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しなの鉄道・・・115系「初代長野色」 撮影記 [鉄道写真撮影記]

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2017.09.10 しなの鉄道
見えるか!?黒姫山
 115系「初代長野色」 撮影
 

前回からの続きです。
9月になって、すっかり秋めいてきたというのに、まだ夏シーズンの「青春18きっぷ」を二回分(二日分)も未使用のままで残していた私  (;゚ロ゚)ハッ(「青春18きっぷ」の使用規準など、概要に付いては前記事を参照)。もちろんこのまま無駄にしてしまうようなもったいないことはせず、有効期限がギリギリとなった週末の土日(9/9・10)に、同きっぷでの鉄道旅を遂行 …(((*・ω・)つ[18]。残り二回分のうちの一回(通算、四回目)を使った初日は、都内から高崎線と上越線、第三セクター路線のほくほく線(「18きっぷ」とは別料金)の普通列車を乗り継いで、新潟県の越後川口と長野県の豊野の間を結ぶ、ローカル線の飯山線(いいやません)を目指しました (゚ー゚*)イーヤマセソ。同線を訪れた目的は、開業88周年の米寿を記念して特別に運行される、「国鉄急行色DC野沢」号を撮ることです (´▽`*)キハキハ~♪。山の深い緑に包まれて走る国鉄色ディーゼルカーのキハ47+48を、秋晴れという好条件のもとで迎えられて、お目当ての撮影は大満足の結果に (^_[◎]oパチリ。また、乗車のほうでも、信濃川(千曲川)沿いをゆく同線の自然豊かな車窓風景を存分に堪能 (´ー`)シミジミ。撮り鉄と乗り鉄の両方で飯山線の魅力を余すところなく味わって、日が暮れた頃に私は宿泊地の長野へと到達しました (・ω・)トーチャコ。これで残りの「18きっぷ」はあと一回分(一日分)。明けて旅の二日目に、私はどこへ向かうのでしょうか・・・ σ(゚・゚*)ンー…。長野を宿泊地に選んだ時点で、もう目的路線の想像がついた方も多いかな?(笑)


9月10日(日)

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旅の二日目は長野からスタート。
同駅の駅舎(善光寺口)で特徴的な大庇と列柱は
“門”をイメージした造りで、
信州の玄関口を表しているとのこと。
( ̄。 ̄)ヘー
▲17.9.10 信越本線 長野

前日に続いて今日も秋晴れのお天気となった長野の朝 (´▽`*)イイテンキ♪。いい気分でさっそく宿泊したホテルから駅へと向かいます (/*´∀`)o レッツラゴー♪。信州の中心都市である長野は、北陸新幹線とJR在来線の信越本線(篠ノ井~長野)、第三セクター路線のしなの鉄道・北しなの線(長野~妙高高原)、さらにはJR駅と少し離れた地下駅を発着する、地方私鉄の長野電鉄・長野線(長野~湯田中)、この四線が正式な乗り入れ路線ですが、ほかにもJR篠ノ井線(塩尻~篠ノ井)と、しなの鉄道・しなの鉄道線(軽井沢~篠ノ井)が信越本線を介して、また前記事で紹介したJR飯山線(豊野~越後川口)が北しなの線を介して、それぞれに長野を列車の発着駅としており、同駅はまさに県内屈指の交通の要衝です (・o・*)ホホゥ。そんな長野駅の改札窓口で、例のごとく「18きっぷ」に使用開始の日付印を捺してもらう・・・のかと思いきや、私はすぐ脇の自動券売機で普通乗車券(きっぷ)を購入して改札を入りました (*・ω・)つ[キップ]。実はまずこれから乗るのは、JRの「18きっぷ」が使えない、第三セクター路線の「しなの鉄道(しな鉄)・北しなの線」。そして同線が、旅の二日目に私が選んだ目的路線です (゚ー゚*)シナテツ。

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長野の在来線ホームにて発車を待つ、
しなの鉄道・北しなの線。
車両は同鉄道オリジナルカラーの
赤とグレーに塗られた115系です。
▲17.9.10 信越本線 長野

