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新潟出張鉄02・・・越後線・夏の青田をゆく115系 撮影記 [鉄道写真撮影記]

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2017.07.21・22 新潟出張鉄02
越後線
夏の青田をゆく115系 撮影
 

前回からの続きです。
新潟の三条市に仕事の出張で訪れた私(三条に参・・・;’.・(゚ε゚(O三(゚Д゚#)o モウイイワ!)。その日程がたまたま金曜日(7/21)だったことから、業務終了後も週末はそのまま自費で新潟に留まることとし、さっそく同日の夕方から撮り鉄を開始 ε=(*・o・)ノ Go!。まずは出張先の三条にほど近い信越本線の東光寺で国鉄型115系の快速列車を撮り (^_[◎]oパチリ、長岡の先の前川では夕暮れ時の貨物列車をシルエット撮影に挑戦 (*`・ω・´)-3フンス!。狙いの「夕陽シンクロ」は叶わなかったものの、薄雲が広がる茜空のもと、まずまずの成果を残すことができました (*⌒∇⌒*)ヨカッタ♪。その後、信越線の普通列車を乗り継いでやってきた新潟で宿泊し、翌日の撮影に備えます (´つз-)モヤスミ。

ところで新潟の鉄ネタというと σ(゚・゚*)ンー…、ほんの数年前までは485系の特急「北越」や「いなほ」、583系の急行「きたぐに」、さらには寝台特急「トワイライトエクスプレス」などが鉄路を賑わせており、飽きることがありませんでしたが (*゚∀゚)=3ハァハァ!、二年前(2015年)の北陸新幹線の開業を機にそれらはすべてが過去帳入り(「いなほ」は車種を485系からE653系に置き換え)(。´・ε・`。)シュン…。そして現在の新潟には私鉄の路線や路面電車がまったく無く(第三セクター路線を除く)、正直、趣味的にはちょっと面白味に欠けるんです σ(・∀・`)ウーン…。かつては新潟交通(白山前~燕)や蒲原鉄道(加茂~五泉)など、味のあるローカル私鉄が県内を走っていたのになぁ・・・(´ω`)ナツカシス。
そんな新潟でいま、鉄的に注目を浴びる存在といえばやはり、新型への置き換えで残り少なくなっている国鉄型の115系 (゚ー゚*)ゲゲゴ。前記事でお伝えしたように、私は信越線の東光寺や前川でも同系の快速列車を撮影していますが (^_[◎]oパチリ、信越線よりも運用数が多くて効率よく撮影できるのが、新潟から吉田を経て柏崎までを結ぶ、越後線です(本来の起点は柏崎のほう)(・o・*)ホホゥ。思い返すと越後線といえば、私は今年の一月にもやはり115系を撮りに訪れたばかりで、気分的にはあまり新鮮味が無いのですが、今回は出張のついでで行動の範囲が限られること(ぶっちゃけ、出張経費で購入した往復切符を活かすという「オトナの事情」で、最終的に帰りは燕三条から新幹線に乗って帰らねばならず、巡れるのはせいぜい越後線か弥彦線、信越線くらいなんだよね・・・^^;)、また、真冬だった前回からは半年が経ち、沿線の情景も季節の変化が感じられると思われるので σ(゚・゚*)ンー…、この機会に私はふたたび、115系を求めて越後線へ向かってみることにしました m9(`・ω・´)ケテイ!。ただ、ちょっと気になるのはお天気。予報では曇りのち雨になっているけれど、果たしてどうなることか・・・。

 

7月22日(土)

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朝の新潟駅南口。
今回は繁華街のほう(万代口)とは逆になる、
こちら側のビジネスホテルに滞在しました。
階上に見えるのは上越新幹線ホーム。
▲17.7.22 信越本線 新潟

新潟で迎えた土曜日の朝 (*´0)ゞ。oOフワァァ…。滞在したホテルの部屋のカーテンを開けると、空には雲が広がっているものの、雨は降っていません。予報では曇りのち雨とのことなので、どうにか午前中くらいは降らずに持つのかな? σ(゚・゚*)ドーダロ…。さっそく支度をして駅へ向かい、ホームに待機していた越後線の吉田ゆき上り列車に乗り込みます ...(((o*・ω・)o。ちなみに、何となく感覚的には迷うところですが、越後線は新潟から吉田、柏崎方面へ進むのが上りです (´ε`)フーン。

