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内房線・・・185系「房総半島周遊号」撮影記 [鉄道写真撮影記]

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2021.10.30 内房線
東京湾を望むイッパーゴ!
185系「房総半島周遊号」撮影
 
 
今年3月のダイヤ改正でE257系に置き換えられて、東海道本線の特急「踊り子」から退いた、国鉄特急型の185系 (゚ー゚*)イッパゴ。日常的に見られる定期運用は失ったものの、かろうじて生き残っている数本(数編成)が今も臨時列車や団体列車(おもにファン向けの“ツアー列車”)などで活躍を続けており、むしろそれによって最近は定期列車時代にあまり入線しなかった路線を走る機会が増えたように感じます (・o・*)ホホゥ。
とくに今秋の10月から11月にかけては、首都圏から千葉県の房総半島方面を目的地とするツアー列車が何度か設定され (゚∀゚)オッ!、これは「踊り子」時代に見られた伊豆の海とはまた違う、房総の海沿いを走る185系が記録できる絶好のチャンスです (☆∀☆)キラーン☆。
私はその初回となる10月30日の土曜日に、総武本線の両国(りょうごく)を始発駅として運行する「房総半島周遊号」を狙うため、都内から総武線に乗って房総のほうへと向かいました ε=┌(*゚д゚)┘イクゼ!。海を背景にして185系を撮るならやっぱり、スッキリ晴れてくれるといいなぁ・・・八(゚- ゚)オネガイ。


10月30日(土)


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東京駅の地下ホームから発車する
総武快速線の君津ゆきは
E217系。
▲総武本線 東京

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E217系は編成の一部(総武線下り方の3両)が
セミクロスシート配置。
空いているのならもちろん
ボックスシートのほうに座ります。
( ̄▽ ̄*)ボックス


まだ人影まばらな早朝5時過ぎ (*´O)ゞ.。oOフワァ〜ア…、東京の地下ホームを発車した総武快速線と内房線を直通する君津(きみつ)ゆきの快速列車は、車内がガラガラに空いていて4人掛けのボックス席を私一人で独占状態 (・ω・)ポツン(途中の船橋から相席になったけどw)。
総武快速線(横須賀線)では現在、普通車の一部にボックスシートが備わっているE217系から、オールロングシートのE235系へ車両の置き換えが進められており ( ̄  ̄;)ポテロング、私のような“貧乏人w”がグリーン車でなく普通車のクロスシート(ボックスシート)で当線の車窓を楽しめるのは、もうわずかな機会かもしれません (´д⊂)ボンビー。まあ、総武快速線(横須賀線)は混雑が激しい通勤路線なので、オールロングシートとするのも納得はできますが。


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6時過ぎの蘇我を発車したところで、
列車の窓からご来光が拝めました。
(つ▽≦*)マブイッ!
▲内房線 蘇我-浜野(車窓から)


千葉、蘇我(そが)と過ぎ、君津ゆきの直通列車が内房線に入ったあたりでちょうど、東側の窓から車内に朝日が差し込みます。どうやら今日は好天が期待できそう (´▽`*)イイテンキ♪。
今回の撮影目的である185系の「房総半島周遊号」は、まさにその列車名(ツアー名)のとおり、都内の両国を起点に、総武快速線、内房線、外房線、東金線、総武本線、成田線、常磐線の各線をめぐり、都内の上野を終着とするもので (・o・*)ホホゥ、参加者は実に10時間近くも185系の乗車を楽しめるという、なんともマニアックなツアーとなっています ( ̄▽ ̄;)マニアック…。そんな行程のなかで私はとりあえず、午前中に通過する内房線(蘇我〜木更津〜安房鴨川)の撮影ポイントを目指すこととしました ...(((o*・ω・)o。
しかし、件のツアー列車が両国を発車するのは9時半すぎで、内房線を通過するまでにまだ3時間以上も時間があります σ(゚・゚*)ンー…。いくらなんでも早すぎるところですが、せっかく内房線へ赴くのならこの機会に185系だけでなく、ほかにも撮りたいと考えている列車(車両)があるため、私は少し早めに家を出てきました (´ω`)ナルヘソ。まずはそれから撮影することとしましょう。
東京から直通の快速列車で一時間ちょっと、下車したのは袖ヶ浦(そでがうら)(゚ー゚*)ガウラ。


