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磐越西線・・・「紅葉満喫号」撮影記・後編 [鉄道写真撮影記]

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2019.11.03 磐越西線
続・紅葉狩りに行こうよう!
快速「磐越西線紅葉満喫号」 撮影記
(後編)
 
 
前回からの続きです。

秋の深まりとともに紅葉シーズンもたけなわ (゚- ゚)アキ…。そんな晩秋の連休(11/2~4)に福島と新潟の山あいを走る磐越西線(ばんえつさいせん・郡山~新津)では、今年度で当線からの引退が決まっている国鉄型ディーゼルカー(国鉄型キハ)のキハ40系列(キハ47やキハ48)を使った臨時列車、快速「磐越西線紅葉満喫号」の運行(新津~会津若松で一往復)が設定されました (゚∀゚*)オオッ!。連休、紅葉、そして国鉄型キハ(しかも国鉄時代を彷佛とさせる、タラコ+急行色の併結!)という三拍子がそろったら、国鉄型車両好きの私はもちろん磐越西線への出撃(撮り鉄)を敢行 ε=┌(*゚д゚)┘イクゼ!。
「曇りのち晴れ」の予報が出された天候に一喜一憂しつつ ハレル?(゚∀゚≡゚д゚)クモル?、また、期待の紅葉も思ったほどいい色づきではありませんでしたが σ(・∀・`)ウーン…、それでも沿線のなかでは比較的紅葉が進んでいた徳沢(とくさわ)付近で「満喫号」の往路(上り)を撮り (^_[◎]oパチリ、午後の遅い時間帯に運転される復路(下り)は日あたりを考慮して山都(やまと)へ移動し、まわりの抜けがよい壮大な鉄橋の「一ノ戸川橋梁」を撮影地に選択 (^_[◎]oパチリ。結果的には往復とも日差しに恵まれて、タラコ+急行色の共演は満足のいく記録が残せました ヨカッタ♪(*⌒∇⌒*)ヨカッタ♪。


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とっぷりと日が暮れた山都に、
キハの普通列車が入ってきました。
オレンジと白のツートンカラーは
新・新潟色のキハ47形。
▲19.11.2 磐越西線 山都


鉄橋で復路の「磐越西線紅葉満喫号」を撮り終えたのち、山都の駅に戻ったタイミングで迎えた日没。
当駅より上り列車で会津若松を経て、郡山から東北新幹線に乗り継げば、まだ今日じゅうに東京の自宅へと帰り着ける時間ですが σ(゚・゚*)ンー…、せっかくの連休だし、二日間通用のフリーきっぷ「週末パス」を使っているので、このまま日帰りしてしまうのはちょっともったいない (-`ω´-*)ウム。できれば山都から近い会津若松の街に泊まれたら、翌日にはきれいな紅葉風景が期待できそうな、只見線(ただみせん)の会津西方(あいづにしかた)あたりにでも行きたいところ (σ´∀`)σイイネ~♪・・・ですが、今旅の本格的な計画を私が一週間前に立てた時点で、会津若松はおろか郡山でさえ、お宿やホテルが軒並み満室 (´д`;)アウ。そりゃ紅葉シーズンの連休だもの、観光地の宿なんか空いてやしないよね・・・σ(・∀・`)ウーン…。こんなとき、若い頃には駅の待合室で一夜を明かしたような経験もあるけれど(それはそれで楽しかった想い出)、歳を重ねてすっかり軟弱となった今の私は、駅で過ごすくらいなら日帰りを選びます ナンジャクモノ!( ' ^'c彡☆))Д´)パーン。でも、どこかの街に泊まりたいという旅人的な欲求は捨てきれず、宿泊施設をいろいろと検索してみた結果 \_ヘヘ(- ̄*)ドレドレ、ようやく場所も価格も適当だと思われるお宿(ホテル)が見つけられました (゚∀゚)オッ!。
そこで山都から私が乗ったのは、会津若松とは逆のほうへ進む、新津ゆき下り普通列車 コッチ…((((o* ̄-)o。


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ガラガラに空いていた夜のローカル線。
( ̄  ̄*)ガラガラ
青いモケットのボックスシートとロングシートが
混在(セミクロス)するキハ47の車内は、
“国鉄感”が漂っています(笑)
(´ω`)シブイ


