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北陸01・・・北陸新幹線 乗車記 [鉄道旅行記]

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2015.03.14~15
北陸01
  祝!開業!!
乗車記
 
  

今月14日に長野から金沢までが延伸開業し、その名の通り北陸地方へと到達した「北陸新幹線」(*゚▽゚)/゚・:*【祝・開業】*:・゚\(゚▽゚*)。鉄道ファンはもちろんのこと、そうでない方もこのニュースはご存知のことと思います。「撮り鉄」だけでなく「乗り鉄」の趣味もある私にとって、新たな路線の開業はとても楽しみ o(^-^*)o ワクワクッ。しかも長年のビッグプロジェクトである北陸新幹線とくれば、一日でも・・・いや一時でも早く、実際に乗ってその車窓風景を眺めてみたいものです  (*゚∀゚)=3ハァハァ! 。そこで私は北陸新幹線開業初日の一ヶ月前となる指定席券の一斉発売日(2/14)に、早朝から某駅の窓口前へと並びました ε=┌(;゚д゚)┘イソゲ!。もちろんここで狙うのは東京6時16分発、金沢行きの一番列車である「かがやき501号」の指定券です (☆∀☆)キラーン!!。しかし当然ながら一番列車の争奪戦はとても激しく、「もし取れたら超ラッキー!」くらいの心持ちで臨んだ方がよさそう σ(・∀・`)ドーダロ…。それでも私は窓口前の先頭をキープできたことから(・・・というか、某駅には私以外に並んでいなかった)、その期待度は決して低くありません 八(゚- ゚) タノム!!。そして10時ちょうどに発売開始、結果はというと・・・(°_°;)ドキドキ… なんと見事に希望の「かがやき501号」の指定席は取れたのです!ヤタ━━ヽ(´∀`*)ノ━━!・・・が、窓口氏がどうも煮え切らない表情で私に提示したのは ハイ...(´・ω・)つ■、「B席」の指定券でした (゚∇゚;)エッ!?。新幹線普通車の座席は3+2の5列配置で、B席というのは窓側でなければ通路側でもない三列席の真ん中。もちろん私は希望用紙の「窓側」という欄にチェックを入れたのですが、窓側のA席とE席は瞬時に満席となってしまい、かろうじて取れたのがB席だったようです 人( ̄ω ̄;) スマヌ。これは窓口氏の判断というか、親切心でキープできたものと言えるでしょう <(_ _*)> アリガトォ。でも正直、この結果は私にとって大いに悩むところ (-公- ;)ウゥム…。たとえB席であっても、歴史的な北陸新幹線の一番列車に乗れることに変わりはありません (゚∀゚*)オオッ!!。しかし、初めて見ることになる車窓風景がずっと隣の方(窓側席)の頭越しというのは、乗り鉄にとってかなりツラいところ。鉄ブロガーとしてはいろいろと車窓からの記録写真も撮りたいし・・・(´`;)ウーン。悩んだ結果、やはり私は窓側席に座りたいことから、列車の変更を決意 (・ε・`)シャーナイネ。この間に「かがやき501号」だけでなく他の列車の指定席も次々に埋まり、結局のところ私が手にできた窓側席は、東京を8時44分に出る「かがやき521号」でした。ま、一番列車が取れないのなら、もう何時発の列車でもいいんだけれどね・・・┐(´-`)┌ ヤレヤレ。それでも開業初日の北陸新幹線への乗車ということに、乗り鉄としては大きな意義があると思います(半分ホンネ、半分負け惜しみw)。というわけで、今旅は北陸新幹線に乗って、開業に沸く金沢や富山などを訪れてみました (/*´∀`)o レッツラゴー♪。

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開業初日の北陸新幹線。
窓側席にこだわった私が手にできたのは、
東京8時44分発の「かがやき521号」でした。

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北陸新幹線に使われる車両は
鮮やかなブルーのラインが入った、E7系(W7系)。
今回は乗車シーンばかりなので、
以前に撮影した走行写真をここでご紹介しておきましょう。
▲14.9.7 東北新幹線 上野-大宮



3月14日(土)