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駅構内の売店で仕入れた朝ゴハンは、
野沢菜の味噌漬けやわさびのりが中身の、
長野ご当地おにぎり。
ボックス席に座っていただきます。
p(▲)q( ̄~ ̄*)モグモグ

乗り込んだ妙高高原(みょうこうこうげん)ゆきの下り普通列車は、しな鉄オリジナルカラーの115系。色は違えども馴染みのある国鉄型の115系に揺られて長野をあとにすると、その感覚は「以前」とまったく変わらず、これがJRではない三セク(第三セクター)路線の列車であることをつい疑ってしまいます σ(゚・゚*)ンー…。というのも、拙ブログを読んでくださる「鉄分が高めな方」ならば、もうご存知のことだと思われますが、しな鉄はもともとJR東日本の信越本線(高崎~長野~新潟、当時)だった一部の区間を、北陸新幹線(長野新幹線)の開業に伴い、長野県の第三セクター方式鉄道へ所有と経営が移管(JRからの経営分離)されたもので、軽井沢~篠ノ井のしなの鉄道線が1997年の旧・長野新幹線(高崎~長野)開業時に、そして私が長野から乗った、長野~妙高高原の北しなの線が一昨年(2015年)の北陸新幹線延伸(長野~金沢)開業時に、それぞれ引き継がれて今日に至っています ( ̄。 ̄)ヘー(話が長くなるので、並行在来線の三セク転換が抱える問題等については、あえてこの場では触れません)。私が北しなの線に乗るのは、転換された翌日に妙高高原から長野までの上り列車を乗り通して以来のことで、長野を発車する下り列車を利用したのは今回が転換後初めて。アタマではしな鉄の路線ということを理解していますが、感覚的には今も信越線の列車に乗っているという印象です σ(゚ー゚*)JR…?。

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長野を発車してすぐ、下り列車の左手に見えるのは、
鉄ちゃん的に重要なスポットの
JR東日本・長野総合車両センター(車両基地)。
211系やキハ110などの所属車両に加え、
この日は前日に私が飯山線で撮った
「国鉄急行色DC野沢」号の急行色キハ47・48や、
さらには中央線・篠ノ井線で団体列車として運行された、
ジョイフルトレイン「リゾートエクスプレス・ゆう」
の姿も見られました (゚∀゚)オッ!。
▲17.9.10 しなの鉄道北しなの線 長野-北長野
(車窓から)

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長野から3駅目の豊野を出ると、
前日に乗ってきた飯山線が分岐。
バイチャ!( ゚д゚)ノシ
上写真の電化されている左側が北しなの線、
非電化の右側が飯山線です。
▲17.9.10 しなの鉄道北しなの線 豊野-牟礼
(車窓から)

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飯山線と別れた北しなの線は山間部へ入り、
緑豊かな自然の風景が車窓に映ります。
▲17.9.10しなの鉄道北しなの線 豊野-牟礼
(車窓から)

しな鉄の両線(しなの鉄道線と北しなの線)で共通に使われているのは、転換時にJRから譲渡された国鉄近郊型の115系にオリジナルカラー(赤とグレー)を施したもの (゚ー゚*)ゲゲゴ。同系は国鉄時代の製造から約40年が経つベテランの車両で、老朽化の不安やサービス面での見劣りが懸念されるものの、雪深い寒冷地や勾配線区での使用に適した、山岳路線のエキスパートです (`・ω・´)キリッ!。本家・JRの115系が新型への置き換えなどにより、その数を急速に減らしつつあることから、にわかに注目が高まってきた印象のあるしな鉄の115系。そんななか、最近の流行りに乗って(?)同鉄道でも、例の「信州デスティネーションキャンペーン(信州DC)」を盛り上げる企画の一環により、現行の115系に過去の塗色を再現した、いわゆる「復刻色」の編成が走っています (・o・*)ホホゥ。

