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阿武隈急行・・・運転再開 乗車記 [鉄道旅行記]

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2020.11.1 Goto宮城 その3
全線運転再開!
阿武隈急行 乗車
 
 
前回からの続きです。

コロナ禍の旅行・観光事業支援策「GoToトラベルキャンペーン」の宿泊割引を活用し ( ̄∀ ̄)ゴトー、“乗り鉄”や“撮り鉄”をおもな目的とした鉄道旅で東北地方の宮城県を訪れている私 ...(((o*・ω・)o。
旅の初日(10/31)には、東日本大震災と原発事故による長らくの不通から今春に復旧を果たした、常磐線(じょうばんせん)の運転再開区間(富岡〜浪江)への乗車と (´ω`)シミジミ…、日本三景のひとつに数えられる景勝地の松島で仙石線(せんせきせん)の列車(205系)を撮影 (^_[◎]oパチリ。
二日目は、仙台と山形のあいだを結ぶ仙山線(せんざんせん)にて、その県境付近に位置する深い山あいの撮影ポイントから、いまの時期ならではの紅葉風景を走りゆく列車(E721系)を狙います (^_[◎]oパチリ。なかなかスッキリと晴れてくれない空模様にもどかしさを感じつつも、滞在時間で最後の一本となる列車にはかろうじて日が差してくれて、満足のいく成果を残すことができました (+`゚∀´)=b OK牧場!。
そして撮影後に戻ってきたのは、仙山線の作並(さくなみ)駅。現在の時刻はまだ午前10時過ぎで、ここから次なる目的地(目的路線)へ移動しようと思います σ(゚・゚*)ンー…。乗るのは仙台方面の上り列車?それとも山形方面の下り列車? ノボリ?(゚д゚≡゚д゚)クダリ?。


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作並温泉郷の写真が施されている
作並の駅名標(観光地バージョン)。
それを横目にE721系の快速列車が
ホームへ入ってきました。
▲20.11.1 仙山線 作並


前回の記事でお伝えしたとおり、今旅は仙台から仙山線を下って作並までやってきたので、セオリー的に見れば作並からさらに下り列車で山形方面へ進んだほうが、よりいっそう当線の魅力が味わえるし、いまの時期は沿線の面白山高原(おもしろやまこうげん)や山寺(やまでら)あたりの紅葉も綺麗でしょう (・∀・)イイネ。旅の計画を練っていた段階では、仙山線で山形まで行き、その後は奥羽本線の上り列車に乗り継いで福島から帰京・・・という経路に決めかけており ( ̄  ̄*)ヤマガタ、この行程では運行本数が少なくてネックとなりがちな、米沢〜福島の間のいわゆる“板谷峠越え”での普通列車も乗り継ぎがスムーズでした ъ(゚Д゚)ナイス。
駄菓子菓子(だがしかし)、実際の私が作並から乗ったのは、仙台ゆきの上り快速列車 ( ̄△ ̄;)エ?。山形に向かうのでなく、朝に出発した仙台へ戻るほうを選択したのです コッチ…((((o* ̄-)o。あ、さては仙台で泊まったホテルに忘れ物をしてきたな・・・って? (´・ω`・)エッ?。いや、そうではありません ヾノ・∀・`)チャウチャウ。
山形経由のプランのほかに、それとはまったく違う別の路線を訪れるプランが旅に出る直前になって急浮上し、作並の駅で列車を待っている段階でも二つのプランのどちらかで迷っていたものの ( ̄ヘ ̄)ウーン…、今回は後者を実行することに決めました。


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仙台から乗るのも、E721系。
仙山線と同じ形式の電車ですが、
こちらは東北本線の白石ゆきです。
(゚ー゚*)トホセン
▲20.11.1 東北本線 仙台


作並から仙山線で仙台に到着すると、数分程度の短い接続時間で乗り継いだのは、東北本線の白石(しろいし)ゆき上り普通列車 ε=┌(;゚д゚)┘ノリカエ!。これにも仙山線と同じE721系が使われていて、乗り換えたのに新鮮味は薄いけれど、当系にはボックスシート(セミクロス仕様)が備わっているので、個人的には歓迎する車両です (・∀・)イイネ(いっぽう、あまり歓迎しないのはオールロングシートの701系 ^^;)。
なーんだ、山形経由ではない別のプランって東北本線?それだったら奥羽本線のほうが旅情あって良さそうなのに (´σД`)ナーンダ…・・・と、思われるかもしれませんが、もちろんこのまま単純に東北本線で帰京するわけではありません (-`ω´-*)ウム。仙台から上り方向へ進むこと30分、前日に常磐線から合流した岩沼(いわぬま)を過ぎ、その次駅となる槻木(つきのき)で私は東北本線の列車を降ります (゚ー゚*)ツキノキ。そして当駅で接続するのが、私の目的路線である“阿武急(あぶきゅう)”こと「阿武隈急行(あぶくまきゅうこう)」(゚∀゚*)オオッ!。


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島式と相対のホームで二面三線の槻木。
中線にはすでに列車が入線しています。
(=゚ω゚=*)ンン!?
▲20.11.1 東北本線 槻木
(前方の車窓から)

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槻木で並んだ、
同じお顔で色違いの電車。
向かって右側が私の乗ってきた
東北本線のE721系で、
左の青い車両は
E721系を基本設計のベースとした
阿武隈急行のAB900系です。
(゚ー゚*)アブキュー
▲20.11.1 東北本線 槻木

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そのAB900系の正面には
こんなヘッドマークが取り付けられています。
“ありがとう”? 何かの記念でしょうか?
(・ω・)アリガ㌧?


