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静岡鉄道・・・「ありがとう1000形イベント」撮影記 [鉄道写真撮影記]

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2020.09.26 静岡鉄道
「ありがとう1000形イベント」
撮影
 
 
静岡市葵区の新静岡と清水区の新清水のあいだを結び、並行するJR東海道本線と付かず離れずのような位置関係で線路が敷かれている、地方私鉄の静岡鉄道。通称・静鉄(しずてつ)(゚ー゚*)シズテツ。
同鉄道では現在、既存の古い車両である1000形から、2016年より投入が開始された新型のA3000形へ、置き換えによる世代交代が進められており、2022年度までに完了する計画となっています ( ̄。 ̄)ヘー。全車引退のときが近づいている1000形のことは、私も気にならなくはないけれど、静鉄に特別なゆかりや思い入れがあるわけでなく、乗車したのも撮影したのも片手で数えられる程度 σ(゚・゚*)ンー…。そんな私が焦って1000形を撮りに静岡へ行ったとあっては、これこそ典型的な“葬式鉄”だよなぁ・・・なんて、思っていました (^^;)ゞポリポリ。


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5年前に撮影した静鉄1000形。
(^_[◎]oパチリ
当時はまだふつうに見られましたが、
今では半数くらいに減ってしまったようです。
▲15.12.28 静岡鉄道静岡清水線 長沼


ところがそんななか、静鉄にゆかりがあって思い入れも深いという鉄ちゃん仲間の友人から、スッと私に手渡されたのは ハイ(*´ω`)つ[]、今月(9月)に静鉄の車両基地で開催される“事前募集制有料イベント”の入場チケット (=゚ω゚=*)ンン!?。
実はこれ、友人本人が行くつもりで購入したものだったのですが、お知り合いの方にご不幸があり、急きょ行くことができなくなってしまったとのこと (´・ω・`)ショボン。イベントを楽しみにしていた友人はとても残念そうでしたが、こればかりは何とも言えません・・・σ(・ω・`)ウーン…。よしわかった、代わりに(?)私がイベントへ行ってこよう (-`ω´-*)ウム。

そんなワケで、静鉄のイベントが開催される9月最終の土曜日に、私は静岡へ向かうこととしました (゚ー゚*)シゾーカ。ちなみに当日の天気は雨の予報。私と同じくらいに(?)友人も“晴れ運”が強い人なのですが、この雨は彼の悔し涙・・・かな? ( ̄  ̄;)アメ…


9月26日(土)


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旅のスタートは小田急線の新宿。
1000形の急行電車が発車を待っています。
(゚ー゚*)オダキュー
▲小田急小田原線 新宿


予報どおりに朝から雨が降るなか、私が地元駅から中央線に乗ってまず向かったのは、小田急線の新宿駅 (゚ー゚*)オダキュー。
都内から静岡へ行くには、東京か品川から東海道新幹線に乗るのが早くて便利ですが、あえてそれを使わずに小田急線と東海道線を乗り継ぐ経路を選択します コッチ…((((o* ̄-)o 。その理由はふたつあって、ひとつは単純に運賃が安いから。とくに途中まで私鉄の小田急線を利用することにより、新幹線のほぼ半額で静岡まで行くことができます (´艸`*)オトク♪。もちろん所要時間は新幹線の何倍もかかるけれど・・・(^^;)ゞポリポリ。そしてもうひとつは、せっかく東海道方面へ足を伸ばすのならば、その行き掛けにちょっと寄り道したい場所・・・というか、撮り鉄として狙いたい列車があったから σ(゚・゚*)ンー…。私が手にしている静鉄イベントのチケットは、何回かに分けられた時間制のうちの午後の部(13:00〜)で、朝早く出れば途中で寄り道してもじゅうぶんに間に合います ☆.(○≧ω')b オケ!。
小田急線と東海道線を小田原で乗り継いで、私がやってきたのは相模湾沿いに位置する早川(はやかわ)。


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小田原で東海道線に乗り換え。
下りの熱海ゆき普通列車はE231系です。
ちなみに小田原駅の発メロは
「おさるのかごや」。
('∀'*)エッサホイサッサ♪
おサルといえばこのあとで
あのガン見していたサルと目が合ったんだよね・・・。
ヒィィィ(゚Д゚lllノ)ノ ィィィ!!
▲東海道本線 小田原

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小田原からひと駅の早川で下車。
港町の風情に似合う素朴な木造駅舎です。
(´ω`*)シブイ
それにしても、雨がやまねえなぁ・・・。
▲東海道本線 早川


新宿0527-(小田急小田原線 急行)-新松田0650~0652-(小田急小田原線)-小田原0707~0716-(東海道323M)-早川0719


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高台から東海道線の線路を見下ろせる
お立ち台的な有名撮影ポイントには、
すでに多くの先客が待機されていました。
ご挨拶して私も末席に加えさせていただきます。
(*・ω・)ノ゙チワッス