迎えた北陸新幹線開業の当日。一時は乗るという選択肢が無くはなかった一番列車の「かがやき501号」が東京を出発するところを、私はテレビのニュースで見送ってから家を出ました(この出発シーンを見て、やっぱりB席でも一番に乗ればよかったかな〜なんて、ちょっと未練も・・・ (^^;)ゞポリポリ)。後発の「かがやき521号」にこれから乗る私が向かうのも、もちろん始発駅の東京です。でも8時44分という発車時刻までには余裕があることから、その前にちょっと寄り道していきたいと思います ヨリミチ...((((o* ̄-)o。新宿から山手線の外回り電車でやってきたのは、上野の手前にある日暮里(にっぽり)。そしてそこから乗り継いだのが、「品川」という新鮮な行先表示を掲出した常磐線の快速電車です (=゚ω゚=*)ンンッ!?。

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見慣れた日暮里の常磐線上りホームに表示されたのは、
今までには見られなかった「品川」という行先表示。
そしてそこへいつもの快速電車が入ってきました。
▲14.3.14 東北本線(常磐線) 日暮里

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その常磐快速線用のE231系が掲出していたのは、
このような表示。
「常磐・東海道線直通」!? Σ(゚∇゚;ノ)ノ エエッ!?


全国のJRでダイヤ改正が行なわれたこの日は、北陸新幹線の他にも新路線や新駅の開業、新規列車の運転開始など様々な話題がありました (・o・*)ホホゥ。そのなかでも関東では北陸新幹線と同じくらいに大きく注目されたのが、東北本線(宇都宮線)や高崎線、常磐線が発着していた上野と、東海道本線が発着していた東京を結んで、新たな直通運転が実施されることになった「上野東京ライン」の開業です (゚∀゚*)オオッ!。とくに常磐線に縁の深い私にとって、今まで上野止まりだった同線の列車が、この上野東京ラインを介して東京や品川まで乗り入れることになったのは、まさに革命的な出来事と言っても過言ではありません エライコッチャ♪ヽ(ヽ゚ロ゚)(゚ロ゚ノ)ノエライコッチャ♪。そこで私は開業初日のこの日、常磐線からの直通一番列車(成田始発の752H)にこだわって、日暮里から乗ってみることにしたのでした(ちなみに上野東京ライン自体の一番列車は、南行が高崎線・籠原始発小田原行きのの1821E、北行が東海道線・小田原始発高崎行きの1820E)。

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上野を出発した上野東京ラインの列車は、
御徒町の脇を通過。
同線の上野と東京の間には途中駅は設けられず、
並行する山手線・京浜東北線上にある
御徒町・秋葉原・神田の各駅には停まりません。
▲14.3.14 東北本線 御徒町(車窓から)

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続いてサブカルの聖地・秋葉原も通過。
このあたりから徐々に高架の高さが上がってゆきます。
▲14.3.14 東北本線 秋葉原(車窓から)

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神田川を渡る際に万世橋の赤煉瓦がチラリ。
|∀・)チラッ

▲14.3.14 東北本線 秋葉原-神田(車窓から)

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神田付近では東北新幹線と重層高架となり、
上段を行く上野東京ラインはかなり高い所を走ります
(丿´∀`)丿タカイタカーイ♪
▲14.3.14 東北本線 神田付近(車窓から)

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神田を過ぎるとその先で首都高をアンダークロスするため
同線は一気に高度を下げなくてはなりません。
この急勾配を下りる様はまるでジェットコースターのような感覚。
⊂('ω'⊂ )))≡3ビューン

▲14.3.14 東北本線 神田-東京(車窓から)

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今度は神田から並走していた中央線が高い位置へ上がり、
車窓に丸の内のオフィス街が見えてくると
まもなく東京。
▲14.3.14 東北本線 神田-東京(車窓から)

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東京駅10番線に到着した常磐快速線のE231系。
なんとも新鮮な光景です!w( ̄o ̄)w オオー!
▲14.3.14 東海道本線 東京

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多くのファンがカメラを向けていた、
常磐(成田)線からの直通一番列車
◎】]ω・´)パチッ!
特別なヘッドマークなどが無かったのは残念ですが、
よく見ると運転室には花束らしきものがありました。
始発駅で出発式でも行なわれたのでしょうか?
▲14.3.14 東海道本線 東京


