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氷見線・・・キハ40系 撮影記 [鉄道写真撮影記]

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2022.05.03 氷見線
雨のち晴れの“雨晴”?
国鉄型気動車キハ40系 撮影
 
 
GWの鉄旅、前回からの続きです。

事前に細かな行動計画などを立てていたわけでなく、「今日から数日は晴れる」という天気予報を見て、ふらふらっと出かけた“撮り鉄旅”(鉄道旅)...(((o*・ω・)o。
旅の初日に向かった、信州は安曇野(あずみの)の大糸線(おおいとせん)では、北アルプス山脈の雄大な眺めに期待するも (*゚v゚*)ワクワク♪、あいにく山には雲がかかっていてスッキリとせず(かろうじて爺が岳の一山は見えたけど)、さらに列車の通過するタイミングで日差しが翳ってしまい、なんともしょっぱい結果に・・・(´д`;)アウ…。これに納得できなかった私は、大糸線を終点の糸魚川(いといがわ)まで乗り通したのち、別の路線での“撮り鉄”を模索します σ(゚・゚*)ンー…。
当初は「えちごトキめき鉄道(トキ鉄)」で運行されている413系の「観光急行」を撮ろうかと考えるも、当線沿線の宿泊施設はネットで検索した限りどこも満室で断念 (・ε・`)チェ。ほかに夕方の糸魚川から無理なく到達できる街で、宿泊施設に空きがあり(できればリーズナブルな価格でw)、なおかつ私の趣向に合った車両の“撮り鉄”ができるようなところ・・・そんなワガママな条件をクリアしてくれたのは、富山県の高岡(たかおか)でした (゚ー゚*)タカオカ。
高岡を起点とする非電化ローカル線の城端線(じょうはなせん)と氷見線(ひみせん)には、昭和の国鉄時代に製造された古いディーゼルカー(国鉄型気動車)のキハ40系(キハ40形・キハ47形)が今なお現役で使われており、それが高岡を宿泊地に選んだ私の狙いです (´ω`)ナルヘソ。
翌二日目にはさっそく朝から、砺波(となみ)平野の田園風景が広がる城端線の沿線に繰り出し、水が張られた田んぼの反射を活かした撮り方、いわゆる“水鏡(みずかがみ)”にトライしてみると (^_[◎]oパチリ 、風がおさまった水面には朝日を受けた“タラコ色(朱色)”のキハ40系がクッキリと映り込み、狙い通り・・・いや、それ以上の成果にテンションは上昇 ヽ(=´▽`=)ノワ〜イ♪。大糸線で不完全燃焼だった鬱憤が、少し解消された気分でした。


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“タラコ色”に塗られた
城端線のキハ40形に乗って、
高岡に戻ってきました。
さて、次はどこへ?
σ(゚・゚*)ンー…
▲22.5.3 城端線 高岡


城端線の撮影を終えて、越中山田(えっちゅうやまだ)から上り列車に乗り、高岡へ戻ってきたのは9時過ぎ (=゚ω゚)ノ゙タライマ。ここから先の行動は二つのプランでちょっと迷っています σ(゚・゚*)ンー…。
ひとつは、城端線と同じく高岡を起点とする非電化ローカル線、氷見線を訪線する案 ( ̄  ̄*)ヒミコ。城端線と氷見線はどちらも路線距離が30キロ未満とさほど長くなく(城端線29.9キロ、氷見線16.5キロ)気軽に往復できることから、高岡を拠点にしてその両線をあわせて巡るのは、鉄旅の“定番コース”と言えます (´ω`)ナルヘソ。ちなみに4年前(2018年)の私も、城端線を撮ったあと氷見線に行きました。
いっぽう、もうひとつは、高岡から「あいの風とやま鉄道」の下り列車に乗って、昨日のルートを戻るような形で糸魚川方面へ東上し、いちどは諦めたトキ鉄の413系(観光急行)を撮影する案 ( ̄  ̄*)トキテツ。午前中に「妙高はねうまライン」で一往復運転される快速列車(直江津〜妙高高原)は、沿線で前泊しないと時間的に撮るのが難しいけど、昼前から午後にかけて「日本海ひすいライン」で二往復運転される急行列車(直江津〜市振・糸魚川)には、いまから駆けつけてもじゅうぶん間に合います (・o・*)ホホゥ。それを親不知(おやしらず)あたりで撮るのもアリかな・・・(・∀・)イイネ。
でもやっぱり、高岡のキハ(城端線・氷見線)とトキ鉄の413系を慌ただしく掛け持ちするのでなく、トキ鉄はまた日をあらためて“はねうまライン”と“ひすいライン”の両線を一日かけてじっくりと巡ろうと思い、今旅の私は定石どおり氷見線に向かうこととしました コッチ…((((o* ̄-)o。