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しな鉄で運行される列車は全車が115系。
懐かしさを感じる国鉄型の乗り心地を
今も存分に味わえます。
(σ´∀`)σイイネ~♪

また復刻色の話題か・・・(・∀・`)マタ? などと言わずにお付き合いいただければと思いますが、もともとは国鉄型の115系に施された復刻色というと、やはり国鉄時代の代表的な湘南色スカ色(横須賀色)が真っ先に思い浮かぶところで σ(゚・゚*)ンー…、現にしな鉄でもその両色を再現した編成が存在します (゚∀゚*)オオッ!!。たまたまながら前日の夜(前記事)には、湘南色の復刻編成(S3編成)を長野で見かけることができました (^_[◎]oパチリ。しかし、今回の私のお目当ては復刻色であっても、実は国鉄色ではないのです ( ̄△ ̄;)エ?。しな鉄では今年、一気に三本の編成をそれぞれ違う復刻色に塗り替えるという太っ腹ぶりを見せ ъ(゚Д゚)グッジョブ、湘南色とスカ色の国鉄色に加えて、もう一本の編成に再現されたのが(実際の塗り替え順とは異なります)、JR化直後の90年代に一時的に見られた長野地区のご当地カラー(地域色)、「初代長野色」というもの (゚ー゚*)ショダイ?。もちろん個人的に見て国鉄型にいちばん似合うのは、原色と言える国鉄色(湘南色やスカ色)だという見方は変わらないところですが (○-`ω´-○)ウム、ぶっちゃけ、湘南色やスカ色の115系はJRの別路線(上越線や中央線)などで、今までに何度も撮影できています【◎】]ω・)パチャ。いっぽう、現行時に塗られていた期間が短くて、地域限定のご当地カラーだった初代長野色は、私がほとんど記録できていない色でした σ(゚・゚*)ンー…。そんなマイナーなカラーリングを復刻色に選ぶなんて、しな鉄もなかなかニクイじゃありませんか (≧∇≦)ニクイッ!。・・・ということで、私は事前にしな鉄のHP公表されている復刻色編成の運用(運転時刻)の中から初代長野色(S7編成)の動向を確認し \_ヘヘ(- ̄*)ドレドレ、同色が運行される予定の北しなの線を訪れたのです(ちなみにこの日、スカ色(S16編成)はしなの鉄道線のほうで運行。湘南色は運用に就かない予備編成でした)。

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天狗伝説がある飯綱町の牟礼(むれ)。
信越線時代から同駅のシンボル的存在だった
ホーム上の天狗さまは、
しな鉄となった今も変わらず乗客を迎えてくれます。
(°⊆°*)テング
▲17.9.10 しなの鉄道北しなの線 牟礼(車窓から)

長野から新潟県の妙高高原まで、37.3キロを結ぶ北しなの線。それほど長い距離の路線ではなく、スッキリと列車が撮れるような撮影地も多くないのですが、同線には沿線随一の眺望と言えるお立ち台的な有名撮影ポイントがあります (・o・*)ホホゥ。それが古間(ふるま)と黒姫(くろひめ)の駅間に位置する、通称・黒姫山バック (゚ー゚*)クロヒメ。標高2,053 mの黒姫山(くろひめやま)は、そのお椀を伏せたような整った姿から、信濃富士とも呼ばれる名山で(日本二百名山のひとつ)、件の撮影ポイントでは列車の背景にその美しい山容を写し込むことができるのです (゚∀゚*)オオッ!!。もちろん、天候条件が良ければ・・・のハナシですが、はたして黒姫山のご機嫌はいかがでしょうか ハーワーユー?(*´∀`)ノ゙。

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下り列車に乗っていると、
やがて車窓の左手に見えてきたのは、
なだらかな山容の黒姫山。
(゚∀゚)オッ!
▲17.9.10 しなの鉄道北しなの線 古間-黒姫
(車窓から)