小田急線の厚木(あつぎ)や秦野(はだの)のあたりを通ったときは雨がやんでいたのに、小田原市内の早川に着くと小雨がしとしとと降っています 、ヽ`、ヽ`个o(´д`)アメ`ヽ、`ヽ、。駅から歩いて30分弱、傘をさして向かった目的地は、東海道線屈指のお立ち台(有名撮影地)として知られ、拙ブログでもお馴染みの“みかん山”(石橋集落の玉川橋梁俯瞰)( ̄  ̄*)ミカンヤマ。
ここはみかん畑のある丘の上の高台から、東海道線とその向こうに広がる相模湾の海原が一望できる壮大な撮影ポイントなのですが、今日はあいにくの雨で海景色が霞んでいます (≡"≡;*)モヤモヤ…(まあ、晴れたら晴れたで、午前中は逆光なんだけど)。そんな決していい天候条件とはいえない状況にもかかわらず、当地にはすでに何人もの先客の方がいらっしゃいました (*・ω・)ノ゙チワッス。私も含め、雨の朝に多くの鉄ちゃんがここまで足を運ぶ理由、それはこの日じゃないと撮れない、“レアな列車”が通過するからに他なりません (*`・ω・´)-3フンス!。
いっこうに降り止まない雨のなかで耐えることしばし、やがて眼下の橋上に姿を見せたのはこんな列車でした (゚∀゚)オッ!。


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秋雨そぼ降る朝の東海道を、
国鉄型電気機関車のEF65形が
生まれたての新型車両を連ねて東上します。
*.+(0゚・∀・)ペカペカ+.*
東武特急「Revaty(リバティ)」見参!
▲東海道本線 根府川-早川


とーぶこーしゅ、キタ━━━━(゚∀゚)━━━━ッ!!
青い電気機関車に牽かれて東海道線を走りゆく、“シャンパンベージュ”と呼ばれる特徴的な色を纏った編成。これはJRの車両ではなく、実は東武鉄道の特急型車両で「Revaty(リバティ)」の愛称を持つ500系です (´▽`*)リバティ。当系はすでに東武日光線や鬼怒川線の特急列車で運用に就いていますが、今年度はさらに編成を増備。その新たな車両が兵庫の神戸にあるメーカー(川崎重工)で完成して、発注元である関東の東武鉄道へと送られることとなり、それがこのJR貨物の電気機関車に牽かれて東海道線を上ってきた輸送列車(甲種輸送)なのです (´ω`)ナルヘソ(500系が増備されたってことは、350系の引退も間近なのかな・・・)。
自社の沿線からは海が望めない東武の特急型車両が、海沿いの東海道線を走る面白いシーンが見られ (゚∀゚)オッ!、しかもその輸送任務を託された牽引機が国鉄色のEF65形(2070号機)なのも嬉しい抜擢 (゚∀゚*)オオッ!!。また、前記事の「ONE-shot」で先にご紹介しましたが、この輸送列車のわずか20分後には、EF66形(27号機)の牽引による一社専用貨物の「福山レールエクスプレス号」(54レ)も続いているという「国鉄機まつり」となったため エッ!(゚Д゚≡゚∀゚)マジ!?、雨のなかでも多くのファンが集まったのでした マツリダ♪ヘ(゚ω゚ヘ)(ノ ゚ω゚)ノマツリダ♪。


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雨に濡れる青蜜柑。
次に当地へ来る時には爽やかな青空のもとで
海景色を望みたいものです。


けっきょく滞在しているあいだに雨がやむことはなかったけど、短い時間で二本の国鉄型機関車が牽くレアな列車を撮れたのですから (^_[◎]oパチリ、静岡へ行くついでに立ち寄った“行き掛けの駄賃”にしては、なんとも贅沢な成果が得られました ъ(゚Д゚)ナイス。
これにてみかん山での撮影は終了です。

さ、しぞーか(静岡)へ向かおう ...(((o*・ω・)o。


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早川の駅に戻って、
東海道線の旅を再開します。
雨が打ち付けるホームに入ってきたのは、
熱海ゆきの快速「アクティー」。
ただし小田原から熱海までは各駅に停車します。
▲東海道本線 早川

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JR東日本と東海の境界駅である熱海で
静岡ゆきの普通列車に乗り継ぎ。
ε=┌(;゚д゚)┘ノリカエ!
車両はロングシートの211系です。
ガラガラに空いていますた。
▲東海道本線 熱海

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静岡県内に入ると
さらに雨足が強まりました。
ザアアァァ…:il!:il|(´д`;)!l|il:|;
向こうからやってきたのは
EF210形が牽引する貨物列車。
(゚ー゚*)モモタロ
▲東海道本線 片浜(前方の車窓から)

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晴れていれば車窓から
富士山が見えるビューポイントも、
今日はご覧のとおり。
雲に隠された富士山は
その存在すらわからない状態です。
(≡"≡;*)モヤモヤ…
▲東海道本線 原-東田子の浦(車窓から)

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列車の終点の静岡まで乗らず、
少し手前に位置する清水で下車しました。
(・ω・)トーチャコ
▲東海道本線 清水


早川0932-(東海道3521E)-熱海0953~1000-(1441M)-清水1103

みかん山での撮影後に早川からふたたび東海道線の下り列車へ乗り、途中の熱海で静岡ゆきに乗り継いで ε=┌(;゚д゚)┘ノリカエ!、次に私が下車したのは静岡でなく清水(しみず)(・ω・)トーチャコ。
冒頭で先述したように、今回の目的路線である静鉄こと静岡鉄道は、静岡(葵区)にある新静岡と清水(清水区)にある新清水をむすぶ路線で、イベント会場のある沿線の駅にはそのどちらから訪れてもさほどアクセスは変わらないのですが(ぶっちゃけ、会場にいちばん近いJR駅は東静岡だけど)、どうせなら路線の入口と出口を変えて、最終的に静鉄の全線を乗り通す形にしたい σ(゚・゚*)ンー…。そうすると清水のほうから入って静岡へ出るほうが、例えば帰りに新幹線を使うとか(たぶん使わないけど)、東海道線でも静岡始発に乗れるとか、何かと都合が良さそうです (´ω`)ナルヘソ。
そして清水といえば港町。今はちょうどお昼時だし、ここでゴハンを食べていきましょうかね (・∀・)イイネ。駅を出てみると雨は上がっていました ┐( ̄∀ ̄*)ヤンダ。


