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磐越西線・・・DL「紅葉ばんえつ物語」 撮影記 [鉄道写真撮影記]

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2018.11.03 磐越西線
続・紅葉狩りに行こうよう!
快速「紅葉ばんえつ物語」 撮影
 
 
紅葉風景を求めてお出かけした秋の鉄道旅。
ちょっと間があきましたが、前回からの続きです。

仕事の都合で急きょ平日の金曜日(11/2)に休みが取れた私は、前日の夜行バスに飛び乗って宮城県の仙台へ ε=┌(*゚д゚)┘イクゼ!。そこから東北本線と陸羽東線の普通列車を乗り継いで目指したのは、東北屈指の名湯として名高い鳴子温泉・・・ではなく、その温泉郷の奥に位置する景勝地の鳴子峡 (゚ー゚*)ナルコキョー。紅葉の時期の鳴子峡はとくに素晴らしい景観だといわれ、その峡谷に架けられた鉄橋を渡る陸羽東線の列車を撮ることが私の狙いです (・o・*)ホホゥ。
現地に着いてみるとその壮大な眺めはまさに圧巻ひと言で w(*゚o゚*)wオオー!!、鮮やかな紅葉に彩られた鳴子峡をゆくキハ110系の普通列車や臨時快速の観光列車「風っこ湯けむり紅葉号」を思う存分に撮影【◎】]ω・´)パチッ!。さらには列車に乗って車窓からも秋色の鳴子峡を楽しみ m(・∀・)mカブリツキ♪、鳴子温泉の日帰り湯にまで立ち寄ることができて ----(*^o^A ホッ----、平日休みの旅は大満足の一日となりました ヨカッタ♪(*⌒∇⌒*)ヨカッタ♪。
でも、翌日は(も?)仕事が休みの土曜日ですから、これだけで東京に帰っちゃうのはちょっともったいない σ(゚・゚*)ンー…。そこで私はここからさらに、紅葉を求める旅を続けることにしました m9(`・ω・´)ケテイ!。

はたして次はどこに行くのか・・・? ...(((o*・ω・)o



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鳴子から陸羽東線と東北線の普通列車を乗り継いで、
県都の仙台まで戻ってきました。
(=゚ω゚)ノ タライマ
着いたのは17時半で、もう日が暮れています。
▲18.11.2 東北本線 仙台


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仙台の街でちょいと一杯。
カンパィ♪(〃゚∇゚)ノc凵☆
手軽な安居酒屋で
牛タンや笹かまなどの名物をつまみます。
名店のガッツリとした牛タン定食も魅力的ですが、
ぶらり旅の私にはこれでじゅうぶん。
串⊂(゚д゚)ウマー!


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仙台で泊まるのかと思いきや・・・
( ̄△ ̄;)エ?
ここからまた東北本線の列車に乗ります。
ホームに入ってきた上りの福島ゆきは701系。
ちょうど帰宅ラッシュ時だけど
列の先頭に並んでいたので座れました。
▲18.11.2 東北本線 仙台


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さらに福島から先へ進む、
上りの新白河ゆきに乗り継ぎます。
ε=┌(;゚д゚)┘ノリカエ!
こちらもロングシートの701系でした。
▲18.11.2 東北本線 福島


鳴子の温泉街で日帰り入浴を楽しんだのち、鳴子温泉の駅から陸羽東線の上り列車に乗り、小牛田で東北本線に乗り換えて仙台へ(ちなみに帰りも小牛田では列車の接続時間が短くて(2分)、やっぱり乗り換えが慌ただしかった ε=┌(;゚д゚)┘ノリカエ!)。
鳴子まで往復して朝の出発地に戻ってきた形ですが、今度は仙台から東北本線の福島ゆき上り列車に乗って南下します コッチ…((((o* ̄-)o。福島でさらに新白河(しんしらかわ)ゆきの上りに乗り継いだところを見ると、ひょっとしてこのまま普通列車を乗り続けて東京に帰っちゃうんじゃないかと思われそうですが σ(゚・゚*)ンー…、福島の時点で20時半だと、もう普通列車だけで本日中に都内の自宅まで帰り着くことはできません (ヾノ・∀・`)ムリムリ。


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終点まで乗らずに郡山で下車。
列車を見送ってから改札を出ます。
バイチャ( ゚д゚)ノシ
鳴子から郡山まで、
けっこう乗りごたえのある鈍行旅でした。
▲18.11.2 東北本線 郡山