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在来線のホームに待機していた
越後線の吉田ゆき普通列車はE129系。
ただいま新潟駅の在来線ホームは、
高架化工事のまっ最中です。
(*`=´)┏━>∝∝∝∝ チュィィィィィン…
来年度(2018年度)の完成予定(第一期)で、
従来の地平ホームはまもなく見納めとなることに。
▲17.7.22 信越本線 新潟

新潟県内を走る越後線は、信越本線と接続する柏崎から、日本海に面した港町の出雲崎や寺泊、弥彦線と接続する吉田、新潟市近郊の内野や関屋などを経て、県都の新潟までを結ぶ、全長83.8キロの直流電化路線 (・o・*)ホホゥ。同線はおもに途中の吉田で運行体系を分けており、全線を通して走る列車は少なく、柏崎~吉田は地域輸送のローカル色が強いのに対し、吉田~新潟は新潟都市圏への通勤・通学路線といった役割を担っています ( ̄。 ̄)ヘー。そのため、新潟近郊ではとくに朝夕の時間帯(ラッシュ時)で列車の運行が多く設定されていて、残り少なくなった115系を狙うのにも効率がいいのではないかと思ったのです (´ω`)ナルヘソ。そこで私が下車したのは、新潟からわずかひと駅の白山(はくさん)。

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新潟から乗った越後線ですが、
乗車時間は4分。
早くも隣駅の白山で列車を降りました。
モウ(・ω・)トーチャコ
▲17.7.22 越後線 白山

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大都市の近郊駅らしく
近代的に整備された白山(北口)。
白山といえばかつては
駅近くの通りを新潟交通の電車が
ゴロゴロと音を立てて走っていましたが(併用軌道)、
同区間(白山前~東関屋)は1992年に廃止。
その後、新潟交通自体も99年に
残った全線(東関屋~月潟)が廃止となりました。
私が同鉄道に乗れたのは一度だけだったなぁ・・・。
(´ω`)ナツカシス
▲17.7.22 越後線 白山

新潟0643-(越後126M)-白山0647

始発駅の新潟を出発すると、すぐに県を代表する大河の信濃川を渡る越後線。その西岸に位置しているのが白山で、駅前から伸びる歩道橋のようなものを進むと ε=ε=ε=┌(*・_・)┘テクテク、歩いて数分程度のお手軽さで川の土手へと出ることができました (゚∀゚)オッ!。そこに架けられた鉄橋が、私の目的地である越後線の撮影ポイントです。

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駅前から続く、やたらと長~い歩道橋が
撮影ポイントへのアプローチ。
Σ(゚∇゚;ノ)ノ ナガッ!
その横を越後線のE129系が走ってゆきます。
▲17.7.22 越後線 白山付近

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歩道橋を進みきった先には、
信濃川が流れていました (゚∀゚)オッ!。
川を跨いでいるのが越後線の鉄橋です。
おや、日が出てきた? (゚ー゚?)オヨ?

新潟の中心部に近いところで越後線の列車をスッキリと撮れることから、同線屈指の有名撮影ポイントとして知られる、信濃川の鉄橋(信濃川橋梁)(・o・*)ホホゥ。ただし、この場所での定番アングルとされる上流側の立ち位置は午後が順光で、いまの朝の時間帯はモロに逆光となってしまいます σ(゚・゚*)ンー…。それでも私が新潟を出発した時点で空は曇っていたので、光線状態など関係ないか・・・と軽く考え、ここを訪れてみたのでした (´σД`)マ、イッカ。ところが現地に到着してしばらくすると、なんと雲が切れはじめて青空が覗き、やがて日も差すようになってきたではありませんか Σ(゚∇゚;ノ)ノ エッ!?。ドン曇りよりは晴れてくれたほうが嬉しいけれど、こうなると上流側の定番アングルから撮るのはちょっとキビしくなります (ノO`)アチャー。いっぽう、いまの時間帯で日が当たるのは、逆の下流側。作例ではあまり見かけたことが無い下流側ですが、はたしてどんな感じで撮れるのかしらん? コッチ…((((o* ̄-)o

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こちらが本来の定番アングルとなる上流側。
でも、朝は晴れるとド逆光です・・・。
(つ▽≦;)マブシッ!
前日の夕暮れ貨物に続き、
ここでもシルエットで列車を狙うか!?(笑)

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ためしに日当りの良い下流側からパチリ。
【◎】]ω・)パチッ!
2014年の暮れにデビューしたE129系ですが、
今やすっかり新潟地区の主力形式となりました。
▲17.7.22 越後線 新潟-白山

下流側へまわってみると、ちょうど上り列車のE129系がやってきたので試し撮り【◎】]ω・)パチッ!。お、意外とフツーに撮れるじゃん (゚∀゚)オッ!。たしかに、架線柱や足回りの柵、さらには背景の処理などを考えると、定番アングルのほうがスッキリとしていますが σ(゚・゚*)ンー…、いまの光線状態を踏まえると、こちら側で撮るのが正解のようです。やはりせっかく晴れたのならば、その好条件を活かしたいもの m9(`・ω・´)ケテイ!。それにしても、曇りのち雨という天気予報は、いい方に外れた・・・のか?