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高岡の氷見線ホームで発車を待つ
氷見ゆき普通列車。
城端線と氷見線はともに
キハ40系列(キハ40形・キハ47形)による
共通運用です。
(゚ー゚*)タラコ
▲22.5.3 氷見線 高岡


氷見線は高岡を出ると北のほうへ進路を取り、高岡市郊外の能町(のうまち)や工場地帯の伏木(ふしき)、富山湾沿いの雨晴(あまはらし)などを経て、能登半島の付け根(富山湾西岸)に位置する港町の氷見(ひみ)へといたる、16.5キロの非電化ローカル線(地方交通線)。
砺波平野の広大な田園風景を走る城端線に対し、こちらの氷見線の魅力は何といっても、日本海の富山湾沿いを進む列車の車窓に広がる海景色で (=゚ω゚=*)ウミ、冬場の空気が澄んだ時など条件がよければ海越しに立山連峰も望め、越中国分(えっちゅうこくぶ)と雨晴のわずかひと駅の間ながら、これは全国で屈指の“絶景車窓”といっても過言ではありません (゚∀゚*)オオッ!。
あいにく立山連峰には雲がかかっているものの、朝から晴れている今日は、さぞかし良好な状態で車窓からの海景色を楽しませてくれることでしょう (*゚v゚*)ワクワク♪。

駄菓子菓子(だがしかし)・・・( ̄△ ̄;)エッ…


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氷見線に乗るなら、
下り列車(氷見ゆき)の進行に向かって
右側のボックス席に座るのがおススメ。
越中国分を過ぎると列車の車窓には
富山湾の海景色がぱーっと広がります。
でも・・・
▲22.5.3 氷見線 越中国分-雨晴

(車窓から)



どんぐもり・・・( ̄_ ̄|||)ドヨーン。
高岡を発車してからしばらくは、列車に眩しい日差しが照り付けていたのに (つ▽≦*)マブシッ!、北のほうへ進むにつれてだんだんと雲が多くなり (=゚ω゚=;)ンン!?、いちばんの見せ場となる海沿いを走るところでは、空が鉛色の雲に覆われてしまいました (´д`;)アウ…。う〜ん、晴天のもとに広がる青い海の景色を期待していたのになぁ・・・。城端線の水鏡で上がった私のテンションは、ここで一気にだだ下がり ε-(´∞`;)ハァ…。
撮影意欲が萎えるところですが、それでも氷見線に乗ってここまで来ちゃったら、もうほかに撮り鉄としての選択肢は思い浮かばないので σ(・ω・`)ウーン…、とりあえず、撮影ポイントとして考えていた、雨晴で列車を降ります (・ω・)トーチャコ。


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高岡からキハに揺られて20分ほど、
雨晴海岸の脇にある雨晴で下車。
(・ω・)トーチャコ
潮風に晒される立地だからか、
素朴な作りに感じる木造駅舎です。
ちなみにこの写真をよく見ると
駅舎の左隅にタラコ色の顔がちらり。
|д゚)チラッ
▲22.5.3 氷見線 雨晴


高岡0840-(氷見531D)-雨晴0904


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私が乗ってきた下り列車と雨晴で交換した
高岡ゆきの上り列車を駅近くでパチリ。
【◎】]ω・)パチャ
小雨が降っていて、
運転席のワイパーが動いています。
▲22.5.3 氷見線 雨晴