新白河ゆきの列車を降りたのは途中の郡山(こおりやま)。ここが今宵の宿泊地です (・ω・)トーチャコ。
ちなみに鳴子温泉から郡山までの列車移動は、途中に東北新幹線を使うと二時間~二時間半程度で到達できるのですが バビューン!!-=≡Σ(((⊃゚∀゚)つ、特急券代(新幹線代)をケチったセコい私は、普通列車を乗り継いで6時間もかかっちゃいますた
(仙台で途中下車して一時間ほど飲んだけど) ノロノロ...(((o*・ω・)o。今は「青春18きっぷ」のシーズンじゃないのに、年がら年中「18きっぱー」みたいなことをやっています ヒャヒャヒャ(゚∀゚≡゚∀゚)ヒャヒャヒャ。

鳴子温泉1539-(陸羽東1738D)-小牛田1639~1641-(東北2558M)-仙台1727~1905-(592M)-福島2026~2040-(2160M)-郡山2127



11月3日(土・祝)


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福島県のほぼ中央に位置する郡山は
県内屈指の交通の要衝で、
東北新幹線、東北本線のほか、
磐越東線、磐越西線、水郡線*の
各列車が当駅を発着します。
(*水郡線の正式な分岐点は東北線の安積永盛)
▲18.11.3 東北本線 郡山


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東北ローカルの顔として馴染んできたE721系が
郡山のホームで発車を待っています。
表示された行き先は会津若松。
(゚ー゚*)アイヅ
▲18.11.3 東北本線 郡山


明けて旅の二日目 (*´O)ゞ.。oOフワァ~ア…。
朝の7時前に郡山を発車した磐越西線の会津若松ゆき普通列車は、朝日が昇るほうとは逆の西に進路を取って進みます ...(((o*・ω・)o。前日に続き今日も天気は晴れ予報で、朝食のパンをかじりながら車窓に望む爽やかな青空が気持ちいい キモチ(・∀・)イイ!。
・・・いまのところは ( ̄△ ̄;)エッ…。


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磐越西線の車内で食べる軽い朝食。
おもに東北地方で売られている「豆パンロール」は
私のお気に入りです。
マメバソ(゚д゚)ウマー!
これ、ウチの近所じゃ見かけないんだよね・・・。


拙ブログでは過去に何度か登場していておなじみの路線ですが、磐越西線(ばんえつさいせん)は東北新幹線や東北本線と接続する福島県の郡山を起点に、磐梯熱海(ばんだいあたみ)、猪苗代(いなわしろ)、会津若松、喜多方(きたかた)、野沢、津川、五泉(ごせん)などの各駅を経て、信越本線と接続する新潟県の新津(にいつ)に至る、全長175.6キロに及ぶ亜幹線(分類上は幹線)(゚ー゚*)バンサイ。
当線は途中の会津若松を境にして運行体系が大きく変わるのが特徴で、郡山と会津若松の間は会津観光のアクセスを担う電化路線で比較的列車の運行本数が多めなのに対し、会津若松と新津の間は阿賀野川に沿って山あいをゆくローカル色の濃い非電化区間で本数が少なめとなっています(正式な電化区間は、郡山から会津若松の少し先の喜多方まで)( ̄。 ̄)ヘー。
そんな磐越西線には近年まで、私が好む国鉄特急型の485系583系を使用した特急列車(あいづ)や快速列車(あいづライナー)が電化区間に運転されていて(ともに現在は廃止)、ちょくちょく撮影に訪れました (^_[◎]oパチリ。その時たまに悩まされたのが、「会津の洗礼」ともいえる白いヤツ ( ̄△ ̄;)エ?。そしてそれは今回も・・・(;`ロ´)ハッ!


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右手に磐梯山の雄大な姿が見える・・・ハズが、
車窓の風景はまっしろけ。
(°_°;)マッチロ…
▲18.11.3 磐越西線 川桁-猪苗代(車窓から)


郡山で見た晴天の青空から一転、磐梯熱海を過ぎて中山峠を越えると、そこに広がっていたのは車窓の風景が霞む真っ白な世界 (°_°;)マッチロ…。
そう、気象条件的に秋の朝の会津盆地は濃霧が非常に発生しやすい地域なのです。しかもこれが晴れる日に多いというのですから、晴天予報を鵜呑みにして出撃する私などにはかなり厄介な存在 (´д`;)アウ…。視界が利かない真っ白な濃霧のなかで、485系の「あいづライナー」を撮ったことがあったなぁ・・・(≡”≡;*)ミエナイ。
ただ、たいていの朝霧は日が高くなると次第に治まるものなので、今日もいずれは予報どおりに晴れてくるのだと思われます。いや、晴れると信じたい 八(゚- ゚)オネガイ。その時間が読めないのは、悩ましいところですが・・・σ(・ω・`)ウーン…。


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会津若松で接続した新津ゆきは、
国鉄型気動車(ディーゼルカー)のキハ48。
(≧∇≦)シブイッ!
白地に青いラインはJR後に塗り替えられた、
通称・新潟色と呼ばれるご当地カラーです。
▲18.11.3 磐越西線 会津若松