ここ槻木でも、わずか数分という慌ただしい乗り換え時間のなか ε=┌(;゚д゚)┘ノリカエ!、ホームで発車を待っていた阿武急の丸森(まるもり)ゆき上り普通列車は、仙山線と東北本線で乗ったE721系と同じカタチながら、青い車体色が印象的なAB900系 ( ̄  ̄*)アオレンジャー。阿武急が昨年(2019年)に導入したばかりの新型車両で、私は今回が初見です (=゚ω゚)ノ゙ヤア。そんな当系の車体正面に掲げられている、「ありがとう」の言葉が綴られたヘッドマークに目が留まるところですが (=゚ω゚=*)ンン!?、これについては後述することとして、とりあえず発車時刻が迫っている列車に乗り込みました ε-(´o`;A フゥ…。
車内は座席の7割くらいが埋まる乗車率で、大半を占める地元の利用者のなかに、同業者(鉄ちゃん)らしき方の姿もチラホラと見受けられます σ(゚・゚*)ンー…。


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阿武急の列車は槻木を発車すると
東北本線をオーバークロスして分かれ、
進路を東のほうに取ります。
ヒガシ…((((o* ̄-)o
▲20.11.1 阿武隈急行 槻木-東船岡
(車窓から)


阿武隈急行(阿武隈急行線)は、東北本線や奥羽本線と接する福島県の福島を起点に、卸町(おろしまち)、保原(ほばら)、梁川(やながわ)、富野(とみの)、丸森、角田(かくだ)など、おもに阿武隈川流域の市や町にある各駅を経て、ふたたび東北本線と合流する宮城県の槻木までの54.9キロをむすぶ、福島と宮城の両県による第三セクター鉄道の路線(なお、今回の私は起点側からでなく、槻木から福島のほうに向かって進みます)(゚ー゚*)アブキュー。
ちなみに今旅で私が使用している乗車券、JR東日本発行のフリーきっぷ「週末パス」は、この阿武急も利用可能な路線に含まれており、全線での乗り降りが自由となっています  (*・∀・)つ[パス]



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個人的に東北本線の船岡
ちょくちょく通過しているけれど、
阿武急の東船岡を通るのは
およそ20年ぶりのこと。
(*´∀`)ノ゙オヒサ
▲20.11.1 阿武隈急行 東船岡
(車窓から)


この阿武急はもともと、東北本線のルートから外れた地域の誘致活動によって国鉄の路線として福島~槻木の建設が始まり、国鉄時代の1968年に宮城県側の槻木〜丸森(17.4キロ)が非電化路線の「丸森線」として開業。その先の区間(福島方面)についても引き続き敷設が進められます (・o・*)ホホゥ。しかし、この頃の国鉄は経営赤字が悪化し、福島県側の工事は完成間近で凍結。丸森線は全線開通どころか、廃線の危機に立たされる事態となりました (´д`;)アウ…。そこで福島と宮城の両県、および沿線の市町は、未完成部分の国による工事続行を条件に、国鉄から当線を引き継ぐ“第三セクター鉄道(三セク)”への転換を選択 (-`ω´-*)サンセク。1986年に国鉄・丸森線あらため、三セク路線の「阿武隈急行」となって再出発し、それから二年後の1988年には福島〜丸森(37.5キロ)の完成を受けて念願の全線開業 (*゚▽゚)/゚・:*【祝・開業】*:・゚\(゚▽゚*)。同時に全線にわたって電化(交流20,000V・50Hz電化)され、現在の路線形態にいたっています ( ̄。 ̄)ヘー。


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のどかな田園風景が広がる
東船岡付近の車窓風景。
奥には蔵王連峰の山並みが望めます。
(゚ー゚*)ザオー
いま列車が走っている
槻木から丸森までのあいだは、
もと国鉄・丸森線だった区間。
マルマル♪(o ̄∇ ̄o)モリモリ♪
▲20.11.1 阿武隈急行 東船岡-岡
(車窓から)


そんな阿武隈急行は今年(2020年)で、丸森線としての初開業から52年、三セク転換から34年、全線開業(&全線電化)から32年・・・。たしかに歴史を着実に重ねてはいるけれど、車両の正面に「ありがとう」の記念ヘッドマークを掲げるには、なんだか中途ハンパな年数ジャマイカ? σ(゚・゚*)ンー…。
いや、「ありがとう」のヘッドマークは節目の年を祝うものではありません。


