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梅田貨物線・・・うめきた新線 乗車記 [鉄道乗車記]

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2023.03.03 梅田貨物線
ちょっとお先に“うめきた”。
特急「はるか」 乗車
 
 
拙ブログの前記事(短編のONE-shot)で少し触れたように、3月の第一週目に仕事の出張で関西のほうへ赴いた私 シュッチョ…((((o* ̄-)o。もちろん仕事の業務が最優先なのは言うまでもないけれど、せっかくならそのついでに(?)鉄道趣味のほうもちょろっと(??)愉しみたいところです ヒャヒャヒャ(゚∀゚≡゚∀゚)ヒャヒャヒャ。
いまの関西で“撮り鉄”としての私が注目したのは、先日に退役が発表された和田岬線の103系(R1編成)でしたが (゚ー゚*)コクデン、実は“乗り鉄”的にも関心を惹かれる路線・・・というか“区間”があります σ(゚・゚*)ンー…。しかもそれは“少しだけ乗車経路を工夫すれば”、訪問先(仕事先)への移動に組み込むことができそう ( -∀-)ホホウ。
そこでこの機会をウマく活かして(公私混同?w)、その気になる区間を通る列車に乗ってみることとしました (・∀・)イイネ。

(*今回の記事は列車から眺めた車窓の景色ばかりという、いつもに増してマニアックな内容となっていますので、興味の無い方はスルーしてください。(^^;)ゞ)


3月3日(金)

前日から京都に滞在していた出張の二日目。きょうは午前中のみ京都で仕事をして、午後には大阪へ移動するという日程です ( ̄  ̄*)オーサカ。
京都と大阪のあいだを鉄道路線で移動するには、東海道新幹線をはじめ、JR京都線(東海道本線)、京阪本線、阪急京都線など、路線別にいくつかの経路がありますが、今回の私が選んだのはJR京都線 (゚ー゚*)尺。ただし快速や新快速でなく、乗るのはこちらの列車 (=゚ω゚=*)ンン!?。


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京都駅の“30番線”という
大きな数字のプラットホームには
車体に“キティちゃん”がデザインされた
特急列車が停車しています。
ハロー(*’∀’*)キティ♡
▲東海道本線 京都

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281系の特急「はるか29号」
関西空港ゆき。
え?大阪までこれに乗ってくの?
エッ!(゚Д゚≡゚∀゚)マジ!?
▲東海道本線 京都


キティはるか、キタ━━━━(゚∀゚)━━━━ッ!
昼下がりの京都で発車を待っていたのは、車体に“キティちゃん”(Hello Kitty)のデザインが賑々しく施された281系で、大阪湾にある関西空港へのアクセスを担うことから“関空特急”とも呼ばれる、関西空港ゆきの特急「はるか」(゚ー゚*)ハルカクリスティーン。
ちなみにキティちゃんがデザインされているのは、「関空を利用する海外からの観光客に人気の高いキティちゃんで“おもてなし”をする」というコンセプトのコラボ企画(JR西日本×サンリオ)だそうで、2019年より運行されているもの ( ̄。 ̄)ヘー。そんな特別仕様の“キティはるか”にどうしても乗りたかったのよ (*´v`*)ワクワク♪・・・というほど、私はキティちゃん好きではありません ヾノ・∀・`)イヤイヤ。キティ仕様の281系に当たったのは単なる偶然です(今は全編成がこの仕様なんだっけ?)。


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座席のシートカバーにも
キティちゃんがプリントされています。
昼過ぎに京都を発車する下りの「はるか」は
自由席がガラっガラに空いていました。
( ̄  ̄)ガラガラ


んじゃ「はるか」を選んだのは、次に向かう訪問先が大阪のなかでもちょっと郊外のほうにある泉佐野市(大阪府南部)のあたりで、阪和線へ直通する「はるか」を使えば移動が便利だから?σ(゚・゚*)ンー…・・・という、もっともそうな理由でもなく、大阪での目的地(訪問先の最寄駅)は中心部に位置する地下鉄の心斎橋(しんさいばし)で、発券した「はるか」のきっぷ(乗車券と特急券)は大阪市内の天王寺(てんのうじ)まで (*・ω・)つ[キップ] 。


