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夏休み01・・・磐越西線 DE10牽引「臨時快速」撮影記 [鉄道写真撮影記]

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2018.07.29~31 夏休み01
磐越西線
DE10牽引「臨時快速列車」撮影
 
毎年の事ですが、業務の都合でお盆の時期に仕事を休めない私は、今年も皆さんよりちょっと早く、7月の末から8月のアタマにかけて数日間の夏休みを取得しました (´▽`*)ナツヤスミ♪。せっかくのまとまったお休みがあるならば、どこかへ乗り鉄&撮り鉄の“鉄分補給”(鉄道旅行)に出かけたいところ (・∀・)イイネ。
そこで、休みに入る半月くらい前におおまかな旅先を決定し m9(`・ω・´)ケテイ!、宿泊の手配など諸々の準備を進め \_ヘヘ(- ̄*)カタカタ、夏休みの初日(7/28)に万全の体制で旅に出る ε=(*・o・)ノ Go!
・・・つもりでした ( ̄△ ̄;)エッ…。

そんななか、やはりいちばん気になるのが、旅行当日の天候 σ(゚・゚*)ンー…。「自称・晴れ男」と豪語する私ですが、その実態は天気運が良いというより、単に天気予報を確認してから行動することが多いだけで、いつもなら撮影日を決定するのは週間予報が発表されてからのこと オケ!(* ̄∇ ̄)=b。しかし今回は「とある都合」により、半月も前に宿の予約を入れたため、当日の天気はまったく読めません (゚ペ)ウーン…。これこそまさに「晴れ男」の真価が問われるところですが、数日前に明らかとなった旅行日の天気予報は・・・(=゚ω゚=;)ンン!?


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旅行の前日に確認した天気予報。
日本列島に「台風12号」が接近ちう!?
Σ(゚∇゚;ノ)ノ エッ!?


なんと、台風が近づいていて、関東地方に上陸する恐れがあるというではありませんか! Σ(゚□゚*)ナニーッ!!。旅行と台風が重なるとは最悪の条件で、晴れ男どころか雨男だよ。こりゃ参ったなぁ・・・(´д`;)アウ…。
いくらなんでも台風が接近しているなかで出かける気にはならず、私は影響を避けるべく出発を翌日に持ち越すことを決断。運行状況を心配しながら乗り鉄したり、雨ざーざーのなかで撮り鉄したりしても楽しくないもんね (・ε・`)シャーナイネ。
残念ながら結果的に旅の日程が一日削られてしまったけれど、予約をしていた初日のホテルは「台風ですから、どうぞご無理せずに」と違約金なしでキャンセルを受けていただき <(_ _*)>スンマソン、幸いにして翌日からの行動予定も少し変更することで対応できそうです ε-(´o`;)ホッ。

なんだか出ばなをくじかれたような展開となりましたが、台風の通過後にあらためて、一日遅れで夏休みの鉄旅に出発 (/*´∀`)o レッツラゴー♪。
はたして今夏の私はどこへ向かい、どの路線に乗り、どんな列車を撮り、何を食べるのか。鉄分満載の旅行記にお付き合いいただければと思います (=゚∇゚)ノ゙ヨロシコ♪。



7月29日(日)


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上野にて発車を待つ、E231系の普通列車。
さあ、夏旅のスタートです。
(/*´∀`)o レッツラゴー♪
▲18.7.29 東北本線 上野


早朝に都内の上野から私が乗るのは、高崎線の高崎ゆき普通列車 (゚ー゚*)フツー。
新幹線でなく在来線の普通列車を利用することでお察しのように、もちろん私が手にしている乗車券はJR全線の普通列車と快速列車が一日じゅう乗り放題となる、おなじみの「青春18きっぷ」です (*・∀・)つ[18]
実はこれから目指す今日の最終目的地へは本来、途中で各所に立ち寄って撮り鉄などをしつつ (^_[◎]oパチリ、のんびりと二日がかり(18きっぷ二回分)で到達する計画を立てていたのですが ノコノコ…(((o*・ω・)o、先述したように台風接近の影響で日程が削られてしまい、もともと決めていた明日の行動予定を考えた場合、目的地には今日一日でたどり着かなくてはならなくなりました (゚ペ)ウーン…。そうなると途中で撮り鉄をする余裕はなく、今日はずっと列車に乗りっぱなし(普通列車の乗り継ぎ)の一日となりそうです (・∀・`)シャーナイネ。
ところが・・・( ̄△ ̄;)エ?。

