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GWの鉄旅01・・・上越線「上越線春のハイキング号」 撮影記 [鉄道写真撮影記]

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2018.04.29~05.01 GWの鉄旅 その1
上越線
115系「上越線春のハイキング号」 撮影
 

季節は春から初夏へと移りつつあり、年度初めの忙しい時期を頑張って乗り越えると アセアセヽ(・ω・;)ゞ=ヾ;・ω・)ノアセアセ、その先に待っていたのは、嬉しい嬉しい大型連休!ゴォォールデンウィィィーク(GW)!!ヽ(´▽`)ノワーイ♪。鉄道好きの私としてはこの連休を使って、列車でどこかへ旅行にお出かけしたいところ (σ´∀`)σイイネ~♪

・・・ですが ( ̄△ ̄;)エ…、今年の連休前は例年以上に仕事が詰まっていて、じっくりと旅行の計画を練る余裕がなく(福井への出張などもあったし)"o(-"-;*) ウゥム…、また、先日の拙ブログでお伝えしたように、連休直前の平日には国鉄特急型189系・M51編成のラストラン(さよなら運転)が実施されることもあって、そのラストランを撮るための休暇取得や日程調整のほうに意識が向いていた私 ε-(°ω°*)189!。そのおかげでGWは、何も予定を立てていないままに迎えてしまいました (;゚ロ゚)ハッ。事前に航空券や宿泊予約、レンタカー、さらには寝台列車の指定券まで、周到に用意した昨年のGWの広島・愛媛旅行と比べたら、なんとも侘しい連休のスタートです σ(・ω・`)ウーン…。
ただ、大掛かりな旅行の準備は整わなかったけれど、連休中には比較的近場(?)でも、趣味的に気になる臨時列車などが数多く運行されるし (・o・*)ホホゥ、ちょっと遠くまで足を延ばしたいと思うなら、いざとなれば普通のきっぷで普通の列車にずっと乗り続ければいい (-`ω´-*)ウム。
なんだか開き直ったような考え方ですが (゚∀゚)アヒャ☆、そんな私が行動を開始したのは連休に入って二日目の「みどりの日(4/29)」。この日一日だけ運転されるという「とある臨時列車」が購読している鉄道趣味誌の情報欄で目に留まり (゚∀゚)オッ!、それを撮りに行こうと思い立ちました  m9(`・ω・´)ケテイ!。

はたしてその目的の臨時列車とは何なのか、そしてこの無計画なGWを私はどう過ごしたのでしょうか。

 

4月29日(日・祝)

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東京の新幹線ホームで肩を並べる、
東北新幹線のE5系(左)と上越新幹線のE2系。
さて、乗るのはどっち? σ(゚・゚*)ンー…
(・・・って、
ふつうは立っているホーム側の列車だよね)。
▲18.4.29 東北新幹線 東京

早朝6時の東京駅 (*´O)ゞ.。oOフワァ~ア…。私が立っていたのは、東北、上越、北陸、山形、秋田の各新幹線が次々に発着する、JR東日本の新幹線ホーム(東海道新幹線はJR東海ね)。
連休中の新幹線というと、その乗車率の高さ(混雑具合)がよくニュースなどで取り上げられますが (´д`;)人大杉…、この日はGW前半の三連休(4/28~4/30)の二日目という中途半端な日だったからか、たしかに旅行者は多いもののそれほどたいした混雑ではなく、私は自由席の窓側に難なく座ることができました ε-(´∇`*)ホッ。ちなみに下りの混雑のピークは、ニュースによるとGW後半の四連休(5/3~5/6)の初日だとか ( ̄。 ̄)ヘー。
私を乗せて東京を発車した新幹線は、やがて埼玉の大宮で東北新幹線と分かれ バイチャ(*’-‘)ノシ、群馬の高崎では北陸新幹線と分かれます  バイチャ(*’-‘)ノシ。そう、いま乗っているこの列車は、新潟ゆきの上越新幹線「とき」。国境(県境)の長~いトンネルを抜けると バビューン!!-=≡Σ(((⊃゚∀゚)つ、そこは雪国・・・ではなく、いまの時期は山々の新緑がまぶしい越後の国(新潟)。

