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ひたちなか海浜鉄道・・・キハ205 撮影記 [鉄道写真撮影記]

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2021.12.18 ひたちなか海浜鉄道
茨城の鉄旅は“国鉄色”三昧!?
キハ205 撮影
 
 
私は“師”と呼ばれるような徳の高い人間ではありませんが、それでも“師走”となればそれなりにバタバタしており アセアセヾ(*д*ヾ三ノ*д*)ノアセアセ、このところ拙ブログの記事も近場で撮影した短編の「ONE-shot」が続いています 人( ̄ω ̄;)スマヌ。
そんななか先週末の土曜日(12/18)には、どうにか一日じゅう“撮り鉄”や“乗り鉄”に費やせるような時間が作れて (゚∀゚)オッ!、すでに買ってあった今シーズンの「青春18きっぷ」(春、夏、冬の一定期間にJR全線の普通列車が一日乗り放題となる、おトクなきっぷ)に、ようやく一回目の日付印(入鋏印)を自宅最寄り駅の改札で推してもらいました (*・∀・)つ[18] 。
考えてみると、コロナによる“緊急事態宣言”が東京で長く続いていた今年は、春も夏も「18きっぷ」を利用しておらず、私にとっては久しぶりの「18旅」です (´ー`)シミジミ。今回は一日だけの“日帰り”ですが、はたしてどの路線に乗って、何を撮りに行くのでしょうか σ(゚・゚*)ンー…。


12月18日(土)


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上野から乗る常磐線は
取手ゆきの快速電車。
直流型車両のE231系です。
(゚ー゚*)ミドリ
▲東北本線 上野

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快速電車を途中の我孫子で降りて
当駅始発の高萩ゆき普通列車に乗り継ぎ。
取手以北に進む中距離電車は
交直両用型のE531系が使われています。
(゚ー゚*)アオ
▲常磐線 我孫子


まだ日の出前の早朝5時半に、私は都内の上野から常磐線の快速電車に乗って出発し (/*´∀`)o レッツラゴー♪、途中の我孫子(あびこ)で水戸方面へ向かう高萩(たかはぎ)ゆきの普通列車に乗り継いで、茨城県を北上します ...(((o*・ω・)o。
出発時間が早かったのは、最初の目的としている“とある臨時列車”の撮影ポイントへ、通過前に余裕を持って間に合わせるためでした。


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予報によると今日は“晴れ”の茨城県。
常磐線の車窓からは筑波山もきれいに望めます。
(´▽`*)イイテンキ♪
▲常磐線 神立-高浜(車窓から)


ところが、そこへ向かっている移動中にスマホでSNS上の“鉄ネタ”を適当にチェックしていると []o(・_・*)ネタ、件の“とある臨時列車”とはまた別に、“ちょっと気になる列車”の目撃情報が上がっており (=゚ω゚=*)ンン!?、しかもその列車はなんと、私がいま乗っている常磐線(323M)のすぐあとを追うようにやってくるらしい エッ!(゚Д゚≡゚∀゚)マジ!?。これはできれば、どこかでサクッと回収(撮影)したいものです ( ̄▽ ̄)サクッ。
それを撮るとすると、当初の目的の臨時列車にかける余裕は削られるけど、それでもどうにかギリギリ間に合うハズ σ(゚・゚*)ンー…。得てして「二兎を追うものは・・・」になりがちな展開ですが (´・ω`・)エッ?、私は乗っていた列車を急きょ、途中の内原(うちはら)で降りました ε=┌(;゚д゚)┘オリル!。


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高萩ゆきの列車を
水戸の二駅手前に位置する
内原で下車。
▲常磐線 内原


上野0531-(常磐551H)-我孫子0603~0626-(323M)-内原0733

内原には常磐線の列車をきれいに撮れる良好な撮影ポイントが点在しており、私もちょくちょくそこへ撮影に訪れるのですが (・∀・)イイネ、目撃情報で知った列車がこの内原に来るのは、今からわずか5分後 ( ̄△ ̄;)エッ…。それではとても撮影ポイントまで歩いて行ける時間はありません (ヾノ・∀・`)ムリムリ。ここは駅での撮影に妥協し、ホームの先端付近(もちろん黄色い線の内側)で望遠レンズを装着したカメラを構えます シャキーン( >_o)r┬=≡]。
すると、ホームから望む直線上にすぐ現れたのは・・・(゚∀゚)オッ!


