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夏休み01・・・奥羽本線 急行「津軽」 撮影記 [鉄道旅行記]

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2019.07.27~30 夏休み01
往年の名列車が復活!
奥羽本線 急行「津軽」 撮影
 
 
毎年の事ですが、業務の都合でお盆の時期に仕事を休めない私は、今年も皆さんよりちょっと早く、7月の末から8月のアタマにかけて数日間の夏休みを取得しました (´▽`*)ナツヤスミ♪。せっかくまとまったお休みがあるのですから、どこかへ乗り鉄&撮り鉄の“鉄分補給”(鉄道旅行)に出かけてみたいと思います (・∀・)イイネ。

ここでいつも(例年)なら万年金欠のボンビー(貧乏)な私は (´д⊂)ボンビー、JR全線の普通列車・快速列車が一日じゅう乗り放題で2,370円(一枚11,850円の発売額で5回使用できるうちの一回ぶん換算)という格安な、おなじみの「青春18きっぷ」を片手にセコセコと・・・いや、のんびりと普通列車を乗り継いで旅するところなのですが ノコノコ...(((o*・ω・)o、今回は出発日の当日に私がどうしても撮りたいと考えている運転日限定の特別な列車があり、その通過時刻までに撮影ポイントへ行くには新幹線を使わないと間に合いません σ(゚・゚*)ンー… 。そこで私にしてはめずらしく、旅に出るひと月も前に新幹線の指定席券をあらかじめ用意しました (*・∀・)つ[キップ]。

ちなみに、JR東日本の新幹線(北海道・東北・上越・北陸・秋田・山形の各新幹線)には、ひと月前から半月前までにネットで指定券の予約(会員制のえきねっと予約)をすると \_ヘヘ(- ̄*)カタカタ、期間限定、発券枚数限定で10%から最大で50%もの割引が適用されるお得なきっぷがあり(えきねっと・お先にトクだ値(10%~35%)、お先にトクだ値スペシャル(50%)、割引率は時期によって変動します)、今回はそれに着目 (´艸`*)オトク♪。残念ながら50%割引のきっぷは設定枚数が瞬時に売り切れてしまったのですが(せっかく“スペシャル”の設定日だったのに・・・)(´д`;)アウ…、どうにか25%割引の指定券は取れました。50%と25%の割引額の差は大きいものの、25%でも私が利用する区間では通常料金より4,340円(指定席特急券+乗車券)もお得になるのですから、まあヨシとしましょう ☆.(○≧ω')b オケ!。

そんなワケで今夏の鉄旅は、普通列車でなく新幹線でスタート。
はたして私はどこへ向かい、どの路線に乗り、どんな列車を撮り、何を食べるのか。鉄分満載の旅行記にお付き合いいただければと思います (=゚∇゚)ノ゙ヨロシコ♪。


7月27日(土)


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東京駅で発車を待つ
東北新幹線「はやぶさ」。
お鼻の長いE5系をホームで撮影すると、
フレームにカツカツです。
( ̄▽ ̄;)カッツン
▲19.7.27 東北新幹線 東京


夏休みの初日にさっそく旅へ出発 (/*´∀`)o レッツラゴー♪。
新青森ゆきの東北新幹線「はやぶさ45号」は、定刻の6時ちょうどに東京を発車しました。この列車に乗ったことでお分かりののように、今日の目的地は東北地方 イクゼ(*'∀'*)トーホク。長距離移動が前提ともいえる新幹線での旅立ちは、普通列車とはまた違った高揚感があります (*´v`*)ワクワク♪。
しかし今回のように早めに指定券を用意しなくてはならない場合、いちばん気掛かりなのはやはり旅行当日のお天気。ふだんは晴れの予報を確認してから出掛けることが多い“エセ晴れ男”の私だけど (´∀`;)エセ…、指定券が発売された時点のひと月前では天気の動向がまったく読めません σ(・∀・`)ウーン…。これこそまさに晴れ男の真価が試されるところですが、はたして今日のお天気は・・・台風6号が接近ちう!? Σ(゚□゚*)ナニーッ!!