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浦佐の在来線ホームは
新幹線の高架下に位置します。
もうすっかり見慣れた
新型のE129系が入ってきました。
▲18.4.29 上越線 浦佐

浦佐(うらさ)で上越新幹線から上越線の長岡ゆき普通列車に乗り換えて、さらに下り方向へ進みます ...(((o*・ω・)o。上越線は高崎を起点に、渋川、水上(みなかみ)、越後湯沢、浦佐、小出(こいで)、小千谷(おぢや)などを経て、長岡の手前に位置する宮内(みやうち)へ至る、本線なみの電化幹線。新幹線が開業する以前の同線には数多くの長距離優等列車(特急や急行)が昼夜問わず走っていましたが、現在は基本的に地域輸送が主体の普通列車のみが運行されています ( ̄。 ̄)ヘー。

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快晴となったこの日、
上越線の車窓からは魚沼の名峰・八海山が
スッキリと望めます。
(´▽`*)ハッカイサン♪
▲18.4.29 上越線 八色-小出(車窓から)

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途中の小出で見かけたのは
当駅で上越線と分岐する、
只見線(小出~会津若松)の新潟色キハ40。
(゚∀゚)オッ!
いまの新緑の時期の只見線は
車窓風景が爽やかでいいだろうなぁ・・・。
▲18.4.29 上越線 小出(車窓から)

今回の私のお目当てとなる臨時列車が走るのはこの上越線で、信越本線の新潟と上越線の越後湯沢の間を往復運転する、快速「上越線春のハイキング号」σ(゚ー゚*)ハイキング…。その何のひねりもない・・・いや、ストレートでわかりやすい列車名が表す通り、新潟の都市圏から自然豊かな上越線沿線の魚沼、湯沢地区へ、おもにハイキングや山歩きを目的とした行楽客の利用を想定した臨時列車です (・o・*)ホホゥ。ただしその利用者の客種は必ずしも設定した側が想定したものばかりではなく、おそらく実際の同列車の車内は行楽客よりも多くの鉄ちゃんが座席の大半を占めるのではないかと思われます(個人的な憶測ですが)( ̄△ ̄;)エ?。というのも、この列車に使用される車両は、いまや貴重な存在となった国鉄型の115系 (゚∀゚)オッ!。しかも「懐かしの新潟色」と呼ばれる復刻色の編成が充当されるのです (゚∀゚*)オオッ!!。
あれ?115系といえば、先日に引退したんじゃなかったっけ?・・・と、思われる方もいらっしゃることでしょう (゚ー゚?)オヨ?。たしかに季節外れの小雪が舞う中で去っていった、湘南色115系の「さよなら運転」は印象的なシーンでした サヨナラ~(´;ω;)ノシ~~~。しかし、あれはあくまでも群馬の高崎地区で使用されていた115系(高崎車両センター所属)であり、実は115系という形式の車両自体はまだ、新潟地区(新潟近郊)などにかろうじて残されていて (´σД`)ナーンダ、それが今回の臨時列車に使われる新潟車両センター所属の115系です。ただし、こちらも新型車両・E129系への置き換えが着々と進み、その存在は決して安泰と言えぬ状況 σ(・ω・`)ウーン…。
さらに現在の上越線では、すでに115系の運用が2016年で終了(運用消滅)しており、基本的に通常は同系が定期列車の営業運転で入線することはないため、今回の「上越線春のハイキング号」は久しぶりに上越線を走る115系が見られる、ファンにとって注目の臨時列車といえるのです (´ω`)ナルヘソ。

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浦佐から普通列車で15分ほど。
目的地の北堀之内に到着。
(・ω・)トーチャコ
三角屋根の待合室を備えた無人駅です。
▲18.4.29 上越線 北堀之内