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祝日の朝の下り列車はガラガラに空いた状態。
落ち着いて国鉄型キハの走りが味わえます。
足裏に伝わるエンジンの響きがシビれるなぁ・・・。
ブルブル{{{{(*゚∀゚)}}}}ブルブル


過去の私はおもに電化区間で磐梯山バックの485系などを狙うことが多かった磐越西線ですが、今回は紅葉風景と列車を絡めようと考えているので、自然がより豊かな山あいを走る非電化区間のほうに向かいます コッチ…((((o* ̄-)o。運行上の要所となる会津若松で新しいJR型電車のE721系から古い国鉄型ディーゼルカーのキハ48形へ乗り継ぐと、あくまでも個人的な感覚ながら一気に旅情気分が高まりました (´ω`)シミジミ。
ということは、この国鉄型キハ(ディーゼルカー)が撮影のメインターゲットでしょうか? σ(゚・゚*)ンー…


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列車は一ノ戸川(いちのとがわ)橋梁を通過中。
1908年(明治41年)に架橋された歴史を持つ
長さ445m、高さ24mの壮大な鉄橋で、
磐越西線の名所と言える撮影スポットです。
(・o・*)ホホゥ
でも、紅葉が目的の今回はスルー。
▲18.11.3 磐越西線 喜多方-山都(車窓から)


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阿賀野川に沿って山あいを走る磐越西線。
沿線風景はだいぶ自然豊かなものとなってきました。
川辺で鮮やかに色づいた紅葉がキレイ♪
(´▽`*)キレイ♪
▲18.11.3 磐越西線 上野尻-徳沢(車窓から)


豪快にエンジンを震わせて走るキハに揺られつつ、車窓から紅葉の色づき具合をチェック (「゚ー゚)ドレドレ。日照時間や適度な湿度が関係しているのか、とくに川沿いの木々が色鮮やかなように感じます (゚∀゚)オッ!。
それを受けて私が列車を降りたのは、阿賀野川の至近にある小駅の徳沢(とくさわ)。もちろん車窓から見た紅葉だけで決めたのでなく、ここはあらかじめいくつか下調べしてきた撮影ポイント候補のなかのひとつ(の最寄駅)でした
(゚ー゚*)トクサワ


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会津若松から一時間半の徳沢。
当駅で下車したのは私ひとりです。
(・ω・)ポツン
ホーム脇の紅葉がいい感じだったので、
白煙を上げて発車するキハと絡めてみました。
(^_[◎]oパチリ
▲18.11.3 磐越西線 徳沢


郡山0652-(磐越西1223M)-会津若松0808~0814-(227D)-徳沢0941


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穏やかな流れの阿賀野川(阿賀川)。
福島と新潟の両県を跨いで流れ、
全長210キロを誇る日本第10位の大河です。
( ̄。 ̄)ヘー
ちなみに奥に見える立派な橋は
鉄道橋でなく道路橋。


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実はちょうどこのあたりが県境で、
徳沢の駅は福島県(西会津町)に位置し、
これから向かう撮影ポイントは新潟県(阿賀町)。
徒歩鉄の私ですが、歩いて県を越えるのは
ちょっと珍しい経験です。
|フクシマ|...(((o*・ω・)o|ニーガタ|


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やってきたのは川辺のこんな場所。
(゚∀゚*)オオッ!
対岸の紅葉がなかなか見事ですが、
どこに線路があるのか分かります?
(=゚ω゚=*)ンン!?


川沿いを進むだけなのでとくに迷うこと無く、駅から歩くこと30分くらいで目的の場所に到着 (・ω・)トーチャコ。
車窓から眺めた場所とは違うものの、ここの紅葉もなかなか見事な色づきです (´▽`*)キレイ♪。写真を一見するとちょっと分かりづらいかと思いますが、川っぺりに下りて対岸のほうを望むと (=゚ω゚=*)ンン!?、紅葉の木々に覆われた山裾にわずかながら覗く、磐越西線の短いガーダー橋(鉄橋)が確認できました (゚∀゚)オッ!。すでに何人かいらした先客の方に挨拶をして、さっそく私もカメラを構えます。


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秋陰のしっとりとした紅葉に包まれて、
短い鉄橋を渡る磐越西線のキハ110系。
川面にその姿が滲みます。
▲18.11.3 磐越西線 豊美-徳沢