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朝日に照らされて
直線を進みゆく小豆色の電車。
何となくどこか懐かしさを感じる(?)
シブいカラーリングです。
▲常磐線 内原


赤電、キタ━━━━(゚∀゚)━━━━ッ!!
私が乗ってきた常磐線の普通列車と同じ形式のE531系でありながら(写真の左にチラッと写り込んでいるのが、ノーマルなE531系ね)、見た目の印象が大きく異なる、ピンク色?アズキ色?のベースにクリーム色の帯が巻かれた電車 (=゚ω゚=*)ンン!?。
実はこれ、おもに常磐線と水戸線で使われる車両が所属する、「勝田車両センター(旧・勝田電車区)」の操業60周年を記念し、先月(11月)から走り始めたラッピング電車で、通称・「赤電」(゚ー゚*)アカデソ。
なるほろ、60周年だから“還暦”で“赤電”か (o ̄∇ ̄o)チャンチャンコ?・・・というワケではなく、この色はかつて国鉄時代に常磐線や水戸線の普通列車で運行していた、401系や403系のカラーリングをイメージしたデザイン(復刻色)なのです ( ̄。 ̄)ヘー。


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赤い色が標準色だったことから、
通称・“赤電”と呼ばれていた
国鉄時代の交直両用近郊型電車。
ちなみにこれは東北本線の417系。
(゚ー゚*)アカデソ
常磐線の401系や403系、411系などは
1985年の“つくば万博”を機にリニューアルされ
全車が白地に青帯へと塗り替えられたことで
赤電は姿を消しましたが、
仙台地区で使われていた417系は
JRになる直前くらいまで赤電のままでした。
▲86.4 東北本線 仙台

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赤電は国鉄時代の九州でも見られた標準色で、
この赤電は2000年のミレニアム記念に
鹿児島本線などを走る南福岡電車区の415系で
一時的に復刻されたもの。
福岡へ出張した時にたまたま乗ることができて、
その姿に懐かしさを感じました。
(ノ∀`)ナツカシス。
▲05.5 鹿児島本線 スペースワールド


成人になるまで常磐線の沿線に住んでいたことから、当線に縁も馴染みも深い私にとって、国鉄時代の赤電はたしかに懐かしさを感じる思い出の車両であり (ノ∀`)ナツカシス、それを復刻した記念ラッピングはぜひ一度、お目にかかりたいと思っていました (・∀・)ミタイ。
ただ、当時(1960年代〜80年代)の401系と現行のE531系では、あまりにも車両の形態が違いすぎて(そりゃそうだ (´∀`;))、当時の赤電にイメージを重ねるというよりか、むしろこれはこれで別物の新鮮な印象を受けます σ(゚・゚*)ンー…。アズキ色のE531系は401系のような野暮ったさがなく、なかなかカッコいいじゃないですか。゜+.(o´∀`o)カコイイ!゜+.゜。


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吾国愛宕の山々を背にして
内原に到着する赤電ラッピングのK451編成。
本来はこのあたりまで引き付けるのが
編成写真的にはベストなのですが、
建物の影が車体にかかってマンダーラに・・・。
(´д`;)マンダーラ…
▲常磐線 内原