朝から青空の広がる秋晴れに恵まれたこの日、古間を過ぎると列車の車窓に見えてきた黒姫山は (「゚ー゚)ドレドレ、上空に若干の雲が沸いているものの、その姿は山頂までしっかりと見えており、まずまずのコンディション (・∀・)イイネ!。それを見た私は迷わずに、撮影ポイントの最寄駅である黒姫で下車しました m9(`・ω・´)ケテイ!。

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長野から35分で黒姫に到着。
(・ω・)トーチャコ
列車を降りて構内の跨線橋に上がると、
黒姫山(下写真左)と妙高山(同右)が一望できます。
これはなかなかいい眺め♪
▲17.9.10 しなの鉄道北しなの線 黒姫

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三セクのしな鉄は「18きっぷ」が使えず、
ふつうのきっぷを買って乗車しました。
(*・ω・)つ[キップ]
北しなの線の長野~黒姫は片道640円。

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長野県北部の信濃町にある黒姫駅。
県境が近く、隣駅の妙高高原は新潟県です。
スキー場のある黒姫高原や斑尾高原、
ナウマンゾウの発掘で知られる野尻湖への
アクセス拠点となっている同駅は、
スキーヤーやハイカーなど、
季節ごとに多くの観光客が訪れます。
かつては首都圏や関西圏から直通のスキー臨時列車、
「シュプール号」も運転されていました。
▲17.9.10 しなの鉄道北しなの線 黒姫

長野0746-(北しなの線319M)-黒姫0821

駅から黒姫山が見える撮影ポイントへは、歩いて20分ほど。お目当ての初代長野色が通過するまでの時間にも余裕があり、秋晴れのもとで高原の爽やかな風を感じる、気持ちのいいウォーキングです ε=ε=ε=┌(*・∀・)┘テクテク。ところが、歩きながら景色を望み見ると、次第に気掛かりな状況となってきたのが、黒姫山 ( ̄△ ̄;)エッ…。いつの間にか上空に湧いていた雲が、ずいぶんと増えてきているではありませんか。う~ん、大丈夫かなぁ・・・σ(・ω・`)ウーン…。やがて到着した目的地には、先客の方がお一人いらっしゃいました (*・ω・)ノ゙チワッス♪。挨拶をして、私もさっそくカメラを構えます。

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古間と黒姫の間にある、
お立ち台的な有名撮影ポイント。
国道に併設された歩行者用の跨線橋から、
黒姫山と北しなの線の線路が一望できます。
(゚∀゚*)オオッ!!

「朝方よりも、だいぶ雲が出てきちゃったね・・・」と、先客のおにーさん σ(・∀・`)ウーン…。あたりはスッキリとした快晴なのに、山のまわりにだけ雲が沸く・・・これぞまさによくあることの「山バックあるある」ですね (´∀`;)アルアル。それでも今のところは、どうにか山頂まで見えている黒姫山。これが約一時間後の初代長野色が通過するときにどのような状況になっているかは、神のみぞ知る運次第ってところですが 八(゚- ゚)オネガイ、とりあえず次の普通列車をためしに狙ってみます。そこへやってきた下り列車は・・・(*゚ロ゚)ハッ!!。

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雄大な黒姫山を望みて、
北しなの線を走りゆく115系の普通列車。
その色は信越線時代の名残りである、
水色の長野色でした。
▲17.9.10 しなの鉄道北しなの線 黒姫-古間
(後追い)