駅名にもなっている雨晴(あまはらし)という面白い地名は (゚ー゚*)アマハラシ、そのむかし源義経が兄の頼朝に追放されて京都から北陸路を経て奥州へと向かう際、ここを通りかかったときににわか雨にあい、浜辺の岩陰で晴れるのを待ったことに由来するのだそうで、今ではその雨宿りをしたとされる岩は“義経岩(または雨晴岩)”の名で祀られ、観光スポットのひとつになっています ( ̄。 ̄)ヘー。
そんな伝説のある雨晴で私が駅を出ると、雨宿りをしなきゃならないほど強くはないものの、ぽつぽつと雨粒が頬に当たります 、ヽ`┐( ̄  ̄;)アメ。おっかしいなぁ・・・今日の天気は予報だと、一日を通して“晴れ”となっていたのに、曇っただけでなく雨が降り出すとは思いもしませんでした。どういうこっちゃ "o(-"-;*)ウゥム。


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スマホで見る天気予報アプリだと、
今日の当地(高岡市)は
晴れを表すお日さまマークが
ズラリとならんでいるんだけど・・・
σ(゚ー゚*)ハレ

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空に広がる黒い雲が
小雨を降らしています。
、ヽ`┐( ̄  ̄;)アメ
向こうのほうは晴れているので、
一時的なものかなぁ・・・?
ちなみに下の一枚はこの時にスマホで見た、
雨雲レーダーの画面。


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その昔、義経さんがここで
弁慶とともに雨宿りをしたと云われている
義経岩”。
どうか今日の天気が回復しますよう
お参りしていきましょう。
(-人-)ハレテ…

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んで、やってきたのはこんなところ。
(「゚ー゚)ドレドレ
線路と並行する道路の歩道から
海をバックに氷見線を撮ることができます

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ちなみに天候条件が良ければ
ここからは海越しに立山連峰が望めます。
今日は雲が湧いていてスッキリとしませんが
わずかに山脈のようなもの(?)が
確認できました。


傘をさすほどではないくらいの弱い雨が落ちるなか、駅から線路沿いの道を南のほうへ歩いて15分ほど ...(((o*・ω・)o。私がやってきたのは、少し高台になったところから海沿いに敷かれた氷見線の線路が見下ろせる、当線定番の“お立ち台”的な撮影ポイント (「゚ー゚)ドレドレ。手軽にいい絵が撮れるような人気の撮影ポイントを俗に“お立ち台”と称するのですが、このスッキリとしない空模様では他に同業者の姿はありません (・ω・)ポツン…。
日中の運転間隔は、おおむね一時間〜一時間半に一本の氷見線。次の列車(533D)を待つあいだに雨はやんだけど、上空の雲はなかなか流れていかず、お日さまは隠されたまま σ(・ω・`)ウーン…。


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海に浮かぶ雨晴のシンボル
女岩を横目に見て進みゆく
タラコ色のディーゼルカー。
ちなみに男岩も近くに存在します。
▲22.5.3 氷見線 雨晴-越中国分
(後追い)


男岩(おいわ)や女岩(めいわ)の名を持つ、形の良い小島が遠浅の海に浮かぶ小粋な風情から、趣ある景勝地として名高い雨晴海岸ですが、日が差さない曇天の海景色は寒々しくて、海辺を走りゆくタラコ(キハ47形)も色が冴えません (-ω-lll)ドヨーン。“雨晴”という地なのに、雨でも晴れでもなく曇りとは、何とも中途ハンパだなぁ・・・。いや、雨に降られるのは困るんだけどさ(苦笑)(^^;)ゞポリポリ。
これだったら高岡で迷ったときに、トキ鉄のほうを選べばよかったかと思っちゃうけど (・∀・`)トキテツ…、逆にトキ鉄で曇ったら氷見線へ行けばよかったとなるものですから、どっちが正解というより、コレばっかりはホントに運任せなんですよね (-`ω´-*)ウム。
そんなモヤモヤっとした気分の状況ですが、空を見上げると灰色の雲間にわずかながら青空が覗いているので σ(゚・゚*)ンー…、いまだ強気に(?)“晴れマーク”を出し続ける天気アプリの予報を信じ、このあと日差しが回復してくれることを願いつつ、また一時間後に来る次の列車を粘り強く待ってみましょう (゚- ゚)マツワ。
“晴れ運”、カモーン!щ(゚Д゚щ)カモーン!