東京0608-(上越新幹線 とき301号)-浦佐0736~0746-(上越1725M)-北堀之内0802

そんな115系の「ハイキング号」を撮りに私がやってきたのは、日本有数の米どころとして知られる新潟県魚沼市の北堀之内(きたほりのうち)(・ω・)トーチャコ。ここは駅のまわりに田園が広がっていて、農道などから列車をスッキリと撮れる手軽な撮影ポイントが点在しています (・∀・)イイネ。そして今の時期の田んぼといえば、そろそろ田植えに向けて水が張られ始めているころで、ウマくいけばその水田(代田)に列車の姿が映り込んだ、水鏡を活かした撮り方ができるかも σ(゚・゚*)ンー…・・・などと、私は勝手に期待していたのですが、来るときの上越線の車窓から眺めていた沿線の田んぼは、まだほとんど・・・というか、まったくと言っていいほど水は張られておらず (・・?)アリ?、それは下車した北堀之内のあたりも同様でした(4/29現在)。これはアテが外れたような、ちょっと残念な展開です (・ε・`)ザンネン。ちなみに、この二日前に189系ラストランの撮影で訪れた長野の富士見(すずらんの里)では、すでにところどころの田んぼで水が張られていたのになぁ・・・ σ(・∀・`)ウーン…。

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北堀之内の駅近くで撮ったE129系。
線路の周りに広がる田んぼは
まだ水が張られていませんでした。
ちょっと時期が早かったのかな?
▲18.4.29 上越線 北堀之内-越後堀之内

もし水が張られていたら、それを活かした撮影を試みようと考えていましたが、まだ土や泥がむき出しの田んぼでは絵的に地味で、あまり面白味がありません (゚ペ)ウーム。そこで私は農道の先のほうに見えた、田んぼと線路をひと跨ぎする陸橋(跨線橋)へと向かい、ためしにその上から狙ってみることとしました (「゚ー゚)ドレドレ。

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北堀之内の駅から歩いて15分ほど。
私が選んだ撮影ポイントはこんなところ。
(「゚ー゚)ドレドレ
跨線橋から上越線の線路が望めます。
こちらは上り列車に対して正面となる、
下り方(新潟方向)の眺め。

上から俯瞰気味に列車を望むのは私の好きな目線で、この跨線橋もなかなかいい感じです (・∀・)イイネ。橋の手前を横切っている電線があり、視野の広さのわりにスッキリと撮れるアングルは意外と狭いのですが σ(゚・゚*)ンー…、幸いなことに橋上にいらした先客の同業者はお一方だけだったので、私はウマく電線がかわせる位置でカメラを構えることができました (o ̄∇ ̄o)ラキー♪。ここでお目当ての115系「ハイキング号」を待ちます m9(`・ω・´)ケテイ!。

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ちなみに橋上から反対方向の
上り方(東京方向)を望むとこんな感じ。
E129系の長岡ゆき下り列車がやってきました。
(^_[◎]oパチリ
今の時間は列車の正面に日が当たりませんが、
こちら側もスッキリと撮ることができます。
▲18.4.29 上越線 越後堀之内-北堀之内

ところで、先にちょろっと触れましたが、今回の「ハイキング号」には「懐かしの新潟色」という、昔の車体色を115系に復刻(再現)した編成を充当することが事前に公表されています (・o・*)ホホゥ。しかし現在の新潟車両センターの115系には、国鉄時代の70系(すでに現存しない旧型電車)に塗られていたものを再現した「赤と黄色の新潟色」と、国鉄からJRになるころ(国鉄末期)の115系に塗られていたものを同系に復刻した「白と青の新潟色」(先ほどの小出で車中から見かけた、只見線のキハ40と同じ塗り分け)があり、言ってしまえばそのどちらも「懐かしの新潟色」と呼べるのです σ(゚・゚*)ンー…。
でも、私のなかでは勝手に前者(赤+黄)を「70系色」(もしくは「さつまいも」(笑))、そして後者(白+青)は「第一次新潟色」と判別していて、あくまでも個人的な見方ながら「懐かしの新潟色」って聞いて、すっかり後者だとばかり思っていました (゚ー゚*)シロアオ。そして「70系色」は越後線などで何度か撮っているけれど、「第一次新潟色」のほうは復刻されてからまだ一度も撮っていない私。今回の「ハイキング号」は、その「第一次新潟色」が記録できるいい機会です (*゚v゚*)ワクワク♪。
ところが、通過時刻を迎えて直線の先に見えてきたのは・・・(=゚ω゚=;)ンン!?