心配した台風は夜半に関東を通過し、翌朝は風が少し強いものの、雨はすっかり止んでいました ε-(´∇`*)ホッ。ただし、台風が去っても油断は禁物で、線路や施設の点検などで列車に遅れが出ているかもしれません ( ̄ヘ ̄)ウーン。そう思って、いちおう念のためにスマホでJRの運行状況をチェックしてみると・・・ []o(・_・*)ドレドレ。
これから利用する各線は軒並み平常運転となっていて安心しましたが、それよりも画面上で私の目に留まったのは、こちらの情報 (=゚ω゚=*)ンン!?。


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JRの運行情報に掲載されていたのは、
撮り鉄としてちょっと気になる「お知らせ」。
(*゚ロ゚)ハッ!!


それによると、蒸気機関車(SL)のC57 180が牽く磐越西線(ばんえつさいせん)の観光列車、快速「SLばんえつ物語号」が (゚ー゚*)バンモノ、本日はSLの不具合(台風とは無関係)により、なんとその牽引機をディーゼル機関車(DL)に急きょ変更するというではないですか! エッ!(゚Д゚≡゚∀゚)マジ!?。
SLがウリの観光列車なのに、SLが故障で使えない。これはなんとも残念な緊急事態で、SLがお目当てで乗車される方にとってはガッカリされることでしょう。しかも今は夏休みの期間で、SLを楽しみにしていた子供も多かっただろうに・・・(・ω・`)ザンネンネ…。
しかーし、どちらかといえばSLよりもDLのほうに萌える、私のようなひねくれたマニアにとっては、「ばんえつ物語号」の先頭にディーゼル機関車が立つという、イレギュラーなシーンが見られる千載一遇のチャンスです (☆∀☆)キラーン☆。こ、これは撮りたいっ! (*゚∀゚)=3ハァハァ!(SLファンの方、スミマセン)。
どうにかして、新潟県の新津(にいつ)から福島県の会津若松まで走る、「ばんえつ物語号」に間に合わないだろうか σ(゚・゚*)ンー…。上野を出た高崎線の車内でこの情報を知った私、このまま計画どおりに普通列車を乗り継いでいては、「ばんえつ物語号」の撮影などムリなハナシです (ヾノ・∀・`)ムリムリ。
ならば、ここは思い切って決断! (*`・ω・´)-3フンス!。


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大宮の新幹線ホームに
E2系が入線してきました。
え?新幹線に乗るの!?
Σ(゚∇゚;ノ)ノ エッ!?
▲18.7.29 東北新幹線 大宮


高崎線を上野から20分ちょっとの大宮で降り(これだと正式な区間としては、高崎線じゃなくて東北本線(宇都宮線)だね)、当駅で乗り継いだのは新潟ゆきの上越新幹線「とき」(゚∀゚*)オオッ!。これで一気に新潟まで飛ばせば、「ばんえつ物語号」に間に合うんです バビューン!!-=≡Σ(((⊃゚∀゚)つ。
もちろん、普通列車のみ有効の「18きっぷ」では新幹線に乗ることができないので、あらためて大宮から新潟までの普通乗車券と新幹線特急券を買い直さなくてはなりませんが、そうまでしてもこの「ばんえつ物語号」の「DL代走」は個人的に撮る価値があると判断したのです (´ω`)ナルヘソ。まあ、「18きっぷ」はまたのちほど使うことになるので、無駄にはなりません。そして上越新幹線の利用はお安くないけれど、ちょっとした贅沢として割り切りました (*`д´)=b OK牧場!。