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列車を待つあいだに立ち寄ったのは、
白い船をイメージしたようなデザインの
「道の駅・雨晴」

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道の駅の3階にある展望デッキからも
海景色と氷見線が望めます。
ここから列車を撮るのも良さそう。
(・∀・)イイネ

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春霞の立山連峰を背にして
波穏やかな富山湾に沿う、
氷見線の普通列車。
▲22.5.3 氷見線 越中国分-雨晴


お!晴れてきた (゚∀゚)オッ!。
撮影ポイントのすぐ近くにある道の駅(道の駅・雨晴)で、しばらく時間を潰していると、上空を覆っていた雲は徐々に東のほうへ流れつつあり、日の差す時間が長くなってきた気がします。これはイケるか? ( ゚ー゚)ハレル?
そこで、ためしに道の駅の展望デッキから下り列車(氷見ゆき・535D)を狙ってみると (^_[◎]oパチリ、列車の正面には光がまわらないものの、通過時にはあたり一帯に日差しが照り付け、海越しに霞む立山連峰を背にして向かってくるキハ47形が、なかなかいい感じに撮れました (・∀・)イイネ。立山連峰は山肌がう〜っすらと見える程度ですが、まあ日中の気温が上がる今の時期はこんなものでしょう (≡∀≡*)ウッスラ…。もっと立山連峰がクッキリと見える好条件で氷見線を撮ろうとするならば、やはり空気が澄んだ冬場に訪れるべきで、それも機会があればいつかはトライしてみたいもの σ(゚・゚*)ンー…。でも今旅では立山連峰がクッキリでなくとも、穏やかな初夏の海景色で氷見線のタラコが撮れたら、それでじゅうぶん (-`ω´-*)ウム。
先ほどよりは空模様が安定してきたようなので、私はふたたび女岩が望めるほうの撮影ポイントに戻り ...(((o*・ω・)o、次の上り列車(高岡ゆき・534D)を狙います (*`・ω・´)-3フンス!。


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潮風を受けて海辺を快走する、
二連のキハ47形。
陽の光をいっぱいに浴びたタラコ色が
富山湾の青い海に映えます。
これぞ氷見線。
▲22.5.3 氷見線 雨晴-越中国分


青い海でタラコが撮れました〜!ヽ(´▽`*)ノワ〜イ♪
爽やかな空色を映す透明感のある海と、その佳景に躍り出たタラコ色の国鉄型キハ(ディーゼルカー)。これよこれ、氷見線らしいこの絵が私は欲しかった +。:.(´ω`)シミジミ.:。+゚。同じ場所からの撮影でも、最初に撮った曇天のときとはこんなにも印象が変わるのですから、やっぱりお日さまの力は偉大です (-`ω´-*)ウム。
そしてこの素晴らしいロケーションにある氷見線で、今でもイベント列車などでなく日常的にタラコ色の国鉄型気動車が普通列車として使われているのが、私のようなオールドファンにとっては嬉しいところ (o ̄∇ ̄o)タラコ。城端線の田園風景もよかったけど、氷見線の海景色もまた、タラコはいい感じにマッチするなぁ (・∀・)イイネ。黒く煤けたキハ47形の屋根がエモくて萌えるっ (*゚∀゚)=3ハァハァ!。
“雨晴”という名の地で、奇しくも天候に翻弄されたような展開となりましたが、日差しの回復を粘った甲斐があって、満足のいく一枚を残すことができました ヨカッタ♪(*⌒∇⌒*)ヨカッタ♪。
これにて撮影は終了です (´w`*)ドツカレサン。