まさに紅葉真っ盛りっ!(≧∇≦)アザヤカ!
山あいを彩る鮮やかな紅葉と、川辺を走りゆく磐越西線の白いディーゼルカー。前日に訪れた鳴子峡の壮大な眺望とはまた趣が異なり、こちらの紅葉風景には落ち着いた風情が感じられます +。:.(´ω`)シミジミ.:。+゚。紅葉の色づきもドンピシャの見ごろで、これはいい雰囲気じゃないですか (・∀・)イイネ!。
その列車に使われていたのは、陸羽東線で見たのと同じJR型気動車のキハ110系。あれ?国鉄型キハじゃないの?と思われるかもしれませんが (゚ー゚?)オヨ? 、磐越西線(非電化区間)の普通列車や快速列車(快速「あがの」)の使用形式は、国鉄型のキハ40系列(キハ40、キハ47、キハ48)とJR型のキハ110系・キハE130系がそれぞれ運用を分けて共存しており(基本的に「あがの」はキハ110)、いまの上り普通列車(228D)はキハ110系の運用 ( ̄、 ̄*)ナルヘソ。この紅葉風景で列車を撮れたのはいい収穫ですが、乗ってきたのが国鉄型で、撮影できたのがJR型とは、国鉄型好きの撮り鉄としてちょっとジレンマみたいなものを感じます σ(・∀・`)ウーン…。

でも、実は私がここでいちばん撮りたいと考えているメインターゲットは、キハの普通列車ではありません ( ̄△ ̄;)エ?。
先述したように電化区間は観光アクセスの役割を担い、非電化区間はローカル色が濃い磐越西線ですが、その自然豊かな沿線風景を活かした観光列車が後者のほうでも運行されているのです (・o・*)ホホゥ。それはC57形蒸気機関車(C57 180)が牽引する、SL列車の快速「SLばんえつ物語」号 (゚∀゚*)オオッ!。大きな窓の展望室を備えた客車が使用され、鉄道ファンだけでなく一般の観光客にも人気が高い、磐越西線の名物列車です (゚ー゚*)バンモノ。
しかし先ごろ、SL列車の主役であるハズのC57 180に不具合が発覚し、使用できない同機は長期離脱 (´д`;)アウ…。今シーズンの「ばんえつ物語」はSLの代わりにディーゼル機関車(DL)のDE10形が牽引を務めることとなりました (゚ー゚*)デーテソ。SLがウリの観光列車をディーゼルが牽くとは、なんとも冴えないハナシではあるものの σ(・∀・`)ウーン…、鉄ちゃんのなかにはSLよりもDLのほうが好みという趣向の士も少なくなく、かくいう私もその一人 (゚∀゚)アヒャ☆。夏には一度、新津付近(北五泉)でDLが代理牽引した当列車を撮影しています (^_[◎]oパチリ。そしてそのDL牽引は今もなお続いており(それだけC57が重症ってことかな?)、紅葉の時期を迎えたのです (゚- ゚)アキ…。
それが磐越西線を訪れた私の狙い (´ω`)ナルヘソ。


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ずっとスッキリしない空模様でしたが
少しずつ青空が見えるようになってきた?
σ(゚・゚*)ンー…


それにしても、予報では「晴れ」だったハズの会津地方。朝方の霧はだいぶ落ち着いて視界がハッキリとしてきたものの、相変わらず上空は乳白色で青空の見えない状態が続いています ε-(≡"≡;*)モヤモヤ…。これは霧の影響でなく、そもそも曇り空なのだろうか? (・ω・`)ウーン…。
前日の鳴子峡で私は「紅葉風景は晴れでも曇りでも、それぞれに風情があるもの」なんてツウぶったことを言っており (´ー`)フッ、この阿賀野川沿いの紅葉も今の曇りでじゅうぶんにキレイなのですが、これだけ見事な色づきならば太陽のまぶしい日差しを受けた明るい色彩も見てみたいもの σ(・∀・`)ミタイ…。
いまの現状で晴天を望むのはキビシイかと思いつつ、晴れないかな・・・と空を眺めて過ごしていると 八(゚- ゚)ハレテ、やがて時間が経つにつれて徐々に雲(霧?)は流れだし、ゆっくりと少しずつ青空が覗くようになってきたじゃありませんか エッ!(゚Д゚≡゚∀゚)マジ!?。これはひょっとするとひょっとするかもしれないと感じた「自称・晴れ男」は、さらなる天候回復を強く念じます (~`Д´)~ ハレロハレロハレロハレロハレロハレロハレロハレロハレロハレロハレロ…。

そして迎えた「ばんえつ物語」の通過時刻。山あいに響くディーゼル機関車のエンジン音が徐々に近づいてきました ε-(°ω°*)キタッ。はたして空模様は・・・(*゚ロ゚)ハッ!!