長野色、キタ━━━━━(゚∀゚)━━━━━ッ!!
先ほど私が長野から乗ってきた、赤とグレーのしな鉄標準色とは異なる、白と水色の淡い115系 (゚ー゚?)オヨ?。お目当ての初代長野色とハナシが混同しそうでちょっとややこしいのですが、これは北しなの線に転換される前のJR信越線などで走っていた115系の色で、復刻色のほうを初代長野色とするならば、この色は「二代目長野色」といったところ ヨッ!(゚o゚*)ニダイメ!。現在のJR長野支社に115系は配置されていないものの、後継の211系の帯色にこのカラーリングは引き継がれており、「現行長野色」とも呼べるかもしれません(JRの長野色115系は新潟に一編成だけ在籍し(L99編成)、工場入場時の伴走車などとして使用)。そんな長野色を纏ったしな鉄の115系、これも一連の復刻色・・・ではなく、同編成は北しなの線への転換時にJRからそのまま譲渡されたもので、しな鉄となって一年半が経過した今でも、JR時代の色から変更されていないのです ( ̄。 ̄)ヘー。同様の長野色は現在、しな鉄に二本が在籍(S13・S15編成)。しかし実車を見るとだいぶ色が褪せてきており、現行色への塗り替えが間近なのかもしれず、この機会にたまたま撮れたのはいい記録となりました(この色は復刻色ではないので、運用は公開されていない)(o ̄∇ ̄o)ラキー♪。まあ、たとえ塗り替えで消滅しちゃったとしても、いずれは同鉄道で「懐かしの二代目長野色」などといって、再び復刻されるような気がしないでもないのですが・・・(´ω`*)タシカニ。ちなみに現在のしな鉄で運行されている115系は、標準的な現行色のほかに、いま撮った長野色、復刻された湘南色、スカ色、初代長野色、さらには観光列車「ろくもん」用の特別編成と、実に6種類ものカラバリ(色違い)が存在するカオス状態となっています (´∀`;)カオス。

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続いて次の上り列車は
先ほど私が乗ってきた列車の折り返しで、
標準的な現行のしな鉄色。
この色の115系は精悍な印象を受けます。
(`・ω・´)キリッ!
▲17.9.10 しなの鉄道北しなの線 黒姫-古間

雲が沸きだしたものの、黒姫山バックで撮ることができた長野色と現行色の二本 (^_[◎]oパチリ。そして次に来る下り列車が、お目当ての初代長野色編成です (*`・ω・´)-3フンス!。列車への光線状態(日当たり具合)は良好でバリ順。しかし・・・ここにきて、山頂付近の雲が一段と勢力を増し、さらには低く垂れ込めだして、とうとう黒姫山のアタマは雲に隠されてしまいました ヽ(´д`;)アア…。ああ、あともう少しで初代長野色がやってくるのに・・・σ(・ω・`)ウーン…。一度まとわりついてしまった雲はそうそう取れず、そんななかで迎えてしまった通過時刻・・・(´・д・`;)ハラハラ…。

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ああ、山頂が雲に・・・ヽ(´д`;)アア…。

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信州の高原風景によく似合う、
爽やかなカラーリングの初代長野色。
しかし黒姫山は雲のなか・・・。
▲17.9.10 しなの鉄道北しなの線 黒姫-古間
(後追い)

初代長野色が撮れました~!ヽ(´▽`)ノワ~イ♪
・・・が、残念ながら山の状況は回復せず、黒姫山はご機嫌ななめの雲隠れ il||li _| ̄|〇 il||lii。快晴の空で期待値が高かっただけに、この塩対応にはガッカリ・・・ (´・ω・`)ショボーン。そんな風景的にはしょっぱい状況ではありますが、列車自体はきれいに日が当たって、鮮やかに発色した初代長野色 (゚∀゚*)オオッ!!。この色は明るいアイボリーホワイトを基調に、山の緑をライトグリーンで、長野県人の温かい県民性を裾部のえんじ色(赤)で表したカラーリングだそうで(しな鉄のHPより。個人的にはたしか、白は雪、緑は山、赤はリンゴって覚えがあった)、なかなかバランスが取れた良い配色のように感じます。あらためて実車を見たら、意外と好印象 。゜+.(o´∀`o)カコイイ!゜+.゜。・・・と、今でこそそう思えるけれど、この色が現行だった時代は個人的にまだ国鉄のイメージが抜けきってなく、当時乱発していたJR色やご当地色への無理矢理な国鉄型の塗り替えはどれもイマイチに思えて受け入れられず (-“-;*)ウーン…、好んでカメラを向けようとはしませんでした (`^´#)彡プイッ。それはこの初代長野色の115系に限らず、前記事でご紹介の飯山色キハや、同じく現代に復刻されている183系(189系)の「グレードアップあずさ色」などもそうで、現行時代の同色など少なくともメインで撮りに行くことはなかった (´σД`)フーン。それでも何かのついでに撮った、試し撮りのカットなどが残っていたりするものでして、うろ覚えながら過去のネガやポジを漁ってみると、初代長野色もいくつか発掘することができました (゚∀゚)オッ!。でもね・・・