赤電ラッピングが施されたE531系のK451編成は、常磐線(おもに友部〜原ノ町)と水戸線(小山〜友部)で共通に使われる5両編成(ワンマン対応の付属編成)で、私が内原で捕らえることができたこの下り列車は、当駅の一つ手前に位置する友部(ともべ)を介して、水戸線から常磐線に直通してきたものでした(小山始発の勝田ゆき725M)(゚ー゚*)ミトセソ。
冬の朝はまだ太陽が低く、駅のまわりに建物が多いホームでの撮影は、車体への影落ちが思ったよりもひどい状態でしたが (´д`;)マンダーラ…、SNSの情報を目にして急きょ途中下車し、そのわずか5分後に来た列車だったことを考えれば アセアセヾ(*д*ヾ三ノ*д*)ノアセアセ、赤電の特徴が表れたお顔(車体前面)に日が当たっただけでも、まあヨシとしますか (+`゚∀´)=b OK牧場!。

さ、ふたたび下り列車に乗って、本来の目的の臨時列車を撮りに向かおう ...(((o*・ω・)o。


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内原のホームに入ってきた
水戸ゆき下り普通列車は
もちろんノーマルなE531系。
▲常磐線 内原

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水戸でいわき行きの普通列車に乗り継ぎます。
E501系を見るのは久しぶりな感じ。
ノリカエ…((((o* ̄-)o
▲常磐線 水戸

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水戸駅の発車案内に表示されていた
「冬をまるごと仙台松島号」。
ここで見る「小牛田」の行先も珍しい。
(゚ー゚*)コゴタ


内原から乗った列車が終着した水戸で、さらに常磐線の先のほうへと進むいわき行き普通列車に乗り換える際 ノリカエ…((((o* ̄-)o、コンコースで目に留まった発車案内には、「冬をまるごと仙台松島号」という、いかにも臨時列車っぽい列車名が表示されています (゚∀゚)オッ!。
ここ水戸から常磐線を北上して東北本線に直通し、仙台、松島を経て、最終的に宮城県北部の小牛田(こごた)まで行くという、経路も行き先もちょっと珍しい臨時の特急列車 (゚ー゚*)コゴタ。そう、この「冬をまるごと仙台松島号」こそ、私が撮りたい“とある臨時列車”の正体です (-`ω´-*)ウム。
それよりも前に先行する普通列車に水戸から乗って、次に私が下車したのは東海(とうかい)。


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東海駅のある茨城県那珂郡東海村は
太平洋岸に原子力発電所(東海原発)があり、
日本で初めて原子力の火が灯った地として
知られています。
(・o・*)ホホゥ
▲常磐線 東海


内原0848-(常磐325M)-水戸0800~0818-(537M)-東海0833


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私がやってきたのは、
駅のすぐ南側に架かる跨線橋。
駅近のお手軽撮影地です。


「冬をまるごと仙台松島号」を撮るため、事前にいくつかの撮影地(東海のほかにも)を候補に考えてきたのですが σ(゚・゚*)ンー…、先ほど内原で赤電を撮るという“寄り道”をしたことで、あまり時間に余裕がなくなったため、候補のなかでいちばん駅から近い場所として選んだのは、東海の駅から歩いて10分、少し急ぎ目の小走りなら5分ほどでたどり着ける、駅の南側の跨線橋 (・ω・)トーチャコ。お一人だけいらした先客の方に挨拶をして、私も手早くカメラをセッティングします  シャキーン( >_o)r┬=≡]。
お目当ての「冬をまるごと仙台松島号」には間に合いましたが、その前にアングルの確認をする試し撮りができるような列車は無く、次にやってくる列車がぶっつけ本番 (`・v・´;)ドキドキ。


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国鉄特急色、キタ━━━━(゚∀゚)━━━━ッ!!