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秋化粧した極彩色の山裾をゆく、
観光列車の「紅葉ばんえつ物語」号。
紅葉に負けないくらい鮮やかな朱色のDE10形が
その先頭をつとめます。
▲18.11.3 磐越西線 豊美-徳沢


おおおおお、晴れたー!バリ晴れー!! (ノ゚Д゚)ノ オオオオォォォォォォ━━━!!
なんとなんと、わずか一時間前に通過したキハ110系のときには真っ白だった空模様が (゚ペ)ウーン…、まるで本命の「ばんえつ物語」に合わせるかのような流れで快方へ向かい (゚∀゚)オッ!、鉄橋上にDE10形が現れたときは見事な秋晴れの舞台が整いました w(゚0゚*)w オォー!!。これはなかなかシビれる展開で、「晴れ男」の本領発揮といったところ!? アヒャヒャヒャ(゚∀゚≡゚∀゚)ヒャヒャヒャ・・・スミマセン、調子に乗りすぎです ヾ(_ _*)ハンセイ・・・。
眩しい太陽の光をいっぱいに浴びて、いっそう鮮やかに発色した色とりどりの紅葉と、朱色のディーゼル機関車に牽かれて鉄橋を渡る「ばんえつ物語」。風光明媚な沿線風景が魅力の磐越西線らしくて、実にいいシーンだなぁ・・・ 。゜+.(´∀`人)スンバラスィィィィ!゜+.゜。川面が揺らいで水鏡にならなかったのはちょっと惜しいですが、そのぶん川を狭めて山の紅葉を多く入れたアングルにしています【◎】]ω・´)パチッ!。ちなみに、ここでは7両編成の客車(12系)がたった一両しか見えないけれど |∀・)チラ、私は夏に同列車の編成写真を記録しているので、今回は編成の全体を入れることにはこだわりませんでした (*`д´)=b OK牧場!。
この週末(11/3・4)は特別に「紅葉」を冠した列車名で運行された、快速「紅葉ばんえつ物語」号。それにふさわしい情景が繰り広げられ、きっと乗客の方々も車窓からの紅葉風景を満喫されたのではないでしょうか ヨカッタ♪(*⌒∇⌒*)ヨカッタ♪。


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秋色に染まる山を仰ぎ見て、
キハ110系の快速「あがの」が
その列車名の由来となった阿賀野川沿いを
軽快に駆け抜けます。
あら、水鏡クッキリ・・・(; ̄▽ ̄)アラ…
▲18.11.3 磐越西線 豊美-徳沢(後追い)


「ばんえつ物語」は通過し終えましたが、その上りと徳沢で交換(行き違い)する下りの快速「あがの」(徳沢は通過)がすぐにやってくるので、ついでにこれも撮っていきます (^_[◎]oパチリ。
すると「ばんえつ物語」からわずか5分後のことながら、この時は川面の水鏡にキハ110系の姿がクッキリ・・・ま、自然現象なんて、得てしてそういうものだよね(苦笑)(^^;)ゞポリポリ。でもこの好条件で撮れたキハ110系を見たら、私にちょっと迷いが生じてしまいました (゚ペ)ウーン…。
というのも本来の計画では、「ばんえつ物語」と快速「あがの」を撮り終えたら徳沢の駅へ戻り(12時半ごろ)、次の会津若松ゆき上り列車に乗って(徳沢13時01分発の232D)、お昼ゴハンに喜多方で名物の喜多方ラーメンを食べ(喜多方13時48分着)、そして午後遅くの15時半に会津若松を発車する上りの新津ゆき「ばんえつ物語」を、日照条件が良さそうな喜多方周辺の田園(会津豊川のあたり)か、もしくは山都の鉄橋(「ばん物」の一本前の下り列車(233D)で、喜多方から移動が可能)にて撮影をする・・・といった流れで、我ながら効率のいい行動計画を組んだつもり ъ(゚Д゚)ナイス。


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参考までにこちらは徳沢の時刻表。
右が上りの会津若松方面で、左が下りの新津方面。
決して運行本数が多くない磐越西線の非電化区間、
乗る予定の上り列車は13時01分発で、
それを逃すと次は4時間半後の17時47分までありません。
いっぽう、次の下りは二時間半後の15時37分。


ところが、私が思っていた以上に見事で素晴らしかった、徳沢(の撮影地)の紅葉風景 (*゚o゚*)オオ!。
本命の「ばんえつ物語」は満足のいく撮影ができたけれど (^_[◎]oパチリ、考えてみたら普通列車や快速列車はここまでキハ110系ばかりで、国鉄型のキハ40系列を撮ることができていません (゚ペ)ウーン…。そして何を隠そう(何も隠してないケド)次に徳沢から乗る予定の上り列車というのが、実はキハ40系列による運用なのです (;`ロ´)ハッ!。
できればこの場所に残って、国鉄型キハを撮りたい ε-(°ω°*)トリタイ!。しかし、ここで撮影することを選ぶと当列車には乗れず、その次の上り列車はなんと4時間半後 ( ̄  ̄;)ヨ、ヨジカンハン…。そうなると喜多方ラーメンを食べることも、日あたりのいいところで上りの「ばんえつ物語」を撮ることもできなくなっちゃいます (´д`;)アウ…。でも、やっぱりこの紅葉風景での国鉄型キハは捨てがたい・・・σ(・∀・`)ウーン…。
「乗ったら撮れない、撮ったら乗れない」は、列車移動が基本の徒歩鉄にとって最大のジレンマ。迷った末に私が出した答えは・・・ノル?(゚Д゚≡゚Д゚)トル?