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今は廃止となった鉄道名所(いや難所か)、
横川~軽井沢の碓氷峠をゆく115系の普通列車。
(ノ∀`)ナツカシス
急勾配の峠越えを手助けするEF63形電気機関車が
前部に連結されていますが(上り列車)、
機関車の次位に見えるのが初代長野色です。
さらに後方はおなじみの湘南色。
ちなみに、爽やかな色への塗り替えで
イメージアップを図っていますが、
この115系は非冷房の編成です(笑)
。゚(A′□`;)qアチィィ・・・
▲90.5 信越本線 軽井沢-横川

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これは冬の大糸線で撮った、初代長野色の115系。
後追いで撮った後方には(写真的には編成の先頭)、
事業用車のクモヤ143が連結されています。
冬季ならではの架線に付着した霜取り用かな?
σ(゚・゚*)ンー…
▲91.1 大糸線 信濃大町-南大町(後追い)

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信濃大町の駅を発車するところを狙った、
初代長野色の普通列車。
(^_[◎]oパチリ
お顔のアップなので解りづらいですが、
よく見るとこの車両は115系ではなく、
急行型の169系です。
▲91.1 大糸線 信濃大町

見つかった過去の初代長野色はこの三枚 (ノ∀`)ナツカシス。碓氷峠の通過や事業用車との併結など、見方によっては貴重なシーンと言えるのですが (゚∀゚*)オオッ!!、それにしても顔(車両の正面)が隠れていたり、顔をアップで撮ったカットもモノクロだったりと、初代長野色の色合いや塗り分けがちゃんとわかるような写真が、一枚もないではありませんか (゚ー゚;)タシカニ。いずれも何かのついでで撮ったものなので、仕方ないところではありますが、なんだか初代長野色との縁の悪さを感じます (^^;)ゞポリポリ。そんなワケでしな鉄が復刻した初代長野色は、ぜひとも一度はキッチリと撮影をしに訪れたいと思ったのでした (´ω`)ナルヘソ。あいにく黒姫山には嫌われちゃったけれど、晴天順光で同編成を記録できただけでも、まあ、最低限の結果は残せたといえようか (^_[◎]oパチリ。

妙高高原へと下っていった今の初代長野色は、折り返して約一時間後に上りの長野ゆきとしてココへ戻ってくるので、次はそれを狙います (*`・ω・´)-3フンス!。しかし、まとわりついた雲はさらに低くなり、好転するのがもう絶望的となった黒姫山 (´Д⊂ダメポ。山が見えないのに山バックで撮ってもしゃーないので、少し場所を変えることにしました。跨線橋の上から見えていた、田んぼの脇に移動です ...(((o*・ω・)o。

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実りの秋。
首を垂れる稲穂を横目に見て、
信濃路を快走する復刻色。
▲17.9.10 しなの鉄道北しなの線 黒姫-古間