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千葉県袖ケ浦市の中心駅、
内房線の袖ヶ浦。
2014年に完成した駅舎は
外壁がまるで円形劇場のようなデザインです。
▲内房線 袖ヶ浦


東京0521-(総武快速575F)-袖ヶ浦0631

五井(ごい)で分岐する小湊鐵道を訪れる際など、個人的にちょくちょく利用する内房線ですが、五井より先へ進むのは久しぶりで、しかも袖ヶ浦で下車するのは2012年に183系で復刻運転された特急「さざなみ」を撮りにきて以来となる9年ぶり (*´∀`)ノ゙オヒサ。ご無沙汰していた間に当駅は古い木造駅舎から新しくて立派な橋上駅舎にリニューアルされ、以前とはまったく別の駅に降り立った印象です w( ̄▽ ̄;)wワオッ!。青空に映える白い円形の外壁が目を引くなぁ・・・( ̄。 ̄)ヘー。
そんな駅を背にして線路沿いの道を下り方向へ歩くこと15分ほど、袖ヶ浦市役所の近くにある踏切付近が目的地 (・ω・)トーチャコ。


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やってきたのはこんな場所。
未舗装の農道と線路のあいだの柵は低く、
列車を手軽に撮ることができます。
(・∀・)イイネ

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この内房線をはじめ、
千葉地域のいわゆる房総各線で
普通列車に使われる209系。
(゚ー゚*)マルキュー
E131系の投入で運用エリアは狭まったものの、
まだまだ房総ローカルの主力として
活躍しています。
▲内房線 巌根-袖ヶ浦


ここは線路脇の農道から低い柵越しに、内房線の上り列車をスッキリと撮ることができる撮影ポイントで、午前の早い時間帯が順光。朝7時の今はまさにベストタイムです (・∀・)イイネ。まずは209系の千葉ゆき普通列車(130M)が良好な光線状態で撮れました (^_[◎]oパチリ。チープな造りで“走ルンです”などとデビュー当時は揶揄された当系だけど、こうやってビシッとした編成写真で狙うと意外にカッコいいじゃありませんか (o´∀`o)カコイイ!。
ちなみにふだんの私はどちらかというと、まわりの景色を広く入れた引き画のアングルを好み、このような列車主体の編成写真を撮ることはあまり多くないのですが(先日にトキ鉄でも455系の「くずりゅう」を編成写真で撮ったばかりだけどw (´・ω`・)エッ?)、ここでは今のうちに記録のひとつとして、できればきれいな編成写真を残しておきたいと思っている車両があるのです  σ(゚・゚*)ンー…。それは何を隠そう(べつに隠してないけど)、先ほど私が東京から袖ヶ浦まで乗ってきた、快速列車のE217系 (゚∀゚*)オオッ!。


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朝日を全身に浴びた
E217系の快速列車が、
都心を目指して走りゆく。
基本編成と付属編成を併結した
堂々の15両編成です。
▲内房線 巌根-袖ヶ浦


ガウラストレートで217が撮れました〜!ヽ(´▽`)ノワ〜イ♪
特徴的なオデコの三つ目(ヘッドライト)を光らせて直線を爆走する、総武快速線直通列車のE217系。6両編成の209系(普通列車)と比べて倍以上もある、15両の長編成(基本11両+付属4両)は迫力を感じます (*゚∀゚)=3ハァハァ!。
ボックスシートに座って東京を出発したときにもちょろっと触れましたが、総武快速線(横須賀線)のE217系は昨年より、新型車両・E235系への置き換えが進められており、その数を徐々に減らしつつあります (´・ω・`)ショボン。といっても、今はまだE235系よりもE217系のほうが多いくらいで、慌てて撮りに行くほどの段階ではありませんが、稼働する編成が少なくなって捕まえにくくなる前に、今日のような晴天順光の好条件でしっかりと記録を残しておけば、のちのちに焦ることはないでしょう (-`ω´-*)ウム。
ちなみに、この撮影対象となった上りの東京ゆき快速列車(3674F)は、私が袖ヶ浦まで乗ってきた下り列車(3575F)の編成が3駅先の君津で折り返してきたもので (=゚ω゚)ノ゙オカエリ、E235系でなく確実にE217系がやってくるのが分かっている安心感がありました (´ω`)ナルヘソ。