来た道を戻るような形で、山あいを流れる阿賀野川沿いを列車は西へ・・・といっても、車窓風景はもう真っ暗でなーんも見えません ( ̄  ̄*)マックラケ。山都から会津若松までなら移動時間は30分程度だったのに、私は二時間も夜の列車旅を味わって終点の新津まで乗り通し、さらに信越本線の下り普通列車へ乗り換えて ...(((o*・ω・)o、やってきたのは新潟でした。


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山都からキハに揺られて二時間、
磐越西線の終点で信越本線と接続する
新津まで戻ってきました。
(=゚ω゚)ノ゙タライマ
▲19.11.2 信越本線 新津

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そして新津から信越本線で新潟へ。
朝は従来のままの地平ホームから
快速「あがの」で出発しましたが、
到着は高架上の新たなホームでした。
(・ω・)トーチャコ
▲19.11.2 信越本線 新潟

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上越新幹線をはじめ、
信越本線や越後線、白新線などの列車が発着する
県都のターミナル、新潟。
少し古さを感じる万代口のビル駅舎ですが、
ホームの高架化が完了した暁には
駅舎が改築(というか高架に併設)される計画です。
▲19.11.2 信越本線 新潟


山都1714-(磐越西235D)-新津1914~1919-(信越2557M)-新潟1939

夕刻の山都からでも無理なく(?)アクセスできる場所で、連休中でもリーズナブルなホテルに空室があったのが新潟 (゚ー゚*)ニーガタ。もうここまで来てしまうと、翌日に只見線の会津西方というプランは難しいものがあるので、ここは割り切って別の撮影目的を考えることとしましょう σ(゚・゚*)ンー…。
撮り鉄的に新潟といえば、国鉄型近郊電車の115系が残る越後線(えちごせん)か、もしくは磐越西線と同じく国鉄型キハが走る羽越本線(うえつほんせん)の村上~酒田あたりに惹かれるところ (・∀・)イイネ。しかし両線とも今旅の個人的なテーマである「紅葉風景」という点で、私には目ぼしい撮影ポイントが思い浮かばず、どうも決め手に欠けます (゚ペ)ウーン…。


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一杯やりながら翌日の撮影プランを練ります。
(~▽~*)ウィッ
今日は一日じゅう山あいの磐越西線を旅しましたが、
日本海に面した新潟といえばやっぱり海の幸。
夕食にいただいた新鮮なお刺身は、
左からイサキ、タイ、ハチメ、ウチワハギ。
ハチメって聞き慣れないので何かと尋ねたら、
北陸や新潟ではメバルをそう呼ぶのだそうです。
( ̄。 ̄)ヘー


そして、ふと今日の磐越西線での撮影成果を思い返してみると、目的の「磐越西線紅葉満喫号」はタラコ(国鉄首都圏色)+国鉄急行色の併結で組まれた編成にもかかわらず (゚ー゚*)タラキュー、私は往復ともタラコ側(編成の会津若松方)からしか撮っていない タ~ラコ~♪(・o・*)タ~ラコ~♪。それを今さら気付いたということではなく、撮影地のロケーションや光線状態を優先した結果なので納得はしているけれど、国鉄型好きとしては急行色のほうもちゃんと撮りたかったな・・・という気持ちが今になって沸々と湧いてきてしまいました σ(・∀・`)ウーン…。
紅葉風景を度外視してでも越後線の115系を撮るか(分水のあたりに行こうと思った)、それとももう一度、磐越西線で「満喫号」(連休中は連日運行)を今度は急行色側から狙うか ゲゲゴ?(゚д゚≡゚д゚)キハ?、その二択で眠れないほど迷い(ホントは爆睡した ⊂⌒~⊃_△_)⊃ クカ~…)、最終的に出した答えは・・・


11月3日(日・祝)


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早朝の新潟で発車を待つE129系。
この列車は磐越西線へ通じる信越本線?
それとも越後線?
σ(゚・゚*)ンー…
意表をついて白新線だったりして(笑)
▲19.11.3 信越本線 新潟

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E129系から乗り継いだ列車は
国鉄型のキハ47。
(=゚ω゚)ノ゙ヤア
前日に続く磐越西線です。
▲19.11.3 信越本線 新津