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若葉が萌ゆる里山を背にして、
上越線を走りゆく「上越線春のハイキング号」。
その色は赤と黄色のツートンカラーでした。
▲18.4.29 上越線 北堀之内-越後堀之内

さつまいもくん、キタ━━━━(゚∀゚;)━━━━ッ!?
ありゃ?「70系色」のほうじゃん (・・?)アリ?。
白と青の「第一次新潟色」が来ることを疑わなかった私にとって、まったくの予想外だった赤と黄色のツートンカラーは、よりいっそう鮮やかに感じます w( ̄▽ ̄;)wワオッ!。そうか、一般的(?)に「懐かしの新潟色」とは、コッチの色のことを指すのか。あとになって同業者の方のHPやブログなどを拝見すると、たしかにこの「70系色」を「懐かしの新潟色」、「第一次新潟色」はそのままで呼び分けている例が多く見られました (゚ー゚;)ナルヘソ…。ああ、勘違い・・・というか、下調べ不足ですね (^^;)ゞポリポリ。
ただ、私にとって初見となるハズだった「第一次新潟色」の復刻が撮れなかったのは残念だけれど (・ε・`)チェ、がっくりと落ち込むほどのものではなく (´σД`)マ、イッカ、この「70系色」だって貴重な115系のひとつに変わりありません (-`ω´-*)ウム。むしろこちらの色の方が存在感は強くて、風景に映えます (・∀・)イイネ。列車を主体(編成重視)で撮るにはヨコ位置がセオリーかと思われますが、私は少しでも晩春から初夏へとうつろう季節感を表したくて、列車の背景に新緑の山を入れたタテ位置のアングルにしてみました【◎】]ω・´)パチッ!。オデコに掲げられた【快速】幕が分かるように撮れたのも、個人的に満足です 。゜+.(o´∀`o)カコイイ!゜+.゜。
ちょっと(?)想定外の色ではあったけれど、まずは無事に往路(上りの越後湯沢ゆき)の「上越線春のハイキング号」を撮ることができました ヨカッタ♪(*⌒∇⌒*)ヨカッタ♪。

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越後湯沢に向かって走り去る115系。
水上以北の運用がE129系に置き換えられて二年、
久しぶりに115系が上越線(北部)へ帰ってきました。
(*´∀`)ノ゙オカヘリ♪
▲18.4.29 上越線 越後堀之内-北堀之内(後追い)

この臨時列車の「ハイキング号」は、午前に往路、午後遅くの夕方近くに復路(下りの新潟ゆき)が設定された、一往復の営業運転ですが、往路と復路の間は越後湯沢の構内にずっと留めておくのではなく、いったん広い留置線のある長岡まで回送する運行が組まれています (・o・*)ホホゥ。つまりお客さんを乗せる営業運転自体は一往復なものの、実質は同編成が長岡と越後湯沢の間を二往復するということで イッタリo(゚д゚o≡o゚д゚)oキタリ、これは撮影の効率がよくて嬉しい (o ̄∇ ̄o)ラキー♪。そこで次は、約一時間後にこの北堀之内付近を通過する、下りの回送列車(回9731M)を狙いたいと思います。
その回送列車を撮るのにあらかじめ私が考えていた撮影ポイントというのが、実はいま撮った「ハイキング号」の背景(タテ位置のほう)に写っていた、新緑の里山 (゚ー゚*)ヤマ。同業者(鉄ちゃん)がウェブに上げた写真などを参考にすると、どうやらあの山の上のあたりから線路をスッキリと見下ろせる撮影ポイントがあるらしいのです ( ̄。 ̄)ヘー。いまいち場所はハッキリとしないものの、地図を見ると山の上までは一本道のようなので、それを進めばいずれは目的地に辿り着けるのではないでしょうか …(((*`・ω・´)-3フンス!。

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山の上の撮影ポイントを目指して、
上り続ける坂道。
山の高さは大したこと無く、
クルマも通れる舗装道路ですが、
勾配はけっこうキツい。
ε~ε~ε~((((*′□`;)ヒイイィィ...