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東海道線の清水は、
静岡県清水区(旧・清水市)の中心駅。
かなり久しぶりに訪れましたが、
現在の橋上駅舎は2003年に
旧駅舎から改築されたものだそうです。
お、雨やんだ (゚∀゚)オッ!。
▲東海道本線 清水

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清水といえば、ちびまる子ちゃん
(作者のさくらももこさんの出身地であり、
ちびまる子ちゃんの舞台となる街)。

(゚ー゚*)マルコ

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清水といえば、エスパルス
(Jリーグ「清水エスパルス」のホームタウン)。
(゚ー゚*)エスパル
サッカーファンには
清水東高や清水商業なども有名ですよね
(清商ってなくなっちゃったんだっけ・・・)。

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清水といえば、港町。
(゚ー゚*)ミナト
静岡でマグロというと焼津港が有名ですが、
ここ清水港は冷凍運搬船で全国から運ばれる、
「冷凍マグロの水揚げ日本一」なのだそうです。
( ̄。 ̄)ヘー

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そして、かつてこの地域に存在していたのが、
清水と三保のあいだを結んでいた国鉄・清水港線。
(゚ー゚*)シミズコー

客車と貨車を併結した混合列車で運行され、
末期には一日にわずか一往復という
運転本数の少なさが話題となったローカル線でしたが、
1984年(昭和59年)に廃止。
現在はその線路跡の一部が
遊歩道やサイクリングロードとなっています。

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そんな港町の清水でいただいたランチは、
ご当地名物のひとつである桜海老のかき揚げ。
(゚¬゚)ジュルリ
サクッと齧ると桜海老の風味が口に広がり、
美味しいのはもちろんのこと、
なんとも食べごたえのある大きさでした。
w( ̄▽ ̄*)wワオッ!
ほかにお刺身やシラスなども付いていて、
つい一杯飲みたくなるところですが、
このあと車両基地へお邪魔するのでお酒はNGです。
乂・∀・`)ダメヨ


駅の東口から近い清水港の一角を眺めて (「゚ー゚)ドレドレ、魚市場に隣接する食堂で昼食をとったのち ≠( ̄〜 ̄*)モグモグ、さらに街なかを清水駅とは逆の南西方向へ進みます コッチ…((((o* ̄-)o。あれ?駅に戻らないのかって? (゚ー゚?)オヨ?。実は東海道線の清水と静鉄の新清水は同じ構内に隣接しているのではなく、両駅のあいだには850メートルの距離があり、歩いて約10分。いまの私は新清水のほうに向かっているのです (゚ー゚*)シンシミズ。ちなみに静鉄の起点となる静岡側の新静岡もJRの静岡駅とは500メートル(徒歩7分)ほど離れたところに位置しており、静鉄は東海道線と並行するように敷かれていながらも、両線が同じ構内で乗り換えができる駅はなく(そのほか、東海道線の東静岡と静鉄の長沼のあいだは500メートル・徒歩7分、東海道線の草薙と静鉄の草薙のあいだは200メートル、徒歩3分)、他線と駅を介していないのが静鉄の特徴のひとつといえるかもしれません ( ̄。 ̄)ヘー。
清水の街なかを少し歩いた先にあった新清水の駅、これは金沢にある北陸鉄道の野町や、弘前にある弘南鉄道の中央弘前などと似た印象を受けて、どこか地方私鉄らしさを感じます (´ω`)シミジミ。


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東海道線の清水から
歩いて10分ほどのところにある、
静鉄の新清水。
以前の当駅は二階建てで、
上階は店舗フロアだったそうですが、
現在は二階部分を撤去した
平屋構造となっています。
▲静岡鉄道静岡清水線 新清水


そんな新清水の駅から静鉄に乗るわけですが、イベントのチケットに記載された入場時間までには、もう少しだけ時間に余裕があり σ(゚・゚*)ンー…、現地のゲート前でぼーっと待っているくらいなら、新清水の駅のすぐ近くを流れる巴川(ともえがわ)に架けられた、静鉄の鉄橋を少し眺めていこうと思います。ここは静鉄の列車を手軽に撮れる、定番の撮影ポイント (・∀・)イイネ。


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ちびまる子ちゃんにも登場する巴川。
その川面に姿を映して
緑色のA3000形が鉄橋を渡りゆきます。
▲静岡鉄道静岡清水線 入江岡-新清水


私が川っぺりに着いてすぐにやってきたのは、静鉄ご自慢の新型車両で、緑色のA3000形 (=゚ω゚)ノ゙ヤア。形式数字に冠された“A”は、「Activate(活性化)」、「Amuse(楽しませる)」、「Axis(軸)」を意味するものだそうです (・o・*)ホホゥ。
いま通過した列車だけを見ると、静鉄の電車は緑色なんだ・・・と思われるかも知れませんが ( ̄  ̄*)ミドリ、A3000形にはご当地の静岡をイメージしたカラーバリエーションが全部で7色もあり、「shizuoka rainbow trains」という戦隊ヒーローのような愛称も付けられています シゾーカ (`・д・´ノ)ノ レインボー!。この緑色の編成(A3003F)もそのひとつで、静岡名産のお茶をイメージした「ナチュラルグリーン」(゚ー゚*)オチャチャ。
そんなカラバリが楽しめるA3000形、もう一色くらいここで撮影しようと待ってみたところ、次に現れたのは・・・(=゚ω゚=*)ンン!?