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旅行当日の関東はまだ梅雨が明けておらず、
しかも台風の接近が伝えられる不安定な天候。
宇都宮付近の車窓でも日光の山々は見えず、
厚い雲が低く垂れ込めています。
(´д`;)ドングモリ…
▲19.7.27 東北新幹線 小山-宇都宮(車窓から)


晴れることを願っていたのに台風が近づいているとは、晴れ男だなんて豪語している自分が恥ずかしくなる状況 (〃ノдノ)ハズイ。そういえば思い返してみると、一年前の夏休みも初日に台風と重なって、旅の出発日を一日延期したんだっけ・・・(゚ペ)ウーン…。
ただ、当初の予測では今朝にも台風は関東地方を直撃するかもしれないと言われていたものの、その動きは予測よりもだいぶ遅く、現時点で和歌山県の紀伊半島付近に接近している模様 (・o・*)ホホゥ。関東の空は曇っているけれど雨風はまだ強くなく、今のうち台風から逃げるかのように「はやぶさ」は時速300キロ越えの速さで北上します バビューン!!-=≡Σ(((⊃゚∀゚)つ。東北地方は台風の進路予測からは外れているけれど、雲の流れに少なからず影響があるでしょうか。ちなみに新幹線の車内表示で流れた、これから向かう目的地の天気予報は【曇り時々晴れ】となっていました ( ̄  ̄;)ビミョー…。


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盛岡付近では雲が多めながら
うっすらと青空も覗いています。
でも岩手山は雲隠れでまったく見えず。
(≡"≡;*)モヤモヤ…
そして写真の下のほうに写る車両は、
盛岡車両センターに留置されている
花輪線や山田線用のキハ110系。
▲19.7.27 東北新幹線 盛岡-いわて沼宮内
(車窓から)


晴れたり、曇ったり、時おりざっと雨が降ったりと、台風の影響というよりは、梅雨末期の不安定な天候といった感じで、目まぐるしく天気が変わるなか ハレ?(゚Д゚≡゚Д゚)アメ?、一路、北へ向けて走り続ける「はやぶさ」は、福島、宮城、岩手の各県を順調に通り過ぎ、東京から3時間17分で本州最北の青森県にある新青森に終着 (・ω・)トーチャコ。
当たり前のことだけど、新幹線ってやっぱり速いものだなぁ・・・。もしも在来線の東北本線で朝6時(5時55分)に東京を出たら、まだ福島の郡山にも着けていないよ(基準がおかしい?)(。A。)アヒャ☆。


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新青森に到着したE5系「はやぶさ」。
東京からの乗車時間を快適に過ごせました。
(´w`*)ドツカレサン
▲19.7.27 東北新幹線 新青森


東京0600-(東北新幹線 はやぶさ45号)-新青森0917


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ガラス張りが印象的で立派な新青森の駅舎。
構内には青森の特産品や名物をそろえる
土産物屋や飲食店が併設されています。
▲19.7.27 奥羽本線 新青森

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祭りに沸く東北の夏。
青森といえばねぶたまつりです。
駅の構内にもねぶたのミニチュアが
飾られていました。
ラッセーラー♪ヘ(゚ω゚ヘ)(ノ ゚ω゚)ノラッセーラー♪


東北新幹線と北海道新幹線(新函館北斗方面)の接点で、在来線の奥羽本線(おううほんせん)も発着する新青森は、東北新幹線の延伸開業に伴って青森市街地の郊外に設置された新しめの駅で、ここから街の中心となる青森(駅)へ行くには奥羽本線の下り列車に乗り換える必要があります(新青森から青森までは下り方に一駅)(・o・*)ホホゥ。また、弘前(ひろさき)や秋田方面へ行く場合も奥羽本線の上り列車に乗り換えることとなるのですが、新幹線の改札を出場した私が向かったのは奥羽本線のホームではなく、駅の南口にある路線バスのりば コッチ…((((o* ̄-)o。
今回の私の撮影対象となるお目当ての列車は奥羽本線で運転されるものなのですが、それを撮ろうと考えている撮影ポイントへ行くには奥羽本線の列車を使って最寄り駅から歩くよりも、実は新青森からバスに乗るほうが便利なのです (´ω`)ナルヘソ。
バスは奥羽本線の線路と並行した県道(247号線)を南のほうへ10分ほど進み、私は駅間で言うところの津軽新城(つがるしんじょう)と鶴ヶ坂(つるがさか)のあいだに位置する、戸門見通(とかどみとおり)の停留所で降車ブザーを押しました (*・∀・)σ゙ポチットナ。後払い制の運賃は220円。