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上空に雲は多かったけど
先ほどのような鉛色でなく、
白い雲が浮かんでいました。
列車が雲影で翳られなくてよかった。
ε-(´∇`*)ホッ


結局なんだかんだと雨晴に三時間もいたことで、気がつけば時刻はもうお昼時 (›´ω`‹ )ハラヘタ。道の駅でも軽食などはいただけるけど、ここまで来たら氷見線に乗って、港がある氷見の街まで行ってみましょうか ...(((o*・ω・)o。


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すっかり晴れた空のもと、
雨晴のホームに入ってきた、
氷見ゆきの下り列車。
珍しく枕木方向に設置された駅名標には
雨晴海岸から望む女岩と立山連峰が
デザインされています。
(・o・*)ホホゥ
▲22.5.3 氷見線 雨晴

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雨晴を出ると、
車窓から海は離れてしまいます。
海が間近に望めるのは
越中国分と雨晴の一駅間だけ。
(ちなみにこの写真は
以前に乗ったとき撮影したもの)
▲18.4.30 氷見線 雨晴-島尾
(車窓から)

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雨晴から10分足らずで氷見に到着。
(・ω・)トーチャコ
起点の高岡から乗っても
終点の氷見までは30分程度です。
▲22.5.3 氷見線 氷見

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構内に観光案内所が併設された
氷見市の玄関、氷見駅。
(゚ー゚*)ヒミ
黒くて立派な瓦屋根が印象的
・・・に見えますが、
これは駅舎の屋根でなく、
その手前のロータリーの歩道に
設置してあるものです。
▲22.5.3 氷見線 氷見


雨晴1224-(氷見537D)-氷見1232

氷見駅は氷見線の終点であるとともに、北陸地方屈指の港町として栄える氷見市の玄関口ですが、港や街の中心(繁華街)からは少し離れた位置に所在します σ(゚・゚*)ンー…。これは氷見線を建設する際(1912年・大正元年に開業)、鉄道が街なかを横断することに町民から異論が噴出し(当時は煙を吐く蒸気機関車の列車だったからかな?)、紆余曲折あったのち氷見駅は街中から外れた現在の地に落ち着いたのだそうな ( ̄。 ̄)ヘー。


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駅を出て、街中の通りを進むと、
その道しるべ(案内標)に施されていたのは
「忍者ハットリくん」などのキャラクター。
「喪黒福造のスマイルベンチ」とな?
(=゚ω゚=*)ンン!?

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おや?コッチには「怪物くん」。
(=゚ω゚)ノ゙ヤア


そんな経緯により、駅から街中へ行くには少しばかり歩かなくてはならないのですが(観光案内の地図によると、徒歩で25分、バスで10分)...(((o*・ω・)o、その道すがら、あちこちで目に留まるのが「忍者ハットリくん」や「怪物くん」など、見覚えのあるキャラクターたち (=゚ω゚=*)ンン!?。
前記事でも城端線のラッピング車両のところでちょろっと触れていますが、元・コンビ漫画家の藤子不二雄両氏(ともに故人)は、高岡と氷見がそれぞれの出身地で フジコ( ̄  ̄*)フジオ、おもに「ドラえもん」や「パーマン」などを手がけた藤子・F・不二雄氏が高岡の出身、おもに「ハットリくん」や「怪物くん」などを手がけた藤子不二雄A氏が氷見の出身であることから、後者の作品のキャラが氷見の街に見られるのです (´ω`)ナルヘソ。


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ポストの上にはハットリくんと
弟のシンちゃん(シンゾウ)。
(o ̄∇ ̄o)ニンニン

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「ココロの隙間、お埋めします」
このベンチで喪黒さんの横に座って
つい悩みを漏らしたら、
結果的に大変なことになりそう(笑)
m9(▼Д▼)どーーーん!