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沿線の各駅で車窓から目に付いた、
「ガンパッペ(頑張れ)、阿武急」の幟旗。
▲20.11.1 阿武隈急行 横倉
(車窓から)


今から一年前になる昨年(2019年)の10月、おもに関東甲信越から東北地方南部にかけて強襲した大型の台風19号(令和元年東日本台風)の猛威により、阿武急は路線が広範囲で被災。阿武隈川の氾濫や土砂崩れなどその被害は約50カ所にもおよび、一時は福島〜槻木の全線で運休となってしまいました ヽ(´д`;)アア…。
被害の少ない区間から順次運行を再開したものの、とくに被害の大きかった富野〜丸森(15.4キロ)のあいだは復旧工事が難航。県境に位置してもともと利用者の少ない区間だったため、部分廃止も示唆されます σ(・ω・`)ウーン…。しかし、そのような厳しい状況のなかにあっても、地域の足を守るという使命を託された現場の方の尽力によって復旧作業が進められ (*`・ω・´)-3フンス!、一年もの長い工事期間を経て不通だった区間をふくむ全線での運転が再開へ  (*゚▽゚)/゚・:*【全線再開】*:・゚\(゚▽゚*)。
そう、この「ありがとう」のヘッドマークは阿武急によると、運休中も支えてくれた沿線地域の方々に対しての感謝を表したものだそうです (´ω`)ナルヘソ。でも、きっと地域の方からしたら復旧作業に当たった現場の人たちに感謝したいところではないでしょうか カンシャ 人-`ω´-*) カンシャ。


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沿線で比較的大きな街の角田は有人駅で、
上下列車の行き違い可能な二面二線構造。
当駅で交換した下りの槻木ゆきは、
ご当地アニメ「政宗ダテニクル」とコラボした
「正宗ブルーライナー」の8100系です。
(゚∀゚)オッ!
この編成の正面にも「ありがとう」マークが
掲げられていました。
▲20.11.1 阿武隈急行 角田


そして、その復旧完了によって全線での運行が再開されたのは、つい昨日の10月31日。つまり今日(11/1)は再開から二日目です (・o・*)ホホゥ。
「GoTo」を利用して私が仙台の宿泊施設を早めに予約した時点では、まだ阿武急の運行再開日が公表される前で、当初の旅程は先述したように作並から山形経由で奥羽本線に乗るルートを考えていたのですが ( ̄  ̄*)ヤマガタ、私が宮城を訪れるタイミングで阿武急の不通区間が再開されると聞き、急きょ計画を変更 σ(゚・゚*)ンー…。奥羽本線でなく阿武急のほうを選んだのでした m9(`・ω・´)アブキュー!。
ちなみにこれは、すぐにでも駆けつけて運転再開を喜びたいとか、災害に見舞われた当線を応援したいというマジメな気持ちよりも(もちろんそれも少なからずあるけれど)、個人的に意外と訪れる機会が少ない阿武急に行ってみようと思わせる、ひとつのキッカケになったというのが正直なところ (^^;)ゞポリポリ。私が阿武急を訪れるのは、乗り潰し目的だったおよそ20年前の初乗車以来、今回が二度目です (*´∀`)ノ゙オヒサ。



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角田までの車窓風景は
平地に田畑が広がっていましたが、
そこを過ぎると次第に
県境の山が近づいてきます。
▲20.11.1 阿武隈急行 北丸森-丸森
(車窓から)


槻木から乗った上り列車は、福島までの全線を通して走るものでなく、途中の丸森どまりで、まるで旧・丸森線のような運用範囲 マルマル♪(o ̄∇ ̄o)モリモリ♪。福島と宮城の二県にまたがる阿武急ですが、現在は先述した台風被害のこともあって、全線を直通する定期列車は一本も設定されておらず(2020年10月31日改正の暫定ダイヤ)、福島県側の福島〜富野、県境に位置する富野〜丸森、宮城県側の丸森〜槻木と、一部の列車を除き、おおむねこの三つに分けられた運行体系となっています (・o・*)ホホゥ。そして福島県側と宮城県側はそれぞれの都市圏へ通勤通学需要が高いため、列車の運転本数も多めなのですが(日中でも福島側は30〜40分に一本、宮城側は一時間に一本)、利用者が少ない県境の閑散区間では復旧工事の関係もあって、列車の運転間隔が日中は二時間から三時間に一本程度と抑えられており ( ̄  ̄;)スクナイ…、意外と乗り通しにくい。
そんな区間別の極端な運行体系にあるなか、いまの私が乗っている列車(7928M)は終点の丸森で、富野方面の梁川ゆき(7716M)にわずか2分の好接続 (゚∀゚)オッ!。できれば乗り換えにもうちょい余裕が欲しいところですが、待ち時間なくスムーズに先へと進むことができます
ъ(゚Д゚)ナイス