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私が手にしているのは
京都から天王寺までの
普通乗車券(940円区間)と
特急「はるか」の自由席が利用できる
B自由席特急券(990円)。
(*・ω・)つ[キップ]


ちなみに京都から天王寺までの乗車券は940円で、特急券(B自由席特急券)は990円。
倍以上のお金をかけてこの区間を特急列車で移動するとは、何ともリッチなことじゃありませんか (´∇ノ`*)オホホホホ。不必要に特急へ乗って無駄に出張経費を使おうなんて企んでいる? (´・ω`・)エッ?。重役ならまだしもヒラ社員の私がこんな精算書を提出したら経理課に怒られるぞ (゚Д゚#)ゴルァ!!。いえいえ経費の無駄遣いだなんて滅相もない、移動に必要な乗車券はたしかに経費での購入ですが、特急券のほうは別に“自腹”で買っています (-`ω´-*)ウム。
そうまでして私が「はるか」に乗りたかったのは、“今はまだ”この特急列車じゃないと通らない区間があるからなんです。それは先日に地下化されたばかりの、“うめきた新線”こと「梅田貨物線」 (o ̄∇ ̄o)ウメキタ。


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路線図上の赤いラインで示した
特急「はるか」の運行経路
(クリックで拡大します)。

関西空港ゆきの下り列車は
京都から新大阪、天王寺、日根野を経て
関西空港へと至ります。
なお後述しますが、
現在はまだ大阪には停車しません。


東海道本線の支線扱いである梅田貨物線は、本線(JR京都線)の茨木(いばらき)付近で分岐し(正式な起点は吹田貨物ターミナル)、最近まで大阪駅の北側に位置していた梅田信号場(旧・梅田貨物駅)を経て、“大阪駅を通らずに”大阪環状線の西九条(にしくじょう)へといたる電化路線 (・o・*)ホホゥ。
“貨物線”と呼ばれるとおり当線はもともと、旅客列車の発着が多い大阪駅を通さずに、迂回して貨物列車を運行させるためのバイパス的な役割を持つ(おもに東海道方面と桜島線の安治川口をむすぶ)、いわゆる“短絡線”として設けられたもの。しかし現在は本来の用途である貨物列車だけでなく、京都や新大阪を発着駅として関西空港とのあいだを結ぶ特急「はるか」、または和歌山・南紀方面とのあいだを結ぶ特急「くろしお」などといった、定期旅客列車の運行ルートとしても活用されています ( ̄。 ̄)ヘー。
そして最近、広大な敷地を持っていた梅田貨物駅の廃止による大阪駅北側エリア(梅田北・うめきたエリア)の大規模な再開発事業の一環として、当線はそれまでの地上線から地下線へ線路の切り替え工事(移設)を実施 (*`=´)┏━>∝∝∝∝ チュィィィィィン…。そこには大阪駅と連絡通路で直結した新たな旅客用の地下ホームが設けられ (゚∀゚*)オオッ!、まもなく今月(3月)の18日に行われるダイヤ改正に合わせて開業することとなりました (*゚▽゚)/゚・:*【祝・開業】*:・゚\(゚▽゚*)。
ちなみに建設当初はこの新たな地下ホームを「北梅田」とか「うめきた」などという駅名の新駅になるのではないかとされていましたが σ(゚・゚*)ンー…、大阪駅と繋がっていることから当駅に属する地下ホームとして取り扱うこととし、「大阪駅(うめきたエリア)地下ホーム」の呼称が用いられるそうです ( ̄、 ̄*)ナルヘソ。


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梅田貨物線に設けられる新駅・・・
いや新ホームは
「大阪駅(うめきたエリア)地下ホーム」。
開業後は特急「はるか」や「くろしお」、
そしておおさか東線の列車が
発着することになります。
(o ̄∇ ̄o)ウメキタ