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上越新幹線に乗って眺める車窓。
高崎ではけっこう強く雨が降っています。
まだ台風の影響が残っているのかもしれません。
ザアアァァ…:il!:il|(´д`;)!l|il:|;
▲18.7.29 上越新幹線 高崎(車窓から)


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でも、上越国境の長いトンネルを抜けると、
新潟県は快晴の青空が広がっていました。
(つ▽≦*)マブシッ!
この天候の変化は面白いですね。
▲18.7.29 上越新幹線 長岡-燕三条(車窓から)


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新潟から乗る磐越西線への直通列車は
キハ110の快速「あがの」。
列車名の愛称は磐越西線に沿って流れる
阿賀野川を由来としています。
( ̄。 ̄)ヘー
ちなみに高架化が進む新潟駅ですが、
同列車は地平のホームに待機していました。
▲18.7.29 信越本線 新潟


新潟で会津若松ゆきの快速「あがの」に乗り継ぎ ε=┌(;゚д゚)┘ノリカエ!。この列車は新潟から新津まで信越本線を走り、新津から先は磐越西線へと入ります (゚ー゚*)バンサイ。
ちなみに、もしも大宮から上越新幹線を使わず、あのまま私がずっと高崎線に乗り続けていたとしても、その先で上越線、さらには信越本線の普通列車を乗り継いで北上し、新津はいずれ通る予定の駅でした ( ´_ゝ`)フーン。つまり、旅の基本的な方向や今日の最終目的地に大きな変更はないということ (´ω`)ナルヘソ。そして、
DLが代走する「ばんえつ物語号」の撮影後には、新津から当初の行程(普通列車の乗り継ぎ旅)に戻したいと考えています (・o・*)ホホゥ。
そうすると、磐越西線をあまり奥の方(会津若松方面)まで行くことはできず、なるべく新津に近いあたりで「ばんえつ物語号」を撮りたいところ σ(゚・゚*)ンー…。阿賀野川沿いの自然豊かで風光明媚な沿線風景が自慢の磐越西線なのに、近場で済ませてしまうような撮影はちょっともったいないのですが、今回は突発的な寄り道みたいなものなので致し方ありません (・∀・`)シャーナイネ。
そこで私が列車を降りたのは、新津の次に快速「あがの」が停車する五泉(ごせん)。


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新潟から直通の快速列車で30分、
新潟県五泉市の中心駅、五泉に到着。
(゚ー゚*)ゴセソ
ちなみに五泉という地名の由来は
「五つの泉が湧き出ていたから」とか
「五つの川が流れていたから」など
様々な説が伝えられていますが、
はっきりしたことはわからないそうです。
▲18.7.29 磐越西線 五泉


上野0543-(東北823M)-大宮0609~0634-(上越新幹線 とき301号)-新潟0813~0825-(磐越西3222D)-五泉0851

私は何度か磐越西線に乗って五泉を通り過ぎているけれど、下車するのはこれが二度目 (*´∀`)ノ゙オヒサ。
前回は今から20年以上も前となる1997年で、そのときの目的は当駅から分岐していた、蒲原(かんばら)鉄道に乗ることでした σ(゚ー゚*)カンバラ?。

蒲原鉄道はかつて、ここ五泉から西方に進路を取り、村松(むらまつ)や大蒲原(おおかんばら)、冬鳥越(ふゆどりごえ)などを経て、信越本線と接続する加茂(かも)までの21.9キロを結んでいた(正式な起点は加茂のほう)中越地域のローカル私鉄で、1923年(大正12年)の開業時から全線が電化(直流600V)されており、新潟県で最初の電車運行路線として知られています ( ̄。 ̄)ヘー。


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かつて五泉を発着していた
ローカル私鉄の蒲原鉄道。
磐越西線の西側に位置したホームには、
昭和29年製のモハ41形が停車しています。
(≧∇≦)シブイッ!
▲97.12 蒲原鉄道 五泉