上野を発車した列車は御徒町、秋葉原の脇を通過したのち、東北新幹線と重層高架になる区間の勾配を一気に駆け上がります (゚Д゚*)スゲー!!。高い位置からの見晴らしもつかの間、神田を過ぎると今度はその先に待ち受ける首都高の下を潜るため、これまた一気に勾配を下ります (゚Д゚*)スゲー!!。この急展開(苦肉の策?)なアップダウンこそが、限られた狭い空間を最大限に活かした上野東京ラインの特徴であり、乗り鉄的な楽しさと言えるでしょう (∀`人●)タノスィ♪。本来はこの様子を前面の運転室かぶり付きでお伝えできればよかったのですが、先頭車は多くのファンが押し寄せていて、とても入る余地などありませんでした Σ(゚□゚ノ)ノ カオスッ!。日暮里から東京まで乗り通して、まずは開業当日の上野東京ラインを完乗。ちなみに上野東京ラインは愛称名であり、同線はあくまでも既存の東北本線(京浜東北線ね)の線路増強扱いなので、個人的に新たな乗り潰し路線としてはカウントしません ( ´_ゝ`)フーン。

日暮里0748-(上野東京ライン752H)-東京0758

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東京駅の電光掲示板へ新たに加わった、
「かがやき」の列車種別と「金沢」という行先。
案内板上部のカッコ書きに、
長野新幹線という愛称が消えてしまった長野への
配慮のようなものが感じられます(笑)


さて、ちょっと寄り道しましたが、ここからが本題の北陸新幹線です ヽ(゚ω゚)オマタヘ。私が乗る東京8時44分発の「かがやき521号」、なんとか窓側の指定席が取れたけれど、予定していたよりもずいぶん遅い時間の列車になっちゃったなぁ・・・σ(・ω・`)ウーン… などと思ったものでしたが、常磐線から直通する上野東京ラインの一番列車は東京着が7時58分なので、開業初日に両線を乗り潰すには意外といいタイミングだったのかも知れません ナイス ( ̄一* ̄)b。そして、北陸新幹線の一番列車「かがやき501号」の出発式からはかなりの時間が経ったので、もうだいぶ落ち着きを取り戻した頃だろうと新幹線ホームへ上がってみると (「゚ー゚)ドレドレ、そこにはまだまだ北陸新幹線がお目当てだと思われる多くの人たちの姿がありました Σ(゚□゚ノ)ノ カオスッ!。一番列車に限らず、北陸新幹線フィーバーは今日一日続くのでしょうか ヾ(≧ε≦ヾ)フィーバー♪フィーバー♪。それにしても、隣のホームから8分早く先発し、すでにホームへ入線している「かがやき505号」よりも、このホームで「521号」の入線を待つ人の方が多い気がするのはナゼだろう? σ(゚・゚*)ハテ? しかも報道陣が多いような・・・。その答えはすぐに解りました (*゚ロ゚)ハッ!!。実は「521号」は、金沢発の上り一番列車である「かがやき500号」からの折り返しとなる列車。つまりは多くの方は「521号」というよりも、北陸からの一番客を乗せた「500号」を待ち構えていたのです ( ̄、 ̄;)ナルヘソ。やはり到着して降りてきた方々を捕まえて、インタビューをしているような光景が見られました q_(^∀^ )ドーデシタ?。

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金沢発の上り一番列車「かがやき500号」として
東京駅に到着したW7系を多くの方が出迎えます。
▲14.3.14 東北新幹線 東京

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人垣の合間からなんとか一枚・・・
【◎】]ω・´)パチッ!
やはり私も自分が初めて乗る北陸新幹線は
ちゃんと記録したい(笑)

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北陸新幹線には、基本的に同一仕様ながら、
JR東日本のE7系とJR西日本のW7系が使われます。
私が乗る「かがやき521号」は西日本のW7系。
しかもトップナンバーのW1編成でした。
やはりこれは上り一番列車を意識した抜擢でしょうか。
(ちなみに下り一番列車の「かがやき501号」は
現時点で一番新しいE7系F15編成だったらしい)


「かがやき521号」は折り返し列車のため、清掃を終えて車内へ入れたのは発車の3分前 ε=(ノ゚Д゚)ノ アワワ。上着を脱ぎ、荷物を棚に上げ、座席前のテーブルに駅弁とビールを置いて座席に落ち着くと ε=( ̄。 ̄;A フゥ… もう列車は動き出していました ( ̄△ ̄;)アラ…。なんとも慌ただしくて、初乗りの感動を味わう間も無いような北陸新幹線の出だしに見えますが、今回新たに開業したのは長野から先。そこまでは既存(先行開業)の元・長野新幹線区間ですから、何も東京発車時に焦ることはありません (´∀`;)ナーンダ。だいたい私は前週にも、信越線の撮影へ行くのに長野新幹線へ乗っているし・・・。それでも、車内に流れる「この列車は北陸新幹線かがやき号・金沢行きです」という案内放送は新鮮で (゚∀゚)オッ!、既乗区間でも北陸新幹線としての初乗り気分が高まります o(^-^*)o ワクワクッ。ちなみに私が乗ったW7系はJR西日本仕様の編成で、車内放送チャイムに使われていたのは「いい日旅立ち」。これは東海道・山陽新幹線のJR西日本車で流れるものと同じで、なんだか東北・上越新幹線で見慣れた北方向への景色を眺めながらこのチャイムを聞くと、ちょっとした違和感を覚えます (*゚・゚)ンッ? 。(JR東日本仕様のE7系のチャイムは、曲名は知らないけれど上越新幹線や今までの長野新幹線と同じモノ)

