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ONE-shot 314 真っ赤な地下鉄 [PICK UP ONE-shot]

PICK UP ONE-shot 314 真っ赤な地下鉄

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東京都心の谷間を縫うように流れる神田川。
御茶ノ水付近に架かる丸ノ内線の短い鉄橋は
地下鉄の電車が川を渡るために表へ出るという、
昔から知られた鉄道名所です。
( ̄。 ̄)ヘー

地下鉄らしい銀色(に赤い帯)の電車が
数分おきに行き交うなか、
突如トンネルから抜け出してきたのは
目にも鮮やかな赤い電車!
(*゚ロ゚)ハッ!

これはまもなく営業運転を開始する予定の
東京メトロ丸ノ内線の新型車両
2000系です。
デビュー前の試運転でいち早くゲット!
(σ゚∀゚)σゲッツ!!



でも、新型のはずなのに、
どこか懐かしい気もする、
真っ赤な丸ノ内線・・・
σ(゚・゚*)ンー…

東京に縁のある昭和世代の方ならば
記憶にあるのではないかと思いますが、
ひと昔前の丸ノ内線では、
車体全身を赤く塗り、
サインウェーブと呼ばれる波形模様の帯が特徴的な
500形車両が使われていました。
(´ω`)ナツカシス

500形は老朽化によって全車が96年までに引退し、
丸ノ内線はアルミ無塗装の02系に統一されましたが、
このたび新製された2000系は、
かつての500形をイメージしたデザインを採用。
車体はまさに500形を思わせるような
真っ赤な色(フルラッピング処理)が施されているのです。
( ̄▽ ̄*)マッカッカ

んじゃ、これも一種のリバイバルカラー(復刻色)?
いや、無塗装の電車が主流となっている昨今だと、
この真っ赤な丸ノ内線には懐かしさを覚えるよりも、
斬新さを感じる方のほうが多いかも知れませんね。
。゜+.(o´∀`o)カコイイ!゜+.゜。



そんな丸ノ内線2000系の試運転。
この日は「新車を見たい」という友人も同行し、
神田川に架かる聖橋(ひじりばし)で待ち構えます。
(・∀・)ミタイ

ただし試運転は時刻が公表されているわけでなく、
私は数日前に見たSNSの目撃情報などを参考にしたのですが、
正確には何時に走るのかよく解らず、
ひょっとしたら今日は行なわれないかも知れない。
(゚ペ)ウーン…

もしも来なかったら友人に悪いな・・・と思いつつ、
寒風吹きすさぶ聖橋の上で待つこと40分。
ピュー彡{{{+ω+}}}彡ピュー
赤い電車が現れたときには嬉しさよりも、
ホッとした安堵感のほうが大きかった気がします。
ε-(´∀`;)ホッ
新車を見せることができてよかった(笑)


▲19.2.10 東京メトロ丸ノ内線 淡路町-御茶ノ水





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終点の池袋で折り返してきた試運転の2000系を
今度は御茶ノ水のホームでパチリ。
(^_[◎]oパチリ
グローイング・スカーレット(赤色)の車体は
地下でも鮮やかに映えますね。
デビュー(営業運転開始)が楽しみです。
(*´v`*)ワクワク♪

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こちらは2000系のイメージの基となった、
丸ノ内線の500形(300形301号)。
同形は地下鉄博物館にも保存展示される、
日本の地下鉄きっての名車です。
(≧∇≦)シブイッ!
丸ノ内線を引退した同形の一部は、
アルゼンチンのブエノスアイレスに海外譲渡され、
現在も同地で使われているのは有名なハナシ。
( ̄。 ̄)ヘー

0004.jpg
そしてこれは丸ノ内線で500形が走っていた頃に撮った
今から30年以上前(1986年)の御茶ノ水界隈。
(*´ω`*)ナツカシス
向こうに見える特徴的な石橋が、
今回の「ONE-shot」を撮影した聖橋で、
右手は中央線、総武線の御茶ノ水駅です。
(゚ー゚*)ニーマルイチ…
ちなみに現在はJR御茶ノ水駅の駅改良工事に伴い、
神田川上に重機が作業する仮設の土台が組まれており、
このようにスッキリと風景を望むことができません。
工事が終了(来年度中の予定)したら、
同じ場所(御茶ノ水橋)で2000系を撮ってみたいと思います。





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