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新青森の駅前から乗った路線バスは
青森市民バスの大釈迦線。
(゚ー゚*)バス
今回利用した区間には弘南バスも運行されていて、
地方のバス路線にしては比較的本数が多い
(時間帯によるバラつきはあるけれど
日中はおおむね一時間に二本程度運行)。
▲19.7.27 青森市民バス 新青森駅南口


新青森駅南口0936-(青森市民バス)-戸門見通0945


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新幹線とバスを使ってはるばるやってきた
撮影ポイントはこんなところ。
のどかな田園風景に奥羽線の線路が敷かれています。
(・∀・)イイネ
ちょうど通過したのは701系の普通列車。
▲19.7.27 奥羽本線 鶴ヶ坂-津軽新城


バス停と撮影ポイントはホントに目と鼻の先ほどの距離(250m・徒歩3分)で、バスが走っていた県道から少し小道に入ったところが目的地 ...(((o*・ω・)o。おもに公共交通機関を利用する“徒歩鉄”の私にとって、バスで気軽にアクセスできる撮影ポイントは嬉しい好条件。そして田園風景が広がるそのロケーションも列車がスッキリと撮りやすくていい感じなんです (・∀・)イイネ。
ちなみに私がこの場所を訪れるのは、485系の特急「かもしか」を廃止直前に撮りに来た2010年以来、9年ぶりのこと (*´∀`)ノ゙オヒサ。もっとも前回はバスでなく、青森県立美術館を訪れてからタクシーでここまで来たんだけどね(帰りはバスを使った)。


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日本海縦貫線の一翼を担う奥羽本線は
貨物列車も頻繁に運転されています。
でも、通過したのは逆方向の上り列車。
元・北斗星機の青いEF510(505号機)、
できれば正向きで撮りたかったな・・・。
σ(・∀・`)ウーン…
▲19.7.27 奥羽本線 鶴ヶ坂-津軽新城(後追い)

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こちらは赤いEF510(21号機)が牽く
下りの貨物列車。
今度は前から正向きで撮れました。
貨物オンチには嬉しい収穫。
(o ̄∇ ̄o)ラキー♪
▲19.7.27 奥羽本線 鶴ヶ坂-津軽新城


当地には私が到着した時点で、すでに20人くらいの先客が待機しておられましたが (*・ω・)ノ゙チワッス♪、田園地帯の一角にあるこの場所はキャパが広いので、私も難なく立ち位置を確保できました ε-(´∇`*)ホッ。それにしても、これほどの同業者が集まり(最終的には追っかけ組も加わって倍くらいの人数になった)、そして私が新幹線を使ってでも撮りに行きたいと思わせる、お目当ての列車とはいったいなんなのか σ(゚・゚*)ンー…。

それは、急行「津軽」号 (゚ー゚*)ツガル。


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夏っぽい雲が広がる青森の空。
スッキリとした晴れではないけれど、
雨の心配は無さそう。


「津軽」はかつて、首都圏の上野と青森のあいだを東北本線と奥羽本線を経由して結んでいた夜行の急行列車で、福島、山形、秋田、青森の東北各県を横断するように運行されていたことから、とくに東北の方にとっては就職や進学での上京や帰郷、また出張や行楽などで利用して親しまれた、東北地方を代表する名列車でした (・o・*)ホホゥ。また、高度経済成長期の時代には、東北からの集団就職者を東京へ送る象徴的な列車として、“出世列車”などとも呼ばれたものです(「津軽」の自由席で上京し、帰省するときには出世して寝台車に乗ることを夢見たのだとか)( ̄。 ̄)ヘー。
私の個人的な思い出では、ワイド周遊券(昔のフリーきっぷ)で急行の自由席が気軽に利用できたことから、学生時代の貧乏旅(今も大して変わらないけどさ (´д⊂)ボンビー)で東北地方を巡った際に、「津軽」はよくお世話になった列車でした。末期(90年以降)は583系や485系などの特急型電車が使われていたけれど、やはり「津軽」といえば12系や14系の客車列車が印象深い世代です(ノ∀`)ナツカシス。
しかし時代の流れとともに夜行列車は衰退、山形新幹線や秋田新幹線の開業という変革もあり、首都圏と東北を結んでいた急行「津軽」は、1998年に廃止されてしまいました(1993年以降は臨時運行)(´・ω・`)ショボン。