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そんな「かがやき」の車内で食べるお弁当は、
E7系の形をしたの容器に入った、
その名も「新幹線E7系弁当(¥1300)」
中身はオニギリにちょっとしたおかずが添えられているだけで、
値段の大半は弁当箱代と言ったところでしょうか。
不覚にも、開業ムードにまんまと乗せられてしまった感じ・・・(^^;)
☆・・・・
そしてビールの方も北陸新幹線の開業記念の新商品で、
北陸の原料にこだわって作られたという小麦のビール
「グランアグリ」。


ところで、金沢まで延伸した北陸新幹線には、ニーズに合わせた4タイプの列車が設定されました ( ̄。 ̄)ヘー。いま私が乗っている東京と金沢の間を主要駅のみ停車する速達タイプが「かがやき」。同区間でも停車駅の多いタイプが「はくたか」。さらに富山と金沢の短区間で運転されるシャトルタイプが「つるぎ」。そして東京と長野の間で運転されるのが長野新幹線から引き継がれた「あさま」です。そのなかで「はくたか」などは、もともと北陸新幹線の開業前に在来線(ほくほく線・北陸本線)で走っていた特急列車から引き継いだ愛称なので、馴染みがある方も多いと思われますが (´ω`)ハクタカ…、「かがやき」はと言うとどうでしょう。「輝く光がスピード感と明るく伸びていく未来をイメージさせる」との理由で選定されたものの、なんとも抽象的な愛称ですよね σ(゚・゚*)ンー。でも実はこの「かがやき」も過去に在来線の特急列車として北陸地方で活躍していたことがあるのです (・o・*)ホホゥ。

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今から27年前、
小雪舞う富山駅で撮影した特急「かがやき」。
専用塗装の485系が優先的に使用されていました。
▲89.1.3 北陸本線 富山


かつて長岡と金沢の間で運転されていた特急「かがやき」は、長岡で上越新幹線と接続して首都圏と北陸地方を結ぶ重要な役割を担っていました。とくに、同区間を走る特急「北越(新潟金沢)」の速達タイプとして位置付けられ、途中停車駅は直江津・富山・高岡のみとされていたのが「スーパー特急」とも呼ばれた「かがやき」の特徴です(正式な列車愛称は「かがやき」でしたが、ヘッドマークには「スーパーかがやき」と書かれていました)。特急「かがやき」は88年の運転開始から、ほくほく線が開業して「はくたか」が登場する97年までの、10年に満たないわずかな活躍期間でしたが、私は一度だけ長岡から富山まで乗車する機会がありました。そのときに撮ったのが上の写真です(ちなみに撮影日を西暦ではなく元号で表すと、昭和64年1月3日・・・。これは私にとって昭和最後の鉄道旅でした)。あれから27年の時が流れ、同じ「かがやき」という愛称の新幹線が東京から北陸地方を乗り換え無しで結ぶ時代になったのですね・・・(´ー`)シミジミ…。そんな「かがやき」という名で感慨にふけっている間にも、新幹線の「かがやき」はスピードに乗ってぐんぐん北上を続けます バビューン!!-=≡Σ(((⊃゚∀゚)つ

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高崎を過ぎると見えてきたのは浅間山。
前週は雲に包まれて見えませんでしたが、
今回はその山容がスッキリです。
ちなみに北陸新幹線の車窓から見る浅間山は本来、
軽井沢付近で進行方向の右側に臨むものなのですが、
左側のE席に座る私は、
高崎付近で遠目に見ることしかできませんでした。
▲14.3.14 北陸新幹線 高崎-安中榛名(車窓から)