そんな梅田貨物線、大阪駅うめきたエリア地下ホームの使用開始日(開業日)は半月後の18日でもうちょい先のことですが (´ω`)マダヨ、地上線から地下線へ線路を切り替える移設工事はいち早く2月13日に完了しており、すでに特急「はるか」や「くろしお」などは新ホームにまだ停車こそしないものの、新たな地下線のほうを使用して運行されています (・o・*)ホホゥ。
JRや私鉄など国内における“旅客鉄道路線の全線完乗(完全乗車)”を生涯の目標(?)としている私にとって、たとえ名称(通称)は“貨物線”であっても定期の旅客列車が一本でも運行されている路線や区間に関しては“乗り潰し”の踏破対象としており、当然この梅田貨物線もそれに含まれます (-`ω´-*)ウム。
そこで今回は当線を経由する特急「はるか」に乗車して、地下に移設となった区間をあらためて乗り潰そうと考えたのでした (゚ー゚*)ノリテツ。ちなみに私は地下化される以前の梅田貨物駅を経由する同線はすでに乗車済みで、そのときもわざわざ京都から「はるか」に乗ったっけ。

前置きが長くなりましたが、そのような目的の私を乗せた特急「はるか29号」は、定刻の13時ちょうどに京都を発車しました (/*´∀`)o レッツラゴー♪



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嵯峨野線(山陰本線)のホームに隣接した
30番線を発車した「はるか」。
京都を出るとすぐ
右のほうに嵯峨野線が分かれてゆきます。
その向こうにちらっと見える梅小路公園では
梅の花が見ごろを迎えている様子。
( ̄∇ ̄)ウメ
▲東海道本線 京都-西大路
(進行方向で右の車窓)

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先日には高崎線の窓から
大宮の鉄道博物館をチラ見しました
こちらは「はるか」の車窓から見た
「京都鉄道博物館」の建物。
キョート(゚ー゚*)テッパク
▲東海道本線 京都-西大路
(進行方向で右の車窓)

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京都を発車後は配線の関係でしばらく
本線と並行する貨物線のほうを走行します。
(*・`o´・*)ホ─
左手の南側に見えるのが本線(JR京都線)で
通過している駅は西大路。
( ̄  ̄*)ニシオージ
▲東海道本線 西大路
(進行方向で左の車窓)

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桂川の手前で「はるか」が走る貨物線は
複々線の本線を一気に跨ぎます。
▲東海道本線 西大路-桂川
(進行方向で右の車窓)

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今度は右のほう(北側)に本線の複々線を見て
向日町の手前付近で外側の下り列車線に合流。
新快速などと同様に向日町のホームを通過します。
バビューン!!-=≡Σ(((⊃゚∀゚)つ
▲東海道本線 向日町
(進行方向で右の車窓)

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ちなみに向日町といえば
鉄ちゃんとして車窓からチェックしたいのが
車両基地の「吹田総合車両所 京都支所」
(旧・京都総合運転所)。
(「゚ー゚)ドレドレ
特急「くろしお」用の289系や
「WEST EXPRESS 銀河」用の117系などが
構内に確認できました。
(゚∀゚)オッ!
▲東海道本線 向日町-長岡京
(進行方向で左の車窓)


京都で「はるか」が発着に使用する専用ホーム(30番線)は、構内の配線等による都合でJR京都線の下り本線(大阪方面)へ簡単に入ることができず σ(゚・゚*)ンー…、当列車はまず嵯峨野線(山陰本線)の線路を通って京都を出発し、京都貨物駅(旧・梅小路貨物駅)の構内からは本線(JR京都線)と並行する貨物線のほうを走行。桂川(かつらがわ)付近で本線をオーバークロスしたのち、向日町(むこうまち)の手前で本線(外側の列車線)の下り線へ合流するという複雑な経路を走ります (*・`o´・*)ホ─。
今回の目的はこの先の茨木付近で分岐する梅田貨物線だけど、京都から向日町までの経路も「はるか」の下り列車でなければ乗ることができないマニアックな区間で、乗り鉄としては車窓から目が離せません (*゚∀゚)=3ハァハァ!。右の車窓を見たり、左の車窓を見たり、列車が転線するたびにちょろちょろと座席を移動して落ち着きありませんが アッチo(゚д゚o≡o゚д゚)oコッチ、平日の昼過ぎに京都から関西空港へと向かう「はるか29号」は利用者が少ないようで、なんと先頭車の自由席(6号車)は私のほかに乗客が一人もいない“貸し切り”状態 (・ω・)ポツン。これは左右両側の車窓を眺めたい私にとって好都合な状況です (o ̄∇ ̄o)ラキー♪。ちなみにもしも乗客が多かったとしたら、席に座らず車端部のデッキ(出入口部分)に立って左右の車窓を見ていたかもしれません。