地域の足としてだけでなく、冬鳥越には当鉄道直営のスキー場もあり、シーズンには賑わいを見せた蒲原鉄道ですが、自家用車の普及(車社会化)による利用客の減少で経営状態が悪化し、1985年には路線距離の7割以上にもなる村松と加茂の間(17.7キロ)が廃止 (´・ω・`)ショボン。以降は五泉と村松の間のわずか4.2キロだけが残されて細々と生き延びていましたが、それも1999年に廃止され、蒲原鉄道は廃線となってしまいました (´・ω・`)ショボボーン。


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雪山を背に走る単行のモハ41形。
五泉を発車すると西へ向けて、
線路は大きくカーブを描きます。
▲97.12 蒲原鉄道 五泉(後追い)


私が蒲原鉄道を訪れたころには、すでに村松と加茂の間は廃止されており、五泉から村松までの短い距離を乗り潰し目的で一往復したのみですが、古めかしい味のある単行電車(モハ41形)に揺られて車窓から雪景色を眺めたことが、今でも印象深く想い出に残っています +。:.(´ω`)シミジミ.:。+゚。。

五泉で列車を降りたのは、あの日以来か・・・。


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これは駅の構内に架かる
磐越西線の跨線橋から撮った、
五泉に到着する蒲原鉄道の列車。
当時はおもに乗り鉄派だった私にとって、
ここはお手軽な撮影スポットでした。
(^_[◎]oパチリ
ちなみにこのモハ41形は現在、
五泉市内で静態保存されているそうです。
▲97.12 蒲原鉄道 五泉


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その昔に蒲原鉄道の列車を撮影した、
磐越西線の跨線橋から望む現在の風景。
同鉄道が分岐していたあたりには、
五泉市の施設らしきものが建っています。
手前の線路は磐越西線。
▲18.7.29 磐越西線 五泉


閑話休題。
今回、私が五泉に来たのは蒲原鉄道の思い出に浸るためではなく、磐越西線を走る「ばんえつ物語号」の撮影が目的です。
でも、実は私が選んだ撮影ポイントは五泉が最寄りの駅でなく、快速「あがの」が停車しないで通過した、ひと駅手前(隣駅)の北五泉 σ(゚ー゚*)キタ?。五泉から北五泉へは、いったん通過した駅に普通列車で戻るような形となりますが モドル…((((o* ̄-)o、このほうが新津で普通列車を待つよりも早く北五泉に着けるのです (´ω`)ナルヘソ。
(ちなみに、改札内での折り返し乗車は御法度ですが 乂`・д・´)ダメッ!、いったん改札出てきっぷを買い直せば無問題 (*`д´)=b OK牧場!。そして今回の私は乗り降り自由の「18きっぷ」を使っているので、これも無問題
(*`д´)=b OK牧場!


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五泉から新津ゆきの普通列車に乗って、
ひと駅戻ります。
イッタリ(゚д゚≡゚д゚)キタリ
ホームに入ってきたのは、
お!国鉄型のキハ47だ!
(´▽`*)キハキハ~♪
▲18.7.29 磐越西線 五泉


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わずか三分間だけ
国鉄型キハの乗り心地を味わって、
北五泉に到着。
(・ω・)トーチャコ
▲18.7.29 磐越西線 北五泉


五泉0913-(磐越西223D)-北五泉0916


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北五泉の駅近くに広がる田園風景。
青々とした稲に夏らしさを感じます。
(´ー`)ノドカ


その駅名どおり、五泉の市街地の北方に位置する北五泉。
駅前は閑静な住宅街って感じですが、線路に沿って新津方向へ10分ほど歩くと ε=ε=ε=┌(*・_・)┘テクテク、すぐにのどかな田園風景が広がります (゚∀゚)オッ!。このあたりが私の目指していた撮影ポイントで、駅から近いのは夏場の徒歩鉄にとって何よりの好条件(笑)ε-(´∇`;A)ホッ。そして田園のなかに伸びる農道には、すでにお二人の先客がいらっしゃり、挨拶を交わしつつ私もその横に加わりました (*・ω・)ノ゙チワッス♪。
お目当ての「ばんえつ物語号(DL代走)」が通過するまで、あと一時間。日差しを遮るものが何も無い炎天下の田園地帯ですが、風が適度に吹いていて体感的には都心の蒸し暑さより過ごしやすく、耐えられない待ち時間ではありません (*`・ω・´)-3フンス! (でも、あとから知ったのですが、この日の新潟の最高気温は38度だったらしい)。