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長野付近の善光寺平は今日もいい天気です。
今旅は撮り鉄よりも乗り鉄がメインなので
天候にはあまり左右されませんが、
やはり車窓からの眺めも、雨よりは晴れの方が気持ちいい
キモチ(・∀・)イイ!
▲14.3.14 北陸新幹線 上田ー長野(車窓から)

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長野到着時に見えたのは、
お馴染みの長野色115系・・・ですが、
よく見ると側面のJRマークを隠すように
しなの鉄道のステッカーが貼られています。
そう、これは信越線(長野妙高高原)を三セク化した、
しなの鉄道北しなの線用にJRから譲渡された編成です。
いずれはしなの鉄道色へ塗り替えられるのかな・・・?
▲14.3.14 北陸新幹線 長野付近(車窓から)

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長野車両センターに所属するクモユニ143-1の姿も
車窓から見られました (゚∀゚*)オッ!。
同車とは昨年の特別運転以来の再会です。
ちなみにこれと同じようなカットを、
やはり北陸新幹線開業初日に乗車された
ソネブロ仲間のやまびこさんも記録していました。
やはり鉄として目に留るものは一緒ですね~(笑)
▲14.3.14 北陸新幹線 長野付近(車窓から)

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東京から一時間半、長野に着いた「かがやき521号」。
さあ、ここから先が新規の開業区間です!
m9(´∀`●)イッテミヨーーー!!
 ▲14.3.14 北陸新幹線 長野


速達タイプの「かがやき」は大宮を出るとノンストップで長野へと到達。元・長野新幹線区間というプロローグが終わり、いよいよ本編となる新規開業区間へ突入です ε-(°ω°*)ムフーッ!!。高まる興奮を抑えつつ、発車の時を待ちます・・・が、定時を過ぎてもベルが鳴りません (゚ー゚*?)オヨ?。どうしたことかと思っていると、「しなの鉄道線に遅れが発生しており、接続されるお客様をお待ちしています。そのためこの列車の発車は3分ほど遅れる見込みです」とのこと。ありゃ、ちょっと出ばなをくじかれた感じか? (・ε・`)ムウ…。でも、その遅れがあったおかげで車内からちょっとだけ長野のホームへと出られ、上のような新規区間へ入る前の長野停車中カットが撮れたんですけれどね・・・(^皿^;)ゞ。放送にあった通り「かがやき521号」は定刻の3分遅れで長野を発車。次の停車駅は一気に飛ばして、北陸の地・富山です (゚∀゚*)オオッ!!。北陸新幹線におけるJR東日本とJR西日本の境界駅は新潟県の上越妙高で、おそらく「はくたか」はこの上越妙高で乗務員が交代するものだと思われますが、同駅に止まらない「かがやき」は長野で交代となりました コーターイ(*´∀`)ノヽ(´∀`*)オチカレー。その際に流れたのは「(* ̄0 ̄)θ< おかげさまで本日より北陸新幹線の長野金沢が開業いたしました」との肉声アナウンス (*゚0゚)オッ!。一番列車ではないけれど、やはりこういう一言が聞けると開業日に乗れた嬉しさを実感します ( ・∀・)=b グッジョヴ。

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長野発車後、
高架から市街地越しに見えたのは飯縄山の姿。
ちょっと雲が多めですが、
このぶんなら妙高も見えるかな
▲14.3.14 北陸新幹線 長野-飯山(車窓から)

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長野新幹線車両センターの脇をかすめますが、
車両の姿は見当たらず・・・。
▲14.3.14 北陸新幹線 長野-飯山(車窓から)

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長野市内には積雪がありませんでしたが、
長野盆地と飯山盆地の境にある
高社山(こうしゃさん)をぶち抜いた高社トンネルを抜けると、
あたりは一気に雪景色です w( ̄▽ ̄;)wワオッ!!。
▲14.3.14 北陸新幹線 長野-飯山(車窓から)

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あんまり意味のないシーンですが・・・(^^;)
飯山(長野県飯山市)を通過。
飯山は飯山線(長野・豊野越後川口)との接続駅であるほか、
野沢温泉や志賀高原へのアクセスポイントとしても期待されています。
▲14.3.14 北陸新幹線 飯山(車窓から)