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かつて丸森線の終着駅だった丸森で、
先へ進む梁川ゆき(左)に乗り継ぎ。
ε=┌(;゚д゚)┘ノリカエ!
ちなみに当地には江戸時代の豪商、
齋藤家の屋敷が残されており、
現在は郷土博物館として
観光名所のひとつになっています。
ホームの壁や駅名標に見られる鱗壁模様は
その屋敷をイメージしたもの。
( ̄。 ̄)ヘー
▲20.11.1 阿武隈急行 丸森

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梁川ゆきに使われる車両は
オリジナルカラー(一般色)の8100系。
白地に施された青と緑のラインは、
阿武隈川と阿武隈山地の自然を
イメージしています。
(゚ー゚*)アブキュー
▲20.11.1 阿武隈急行 丸森。


仙台、槻木に続き、またも短い時間で慌ただしく乗り換えを済ませて ε=┌(;゚д゚)┘ノリカエ!、梁川ゆきの上り列車は定時に丸森を発車 ε-(´o`;A フゥ…。
ここから進む先が昨日に運転を再開したばかりの復旧区間で、そこを任されたのは1988年の全線開業(&電化)時に投入され、同年にデビューした阿武急オリジナルの交流型電車・8100系 (o´∀`o)カコイイ!。槻木から乗った新型のAB900系よりも、やはりこの8100系のほうが、私にとっては阿武急のイメージにしっくりとハマり、落ち着きのようなものを覚えます (´ー`)マターリ。
そして、ふだんは乗客が少ないと思われる県境の閑散区間でも、運転再開から二日目で日曜日でもある今日は、方言が飛び交う地元の人たち(と鉄ちゃん)で車内はけっこうな賑わい ワイワイヽ| ○´ω`|ノヽ| ´ω`○|ノワイワイ。といっても混雑しているわけでなく、各ボックスシートに二人ずつが着席する程度の“ソーシャルディスタンス”的な乗車具合ですが、それでもこの乗客の数には復旧を待ち望んでいた喜びの様子が伺えました +。:.(´ω`)シミジミ.:。+゚。


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直角のボックスシートが並ぶ8100系は
国鉄の急行形車両に近い雰囲気。
(´ω`*)シブイ
その車内には阿武急の復旧を心待ちにしていた
地元の人たちが多く見られ、
荷棚の下に目をやると
運転再開を記念して沿線の子供たちが描いた
阿武急の絵が飾られています。
(*'∀'*)オエカキ

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昨年の台風では氾濫した阿武隈川ですが、
今日は穏やかな川の流れが車窓から望めます。
紅葉の色づきはまだ浅いかな

(「゚ー゚)ドレドレ

災害が起きたことを意識しなければ、
とてもきれいな風景なんだけどね・・・。
▲20.11.1 阿武隈急行 丸森-あぶくま
(車窓から)

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運転の再開は行なわれたものの、
このあたりは土砂被害がひどかった場所で、
まだ工事が続いている箇所も見られました。
復旧作業おつかれさまです。
( ̄^ ̄)ゞピシッ!
▲20.11.1 阿武隈急行 丸森-あぶくま
(後方の車窓から)

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山側からの土砂崩れで、
ホームの損壊や路盤が流失するなど
甚大な被害を受けた、あぶくま(駅)。
被災前と変わらぬまでに再生されたホームには、
運転再開を記念した横断幕が掲げられています。
(*゚▽゚)/゚・:*【全線再開】*:・゚\(゚▽゚*)。
ちなみに左のほうに見えるのは駅舎でなく、
駅に併設された産業伝承館。
▲20.11.1 阿武隈急行 あぶくま
(車窓から)

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県境を越え、福島県に入って最初の駅は
勇ましい駅名の兜(かぶと)。
(`・ω・´)カブト
この地名の由来はわかりませんが、
阿武急が開通する以前の1980年までは
当地に阿武隈川の渡船が運行されていて、
“兜の渡し”と呼ばれていたそうです。
( ̄。 ̄)ヘー
▲20.11.1 阿武隈急行 兜
(車窓から)

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その兜の駅近くをはじめ、
今の時期に沿線で多く目に付くのが
果樹畑でたわわに成った橙色の柿の実。
この柿は“あんぽ柿”と呼ばれる
高級な干し柿にされるもので、
ご当地の特産品です。
(゚¬゚*)ジュルリ
▲20.11.1 阿武隈急行 あぶくま-兜
(車窓から)