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続いて、上りの逗子ゆき(3744F)は
下りの木更津ゆき(3641F)と離合。
被りそうな際どいタイミングですが、
E217系同士のすれ違いが展開されました。
▲内房線 巌根-袖ヶ浦


今日は週末の土曜日ではあるけれど、朝の通勤・通学時間帯は平日と同様に東京方面へ向かう上りの快速列車が多く設定されており、わずか7分後にもう一本、総武快速線・横須賀線に直通する逗子ゆき(3744F)の運用に就いたE217系を捕獲 (^_[◎]oパチリ。手前を走る下り列車(3641F)に被りかけてしまい、編成写真として見たらマイナスポイントですが (´д`;)アウ…、いずれはE217系同士がすれ違うシーンも貴重なものとなるかもしれません。

撮影地に30分程度の滞在時間で、お目当てのE217系が効率よく二本(三本?w)も撮れれば、じゅうぶん満足 (+`゚∀´)=b OK牧場!。ここでの撮影を切り上げて駅へと戻り、ふたたび下り列車で移動します。
さ、次はイッパーゴ(185系)だ (*`・ω・)-3フンス!。


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袖ヶ浦のホームに入ってきた209系は
下り普通列車の上総湊ゆき。
▲内房線 袖ヶ浦

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上総湊ではさらに先へ進む
安房鴨川ゆきに乗り継ぎます。
ノリカエ…((((o* ̄-)o

こちらはE131系。
▲内房線 上総湊


袖ヶ浦から209系の上総湊(かずさみなと)ゆき普通列車に乗り、上総湊で接続するE131系の安房鴨川(あわかもがわ)ゆきに乗り継いで、内房線を南下してゆきます ...(((o*・ω・)o。
内房線の北部(君津以北)に位置して都心への通勤圏内にあたる袖ヶ浦では、普通列車のほかに総武快速線や京葉線へ直通する快速列車が多く設定されていましたが、南部のほう(君津以南)は土休日に運行される特急列車(新宿さざなみ)を除くと地域輸送の普通列車のみとなり、そのなかでも上総湊以南の日中は基本的にワンマン仕様のE131系で運行されています (゚ー゚*)ワンマン。
8両編成(4+4)だった209系から、短い2両編成のE131系に乗り継いだことで車内はけっこう混雑し、ホームで写真を撮ってから乗り込んだ私は席に座れませんでした (・ε・`)シャーナイネ。ま、すぐに降りるからいいんだけどさ。


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下り列車が上総湊を出るとすぐに渡るのが、
内房線のメジャーな撮影ポイントとして知られる
湊川橋梁。
河口の向こうに東京湾が広がります。
(「゚ー゚)ドレドレ
▲内房線 上総湊-竹岡(車窓から)

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これは今から4年前の2017年3月に撮影した
湊川橋梁を渡る185系の快速「南房総満喫号」。
東京湾の海景色に白い車体が映えます。
▲17.3.11 内房線 上総湊-竹岡


さて、房総各線での185系と言えば、初詣の臨時列車として総武本線や成田線に入線することはよくありますが(来シーズンは微妙なところだけど・・・)、南房総の内房線や外房線を走る機会は意外と少ない印象 σ(゚・゚*)ンー…。
ちなみに私が内房線で185系を撮影したのは、今から4年半前となる2017年の3月に臨時運行された快速列車の「南房総満喫号」で、上総湊の湊川橋梁と東京湾の海景色が高台から一望できる、俯瞰構図の撮影ポイントを訪れています (^_[◎]oパチリ。実はそのときに私は二カ所の撮影ポイントを候補に挙げて、そのどちらで撮るか迷った末に“湊川俯瞰”のほうを選んだのですが コッチ…((((o* ̄-)o、次にもし内房線の185系が晴天の好条件で狙える機会があるとしたら、今度はもうひとつの場所へ行こうと心に決めておりました (-`ω´-*)ウム。4年越しとなった今日の目的地はそこになります。
袖ヶ浦から二本の列車を乗り継いでおよそ一時間、次に私が降りたのは浜金谷(はまかなや)(゚ー゚*)ハマカーン?。


