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京葉線・・・185系「首都圏ぐるり旅」撮影記 [鉄道写真撮影記]

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2022.04.30 京葉線
185系、“ベイシティライン”をゆく!
「首都圏ぐるり旅」ツアー列車 撮影
 
 
昨年(2021年)の3月をもって東海道線の特急「踊り子」から退いた、国鉄特急型の185系 (゚ー゚*)イッパゴ。日常的に見られる定期運用は無くなったものの、かろうじて生き残っている波動用の編成が今も、団体列車(おもにファン向けの“ツアー列車”)などで活躍を続けており、むしろそれによって最近の当系は、過去に入線実績の少なかった路線を走る機会が増えたように感じます σ(゚・゚*)ンー…。

今回ご紹介する「首都圏ぐるり旅(国鉄特急型電車185系で満喫 首都圏ぐるり旅 新宿発品川行き)」と銘打ったツアー列車も (゚ー゚*)グルリ、貨物線(旅客列車が走らない貨物専用の路線)や短絡線(路線と路線をショートカットでつなぐ連絡線)などを経由する、かなりマニアックなルートが設定され(下記の経路図を参照)(*・`o´・*)ホ─、ツアーに参加される乗客の方たち(乗り鉄)はもちろん、沿線で撮影する者(撮り鉄)にとっても、これは興味が惹かれる面白そうな企画の列車ではありませんか (*゚∀゚)=3ハァハァ!。
事前に公表されていた運転ルートをチェックし φ(゚ー゚*)フムフム、国鉄特急型好きの私も当列車の撮影へ赴いてみることとしました ε=┌(*゚д゚)┘イクゼ!。


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企画した旅行会社のHPに掲載されていた
185系による「首都圏ぐるり旅」のルート。
新宿を始発駅に山手貨物線~田端操車場~
常磐線~金町~新金貨物線~新小岩操車場~
千葉~誉田~蘇我~西船橋~府中本町~
武蔵野貨物線~新鶴見信号場~鶴見~
東海道貨物線~熱海~東海道貨物線を経由して、
品川が終着駅となっています。
(・o・*)ホホゥ



4月30日(土)

大型連休のゴールデンウイーク(GW)に入って二日目 。
GW前半の関東地方は日によって、晴れたり、雨が降ったりと、不安定な天候だったものの (゚ペ)ウーン…、「首都圏ぐるり旅」のツアー列車が運行される今日は、きのう一日じゅう降り続いていた雨が上がり、朝から青空の広がる晴天となりました (゚∀゚)オッ!。
今回のツアー列車を撮るにあたって、とりあえず私は天候状況を踏まえた、“晴れパターン”と“曇り(雨)パターン”の撮影ポイントを事前に考えていましたが、どうやら“晴れパターン”のほうで行けそうです (o ̄∇ ̄o)ハレ。複雑な経路を走る列車なので、順光となる撮影場所の見極めがちょっと難しいけど、個人的にはやっぱり晴れてくれたほうが嬉しい (-`ω´-*)ウム。


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東京の豊島区に所在する駒込。
当駅は山手線と
東京メトロの南北線が発着します。
ちなみに駒込は
ソメイヨシノ発祥の地とされており、
駅の発車メロディは「さくらさくら」。
θ( ̄0 ̄*)サ~ク~ラ~、サ~ク~ラ~♪
▲山手線 駒込


185系の「首都圏ぐるり旅」は新宿を始発駅として、まずは山手貨物線を田端(操)方面へ向かいます (・o・*)ホホゥ。それを撮るために私が山手線でやってきたのは、当線の北部エリア(豊島区)に位置する駒込(こまごめ)。
渋谷や原宿、新宿、池袋、上野、秋葉原など、都内の繁華街をつなぐように一周する山手線の駅のなかでは、ちょっと影が薄くて(?)マイナーな印象の駒込ですが ( ̄▽ ̄;)マイナー…、当駅には他の駅に負けない(?)、“今の時期ならではの名物”があります。
それは駅の構内や周囲に植栽されたツツジ(躑躅)(゚∀゚*)オオッ!。


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駒込駅のまわりに植えられている
たくさんのツツジ。
今シーズンもきれいに咲きました♪
(o ̄∇ ̄o)ツツジ
▲山手線 駒込