丸森から先は運転が行なえるまでに復旧したものの、まだ各所で工事が続けられていて、暫定的に速度が45キロに抑えられている列車 ノコノコ...(((o*・ω・)o。このあたりは阿武隈川の渓谷に沿って線路が敷かれており、災害の復旧工事による速度制限というところがちょっと皮肉な感じだけど、低速で進む列車の車窓からはその佳景をじっくりと眺めることができます (´▽`*)キレイ♪(そのような環境にあるがゆえ、土砂崩れが発生してしまったのですが・・・)。
“撮り鉄”の私としては、この阿武隈川沿いを進む箇所や、今の時期にちょうどたわわな実を付けた柿の木がある果樹畑などで、阿武急の列車を外から撮りたいところですが (・∀・)イイネ、先述したようにこの県境の区間は列車の本数が極端に少なくて、あぶくまや兜(かぶと)などの川沿いにある駅でもし途中下車したら、次に撮影できる下り列車は約二時間後 ( ̄  ̄;)ニジカン…、そのあとに再び乗る上り列車は三時間半後までなく ( ̄  ̄;)サンジカンハン…、さすがにこれでは効率が悪くて躊躇してしまいます σ(・∀・`)ウーン…。クルマでなく列車利用の“徒歩鉄”がこの県境区間で阿武急を撮るとすれば、今回のような仙山線からの転戦などでなく、朝から一日かけて巡るくらいの心構えがないと難しいかもしれません (´ω`)ナルヘソ。
そんな阿武隈川沿いのきれいな車窓風景を、撮り鉄できないジレンマを抱えながら眺めて過ごしていると ((o(・∀・`)o))ウズウズ、列車はやがて県境を越えて福島県へと入り、山あいを抜けたところにある富野に停車
(゚ー゚*)トミノ。ここまでが昨日に運転を再開した復旧区間です カンシャ 人-`ω´-*) カンシャ。列車はそこからさらに田園風景のなかを二駅ほど進み、梁川に到着しました (・ω・)トーチャコ。


4026.jpg
復旧した県境の区間を経て、
富野に停車。
(゚ー゚*)トミノ
当駅からは福島方面へ
列車の本数が多く設定されています。
▲20.11.1 阿武隈急行 富野
(車窓から)

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やながわ希望の森公園前は、
すべてを仮名にすると16文字。
開業当初は日本一長い駅名として知られ、
駅名標もそれにあわせたロングサイズですが、
Σ(゚∇゚;ノ)ノ ナガッ!
現在では日本で5位の長さとなっています
(ちなみに現在の1位は嵐電北野線にある
「等持院・立命館大学衣笠キャンパス前」)。
▲20.11.1 阿武隈急行 やながわ希望の森公園前
(車窓から)

4028.jpg
県境の山あいを抜けて、
車窓にはふたたび田園風景が
広がるようになりました。
(´ー`)ノドカ
▲20.11.1 阿武急 やながわ希望の森公園前-梁川
(車窓から)

4029.jpg
丸森から乗った列車の終点、
梁川に到着。
(・ω・)トーチャコ
ホームには当列車から降りて、
さらに先へ進む列車を待つ人たちが見られます。
▲20.11.1 阿武隈急行 梁川


梁川でさらに福島方面へ進む上り列車に乗り継ぐこととなりますが、ここではすぐに接続せず約30分待ち。そしてこの梁川をふくむ富野より先の上り方面は福島都市圏の近郊となる区間で、列車の運行本数も一気に増えます (・o・*)ホホゥ。
そこで、列車の本数が多く、時間的にも少し余裕があることから、ひとつこのあたりで阿武急の列車を沿線で撮ってみようと思い、ためしに梁川の駅を出てみました ...(((o*・ω・)o。


4030.jpg
福島県伊達市の梁川町に所在する梁川は
三角屋根の駅舎が印象的な有人駅。
当駅の付近には
阿武隈急行の本社と車両基地があり、
当線の中核をなす主要駅となっています。
▲20.11.1 阿武隈急行 梁川


作並1022-(仙山3834M)-仙台1053~1102-(東北434M)-槻木1128~1134-(阿武急7928M)-丸森1158~1200-(7716M)-梁川1227

もうこのあたりの線路は阿武隈川から離れてしまい、先ほどの車窓から見た渓谷のようなきれいな風景は望めないけれど、せっかく阿武急を訪れたのならば少しはそれらしい画が撮りたいところ σ(゚・゚*)ンー…。そんなことを考えながら、とくにアテもなく適当に線路沿いの細道を歩いていると、その先の畑の一角でたくさんの実を付けた柿の木に目が留まりました (゚∀゚)オッ!。このあたりは柿の名産地なので、これが列車とウマく絡められれば阿武急らしさが出るかな?
私が梁川まで乗ってきた列車の30分後となる、富野始発の福島ゆき上り列車(930M)がまもなくやってきます
ε-(°ω°*)キタッ!