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同じ巴川橋梁の上流側で待っていると、
鈍色の空のもとに現れた編成は、
空の色と同じような
モノトーンのA3000形。
これもカラバリのひとつ?
( ̄△ ̄;)エ?
▲静岡鉄道静岡清水線 入江岡-新清水


なんだかシンプルな印象を受ける、シルバーのA3000形(A3006F)( ̄  ̄)シルバー…。
この無色・無装飾の編成は、車体の全面広告に対応した仕様のもので(依頼があれば、この上に広告のラッピングが貼られる)、現時点で8編成あるA3000形のうち、唯一「shizuoka rainbow trains」に含まれないのだそうです。戦隊ヒーローものに例えると、ピンチのときに颯爽と助けに現れる影のメンバー(?)ってところでしょうか (´∀`;)ナンダソリャ。当編成の今後(とくに1000形の引退後)は、広告ラッピングが施されている状態が多くなるものと思われ、このような“すっぴん”(←この表現、好きねw)で撮れるのは貴重な機会なのかもしれません (*ノωノ)スッピン。そしてこの無色(ステンレス)の電車を静鉄で見ると個人的には、先代となる1000形のオリジナル姿(登場時)にイメージを重ねてしまいます(もしくは、ちょっと西武特急の「ラビュー」にも見えるw)。シルバーのA3000形はカラバリのひとつではないけど、好み的には意外と悪くないかも (・∀・)イイジャン。
緑色とシルバーの二本を撮ったところでいい頃合いとなり、そろそろ新清水から静鉄に乗ってイベント会場へ向かうこととします...(((o*・ω・)o。


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新清水のホームでは
富士山をイメージした「クリアブルー」の
A3001編成が発車を待っていました。
(゚ー゚*)フジサンサン
▲静岡鉄道静岡清水線 新清水

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新清水を発車するとすぐに、
さっきまで撮影していた巴川を渡ります。
車窓の山側に並行してかかるトラスの鉄橋は
東海道本線のもの。
▲静岡鉄道静岡清水線 新清水-入江岡
(車窓から)


静鉄の通称で定着している静岡鉄道・静岡清水線は、新静岡を起点に、柚木(ゆのき)、長沼(ながぬま)、草薙(くさなぎ)、狐ケ崎(きつねがさき)などを経て新清水にいたる、全長11.0キロの地方私鉄路線(今回の私は新清水のほうから乗車しています)(゚ー゚*)シズテツ。
地方私鉄は都市圏の大手私鉄に対して、中小私鉄(中小民鉄)やローカル私鉄などと呼ばれることもあり、先日の拙ブログで紹介した千葉県の小湊鐵道のような、どこかのどかな雰囲気のローカル線を思い浮かべてしまうところですが (´ー`)マターリ、この静鉄は静岡と清水というふたつの都市を東海道線と競合するような形でむすび (*`・ω・´)-3フンス!、なおかつ東海道線が停まらない地域をフォローするような役割を担う地域密着の都市型路線で、全線にわたって電化(直流600V)された複線。日中でも6〜7分間隔の高頻度運転を実施し(現在はコロナ禍に対応した特別ダイヤで、おおむね10分間隔)、朝のラッシュ時には急行や通勤急行が設定されているなど(現在はやはり特別ダイヤにより通勤急行・急行は運休し、すべて普通列車)、運行形態は大手私鉄と比べても遜色ないほど充実しています (-`ω´-*)ウム。


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路線図で見る東海道線と静鉄の位置関係。
オレンジのラインが東海道線で、
清水と静岡のあいだにあるのは2駅。
いっぽう青いラインが静鉄の静岡清水線で、
新清水と新静岡のあいだには
短い間隔でこまめに駅(白い丸)が設けられており、
起終点をのぞく中間駅は13もあります。

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静鉄の線路の向こうに見える東海道線の線路。
並行区間で列車が並走しないかとカメラを構えるも、
そうウマくタイミングは合いません(笑)
ちなみにすれ違ったA3000形(A3008F)は、
鉄橋で撮った「ナチュラルグリーン」より少し淡い、
ワサビをイメージした「フレッシュグリーン」。
(゚ー゚*)ワサビ…
▲静岡鉄道静岡清水線 入江岡(車窓から)

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県総合運動場(駅)と古庄のあいだでは、
東海道線や東海道新幹線をひとまたぎ。
ここでJRの列車がクロスしてくれたら
面白かったのですが、
そうウマくタイミングは合いません(笑)
(。A。)アヒャ☆
▲静岡鉄道静岡清水線 県総合運動場-古庄
(車窓から)