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竹岡を過ぎると列車は
海に近いところを走るようになります。
車窓から海が望めると
テンションが上がりますね。
(=´▽`=)ウミ〜♪
▲内房線 竹岡-浜金谷(車窓から)

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東京湾に面した港町の浜金谷。
南房総の温暖さを表すような
平屋造りの木造駅舎は、
ハワイアンブルーの屋根が印象的です。
(o ̄∇ ̄o)アロハ
▲内房線 浜金谷


袖ヶ浦0730-(内房129M)-上総湊0810~0815-(2129M)-浜金谷0825

房総半島の中腹に位置する、富津(ふっつ)市の浜金谷。本来の地名は“金谷”で、東京湾のフェリーが発着する港も金谷港ですが、駅名は東海道本線の金谷(かなや)との混同を避けるため、当地が港町であることからアタマに“浜”を付けたという経緯があります ( ̄。 ̄)ヘー。
そんな金谷の名所と言えば、町の南側にそびえる標高329.4メートルの鋸山(のこぎりやま)(゚ー゚*)ノコ。さほど高くない低山ではあるものの、まるで屏風を広げたみたいな圧迫感のある山容と、名称の由来にもなっているノコギリの歯のような険しい稜線が印象的で、昔から東京湾に入る船の目印とされていました。また、かつては良質な石材(房州石)の産地として江戸時代から盛んに採石が行われていたことから、今も石切り場の跡が垂直の崖となって随所に残っています (・o・*)ホホゥ。
そんな鋸山を正面に仰ぎ見ながら歩き進み、私がやってきたのはその山麓にある「鋸山ロープウェー」の乗り場 〜(~▽~*)〜ウェーィ。


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金谷の町から見上げる鋸山。
かつては房総半島を二分する、
上総と安房の国境でした。

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浜金谷の駅から南のほうへ歩いて
10分ほどのところに
鋸山ロープウェーの山麓駅があります。
(゚∀゚)オッ!
▲鋸山ロープウェー 鋸山山麓駅


実は私の目的地とする185系を狙う撮影ポイントは、この鋸山の山上 ( ̄△ ̄;)エッ…。
登山道がしっかりと整備された鋸山は、もちろん徒歩でも登ることができ、低山ハイキングを手軽に楽しめるそうですが(一般的な最短コースだと40分くらいで登頂できるらしい)σ(゚・゚*)ンー…、私の目的は登山やハイキングでなく、あくまでも山上からの列車撮影なので、ここは素直に(?)便利なロープウェイの力をお借りして山を登ります コッチ…((((o* ̄-)o 。鉄ちゃんとしてもロープウェイの存在は気になるし(ホントは歩きたくないだけ (。A。)アヒャ☆)。


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山麓駅に掲げられていた
鋸山ロープウェーの概要。
山麓駅から山頂駅までの全長は680m、
高低差は223m、
平均勾配は19度25分、
運転速度は毎秒5m、
所要時間は3分20秒だそうです。
(・o・*)ホホゥ

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大人の普通運賃は片道500円、往復950円。
なんとも懐かしい硬券きっぷが乗車券で、
改札を通る際にパチンとハサミが入ります
(*・∀・)つ[ M]
(これは利用後に撮ったもので、
往復の両側にそれぞれ入鋏されています)。

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1962年(昭和37年)開業の
鋸山ロープウェーですが、
現在使われているゴンドラ(三代目)は
2012年に導入されたもの。
スイス(CWA社)製だそうです。
▲鋸山ロープウェー 鋸山山麓駅


ちなみにロープウェイは基本的に“鉄道”でなく“索道(さくどう)”に分類され ( ̄  ̄*)サクドー、私が目標とする“日本の旅客鉄道路線の全線完乗”のなかにロープウェイは含めていませんが、それでもやはり駅を介して利用する乗り物には鉄道路線に乗るときと同じような高揚感があります。きっぷ(乗車券)が硬券というのもまた、シブいじゃない (・∀・)イイネ。
山上を目指してゆっくりと動き出したロープウェイのゴンドラ。しばしの空中散歩を楽しみます (*゚v゚*)ワクワク♪。