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冬木立をかすめて常磐路を北上する
特急「冬をまるごと仙台松島号」。
国鉄特急色風のE653系には、
かつて東北本線や常磐線で数多く走っていた
“東北特急”の幻影が重なります。
▲常磐線 佐和-東海


国鉄色(?)のロクゴーサンが撮れました〜!ヽ(´▽`*)ノワ〜イ♪
臨時特急「冬をまるごと仙台松島号」としてやってきたのは、国鉄型でなくJR型の車両でありながら、クリーム地に赤帯という“国鉄特急色”の復刻を思わせる装い(国鉄特急色風)を纏った、E653系のK70編成(勝田車)(゚∀゚*)オオッ!。
純粋な国鉄特急型ではありませんが、やはりこの馴染みのあるカラーリングの列車を見れば、自ずと高揚感が湧きあがります (*゚∀゚)=3ハァハァ!。とくに常磐線を颯爽と走りゆく姿はまるで、485系時代の特急「ひたち」を彷彿とさせるエモさじゃないですか (≧∀≦)エモイッ!。
北のほうへ向かう列車のため、光線状態はあまりよくないけど、丸みを帯びたE653系の顔は左半面にわずかながら日が当たり、いい表情に写ってくれました 。゜+.(o´∀`o)カコイイ!゜+.゜。じゅうぶん満足のいく成果です (*⌒∇⌒*)ヨカッタ♪。

これで「冬をまるごと仙台松島号」を撮ると言う目的は果たしましたが、跨線橋の階段を東側へ下りたあたりに移動して、ついでにもう一本だけ普通列車を待ってみようと思います σ(゚・゚*)ンー…。なんでわざわざ場所を変えて、普通列車なんかを撮るのかというと・・・「冬をまるごと仙台松島号」の通過から10分後、次の下り普通列車はまたしてもこの編成でした (*゚ロ゚)ハッ!。


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普通列車運用で常磐線を下る“赤電”。
その行き先はひょっとして
「平(たいら)」でしょうか(笑)
(平は、現・いわきの改称前の駅名で、
401系の赤電が現役の頃はこの旧駅名でした)
( ̄▽ ̄)タイラ…
▲常磐線 佐和-東海


赤電、ふたたび (=゚ω゚)ノ゙ヤア。
485系の「ひたち」を先行させた401系の普通列車のごとく、国鉄特急色風E653系の続行でやってきた高萩ゆきの普通列車(539M)は、さきほど内原の駅でも撮影した、“赤電ラッピング”のE531系(K451編成)ではありませんか w( ̄▽ ̄;)wワオッ!。
実は東海へ列車で移動しているときに、本日の赤電の運用をちょいと検索してみたところ []o(・_・*)ドレドレ、内原で撮った勝田ゆき(725M)はその後、水戸へ回送(回2536M)されたのちに高萩ゆき(539M)となり、「冬をまるごと仙台松島号」のすぐあとに常磐線を下ってくることが判明 (゚∀゚)オッ!。そこで私は同地で少し待ってみたのです (´ω`)ナルヘソ。
“国鉄特急色風のE653系”の続行で“赤電風のE531系”、はたしてこの二本の“復刻色”が絡んだ運用は偶然なのか?ひょっとして狙って組まれたものなのかな? (゚∀゚)アヒャ☆


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“赤電”を撮ったのはこんな場所。
先ほどの跨線橋を下りたあたりで、
柵の低いところから編成写真が狙えます。
(・∀・)イイネ


ちなみに跨線橋の上から下へ撮影場所を移動したのは、絵的な変化を求める意図のほか、車体に丸みのあるE653系と違って平面のE531系ではお顔(正面)に日の光がまわらないと思ったため σ(゚・゚*)ンー…、跨線橋上から正面気味に撮るよりも、車体側面の割合が増す角度(だいたい7:3)の跨線橋下から狙ってみました (^_[◎]oパチリ 。
でもやっぱりこの“赤電”は、正面の顔に日が当たらないと面白味が半減しちゃいますね σ(・∀・`)ウーン…。また遭遇する機会があればあらためて、順光で撮り直したい被写体です (-`ω´-*)ウム。

これにて常磐線での撮影は終了 (´w`*)ドツカレサン。続いて次の目的地・・・というか、ここから近いところにある、別の路線へ転戦します ...(((o*・ω・)o。