これはなかなか楽しいもの・・・だけど、藤子不二雄A氏といえば、つい先月(4月)にお亡くなりになったばかり。その哀悼という意識はとくになかったものの、私が子どものころに馴染みのあったキャラの像などを眺めていると、少し感慨深いものがありました (´ω`)シミジミ。


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こちらは「ハットリくん」のカラクリ時計。
あらかじめ決まった時間になると、
お馴染みのキャラクターが現れて、
「ハットリくんVSケムマキくん」の
寸劇が行なわれます。
ニンニン(@・д・@)/-=≡(((卍 シュッ!!

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そんな氷見で食べるお昼ゴハンは
ブリ刺しと白エビの天ぷら、
そして“氷見うどん”がセットになった
名物づくしの定食。
(〃゚¬゚〃)ジュルリ
氷見うどん
そうめんのような手延べ製法で作られ、

上品で滑らかな舌触りと
しっかりとした歯応えが特徴の
ご当地うどんです。

≠( ̄ε ̄*)ズルルッ
ブリや白エビは昨夜に高岡でもいただいたけど、
やっぱり氷見に来たらブリを食べなきゃね。
ブリ(゚д゚)ウマー!


国鉄型気動車のキハ40系を撮ることが目的で、城端線に続いて訪れた氷見線の旅。
予想外のドン曇り(曇天)と、なかなか安定しない空模様にヤキモキさせられたけど (´・д・`;)ハラハラ…、雨が上がるのを岩陰で待つ義経のごとく(?)、焦れずに雲が流れるまで粘ったことにより ジー(`ω´*)ーッ…、どうにか晴天の海景色という望みどおりの好条件でタラコ色のキハが撮れて、結果的に大満足 ヽ(´▽`*)ノワ〜イ♪。
そしてお昼ゴハンを食べに向かった氷見の街では、ご当地の美味しい名物料理が味わえただけでなく (゚д゚)ウマー!、個人的に懐かしさを感じるようなキャラクターたちにも会えて、わずかな時間ながら面白い散策となりました (*⌒∇⌒*)ヨカッタ♪。
わずか16.5キロの短い路線距離に、ノスタルジックな国鉄型ディーゼルカー、海を望む車窓風景、美味しい名物が味わえる港町・・・など、魅力がぎゅっと凝縮されている氷見線。今回も存分に堪能できたけど
(´ー`)マンゾク、いつかは空気が澄んだ真冬の時期に再訪して、雨晴海岸から海越しの立山連峰を望み、氷見の街では“絶品”といわれる冬季限定(11月~2月ごろ)の“寒ブリ”をいただいてみたいものです (-`ω´-*)ウム。


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上りの高岡ゆきに乗って、
氷見をあとにします。
列車はもちろんタラコ色のキハ。
(゚ー゚*)タラ
▲22.5.3 氷見線 氷見

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車窓から見る雨晴の女岩。
上り列車に乗るなら進行方向の
左側に座るのがオススメです(笑)
午前の曇り空は何だったんだ・・・
と思っちゃうくらい、
午後はスッキリと晴れますた。
(。A。)アヒャ☆
▲22.5.3 氷見線 雨晴-越中国分
(車窓から)

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城端線に続いて氷見線でも
国鉄型気動車の乗り心地を味わって、
ふたたび高岡に戻ってきました。
(=゚ω゚)ノ゙タライマ
▲22.5.3 氷見線 高岡


氷見1424-(氷見538D)-高岡1455


8007.jpg
た〜らこ〜、た〜らこ〜、
た〜っぷり、た〜らこ〜♪ (・o・*)
高岡の車両基地に集う
タラコ色のキハ40形やキハ47形。
これは壮観な眺めじゃないですか。
ヒャヒャヒャ(゚∀゚≡゚∀゚)ヒャヒャヒャ
▲22.5.3 城端線 高岡