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90年代まで、東北・奥羽本線経由で
上野と青森を結んでいた急行「津軽」。
定期列車は14系客車、
多客期増発の臨時列車には12系客車が
使われていた時代でした。
この写真は深夜の福島にて
機関車の交換を行なっているところで
板谷峠用機関車のEF71も懐かしい・・・。
(*´ω`*)ナツカシス
(なんだか絵的に面白かったので、
ふつうの編成撮りでなく、
あえてカマ替えのシーンを選んでみますた)
▲89.8 東北本線 福島

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基本的に夜行運転の急行「津軽」でしたが、
これは日中に回送される臨時「津軽」用の12系を
奥羽本線の撮影名所・庭坂の大カーブで
撮影したものです。
(^_[◎]oパチリ
感材費の節約でモノクロフィルムを使っていた時代。
▲89.8 奥羽本線 赤岩-庭坂


そんな東北の名列車と呼ばれた急行「津軽」が、青森と函館の観光キャンペーン(ひと旅 ふた旅 めぐる旅。青森-函館 夏の観光キャンペーン)の一環として、この土日の二日間(7/27・28)に奥羽本線の秋田と青森のあいだで復活運行 (゚∀゚*)オオッ!!。しかも、これがよくあるリバイバルを謳ったツアー列車(団体列車)ではなく、夏の多客期に増発される臨時急行で運転されると言うのですから、ファンにとっては胸熱ではありませんか!(*゚∀゚)=3ハァハァ!。
実は急行「津軽」の復活運転は、第一弾として今年の5月(5/18・19)にも奥羽本線の湯沢と弘前のあいだで行なわれたのですが、都合的にも旅費的にも撮影に行くことができなかった私 σ(・ω・`)ウーン…。しかし第二弾となる今回はちょうど夏期休暇と重なることから、ぜひとも急行「津軽」の勇姿をこの目で拝みたいと思い、早めに新幹線の指定券を取ってこの日に備えたのでした (*`・ω・´)-3フンス!。


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現在は秋田と青森を結ぶ特急列車として、
愛称が引き継がれた「つがる」。
ただし急行時代は漢字の「津軽」、
現行の特急列車は平仮名の「つがる」です。
特急「つがる」に使われるのはE751系。
▲19.7.27 奥羽本線 鶴ヶ坂-津軽新城


雲が多めながらも時おり日が差す空模様は、まさに新幹線の車内表示器で見たとおりの「曇り時々晴れ」って感じ ( ̄  ̄;)ビミョー…。
晴れないのがもどかしいところですが、お目当ての「津軽」がここを通過するのは太陽の位置が高い正午ごろなので、案外スッキリ晴れると光線状態はあまり良くないかもしれません (゚ペ)ウーン…。かと言って、厚い雲で日差しが遮られると絵的には寒々しくなるので、適度に薄日が差すような明るい状況だとありがたいな・・・なんて、都合のいいことを考えながら待っていると、直前まで顔を出していた太陽が雲に隠されたタイミングで傍らの踏切が鳴動 (゚o゚*)オッ!。カメラの露出設定を調整しつつ、ファインダーに集中します (`・ω・´)キリッ。


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急行「津軽」、キタ━━━━(゚∀゚)━━━━ッ!!