野と新潟の県境、いわゆる信越国境を越えて日本海側へと抜ける北陸新幹線のルート。ちょっとトンネルは多いものの、その車窓はまさに山あり海ありで、四季折々の風光明媚な景色が期待できます (´∇`*)タノシミ~♪そのなかで最初の楽しみはというと、県境にある全長22,251メートルもの飯山(いいやま)トンネルを抜けた先に広がっているであろう、妙高山の雄大な山景色です (゚∀゚*)オオッ!!。私は妙高山のお姿を前週にじゅうぶんすぎるほど拝んでいますが、やはり開通したての新幹線から見るものはまたひと味違うでしょう。しかも長いトンネルの末にパッと山が広がるという演出は、いかにも新幹線らしい味わい方ではありませんか。写真を見ても解るようにトンネルに入る前の飯山まではいいお天気だったので、私はワクワクしながらその時を待ちます ワクワク(*゚v゚*)ドキドキ。そしてトンネルを抜けると・・・(*゚0゚)ハッ!!

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北陸新幹線でいちばん長い飯山トンネルを抜けると、
新幹線はすでに在来線で言うところの新井付近まで達しており、
車窓には雄大な妙高山の山並みが・・・
▲14.3.14 北陸新幹線 飯山-上越妙高(車窓から)


ン曇り・・・il||li _| ̄|◯ il||l。妙高山は残念ながら前週のように山頂までスッキリとは見えませんでした ε-(≡"≡;*)モヤモヤ…。でも、こうやってトンネルひとつを隔てて急激に天候が変わるというのも、国境(県境)越えの醍醐味だと思うことにしましょうか (´ω`)ソウ…ネ。それにしても長野からわずか20分足らずで妙高とは、やっぱり新幹線は速いよなぁ・・・ (゚Д゚*)ハエー!!。私は前週に同区間を在来線で通ったばかりなだけに、驚きというか戸惑いすら感じてしまいます。ちなみにまったく参考にならないけれど、長野から脇野田(現・上越妙高)まで信越線の普通列車「妙高」だと1時間20分でした (^^;)

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あんまり意味のないシーンですが・・・(^^;)
上越妙高(新潟県上越市)を通過。
上越妙高ではJR信越線を引き継いだ第三セクター路線、
えちごトキめき鉄道・妙高はねうまライン(妙高高原直江津)が
接続しています。

▲14.3.14 北陸新幹線 上越妙高(車窓から)


妙高山が一望できた上越妙高付近を通り過ぎると、再び長短のトンネルが断続する山間部へ。この間に北陸新幹線は進路を西に向け、一気に日本海側の糸魚川を目指します。トンネルを抜けて次に視界が大きく開けると、車窓の左手に北アルプスの山並み、そして右手には日本海の海景色が臨めるようになりました (゚∀゚*)オオッ!!。

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上越妙高からのからの断続的なトンネル区間を過ぎると、
やがて左の車窓に見えてきたのは北アルプスです (゚∀゚)オッ!。
▲14.3.14 北陸新幹線 上越妙高-糸魚川(車窓から)

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そして右の車窓には日本海の青い海!(゚∀゚*)オオッ!!
北陸新幹線の車窓を楽しむ際には、
海(日本海)ならばA席、
山(妙高山や立山連峰)ならばE席
と覚えておくといいでしょう。
▲14.3.14 北陸新幹線 上越妙高-糸魚川(車窓から)


ここでタイミングよく流れたのは、車掌さんの肉声放送による日本海や富山湾、さらにその名物である海の幸や蜃気楼などについての案内  (* ̄0 ̄)θ<エー…。この放送を聞いて海側席(A席)の方のみならず、逆側(D席やE席)の人たちも身を乗り出してカメラやスマホを車窓の日本海へと向けます (^_[◎]oパチ (^_[◎]oパチ。ふだんなら他人のアタマ越しに逆側の車窓風景など撮るものではないのですが(車窓ではなく、人を撮っていると勘違いされちゃうしね)、この放送に便乗して私も一枚パチリ(^_[◎]oパチリ。開業初日だから許されるような行為・・・かな?(^^;)ゞポリポリ

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あんまり意味のないシーンですが・・・(^^;)
糸魚川(新潟県糸魚川市)を通過。
糸魚川では大糸線(松本糸魚川)と、
JR北陸線を引き継いだ第三セクター路線、
えちごトキめき鉄道・日本海ひすいライン(市振直江津)が
接続しています。

ちなみに糸魚川は「日本海に一番近い新幹線駅」
と謳っていますが、

日本一「海に近い新幹線駅」ではないのかな?σ(゚・゚*)ンー
(熱海や徳山の方が近い?)
▲14.3.14 北陸新幹線 糸魚川(車窓から)