4033.jpg
梁川の駅から富野のほうへ
数分ほど歩いたところで、
線路脇に立つ柿の木を見つけました。
のどかでいい散歩道だねぇ・・・。
(´ー`)マターリ

4034.jpg
ご当地名物の柿を横目に見て走る、
阿武隈急行の8100系。
今年の実り具合はいかがでしょうか。
阿武急沿線、秋の一コマ。
(゚- ゚)アキ…
▲20.11.1 阿武急 やながわ希望の森公園前-梁川


お、意外と悪くないじゃん (・∀・)イイネ。
出荷用の柿を育てる広大な果樹園でなく、野菜畑の一角にあった数本の柿の木だけど、たわわな実をいっぱい成らせたそのさまは、なかなか立派じゃないですか。まさに“実りの秋” +。:.(´ω`)シミジミ.:。+゚。
そんな柿の木の横を走りゆくのは、例の「ありがとう」ヘッドマークを掲げた8100系 (=゚ω゚)ノ゙ヤア。現在の阿武急ではまだまだ新型のAB900系より8100系のほうが多い状況ですが、阿武急によると近年中にすべての車両を置き換える計画なので、この機会に8100系を記録できたのはいい収穫でした (^_[◎]oパチリ。


4035.jpg
秋の季節感を求めて
稲刈り後の藁塚が並ぶ刈り田でも、
阿武急の列車をパチリ。
(^_[◎]oパチリ
8100系はサイドから撮ると、
車体側面に施された青と緑の帯が際立ちます。
。゜+.(o´∀`o)カコイイ!゜+.゜。
▲20.11.1 阿武急 やながわ希望の森公園前-梁川
(後追い)


ちなみにこの場所は、南西の立ち位置から北東方向を望んでいるので、昼過ぎの今は晴れたらおそらく順光になると思われるものの、残念ながら日差しには恵まれず (・ε・`)チェ、今朝のテレビで見た“晴れのち曇り”の天気予報どおり、阿武急に来てからの時間帯は曇り空となってしまいました (-ω-;*)ドングモリ…。どうやら今日の私の“晴れ運”は、仙山線の作並で使い果たしちゃったみたい(笑)(。A。)アヒャ☆。それでも、“柿の木と阿武急”というご当地らしくて、さらには秋の風情が感じられるようなカットが撮れたことに満足です。適当に見つけた撮影ポイントにしては上出来でしょう (+`゚∀´)=b OK牧場!。
もう一本、いまの上り列車が梁川で交換した下り列車(925M)のほうは、刈り田に立てられていた藁塚と絡めて撮影 (^_[◎]oパチリ。一時間足らずの短時間で上下一本ずつ、二本の列車が効率よく撮れました ъ(゚Д゚)ナイス。沿線での撮影はここまでとして、梁川の駅に戻ります。


4037.jpg
有人駅ながら入鋏は省略の梁川
・・・ですが、
改札には鋏を持った女性駅員さんが
いらっしゃいました。

彼女は阿武急の鉄道むすめ(キャラクター)、
丸森たかこ”サンだそうです。
(=゚ω゚)ノ゙ヤア

4036.jpg
そんな彼女から・・・じゃなくて、
窓口で発券してもらったのは、
「富野・丸森駅間 再開通記念乗車券」。
阿武急の全線が一日乗り放題で、
なんと300円!
w( ̄▽ ̄;)wワオッ!

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4032.jpg
梁川の待合室には、
昨年の台風被害の状況を記録した写真
掲示されていました。
土砂に埋もれた線路や崩壊したホームなど、
復旧作業がいかに大変だったかが分かり、
身につまされる思いです・・・。


次の列車へ乗る前に、私が梁川の窓口で買い求めたのは「富野・丸森駅間 再開通記念乗車券」(=゚-゚)つ[キップ] 。これは昨日の全線再開日から枚数限定で発売されている、阿武急全線(福島〜槻木)で有効な一日乗車券(フリーきっぷ)なのですが、その価格はなんと300円!。本来は福島〜槻木の片道普通乗車券が980円ですから、驚くほどの安さではありませんか Σ(゚∇゚;ノ)ノ ヤスッ!。
ただ、私はすでに阿武急の全線で有効な「週末パス」を持っているため、この格安フリーきっぷを買う実用的な意味はなく、これは“記念きっぷマニア”としての保存用と、ほんの微々たる額でもきっぷを買って阿武急を応援したいという気持ちから購入しました ( ̄▽ ̄;)マニア…(なお余談ですが、この記事を書くにあたって阿武急の鉄道むすめ・“丸森たかこ”サンのプロフィールを見てみたら、趣味は“記念きっぷ集め”だそうです。趣味が合うじゃん(笑))。
ちなみに「再開通記念乗車券」ほどの格安ではないけれど、毎月第1日曜日と元日、鉄道の日(10/14)のみに発売される「阿武急フリーきっぷ」は600円、阿武急の“急”にかけて毎月9の付く日に発売される「あぶ急トクだねきっぷ」は900円と、こちらも知っておくとおトクに利用できます (´艸`*)オトク♪。
そんな「再開通記念乗車券」を片手に梁川から福島ゆきの上り列車へ乗り、槻木〜丸森、丸森〜梁川につづいて三区間目となる阿武急の“乗り鉄”を再開 ...(((o*・ω・)o。