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山崎付近で車窓に見えるのは
サントリーウイスキーの山崎蒸留所
( ̄  ̄*)ザキヤマ
これも沿線名所のひとつですね。
▲東海道本線 山崎-高槻
(進行方向で右の車窓)

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新快速が停車する高槻を通過すると
特急列車に乗っているという
優越感(?)を覚えます(笑)
(´ー`)フッ
▲東海道本線 高槻
(進行方向で右の車窓)

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線路脇に立つ巨大な板チョコは
明治製菓の大阪工場に建つ看板の
“ビッグミルチ”
(ビッグなミルクチョコレート)。
やっぱし板チョコと言えば明治よね(笑)
(o ̄∇ ̄o)チョコ
▲東海道本線 高槻-摂津富田
(進行方向で右の車窓)

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茨木を過ぎたあたりで
「はるか」はふたたび本線から転線して
貨物線のほうに入ります。
コッチ…((((o* ̄-)o
なお上を跨いでいるのは
吹田貨物ターミナルと大阪貨物ターミナルの
あいだを結ぶ大阪ターミナル貨物線。
▲東海道本線 茨木-千里丘
(進行方向で右の車窓)

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も一度オーバークロスして本線を越え、
今度は本線の南側から北側へ。
▲東海道本線 茨木-千里丘
(進行方向で左の車窓)

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本線と並行する貨物線を走る「はるか」。
左手(南側)に見える通過駅は千里丘です。
( ̄  ̄*)センリオカ
▲東海道本線 千里丘
(進行方向で左の車窓)

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そして右手(北側)に見えるヤードは
吹田貨物ターミナル(駅)。
正式には当駅が梅田貨物線の起点となります。
(・o・*)ホホゥ
お!手前にいるのは
EF210とEF510(青)の重単じゃん。
(゚∀゚)オッ!
▲東海道本線 千里丘-吹田(吹田貨物ターミナル)
(進行方向で右の車窓)

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吹田を過ぎると左のほうへ分岐するのは
おおさか東線を経て関西本線方面へと向かう
城東貨物線。
▲東海道本線 吹田-東淀川
(進行方向で左の車窓)

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いっぽう左から近づいてくる高架線は
4年前の2019年に開業したおおさか東線
「はるか」が走っている貨物線はこの先で
おおさか東線の線路と合流します。
▲東海道本線 吹田-東淀川
(進行方向で左の車窓)

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京都から30分、
特急「はるか」はまもなく
新大阪の3番線ホームに停車。
お、「スーパーはくと」だ。
(゚∀゚)オッ!
▲東海道本線 新大阪
(進行方向で左の車窓)


JR京都線を順調に西進する特急「はるか」は、茨木の先でふたたび本線から貨物線へと転線し、梅田貨物線の起点となる吹田貨物ターミナル(駅)の構内をかすめるようにして通過 ...(((o*・ω・)o。そしてまもなく東海道・山陽新幹線と接続する新大阪に停車します (゚ー゚*)シン・オーサカ。
当駅からは5、6人ほどが乗ってこられ、さすがに今までのような頻繁な席の移動は少し控えますが、私の座っている席の左右横一列(A〜D席)は空席のままで、引き続き両側の車窓を見ることができそう (o ̄∇ ̄o)ラキー。
今回の目的である梅田貨物線の乗り潰しは、新大阪発車後のここからが本番です (*゚v゚*)ワクワク♪。


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「はるか」が停車する新大阪のホームは
駅名標の次駅表記が3月3日現在
“にしくじょう”(西九条)となっていますが、
これが今月の18日以降はおそらく
“おおさか”(大阪)となるハズです。
▲東海道本線 新大阪
(進行方向で左の車窓)

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新大阪を出た「はるか」は
引き続き本線を左手(南側)に見て、
並行する梅田貨物線の線路を走行します。
▲梅田貨物線(東海道本線) 新大阪-西九条
(進行方向で左の車窓)

