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神戸市営地下鉄・・・北神線 乗車記 [鉄道乗車記]

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2023.03.04 神戸市営地下鉄
一駅間だけの“乗り直し”
北神線 乗車
 
 
3月の第一週目に仕事の出張で関西のほうへ赴いた私 シュッチョ…((((o* ̄-)o。
そのついでに(?)、先月(2/13)より線路が地上線(旧・梅田信号場経由)から地下線(大阪うめきた地下ホーム経由)へ切り替えられたばかりの「梅田貨物線」(新大阪〜西九条の区間)を通ってみたくて、京都から大阪までの移動に特急「はるか」を利用(特急券は自費購入)(´∇ノ`*)オホホホホ。旅客線と貨物線の転線を繰り返す複雑な経路を走るという、当列車ならではのマニアックな車窓風景を存分に楽しみました (*゚∀゚)=3ハァハァ!。

そして実はこれのみならず、“出張ついでの鉄旅”(?)にはもうちょっとだけ続きがあります。
出張業務の最終日は金曜日(3/3)、それならば関西にもう一日ほど延泊して(この宿泊費ももちろん自腹で)、週末の土曜日を鉄道趣味(撮り鉄や乗り鉄)にウマく活かしたいところ (・∀・)イイネ。たまたまながら数日前(2/27)には兵庫県の和田岬線で使われている103系の引退が公表されたため、できればそれを記録したいなと思いますし、そのほかにも効率よく絡められそうな “とある目的” がアタマの中に浮かびます σ(゚・゚*)ンー…。
そこで私は大阪での仕事を終えてからJR神戸線(東海道本線)の下り列車に乗り、神戸市の兵庫(兵庫区)へ向かいました ...(((o*・ω・)o。


3月4日(土)


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神戸市兵庫区に所在する
山陽本線の兵庫。
( ̄  ̄*)ヒョーゴ
当駅は1888年(明治21年)に開業し、
現駅舎は高架化の際に改築された二代目ですが、
それでも1930年(昭和5年)に建造の
歴史あるものです。
▲山陽本線 兵庫


兵庫で迎えた土曜日の朝 (‘-‘*)オハヨン。前日に続いて今日も朝から晴天のいいお天気です。
兵庫駅のある神戸市兵庫区は、県名にもなっている“兵庫”が堂々と付いた街ですが ( ̄  ̄*)ヒョーゴ、このあたりはおもに住宅地が形成されており、また工場や倉庫なども多く、賑やかな繁華街の元町や三宮に比べると落ち着いた雰囲気・・・というか、何となくあか抜けない印象 σ(゚・゚*)ンー…。そんな当地は繁華街よりも宿泊施設の料金がリーズナブルに抑えられているようで、神戸観光などにおける穴場の宿泊地といえるかもしれません (*-∀-)ホホゥ(なお、兵庫はJR神戸線の上り普通列車で神戸まで一駅、三ノ宮まで3駅のところに位置していて意外と便利なんです)。
ちなみに今回の私がネットで選んだビジネスホテルのプランは、シングルルーム(ダブルベッド仕様で部屋の広さもとくに狭く感じない程度)の素泊まりで平日価格が一泊4,800円 (゚∀゚)オッ!。それだけでもじゅうぶんお安いと感じるのに、“全国旅行支援割引”が適用されて20%引きの3,840円となり (゚∀゚*)オオッ!!、さらに2,000円分のクーポン券まで貰えたので、実質は1,840円!? エッ!(゚Д゚≡゚∀゚)マジ!?。ビックリするほどおトクに泊まることができました。これは嬉しい (´艸`*)オトク♪。


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山陽本線(JR神戸線)と
その支線の和田岬線が発着する兵庫。
両線の乗換口(連絡通路)には
和田岬線の専用改札が設けられていて、
無人駅である和田岬までの運賃は
ここで清算される仕組みとなっています。
(関東でいうところの“東武大師線システム”ね)
( ̄。 ̄)ヘー
▲山陽本線 兵庫


そんな兵庫の同じホテルに私は昨年(2022年)の8月にも宿泊をしており、その時の目的も和田岬線の103系を撮ることでした ( ̄  ̄)ワダミサキ。
和田岬線はここ兵庫で山陽本線(JR神戸線)と分岐し、港湾地区の和田岬にいたるわずか2.7キロの支線で、そこに今も使われているのが国鉄時代の通勤型電車、いわゆる“国電”の生き残りである103系です (゚ー゚*)コクデソ。当系は1970年代の製造からすでに半世紀(50年)が経っていて、たぶん先はそう長くないだろうな・・・σ(・∀・`)ウーン…と、うすうす引退が近いことを察して私は昨夏に撮影へ訪れたのですが (^_[◎]oパチリ、それから半年後となる先日(2/27)にやはり、3月18日に実施されるダイヤ改正をもって定期運用を終了(引退)する旨がJR西日本より発表されてしまいました (´・ω・`)ショボン。