4038.jpg
梁川のホームに入ってきた
福島ゆき上り列車は8100系。
先ほど藁塚といっしょに撮った編成が、
富野で折り返してきたものです。
▲20.11.1 阿武隈急行 梁川

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梁川を発車すると、
車窓の右手に見えるのは阿武急の車両基地。
(「゚ー゚)ドレドレ
その構内には真新しいAB900系の姿がありました。
槻木から乗った当系(AB-1編成)は青かったけど、
こちら(AB-2編成)は緑なのね。
(゚ー゚*)ミドレンジャー
▲20.11.1 阿武隈急行 梁川-新田(車窓から)

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伊達市保原町に所在する保原。
伊達(だて)という駅は東北本線にありますが、
この保原のほうが伊達市役所に近く、
当駅の駅舎は旧・伊達郡役所を模した
立派な造りとなっています。
(・o・*)ホホゥ
▲20.11.1 阿武隈急行 保原(車窓から)

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福島への通勤圏内に入ってきた沿線には
新しい住宅地が見られ、
高子の駅前も広範囲で宅地造成中でした。
ちなみにこの高子(たかこ)という駅名が
さっき出会った“鉄道むすめ”の名前の由来ね。
(*’∀’*)タカコ♪
▲20.11.1 阿武隈急行 高子(車窓から)

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ふたたび阿武隈川を渡った列車は、
福島市内へと入りました。
このあたりの果樹園では柿よりも、
モモやリンゴの木のほうが多く見られます。
ハイヒール(゚ー゚*)リンゴ
まさにフルーツ王国の福島らしい風景。
▲20.11.1 阿武隈急行 向瀬上-瀬上
(車窓から)


県境の復旧区間でかけられていた速度制限が解除され、本来の走りをみせる8100系 (*`・ω・´)-3フンス!。当系は国鉄の713系の走行機器類をベースとしており、本家のJRではもうあまり聞くことができなくなった重厚なモーター音を響かせます。“乗り鉄”としてはこれを聞くだけでも旅情が高まると言うもの (*゚∀゚)=3ハァハァ!。
梁川のあたりで田園風景が広がっていた車窓風景は、福島へ近づくにつれて次第に住宅地が目立ちはじめ、それと比例して乗客のほうも増えてきました。今日は日曜日なので福島の街へお買い物にでも行くのでしょうか (*’∀’*)オカイモノ♪。国鉄・丸森線の延伸としては紆余曲折あった当線ですが、全線開業から30年あまりの時が経ち、いまではすっかり地元の足として定着した印象を受けます (´ー`)シミジミ。
車内が賑わいだした列車は、やがて福島の手前4.7キロ地点にある阿武急と東北本線の合流点(矢野目信号場)を通過し、まもなく終点の福島に到着 (´w`*)ドツカレサン。


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卸町を出ると、
車窓の右から近づいてきたのは、
東北新幹線の高架線。
(゚∀゚)オッ!
この下をくぐり抜けて・・・
▲20.11.1 阿武隈急行 卸町-福島
(車窓から)

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矢野目信号場で東北本線と合流。
槻木で分かれて以来の再会です。
(*´∀`)ノ゙オヒサ
ちなみに福島と矢野目信号場のあいだは
阿武急と東北本線の重複区間。
▲20.11.1 阿武隈急行 卸町-福島
(車窓から)

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福島の構内に入る阿武急。
右のほうに見えるのは奥羽本線の719系で、
もしもルート選択で阿武急を選ばなかったら、
私は作並から山形や米沢を経て、
あちらの列車で福島に着いたことでしょう。
▲20.11.1 阿武隈急行 福島


台風被害からの復旧を果たし、約一年ぶりに全線での運転が再開された阿武隈急行 (゚ー゚*)アブキュー。たまたま私がこちらのほうへ旅する日程と運行再開日が合ったことから、久しぶりに訪れて槻木から福島までの全線を乗り通してみました ...(((o*・ω・)o。
20年前の初回は乗り潰すことばかりを意識していたからか、正直、あまり印象に残るような路線ではなかったのですが σ(゚・゚*)ンー…、今回は余裕を持ってじっくりと、三本の列車(二回の乗り換え)によって分けられたそれぞれの区間で、変化に富んだ車窓風景をあらためて見直すことができたように思います (´ω`)シミジミ。
当線にまた訪れる機会があるならば、今度はもっと沿線での撮影を楽しみたいものですね。新緑の時期の阿武隈川沿いなど、いいかもしれません (・∀・)イイネ。


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梁川から40分、
福島に終着した阿武急。
(・ω・)トーチャコ
次に私が阿武急を訪れるとき、
はたしてこの8100系は
まだ残っているのだろうか・・・。
σ(・∀・`)ウーン…
▲20.11.1 阿武隈急行 福島