晩春から初夏にかけて花を咲かせるツツジは、今がちょうど見ごろの時期を迎えており、ここ駒込でも鮮やかなピンク色のツツジがきれいに咲き誇っています (´▽`*)キレイ♪。駅のホームや電車の車内からもよく見えるので、利用者の目を楽しませていることでしょう (・∀・)イイネ。
私もツツジが咲く時期に駒込を通って目にするたび、いつかこの見事なツツジを“何か(のレアな列車)”と組みあわせて撮ってみたいな・・・と、かねてから意識していたのですが σ(゚・゚*)ンー…、今回はここを185系が通過するのですから、それは絶好の機会じゃありませんか ъ(゚Д゚)ナイス。
山手貨物線を走る列車は、駅のホームからもいい感じにツツジと絡めて撮れそうだけど、運転本数の多い山手線の電車にカブられるリスクを避けるため ( ̄  ̄;)カブリ…、私は駅を出て山手線とは反対のサイドから狙ってみようと思います コッチ…((((o* ̄-)o。


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ホームとは反対側から
線路脇に咲くツツジの花と
山手線の内回り電車を絡めてパチリ。
(^_[◎]oパチリ
自然の彩りが乏しい都心の山手線において
わずかに感じられる季節の風物です。
(´ー`)マターリ
▲山手線 駒込(後追い)


駅の東側で山手線の線路に並行する道路(一般道)、ここには当然のことながら私の背丈よりも高い柵が設置されていますが、私はそれをクリアするため、今回は踏み台となる脚立を持参してきました (´ω`)ナルヘソ。それでもギリギリの高さだったけど、カメラのファインダーを覗かずに腕を伸ばして、背面液晶でアングルを確認しながら撮影する“ライブビューモード”ならどうにかなりそう ( ̄  ̄*)ライブビュー。
ためしに山手線のE235系を撮ってみると、陽あたり良好(順光)で列車もツツジもなかなかいい感じです (・∀・)イイネ。


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品種によって赤や白、黄色などもある
ツツジの花ですが、
この駒込駅のツツジはすべて
ピンク色(赤紫?)に統一されているようです。
これぞまさしく“躑躅色”。


ところで、「首都圏ぐるり旅」のツアー列車が走行する“山手貨物線”は、一般的にあまり聞き覚えがないかも知れませんが (・・?)ハテ?、現在ではおもに「湘南新宿ライン」や「埼京線」の通称で呼ばれているもので、大崎付近から駒込付近まで山手線の複々線として並行する線路です ( ̄、 ̄*)ナルヘソ。かつては定期の旅客列車が設定されておらず、文字通りの貨物線だったけど、今ではすっかり旅客路線として定着しましたね(なお、当線には現在でも一日に数本の貨物列車が運行されている)。
そんな山手貨物線の沿線で待ち構えていると程なくして、古い国鉄型の車両らしい重厚なモーター音を響かせ、ツツジ越しに185系の白い顔が見えてきました (゚∀゚)オッ!。


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こんもりと群れ咲く躑躅の花をかすめて、
「団体」表示の185系が山手貨物線を走りゆく。
はやくも夏っぽさを感じるような眩しい日差しが
ピンクと白のコントラストを際立たせます。
▲山手線 駒込


ツツジとイッパゴのコラボが撮れました〜!ヽ(´▽`*)ノワ〜イ♪
列車の傍らにちょろっと添える程度の存在でなく、画を盛り上げてくれるくらいボリュームのあるツツジは圧巻のひと言 w(*゚o゚*)wオオー!。そしてこれが都心の駅でみられるというのも、少し意外性のある趣を覚えます (´ω`)シミジミ。
先日に写真をご紹介した「トワイライト(夕暮れ)なカシオペア」は、日没と列車の通過時刻がいいタイミングでしたが、今回のこれもまた、ツツジが満開になった時期とここを通る185系の運転日というタイミングが、ウマく合ってくれました (o ̄∇ ̄o)ラキー♪。いつか“何か”と組み合わせてみたいと思っていた駒込のツツジ。それが185系で叶えられて、国鉄型好きの私としては大満足です ヨカッタ♪(*⌒∇⌒*)ヨカッタ♪。


