合わせるお酒は福知山線の市島にある、
山名酒蔵の「奥丹波」。
香りのいい飲みやすいお酒でした ∪ヽ(>∀<*)クゥーッ!!。
雨で冷えきった体を温めるため、
湯豆腐を頼んじゃいました。
いわゆる「ぼっち鍋(ひとりぼっちの鍋)」ですが、
それもまた一興です。(゚д゚)アツー!
湯豆腐は別に福知山の名物ではないけれど、
暮れの寒い日にこの街で温かい湯豆腐を食べたという
思い出が、私のなかに残りました。
お酒は同じものをおかわり (~▽~*)ウィッ。
明日は晴れるといいなぁ・・・ (・∀・`)
つづきます。