さて、阿武急を乗り通してやってきた福島 (゚ー゚*)フクシマ。
あとはもう東京へと帰るだけで、ここから東北新幹線を使おうか、それとも在来線の東北本線にしようか、決めあぐねていたのですが σ(゚・゚*)ンー…、福島の構内に掲げられていた列車の発車標を確認したら、あと数分で発車する東北本線の郡山ゆき上り普通列車があり、その列車へなかば条件反射的に飛び乗ってしまいますた (*゚ロ゚)ハッ!。
まあ、とくに新幹線を使うほど急いで帰る理由はないし、のんびりと東北本線を乗り継いでいきますか・・・カエロ…((((o* ̄-)o。


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福島では8分の接続で、
東北本線の郡山ゆきに乗り換え。
ε=┌(;゚д゚)┘ノリカエ!
車両はあまり嬉しくない、
オールロングシートの701系でした。
▲20.11.1 東北本線 福島

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郡山で乗り継いだ新白河ゆきも、
同じく701系・・・。
キビシい“ロングシート修行”ですが、
それでも列車旅は楽しい。
(´σД`)マ、イッカ
▲20.11.1 東北本線 郡山

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新白河からの黒磯ゆきはE531系で、
この車両にはボックスシートがあります
(セミクロスシート仕様)。
振り返ると今旅のスタートは
上野から乗った常磐線のE531系でした。
▲20.11.1 東北本線 新白河


「GoToトラベル」で宿泊施設が割引になることがひとつのきっかけとなり、不通区間の復旧後にまだ乗れていなかった常磐線を旅の軸にして、目的地を宮城県とした今回の鉄道旅 (*・o・)ノ Go!。一泊二日程度の短い日程でしたが、常磐線、仙石線、仙山線、そして阿武隈急行と、それぞれに特色のある路線を効率よく巡ることができ ...(((o*・ω・)o、また、松島の海景色や作並の紅葉、梁川の柿の木など、撮り鉄的にも多くの成果が得られて、存分に旅を満喫することができました ヨカッタ♪(*⌒∇⌒*)ヨカッタ♪。
わずか数分での乗り換えが多くて、食事時間もままならぬ、あいかわらず慌ただしい行程ではありますが アセアセヾ(*д*ヾ三ノ*д*)ノアセアセ、いくら「GoTo」で割引されて格安に旅行ができると言っても、一介のサラリーマンである私にとって泊まりがけの旅行は、年に数回だけ許された贅沢なものなので (´д⊂)ボンビー、出かけられる機会ではついあれやこれや欲張ってしまいます アレヤo(゚д゚o≡o゚д゚)oコレヤ。でも、目的地までを単純に往復するのではなく、私なりには“面白味のある鉄旅”ができたと思っています (-`ω´-*)ウム。とくに二日目の仙山線から阿武急という選択は、けっこう意外だったのではないでしょうか ヒャヒャヒャ(゚∀゚≡゚∀゚)ヒャヒャヒャ


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車内打ち上げのお供は、
電子版の「地域共通クーポン」を使用して
郡山で買った「海苔のりべん(¥1,000)」。
お弁当の定番である“のり弁”を駅弁にしたもので、
焼鮭や玉子焼き、煮物に漬け物など、
おかずの豊富さも嬉しいのですが、
なによりもこのお弁当のメインである
“みちのく寒流海苔”が、
二段重ねになっているところが素晴らしい。
(゚д゚)ウマー! ☆☆☆☆・

あ、そういえば忘れるところでしたが、「GoTo」で発券された電子版の「地域共通クーポン」(゚ー゚*)クーポン、実は宿泊地となった仙台の街なかや駅のお店では使いそびれてしまい(というか、電子版が使える店舗が少ない)、あわや無駄になりかけたものの σ(・ω・`)ウーン…、二日間有効のこのクーポンは宿泊した県だけでなく隣県でも利用可能とのことで、宮城県のお隣にあたる福島県の郡山で駅弁を買うのに使わせていただきました ピッ![]o(・∀・*)。

最近ではまた新型コロナウイルスの感染者(陽性者)が急増して、「GoToキャンペーン」の見直しも議論される事態となっていますが、状況が一日も早く落ち着いてふたたび誰もが自由に旅行へ行けるようになることを願っています。


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が暮れた黒磯のホームに入ってきた
205系の宇都宮ゆき。
( ̄∇ ̄*)ニマゴ
(お、オリジナル顔のY12編成じゃん)。
今旅では初日の仙石線で、
当系の仲間に乗車しています。
▲20.11.1 東北本線 黒磯

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そして宇都宮で乗り継いだ
旅のラストランナーは
湘南新宿ライン経由の逗子ゆき普通列車。
E231系よりも座席のよい
E233系に当たったのはラッキー。
(o ̄∇ ̄o)ラキー♪
後方車両のボックスシートに座ります。
▲20.11.1 東北本線 宇都宮


梁川1334-(阿武急932M)-福島1410~1418-(東北1146M)-郡山1507~1547-(2146M)-新白河1626~1631-(4142M)-黒磯1654~1714-(668M)-宇都宮1807~1823-(2555Y)-新宿2017