黄金色の田園で、復刻色が撮れました~!ヽ(´▽`)ノワ~イ♪
秋色に染まった田園風景とよくマッチした、白と緑の初代長野色。季節感があって、なかなかいいアングルじゃないですか (・∀・)イイネ!(山が見えていたら、もっと良かったケドさ)。車両の存在感としては初代のほうが、淡い水色の二代目よりも、風景に映える気がします 。゜+.(o´∀`o)カコイイ!゜+.゜。JR発足直後の黎明期にイメージアップを図り、国鉄時代の湘南色からご当地色の初代長野色へ塗り替えが施された、長野地区の115系(や169系)(`・д・´ノ)ノ チェイング!。しかし、その色が定着しないうちに(まだ全車が塗り替えられていなかった)、今度は長野の冬季五輪(98年)が開催されるに伴って「冬の五輪をイメージする清楚でクールな色」が求められ ( ̄△ ̄;)エッ…、同地区の車両は再度の塗装変更を実施 (`・д・´ノ)ノ チェイング!。結果的にそのクールな水色の二代目長野色が定着することとなり、初代長野色はわずか10年足らずで姿を消したのです (´・ω...:.;::..サラサラ..。過去の私の記録写真では、顔が見えなかったり、モノクロだったりと、曖昧なイメージだった初代長野色でしたが σ(゚・゚*)ンー…、現行時代から約20年という時を経て、ようやく私のアーカイブに顔が見える色付きの写真が収まりました (´ー`)シミジミ。これで撮影は終了です (´w`*)ドツカレサン。さ、黒姫でお蕎麦でも食べてから、鈍行でのんびりと東京に帰ろう カエロ…((((o* ̄-)o。

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撮影ポイントから駅へ戻る道すがら、
こんな鮮やかな花畑の横を通りました。
(´▽`*)キレイ♪
お花は詳しくないのですが、
なんという名のお花でしょうか?

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蕎麦好きの私、
やっぱりお昼は信州そばをいただきます。
入ったのは信越線時代にも訪れたことがある
黒姫駅近くのお店なのですが、
ここのお蕎麦はホンっトに美味しくて、
これだけでも黒姫を訪れる価値があると思うほど。
お蕎麦の艶が違います。
ソバ(゚д゚)ウマー!

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長野ゆきの上り列車に乗って、
黒姫をあとにします バイチャ!( ゚д゚)ノシ。
入ってきたのは現行色の115系
(ちょうど長野色の下りとすれ違い)。
ホームに掲げられている案内板をよく見ると、
「長野・高崎・東京・松本・名古屋・大阪 方面」
の文字が見えますね。
これも信越本線時代の名残りかな・・・。
(´ー`)シミジミ
▲17.9.10 しなの鉄道北しなの線 黒姫

北しなの線屈指のお立ち台、黒姫山バックで狙った、初代長野色の復刻編成【◎】]ω・´)パチッ!。残念ながらここ一番の本命で黒姫山が雲隠れしてしまいましたが ヽ(´д`;)アア…、その前の長野色(二代目)と現行色では黒姫山が見えており、また、お目当ての初代長野色も黄金色の田園風景という季節感ある情景のなかで撮れ、大満足とは言えないけれど、まずまずの成果は得られたように思います (・∀・`)マ、イッカ。黒姫山バックにした初代長野色の画は次の機会にリベンジかな?いや、今度は湘南色やスカ色も撮りたいし、しなの鉄道線のほうで浅間山バックなども狙ってみたい・・・σ(゚・゚*)ンー…。115系の聖地となりつつあるしなの鉄道、また近いうちに訪れることとなりそうです(笑)マタネ!(=゚∇゚)ノシ (そういや115系といえば、新潟ではこの色が復刻されるんでしたっけ)。

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北しなの線で115系の乗り心地を味わいつつ、
出発地の長野にふたたび戻ってきました。
(=゚ω゚)ノ タライマ!
(次の列車の乗り換えに時間がなかったので、
これは朝の出発時に撮ったカットです)
▲17.9.10 信越本線 長野

黒姫1155-(北しなの線328M)-長野1228

さて、北しなの線での撮影を終えて、黒姫から長野に戻ってきた私 (=゚ω゚)ノ タライマ!。いったんしな鉄の乗車券(黒姫~長野)で改札を出場し …((((*・ω・)つ[キップ]、あらためて「18きっぷ」に日付印を捺してもらって再入場します …((((*・ω・)つ[18]。そう、ここからはJRの鈍行列車(普通・快速列車)を乗り継ぐ「18旅」です (゚∀゚*)オオッ!!。といっても、長野から篠ノ井線、中央本線経由で東京へと帰るだけの行程ですが (´σД`)ナーンダ、それでも「18きっぷ」一回分(2,370円)のモトはじゅうぶんに取れます(同経由での長野~都区内の普通乗車券は5,080円)(´艸`*)オットク~♪。これが夏の「18きっぷ」最後の一回の使い方。