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東海から乗る水戸ゆき上り普通列車は
来たときと同じ車両のE501系。
かつては上野まで顔を出していた当系ですが、
現在はおもに水戸といわきの間で使われています
(朝晩の一往復のみ土浦まで運用)。
▲常磐線 東海

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勝田で常磐線から
ひたちなか海浜鉄道の湊線に乗り換え。
その接続時間はたったの1分!
きっぷも買わなきゃ!!
ε=┌(;゚д゚)┘イソゲ!
▲ひたちなか海浜鉄道湊線 勝田


東海から水戸ゆきの上り普通列車に乗って二駅、次に降りたのは水戸のひとつ手前の勝田(かつた)。当駅は常磐線のほかに、第三セクター鉄道の「ひたちなか海浜鉄道・湊(みなと)線」が発着しており、私はそちらに乗り換えます ε=┌(;゚д゚)┘ノリカエ!。
接続時間はわずか1分しかないけど、到着した常磐線の上り(2番線)と発車する湊線(1番線)は同じホームの反対側なので、連絡改札できっぷを買っても、難なく間に合いました(三セクの湊線は18きっぷで乗れない)ε-(´o`;A フゥ…。私のほかにも同様に数名の乗り継ぎ客がいましたが、湊線の阿字ヶ浦(あじがうら)ゆき下り列車は遅れることなく定刻に勝田を発車 (/*´∀`)o レッツラゴー♪。

そう、私が次に“撮り鉄”をする路線は、この湊線です (・∀・)イイネ。


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久しぶりに訪れた湊線
(*´∀`)ノ゙オヒサ。
当線の名物と言えば、
各駅にちなんだものが文字絵になっている
楽しいデザインの駅名標で、
駅が自衛隊の駐屯地に近い金上(かねあげ)は
桜と特殊車両(戦車)がモチーフです。
( ̄。 ̄)ヘー
(たしか以前は“金”の字が戦闘機だったけど、
いまは桜の木へ変更になったのね・・・
陸上自衛隊だからかな? σ(゚・゚*)ンー…)
▲ひたちなか海浜鉄道湊線 金上
(車窓から)


ひたちなか海浜鉄道・湊線は、常磐線と接する勝田を起点に、漁港のある港町の那珂湊(なかみなと)などを経て、海水浴場や海浜公園で有名な太平洋岸の阿字ヶ浦までを結ぶ、14.3キロの非電化ローカル線。かつての湊線は、“茨城交通”という民間会社が運営する地方私鉄の路線でしたが、それを2008年に引き継いだ現在の“ひたちなか海浜鉄道”は、ひたちなか市(茨城県)と茨城交通が共同出資する第三セクター方式の鉄道となっています (・o・*)ホホゥ』
私が湊線の列車に乗るのは、2018年の春以来となる三年半ぶりで (*´∀`)ノ゙オヒサ、『』内の路線説明はその時の拙ブログから引用(まるっとコピペ)したもの (*・ω・)つ□ペタッ。
ひたちなか海浜鉄道のディーゼルカー(気動車)には、湊線で通常運用されるキハ11形やキハ3710形などのほかに、予備車のような扱いとして元・国鉄型車両のキハ20形(国鉄、JR西日本から水島臨海鉄道を経て、ひたちなか海浜鉄道の前身である茨城交通時代に導入)が今も一両だけ在籍しており(キハ205)、三年半前の前回のときもそうでしたが、私が当線を訪れる理由はたいていそのキハ205を撮ることが目的です ε-(°ω°*)キハ!。そして本日も定期列車に併結する形の“ツアー列車”(団体列車)として、キハ205が湊線の全線を一往復だけ運行するとの情報があり (゚∀゚)オッ!、常磐線での「冬をまるごと仙台松島号」と併せて足を運んでみました(どちらかというと、キハのほうがメイン) (´ω`)ナルヘソ。