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続いて次の列車もE129系。
同じ画を撮ってもツマンナイので、
今度は流してみますた。
三【◎】]ω・)パチッ!
朝日に照らされてステンレスボディが輝きます。
▲17.7.22 越後線 新潟-白山

今日は土曜日ですが、朝の通勤時間帯を迎えて10~15分間隔という高い運行頻度となった越後線。単線の鉄橋を上下の列車が次々に渡りゆきます。しかし、やってくるのは新しいE129系ばかりで、お目当ての115系はなかなか姿を見せません コネ━━━━(´A`)━━━━…。やはりだいぶ減ってしまったのかな・・・(・ε・`)ウーン… 。なんとか空が晴れているうちに一本でも115系を撮りたくて、願うような気持ちで待っていると 八(゚- ゚)オネガイ!、30分ほどが経ってようやくあの聞き慣れた重厚なモーター音が駅のほうから鳴り響いてきました (*゚ロ゚)ハッ!!。これは間違いなく115系です。そして現れたその色は・・・(=゚ω゚=*)ンン!?

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青空が覗く夏の朝、
二色の115系が手を取り合って、
信濃川を渡ります。
▲17.7.22 越後線 新潟-白山(後追い)

カボチャくん、キタ━━━━(゚∀゚)━━━━ッ!!
村上ゆきの下り普通列車(1925M)に充当されていたのは6連の115系で、現行の新潟色と復刻の湘南色(N40編成)を3両ずつ併結した編成ではありませんか! w( ̄▽ ̄*)wワオッ!!。しかも、カメラを構えている側の後方(手前)に湘南色が連結されているとは、なんとラッキーなことでしょう ヽ(´▽`)ノワ~イ♪。雲間から日が出ているナイスなタイミングで現れた湘南色の115系、う~ん、カッコいいなぁ・・・。゜+.(o´∀`o)カコイイ!゜+.゜。いまいち運用がよくわかっていない私にとっては、もうこれが撮れただけでも新潟に延泊した価値があったと言うものです (*ノ∀`*)ヨカッタ。出張鉄、万歳! ∩(≧▽≦)∩バンザイ☆

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ズームを回してもう一枚。
(^_[◎]oパチリ
新潟色と湘南色の二色併結は、
今後の動向が気になる115系の
いい記録になりました。
▲17.7.22 越後線 新潟-白山(後追い)

予期せぬ湘南色の嬉しいサプライズに私はひとり大興奮でしたが (*゚∀゚)=3ハァハァ!、何はともあれ、お目当ての115系が撮れたことにホッとひと安心 ヾ(´∀`*)モチツケ。そんな私の安堵感を察したかのように、湘南色115系が走り去った直後から空は徐々に雲の勢力が増し、やがてほとんど日が差さなくなってしまいました ( ̄△ ̄;)クモッタ。そういえば、もともと今日の天気予報は曇りのち雨でしたっけ。たまたま湘南色に日が当たったのは、ホントにラッキーだったんだなぁ・・・ヒャヒャヒャ(゚∀゚≡゚∀゚)ヒャヒャヒャ。曇ったのならば、もう光線状態を気にする必要は無くなったので、今度は上流側に移動してみます アッチ…((((o* ̄-)o。

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湘南色115系が通過したあと、
あっという間に曇ってしまった空模様。
もう日差しは期待できないかな・・・。
σ(・∀・`)ウーン…

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上流側にまわって、まずはE129系。
【◎】]ω・)パチッ!
4両と2両の編成が基本形態のE129系、
ラッシュ時には併結されて6連となります。
▲17.7.22 越後線 新潟-白山