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北しなの線からわずか4分で接続した
篠ノ井線の茅野ゆきは、二連のE127系。
ε=┌(;゚д゚)┘ノリカエ!
いったん改札を出ていて乗車がギリギリになった私は
出発時に座ることはできませんでしたが、
長野から4駅目の篠ノ井で席が空きました。
(o ̄∇ ̄o)ラキー♪
▲17.9.10 信越本線 長野

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篠ノ井線と言えばやはり、
日本三大車窓のひとつに挙げられる、
姨捨からの善光寺平は見逃せません。
進行方向の左側に座れてよかった
(ロングシートだけどね)。
いつ見ても壮大な眺めです。
w(゚o゚*)w オオー!!
▲17.9.10 篠ノ井線 姨捨付近(車窓から)

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松本で中央線へ直通する塩山ゆきに乗り継ぎ。
ε=┌(;゚д゚)┘ノリカエ!
ロングシート仕様の211系ですが、
6両編成の車内は空いていました。
ちなみに、ひとつ前のE127系も、この211系も、
115系時代からの「二代目長野色」を
帯色として継承しています。
ヨッ!(゚o゚*)ニダイメ!
▲17.9.10 篠ノ井線 松本

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中央線の車窓から見る八ヶ岳。
黒姫山と同様に雲がかかっていますが、
かろうじて山頂まで望むことができました。
(゚∀゚)オッ!
やっぱり車窓から名所が見えると、
嬉しいものです。
▲17.9.10 中央本線 信濃境-小淵沢(車窓から)

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そして小淵沢から都内まで乗るのは、
土休日運転の臨時列車、
「ホリデー快速ビューやまなし」号。
二階建て車両の215系です。
ε=┌(;゚д゚)┘ノリカエ!
行楽客でホームは混雑していましたが、
難なく個人的にお目当ての
平屋席(車端部)に座れました。
ボックス(σ゚∀゚)σゲッツ!!
▲17.9.10 中央本線 小淵沢

夏の「18きっぷ」のラスト二回分を使った今回の信州旅。初日に訪れた飯山線の信濃川橋梁では、深い山の緑にまだ夏の名残りを感じましたが、ところどころの車窓に広がる田園は黄金色が目立ち、すっかり秋の装いとなっていました (゚- ゚)アキ。信州に吹いていた爽やかな風も、だいぶ涼しかったように思います 彡(*´ー`*)スズスィ彡。今夏は天候不順が続いたこと(と仕事が忙しかったこと)で、9月まで引っ張ってしまった「18きっぷ」の使い切り。でも、最後の二日間はそれまでの鬱憤を吹き飛ばすような晴天に恵まれて(黒姫山は隠されたケド)、いい締め括りができました ヨカッタ♪(*⌒∇⌒*)ヨカッタ♪。

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「ビューやまなし」の車内にて、
地ビールの「信州浪漫」で打ち上げ。
缶にデザインされている「アルクマ」と乾杯です。
☆凵ヽ(°(エ)°*)カンパーイ♪
ポップなデザインながら
本格的な地ビールの「信州浪漫」は、
信州の伏流水と温泉水をブレンドし、
二条大麦を使用したオールモルトビール。
カスケードホップの爽やかでフルーティーなアロマと、
スッキリした心地よい苦みが楽しめます。

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たまたま甲府で車窓越しに見かけたのは、
中央本線用の新しい特急型車両・E353系。
(゚∀゚)オッ!
長らく試運転が続いていた同形式ですが、
ついに今年12月のデビューが決まったようですね。
▲17.9.10 中央本線 甲府(車窓から)

長野1232-(篠ノ井2238M)-松本1357~1426-(中央440M)-小淵沢1544~1617-(ホリデー快速 ビューやまなし)-新宿1855


 


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