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振り返って、後ろもパチリ。
(^_[◎]oパチリ
ここを走る185系は数年前まで
新宿発着の特急「あかぎ(スワローあかぎ)」などで
定期的に見ることができましたが、
そのときは駒込のツツジと絡めようなんて
思いつかなかったよなぁ・・・。
▲山手線 駒込(後追い)


駒込を通過してゆく185系の後ろ姿を見送り、ここでの撮影は終了です (´w`*)ドツカレサン。
ちなみに185系が通過したとき、駒込のホームには山手線の内回り電車が停車しており(裏カブりしてるw)、もしもホーム側から撮っていたとしたら、完全にカブられていたところでした ( ̄▽ ̄;)アブネ。これもまたタイミングよね・・・。


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駒込のホームに入ってきた
山手線の外回り電車。
ホームからはこんな感じで
ツツジが見られます。
▲山手線 駒込


さて、「首都圏ぐるり旅」というツアー名のとおり、首都圏の各線を大回りするような行程が組まれている、185系のツアー列車 (゚ー゚*)グルリ。
既出の経路図を参照していただくと分かりやすいですが、いま山手貨物線を通過した当列車はこのあと、田端の操車場から短絡線(田端操車場〜三河島)を経て常磐線に入り、金町(かなまち)でスイッチバックする形で新金貨物線を走破、さらに新小岩(しんこいわ)の操車場から総武本線(総武快速線)を通って千葉方面へ向かうこととなっています (・o・*)ホホゥ。
いくつもの路線を経由する複雑な運行経路であるため、そのぶん所要時間もゆったりとしたダイヤが組まれており(操車場で30分くらい停まるとか)、場所によっては今の私がこれから先回りをすることも可能 ε=┌(*゚д゚)┘サキマワリ。
そして経路図をみると、ふだんは旅客列車が運行されていない貨物線の新金線(正式には総武本線の支線ですが、新小岩操車場〜金町をむすぶことから、通称・新金線(しんきんせん)と呼ばれています)を通過するのが当ツアーのひとつの目玉となっていて、撮影する側としても当線の沿線で撮るのは面白そうなのですが ( ̄  ̄*)シンキンセン、スッキリと晴れ渡った今の青空を見上げていたら、私には新金線よりもほかに撮りたい場所が浮かんでいました σ(゚・゚*)ンー…。新金線はまた、185系でなく別の機会に撮影へ訪れることとし、今回はさらに先の運行区間へ向かいます ...(((o*・ω・)o。
(ちなみにこの日、新金線の中川橋梁ではSブロ鉄仲間の「gardenwalkerさん」が件の185系を撮影されていたそうで、もし私も新金線へ行っていたらお会いできたかも?)


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東京駅の地下ホームから乗るのは、
京葉線の上総一ノ宮ゆき快速列車。
赤い帯のE233系です。
▲京葉線 東京


駒込から山手線の外回り電車で東京に向かい、そこで乗り換えたのは、新小岩や千葉を通る総武快速線ではなく、それよりも湾岸のほうを走る京葉線(けいようせん)。東京ディズニーリゾートや幕張新都心(幕張メッセやマリンスタジアム)の最寄駅を通ることで知られる路線です  ( ̄  ̄*)ケーヨーセン。
いまはGW中ということもあって、席に座れないくらいの混雑を覚悟していましたが、私が乗った列車はさほどではなく (゚ー゚?)オヨ?、ひょっとしたらディズニーはコロナ対策で、入場の人数を制限しているのかもしれませんね。知らんけど (´σД`)フーン。
東京から快速列車で40分、私が下車したのは千葉みなと (・ω・)トーチャコ。


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京葉線の終点、蘇我のひとつ手前に位置する
千葉市中央区の千葉みなと。
京葉線のほかに千葉都市モノレールも発着します。
ちなみに京葉線が初開業した当時(1986年)は
当駅が終着駅(西船橋〜千葉港)でした。
▲京葉線 千葉みなと