広い川幅に架かる長いガーダー橋。背景が曇り空ではあるものの、やはり編成写真的には車体に架線柱などがかからない上流側からの方がスッキリとしています (*´v`*)スッキリ。できればこちらのアングルでも、一枚くらい115系を撮りたいところ。しかしやってくるのは、またしてもE129系ばかりです (・ε・`)チェ。ちなみに、先ほど向こう岸へ下って行った湘南色115系の編成は新潟ゆきでなく、越後線から白新線、さらには羽越本線へと直通し、県北の村上までゆく列車なので、当分ここには戻ってきません ( ´_ゝ`)フーン。その湘南色115系が通過してからおよそ一時間が経ち、運行頻度の高い朝の通勤時間帯もそろそろ終わりかけるころ、やっと対岸のほうから近づいてくる青い顔の115系が見えてきました (゚∀゚)オッ!。

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日本海をイメージしたと言われる、
新潟色の青い115系が、
信濃川を渡って越後線を西へと向かいます。
▲17.7.22 越後線 新潟-白山

もういっちょ、115系が撮れました~!ヽ(´▽`)ノワ~イ♪
轟音を響かせて鉄橋を渡りゆく115系の関屋ゆき普通列車(1926M)、今度は現行の新潟色で統一された6連(3+3)の編成です (o ̄∇ ̄o)ボーダー。湘南色のような国鉄復刻色よりはレア度が低いけれど、このカラーリングは新潟地区ならではのご当地色ですから、これはこれでしっかりと記録しておきたい編成でした (^_[◎]oパチリ。やはりE129系よりも、昔から見慣れた115系が現れると、気分的に落ち着きを覚えます (´ー`)シミジミ。結果として7時前の撮影開始から約二時間で撮れたのは、上下一本ずつ、合計二本の115系。正直、もう少し捕まえられるかと思ったのですが、今やこんなもんなのですね σ(・∀・`)ウーン…。時刻は9時をまわり、朝のラッシュ時が一段落したところで、私は信濃川鉄橋での撮影を終えることとしました (´w`*)ドツカレサン。白山の駅へと戻り、ふたたび列車に乗って移動します ...(((o*・ω・)o。

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白山から吉田ゆきの普通列車に乗車。
朝ラッシュが落ち着き、
車内は適度に空いていました。
ボックス席をゲット♪
ボックス(σ゚∀゚)σゲッツ!!
▲17.7.22 越後線 白山

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車内で食べる朝食は、白山の駅前で買った
デイリーヤ〇ザキのご当地あんぱんシリーズ。
「白山」の焼き印が捺されています。
中身は栗粒入りのつぶあんでした。
()’〇’()アソパソマソ

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新潟市の郊外へと進むに連れ、
やがて車窓には青々とした田園風景が、
見られるようになりました。
▲17.7.22 越後線 内野西が丘-越後赤塚
(車窓から)

白山を出てしばらくは新潟市近郊の住宅街を走ってきた越後線の上り列車ですが、途中の内野(うちの)を過ぎたあたりから車窓にはのどかな田園風景が広がるようになります (´ー`)ノドカ。先ほどの信濃川鉄橋は運行本数が多い時間帯の撮影効率を踏まえて撮影ポイントに選んだものの、風景的にはあまり新潟っぽさが感じられませんでした (´ω`)タシカニ。そこで今度は、日本有数の米どころとして知られる新潟らしい、広大な田園風景のなかで列車を狙ってみたいと思います (・o・*)ホホゥ。・・・と言っても、私が知る越後線の撮影ポイントに幅があるわけではなく σ(゚・゚*)ンー…、列車を降りたのは今年の一月にも訪れている越後赤塚(えちごあかつか)。

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白山から列車に揺られて30分ほど、
約半年ぶりに越後赤塚で下車。
(・ω・)トーチャコ
一月の前回とは逆方向からやってきました。
▲17.7.22 越後線 越後赤塚

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新潟市西区に位置する越後赤塚。
無人駅ですが駅前には立派なロータリーがあります。
同駅は島式ホーム一面二線の交換可能駅。
(↑これ、前回のコピペっす ^^;)
今回はお手洗いが改装工事中ですた。
▲17.7.22 越後線 越後赤塚