さて、昼食後に氷見から氷見線に乗って、ふたたび高岡に戻ってきたのは、おやつタイム(?)の15時 (=゚ω゚)ノ゙タライマ。
今旅の往きは中央本線や大糸線、トキ鉄など、適当に普通列車を乗り継いで来ましたが ...(((o*・ω・)o、帰りはもうこの時間だと普通列車だけで今日中に高岡から東京へはたどり着けません ヾノ・∀・`)ムリムリ。そこで復路は割り切って、新高岡から東京まで一気に“ばびゅーん”と北陸新幹線を利用することとしました バビューン!!-=≡Σ(((⊃゚∀゚)つ。
そうすると少しだけ滞在時間に余裕ができるので、もうちょっと高岡の街をぶらついて、お土産などを買ってから、おウチに帰りましょうか。


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高岡駅から10分ほどのところにある
大佛寺の「高岡大仏」
高さ約16メートル、青銅製の阿弥陀如来坐像で
日本三大佛のひとつ(ほかは奈良、鎌倉)
に数えられます。
( ̄▽ ̄)ダイブツ
高岡大仏は1221年(鎌倉時代の承久3年)
源義勝によって二上山の麓に建立された
約4.8mの木造大仏がはじまり。
その後は幾度もの焼失に見舞われて
現在の大仏さまは1933年(昭和8年)に再建された
4代目だそうです。
( ̄。 ̄)ヘー

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そんな大仏さまをかたどった
“大仏焼き”を
3時のおやつにいただきます。
(´▽`*)オヤツ♪
高岡大仏の特徴である円光背
(えんこうはい・背中の輪っか)も
ちゃんと再現されています。
焼きたてが香ばしくて美味しい。
(゚д゚)ウマー!


GWにふらっと(?)出かけた鉄旅。
晴れ予報をみて、思い立ったが吉日 ε=┌(*゚д゚)┘イクゼ!・・・と、そうウマくはいかず、初日の大糸線では運悪く撮影時に日が翳られてしまうし、翌日にトキ鉄の413系を撮ろうとするも宿を確保できずに断念 "o(-ω-;*)ウゥム…。なんだか流れの悪さを感じる展開でしたが、宿に空きがあったことで向かった高岡には、城端線と氷見線の両線で国鉄型気動車のキハ40系が今なお健在 ε-(°ω°*)キハ!。水鏡を狙った城端線ではわずかな微風に気を揉み (`・v・´;)ドキドキ、海景色を望む氷見線では雲の流れに翻弄されたけど (´・д・`;)ハラハラ…、どちらの路線でもどうにか願っていたような好条件に恵まれて、結果的に水鏡も海景色も満足のいく成果を残すことができました ε-(´∇`*)ホッ。また、連休前に慌ただしかった仕事の疲れも、たくさんの列車に揺られたことでいい気分転換となったように思います ヨカッタ♪(*⌒∇⌒*)ヨカッタ♪。
ただ、鉄旅の行程としてはあまり捻りがなく、城端線では“リベンジ”などという言葉を使ったけど、4年前に高岡を訪れたときのものをなぞるような形となってしまい、ちょっと面白味に欠けたことも否めません σ(・∀・`)ウーン…。やはり事前にしっかりと計画を立てて、それに合った宿泊施設もちゃんと確保すべきだと、そんな当たり前のことを反省した旅でした ヾ(_ _*)ハンセイ・・・。


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北陸新幹線が発着する新高岡は
高岡から城端線でひと駅。
ここで乗る城端ゆきの下り列車は・・・
ハットリくん(ラッピング)
キタ━━━━(゚∀゚)━━━━ッ!!
▲22.5.3 城端線 高岡

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高岡からわずか4分で新高岡。
当駅は北陸新幹線の金沢延伸とともに
2015年に開業しました。
勝手に今風(?)とすれば
「シン・タカオカ」?
(゚∀゚)アヒャ☆
▲22.5.3 城端線 新高岡

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新高岡のホームに入ってきたE7系は
北陸新幹線の「はくたか」。
当駅は速達タイプの「かがやき」は通過し、
「はくたか」と「つるぎ」のみが停車します。
▲22.5.3 北陸新幹線 新高岡


高岡1643-(城端347D)-新高岡1647~1705-(北陸新幹線 はくたか527号)-東京2000