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山のてっぺん付近まで上がると、
八海山の山容がキレイに望めました。
(゚∀゚)オッ!
でも、ここは線路が見下ろせないね・・・。
<(・ω・`)キョロキョロ(´・ω・)ゞ

山の上のほうへと伸びる急な坂道。できれば焦らずにマイペースを心がけて上りたいところですが、一時間後の回送列車まではそれほど余裕がありません。雲ひとつない快晴の空から眩しい日差しが容赦なく照りつけるなか、これが真夏でないだけマシだと思いながら汗を拭ってひたすらに歩みを進めると ヒィ...ヒィ...(((;´Д`) ハァ...ハァ...、往路の列車を撮った跨線橋から30分ほどで、山というか、実際にはちょっと小高い丘の上といった高さのてっぺんあたりに到達 ε-(´o`;A フゥ…。ただ、そこからすんなりと線路が見下ろせるワケではなく、さらに周囲をさまよっていると(実際はサミットを過ぎてだいぶ下った)<(・ω・`)キョロキョロ(´・ω・)ゞ、舗装された農道から少し奥まったところで、ようやく眼下の視界が開けました (゚∀゚)オッ!。その眺めとは・・・(「゚ー゚)ドレドレ

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ちょっと道に迷ったけれど、
どうにか辿り着いたのはこんなところ。
田園のなかにまっすぐ伸びる
上越線の直線が確認できます。

上越線の線路と並行する国道、その奥に流れる魚野川、さらには八海山や上越国境の山並みも一望でき、これはなかなか壮大な眺めではありませんか! w(*゚o゚*)wオオー!!。そう、この場所こそが私の目指していた撮影ポイントです ヽ(´▽`)ノワ~イ♪。ちょっとアプローチを見つけるのに迷いましたが、無事にお目当ての回送列車が通過するまでに間に合ってよかった ε-(´∀`;)ホッ。

だが、しかし・・・( ̄△ ̄;)エ?

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雄大なる八海山にいだかれて、
清らかな魚野川が流れる。
魚沼ののどかな田舎風景には、
昔ながら115系がしっくりときます。
。+。:.(´ω`)シミジミ.:。+゚。
▲18.4.29 上越線 北堀之内-越後川口

眺めは素晴らしいけれど、お目当ての列車自体は車体側面の日当りが弱くて、せっかくの鮮やかな「70系色」がくすんだ色となってしまいました σ(・ω・`)ウーン…。光線状態がお昼ごろから午後にかけて順光となる(太陽が手前側に移動する)この場所ですが、11時ではまだ早かったか・・・。読みが甘いねぃ (ノO`)アチャー。とすると、14時過ぎにここを通過する同編成の上りの回送列車(回9740M)が、ちょうどいい頃合いとなりそうです σ(゚・゚*)ンー…。せっかく見つけることができた俯瞰ポイント、できればベストな状態で115系を撮りたいもの (*`・ω・´)-3フンス!。んじゃ、もうちょい(?)粘るか・・・。
とは言え、その上りの回送列車までには、今からまだ三時間もの待ち時間があります ( ̄  ̄;)サンジカン…。それまでず~っとこの場所で待ち続けているのはさすがに退屈だし、暑いし、オナカ空いたし、ノドも乾いたし・・・(´q`ll)ハラヘタ。実はそんな私がさっきから気になっているのが、この高台のほぼ真下に見える、国道沿いの食堂らしきお店 (=゚ω゚=*)ンン!?。

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国道沿いにあるドライブイン的な食堂。
ちょうどお昼時を迎えて、
その駐車場には次々とクルマが入ってゆきます。

私のいる場所からそのお店までは、直線距離で数十メートル。でも、もちろん高低差がハンパ無い。鳥のように飛べたら数分(数秒?)で行けるけれど、歩いて山を下りるとまた30分くらいかかりそう σ(・ω・`)ウーン…。ふたたびこの高台に戻って上り回送の撮影をすると考えるとちょっと躊躇しますが、食堂が目の前(?)に見えているのにゴハンがおあずけなのは精神的にツラいし ヽ(´д`;)ゴ、ゴハン…、どうせ時間はまだたっぷりとあります ( ̄  ̄;)サンジカン…。私は高台からいったん下りて、ゴハンを食べに行くこととしました ...(((o*・ω・)o。やっぱりゴハンは大事。

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ラーメンやお蕎麦、ピザ、定食など、
いろいろなメニューがあった国道沿いの食堂。
そのなかで私がチョイスしたのは、
地元の野菜や山菜をふんだんに使ったという、
ヘルシーな野菜天丼。
ふきのとうの天ぷらに春の味を感じました。
ちなみにおコメも地元の魚沼産コシヒカリです♪
(゚д゚)ウマー!