糸魚川を挟んだ前後で車窓から日本海を眺めることができましたが、しばらくするとまた長いトンネルへ突入。在来線(旧・北陸本線、現・日本海ひすいライン)では日本海沿いを走り、美しい車窓風景が楽しめた親不知(おやしらず)や市振(いちぶり)のあたりを、新幹線は味気ないトンネルで駆け抜けてしまいます ゴ━━━(´д`)━━━ッ…。全長7,336メートルの新親不知トンネルと、全長7,549メートルの朝日トンネルの間に、ほんの一瞬だけ外へと出て細い川(大平川)を渡るのですが、実はここが新潟と富山の県境。瞬きしていたら見逃してしまうようなポイントです エッ!?(゚Д゚≡゚Д゚)エッ!?。その富山県側の朝日トンネルを抜けると車窓に期待できるのが、富山を象徴する雄大な山脈、立山連峰です (゚∀゚*)オオッ!!。北陸新幹線と言うからには、この北陸の地で見られる立山連峰は妙高山以上の楽しみ。しかし、今日の空模様だとどうでしょう。糸魚川で海側は晴れていたけれど、山側は相変わらず雲が多めです σ(・ω・`)ウーン…。期待半分でトンネルを抜けると・・・(*゚0゚)ハッ!!

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朝日トンネルを抜けると、
車窓には富山のシンボル、立山連峰が・・・
▲14.3.14 北陸新幹線 糸魚川-黒部宇奈月温泉(車窓から)


ン曇り・・・il||li _| ̄|◯ il||l。あいにくの曇り空で、妙高山に続き立山連峰もスッキリとは見えませんでした (´・ω・`)ショボーン。まあ春先の立山連峰って、なかなか全容が拝めないものなんですけれどね・・・(・ε・`)チェッ。ちなみにこの付近でも、車掌さんの肉声による立山連峰の案内放送が流れました(* ̄0 ̄)θ<エー…。それによると立山連峰に立山って単独の山は無いそうですよ ( ̄。 ̄)ヘー。ところでこの車窓さんの名所案内は、開業記念の期間限定?それとも継続して行なわれるのでしょうか?

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あんまり意味のないシーンですが・・・(^^;)
黒部宇奈月温泉(富山県黒部市)を通過。
黒部宇奈月温泉では
富山地鉄本線(電鉄富山宇奈月温泉)の新黒部と接続。
ちなみに新黒部も北陸新幹線の開業に合わせて設置された新駅です。
▲14.3.14 北陸新幹線 黒部宇奈月温泉(車窓から)


黒部宇奈月温泉の通過後に短いトンネルを何本か抜けると、新幹線は見晴らしのいい平坦な富山平野を走るようになります。このあたりではずっと車窓左手に立山連峰を捉え続けていて、天気などの条件次第では北陸新幹線で随一とも言えるような絶景が拝めることでしょう。夕暮れで赤く染まった剣岳(立山連峰の最高峰)なんかが車窓から見えようものなら、もう最高 (´▽`*)イイネ~♪・・・なんて妄想を思い浮かべるも、実際の眺望は曇り空でイマイチのまま ε-(≡"≡;*)モヤモヤ…

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平坦な富山平野を走行中には、
しばらく眺め続けることができる立山連峰。
ちなみに手前に見える線路は富山地鉄本線です。
▲14.3.14 北陸新幹線 黒部宇奈月温泉-富山(車窓から)

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富山市の東部を流れる常願寺川を渡ると
まもなく富山に到着です。
▲14.3.14 北陸新幹線 黒部宇奈月温泉-富山(車窓から)

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富山で記念に駅名板を一枚パチリ【◎】]ω・)パチッ!。
富山では高山本線(岐阜富山)や
JR北陸線を引き継いだ第三セクター路線、
あいの風とやま鉄道(倶利伽藍市振)のほか、
富山地鉄本線・軌道線、富山ライトレールが接続しています。
▲14.3.14 北陸新幹線 富山


「かがやき521号」は長野発車時の遅れを走行中に取り戻し、ほぼ定時に富山着。長野からノンストップで47分、めまぐるしく変わる車窓風景を楽しみつつも、時間的には本当にあっという間でした (゚Д゚*)ハエー!!停車中にデッキからちょろっと顔を出した程度なので、まだあまり富山へ来たという実感は沸きませんが、頬にあたるひんやりとした空気に北陸っぽさを感じたように思います(あくまでもそんな気がしただけ ^^;)。富山ではざっと見て、乗客の四分の一程度が下車。富山という都市の規模を考えると思っていたよりも少ない気がしますが、やはり開業初日はとりあえず終点の金沢まで乗り通す方が多いのでしょうか σ(゚・゚*)ンー。