駒込0922-(山手803G)-東京0940~1002-(京葉1031A)-千葉みなと1041

千葉みなとはその駅名のとおり、千葉の港湾地区に近いところに位置しますが チバ(゚ー゚*)ミナト、メインストリートの海岸通りには県立美術館や広い公園があり、さらにはきれいなマンションやホテル、結婚式場なども建ち並ぶ、落ち着いた雰囲気を感じます (´ー`)マターリ。
そんな街なみを眺めつつ、駅から西のほうへ歩き進むと ...(((o*・ω・)o、やがて道の先に、空へ向かってひょーっと高く伸びる、ガラス張りで鏡面の塔のような建造物が見えてきました (=゚ω゚=*)ンン!?。これは千葉みなとのシンボル的なランドマークで、高さ125メートルの展望施設「千葉ポートタワー」です。


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千葉ポートパークに建つ「千葉ポートタワー」
ガラス張りの外見は高層ビルのようにも見えますが、
中間層はほぼ“がらんどう”(空洞)で、
階数的には4階しかない展望施設です
(高さ的には30階相当)。
んー、けっこう空に雲が湧いてきたね・・・。


このポートタワーの上階(4階)にある展望室が私の目的地で、海岸に建つ当施設からは東京湾や千葉の市街地が一望できるのはもちろん、“撮り鉄”としての視点で見ると、京葉線を眼下に眺めることができる絶好の“俯瞰ポイント”です (゚∀゚*)オオッ!。
件の「首都圏ぐるり旅」は、新小岩操車場から総武快速線と外房線を通って誉田(ほんだ)まで行ったのち、そこで折り返すと今度は蘇我(そが)から京葉線経由で西船橋方面へ向かうルートとなっています(既出の経路図を参照)。それを私はこのポートタワーから狙ってみようと思い、当地にやってきたのでした (´ω`)ナルヘソ。


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千葉県民が500万人を
突破したことを記念して
1986年(昭和61年)に完成した
「千葉ポートタワー」。
ちなみに当時の私は千葉県民でした。
( ̄  ̄*)バーチー

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さて、本日の展望状況は・・・
東京スカイツリー◎(よく見える)、
筑波山は〇(見える)、
富士山は△(あまり見えない)。
んで、京葉線は?(笑)

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展望室の入場料は420円。
エレベーターで上階へ上がります。
先述したように
中間層(1F〜2Fのあいだ)は
フロアの無いがらんどう。
( ̄ー ̄*)カラッポ

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地上115メートルの高さにある展望室。
西側を望むと東京湾の海景色が広がります。
w(*゚o゚*)wオオー!
なお、“△”が付いていた富士山ですが、
私の目では見えませんですた・・・。
(≡”≡*)ミエナイ

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東京都心のほうを向くと
東京湾越しに東京スカイツリーが確認できます。
たしかによく見えて“◎”です。
(゚ー゚*)スイカツリー

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“〇”が付いていた筑波山(茨城県)も
その特徴的な山容がよくわかります。
( ̄∇ ̄)ツクバ

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これは“工場萌え”?
いや、私が見たかったのは
工場の向こうにチラッと見える、
Jリーグ・ジェフ千葉のホームスタジアム、
「フクアリ(フクダ電子アリーナ)」です。
(´▽`*)フクアリ


天候条件がよければ、富士山や筑波山まで望めるという、展望室からの眺め (「゚ー゚)ドレドレ。空気が霞みやすい今の時期は富士山こそ見えなかったものの、筑波山や東京スカイツリーなどはよく見えて、視界状況はまずまずといったところ (・∀・)イイネ。
そして、ここから数キロ程度しか離れていない京葉線ももちろん、高架線を走る列車の姿がハッキリと望めます (゚∀゚)オッ!。


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房総半島の勝浦を目指す、
E257系の特急「わかしお」が
港を横目に高架線を走りゆく。
展望室から眼下に眺める京葉線の電車は
まるで鉄道模型のような感じに見えます。
( ̄▽ ̄)モケー
▲京葉線 蘇我-千葉みなと


東京湾とは反対の市街地側(東側)を眺めているものの、何隻もの船が停留する港を手前に広く写し込むことができるのは情景的にポイントが高く、湾岸に沿って線路が敷かれている京葉線らしさが感じられる好撮影地です (^_[◎]oパチリ。なおかつ今の時間帯(昼ごろ)は光線状態も良好。
駄菓子菓子(だがしかし)、やはり湿度が高い海辺だからなのか、先ほどの駒込で見上げていたときよりは空に雲が多く湧いており、しばしば雲影を落とします (´・ω`・)エッ?。ここまでやってきたのに、お目当ての185系が翳られたらイヤだなぁ・・・σ(・∀・`)ウーン…。