キハ11形の単行列車に揺られて勝田から10分ほど、下車したのは中根(なかね)(・ω・)トーチャコ。


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中根まで乗ってきたキハ11形。
その車体に施された“黒ウサギ”は
(今記事のタイトル写真も参照)、
地域でチェーン展開するクリーニング店の
広告ラッピングです。
( ̄  ̄*)ウサ
▲ひたちなか海浜鉄道湊線 中根

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中根はホームが一面だけの簡素な造り。
例の駅名標は近隣にある史跡の
虎塚(とらづか)古墳にちなんだ、
矛と前方後円墳がモチーフになっています。
(・o・*)ホホゥ
この古墳、一度は見学してみたいけど、
石室の公開日が限られているのと、
駅から徒歩で30分近くもの距離があるので、
なかなか訪れる機会がありません・・・。
σ(・∀・`)ウーン…
▲ひたちなか海浜鉄道湊線 中根
(駅横の開いた踏切から撮影)


東海0922-(常磐538M)-勝田0931~0932-(湊線119)-中根0941

駅のまわりがのどかな田園に囲まれている中根は、少し歩いただけのところでもいろいろな角度から列車をスッキリと撮ることができて、私が湊線を訪れる際にはほとんどこのあたりで撮影している定番地です (^_[◎]oパチリ 。
ただ、田園風景はやはり、春の水張り(代掻き)から始まって、初夏の水田、盛夏の青田、秋の稲田など、季節ごとの彩りが絵になるもので、冬となった農閑期の今は土が露出していてちょっと寒々しい σ(・∀・`)ウーン…。冬枯れの田んぼでもウマくフレーミングすれば列車をきれいに写すことはできるけど、お目当てのキハ205が来るまでにはまだ少し時間に余裕があるので、田園風景以外にも撮れそうなところを探してみることにしました ...(((o*・ω・)o。
今日は目的の列車の通過が5分後とか、10分後とか、慌ただしい撮影が続いていましたが アセアセヾ(*д*ヾ三ノ*д*)ノアセアセ、ここでは落ち着いて構図を練ることができそうです (´〜`*)ンーム。


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落ち葉が積もる林のなかの細道、
その先には小さな踏切があります。
いい絵が撮れるかな・・・?
σ(゚・゚*)ンー…

0025.jpg
列車が踏切を横切ったところで
林のなかからパチリ。
【◎】]ω・)パチャ
ためしに車両をぶらしてみたけど、
やってきたのが先ほどの
“黒ウサギ列車”だったため
もともとゴチャゴチャしたラッピングと
木の影が重なったことで、
何がなんだか分からなくなっちゃいますた。
うーん、これは失敗。
(ノO`)アチャー
▲ひたちなか海浜鉄道湊線 中根-金上


いつも定番的に撮っていた田園の農道からちょっと逸れて、林のほうに続く細道へと歩みを進めると、その先で小さな踏切に出くわしました (゚∀゚)オッ!。
この林のなかの踏切と列車を絡めたら、自然豊かなローカル線らしい雰囲気が表せるかな? σ(゚・゚*)ンー…・・・と、ためしに木々の隙間からシャッターを切ってみたものの【◎】]ω・)パチャ、意外と絵づくりが難しくてイマイチな結果に (-“-;*)シモイマイチ。見た目の印象と写真で撮るのでは違うものだと痛感しつつ、林のなかの踏切はあえなく却下です。
それよりも踏切の手前に伸びる細道のほうが、たくさんの落ち葉が積もっていて、面白い感じに撮れるかもしれない σ(゚・゚*)ンー…。次にやってきた普通列車で試し撮りをしてアングルを確認すると、なかなかいい手応えが得られたので、私はここでお目当てのキハ205を迎え撃つこととしました m9(`・ω・´)ケッテー!。
私のほかには同業者どころか、誰ひとりこの道を通ることがないまま、時間はゆっくりと穏やかに流れ、やがて目的の列車が通過するときを迎えます。