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前方にどーんとそびえる鋸山。
その山上へとロープが伸びています。
私はとくに何も考えず
ゴンドラの前のほう(山上側)に搭乗したけど、
斜面を登るロープウェイやケーブルカーって、
後ろのほう(麓側)が景色いいんですよね。
( ̄▽ ̄;)ア…

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麓側の窓に広がる東京湾の海景色、
それをお姉さんの頭越しに望みます(笑)

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採石によって削られて、
垂直に切り立った険しい山肌。
ロープウェイからもそれがよく見えます。
w(゚o゚)w オオー!

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概要に記されていたとおり、
5分足らずの短い時間で
鋸山山頂駅に到着。
鋸山ロープウェーを完乗しました(笑)
ヽ(´▽`)ノワーイ♪
▲鋸山ロープウェー 鋸山山頂駅


鋸山山麓0910-(鋸山ロープウェー)-鋸山山頂0915

登山道を歩いたら40分くらい(山歩きに不慣れな私だと一時間くらい?)かかるところを、ロープウェイはものの数分で山上に到達 バビューン!!-=≡Σ(((⊃゚∀゚)つ。文明の利器とはいかに素晴らしいものか (-`ω´-*)ウム。山頂駅から続く階段を少しだけ登れば、そこはもう鋸山のてっぺん(山頂)です (・ω・)トーチャコ。
はたしてその眺めは・・・(「゚ー゚)ドレドレ


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標高329mの鋸山山頂に到達!
・・・って、達成感はあまりないけど
(そりゃそうだ)。
ヒャヒャヒャ(゚∀゚≡゚∀゚)ヒャヒャヒャ

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山頂から北のほうを向くと、
眼下には東京湾と金谷の町が広がります。
これは壮大で気持ちのいい眺め!
(゚∀゚*)オオッ!!

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小春日和の今日は気温が高くて
ちょっと霞んでいますが、
東京湾越しには富士山も拝めました。
(「゚ー゚)フジ
船体の長い貨物船と絡めてパチリ。

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こちらの白いお船は、
東京湾を横断して
房総半島の金谷と三浦半島の久里浜をむすぶ、
東京湾フェリー。
ちょうど金谷港へ入港するところです。
( ̄  ̄*)フネ

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そして空を見上げれば、
東京湾の上空を旋回して
羽田空港を離着陸する飛行機も
頻繁に見られます。
尾翼に鶴のマークが見える白い機体は
JALのヒコーキね。
(*´ω`)ヒコーキ


おお、絶景かな、絶景かな w(*゚o゚*)wオオーッ!。
清々しい青空が広がる秋晴れのもと、山頂からは金谷の町なみと東京湾の海景色が一望。遠くには冠雪した富士山の姿まで拝めて、これは壮観な眺めではないですか 。゜+.(´∀`人)スバラシィ!゜+.゜。そして景色が素晴らしいのはもちろんのこと、東京湾を航行するたくさんの船や、上空をひっきりなしに飛ぶ飛行機が見られるのもまた、“乗り物好き”としては楽しい (・∀・)イイネ。でも、もちろん私が気になるのは、海や空の交通でなく、陸を走る鉄道です ( ̄∇ ̄)デンシャ。
金谷の町なみのなかで、あの“ハワイアンブルー”に塗られた屋根が特徴的な浜金谷の駅を確認 m9っ`∀´)ミッケ!。


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山頂から駅のある方向を望むと、
(「゚ー゚)ドレドレ

ハワイアンブルーの屋根の駅舎と
長いプラットホーム、
そしてE131系の普通列車が見えます 。
(゚∀゚*)オオッ!