磐越西線は東北新幹線や東北本線と接する福島県の郡山を起点に、猪苗代(いなわしろ)や会津若松、喜多方(きたかた)などの各地を経て、信越本線と接する新潟県の新津(にいつ)に至る、全長175.6キロに及ぶ・・・って、デジャヴ的に繰り返す路線説明はもういいとして ;'.・(゚ε゚(O三(゚Д゚#)モウイイワ!(路線の詳細は前記事を参照)、昨日と同様に新潟から信越本線の上り列車に乗り、新津で乗り継いだのは磐越西線の会津若松ゆき上り普通列車 (゚ー゚*)バンサイ。
二日連続で同じ路線を訪れるとは、なんとも面白味がない旅だけど (´~`*)ウーン、それでも私のアタマのなかでは越後線の115系よりも、紅葉風景での急行色のほうに天秤が傾きました コッチ…((((o* ̄-)o。前記事でも触れていますが、残念ながら今秋がラストシーズンとなる(と思われる)磐越西線での国鉄型キハ (´・ω・`)ショボン、それにはタラコも急行色も含まれており、やはりどちらも思い残すことが無いように記録したい (-`ω´-*)ウム。まあ、越後線の115系はまたの機会としましょう(な~んて悠長なことを言っていると、115系の引退間際になって焦るんだよね・・・^^;)。


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磐越西線の車窓から望む東の空が
明るくなってきました。
今日のお天気はどうだろ・・・。
σ(゚・゚*)ンー…
▲19.11.3 磐越西線 新関-北五泉(車窓から)


昨日は東京から上越新幹線を使って磐越西線へ駆けつけて、紅葉風景が望める徳沢の撮影ポイントに到着したのは、お目当ての「磐越西線紅葉満喫号」(往路)が通過する30分前という慌ただしさでしたが アセアセヾ(*д*ヾ三ノ*д*)ノアセアセ、今日は新潟に泊まったアドバンテージをなるべく活かすため、新津を6時ちょうどに発車する一番列車(初発列車)に乗り込んだ私 (*´0)ゞ。oOフワァァ…。空が明るくなりはじめた早朝の磐越西線を国鉄型キハの普通列車はエンジンを震わせて東へ進みます ...(((o*・ω・)o。
新潟のお天気は予報だと「曇り時々晴れ」で、昨日とだいたい同じような空模様かと思われますが、今日のほうが少し雲は多くなるみたい。あくまでもこの時点の予報では翌日(月曜)の新潟が雨となっていたので、天気は下り坂なのかも知れませんね ( ̄、 ̄)ナルヘソ。できれば今日の「満喫号」も、昨日のような日差しに恵まれたら嬉しいけれど、どうかなぁ・・・σ(゚・゚*)ンー…と、好天を願う気持ちで車窓を眺めていたところ、列車が途中の馬下(まおろし)を過ぎて山あいの阿賀野川沿いを走るようになったあたりから、風景が次第に白く霞んでゆくではありませんか (=゚ω゚=*)ンン!?。


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川沿いをゆく列車の車窓に広がるのは、
まるでベールに包まれたかのような
白い世界・・・。
( ̄  ̄;)マッチロ
▲19.11.3 磐越西線 三川-津川(車窓から)


そう、これは昼夜の気温差が激しい今の時期の山あいや川沿いによく見られる、朝霧(川霧)ってヤツで (゚ー゚;)シロイヤツ…、とくにこの地域(阿賀野川流域や会津地方)の朝霧は濃いんだよね ( ̄  ̄;)マッチロ。見方によっては、なんとも幻想的で旅情ある車窓風景ですが、視界が利かないぶん撮り鉄としてはちょっと厄介な現象です (≡"≡;*)モヤモヤ…。
でも、朝霧と呼ばれるくらいですから、「満喫号」が通過するお昼近い時間帯にはあまり影響がないかな? σ(゚・゚*)ンー…。


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列車の交換待ちでホームに降りてみた津川でも、
キハの周囲は朝霧でモヤモヤしています。
(≡"≡;*)モヤモヤ…
朝の空気が感じられて
悪くない雰囲気なんですけどね・・・。
▲19.11.3 磐越西線 津川