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盛夏の深い緑を背にして、
赤べこの愛称を持つED75形機関車が、
青い12系客車を引き連れて走りゆく。
その姿はまさに往年の客車急行そのものです。
▲19.7.27 奥羽本線 鶴ヶ坂-津軽新城


津軽が撮れました~!ヽ(´▽`)ノワ~イ♪
里山の緑に映える赤いナナゴ(ED75)と青い12系。現代に残る国鉄型機関車と国鉄型客車の共演で、令和の時代に昭和の名列車が完全復活!p(`・∇・´)q フッカツ!。これは客車「津軽」の運行時代を知る者として、涙モノのシビれるシーンです 。・:*:・ヒデキ(゚ノ∀`゚)゚カンゲキィ・:*:・。しかも列車名が「リバイバル津軽」などでなく、急行「津軽81号」と言うところがまたニクいじゃないですか ъ(゚Д゚)グッジョブ。ちなみに80番台の号数は臨時列車を表しており、12系客車の「津軽」はまさに往年の多客期増発の臨時を彷佛とさせる懐かしさがありました(え?臨時列車の号数は50番台の世代じゃ・・・って? (。A。)アヒャ☆)。


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正面に掲げられていた
「津軽」のヘッドマーク。
これは津軽富士と呼ばれる名峰
岩木山をモチーフにしているのかな?
σ(゚・゚*)ンー…
(個人的に岩木山の山容は
もっと尖ったイメージがあるけれど・・・)


そして列車の正面には、岩木山(?)とリンゴがモチーフの津軽地方をイメージした立派なヘッドマークが掲げられていますが (゚ー゚*)リンゴチャソ、実は定期運行時代の急行「津軽」でこのマークが見られたのはほんのわずかな期間(たしか一ヶ月程度?)で、それも公式の正調マークと言うよりは客車列車末期の惜別的な意味合いを込めて取り付けられたもの。当時は特急でなく急行にヘッドマークが付くのは異例なことでした ( ̄。 ̄)ヘー。


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14系客車で運転されていた急行「津軽」の末期に
わずかな期間だけEF65に掲げられた
「津軽」のヘッドマーク。
この日の牽引はレインボー色の1019号機が就きました。
(゚ー゚*)ニジガマ
▲90.8 東北本線 日暮里

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ちょっと粗いけれど、
アップにしてみた当時のヘッドマーク。
今回のED75に掲げられたものと同じデザインです。
これがまた見られるなんて・・・。
。゚(つ∀`゚)゚。ナツカシス

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ちなみにこちらは客車「津軽」最終日の
特別なヘッドマーク。
今年の5月に運転された「津軽」では、
こちらに近いデザインだったようですね。
▲90.8 東北本線 日暮里


しかも細かいことを言っちゃうと、このヘッドマークは交流区間の牽引を担当したED75形でなく、直流区間のEF65形のみに掲げられていたもので、たしか当時のナナゴにマークは用意されなかったハズ σ(゚・゚*)ンー…。ただ、だからといって今回のマーク付きスタイルを否定するわけではなく、むしろ客車「津軽」の廃止(90年)から29年の時を経てナナゴに装着された「津軽」のヘッドマークには、感慨深いものがあります (´ω`)シミジミ。爽やかな淡い色のヘッドマークがナナゴの赤い顔によく似合っていますよね 。゜+.(o´∀`o)カコイイ!゜+.゜。


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ズームレンズを引いてもう一枚。
(^_[◎]oパチリ
のどかな津軽の田園風景は、
急行「津軽」が定期で走っていた頃と
変わらないのかも知れません。
▲19.7.27 奥羽本線 鶴ヶ坂-津軽新城


そんなヘッドマークが事前に付けられることを知っていたため、なるべくマークのデザインがわかるように撮りたいと思い、はじめ(一枚目)は列車を主体にしたオーソドックスなアングル(編成撮り)にしたのですが、ロケーションや季節感を表すならば青田を広く入れた二枚目の構図がいいかも知れません (^_[◎]oパチリ。
田園風景など日本全国どこも同じ・・・と思われるかも知れないけれど、そこにED75が牽く客車列車が走っていると、一気に東北地方という地域感が増す。それが鉄道写真です(笑)(-`ω´-*)ウム。このかけがえの無い情景を見るため、はるばる青森までやってきてホントによかったよ・・・。