白山0927-(越後1630M)-越後赤塚0954

半年前の前回と同様、下車後に向かったのは、駅から歩いて数分程度のところに架かる陸橋 ε=ε=ε=┌(*・_・)┘テクテク。この場所は橋上から下に広がる広大な田園風景、さらにはその向こうに弥彦山や角田山も望める撮影ポイントです (「゚ー゚)ドレドレ。真冬だった前回、私はここで旧・新潟色(70系色)が復刻された115系(N3編成)を真っ白な雪原のなかで撮りたいという狙いがあったものの σ(゚ー゚*)ユキ…、実際には雪が少なくてほとんど積もっておらず、お目当ての旧・新潟色115系は枯れ田のなかをゆくようなシーンとなってしまいました (・ω・`)ゞウーン。それでもその時は、復刻色に塗り変わったばかりの同編成自体が物珍しかったこともあり、成果にはある程度納得したのです (*`д´)=b OK牧場!。あれから半年の月日が流れて季節は夏となり、再訪した陸橋からの眺めは一変していました (゚∀゚*)オオッ!!。ここでまず、私が乗ってきた上り列車と二駅先の巻(まき)で交換(行き違い)をし、まもなくやってくる下りの普通列車(139M)を迎え撃ちたいと思います。たしかこの時間の列車は・・・σ(゚・゚*)ンー…

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前回と同じ陸橋のポイント。
広大な田園風景を見下ろせます。
(「゚ー゚)ドレドレ
向こうに見える山は右手前が角田山で、
左奥(画面まん中)が弥彦山。

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見渡す限りに広がる一面の青田は
まさに緑のじゅうたん。
そのなかにまっすぐ引かれた鉄路を、
普通列車がのんびりと進みます。
▲17.7.22 越後線 越後曽根-越後赤塚

田んぼじゅうたんで115系が撮れました~!ヽ(´▽`)ノワ~イ♪
枯れ田だった風景は、青々とした稲がしっかりと生育し、見事なまでの緑のじゅうたんとなっていました (゚∀゚*)オオッ!!。曇り空なのがちょっと残念ではあるけれど、これぞ私が求めていた夏の新潟らしい風景です (σ´∀`)σイイネ~!。この広大な青田を強調するため、あえて弥彦山や角田山はフレームから外したアングルとしました(どーせ、曇ってるし)。そしてそこに現れたのは、短い三連の新潟色115系 (゚∀゚)オッ!。実はこの新潟ゆきの下り列車は、前回訪れたときに越後赤塚で旧・新潟色の臨時列車と交換したもので、そのときに115系で運用されていたのを見ていたことから、今回も同系がやってくると確信していました クルー(・∀・)キットクルー。緑のじゅうたんでお目当ての115系を撮れたことに大満足です (*⌒∇⌒*)ヨカッタ♪。

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田んぼの傍らに見られた、
五穀豊穣を願う小さな社。
その向こうをE129系が走ってゆきました。
▲17.7.22 越後線 越後赤塚-越後曽根

日中の運行本数は一時間に一本程度の越後線。時間に余裕があることから、今度は陸橋を下りて田園に伸びる農道を少し歩いてみます ...(((o*・ω・)o。その田園の一画には五穀豊穣や地域繁栄を願う小さな神社が建てられており、せっかくなので私もちょろっと立ち寄って、鉄運の向上(?)などを祈願 (*-人-)ムニャムニャ。お参りしたあとでふと見ると、その神社の裏手のあたりは風景の抜けがよかったので (゚∀゚)オッ!、ためしに次の列車はここで待つことにしました m9(`・ω・´)ケテイ!。何となく縁起の良さそうなこの場所、はたしてそこに現れたのは・・・

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整然と立ち並ぶ若稲をかすめて、
米どころの越後平野をゆく新潟色115系。
おや?後ろのほうは色が違うぞ・・・
(=゚ω゚=*)ンン!?。
▲17.7.22 越後線 越後曽根-越後赤塚

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振り返ると、後ろの顔は旧・新潟色。
燕脂と山吹のシックなツートンカラーが、
淡い緑が広がる田園風景に映えました。
▲17.7.22 越後線 越後赤塚-越後曽根(後追い)