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青稲ゆれる田園風景のなかを
軽やかに走り抜けて行ったのは、
三連のキハ110。
▲18.7.29 磐越西線 新関-北五泉


腰を落ち着けると、まずやってきたのは、キハ110の会津若松ゆき普通列車 (´▽`*)キハキハ〜♪。
国鉄型のキハ47だったら良かったのに・・・σ(・∀・`)ウーン… なんて贅沢は言えず、これが待ち時間のあいだに上下あわせて唯一ここを通過する列車(228D)で、カメラのフレームに収まる編成長(列車の長さ)などをチェックするのに一本でも試し撮りができたのはありがたい (^_[◎]oパチリ(構図のバランスが悪いのは、「ばんえつ物語号」の長さを想定しているため)。
ちなみに五泉で折り返さず、もしも新津で待っていたとしたら、この撮影した普通列車で北五泉に着くこととなり、「ばんえつ物語号」はぶっつけ本番で臨まなくてはならないところでした (´ω`)ナルヘソ。


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空を見上げると流れ雲。
いかにも夏らしくていい空模様ですが、
影落ちがちょっと怖いなぁ・・・。
(´・д・`;)ハラハラ…


そんなキハ110のカットを見ると、列車の背景はほとんど雲ひとつ無い状態なのですが (*´v`*)スッキリ、実は振り返ると太陽方向にはけっこう流れ雲が泳いでいて、時おり日差しを遮ります (´д`;)アウ…。
先日の内房線で撃沈した「ブルーオーシャン外房」のときほど大きな雲塊ではなく、今回は青空の方が優勢ですが、それでも「ふっ、圧倒的じゃないか (*`ー´)フッ」という戦局ではなく、通過時の影落ちには一抹の不安を感じます。いつもながら心臓に悪いよなぁ・・・ (´・д・`;)ハラハラ…。
気象条件が相手じゃ祈ってもムダなのは先日のことで立証済み(?)ですが、それでも祈らずにはいられない気持ちで待つことしばし 八(゚- ゚)オネガイ!。やがて陽炎にゆれる直線上に、真っ黒なSLではない、鮮やかな朱色のディーゼル機関車が見えてきました ε-(°ω°*)キタッ!。


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デーテン(DE10)、キタ━━━━(゚∀゚)━━━━ッ!!


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蒸気機関車は熱中症でダウン!?
本日の「ばんえつ物語号」は、
快晴の青空にクッキリと映える、
朱色のディーゼル機関車が務めます。
代役ながら、DE10にとっての晴れ舞台。
(`・ω・´)キリッ!
▲18.7.29 磐越西線 新関-北五泉


デーテンのばん物が、撮れました~!ヽ(´▽`)ノワ~イ♪
忍び寄る雲影にヒヤヒヤしながらも、無事に翳られることなく眩しい日差しを浴びて通過した、ディーゼル機関車のDE10が牽引する「ばんえつ物語号」w(゚o゚*)w オオー!!。7両編成の観光用客車(ばん物12系)を従えて先頭に立つ、DE10 1660の堂々とした姿が誇らしげでカッコいい!。゜+.(o´∀`o)カコイイ!゜+.゜。国鉄型DL好きの私としては、鳥肌モノのシーンです (*゚∀゚)=3ハァハァ!。また、旋回窓を備えた寒冷地形のデーテンってところも、ゴツくていいねぇ・・・(≧∇≦)シブイッ!。
アンバランスな凸形ディーゼル機のDE10形 (゚ー゚*)デーテソ。風景のなかに列車を置く情景的なカットや、客車が3~4両程度の短い編成ならば、鼻(ボンネット)の短い②エンド側がユーモラスで個人的にも好みなのですが、今回のように列車を主体とした撮り方(いわゆる編成写真)で、なおかつ編成が長めの場合は、エンジンを搭載した鼻の長い①エンド側がバランスいいように思います (・∀・)イイネ(あくまでも個人的な見方ね)。編成写真をキッチリ撮るのは久しぶりのことでしたが(ぶっちゃけ、あまり私は得意じゃない)、事前にキハ110で試し撮りできたこともあって、ウマく・・・というか、無難にまとめることができました【◎】]ω・´)パチッ!。
青い夏空、緑の田園、そして朱色のDE10とブラウンの客車・・・この成果にはもう大満足。急きょ新幹線を使ってまで駆けつけた甲斐があったなぁ・・・ ・:*:・(゚ノ∀`゚)゚ヨカッタ・:*:・。。