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錦秋の磐越路をひた走る
国鉄急行色のディーゼルカー。
寄り添って流れる阿賀野川の水面には、
もうひとつの世界が映し出されます。
▲18.11.3 磐越西線 豊美-徳沢


キューコー色、キタ━━━━ヽ(゚∀゚ )ノ━━━━ッ!!
私が選んだのは、引き続き同地で撮影をするほう【◎】]ω・´)パチッ!。本場の喜多方ラーメンはかなり魅力的だったけれど (゚-、゚)ジュルル、スッキリとした快晴のもとに紅葉がピークを迎え、しかも川面が落ち着けば水鏡も期待できるという、これほどの好条件で国鉄型キハが撮れる機会などそうそうあるものでなく (*゚∀゚)=3ハァハァ!、やはり国鉄型好きの撮り鉄としてはここを動くことができませんでした (-`ω´-*)ウム。
そしてこの展開で迎えた普通列車はなんと、先頭車(若松方)が国鉄時代の急行列車に塗られていた色(国鉄急行色)を復刻したキハ48(523)じゃありませんか!(*゚ロ゚)ハッ!(後方は青い新潟色)。形式別の運用は把握していたものの、個体の細かい運用などとくに調べていなかった(というか、よく知らない)私にとって、これは願っても無い偶然のラッキーサプライズです w(*゚o゚*)wオオー!。厳密には急行色“風”の再現とはいえ、やっぱりこの車体色は自然の風景にしっくりと馴染んで、いい感じだなぁ・・・。゜+.(o´∀`o)カコイイ!゜+.゜。天候は変わらず安定しており、水鏡もまずまずの状態で、これはとても嬉しい一枚となりました ヽ(´▽`)ノワ~イ♪。
紅葉バックで「ばんえつ物語」に続き「国鉄急行色」も撮れるなんて、これぞ秋の収穫祭!? ホーサク♪ ◯⊂(*´ω`)⊃◯ ホーサク♪。移動せずに残ってよかった・・・:*:・(゚ノ∀`゚)゚ヨカッタ・:*:・。


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急行色が再現されたキハ48。
同色には側扉が片開きのキハ48と
両開きのキハ47の二種が存在しますが、
個人的に好みなキハ48のほうだったのも、
ラッキーでした (o ̄∇ ̄o)ラキー♪。


ただし、この一枚を撮った代償として、先述したとおり私は徳沢から移動する術を失いました (・ε・`)シャーナイネ。
とりあえず列車は来ずとも他に行くアテはなく、撮影地からいったん駅に戻ります モドロ…((((o* ̄-)o 。待合室の椅子に座って過ごせるだけでもありがたい ε-(´o`A)ホッ。 
お腹がすいたけれど
(›´ω`‹lll)ハラヘタ…、計画で喜多方ラーメンを食べるつもりだった私は食料の類を用意しておらず、また、県境の深い山あいにある小さな集落の徳沢には、飲食店や商店はおろか、飲料の自販機だって私が見た限りでは駅前に数台があるのみです σ(・ω・`)ウーン…。どこかで見たような某バラエティ番組の企画みたいに、無人駅から歩いて飲食店をウマく探せればいいのですが、ここでは見つかりっこ無さそうなので、私は無理に探しまテン (ヾノ・∀・`)ムリムリ。
いまの私がかろうじて持っている食料と言えば、友人へのお土産として仙台で買った、ずんだ餅味のチョコレート・・・( ̄  ̄;)ズンダ。この際、背に腹は代えられず、それを食べちゃいます (・〜・`)モグモグ。


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徳沢の駅舎は木造モルタルの平屋建て。
町役場の出張所と簡易郵便局が併設されていますが、
この日は祝日なのでお休みです。
駅のうしろに見える紅葉が見事ですなぁ・・・。
(ちなみにこれは到着時に撮ったので曇ってます)
▲18.11.3 磐越西線 徳沢


0033.jpg
今日のお昼ゴハンは「ずんだ餅味のチョコレート」?
( ̄△ ̄;)エッ…
そのお味はかすかに枝豆の風味が感じられた
・・・かな?
そしてカル
ピスは駅前の自販機にあったもので、
甘いものと甘いもの!?と思われるかも知れませんが、
とりあえずシャリバテしないように、
いちばんカロリーが高そうな飲み物を選びますた。
なんとも侘しいランチ(?)です・・・。
(´д`;)トホホ…