いずれおさまると思われる霧はさておき、先述したように本日の目的はタラコ+急行色の編成の急行色側(編成の新津方)を紅葉風景で撮ること (゚ー゚*)キューコー。そう考えると、前日に自分で見た実際の印象から、沿線のなかでも比較的紅葉の色づきが進んでいたように感じられた、昨日の徳沢のあたりがやはり良さそうです (・∀・)イイネ。
そして朝早くに来られた今日は「満喫号」の通過まで時間にまだ余裕があることから、昨日はキャパオーバー(満員御礼)っぽくて訪れるのを諦めた ( ̄△ ̄;)ゲキパ…、人気の高い撮影ポイントへためしに向かってみようと思います (*`・ω・´)-3フンス!。
昨日から行ったり来たりしている磐越西線で、今回下車したのは徳沢のひと駅手前(下り方)に位置する豊実(とよみ)。駅名(地名)の由来はよく知らないけれど、「豊かに実る」と書いて“豊実”とは収穫の秋にぴったりの駅名じゃありませんか ъ(゚Д゚)ナイス。はたしてこの地で私は、撮り鉄的ないい収穫が得られるかしら? ヒャヒャヒャ(゚∀゚≡゚∀゚)ヒャヒャヒャ。


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新津から一時間半の豊実で下車。
(・ω・)トーチャコ
駅舎・・・というか駅の入口は、
こざっぱりとしたコンクリート製。
この入口から地下道を経て、
築堤上にあるホームへと至ります。
待合室はホーム上にあり。
▲19.11.3 磐越西線 豊実


新潟0517-(信越420M)-新津0536~0600-(磐越西224D)-豊実0731


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阿賀野川に架かる立派な徳石大橋で
線路とは対岸のほうへ渡ります。
霧はまだ晴れないね。
(≡"≡;*)モヤモヤ…


撮影ポイントとなる目的地は、下車駅の豊実と次駅の徳沢のほぼ中間にあり、どちらから歩いてもさほど時間は変わらないのですが(ちょっと豊実のほうが近いかな)、昨日が徳沢だったので今日は豊実にしてみたってところ コッチ…((((o* ̄-)o。ちなみに私は昨年にもその撮影ポイントで、故障したSL(C57180)の代役でディーゼル機関車(DE10形)が登板した、観光列車の「ばんえつ物語号」復路の下り)を撮りに訪れており (^_[◎]oパチリ、その時は徳沢から歩いています。
いまだ霧が漂う川沿いの県道を豊実の駅から30分ほど歩き進むと ...(((o*・ω・)o、やがて道路脇に設けられたスペースから、川の対岸に存在する磐越西線の小さな鉄橋が望める場所へとたどり着くことができました・・・が (=゚ω゚=;)ンン!?、決して広くないそのスペースにはすでに、先客の三脚が何本も立ち並んでいます Σ(゚∇゚;ノ)ノ エッ!?。私が撮れるような立ち位置はあるかしら・・・? (´・д・`;)ドーダロ…


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やってきた撮影ポイントはこんなところ。
私が到着した時点ですでに
何人もの先客の方が待機されていました。
(*・ω・)ノ゙チワッス

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朝霧に霞む晩秋の山あいを
慎重に走りゆく二両編成の普通列車。
紅葉の山にはまだ
白いカーテンが引かれています。
▲19.11.3 磐越西線 徳沢-豊実