ちなみに、私が磐越西線で「ばんえつ物語号」を撮影するのは、これが二度目のこと。
では、前回は蒸気機関車のC57 180が牽引する「正調編成」のSL列車だったのかと言うとそうでは無く、その時はたしかC57が定期の全般検査で工場に長期入場しており (゚ー゚*)オヤスミ、故障という今回のケースとは異なるものの、やはりディーゼル機関車のDD53形が代役を務めたのです (・o・*)ホホゥ。


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今やファンの間で「伝説」とも言われている(?)、
DD53 2による「DD53 ばんえつ物語号」。
本来はおもに冬期の除雪用(ラッセル車)として
配置されていた同機が、
営業運転の客車列車を牽引することで、
大きな話題となりました。
これはいま見てもインパクトある編成だよなぁ・・・。
w(゚o゚*)w オオー!!
▲06.11.4 磐越西線 鹿瀬-日出谷


つまり今回のDE10による代走といい、私が撮った「ばんえつ物語号」はいずれもディーゼル機関車による牽引で、本来の蒸気機関車が牽くシーンは一度も撮ったことが無いという、なんともひねくれたもの アヒャヒャヒャ(゚∀゚≡゚∀゚)ヒャヒャヒャ(SLファンの方、スミマセン)。でも、まあネタ好きの撮り鉄なんて、そんなものだよね(笑)(^^;)ゞポリポリ。


台風の接近で出発を延期するなど、ペースが乱された今旅ですが (´д`;)アウ…、その影響を確認するためにチェックした運行情報サイトでたまたま目にすることができた、蒸気機関車の故障による「SLばんえつ物語」のディーゼル機関車代走 (゚∀゚)オッ!。おそらく台風じゃ無ければ、細かい運行チェックなどしていなかったと思われるので、私にとっては災い転じて福・・・ってほどではないけれど、ちょっと鉄運づいていたような展開でした (o ̄∇ ̄o)ラキー♪。
なお、SLの故障によってディーゼル機関車が代走した今回の列車は、正式には「SLばんえつ物語号」ではなく、愛称名(列車名)を付けない「臨時快速列車」としての運行でしたが、本記事では説明を明確にするため「ばんえつ物語号」として記述しました m(_ _*)m ヨロシコ。
そして、故障した蒸気機関車・C57 180の状態は思ったよりも重症のようで(炭水車の車輪に不具合があり、新たに部品を製作しなければならないとのこと)、今年度の同機による快速「SLばんえつ物語号」の運転は全て見送られることとなってしまいました (´・ω・`)ショボン。DLの代走を喜んだ私が言うのも軽薄ですが、やはり蒸気機関車あっての「SLばんえつ物語号」。故障したC57 180の一日も早い復帰を願っています。


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盛夏の磐越路を走りゆく
「ばんえつ物語号」代走の臨時快速列車。
大きなガラス張りの展望車から望む車窓風景は、
乗客の目を楽しませることでしょう。
▲18.7.29 磐越西線 北五泉-新関(後追い)