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撮影ポイントへと戻る上り坂は、
食後のいい運動!?
天丼パワーで頑張ります!(笑)
(*`・ω・´)-3フンス!

食事を済ませて、ふたたび上る坂道 ε~ε~ε~((((*′□`;)ヒイイィィ...。でも、跨線橋からサミット(山のてっぺん)を経て辿り着いた最初の道のりよりも、食堂から上ってきたルートは距離が短く、坂の勾配もいくぶん緩やかだったので、先ほどのようなキツさはありませんでした(そもそも食堂より跨線橋のほうがずっと遠い)ε-(´o`;A フゥ…。すべての撮影後に北堀之内の駅へ戻る際にも、こちらのルートを選んだほうが良さそうです (´ω`)ナルヘソ。

撮影ポイントに戻り、下界(笑)で買ってきたお茶を飲んで一息ついていると (´ー`)マターリ、不意に聞こえてきたのは「タタンタタン」という明らかな列車の走行音(線路のジョイント音)(=゚ω゚=*)ンン!?。でも、時刻表にこの時間の普通列車は載っていません。貨物列車にしてはやけに軽い音だな・・・なんて思いつつカメラを構えると、そこに現れたのはこの列車 (゚∀゚)オッ!。

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田園を軽やかに駆け抜けてゆく、
二両の混色ディーゼルカー。
上越線を走るキハ48、
その正体はいったい・・・?
▲18.4.29 上越線 越後川口-北堀之内(後追い)

キハ、キタ━━━━(゚∀゚)━━━━ッ!!
なんと音の主は、二両編成のキハ48形ディーゼルカー (´▽`*)キハキハ~♪。私はまったく把握しておらず、突然やってきたキハにちょっとビックリでしたが w( ̄▽ ̄;)wワオッ!、なぜ電化路線の上越線でディーゼルカーのキハ48が運転されているのか、そしてなぜこの列車の時刻は私が携えていた市販の時刻表に掲載されていないのか σ(゚・゚*)ンー…、すぐさま手持ちのスマホで調べてみたところ []o(・_・*)ドレドレ、このキハ48(運用によってはキハ40、キハ47の場合もあり)は上越線の営業列車(普通列車など)ではなく、私が北堀之内へ来る際に途中の小出で上越線の車中から見かけた、非電化ローカル線の只見線(ただみせん)で使用される車両で、同線での運転に備えて長岡の車両基地(キハの所属は新津運輸区)から始発駅の小出に向けて送り込まれた回送列車だったようです (・o・*)ホホゥ。こりゃ、ラッキー (o ̄∇ ̄o)ラキー♪

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上写真を拡大してみると、
二連のキハ48のうち、
先頭(右)の赤い車両は特別なラッピング車、
そして後方は例の「第一次新潟色」です。

ちなみに色違いで組まれた、この二連のキハ48。先頭となる上り方(上写真右)の赤い車両は、只見線の小出 「 こい(恋)で 」 と会津 「 あい(愛)づ 」を結ぶことに由来した、「縁結び列車」の特別ラッピング車両 (〃∇〃)エンムスビ♡。たしか運行期間は昨年までだったハズですが、まだそのままの色で残されていたのですね。
いっぽう、後方となる下り方の白地に青帯の車両、実はこれが先に話題としてあげていた「第一次新潟色」と呼ばれる塗り分け (゚ー゚*)ニーガタ。同色は先述した115系のほかに、新潟地区で使われるディーゼルカーのキハ40系列やキハ52、キハ58などにも施され、115系のほうはのちに別の色(第二次第三次新潟色)へ塗り替えられましたが、キハの一部はいまもこの「第一次新潟色」を持続しています ( ̄。 ̄)ヘー。なので、この「第一次新潟色」のキハ48は、復刻色ではなく現行色のひとつ(話がややこしく、さらに説明下手でスミマセン ^^;)。
そんな「第一次新潟色」に塗られた車両、私が撮影前に勘違いで思い描いていた115系の同色(N37編成)を、この高台の俯瞰ポイントで撮ることは叶いませんでしたが (^┰^;)ゞ
カンチガイ…、たまたまやってきた同色のキハにより、そのイメージだけは何となく掴むことができました(笑)(。A。)アヒャ☆。
そしてキハを見てみると、先ほどよりだいぶ車体側面の日当りがよくなったことが分かります (゚∀゚)オッ!。好条件が整ったこの撮影ポイントには、キハの通過後にお二人の同業者が来られ (*・ω・)ノ゙チワッス♪、私を含む三人で「70系色」・・・もとい、「懐かしの新潟色」115系の回送列車を待ちます。しばらくすると、今度はキハとはまた違った趣のある、重厚なモーターを唸らす電車の走行音が聞こえてきました ε-(°ω°*)キタッ!。