▲内房線 浜金谷

(上の写真はノートリミングの画角で、
下の写真は駅の部分をクローズアップしたもの。
なお、遠景のカットは写真をクリックすると
別ウィンドウで拡大表示されます)


このあたりの区間(上総湊以南)では、日中の運行本数がおおむね一時間に一本程度の内房線。私が山上に着いてからしばらくすると、上りと下りの普通列車がそれぞれの方向から浜金谷のホームに入線してきて、当駅で交換(行き違い)をします (゚∀゚)オッ!。その一連の流れはまるで、鉄道模型でも見ているかのような面白さはありますが (*'▽')モケー、背景に海まで入れたノートリミングの画角だと、風景に同化しやすいステンレス製の車両で、しかも2両という短い編成のE131系では、あまり列車が目立ちませんね σ(・∀・`)ウーン…。
でもきっと、白塗りの車体で6両編成の185系なら、おそらく遠景でも存在感を表してくれる・・・ハズ ( ̄  ̄ )ハズ。


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お、209系が来た
(よく見ないとわかんないけどw)。
(゚ー゚*)マルキュー
ちょうどタイミングよく、
出港するところの東京湾フェリーと
列車のコラボが撮れました。
▲内房線 竹岡-浜金谷
(下の写真は列車をクローズアップ)

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浜金谷を発車した209系の下り列車が
ホームを離れるところでもう一枚。
(^_[◎]oパチリ
この位置のほうがまだ、
列車の存在は目立つかな?
▲内房線 浜金谷


次にやってきた列車は・・・おや?209系だ (=゚ω゚=*)ンン!?。
先述したようにこの区間では現在、朝夕を除く日中の普通列車が基本的にワンマン仕様のE131系で運行されているはずなのですが、今日はJRが企画するハイキングツアー(駅からハイキング)が内房線の沿線各所で催されており、それのための臨時に増発された普通列車(8131M)として209系が使われたようです (゚ー゚*)マルキュー。E131系よりは長い、4両編成の209系だけど、それでもやっぱりステンレス車は遠景だと映えませんねぇ σ(・∀・`)ウーン…。
ちなみに、列車が豆粒みたいにしか写らないような、こんな場所で撮り鉄をするなんて、私一人くらいの奇特なものかと思われるかもしれませんが (´・ω`・)キトク?、実は同じような趣向(俯瞰好き)のお仲間は意外と少なくなく、私が着いた時点で先客はお二人、最終的に185系が通過するころには10人くらいが展望台に集まっています ナカマ(*・ω・)人(・ω・*)ユキエ。


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真っ青な東京湾を背景に
里山のトンネルから出てきた列車は
E257系の特急「新宿さざなみ」。
内房線の特急列車は近年、
利用者の減少に伴って
運行本数の削減や運転区間の短縮が行われ、
この海沿いを走る特急が見られるのは
基本的に土休日のみとなっています
(平日の「さざなみ」は君津止まり)。
▲内房線 竹岡-浜金谷

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鋸山観光や東京湾フェリーへの連絡など
主要駅の浜金谷には特急列車も停車します。
同駅を発車してゆく「新宿さざなみ」と、
アングルの左のほうには
入港するフェリーも写り込んでくれました。
(^_[◎]oパチリ
▲内房線 浜金谷


E131系、209系と、普通列車(臨時含む)はステンレス製の車両ばかりが続くなか、次にやってきた館山ゆきの特急列車「新宿さざなみ」は、車体が白と青、黄色の三色に塗られたE257系500番台 (゚ー゚*)ニゴナナ。
これも、すごく目立つというほどではないものの、ステンレス車よりはだいぶマシなように思います(そうであってほしいという願望がプラスされた、色眼鏡的な見方かもしれませんが (。A。)アヒャ☆)。遠景ながら列車に対する光線状態(日あたり条件)はバッチリ順光で、185系もこんな感じに写ってくれたらいいかな (・∀・)イイネ。
その「新宿さざなみ」と入れ違うように金谷へ入港したフェリーが、ふたたび岸を離れて三浦半島のほうに去ってゆくのを見送っていると、そんなタイミングでお目当ての185系がゆっくりとトンネルを抜けて姿を現しました (=゚ω゚)ノ゙ヤア。とくに狙っていたわけではないけど、惜しくもフェリーとのコラボはならずか (・∀・`)オシイ。


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イッパゴ、キタ━━━━(゚∀゚)━━━━ッ!!