そんな静鉄で使われている現行車両は、1970年代から80年代にかけて製造された1000形と、それを置き換える目的で2016年から製造が続くA3000形。大手私鉄などから譲渡された“お古”(中古車両)を導入する地方私鉄が多いなか、オリジナルの新車(A3000形)を直接投入するあたりにも、静鉄らしいステータスの高さが伺えます (´∀`人)ステキ。ちなみに先代の1000形も、東急の同世代車両(7200系)を基本設計としながら、静鉄独自のデザインが採用されたオリジナル形式 ( ̄。 ̄)ヘー。
そして、その1000形やA3000形がベースとしている車両基地(検車庫)は、路線のやや静岡よりに位置する長沼にあり(路線図参照)、そこが私の目的とするイベントが行なわれる会場です (*゚v゚*)ワクワク♪。新清水からA3000形の快適な乗り心地を堪能し、15分ほどで長沼に到着 (・ω・)トーチャコ。


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新静岡ゆきの上り列車が長沼が近づくと、
車窓の右手に見える車両基地。
そこには1000形の姿がありました。
(゚∀゚)オッ!
▲静岡鉄道静岡清水線 県総合運動場-古庄
(車窓から)

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駅に隣接して鉄道事業の営業所や
車両基地(工場、車庫)があり、
静岡清水線の運行拠点となっている長沼。
(゚ー゚*)ナガヌマケン
当駅は静鉄のみの単独駅ですが、
南へ徒歩8分のところに
東海道線の東静岡駅が所在します。
▲静岡鉄道静岡清水線 長沼


新清水1230-(静鉄7204)-長沼1244


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そして当駅の駅前で目立つ存在なのが、
ガンダムを初めとするプラモデルの製造工場で、
“ガンプラの聖地”と言われる、
バンダイホビーセンター」。
(゚∀゚)オッ!
そのガラス窓には迫力ある
ガンダムのイラストが貼られています。
。゜+.(o´∀`o)カコイイ!゜+.゜。
ガンダム好きの私としては
こちらも気になるところですが・・・

0035.jpg
今日の目的はガンダムでなく静鉄の車両基地。
コッチ…((((o* ̄-)o
入場者の方々が車庫の構内で、
カメラを向けている様子が伺えます。
右手前に留置してあるA3000形(A3004F)は
みかんをイメージした
「ブリリアントオレンジイエロー」。
(゚ー゚*)ミカン
▲静岡鉄道静岡清水線 長沼


広大な土地を必要とする鉄道の車両基地は、駅から離れたところにあることも多いけど、この静鉄の長沼車庫(長沼工場・検車庫)は長沼の駅に隣接したアクセスのよい立地。改札を出てからイベントの入場ゲート(車庫の入口)までは3分もかかりません …(((* ̄▽ ̄)チカイ。
これまでも“鉄道の日”や“新車の導入記念”など、年に何度か無料で一般公開されてきた長沼車庫 人- -*)アリガタヤ。今回は引退が迫る1000形をメインとした企画の「ありがとう1000形イベント」で、本来は春先の3月に実施される予定でしたが、例にもれずコロナウイルスの影響で延期に・・・ (´д`;)アウ…。そこであらためて、人数無制限(出入り自由)の無料公開ではなく、人数と時間に制限を設けた事前募集制(一回につき300人)として入場チケットを有料販売(ひとり500円)とする方式に変更し、ある程度はコロナが落ち着いた(?)9月末の今日に行なわれることとなりました ( ̄、 ̄*)ナルヘソ。無料公開のときのような気軽さがなくなって残念に感じる方もいると思われますが、このコロナ禍においては人数を限定した有料制とするのも納得できますよね (-`ω´-*)ウム。
ちなみにチケットの発売開始とともにネットで予約購入(コンビニ発券)した友人、さぞかしここに来たかっただろうなぁ・・・σ(・∀・`)ザンネン…。LINEやメールでイベントの状況を伝えてあげようかとも思ったけれど、ひょっとするとむこうは葬儀の真っ最中かも知れないので、とりあえず通信するのは控えておこう。


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友人から譲渡されたチケットで、
私もさっそく入場します。
…(((*・∀・)つ[チケ]
記念品としていただいた下敷き(?)には
今年デビューした「フレッシュグリーン」の
A3008Fがデザインされていました。


入場ゲートで感染予防の検温と必要事項を記帳し、とくに問題がないことを確認したうえで ☆.(○≧ω')b オケ!、車庫の構内へと足を進めると ...(((o*・ω・)o、そこに広がっていたのは圧巻の光景 (*゚ロ゚)ハッ!!。


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長沼車庫の留置線には
7本の1000形(Mcのみ含む)が
一堂に並べられていました。

これはスゴい!
w(*゚o゚*)wオオー!!!
右手前からMc1001、Mc1006、1008F、
1009F、1010F、1011F、1012F。
▲静岡鉄道 長沼車庫


1000ならび、キタ────∵・(*゚Д゚*)・∵────ッ!!
A3000形への置き換えが次々と進められるなか、今も現存する7本(7編成)の1000形が並列にズラリと顔を揃えているではありませんか!これは見応えがあって、思わず感嘆の声が漏れてしまいます w(*゚o゚*)wオオー!!!。車両基地の公開イベントでは、いろいろな種類の車両が並べられるのも楽しいけれど、今回のように同じ形式で揃えられるのも統一感があって壮観な眺め (*゚∀゚)=3ハァハァ!。また1000形の場合は全面広告などのカラフルなラッピング編成も多く、単一形式のみの展示でも賑やかさが感じられます
(´∇`*)カラフル。まあ、個人的にはラッピング車より、やはりノーマルな標準仕様のほうが好みだけど・・・(゚∀゚)アヒャ☆。
ちなみに向かって右の二本(1001号車、1006号車)は、すでに廃車を前提に運用を離脱した車両で、二両編成の前後がバラされており(並べられているのは、新静岡方の制御電動車・クモハ1000形のみ)、通電もしていないためヘッドライトを点灯させることはできません σ(・∀・`)ライト…。それでも退役した車両まで加えることで実現させた圧巻の“7本並び”には、この1000形をメインとしたイベントに対する、静鉄の強いこだわりと熱い思いが伝わりました (`・ω・´)キリッ!。
そんな光景を目の前にした私は湧き上がる興奮を抑えつつ、ひたすらにデジカメのシャッターを切りまくります パチャ!パチャ!【◎】]ω・´)パチャ!パチャ!。