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急行「津軽」の続行の下り普通列車(649D)は、
五能線や津軽線の間合い運用で設定されている
国鉄型気動車のキハ40系(キハ48)でした。
ディーゼルなのでなるべく架線を目立たせず、
緑のじゅうたんを多めに入れてパチリ。
(^_[◎]oパチリ
▲19.7.27 奥羽本線 鶴ヶ坂-津軽新城


さて、いま青森へ向けて下った急行「津軽81号」は、午後遅くに秋田ゆきの「津軽82号」として上り列車が設定されています (・o・*)ホホゥ。ここまで来たらもちろんそっちも撮影するつもりですが、折り返してくるまでにはまだだいぶ時間があるので、ちょいとお昼休憩にしたいと思います (*'p')ハラヘター。といっても、ここはのどかな田園地帯なので、まわりにお昼ゴハンを食べられるところなど見あたりません。そこでいったん撮影地を離れ、新青森の駅まで戻ることとしました ...(((o*・ω・)o。こんな時も気軽にバスが使えるのは便利やね。


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戸門見通のバス停から
新青森方面へ向かうバスに乗車。
来る時は青森市民バスでしたが、
今度は弘南バスでした。
▲19.7.27 弘南バス 戸門見通


戸門見通1246-(弘南バス)-新青森駅南口1258


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新青森の駅構内には、
ご当地名物の飲食店がいくつか軒を連ねます。
そのなかで私が選んだのは
青森県黒石市のB級グルメ「黒石つゆやきそば」。
(゚ー゚*)ツユ…
文字どおり汁に浸した面白いやきそばで、
個人的な印象だとソース味のちゃんぽんって感じかな。
ホタテもゴロゴロのっていて、
とても美味しかったです。
ソバ(゚д゚)ウマー!

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デザートには
青森産のブランドトウモロコシで
甘みの強い「嶽きみ(だけきみ)」を使った
ソフトクリームをいただきました。
トウモロコシの香ばしさと甘みがマッチして、
こちらも美味しい♪
ソフト(゚д゚)ウママー!

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新青森の駅からふたたびバスに乗車。
これも弘南バスのようです。
時間的に戸門見通へ行くバスが無かったので、
少し離れたバス停(平岡大橋)から
15分ほど歩きました。
ε=ε=ε=┌(*・_・)┘
▲19.7.27 弘南バス 新青森駅南口


新青森駅南口1345-(弘南バス)-平岡大橋1353

昼食を終えて新青森駅からバスに乗り、ふたたび戸門見通バス停近くの撮影ポイントへ ...(((o*・ω・)o。
できれば同じ場所でなく別の撮影ポイントを選びたかったところですが σ(゚・゚*)ンー…、実は先ほどの「津軽81号」を待っていたときに聞いた同業者の方の話だと、私が午後の「82号」を撮ろうかと考えていた撮影ポイントは今の時期、夏場の木々が生い茂って視界がスッキリとしないらしい (ヾノ・∀・`)ムリムリ。それならば、安直だけれど状況が分かっている戸門見通のポイントで、「82号」も狙うほうが無難だと判断 (-`ω´-*)ウム。幸いにもここは、わずかな移動距離で上下の列車がそれぞれのアングルで撮れると言う利点があります (・∀・)イイネ。


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先ほどと同じで田園地帯の一角で
今度は上り方から下り列車が狙える場所へきました。
ちなみにここは個人宅の敷地内なのですが、
地主の方は撮り鉄にある程度の理解があるみたいで、
一声かけて撮影許可をいただきました。
なお、敷地にクルマを停める場合には、
駐車料金(協力金)が徴収されるようです。

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まずは現行のひらがな「つがる」
(特急「つがる」)が通過。

そういえば、通称「ひらがなけやき」って
グループがあったよね(笑)
ヒラガナ( ̄▽ ̄)ツガル
▲19.7.27 奥羽本線 津軽新城-鶴ヶ坂

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午前中より少し雲が薄くなった感じの空模様。
日が差してくれるといいけれど・・・。
σ(゚・゚*)ンー…