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淀川の鉄橋(上淀川橋梁)を渡ると
本線のほうはまっすぐ大阪駅に向かいますが・・・
▲梅田貨物線(東海道本線) 新大阪-西九条
(進行方向で左の車窓)

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梅田貨物線は右(北)のほうにカーブして
本線と分かれます。
バイチャ!( ゚д゚)ノシ
▲梅田貨物線(東海道本線) 新大阪-西九条
(進行方向で左の車窓)

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私は大阪の道路をあまり知らないけど
このあたりの梅田貨物線は
城北公園通りに沿って敷かれています。
上を跨ぐ高架橋は新御堂筋。
▲梅田貨物線(東海道本線) 新大阪-西九条
(進行方向で左の車窓)

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旧線(地上線)と新線(地下線)の
上り方(新大阪方)の切り替え地点を通過。
(゚∀゚)オッ!
役目を終えて撤去される
地上線の線路が確認できました。
▲梅田貨物線(東海道本線) 新大阪-西九条
(進行方向で左の車窓)

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梅田貨物線を走る「はるか」は
新たに敷き直された線路を通って
徐々に地下トンネルへと潜ってゆきます。
...(((o*・ω・)o
▲梅田貨物線(東海道本線) 新大阪-西九条
(進行方向で右の車窓)


新大阪を出たのち淀川を梅田貨物線の鉄橋で渡った「はるか」は、やがて右のほう(北のほう)に大きくカーブすると、まもなく旧線(地上線)との上り方の切り替え地点を通過して、真新しい線路が敷かれたばかりの地下トンネルへと突入してゆきます ...(((o*・ω・)o。当然ながら地下区間の車窓は真っ暗でほとんど何も見えませんが、一瞬たりとも見逃さないようにまばたき厳禁で刮目していると・・・(ФωФ*)ジーーーッ


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開業前の“大阪(うめきたエリア)”の
地下ホーム”を通過。
かろうじて[大阪]の駅名標が確認できます。
w(゚0゚*)w オォー!
▲梅田貨物線(東海道本線) 新大阪-西九条
(進行方向で右の車窓)


うめきた、ミエタ────(n‘∀‘)η────ッ!
分岐器(線路のポイント)を通過する走行音が足元に響いた直後、暗かった車窓がパッと明るくなり (*゚ロ゚)ハッ!、そこにまばゆく見えたのは広い2面4線構造を備える「大阪駅(うめきたエリア)地下ホーム」の新しいプラットホーム w(゚0゚*)w オォー!。
当ホームは乗降ホームと線路のあいだが大きなガラス扉で仕切られた“フルスクリーンホームドア”(しかも、あらゆる車種や編成に対応して開口できる世界初の方式なのだとか)を採用していて ( ̄。 ̄)ヘー、それ越しにホームの様子を車窓から撮るのはちょっと難しい状況でしたが、適当にカメラのシャッターを切った一枚にはかろうじて「大阪」の駅名標が写っていました (^_[◎]oパチリ。
そんな大阪駅うめきたエリア地下ホームを一瞬で通過した「はるか」は バビューン!!-=≡Σ(((⊃゚∀゚)つ、また車窓に暗い壁を映したのち、まもなくトンネルを抜けてふたたび地上へと出ます (つ▽≦*)マブシッ!。そこは大阪環状線の福島(ふくしま)駅付近に位置し、地下からの新線はここで既存の線路と合流(下り方の旧線との切り替え地点を通過)( ゚∀゚)人(゚∀゚ )ガッタイ。また先述したとおり“梅田貨物線”という線名は通称であって、正式には東海道本線の支線(吹田貨物ターミナル〜福島)と大阪環状線(福島〜西九条)の二路線で形成されており、その路線境界(福島の浄正橋踏切付近)を跨いだ「はるか」はこの先、大阪環状線(と並行する貨物線)を走ることとなります カンジョーセソ…((((o* ̄-)o。


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地下を抜けて車窓に外光が入ります。
(つ▽≦*)マブシッ!
なおこの地下から地上への登坂
最大で22.6パーミルもの急勾配となっており、
ここを通過する貨物列車の一部にはなんと
編成の後方に補機(EF210-300)が
連結されるのだそうです。
(*・`o´・*)ホ─
▲梅田貨物線(東海道本線) 新大阪-西九条
(進行方向で右の車窓)