会津若松へ向けて走り去る「ばんえつ物語号」の後ろ姿を見送り、撮影は終了です (´w`*)ドツカレサン・・・が、その姿が見えなくなる前に私は手早く機材を撤収し アセアセヾ(*д*ヾ三ノ*д*)ノアセアセ、来るときに下車した北五泉の駅へと急ぎます ε=┌(;゚д゚)┘イソゲ!。
撮影の余韻に浸る間もなく、なんとも慌ただしいことですが ヽ(´∀`;)モチツケ、実はいまの「ばんえつ物語号」と一駅先の五泉で交換(行き違う)する新津ゆきの普通列車(2231D)があり、できればその列車に私は北五泉から乗りたい。「ばんえつ物語号」が北五泉を通過(10:16)してから、新津ゆきの列車が同駅に到着する(10:28)までには、わずか12分しかないけれど、撮影ポイントから駅までは歩いて10分強。余裕は無いものの、少し急げばじゅうぶん間に合うハズ (*`・ω・´)-3フンス!。そしてこの列車に乗れれば、あとの行程(乗り継ぎ)がスムーズに進むこともあり、私は「ばんえつ物語号」の撮影ポイントに北五泉を選んだのです (´ω`)ナルヘソ。
駅には列車が来る二分前に着くことができ、自販機で買った飲み物で喉を潤す余裕がありました ε-(´o`;A フゥ…。


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「ばんえつ物語号」と五泉で交換した
新津ゆきの普通列車が北五泉に定時で到着。
(=゚ω゚)ノ゙ヤア
車両はキハ110でした。
▲18.7.29 磐越西線 北五泉


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前方から眺める新津の広い構内。
ここで別路線の列車に乗り換えます。
▲18.7.29 信越本線 新津(前方の車窓から)


北五泉から進むこと三駅、10分ほどで着いたのは新津 (゚ー゚*)ニーツ。
新津は乗ってきた磐越西線のほか、信越本線と羽越本線が乗り入れる鉄道の要衝。前述したように、ここからの私は当初に立てた計画に戻して、「18きっぷ」による普通列車の乗り次ぎ旅を進めることにしています ...(((*・ω・)つ[18]
磐越西線から乗り換えたのは羽越本線。


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新津で接続した羽越本線の新発田ゆきは
単行のキハ110。
おや、偶然にも奥には
検測車「East-i D」の姿がありました。
(゚∀゚)オッ!
▲18.7.29 信越本線 新津


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先ほど乗った快速「あがの」の由来となった、
阿賀野川を鉄橋で一跨ぎ。
この立派な鉄橋へは以前
新津でレンタサイクルを借りて、
列車の撮影に訪れたことがあります。
(^_[◎]oパチリ
▲18.7.29 羽越本線 新津-京ヶ瀬
(前方の車窓から)


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新発田で村上ゆきに乗り継いで、
さらに羽越本線を進みます。
ε=┌(;゚д゚)┘ノリカエ!
車両はE129系。
車内はガラガラに空いていて、
ボックスシートをひとりで占領できますた。
(´ー`)マターリ
▲18.7.29 羽越本線 新発田


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村上では次に乗り継ぐ列車までに
一時間以上もの待ち時間があり、
いったん改札を出てみました。
駅前には村上に近い瀬波温泉の源泉やぐらが
モニュメントとして建っています。
▲18.7.29 羽越本線 村上


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そんな村上の名物と言えば、
市内に流れる三面川(みおもてがわ)を
遡上する鮭。
お昼ゴハンは豪勢にも
鮭とイクラの親子めしをいただいちゃいました。
ヽ(´▽`)ノワーイ♪
脂がのってツヤっツヤの鮭と、
その上でキラキラ光るイクラは、
まさに食の宝石箱や~☆
う~ん、美味っ!
シャケ(゚д゚)ウマー!



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ご当地名物を堪能してオナカを満たし、
乗り継ぎ旅を再開します。
村上のホームに待機していた酒田ゆきは、
新潟色に塗られたキハ48。
国鉄型ディーゼルカーに乗れるのは嬉しい。
(´▽`*)キハキハ~♪
▲18.7.29 羽越本線 村上


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国鉄時代を彷佛とさせる、
青いモケットのボックスシートが並ぶ
キハ48の車内。
く~っ、シブいねぇ・・・。
(≧∇≦)シブイッ!
車内が空いているうちに、
進行方向の左側の席をキープします。
\_( ゚ロ゚)ココ重要!