青森から秋田へ向けて南下する上り列車の「津軽82号」は、日当り具合(光線状態)が先ほどの「81号」よりも良好になるので、今度はできれば遠慮することなくスカッと晴れてほしいものですが、空には薄雲が広がっていてやはりビミョーな感じ σ(・∀・`)ウーン…。時おり雲が途切れて眩しく日が差すと、このままの状態でキープ!・・・と空に向かって願うけれど 八(゚- ゚)オネガイ、なかなかそうウマくはいかずに「津軽82号」の通過時刻を迎えてしまいました。
やがて私の耳に届いたのは、客車列車特有の軽やかなジョイント音 ε-(°ω°*)キタッ!。


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森にヒグラシの聲が響く夕刻の16時過ぎ、
うっすらと西日を受けて、
急行「津軽82号」が奥羽本線を南下します。
その行き先は・・・上野?
(秋田ゆきですっ)
▲19.7.27 奥羽本線 津軽新城-鶴ヶ坂


も一度、ナナゴの津軽が撮れました~!ヽ(´▽`)ノワ~イ♪
今回ばかりは往路(81号)も復路(82号)も情景的でなく、列車を主体にして撮りたかった急行「津軽」【◎】]ω・´)パチッ!。ED75形が牽く12系客車は編成美という言葉がしっくりとくるほど、落ち着いた安定感を覚えます 。゜+.(o´∀`o)カコイイ!゜+.゜。夕方の16時過ぎに青森を発車する今回の「82号」は、上野ゆきの夜行列車だった時代(402列車)とほぼ同じ時刻設定で、西日を受けて奥羽本線を上りゆく姿を見ると、これは秋田ゆきではなく、そのまま山形を通り、板谷峠を下って、福島を経て、黒磯で機関車を交換して、明日の朝6時過ぎには上野に到着するのではないか・・・と、つい妄想してしまいます ( ´ー`).。o◯ ポワワン。まあ、実際に乗ったら14時間も12系の直角椅子(ボックスシート)で過ごすのは、けっこうキツい修行なんですけどね(笑)。


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引いてもう一枚。
(^_[◎]oパチリ
ノスタルジックな雰囲気の客車急行が、
日本の原風景と言える美しい田園風景のなかを
華麗に駆け抜けてゆきました。
嗚呼、やっぱり客車列車はいいものだなぁ・・・。
。+。:.(´ω`)シミジミ.:。+゚。
▲19.7.27 奥羽本線 津軽新城-鶴ヶ坂


けっきょく「津軽」は上下の列車とも日差しが薄日だったけれど σ(・∀・`)ウーン…、考えてみたら今日は関東や東海地方に台風が接近していて、青森でもひょっとしたら雨に見舞われるんじゃないかとの不安があったなか (´・д・`;)ハラハラ…、この薄晴れという条件で往年の名列車である急行「津軽」の勇姿が撮影できただけでも、じゅうぶんな満足が得られました ヨカッタ♪(*⌒∇⌒*)ヨカッタ♪。

これで急行「津軽」の撮影は終了です (´w`*)ドツカレサン。


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帰りももちろんバスを利用。
今度は最初に乗ったのと同じ、
青森市民バスですた。
▲19.7.27 青森市民バス 戸門見通


戸門見通1649-(青森市民バス)-新青森駅南口1659


さて、お目当ての急行「津軽」は無事に撮り終えましたが、私の夏休みは始まったばかり。もちろんこれだけで帰っちゃうことはありません(・・・って、今旅はまだ新幹線と路線バスしか乗ってないしね ^^;)。
撮影地からバスで新青森の駅に戻ってきた私、さて次はどこへ行きましょうか σ(゚・゚*)ンー…。やっぱり青森(市街)? それとも弘前?ラッセーラー♪ヘ(゚ω゚ヘ)(ノ ゚ω゚)ノラッセーラー♪ いっそのこと北海道に渡っちゃおうか? (゚∀゚)アヒャ☆


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とりあえず次の目的地へ向かう前に、
青森の市内で「津軽」撮影の打ち上げ~。
カンパーイ♪(〃゚∇゚)ノY
お刺身に白ワインとはシャレオツ?
いえいえ、このお店では地酒の田酒を
ワイングラスで提供されていました。
キリッと冷えたやや辛口のお酒にお刺身が合います。
Yヽ(>∀<*)クゥーッ!




続きます・・・◯o。.(~▽~*)ウィッ。





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