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陽が隠されたタイミングで通過した
E233系の快速列車。
ただでさえ遠景で目立たないステンレス車は
翳られるとなおさらです・・・。
(´д`;)アウ…
▲京葉線 蘇我-千葉みなと


晴れている(翳られない)時間帯のほうが長いけど、今日は風が穏やかなのか、いちど太陽に雲がかかるとそれがなかなか流れていかず、ちょっともどかしい状況 (-"-;*)ウググ…。185系の通過が刻々と迫るなか、晴れているときは「今すぐ来てほしい」と、翳ったときは「まだ来るな」と、勝手に都合よく願います 八(゚- ゚)オネガイ。
これもホント、運任せのタイミングと言えるのですが、はたしてその結果は・・・(°_°;)ドキドキ。


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イッパゴ、キタ━━━━(゚∀゚)━━━━ッ!!
蘇我を出て京葉線に入線した185系。
遠景でも車体に施された緑のストライプが
ハッキリと分かります。
なお、奥のほうに見えるもうひとつの高架線は
京成千原線のもの。
▲京葉線 蘇我-千葉みなと

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港に整列した船に迎えられて、
高架線というステージに躍り出た185系。
走り慣れた湘南や伊豆ではないけれど、
やっぱり当系には海や港の景色が似合います。
▲京葉線 蘇我-千葉みなと


ポートタワー俯瞰でイッパゴが撮れました〜!ヽ(´▽`*)ノワ〜イ♪
厚い窓ガラスに覆われた展望室では、港町に響かせているであろう重厚なモーター音は聞こえないけど、アイボリーホワイトの編成美が魅せるその優雅な走りには、やはりシビれるものがあります 。゜+.(o´∀`o)カコイイ!゜+.゜。
気がかりだった日差しは、ちょうど雲が途切れた“晴れスポット”にハマり、蘇我のほうを望んだ遠景(一枚目)から、港アングル(二枚目)を185系が通過するまで、まったく翳ることなくやり過ごせて、ホッと安堵しました ε-(´∇`*)ホッ。雲に勝った気分(なんのこっちゃ)。


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千葉の市街地をゆく185系。
ちょうど当系が跨いでいる
縦に伸びた大きな道が海岸通りで、
それに沿うレールは千葉都市モノレール。
奥のほうが千葉駅方面です。
▲京葉線 蘇我-千葉みなと

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一本の列車をしつこく追えるのも
俯瞰撮影の醍醐味?
(^_[◎]oパチリ
このあたりは団地やマンションの密集が
絵的に面白いですね。
▲京葉線 稲毛海岸-千葉みなと(後追い)


京葉線を西船橋方面へ上ってゆく185系、その姿が見えなくなるまで目で追って、撮影は終了です (´w`*)ドツカレサン。
「首都圏ぐるり旅」のツアー列車はこのあと、西船橋を介して京葉線から武蔵野線へと直通し、貨物線区間(府中本町〜鶴見)を含む武蔵野線を走破したのち、東海道貨物線に入って熱海へ。そこで折り返して最終的に品川へ到着するという凝った経路となっており(経路図を参照)(・o・*)ホホゥ、追いかけようと思えばさらにどこかで、あと二、三回は当列車を撮ることができそうだけど σ(゚・゚*)ンー…、私は“駒込のツツジ”と“ポートタワー俯瞰”が撮れたことで、もうじゅうぶん満足 (+`゚∀´)=b OK牧場!。これ以上は深追いせず、「首都圏ぐるり旅」の撮影を切り上げることとしました。


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はやくも初夏の暑さを感じて、
撮影後の一服にはアイスをいただきます。
ポートタワーの売店で買ったのは、
「マックスコーヒー」のアイスモナカ。
(o ̄∇ ̄o)マックスアイス
激甘なミルクコーヒーで知られる
マックスコーヒーは
いまや全国販売されていますが、
もともとは千葉県とその周辺地域のみの
ご当地限定飲料でした。