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富山を発車すると、
今度は市内の中央を流れる神通川を渡ります。
車窓写真では解りませんが、
この神通川橋梁は美しいスタイルの斜張橋で、
一度は外から眺めてみたいところです。
▲14.3.14 北陸新幹線 富山-新高岡(車窓から)

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あんまり意味のないシーンですが・・・(^^;)
新高岡(富山県高岡市)を通過。
新高岡では城端線(高岡城端)が接続し、
市内中心部の高岡までは同線で北へ一駅です。
▲14.3.14 北陸新幹線 新高岡(車窓から)

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新高岡を過ぎると左手に見えてきたのは、
石川県と岐阜県にまたがる白山連峰 (゚∀゚)オッ!。
こちらもスッキリとした状態で拝みたかったところです。
ちなみに手前に見えるタワーは、
富山県小矢部市にある展望施設「クロスランドタワー」。
展望台からは北陸新幹線がキレイに見えそうですね
▲14.3.14 北陸新幹線 新高岡-金沢(車窓から)


富山を出た「かがやき」は新高岡を通過し、源平合戦で知られる県境の倶利伽羅(くりから)峠を新倶利伽羅トンネルで抜けて、いよいよ石川県へと入りました  p(`・ω・´) イン!。このあたりは断続的にトンネルがあるものの、在来線(旧・北陸本線、現・IRいしかわ鉄道)の倶利伽羅越え同様、山あいの峠越えらしい雰囲気が感じられます。峠から続くいくつかのトンネルを抜けると新幹線は金沢市郊外にある在来線の森本駅付近にまで達しており、やがて車窓に金沢の街が見えてきました。

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車窓に見える街並は、加賀百万石の城下町・金沢。
▲14.3.14 北陸新幹線 新高岡-金沢(車窓から)

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途中で多少の遅れはあったものの、
最終的には定時に金沢へ到着した「かがやき521号」。
私の北陸新幹線初乗り旅が終わりました。
▲14.3.14 北陸新幹線 金沢


東京0844-(北陸新幹線 かがやき521号)-金沢1119

東京から乗り通すこと二時間半、ついに新幹線で北陸は金沢へとやってきました〜!(´▽`*)ノ ワ~イ♪  開業を心待ちにし、乗るのがずっと楽しみだった北陸新幹線。一番列車ではなかったものの、その開業初日に乗ることができただけで、もう感無量です ・:*:・(*ノ∀`*)ヨカッタ・:*:・。ローカル線のようなのんびりとした旅情感は薄いかも知れませんが、短時間で目まぐるしく風景が移り変わるのは新幹線ならではの醍醐味で、私はこういう鉄道旅もキライではありません(ぶっちゃけ、鉄道なら何でも好きなんですが・・・^^;)。とくに今回初乗りとなった北陸新幹線はご覧いただいたように、飯山の雪景色、上越の妙高山、糸魚川の日本海、そして富山の立山連峰と変化に富んでおり、飽きることなく存分にその車窓風景を満喫しました。ただ、やはり残念だったのは、曇り空でせっかくの雄大な山景色がスッキリとしなかったこと。私の晴れ運は前週の信越線撮影の方に集中してしまったのかな・・・(^^;)ゞポリポリ

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金沢では着物姿のべっぴんさんが揃ってお出迎え♪
思わず顔がほころびます (⌒∇⌒)ゞ デヘヘ

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さらに名前はよく解らないけれど
(ゆるキャラさんはご存知なのかな?)、

ご当地のゆるキャラたちからも歓迎を受けました。
ヽ( ´¬`)ノ ワ~イ !
 

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金沢駅兼六園口にどっしりと構えるのは、
伝統芸能に使われる鼓をイメージした「鼓門」。
w(゚o゚)w オオー!

その前では新幹線の開業を祝う催しが行なわれていました。
▲14.3.14 北陸本線 金沢

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北陸新幹線の開業日に金沢を訪れた私。
そのお目当てのひとつが特別版となる当日の地元地方紙です。
キオスクでも山積みで売られていました。
 (σ´∀`)σゲッツ!!



金沢到着後はしばし、開業のお祭りムードを楽しんだ私。さて、このあとの予定はというと・・・

続きます。



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