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レトロなディーゼルが走る線路脇の小径には
落ち葉の絨毯が敷き詰められていました。
秋が残した冬へのおくりもの。
▲ひたちなか海浜鉄道湊線 金上-中根
(後追い)


国鉄型キハが撮れました〜!ヽ(´▽`*)ノワ〜イ♪
林の静寂をかき消すように、重厚なエンジン音を唸らせて駆け抜けた、国鉄型ディーゼルカーのキハ205 (゚∀゚*)オオッ!。
もう少し季節が早かったら、ひょっとすると頭上を覆うような紅葉が見られたのかもしれません。でも、その葉がすべて落ちてしまった今の情景もまた、初冬らしい季節感が表れていい雰囲気ではありませんか (´ω`)シミジミ。朱色とクリームのツートンカラー(国鉄一般色)が落ち葉のブラウンにマッチして、しっくりと落ち着いた印象の一枚になったと思います (・∀・)イイネ。
既報のとおり、団体列車のキハ205は定期運用に就いていたキハ3710形(キハ3710-02)の後方(阿字ヶ浦方)に併結されており(124列車)、決して前方のキハ3710形を隠すつもりはないけど踏切と重ねることで、なるべくキハ205のほうが目立つように意識してみました (^_[◎]oパチリ。やっぱり数分でちゃちゃっと撮るのでなく、余裕を持ってアングルを考えるのは大事なことだなぁ(笑)ヒャヒャヒャ(゚∀゚≡゚∀゚)ヒャヒャヒャ


0028.jpg
続いてやってきたのはこんなところ。
田園風景が広く見渡せます。
(「゚ー゚)ドレドレ
空はだいぶ雲が増えたね・・・。


さて、湊線を上り方面に向かったキハ205の列車は、勝田で折り返して阿字ヶ浦ゆきの下り列車(125列車)となり、30分程度でふたたびこの中根に戻ってきます (・o・*)ホホゥ。先ほどは後ろだったキハ205が今度は先頭になるわけで、その堂々とした勇姿をしっかり記録したいところ (*`・ω・´)-3フンス!。
そこで、林の踏切を離れて次に私がやってきたのは、個人的に定番地としているいつもの田園地帯 ...(((o*・ω・)o。その一角にある坂の上からは、俯瞰というほどではないけど、少し高い目線で田園風景のなかに敷かれた線路が望めます (「゚ー゚)ドレドレ。「冬枯れの田園は彩りがなくて寒々しい」などと言っておきながら、けっきょくはその景色でキハを撮ることになるのでしょうか (^^;ゞポリポリ。たしかにそうなのですが、でもちょっとだけ撮り方に変化をつけてみようと思います
σ(゚・゚*)ンー…
朝に常磐線を撮っていたとき快晴だった空は、だんだんと雲が多くなってきて、今は日が差したり翳ったりを繰り返している状況 ( ̄  ̄;)クルクモル…。そんななか、大きな雲塊が太陽を隠したタイミングで、列車の接近を知らせる踏切が鳴動してしまいました。う〜ん、日差しはダメか・・・σ(・∀・`)ウーン…。


0029.jpg
キハ205がキハ3710形を引き連れて、
寒風が吹きすさぶ冬枯れの田園を
コトコトと進みゆく。
ローカル線らしいのどかなワンシーンです。
(´ー`)マターリ
▲ひたちなか海浜鉄道湊線 金上-中根

0030.jpg
列車をググッと手前まで引き付けて、
貫禄のある横顔を切り取ります。
【◎】]ω・´)パチッ!
1965年・帝国車両製のキハ205、
その力強い走りはいまだ健在!
▲ひたちなか海浜鉄道湊線 金上-中根