「今日のランチは甘いもので済ませちゃったっ (・ω< )テヘ☆ 」・・・と、充実のエキナカスイーツを堪能し (´σД`)アホカ、さらにちょっとだけ昼寝をして過ごしたのち ZZzz(_ _*)、撮影する列車の時間を見計らってふたたび始動します (*`・ω・´)-3フンス!。

午後の狙いは15時半の下り普通列車(233D)と、17時近くに通過する下りの「紅葉ばんえつ物語」号。しかし、晩秋の太陽は傾くのが思いのほか早く、山あいに位置するこのあたりの撮影条件は、すでにだいぶキビシい状況となっています ( ̄△ ̄;)エ…。日に照らされて鮮やかな紅葉を見せていた先ほどの撮影ポイントも、戻ってみたらすでに山影で覆われていました (ノO`)アチャー。やっぱり15時半の下り普通列車まで、日照は持たなかったか・・・(-ω-;)チェ。


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夕刻の山峡をゆく普通列車へ、
山影の紅葉が慎ましやかに彩りを添えます。
▲18.11.3 磐越西線 豊美-徳沢(後追い)


そんななかでやってきた下り列車(233D)は、先ほど私を発狂させた国鉄急行色編成の折り返し ε=(=゚ω゚)ノ タライマ。
撮った写真を見ると、日なたと日陰のコントラスト差が激しくて、それを避けるのに苦しい構図となっているのが否めません σ(・ω・`)ウーン…。列車や紅葉に日が当たらなくなったことで私のテンションは下降気味ではあったものの、せっかく貴重な国鉄急行色のキハに巡り会えたのですから、もう少し日陰という状況を踏まえたうえで丁寧な撮り方をすれば良かったと、あとになってちょっと後悔しています ヾ(_ _*)ハンセイ・・・。
そしてこのあとの「ばんえつ物語」では日没が迫り、さらにキビシさが増す撮影条件。はたして走行シーンなど撮れるのだろうか? (゚ペ)ウーン…。あまりにも暗くなりすぎると、列車が通過する前に私の心(撮影意欲)が折れちゃうかも (゚◇。)ポキ。空腹も限界だし・・・
(›´ω`‹lll)ヒモジイ…


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あたりが薄暗くなってきたなか、
次に移動してきたのはこんな場所。
少し高い目線から先ほどと同じ鉄橋が望めます。
(「゚ー゚)ドレドレ
もう日が当たっていないけど、
紅葉はいい感じ?


とにかく下りの「ばんえつ物語」を撮るため、今度は同じ鉄橋を反対側(下り方)から見下ろすことができる撮影ポイントに移動してきました ...(((o*・ω・)o。
この場所はなかなか見晴らしがよく、上の写真を見る限りでは紅葉の色彩もいい感じのように思えます (´▽`*)キレイ♪。しかしそれは「写真のマジック」というヤツでして、カメラのシャッタースピードを遅くして撮った写真は明るく見えるのもの (゚ー゚;)マジック…。実際はもっとずっと薄暗くて紅葉の色など肉眼ではほとんど分からず (≡”≡;*)ンン!?、カメラの設定は走る列車を写し止めるのに限界ギリギリといえる値にまで迫っています
(絞り、シャッタースピード、ISO感度のせめぎ合い) (´・д・`;)ハラハラ…。
ホントに刻一刻と明るさが失われていくなか、やがて薄暗い山裾に沿って近づいてくる、ヘッドライトの光が見えてきました (☆д☆)キラーン☆


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夕暮れ迫る山里で
秋色に包まれた鉄路を
汽車はゆく。
▲18.11.3 磐越西線 徳沢-豊美


なんとか、ばん物が撮れました~!ヽ(´▽`)ノワ~イ♪
かなり苦し~い状況のなかでシャッターを切った、DE10形牽引の「紅葉ばんえつ物語」号【◎】]ω・´)パチッ!。写真をよく見れば、微妙に被写体ブレしているし(1/250sec)、画像の粒子はちょっち粗いけれど(ISO2000)ヒジョーニ(>∀<;3)キビシーッ、どうにか山を覆う紅葉のボリュームは感じられるし、列車の存在もしっかりとわかるように写せて、全体的な雰囲気は悪く無いように思います (*`д´)=b OK牧場!。ウマい具合に川面へ反射した列車の姿がまた、ちょっと夜汽車っぽく見えて面白いじゃないですか 。゜+.(o´∀`o)カコイイ!゜+.゜。
どんどん暗くなるなかで執念の粘り(?)を見せた、本日のラストショット (*`・ω・´)-3フンス!。いや、乗って帰る列車がないから無理に撮影を続けたっていうのが正直なところですが、思いのほかいい画になってくれて満足しています ヨカッタ♪(*⌒∇⌒*)ヨカッタ♪。