さて、目的の「首都圏ぐるり旅」は無事に撮り終えましたが、せっかく千葉まで来たのならばこの機会に、私にはちょっと撮りたいと思っている別の列車があります σ(゚・゚*)ンー…。
ためしに先ほど、「首都圏ぐるり旅」の待ち時間にスマホで検索してみたところ []o(・_・*)ドレドレ、今日はその当該車両が運用に就いており、時間的にもちょうどタイミングが合いそうです (゚∀゚)オッ!(とくに意識しているわけじゃないけど、今記事は“タイミング”ってワードを多用している気がしますね (^^;ゞポリポリ)。
そこで、ポートタワーをあとにした私は、千葉みなとの駅へ戻・・・らずにスルーして スルーーー( ̄、 ̄*)=3=3=3ーーーッ、そのまま海岸通りを北方へ歩き進みます。やってきたのはJRの千葉駅に隣接した京成千葉駅 (゚ー゚*)チバ。
ちなみに千葉みなとと千葉のあいだは、千葉都市モノレールに乗れば便利に移動できるのですが、大した距離ではないし(約1.5キロ)、時間にも余裕があったので歩いちゃいました テクテクε=ε=ε=┌(*・_・)┘。
(余談だけど、私が学生の頃はまだモノレールの千葉みなとが開業する前で、当時の彼女とよく千葉から歩いてポートパークまで行ったもんさ (´ー`)シミジミ)


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海岸通りに沿って走る、
千葉都市モノレール(1号線)。
当線は慣れないとちょっとスリルを感じる
懸垂式のモノレールです。
▲千葉都市モノレール 千葉みなと-市役所前

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千葉から乗るのはJRでなく京成千葉線で、
入線してきた電車は新京成のN800形。
(゚ー゚*)ピンク
JRの千葉に隣接した京成千葉はかつて、
大手私鉄の駅にもかかわらず
「国鉄千葉駅前」という
まるでバス停のような駅名でした。
コクテツ…( ̄▽ ̄;)エキマエ…
1987年に国鉄がJRになったことで、
現在の「京成千葉」に改称しています。
ただ、ホームの駅名標には
「千葉」としか表記されていないけどね。
▲京成千葉線 京成千葉

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千葉からの列車を降りたのは、
千葉市花見川区に所在する検見川。
(゚ー゚*)ケミガワ
当駅は京成千葉線のみの単独駅ですが、
総武線の新検見川までは
徒歩で数分程度の距離です。
▲京成千葉線 検見川


京成千葉1321-(京成千葉線1336F)-検見川1330


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近くを流れる花見川に架けられた
橋にやってきました。
ちなみに地名や駅名となっている
検見川(けみがわ)という川は周囲になく、
この花見川(はなみがわ)の
花見を「かみ」と読み、
それが変化して「けみ」となり、
“検見川”の字が充てられたのではないかと
云われているそうです。
( ̄。 ̄)ヘー


京成千葉から上りの普通列車に乗って10分の検見川(けみがわ)で下車し、駅から西方へ歩いて10分 ...(((o*・ω・)o。私がやってきたのは、花見川に架かる京成千葉線の橋梁(コンクリート橋)で、ここは当線の列車をスッキリと撮ることができる撮影ポイントです (・∀・)イイネ。
ということは、次の狙い(撮影目的)は京成の車両でしょうか σ(゚ー゚*)ケーセー?。いや、この路線はたしかに京成千葉線なのですが、当線は京成津田沼を介して新京成線(新京成電鉄)と直通運転をしており(新京成の車両による片乗り入れ)、私が千葉から検見川まで乗ってきた松戸ゆきの上り列車も、新京成のN800形でした ( ̄  ̄*)シンケーセー。
そして、花見川の撮影ポイントでカメラを構えると、程なくして橋上に現れたのは・・・(*゚ロ゚)ハッ!