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やがて左の車窓に広がるのは、
日本海の青い海。
(゚∀゚*)オオッ!!
村上を出た羽越本線の列車は、
しばらく海沿いを走ります。
天気が良くて、気持ちのいい景色。
(´▽`*)キモチイイ♪
▲18.7.29 羽越本線 村上-間島(車窓から)


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羽越本線を北上して県境を越え、
村上から二時間半で山形県の酒田に到着。
ここで右側に停まっている701系の
秋田ゆきに乗り継ぎます。
ε=┌(;゚д゚)┘ノリカエ!
▲18.7.29 羽越本線 酒田


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701系と言えば、オールロングシート。
σ(・∀・`)ロング…
ちょっと旅情には欠けるけれど、
普通列車を愛用する「18きっぱー」としては、
もうすっかり慣れますた。


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今度は進行方向の右側に座って、
名峰・鳥海山(標高2,236m)を眺めます。
夏場のこの時期にしては
よく見えているほうでしょうか。
(゚∀゚*)オオッ!
手前の田んぼには701系の影が・・・。
▲18.7.29 羽越本線 南鳥海-遊佐(車窓から)


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ロングシートに座り、
対面の車窓越しに見る海景色も
なかなかオツなものです。
+。:.(´ω`)シミジミ.:。+゚。
701系の大きな窓は、
まるでスクリーンのよう。
▲18.7.29 羽越本線 女鹿-小砂川(車窓から)


0038.jpg
羽越本線の終点で、
奥羽本線や秋田新幹線との接続駅、
秋田に到着 (・ω・)トーチャコ。
新津からここまで7時間半、
列車に乗るのはもう“あきた”!

(゚∀゚)アヒャ☆
いやいや、そんなことはありません(笑)
▲18.7.29 奥羽本線 秋田


羽越本線は新津を起点に、村上、鶴岡、酒田、象潟(きさかた)、羽後本荘(うごほんじょう)など、日本海沿いの各地を経て、秋田へと至る、全長271.7キロの主要幹線 (・o・*)ホホゥ。
その羽越本線の普通列車を何本か乗り継いで、車窓に広がる真っ青な日本海や、雄大な鳥海山(ちょうかいさん)の山容を眺めながら、ひたすらに北上 ...(((o*・ω・)o。新津から実に7時間半もかけて、夕刻の18時過ぎに私が到着したのは秋田でした  (・ω・)トーチャコ。

はるばる東北の秋田までやってきた目的、それは翌日の行動で明らかにすることとし、今宵はこの地で宿泊します (´w`*)ドツカレサン。


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東北は秋田県の中心駅・秋田。
駅を出ると秋田美人のおねーさん(の看板)が
お出迎えしてくれますた。
(*'∀'*)ビジン…
私が秋田を訪れるのは一昨年の夏以来、
二年ぶりのこと。
▲18.7.29 奥羽本線 秋田


北五泉1029-(磐越西2231D)-新津1041~1048-(羽越125D)-新発田1116~1127-(931M)-村上1205~1347-(827D)-1617~1630-(553M)-秋田1819


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ホテルへチェックインしたのち、
夜の街へと繰り出すと、
なんとも魅力的な商店街アーチが目に留りました。
(゚∀゚)オッ!
さすが美酒王国と呼ばれる秋田ですね。
新政、飲みたい・・・(゜-、゜)ジュル…


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旅の初日の打ち上げは、
秋田名物のハタハタ(お魚)や
比内地鶏の串焼きをいただきます。
カンパイ♪(〃゚∇゚)ノ凵☆

合わせるお酒はもちろん
アーチで光っていた「新政」
・・・といきたいところでしたが、
残念ながら品切れとのことで、
大館のお酒「北鹿」にしました。
少し酸味のクセが強いものの、
お米の旨味が感じられる美味しいお酒です。
(~▽~*)ウィッ


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あらま、カウンターのお隣さんは、
もうだいぶ出来上がっているご様子で、
顔が真っ赤じゃないですか(笑)
ヽ(´∀`;)ダイジョブカ?




・・・次回に続きます。...(((メ▼皿▼)ワルイコイネガー




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