さつまいもくん、キタ━━━━ヽ(゚∀゚ )ノ━━━━ッ!!
実はこの下り列車(143M)も、前回訪れた時に運用を目撃していたことから、115系が充当されると知っていた私(前回に私が燕三条から吉田まで乗車した、弥彦線の上り列車(226M)からの流れ)( ̄^ ̄)シッテタ。遠くの直線上に見えてきた現行の青い新潟色をファインダー越しに確認して、レリーズポイントまで慎重に引き付けていたところ (・∀・´)ドキドキ、近づいてくる列車の編成にはなんだか統一性の無い違和感があります (=゚ω゚=*)ンン!? ・・・って、よく見ると編成の後方は、旧・新潟色じゃありませんか!(*゚ロ゚)ハッ!!。思いがけず一気に高まった緊張を抑えつつ (°_°;)ドキドキ 、正面側の青い新潟色を撮ってからすぐに振り返り (ω・´)彡クルッ、後ろ側の旧・新潟色も続けてパチリ【◎】]ω・´)パチッ!。緑の田園風景を走る、さつまいもカラーの電車が撮れました~!ヽ(´▽`)ノワ~イ♪。半年前は寒々しい枯れ田での撮影だった同編成、これはその時のリベンジとも言える、嬉しいサプライズです ・:*:・(゚ノ∀`゚)゚ウレシス・:*:・。ひょっとして、お参りした神社のご利益に恵まれたのかな?(笑)アリガタヤ(-人-*)アリガタヤ。ただ、車両的には旧・新潟色のほうがレアだけれど、写真してはあらかじめ構えていた正面側(青い新潟色)からのほうが、構図に落ち着いた安定感があるかな・・・ σ(゚・゚*)ンー…。何にせよ、新旧の新潟色という一粒で二度オイシイ編成。朝の湘南色に続き、これが撮れたのはラッキーでした (o ̄∇ ̄o)ラキー♪。

陸橋から撮った青いじゅうたんでの115系、そして思いがけぬ旧・新潟色の登場と、もうじゅうぶん満足のいく成果ですが、ここではもう一本だけ列車を待ちたいと思います モウイッチョ!(*`ω´)b。というのも、次の上り列車は羽越線の村上から白新線を経て、越後線に直通してくる吉田ゆき(1932M)。村上という始発駅でピンと来たかもしれませんが σ(゚・゚*)ムラカミショージ…、そう、この列車は朝に見た湘南色115系が戻ってくる運用なのです (゚∀゚*)オオッ!!。それを知っていれば、逃すわけにはいきません (*`・ω・´)-3フンス!。でも、旧・新潟色と似たようなアングルで撮るのは面白くないので、ちょっと立ち位置を移動して画に少し変化を付けてみることにしました コッチ…((((o* ̄-)o。

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湘南色、ふたたび現る。
ちなみに写真の右手に見える木立が、
先ほどお参りした小さな神社です。
▲17.7.22 越後線 越後赤塚-越後曽根

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緑に染まった夏の田んぼ道を快走する、
カボチャ色の鈍行列車。
のどかな風景に、昔ながらの電車が、
しっくりと収まります。
▲17.7.22 越後線 越後赤塚-越後曽根

カボチャくんが撮れました~!ヽ(´▽`)ノワ~イ♪
駿馬のごとく、緑の野を気持ち良さそうに駆け抜ける湘南色の115系。その変わらぬスタイルは、まさに国鉄時代そのものじゃないですか (≧∇≦)シブイッ!。ちなみに湘南色の115系は、群馬の高崎地区(上越線や両毛線)にも走っていますが、高崎の115系には先頭車両の側面に大きなJRのマークが貼られているんです (゚ー゚*)ジェーアール。いっぽう、この新潟の115系は国鉄時代の湘南色を復刻したもので、JRマークが付けられておらず、そのあたりも意識して真横から撮ってみました【◎】]ω・´)パチッ!(最近復刻されたしなの鉄道の湘南色115系もJRマークは付いていないですね。たしか岡山の湘南色には付いてたっけ?)。さらにはシングルアームのパンタグラフを、さも菱形であるかのように見せる絶妙なフレーミング(ノートリです)にも自画自賛 ъ(゚Д゚)グッジョブ、オレ! ・・・って、これは狙ったわけではなく、まったくの偶然です(笑)(´∀`*)ナーンダ。

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さらに、二色の連結面、
そして後方の新潟色もパチリ。
この新潟色、だいぶ疲れが見えますね・・・。
ヾ(・∀・`)オツカレチャン
▲17.7.22 越後線 越後赤塚-越後曽根(後追い)

続けて湘南色と新潟色の連結面も狙うも、こちらはカメラの振りが列車とシンクロせずに失敗 (ノO`)アチャー。二色の連結面が真横からウマく撮れていれば、けっこう面白い画になったんだけれどなぁ・・・ (・ε・`)チェ(上写真はだいぶ後ろ気味の角度で、なおかつブレています。下写真の新潟色のほうは、ちゃんとシンクロしました)。流し撮り、まだまだ修行が足りないようです (^^;)ゞポリポリ。それでも、お目当てだった湘南色のサイドビューがしっかりと撮れたことで、ヨシとしましょうか (*`д´)=b OK牧場!。これで越後線での115系撮影は終了です (´w`*)ドツカレサン。越後赤塚から撮影ポイントを求めて農道をてろてろ歩いていたら テロテロ...(((o*・ω・)o、隣駅の越後曽根(えちごそね)とのほぼ中間地点あたりまで来ていたので、帰りは越後曽根のほうから列車に乗ることとしました(お手洗いに行きたいけれど、たしか越後赤塚は工事中で使えなかったし・・・ε=ε= (;^^)ト、トイレ… ||wc||)。