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下総の風を切って颯爽と走りゆくのは
凛々しい制服姿の“ふなっしー”が乗務する(?)
なんとも賑やかな「ふなっしートレイン」。
あの電車がふたたび帰ってきた!
ヾ(。゜▽゜)ノヒャッハー!
▲京成千葉線 京成幕張-検見川


ふなトレ、キタナッシ━━━━ヾ(。゜▽゜)ノ━━━━ッ!!
「ヒャッハー!ふなっしーなっしー!!」って、あの明るい声が聞こえてきそうな笑顔を電車から沿線に振りまいているのは、ゆるキャラ・・・もとい、“梨の妖精”でお馴染みの“ふなっしー”じゃありませんか (´▽`*)フナッシー♪。
この賑やかで楽しいラッピングは、京成千葉線へ直通してきた、新京成の8800形(8814F)に施されたもので、「新京成線の開業75周年」と「ふなっしーの地上降臨10周年」を記念した、コラボレーション企画の「ふなっしートレイン」(o ̄∇ ̄o)フナトレ。
ちなみにこの両者のコラボはこれが初めてでなく、5年前の2017年にも同様のラッピング電車を運行しているのですが
(前回は「新京成線の開業70周年とふなっしーの地上降臨5周年」記念)、今回は装飾がさらにパワーアップして(派手になって)帰ってきたように感じます w( ̄▽ ̄;)wワオッ!。


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「祝、ふなっしー地上降臨10周年!」
(*゚▽゚)/゚・:*【10ネソ オメデ㌧】*:・゚\(゚▽゚*)
今回のラッピングではふなっしーのほかに
“ふなごろー”や“ふにゃっしー”など、
梨ファミリーが勢ぞろい!?
▲京成千葉線 京成幕張-検見川


鉄ちゃんであることはもちろん、けっこう“ゆるキャラ好き”でもあり、そして千葉にゆかりのある私にとって、この新京成とふなっしーがコラボした「ふなっしートレイン」は、ぜひとも機をみて撮影したいと思っていたところ σ(・∀・*)トリタイ…、千葉みなとで185系の「首都圏ぐるり旅」を撮ったあとにこちらへ寄れたのは効率がよく、しかも花見川の撮影ポイントでの待ち時間は、わずか15分程度という絶妙なタイミングでした ъ(゚Д゚)ナイス。
(なお、「ふなっしートレイン」の運行予定は、新京成電鉄のHP公表されています。)

これで撮影は終了です (´w`*)ドツカレサン。


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「ふなっしートレイン」を撮ったあと、
ためしにアングルチェックのつもりで
橋を渡った反対側よりカメラを構えてみたら、
(^_[◎]oパチリ
たまたまやってきた京成の3000形には、
上野動物園の“ふたごパンダ”
「レイレイ公開記念」のヘッドマークが
掲げられていました。
(゚∀゚)オッ!
もちろん「シャオシャオ公開記念」バージョンも
あるはずです。
(´▽`*)パンダ♪
後追いの流し撮りという無茶苦茶な撮り方だけど、
どうにか写し止められたw
▲京成千葉線 検見川-京成幕張(後追い)


特急「踊り子」などから退役した国鉄特急型の185系を使い、首都圏の各線をぐるりと巡るような面白い行程が組まれた“ツアー列車” (゚ー゚*)イッパゴ。
ふだんは旅客列車が通らない貨物線や短絡線での走行シーンにも興味を惹かれたけれど σ(゚・゚*)ンー…、晴天の好条件に恵まれたことでそれを活かした絵を撮りたいと思い、一枚目は駒込でツツジの花を入れて季節感を、二枚目は港の景色で湾岸を走る京葉線らしさを、それぞれ表してみました (^_[◎]oパチリ。この二カットからは、当ツアーならではの“マニアックさ”は感じられないかもしれませんが、個人的にいい成果が残せたと満足しています ヨカッタ♪(*⌒∇⌒*)ヨカッタ♪。
また、185系のあとに転戦した京成千葉線のほうでも、お目当ての「ふなっしートレイン」が運用に就いていて、こちらの撮影も嬉しい収穫(梨だけに?w)となりました (゚∀゚)アヒャ☆。


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撮影後は京成の検見川に戻らず、
花見川の橋から歩いて15分ほどのところにある
JRの幕張より総武線(各駅停車)に乗車。
(゚ー゚*)マクハリ

このほうが自宅へ帰るのに便利です。
▲総武本線 幕張


幕張1431-(総武1407B)-御茶ノ水1515~1516-(中央1589T)-新宿1526