山峡の闇に消えゆく列車の灯りを見送り、これにて撮影は終了です (´w`*)ドツカレサン。


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新潟県に位置する撮影ポイントから、
徳沢の駅がある福島県に戻ります。
|ニーガタ|...(((o*・ω・)o|フクシマ|
・・・って、昼にも県境を往復しているけれどね。


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すっかり日が暮れて真っ暗になった徳沢に
キハ48形の会津若松ゆきが入ってきました。
私が居残って撮影した昼過ぎの急行色以来、
これが実に4時間半ぶりの上り列車です。
(*´∀`)ノ゙オヒサ
▲18.11.3 磐越西線 徳沢


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会津若松で郡山ゆき快速列車に乗り継ぎ。
ε=┌(;゚д゚)┘ノリカエ!
空腹なので駅の売店(改札外)に寄りたいけれど、
わずか4分の接続で余裕がありませんでした。
(›´ω`‹lll)ハラヘタ…
▲18.11.3 磐越西線 会津若松



初日は壮大な眺めの鳴子峡 w(*゚o゚*)wオオー!!、二日目は阿賀野川沿いで落ち着いた雰囲気の徳沢 (´ー`)マターリ。それぞれに風情の異なる二つの紅葉名所を巡った秋の鉄旅は、結果的にどちらも一カ所(一駅間)の撮影範囲に腰を据える形となりましたが、陸羽東線のキハ110系や「びゅうコースター風っこ」、磐圧西線ではDLの「ばんえつ物語」や国鉄急行色のキハ48など、さまざまな列車を鮮やかな紅葉風景と絡めて撮る事ができて、じゅうぶんに満足です (*⌒∇⌒*)ヨカッタ♪。
なかなか気軽に来ることができない遠方の地で、季節の旬となる紅葉がちょうど真っ盛りのいいタイミングに当たり、そしておおむね天気にも恵まれたのは、旅人にとって最高の贅沢。徳沢で歩いていたときに声をかけてくださった地元の方の、「いい時に来たね」って温かい言葉が印象深く残っています +。:.(´ω`)シミジミ.:。+゚。撮り鉄だけでなく乗り鉄的にも車窓に流れる紅葉がきれいで、ホントにいい時期のいい旅でした。



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旅のラストは郡山から東北新幹線。
E2系の「やまびこ」に乗って帰京します。
さ、車内で打ち上げ?
エンカイ♪ヘ(゚ω゚ヘ)(ノ ゚ω゚)ノエンカイ♪
▲18.11.3 東北新幹線 郡山


ところで、国鉄型キハの撮影を優先したことで喜多方ラーメンを食べ損なった私 ヾ(´д`;)メンラー…。撮影後はもう時間的に喜多方にも会津若松にも寄り道(途中下車)をして食事ができるような余裕はなく (›´ω`‹lll)ハラヘタ…、ならばせめて郡山では豪勢な駅弁とビールを買い込んで、東北新幹線の車内で旅の打ち上げだ~!(σ´∀`)σイイネ~♪


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新幹線の座席テーブルに置かれた
ホットドックとチーズバーガー・・・。
( ̄△ ̄;)エ?
悲しいけどコレ、打ち上げなのよね。
(バーガーと言えばスレ○ガーさん(笑))


・・・な~んて考えていたのに、磐越西線で20時過ぎに着いた郡山では、すでに駅弁屋さんは閉店 Σ(゚□゚*)ナニーッ!。さらにエキナカの売店(NEWD◯YS)もご飯ものなどがほとんど売り切れていて Σ(゚□゚*(゚□゚*)ナ、ナニーッ!!、かろうじて私が買えたのは総菜パンが二ヶ(とビール)・・・( ̄△ ̄;)パン…。
けっきょくこの日に食べたものといえば、朝の豆パンと缶スープ、昼(?)のずんだ餅チョコとカルピス、そして夜の総菜パンと缶ビールと、なんとも侘しくて切ないもの (´・ω・`)ショボーン。そして振り返ってみると、今旅は全般的にもあまりたいしたものを食べておらず、乗り鉄、撮り鉄的には満喫したけれど、食欲の秋としてはなんとも物足りない旅になっちゃいました (。A。)アヒャ☆。

東京に着いたらラーメン食べて帰ろ・・・(笑)ヾ(´д`;)メンラー…。


徳沢1747-(磐越西236D)-会津若松1900~1904-(3242M)-郡山2014~2042-(東北新幹線 やまびこ56号)-東京2200




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