も一度、国鉄型キハが撮れました〜!ヽ(´▽`*)ノワ〜イ♪
荒涼とした枯れ色の田園に現れたキハ205+キハ3710形のコンビ。それをまずは編成が分かるような俯瞰気味の引き画で撮り【◎】]ω・´)パチッ!、次に列車を手前まで引き付けたところでキハ205の先頭部分をアップで流し撮り【◎】]ω・´)パチッ!。
ひと粒で二度おいしい、欲張った撮り方? (゚ー゚*)グリコ? いや、本命のカットは後者の流し撮りで、こうすることによってキハの動きや走りが強調されただけでなく、景色の寒々しさもいくらか緩和されたように思います (´ω`)ナルヘソ。ヘッドライトを灯して先頭に立つキハ205、その横顔が凛々しいっ 。゜+.(o´∀`o)カコイイ!゜+.゜。
前半(上り)に撮った枯れ葉の小径と、後半(下り)の田園で撮った引き画と流し撮り。上下一本ずつ一往復のみ運転されたキハ205でしたが、絵にバリエーションのある写真が残せて満足のいく撮影となりました ヨカッタ♪(*⌒∇⌒*)ヨカッタ♪。

これで湊線の撮影は終了です (´w`*)ドツカレサン。
ちなみに、いま撮影していた場所から中根の駅までは、だいたい歩いて15分くらい σ(゚・゚*)ンー…。12分後に次の勝田ゆき上り列車が来るので、急げばそれに間に合うかもしれませんが、今日は朝からなんだか慌ただしかったので、もうのんびりと歩いて行って次の列車(約一時間後)に乗ることとしました ...(((o*・ω・)o。


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乗るのを見送った上り列車を
遊び半分で撮影。
(^_[◎]oパチリ
低速シャッターで流すことによって、
枯れ田が金色の野になりました。
走ってゆくのは“黒ウサギ列車”。
( ̄  ̄*)ウサ
▲ひたちなか海浜鉄道湊線 中根-金上

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ホームの待合室でのんびりと過ごして、
次に来た勝田ゆき上り列車は
キハ205を切り離してきたキハ3710形。
当車には重機メーカー(コマツ)の
広告ラッピングが施されています。
▲ひたちなか海浜鉄道湊線 中根


「青春18きっぷ」+α(湊線の運賃)で巡った、常磐線とひたちなか海浜鉄道・湊線の“撮り鉄旅” (^_[◎]oパチリ。
同日に運転が設定された「冬をまるごと仙台松島号」と湊線のキハ205を併せて撮ろうと計画を立てている時は、とくに意識しなかったのですが σ(゚・゚*)ンー…、そこへさらに“赤電”を復刻したE531系がたまたま加わったことにより、国鉄特急色風のE653系、赤電風のE531系、そして国鉄一般色のキハ205と、気がつけば三つの国鉄色(?)が近い範囲で効率よく撮れたという、図らずも面白い展開となりました (゚∀゚)アヒャ☆。なんでも巷では「昭和・平成レトロ」がちょっとしたブームなのだそうで、鉄道界でもその波が感じられたような気がします(笑)


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湊線の起点である勝田の駅名標には
湊線の車両(キハ3710形かな?)と
ひたちなか海浜鉄道のロゴマーク
デザインされています。
また、“勝つ”の字が入った当駅は、
勝負事に縁起がいい駅としても有名。
(゚ー゚*)カッタ
▲ひたちなか海浜鉄道湊線 勝田


中根1224-(湊線128)-勝田1233

キハ205の撮影をし終えて、中根から勝田へと戻ってきたところで、時刻はお昼すぎの12時半
(›´ω`‹ )ハラヘッタ。ここまでの撮影成果でもじゅうぶんな収穫が得られたけど、せっかく「18きっぷ」を手にしているのですから、まだお家に帰るには早い時間ですね σ(゚・゚*)ンー…。
そこで、このあとさらに“撮り鉄旅”は続くのですが、その様子はまた次回へまわしたいと思います。もしかしたら、いや、たぶん、続きをお届けできるのは、年が明けて落ち着いた頃になっちゃうかな・・・(゚ー゚*)アケオメ?。


年またぎで(?)、次回へ続きます・・・。
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