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房総の港町・浜金谷に
ふらりとやってきた185系。
(=゚ω゚)ノ゙ヤア
長年「踊り子」として
伊豆を走り続けてきた当系には
やはり海景色が似合います。
▲内房線 竹岡-浜金谷

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一枚目より少し引いた画角にして、
対岸の三浦半島まで入れてみました。
(^_[◎]oパチリ
列車はさらに小っちゃくなっちゃったけど、
東京湾の壮大さは強調された気がします。
少し前に金谷を出港して久里浜へ向かっている
フェリーの“お尻”も海上に見えますね(笑)
▲内房線 浜金谷

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浜金谷には停車せず、
ゆっくりとホームを通過した
185系の「房総半島周遊号」。
白い車体の側面に施された緑色のストライプが
この遠景でもしっかりと確認できました。
▲内房線 浜金谷


鋸山俯瞰でイッパーゴが撮れました〜!ヽ(´▽`)ノワ〜イ♪
紺碧に染まる東京湾へ突き出した金谷の港町で、その一画にしっくりと収まった185系の白い車体。列車が豆粒のような遠景でも、ちゃんとその存在がわかるじゃないですか (゚∀゚*)オオッ!。車体の色に派手さはないけれど、港の風景とマッチする落ち着いた印象を覚えます +。:.(´ω`)シミジミ.:。+゚。たとえ列車の姿は小さくとも、東京湾を広く一望した壮大さを表したかったアングル、これが快晴という絶好の条件で撮れたことは個人的に大・大満足です (*゚∀゚)=3ハァハァ!。
湊川俯瞰(上総湊)と撮影地の選択で迷った末に諦めてから4年半、ようやく鋸山からの185系という念願の一枚が得られました ヨカッタ♪(*⌒∇⌒*)ヨカッタ♪。


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内房線をさらに南下して
館山のほうへと走り去ってゆく
「房総半島周遊号」。
後ろ側(後追い)は逆光となり、
列車の姿は暗めだけど、
海面のさざ波がキラキラして
意外といい感じに写ってくれました。
(・∀・)イイネ
▲内房線 保田-浜金谷(後追い)

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浜金谷の下り方の次駅、
保田(ほた)のホームに入る185系。
ちなみに鋸山の南側に位置するこちら側、
その地名は鋸南(きょなん)町です。
▲内房線 保田


団体専用のツアー列車ではあるけれど、主要駅の浜金谷では運転停車(客扱い等をしない一時停車)があるかな?・・・なんて、私は勝手に思っていたものの、185系の「房総半島周遊号」は停車せずに、浜金谷のホームをゆっくりとした速度で通過 スル━━━( ̄、 ̄*)=3=3=3━━━ッ。あっさりと金谷の町をあとにしてゆきます。
私はその一連の様子をファインダー越しに追ったのち【◎】]ω・)パチャパチャ、今まで見ていた北側の景色とは反対の南側が望めるほうへと展望台の上で移動して ε=┌(;゚д゚)┘イソゲ!、そちら側から房総半島を南下してゆく185系の後ろ姿を見送りました バイチャ!( ゚д゚)ノシ。

これで鋸山で狙った、185系の撮影は終了です (´w`*)ドツカレサン。


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南側の展望台に仲良く並んで、
日向ぼっこをしていた二匹のニャンコさん。
きょうだいでしょうか?
「こんなとこで撮り鉄だなんて、物好きだにゃぁ」
などと、思われているかも(笑)
(=^・ェ・^= )ニャァ

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撮影後の一服にいただいたのは、
山上の売店で買った
鋸山名物(?)の「地獄アイス」。
なんともインパクトのある黒いアイスは
食用の竹炭で着色したもので、
味はふつうのバニラ味だけど
食べたあとはお口のなかが真っ黒になります。
( ̄▼ ̄;)マックロ…
ちなみに観光客でにぎわっていたので
今回の私は行きませんでしたが、
山上の名所で断崖絶壁を真下に望めるという
“地獄のぞき”が地獄アイスの由来。

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往復きっぷを買ってあるので、
帰りもロープウェイにのって下山します。
これは山頂の展望台から見たロープウェイですが、
“地獄のぞき”でなくとも、
この高さの眺めはけっこうスリルありますね。
((((;゚∀゚))))ブルルッ