とりあえず、まもなく下り普通列車(新津ゆき223D)の通過が迫っていることから、先客の方々に一声かけて横に立ち、末席より手持ちでカメラを構えて撮影【◎】]ω・´)パチッ!。霧は晴れていないものの対岸の鉄橋は確認できて、そこをゆく新潟色キハ47形の白い車体が印象的に写りました。なかなか風情のあるいい雰囲気じゃない (・∀・)イイネ。
その写真を見ていただくと分かるように、この場所から望める列車の姿は小さなガーダー橋(鉄橋)を渡る際に覗くわずか二両分だけで |∀・)チラッ、二両編成の普通列車にはぴったりサイズですが、タラコ+急行色の4両編成となる「満喫号」は入りきりません (゚ペ)ウーン…。しかもここだと「満喫号」の往路(上りの会津若松ゆき)は進行方向的に後追いとなるため( ̄  ̄ )ウシロ、人気の撮影ポイントとはいえ、たぶんそれほど混まないだろう (´σД`)ダイジョブッショ・・・なんて、私はタカをくくっていたのですが、その考えは鶏卵素麺(←知ってる?)より甘く アマ━━━━m9^Д^)━━━━イ!!!、昨日の同地は列車の車窓から見たかぎりで満員っぽかったし、今日も朝早くから三脚が並んでいます w( ̄▽ ̄;)wワオッ!。たとえ「満喫号」の編成が全て入らずとも、進行方向とは逆の後追いであっても、紅葉風景というロケーションを重視される方って、私の予想以上にずっと多かったのね・・・σ(・∀・`)ウーン…。かく言う私も同じ狙いなんですけろ (^^;)ゞポリポリ(後方の急行色を狙う私にとって、ここはとくに好都合)。なお、この場所は周りの木々に阻まれてキャパが狭く、視界がスッキリと抜けるベストアングルは数人程度と言ったところなんです。
そんな状況のなかで、どうにか撮影できた一発目の普通列車。ベストではないものの、ここをキープできれば意外と悪くないのですが σ(゚・゚*)ンー…、実は足元がかなり不安定なポジションで、三脚の設置はおろか、ふつうに立っているのもなかなかキビシい (´д`;)アウ…。今のようにパッと構えて撮るぶんにはいいけれど、「満喫号」が通過するまでの三時間あまりをここで過ごすのは辛いものがあります (´Д⊂ムリポ。
やっぱり次に来る普通列車(といっても、一時間半後)までに、アングルを少し考え直すか。


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霧が晴れて現した自然の錦絵。
そこを縫うようにキハの鈍行列車が走りゆく。
ちなみにこの下り列車(227D)を
昨日の私は鹿瀬の鉄橋で撮っています
▲19.11.3 磐越西線 徳沢-豊実


時間が経過し、気温が上がるとともに消えていった朝霧。10時前に通過する普通列車(新津ゆき227D)のころには視界がハッキリして、迫力のある紅葉風景が眼前に広がりました w(*゚o゚*)wオオー!。猛暑や台風で木々が痛めつけられたからか、今秋の紅葉は各地で色づきがあまり良くないなどと言われ ( ̄  ̄;)イマイチ…、たしかにここの紅葉も赤や黄色の鮮やかさより、枯れたような茶色い葉のほうが目立つように感じますが、それでもなかなか見事なものじゃありませんか ・:*:・(´∀`人)スバラスィ!・:*:・。これは場所取りが熾烈なのも納得できます (-`ω´-*)ウム。
朝の一本目とはアングルを変更したことで、先ほどより画の奥行きが浅くなってしまった感は否めないものの σ(・∀・`)ウーン…、そのぶん紅葉のボリュームは増したように思いますし (゚∀゚*)オオッ!、何よりもここは立ち位置がしっかりと安定しているため、三脚を構えることができたのも助かります (・∀・)イイネ。どうにか場所をキープできて、ホッとひと安心 ε-(´∇`*)ホッ。
あとは、末席に構えさせていただきながらも贅沢を言うなら、できれば上写真では欠けてしまった川面に映る列車の姿(いわゆる水鏡)もフレームに収めたいところですが、これよりもカメラの角度を下に向けると手前の木の枝が入り込んじゃうんだよね。どおするかな・・・σ(゚・゚*)ンー…。なんだか細かいことばかり言っているけれど、与えられた条件のなかであれこれ考えるのは意外と楽しいもの。


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見上げた空は昨日と同様に今日も
青空と雲のせめぎ合い
ハレ!(*`Д´)っ乂c(`Д´*)クモリ!
マンダーラになったらイヤだなぁ・・・。
σ(・∀・`)ウーン…


霧が晴れたのちの空模様は晴天ながら雲が多めといった感じで、撮影ポイントの一帯は日が当たったり翳ったりを短いスパンで繰り返しています ハレル?(゚д゚≡゚д゚)クモル?。似たような状況だった昨日は「満喫号」の通過時にタイミングよく日差しが降り注いでくれたので(際どかったけれど)、今日も同じ展開になることを願いますが、はたしてお天道さまのご機嫌はいかがでしょうか 八(゚- ゚)オネガイ。
「満喫号」の通過時刻が近づくにつれて同業者はさらに増え(と言ってもキャパ的に限界があるけれど)、まさに立錐の余地もないほどびっしりと三脚が並んだ紅葉名所 ( ̄▽ ̄;)スゴイネ。そんななか、やがて山あいにこだまするジョイント音(列車の走行音)が聞こえてきました。撮影地の緊張感が高まる瞬間です (°_°;)ドキドキ。


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タラちゃん、キタ━━━━(゚∀゚)━━━━ッ!!