0036.jpg
大阪環状線の福島駅前にある
なにわ筋の踏切(浄正橋踏切)を通過。
この手前が旧線(地上線)と新線(地下線)の
下り方(西九条方)の切り替え地点にあたり、
ここで既存の線路に合流します。
( ゚∀゚)人(゚∀゚ )ガッタイ
また、この踏切付近が
梅田貨物線における
東海道本線と大阪環状線の境界らしい。
▲梅田貨物線(東海道本線) 新大阪-西九条
(進行方向で右の車窓)

0037.jpg
地下から地上、
そして一気に大阪環状線の高架へと上ります。
...(((o*・ω・)o
すれ違う221系は
環状線の外回りに直通してきた
大和路線の大和路快速。
▲梅田貨物線(大阪環状線) 新大阪-西九条
(進行方向で左の車窓)

0038.jpg
左手(東側)に見える複線が大阪環状線で
並行する貨物線は野田を通過します。
( ̄  ̄*)ノダ
ちなみに先ほどまで通っていたJR京都線は
駅名標のカラーが青でしたが
環状線は赤です。
▲梅田貨物線(大阪環状線) 新大阪-西九条
(進行方向で左の車窓)

0039.jpg
そして野田の先で
桜島線方面(安治川口方面)へ向かう
貨物線から離れ、
大阪環状線の外回り線を渡って
内回り線のほうに合流。
「はるか」は環状線の内回りを南下します。
▲梅田貨物線(大阪環状線) 新大阪-西九条
(進行方向で左の車窓)

0040.jpg
梅田貨物線としての終点である
大阪環状線の西九条を通過。
(゚∀゚)オッ!
当駅はかつて
梅田貨物線経由の「はるか」が
大阪駅を通らないため
その代替的な停車駅でしたが
現在は通過駅となっています。
(特急「くろしお」の一部は停車。
ただしそれも今度のダイヤ改正前日まで。)
▲大阪環状線 西九条
(進行方向で右の車窓)


野田(のだ)を過ぎたところで大阪環状線の内回り線へと乗り入れた「はるか」は、やがて西九条のホームを右にかすめてゆっくりと通過 ...(((o*・ω・)o。停車はしないけれど当駅が梅田貨物線の終点とされており、これにて地下に切り替えられた新ルート(移設部分)を含む梅田貨物線の全区間を完乗となりました ヽ(´▽`*)ノワーイ♪。
もっとも今回の場合は、私が過去に地上の旧線(梅田貨物駅経由)をすでに踏破しているため、“乗り潰した”というよりは“乗り直した”といったほうが正しいのですが、それでもやはり新たな地下ルートとしては初乗車なので個人的に達成感と満足感を覚えます +。:.(´ω`)シミジミ.:。+゚。
ちなみに梅田貨物線の総距離は12.6キロ(吹田貨物ターミナル〜西九条)、そのうち地下への移設にともなって線路が敷き直された区間は2.2キロでした ( ̄  ̄)ニキロ。


0041.jpg
西九条を過ぎて
右のほうに分岐するのは
USJのあるユニバーサルシティや
桜島方面へと伸びる
JRゆめ咲線(桜島線)。
なお当線の安治川口は貨物取扱駅であり
もともと梅田貨物線は
おもにそこを発着する貨物列車のための
貨物線でした。
( ̄、 ̄*)ナルヘソ
▲大阪環状線 西九条-弁天町
(進行方向で右の車窓)

0042.jpg
左の車窓に見える
ドーム球場の「京セラドーム大阪」
まるでフリーザの宇宙船(?)のような
インパクトあるデザインですね。
( ̄∇ ̄;)フリーザ…
▲大阪環状線 弁天町-大正
(進行方向で左の車窓)

0043.jpg
新今宮の手前で今度は
大阪環状線から大和路線(関西本線)へ転線。
新今宮の2番線を通過します。
...(((o*・ω・)o
▲関西本線 新今宮
(進行方向で左の車窓)