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まずはノーマルな標準仕様(現行仕様)の1000形。
当形の登場時はステンレス無塗装・無装飾でしたが、
のちに警戒色を主目的としたイメージチェンジで
前面に三色(青・橙・緑)のストライプが、
裾部には橙色のラインが入れられています。
( ̄∇ ̄*)ストライプ
色の選定由来はわからないけど、
静岡でこの三色というとやっぱり、
海(もしくは富士山?)、ミカン、お茶を
思い浮かべますよね。
σ(゚・゚*)ンー…
▲静岡鉄道 長沼車庫

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1000形の外観の特徴はなんといっても、
“く”の字に傾斜した前面デザイン。
製造のベースとした東急7200系より鋭角で、
よりシャープなイメージとなっています。
。゜+.(o´∀`o)カコイイ!゜+.゜。
ちなみにこの前面形状は、
個人的に馴染みの深い
東京メトロの6000系に近い印象を受け、
静鉄はあまり縁がない路線だけど、
車両には昔からどこか親近感がありました。
▲静岡鉄道 長沼車庫

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こちらは全面ラッピングが施された1000形。
地方私鉄にとって大きな収入源の車体広告、
クライアントには大手飲料メーカーのほか、
(゚ー゚*)ゴゴティー
ご当地のクリニックなどもあって、
地域に密着した地方私鉄らしさが感じられます。
▲静岡鉄道 長沼車庫

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そんなラッピング編成が並ぶなか、
ひときわ目を引くのが、
かわいいピンク色にラッピングされた
「ちびまる子ちゃん電車」。
(゚ー゚*)マルコ
これは清水にある「ちびまる子ちゃんランド」と
静鉄によるコラボトレインで、
車両の内外に同作品のキャラクターたちが
デザインされているほか、
車内放送も“まる子”の声で案内されるらしい
(時間限定)。
( ̄。 ̄)ヘー
▲静岡鉄道 長沼車庫

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運用を離脱している二本をのぞいた、
現行(2020年9月現在)の1000形。
全12編成が製造された1000形ですが、
残りはこの5本(5編成)ということですね・・・。
広告ラッピング編成はその契約期間があるぶん、
ノーマル仕様より長生きするのかしら?
▲静岡鉄道 長沼車庫

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撮影者の流れが落ち着いたところで、
正面から7本の1000形をパチリ。
(^_[◎]oパチリ
1986年に300形が退役して以降、
2016年にA3000形が投入されるまで、
30年間もの長きにわたって
所属車両が1000形のみの時代が続き
(事業用車両をのぞく)、
まさに静鉄の顔として親しまれてきました。
(-`ω´-*)ウム
▲静岡鉄道 長沼車庫


限られたスペースの撮影エリアで、できるだけいろいろな角度から1000形を記録 (^_[◎]oパチリ。一日3回の入れ替わり制(9:00~、11:00~、13:00~)、各回300人という人数制限が設けられたことで、入場者は決して少なくないものの、タイミングを見計らえば並べられた7本の編成も一枚のフレームに収めることができました ヽ(´▽`)ノワーイ♪。満足度の高い展示内容です (*゚∀゚)=3ハァハァ!
もしもこれが曇り空でなく晴天の青空だったら、もっと気持ちのいい画になったのになぁ・・・σ(・∀・`)ウーン… とは思うけど(ちなみに友人は順光となる午後の光線状態を意識して、13時からの回を申し込んだとのこと)、どうあがいても天気ばかりは変えることができないし、それに晴れたら車両に架線柱やビームの影が落ちていたかも知れないので、車庫での記録写真として撮影するにはコントラストが弱まる曇天も決して悪い条件ではないかもしれません (´ω`)ナルヘソ。朝の早川(みかん山)の状況から考えたら、雨が降っていない(傘をささないで済む程度の小雨)だけでも助かります ε-(´∇`*)ホッ。


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今イベントで検修棟内は公開されていませんが、
外の通路(立ち入り可能エリア)から
開いた扉越しにちょいと中を覗いてみると、
(「゚ー゚)ドレドレ
そこには大正生まれ(1926年製)の
木造有蓋電動貨車、
デワ1形の姿がありました。
(゚∀゚)オッ!
当形はおもに事業用車として使用されたのち
1982年に退役。
現在は長沼車庫にて保存されており、
イベント時には展示されることもあるようです。
車籍はないけど、たしか走行可能なんだよね。
(゚ー゚*)デワ
▲静岡鉄道 長沼車庫

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検修棟の扉越しに、まる子がチラリ。
|∀・)チラッ
撮影エリアから見えるほうとは反対側の
「ちびまる子ちゃん電車」です。
(゚ー゚*)マルコ
ちなみに手前に置かれているのは、
A3000形の台枠。
赤い「パッションレッド」のA3002Fが
台検を受けているのかな?