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色とりどりの紅葉が織りなす里山に
伝統の国鉄急行色を纏った列車が加わり、
錦秋の鉄道情景が完成しました。
磐越路の国鉄型キハが迎える最後の秋・・・。
▲19.11.3 磐越西線 徳沢-豊実(後追い)


紅葉バックで急行色が撮れました~!ヽ(´▽`)ノワ~イ♪
極彩色の背景に負けない存在感を放つ、クリームと赤のツートンカラーに塗られた国鉄急行色のキハ(キハ47形+キハ48形)。これはまさしく「磐越西線紅葉満喫号」という列車名にふさわしい情景ですし、かつて国鉄時代の磐越西線にキハ58形で運転されていた急行「あがの」(現在の快速「あがの」の前身)を彷佛ともさせるワンシーンです 。゜+.(o´∀`o)カコイイ!゜+.゜。実際は現行の車両に昔の急行色を再現した“なんちゃって復刻色”ではあるけれど、そんなのまったく気にならないくらい、やっぱり急行色は良いものだなぁ・・・(´ー`)シミジミ。併結されたタラコの姿がほとんど見え無くとも、画としてはウマくまとまったように思います (・∀・)イイネ。
そして昨日に続き今日も「満喫号」が現れたときには日が差して (゚∀゚)オッ!、さらに、流れが落ち着いて水鏡と化した川面には列車の姿がクッキリと映り込み (゚∀゚*)オオッ!、ここで考えられる好条件のすべてがそろった最高の舞台 w(゚∀゚*)w オオォー!!。唯一残念なのは、私の立ち位置からだとどうやっても、手前の木の枝がかわせなかったのは惜しいところですが σ(・∀・`)ウーン… (三段くらいの脚立があればクリアできたかもしれないけれど、徒歩鉄の私はもちろんそんなものは装備していない)、それを差し引いても個人的には大満足の一枚です (+`゚∀´)=b OK牧場!。二日連続で同じ磐越西線へ行くことをちょっとためらい、越後線の115系のほうと迷ったけれど (´~`;)ウーン…、やっぱりこちらを選んで正解だったと思える結果となりました ъ(゚Д゚)グッジョブ。

さて、目的の「磐越西線紅葉満喫号」は無事に撮り終えましたが ε-(´∇`*)ホッ、上りの当列車はこのすぐ先の徳沢にて下りの快速「あがの」と交換(行き違い)するので、そちらもついでにこの紅葉バックで撮っていきましょう (^_[◎]oパチリ。
駄菓子菓子(だがしかし)・・・( ̄△ ̄;)エッ…。


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紅葉に包まれた鉄橋を
軽やかに駆け抜けるキハ110系。
先ほどの国鉄急行色のキハが
急行「あがの」を彷佛とさせる姿なら、
それを引き継いだ快速「あがの」は
個人的にこのキハ110系のイメージが強い。
▲19.11.3 磐越西線 徳沢-豊実


あ・・・翳った (´д`;)アウ…。
「満喫号」からわずか数分後に通過した「あがの」の時は、タイミング悪く太陽が雲に隠されてしまいました (・ε・`)チェ。まさに陰と陽が紙一重の天候状況だということがお分かりいただけるかと思います。こうやって見ると、日が当たるのと翳るのとでは、紅葉の発色がぜんぜん違うよなぁ・・・σ(゚・゚*)ンー…。お目当ての「満喫号」には日があたってくれてホントによかった。晴れ運万歳! (゚∀゚)アヒャ☆

これで撮影は終了です (´w`*)ドツカレサン。


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豊実の駅に戻って乗るのは
上りの会津若松ゆき普通列車。
国鉄型キハの運用です。
(´▽`*)キハキハ~♪
▲19.11.3 磐越西線 豊実