0044.jpg
左の車窓に
新世界のシンボル「通天閣」が見えてくると
まもなく天王寺。
( ̄▽ ̄)ツーテンカク
▲関西本線 新今宮-天王寺
(進行方向で左の車窓)


JR京都線(東海道線)、梅田貨物線、大阪環状線、そして環状線との重複区間ではありますが大和路線(関西本線)を経由して京都から45分、特急「はるか29号」は定刻の13時45分に大阪市内の天王寺へ到着しました (・ω・)トーチャコ。当列車は関西空港ゆきですが私はここで下車します。


0046.jpg
天王寺の15番線に停車した
特急「はるか29号」。
当列車はこの先さらに
阪和線と関西空港線を経て
関西空港に向かいます。
(=゚ω゚)ノ゙イッテラ~
▲関西本線 天王寺


京都1300-(特急はるか29号)-天王寺1345

大阪駅北側(うめきたエリア)の再開発にともなって地上から地下へ移設された、梅田貨物線の“乗り直し”を目的に乗車した特急「はるか」の“乗り鉄旅” (゚ー゚*)ハルカ。
梅田貨物線のみならず旅客線と貨物線の転線を繰り返す複雑な経路を進む当列車は、京都〜天王寺の乗車区間全体を通して鉄ちゃん的にとても興味深いものがあり、そのマニアックな車窓風景を存分に満喫 (*゚∀゚)=3ハァハァ!。そして主目的の梅田貨物線は、かつて梅田貨物駅の構内をかすめていた地上線時代のほうが車窓からの景色に面白さはあったものの、このたび新たに設置された「大阪駅(うめきたエリア)地下ホーム」をいち早く眺められたところや (゚∀゚)オッ!、地下トンネルをくぐり抜けて大阪環状線の福島付近に出てくる展開などは (゚∀゚*)オオッ!、個人的に新鮮な印象で車窓を見ることができました (=´▽`=)ワーイ♪。これは特急料金(特急券)を払って乗ったぶんの価値はあったと思います ъ(゚Д゚)ナイス。ただ、大阪駅うめきたエリア地下ホームに関してはやはり一瞬で通過しちゃうのでなく、あの新しいホームに降り立ってみたいもの σ(・∀・`)ウーン…。“フルスクリーンホームドア”ってヤツが可動するところも見てみたいですしね (・∀・)ミタイ。
まもなく3月18日に開業(使用開始)する「大阪駅(うめきたエリア)地下ホーム」。そのホームから私が列車に乗ることは、次にまた大阪を訪れるときの楽しみにしたいと思います (*´v`*)ワクワク♪。


5050.jpg
JRの改札を出て、
天王寺の地下から乗るのは
大阪メトロ御堂筋線の中津ゆき。
以前にもご紹介しましたが
当駅のホームの照明は
特徴的なデザインをしています。
( ̄∇ ̄)シャンデリア
▲大阪メトロ御堂筋線 天王寺


さてと、本来なら新世界あたりの居酒屋で梅田貨物線の完乗を祝って打ち上げでもしたいところだけど (σ´∀`)σイイネ♪、今回の私は仕事の出張で来ていることを忘れてはいけません (; ̄▽ ̄)ア…。“鉄ちゃんモード”から“仕事モード”に気持ちを切り替えて、地下鉄の御堂筋線で心斎橋へ向かうとしますか オシゴト…((((o* ̄-)o 。



0105.jpg
そしてこの写真は
仕事の要件を済ませたあとに立ち寄ってみた
3月3日時点の大阪駅の様子。
(「゚ー゚)ドレドレ
東海道本線(JR京都、神戸線)の塚本方
大阪環状線の福島方など
各ホーム(11番線ホームを除く)の西側に
“うめきたエリア”の地下ホームへとつながる

連絡通路が設けられました
(*・`o´・*)ホ─
なお、既存の地上駅と
うめきたエリア地下ホームの乗換時間は
歩く速度や混雑具合により
おおむね6分〜10分程度とされています。
東京駅の京葉線地下ホームよりは近いのかな?
σ(゚・゚*)ンー…
▲東海道本線 大阪

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「うめきた開業まで 15日」っ!
(3/3現在)
(*゚v゚*)ワクワク♪