▲静岡鉄道 長沼車庫

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イベントの来場記念に
顔出しボードで記念撮影!?
(v ̄▽ ̄)イエイ♪
おや?その奥のほうには
なにやら人だかりが・・・。
(=゚ω゚=*)ンン!?


今回のイベントの目玉だった“1000形並び”をある程度撮影したのち (^_[◎]oパチリ、木造で味わいのある検修棟のほうにも行って、庫内に眠る電動貨車のデワ1形などを覗き見していると |∀・)チラッ、その棟の脇では何やら“マニア度が濃いめ(?)”な行列ができているではありませんか (=゚ω゚=*)ンン!?。“最後尾”と書かれた札を持った誘導係の方に尋ねてみたところ、これは鉄道部品(車両のパーツや駅看板などの放出品)の販売ブースに並んでいる列だとのこと (゚ω゚)ラッシャイ。静鉄の部品か・・・、個人的にはそれほど強く惹かれませんが、ここはひとつイベントへ来られなかった友人に、何か買っていってあげようと思います (・∀・)イイネ。オミヤゲとしては「うなぎパイ」より、たぶんコッチのほうが喜ばれるでしょう(笑)
行列はそこそこの長さがあるけれど、まあこのくらいなら30分も並べば私が購入する番までまわってくるだろう・・・σ(゚・゚*)ンー… なんて軽く考えていたものの、その見積もりはかなり甘く、30分経っても列の半分くらいしか進まない ノロノロ...(((o´・ω・)o。これはコロナに対応して密にならぬよう、数人ずつが商品の陳列されている前に誘導され、しかもあれこれ悩みながら買う人が多いので、ひとりが購入するまでにけっこう時間がかかるみたい ( ̄  ̄;)ナルヘソ。
そうこうしているうちに迫ってきたのは、イベントの閉場時刻とされる15時 ( ̄0 ̄*)シューリョー。13時に入場して一時間ほど1000形などを撮影し、14時から販売の列に並んで一時間。せっかくのイベント(しかも有料制)だったのに、その半分の時間を行列に費やしてしまうとは、ちょっともったいない過ごし方だったかなぁ・・・(´д`;)アウ…。
でも、オミヤゲは無事に買うことができました ε-(´o`;A フゥ…。


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ウン万円もする記念ヘッドマークなども
陳列されていたなか、
私は比較的安価な・・・いや、
東京まで持って帰りやすい大きさという理由で、
1000形の車内に掲げられていた
静鉄の路線図と吊り革を選びますた(笑)
これを友人のオミヤゲにしよう。

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私が買い物を終えたころには閉場時刻を過ぎ、
展示車両のヘッドライトは消灯。
ヽ(´д`;)アア…
でも、このほうがイベントらしさは薄れ、
ふだんの車庫に留められているような、
自然な感じに見えるかもしれません。
A3000形が導入される前は1000形ばかりで、
これが日常的な情景だったんですよね。
▲静岡鉄道 長沼車庫


閉場時刻を過ぎた会場からはイベントの賑やかさが消え、部品販売での買い物を終えた私は係の方に促されて退出 ...(((o*・ω・)o。それでも素直には帰らず(?)、名残惜しむように会場“外”となる近くの踏切や長沼駅のホームなどから、車庫の様子をしばらく眺めていると (「゚ー゚)ドレドレ、構内では展示に使われていた留置線をふだんの状態に戻すべく、やがて車両の入換作業が始まりました。
ここで通電状態にある編成は自走で簡単に移動できますが、注目すべきは先頭車のみが置かれた二両(7並びの右端にあった1001号車と1006号車)。これはどうやって動かすのかと言うと・・・σ(゚・゚*)ンー… 車庫の奥のほうから、“ガラガラガラ”というディーゼルエンジンのアイドル音を響かせて現れたのは、保線作業や工事作業などに使われる、黄色い軌道モーターカー (゚∀゚)オッ!。このモーターカーが自走できない車両を連結して、ちゃっちゃと手際よく片付けてゆきます。これはなかなか面白いシーンが見られて、ちょっとラッキー (o ̄∇ ̄o)ラキー♪。


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イベントの終了後に
車庫の奥から出てきたのは、
黄色い軌道モーターカー(右)。
ε=(=゚ω゚)ノ゙ヤア
当車は車両基地内の入換え作業のほか、
保線作業や工事作業にも使用され
(むしろそっちが本職か)、
屋根上にはクレーンアームが備えられています。
▲静岡鉄道 長沼車庫

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すでに運用から外れて、
自走できない状態にある1001号車を
モーターカーが移動させます。
単なる構内入換に過ぎませんが、
なかなか興味深い編成が組まれました。
(・o・*)ホホゥ
▲静岡鉄道 長沼車庫

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ラッピング編成たちが見守るなか、
仲間に別れを告げて退場する1001号車。
1000形のトップナンバーとして
製造されてから今年で47年。
もう駿河の地を走ることはないのでしょう・・・。
(゚ーÅ)
ホロリ
▲静岡鉄道 長沼車庫

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続いてもう一両、
クモハ1006号車も同様に移動します。
1001編成と1006編成は、
今春に投入された
A3007編成とA3008編成に置き換えられて
3月に運用を終えました。
(´・∀・`)オツカレサン
▲静岡鉄道 長沼車庫