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しかし今回乗った車両(二両編成の後方)は
ボックスシート(セミクロス)でなく、
ロングシート仕様ですた。
個人的にはちょっぴりハズレ感があるなぁ。
σ(・∀・`)ウーン…
(前方の車両はセミクロスでしたが
ボックスはすべて埋まっていた)

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昨日に復路(下り)の「満喫号」を撮った
山都の一ノ戸川橋梁を列車は通過ちう。
車窓からの眺めもなかなか壮大です。
(゚∀゚*)オオッ!
▲19.11.3 磐越西線 山都-喜多方(車窓から)


撮り鉄的な“紅葉狩り”と洒落込み、紅葉風景を求めて撮影に訪れた、磐越西線の「磐越西線紅葉満喫号」。
今シーズンの紅葉は色づきが遅いとか、鮮やかさに欠けるなどと言われるなかで臨んだものとなりましたが σ(・∀・`)ウーン…、自然が作り出す紅葉は春の桜と同様に、良い年があれば悪い年もあるものだし、たとえ悪い年でもそのなかで個人的にベストだと思われるカットが一枚でも残せれば、それでじゅうぶんです (-`ω´-*)ウム。とくに列車と絡めて撮る鉄道写真では、紅葉の色づきも大事だけど列車の存在も重要で、たとえばどんなに来年の紅葉が鮮やかで素晴らしくとも、おそらく今回訪れた磐越西線の撮影地で国鉄型キハと組み合わせることは叶わないでしょう(たぶん)(´・ω・`)ショボン。今しか撮れないものがある、鉄道写真とはまさに一期一会の心構えです。
たしかに紅葉の色づきはイマイチだったかもしれない。台風の影響で川が濁っていたかもしれない。それでも、自然豊かな磐越西線の紅葉風景を走る国鉄型キハの記録としては、晴天にも恵まれて満足のいく画を残すことができました (+`゚∀´)=b OK牧場!。ああ、撮りにきてよかったなぁ ヨカッタ♪(*⌒∇⌒*)ヨカッタ♪。


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会津若松でE721系の
郡山ゆき快速列車に乗り継ぎます(左)。
その右隣には折り返し運転(復路)に備える、
「磐越西線紅葉満喫号」の国鉄型キハが
待機していました。
(゚∀゚)オッ!
▲19.11.3 磐越西線 会津若松

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快速列車の車窓から望む、
会津の名峰・磐梯山の雄大なお姿。
(゚ー゚*)バンダイサン
紅葉で染まっているのか、
山肌が心なしか赤っぽく感じます。
▲19.11.3 磐越西線 磐梯町-翁島(車窓から)


さて、東京から来る時は上越新幹線と信越本線を乗り継いで、新潟側の新津から磐越西線へと入りましたが、戻りは豊実から会津若松を経由して、福島側の郡山から東北新幹線で帰京しようと思います コッチ…((((o* ̄-)o。
連休中なので会津若松からの接続列車が行楽客で混雑するかな・・・と、ちょっと気がかりでしたが σ(゚・゚*)ンー…、悪名高き(?)二両編成の普通列車でなく、4両編成の快速列車に乗れたことで、私は難なく座席を確保 (o ̄∇ ̄o)ラキー♪。車窓に映る磐梯山に見送られて、二日間の旅を終えるのでした。


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郡山から乗る今旅のラストランナーは、
当駅始発の東北新幹線「なすの」で、
お鼻の長いE5系が使われていました。
▲19.11.3 東北新幹線 郡山

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ちょっと遅いお昼ゴハンを兼ね、
車内にて打ち上げ〜。
カンパーイ♪(〃゚∇゚)ノ[☆]
郡山で仕入れた駅弁は、
季節限定の「栗めし(¥800)」。
ワラビやゼンマイなどを混ぜた山菜ゴハンの上に
栗やクルミ、銀杏をのせた秋らしいお弁当で、
栗の甘さとクルミの香ばしさが
良いアクセントになっています。
(゚д゚)ウマー! ☆☆☆・・
ちなみにお供の缶ビールには
羽越本線で運行を開始した新しい観光列車、
「海里(かいり)」がデザインされていました。
(゚ー゚*)カイリ


豊実1256-(磐越西232D)-会津若松1406~1413-(3238M快速)-郡山1519~1539-(東北新幹線 なすの278号)-東京1716