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水入れを待つ土色の田園風景に
鮮やかな彩りを放つ、
赤と黄色の新潟色115系。
その活躍を雪解けの進む八海山が見守ります。
▲18.4.29 上越線 越後川口-北堀之内(後追い)

さつまいもくんが順光で撮れました~! ヽ(´▽`)ノワ~イ♪
時間が経つにつれて光線状態はキハの時よりもさらに良くなり、列車の顔にまで日が当たる「バリ順」で迎えることができた、「70系色」の115系。やっぱりこの色はキレイに日が当たると、鮮やかさがグッと際立ちます 。゜+.(o´∀`o)カコイイ!゜+.゜。急坂を上ったり下りたりしたけれど(ゴハンのために)、条件がよくなるまで粘った甲斐があったなぁ・・・(゚ノ∀`゚)゚ヨカッタ。そしてこの日は気温が高かったものの、午後になっても背景の八海山は霞むことなく、クッキリとその雄大な姿を見せていたのは嬉しい演出でした ъ(゚Д゚)グッジョブ!。
これでもしも、見渡す一面の田んぼに水が張られていたら、きっともっと美しい風景に・・・と思うと、ちょっと惜しい気はしますが σ(・∀・`)ウーン…、さすがにこればかりは農家さんの都合によるものなので仕方ありません (´ω`)ソォネ。それでも、たった一日限りの運転だった115系の「上越線春のハイキング号」が、絶好の撮影日和に恵まれたことに大満足です ヨカッタ♪(*⌒∇⌒*)ヨカッタ♪。いろいろと想定外なことはあったけれど(水の入っていない田んぼや、思っていた色と違う115系のことなど)、まあ、おおむね結果オーライだったかな? (*`д´)=b OK牧場!。

これで「懐かしの新潟色」115系を使った、「上越線春のハイキング号」(と、その回送列車)の撮影は終了です (´w`*)ドツカレサン。魚沼の田園が一望できる、壮大な俯瞰ポイント。この場所にはまた、夏の青田や秋の稲田など、田んぼに彩りのある時期にぜひ再訪したいものです マタネ(=゚∇゚)ノ

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ハイキングを楽しんだ(?)乗客を、
越後湯沢まで迎えにゆく115系の回送列車。
その後ろ姿を見送ります。
バイチャ(*’-‘)ノシ
▲18.4.29 上越線 越後川口-北堀之内(後追い)


同編成はこのあとさらに、越後湯沢から新潟へ向けて運転される「上越線春のハイキング号」の復路(下りの営業運転)が残されているのですが、私はここまでの撮影成果でもうじゅうぶん (´ー`)マンゾク。
それと、実は先ほどの長い待ち時間(上りの回送待ち)の間に時刻表を眺めていて σ(゚・゚*)ンー…、ちょっとしたプランが組み上がったことから、急きょこれからそれを実践することとしました(ホントに急きょ)m9(`・ω・´)ケテイ!。そうすると、ちょっともったいないけれど、時間的に復路の「ハイキング号」を撮っている余裕がないのです (・ε・`)シャーナイネ。

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傾く西日を受けて、
北堀之内に入ってきた下りの長岡ゆき。
東京方面とは逆に進む列車ですね・・・。
▲18.4.29 上越線 北堀之内

高台の撮影ポイントから食堂の前を通るルートを歩いて北堀之内の駅へと戻り ...(((o*・ω・)o、乗ったのは長岡ゆきの下り普通列車。
さて、私はこれからどこへ行くのでしょうか? 鉄道放浪癖、発動!? フラフラ~((((~´ー`)~


・・・続きます。~(´ー`~))))フラフラ~



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