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ONE-shot 355 青天井 [PICK UP ONE-shot]

PICK UP ONE-shot 355 青天井

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コロナウィルスの感染拡大を防ぐために
都から外出の自粛要請が出されて二週目の週末。
前週は季節外れの雪が舞いましたが、
この日は爽やかな青空の広がる快晴です。
(゚- ゚)ハレタ


撮り鉄(鉄道写真撮影)という趣味は
おもに屋外で行うものであり、
多くの人が行き交う駅構内での撮影や、
たくさんの同業者を集中させるようなネタモノ、
いわゆる“激パ”の状態を避ければ、
郊外ののどかなローカル線での撮影など
“三密(密閉・密集・密接)”の条件に
ほぼ当てはまらないと個人的に思いますが、
σ(゚・゚*)ンー…
クルマがない私の場合はそこへ行くまでの足に
鉄道やバスなどの公共交通を利用せねばならず、
今の感染拡大傾向にある状況を考えると、
やはりその行動は控えるべきかなって
判断しています。
(・ε・`)シャーナイネ

でも、だからと言って、
ず〜〜〜〜っと家に引き籠っていたのでは、
息が詰まって、ストレスは溜まるし、
体を動かさなくちゃ健康にもよくありません。
ε-(≡"≡;*)モヤモヤ…


そこで、
「近所での買い物や適度な運動くらいの外出はよい」
という“免罪符”のような言葉を受けて、
ウチからママチャリを漕いでやってきたのは
西武多摩川線が撮れる大きな公園。
...(((o*・ω・)o
嬉しいことにここではまだ
線路脇の桜が満開の状態を保っており、
美しく咲き誇っていました。
(´▽`*)キレイ♪
件の騒動で見逃しがちだったけど、
今春の桜はけっこう長持ちしたみたいですね。


“運動を兼ねて”の撮り鉄、
まずは体を大きく反らして深呼吸から。
ヽ( ̄0 ̄)ノスーハー
見上げた青空と心地よい春風に
わずかな外出時間でも
気分がリフレッシュできました。


▲20.4.4 西武多摩川線 新小金井-多磨




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都下のM市に住む私の場合、
なるべく公共交通機関を利用せず、
徒歩や自転車で無理のない行動範囲で撮れるのは、
JR中央線、西武多摩川線、
京王線、京王井の頭線くらいかな・・・。
σ(゚・゚*)ンー…
もちろん人出などの状況をしっかり判断しつつ、
しばらくはそのあたりでの“お散歩撮影”が
続きそうです。




☆オマケ★

拙ブログの前記事
富山港線をご紹介した際、
東岩瀬のところでちょろっと触れた、
鉄道旅行作家の宮脇俊三氏が執筆した
「時刻表2万キロ」。
私にとってバイブル的な存在です。

外出自粛で家にいることが多いのなら、
この機会に氏の作品をもう一度
読み返してみようと思い、
いくつか引っ張りだしてみました。
読書の秋ならぬ“読書の春”?
cl⌒l⌒b’ω’*)フムフム

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富山港線の話など、
今とは時代が大きく異なるけれど、
その当時の状況が手に取るように伝わり、
何度読んでも作品の世界に引き込まれてしまいます。
あの木造駅舎を擁する東岩瀬のホームで、
岩瀬浜のほうから折り返してくる富山ゆきの列車を
著者は悔しそうに眺めていたんだなぁ・・・。
+。:.(´ω`)シミジミ.:。+゚。

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ちなみに私の手にある「時刻表2万キロ」は
1978年発行の貴重な初版本なのですが、
これは古本屋などで買ったものでなく
私と同じく鉄道旅行好きな父が新刊で購入し、
それを私が受け継いだもの。
もう装丁が崩れるくらいに読み倒して
ボロボロな状態だけど、
大事な大事な宝物の一冊です。