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有人駅の越後曽根。
駅舎は越後赤塚よりも立派で、
駅前にはタクシーも常駐しています。
ちゃんとトイレも使えました(笑)
(*´∇`)-3 ホッ
ちなみに越後赤塚と越後曽根の駅間は2.5キロで、
歩いてもさほど苦にはならない程度の距離。
▲17.7.22 越後線 越後曽根

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越後曽根に入ってきた吉田ゆきはE129系。
以前にもネタにしましたが、
ソネットブロガーとしては思わず、
駅名標に記されたローマ字の”Sone”のあとに、
”t”を書き入れたくなっちゃいます(笑)
sone…t_〆(゚▽゚*)
▲17.7.22 越後線 越後曽根

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吉田で越後線から弥彦線に乗り換えます
(実際は同じ電車がそのまま運用)。
┌(;゚д゚)┘ノリカ…エ?
吉田のホームには先行していた湘南色115系が、
折り返し列車に備えて待機中。
(゚∀゚)オッ!
▲17.7.22 越後線 吉田

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吉田から弥彦線の東三条ゆき下り列車に乗り
(弥彦線は弥彦に向かうほうが上り)、
上越新幹線との接続駅、燕三条で下車。
(・ω・)トーチャコ
出張鉄もそろそろ終わりです。
▲17.7.22 弥彦線 燕三条

越後曽根1259-(越後138M)-吉田1324~1332-(弥彦237M)-燕三条1344

越後線の上り列車と弥彦線の下り列車を吉田で乗り継ぎ(実際は越後曽根から乗った越後線の吉田ゆき(138M)が、終点でそのまま弥彦線の東三条ゆき(237M)に化けますた ((((-h-))))ドロン♪)、一昨日に出張で降り立った上越新幹線との接続駅、燕三条まで戻ってきました (=゚ω゚)ノ タライマ!。出張のついでに巡った新潟の鉄旅も、あとはここから新幹線に乗って東京へと帰るだけです カエロ…((((o* ̄-)o。でも実はもうひとつだけ、ちょっとしたネタを旅に組み込んでみました エ!?(゚Д゚≡゚∀゚)ナニナニ?。弥彦線からの乗り継ぎもほどよく、いいタイミングで燕三条の新幹線ホームに入ってきたのは、強烈なインパクトを放つこの列車 (=゚ω゚=*)ンン!?。

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東京方面の上りホームで待っていると、
真っ黒な顔をしたE3系新幹線がやってきました。
( ̄  ̄*)マックロ
これはいったい・・・?
▲17.7.22 上越新幹線 燕三条

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車体の側面は窓が極端に少なく、
花火の写真がデザインされています。
w( ̄▽ ̄;)wワオッ!!
▲17.7.22 上越新幹線 浦佐

ゲンビシンカンセン、キタ━━━━(゚∀゚)━━━━ッ!!
顔が黒く、車体側面には色鮮やかな花火のアート作品がラッピングされた、なんとも奇抜なデザインのE3系新幹線  ヘ(゚д゚)ノ ナニコレ?。これは上越新幹線の新潟と越後湯沢(えちごゆざわ)の間で土休日を中心に運転されている、「現美新幹線(げんびしんかんせん、GENBI SHINKANSEN)」という、一風変わった企画列車です (・o・*)ホホゥ。「現美」とは現代美術の略称で、車内には現代美術で注目のアーティストがこの列車のために制作したアート作品が号車ごとに展示されており、そのコンセプトは「世界最速の芸術鑑賞」(゚∀゚*)オオッ!!。ちなみに外装のデザインは女性写真家の蜷川実花氏が担当しています(長岡花火をモチーフにした写真作品)。昨年の運行開始で大きな話題になったこの「現美新幹線」、私は現代アートにそれほど知識や理解があるわけでは無いけれど、絵画や写真などを見ることは好きなので、機会があればちょっと覗いてみたいと思っていました σ(゚・゚*)ンー…。まあ、ぶっちゃけ、私はアート作品よりも、美術館をイメージしたという車内構造のほうに興味があるんですけれどね(笑)(´ω`)ナルヘソ。