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車庫の隅のほうへ押し込まれた
1001編成(右)と1006編成。
私の隣で撮影されていた方が、
「あとは解体のときを待つばかりか・・・」と、
淋しそうにつぶやいていました。
(´・ω・`)ショボン
▲静岡鉄道 長沼車庫

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入換作業が済んだ車庫では、
「ちびまる子ちゃん電車」の側面が
見えるようになりました。
(゚ー゚*)マルコ
遠目なのでちょっとわかりづらいですが、
いろいろなキャラクターが描かれているようです。
▲静岡鉄道 長沼車庫


これはあくまでもイベント終了後の片付けによる構内の入換作業ですが、個人的にはイベントの“アディショナルタイム”(追加時間)が与えられたような、嬉しい展開となりました (*⌒∇⌒*)ヨカッタ♪。退場後も未練がましく居残っていて、よかったなぁ・・・(笑)。この“鉄運”に恵まれたのも、イベントの最終回となる午後の3回目を選んで発券した、友人のおかげといえるかもしれませんね 人-∀-*)カンシャ。
そんな入換作業がひととおり済んだのを確認して、私の撮影も終了です (´w`*)ドツカレサン。


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現存する1000形がすべて
イベントで展示されたため、
この日の日中の営業運転には
A3000形のみが使われました。
長沼のホームに入ってきた新静岡ゆきは・・・
あら、来るときにも乗った
クリアブルーのA3001編成じゃないですか。
(=゚ω゚)ノ゙ヤア
当編成とは相性がいいのかな?
▲静岡鉄道静岡清水線 長沼

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長沼から7分ほどで新静岡に終着。
(・ω・)トーチャコ
新静岡も、新清水も、
終着駅は頭端式のホーム構造です。
▲静岡鉄道静岡清水線 新静岡

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複合ビル(駅ビル)に併設された新静岡。
窓口や改札口、発着ホームなど
駅の機能がビルの一階に集約されており、
また、バスターミナルも併設。
▲静岡鉄道静岡清水線 新静岡


長沼1534-(静鉄1508)-新静岡1541

コロナ禍で中止となってしまう鉄道イベントも多いなか、久しぶりに楽しむことができた静岡鉄道の車両基地公開イベント (゚ー゚*)シズテツ。
個人的にあまり縁のない路線や車両ということもあり、はじめは行けなくなってしまった友人の名代(?)として、イベントの様子を写真に収めてくるつもりでしたが【◎】]ω・)パチャ、初乗車となる新型のA3000形に乗って車窓風景を眺め (´▽`*)ワ~イ♪、会場にずらずらっと並んだ1000形のならびに興奮し (*゚∀゚)=3ハァハァ!、さらには車両に使われていた部品を品定めしながら購入した (゚∀゚)アヒャ☆。いつのまにか私もすっかり静鉄の魅力にハマってしまった気がします (σ´∀`)σイイネ。もし1000形が引退するまでに間に合うようならば、次の機会にはイベントでなく、本線走行する同形を沿線で撮影してみたいものです σ(゚・゚*)ンー…。ちなみに静鉄のホームページをチェックしてみたら、1000形のなかでも「ちびまる子ちゃん電車」は運用が公表されているので、これならば計画を立てて撮影に訪れることができるかもしれません (゚ー゚*)マルコ。また、A3000形のほうもできれば今度は青空のもとで、その鮮やかなカラーバリエーションを楽しみたいところですね
シゾーカ (`・д・´ノ)ノ レインボー!

イベント+α(入換作業)を存分に満喫したのち、長沼の駅からA3000形の上り列車に乗車。往きは新清水から入ったので、帰りは新静岡のほうへ向かいます コッチ…((((o* ̄-)o。その車中で友人より「いま葬儀が終わって帰宅しました」とのメールを着信し (゚o゚)オッ!、私からは1000系が並べられた会場内の写真に「オミヤゲを買いました」とひと言添えて返信しました []o(・ω・*)ピッ。


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静岡名物のひとつ、
「しぞーかおでん」で打ち上げ。
カンパーイ♪(* ̄∀ ̄)ノCロ☆
黒い煮汁が特徴のしぞーかおでん、
でも、思ったほど味が濃いわけではなく、
むしろ関東風のおでんよりあっさりした印象です。
黒はんぺんや牛すじなどのタネに、
鰹節や青のりの出汁粉を
たっぷりかけていただきます。

串o(゚д゚)ウマー!

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静鉄の新静岡とは500メートルほど離れていて、
徒歩7分のところに位置するJRの静岡駅。
...(((o*・ω・)o
東海道新幹線と東海道本線が発着する、
静岡の玄関口です。
▲東海道本線 静岡

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セコい私は帰りももちろん
新幹線でなく在来線(東海道線)。
(´∀`;)セコイ
静岡始発の熱海ゆき普通列車は、
211系の6両編成でオールロングシートです。
▲東海道本線 静岡

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先ほどとは逆に、
東海道線のほうから静鉄の線路を眺め、
並行区間で静鉄と離合しないかと期待するも、
一本もすれ違いませんでした。
今日はどうもタイミングが悪かったみたい。
(・ε・`)チェ
18きっぷ旅で東海道線に乗っているときなんかは、
よく静鉄を見かけるんだけどなぁ・・・。
▲東海道本線 草薙-清水(車窓から)


静岡1636-(東海道448M)-熱海1755~1811-(1638E)-小田原1833~1836-(小田急小田原線 急行)-新宿2008