185系の「房総半島周遊号」はその列車名のとおり、内房線と外房線を経由して房総半島を一周し、さらに東金線、総武本線、成田線へと進んでゆきます ...(((o*・ω・)o。そのため効率よく移動すれば、この先のほかの路線でも同列車を何度か撮ることが可能で(クルマ移動なら外房線に間に合うだろうし、列車利用でも総武本線や成田線には余裕で先回りできそう)、鋸山で一緒に撮影されていた同業者の方々も、185系の通過後は次の撮影ポイントを目指すべく早々に撤収されていきました ε=┌(;゚д゚)┘イソゲ!。
でも私はというと、もうこの鋸山の山頂で撮れた写真がじゅうぶんに満足できるものだったし (´ー`)マンゾク、それにせっかく港町の浜金谷まで来たのなら美味しい魚料理のひとつでも食べたいところ (゚-、゚)ジュル。なので、私はもう185系を追いかける(先回りする)ことはせず、下山後に当地でのんびりと昼食をとって行くこととしました (σ´∀`)σイイネ。そしてちょっと距離はあるけれど、いちおう“同じ千葉県内”の柏(かしわ)にある両親の住む実家へ、帰りに寄って行こうと思います。ここしばらくはコロナの影響で帰省できていなかったしね σ(゚・゚*)ンー…。

鋸山山頂1210-(鋸山ロープウェー)-鋸山山麓1215


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お出かけ日和となった今日、
昼時の食事処はどこも賑わっており
行列ができています。
せっかくなら私もお魚を食べていきたい・・・
(›´ω`‹ )ハラヘッタ

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30分ほど待って入店し、
そこでいただいたお昼ゴハンは
アジフライとお刺身のランチセット(+BEER)。
カンパイ♪(〃゚∇゚)ノC凵☆
この肉厚なアジフライがふわっふわで、
もう、ほかでは食べられなくなりそうなくらい、
とても美味しいやつでした。
やっぱ、港町のアジフライは違うなぁ。
(゚д゚)ウマー!


185系の「房総半島周遊号」を撮影することが目的で訪れた、内房線の鉄旅。
国鉄特急形の185系が房総半島の海沿いを走るという貴重な日が、これ以上ないくらいの絶好の快晴に恵まれて、鋸山の山頂から気持ちよく撮影を楽しむことができました (^_[◎]oパチリ。港町の風景のなかで豆粒みたいに小〜さくしか写らなかった185系、これはもう完全に自己満足でしかない世界ですが (゚∀゚)アヒャ☆、近いうちに全車が引退しかねない当系がおかれた状況を考えると、今後また内房線に入線する機会があるかどうかは微妙なところだと思われ(この4日後の11/3にも入線してるけどねw)、今日のチャンスを好条件でモノにできたのは、とてもとても大きな成果でした (-`ω´-*)ウム。

定期運用を失っても、ツアー列車などで頑張り続けるイッパーゴ(185系)(*`・ω・´)-3フンス!。次はどこの路線にふらりと(?)現れて、ファンを楽しませてくれるのでしょうか (*゚v゚*)ワクワク♪。私も無理のない範囲で少しでも、当系の記録ができればいいなと思っています。

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撮り鉄だけでなく味覚のほうも満喫し、
浜金谷をあとにします。
カエロ…((((o* ̄-)o
駅からもきれいに望める鋸山を背にして、
E131系の木更津ゆき上り普通列車が
ホームに入ってきました。
▲内房線 浜金谷

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木更津で接続した
総武快速線直通の快速列車はE217系。
もう印象が薄いかも知れませんが、
朝に袖ヶ浦で撮ったE217系も
本日のいい収穫でした。
▲内房線 木更津

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そして船橋で東武アーバンパークライン
(東武
野田線ね)に乗り換えて

ノリカエ…((((o* ̄-)o

実家のある柏へと向かいました。
柏ゆきの普通列車は
当線オリジナル形式の60000系。
▲東武野田線 船橋


浜金谷1413-(内房3136M)-木更津1514~1546-(総武快速1574F)-船橋1648~1655-(東武野田線)-柏1726