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「現美新幹線」の車内はこのように、
片側にアート作品の展示スペース、
通路を挟んで反対側にはソファーが備えられています。
ソファーは自由席扱い。
(指定席の11号車と後述する13号車を除き、
12・14~16号車はおおむね共通構造)。
それにしても、空いてるなぁ・・・。
( ̄  ̄ )ガラガラ

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中間の13号車はカフェ&キッズスペース。
カフェスペースでは地元の素材にこだわったスイーツと
燕三条で人気の「ツバメコーヒー」監修のコーヒーなどが
楽しめるそうです。
キッズスペースはカーペットが敷かれ、
プラレールの新幹線で遊べるようになっていました。
お子さまの姿は無かったけれど・・・。

走る新幹線の中で走行音を耳にしながら鑑賞するアート、なんとも不思議な感覚です σ(゚・゚*)ンー…。面白いっちゃあ面白いけれど、作品自体にはあまり落ち着いて集中することができず、正直、美術館っぽいアトラクションって印象を受けました。それでもこの空間を楽しむのならば、一見の価値はあるのかもしれませんね(あくまでもアートに疎い私の個人的な意見です ^^;)。けっきょく、私は各号車をざっと一巡したのち、乗車時間の大半はアート作品ではなく、ふつうに車窓風景を眺めていました(ビール飲みながら (~▽~*)ウィッ)。

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ソファーは一般的な自由席扱いなので、
飲食はとくに禁止されていません。
アート作品を観賞しながらの一杯。
いつもとはちょっと違う、優雅な飲み鉄!?
カンパイ♪(* ̄∇ ̄)/Cロ☆

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でも、新幹線のなかで見るのならば、
流れゆく車窓風景がいちばんの芸術だと私は思います。
ああ、美しきかな、ニッポンの田園風景。
(´ー`)シミジミ
▲17.7.22 上越新幹線 浦佐-越後湯沢(車窓から)

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燕三条から越後湯沢まで40分。
世界最速の芸術観賞を楽しみました。
ちなみに「現美新幹線」は
臨時の「とき」として運行されており、
新幹線自由席特急券で乗車することができます
(11号車のみ指定席)。
▲17.7.22 上越新幹線 越後湯沢

燕三条から乗った現美新幹線(とき454号)は東京まで行かずに途中の越後湯沢止まりなので、そこから後続の東京ゆき「Maxとき326号」に乗り継ぎ。ちなみに越後湯沢などの途中駅で改札を出なければ、燕三条から東京まで一枚の自由席特急券を通しで使うことができます ノリカエ…((((o* ̄-)o。E4系「Maxとき」の座席に腰を下ろし、あらためて車中にて一杯 カンパイ♪(〃゚∇゚)ノ凵☆。やっぱりふつうの新幹線のほうが落ち着きます(笑) (´ー`)マターリ。

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越後湯沢でE4系の「Maxとき326号」へ乗り継ぎ。
同列車が今旅のラストランナーです。
▲17.7.22 上越新幹線 越後湯沢


出張のついでで、仕事を終えた後に巡った、新潟の鉄旅。金曜日の信越線に続いて、土曜日の越後線でも、心配されたお天気は大きく崩れることなく、お目当てだった115系の撮影を信濃川鉄橋や越後平野の田園風景のなかで、存分に満喫することができました ヨカッタ♪(*⌒∇⌒*)ヨカッタ♪。とくに、車両運用がよく分からなかったにもかかわらず、湘南色や旧・新潟色にたまたま出会うことができたのは、嬉しかったなぁ・・・(o ̄∇ ̄o)ラキー♪。もちろん、本来の職務もいいお仕事ができ、公私ともに実りある新潟出張となりました。繰り返すようですが・・・ホントに仕事で行ったのよ(笑)(¬_¬;)ホントニィ?。

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車内で出張鉄の打ち上げ~♪
カンパ~イ♪(* ̄∇ ̄)/Cロ☆
越後湯沢で買った駅弁は
「いくらたらこめし(¥1,050)」
魚沼産コシヒカリを使ったゴハンの上に、
イクラとタラコ、椎茸煮、錦糸卵などを敷き詰めた、
見た目にも華やかなちらし寿司です。
まさにお口の中が宝石箱や~♪
☆☆☆・・ (゚д゚)ウマー!
ちなみに、湯沢を出てすぐに食べ始めちゃうと、
車窓はずっとなが~い大清水トンネルの中なので、
トンネルを出てからいただきました(笑)


燕三条1415-(上越新幹線 とき454号)-越後湯沢1456~1508-(Maxとき326号)-
東京1628




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