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兵庫駅構内の壁面には
まもなく和田岬線での運行を終了する
103系の大きなポスターが貼られています。
兵庫運河に架かる和田旋回橋

走りゆくシーンですね。


その103系の引退発表とタイミングを合わせるかのように、たまたま私のもとへ舞い込んできたのが今回の関西出張 (゚∀゚)アヒャ☆。和田岬線は昨夏にも撮影しているとはいえ、引退記念の特別な“ヘッドマーク”を掲げた103系の姿を見ることができるのならば、それもまた記録に残したいと思うのが鉄ちゃんの性というものです (-`ω´-*)ウム。
そこで私は大阪での出張業務を終えた昨日(金曜日)の夕方にまず一度、当線の沿線を何か所か訪れて日が暮れるころまで撮影に没頭(先日に拙ブログの“ONE-shot”でご紹介したぶん)【◎】]ω・´)パチッ!。そして引退発表直後で最初の週末となる今日の土曜日は、おそらくたくさんの同業者(鉄ちゃん)が詰めかけることが予想されるため σ(゚・゚*)ンー…、沿線での撮影よりも103系に乗ることを優先して、混雑する時間帯の前に兵庫から和田岬まで片道だけの“惜別乗車”を味わうこととしました (・∀・)イイネ。つまり昨日は“撮り鉄”で、今日は“乗り鉄”といったところです ъ(゚Д゚)ナイス。
兵庫の主改札と連絡改札(中間改札)の二カ所でそれぞれにIC乗車券をタッチして (*・∀・)つ[西瓜]ピッ!(これで兵庫から和田岬までの運賃が精算されたことになります)、本線のJR神戸線とは別に設けられた和田岬線の専用ホームへ入ります。


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兵庫の和田岬線ホームに停車している
スカイブルーの103系。
そのお顔(車体の正面)には
前と後でデザインが異なる二種の
ヘッドマークが取り付けられています。
(゚∀゚)オッ!
▲山陽本線(和田岬線)兵庫


イチマールサン、イタ━━━━m9( ゚∀゚)━━━━ッ!
和田岬線ホームで静かに発車を待っている、スカイブルー(青22号)の103系(R1編成)(=゚ω゚)ノ゙ヤア。私にとって半年ぶりの再会ですが(昨日にも会っているけど)、既報のとおり今回はその車体の前後に引退を労う“ヘッドマーク”が取り付けられていて、前回とはちょっと異なる感傷的な気持ちになります
(゚ーÅ)ホロリ。


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車内の中吊りスペースには
「どうも、スカイブルーでお馴染みの103系です」
というメッセージ風の文章で書かれた
103系から引退のご挨拶が掲出されていて
全文を読むとグッとくるものがあります・・・。
(´;ω;`)ウッ


乗車するのは兵庫を7時48分に発車する和田岬ゆき下り列車(525M)で、平日ならば多くの通勤客で和田岬線が混雑する時間帯ですが土曜日の今日は少なめ。そのかわりホームや車内には一般の通勤利用者よりも、私と同様に103系の乗車や撮影に訪れた“鉄ちゃん”のほうが明らかに多く見られます (o ̄∇ ̄o)テツ。それでも写真で様子を見てお分かりのとおり、ファンがホームを埋め尽くすような“激パ”というほどの激しい混雑や混乱はなくて落ち着いている感じ ε-(´∀`*)ホッ。ヘッドマークを付けた先頭車の写真はふつうに難なく撮れたし (^_[◎]oパチリ、車内も運転室背後のいわゆる“かぶりつき”の立ち位置はファンでひしめき合っていたものの、それ以外の車両は座席に余裕があるくらい空いています (´ー`)マターリ。モーター(主電動機)の音を聴きたかった私はむしろ先頭車の“クハ”(制御車)を避けて、中間車の“モハ”(電動車)の座席に腰掛けました (゚ー゚*)モハ。
そしてまもなく“ぷしゅっ”と空気を抜いたような音とともにドアが“ガラガラ”閉まり、“ガクン”と動き出した103系は甲高い独特のモーター音を“ぐぅぅぅぅん…”って感じに響かせて、工場地帯の片隅に敷かれた単線を南に向かって突き進みます。ああ、その一挙一動一音のどれもが103系らしさなんだよなぁ・・・(*゚∀゚)=3ハァハァ!(マニアックだけど、わかる人にはわかるハズw)。


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おもに工場地帯の殺風景なところを走る
和田岬線の車窓風景ですが、
沿線の公園にはピンク色の花が見られて
退役する103系の花道を
慎ましやかに彩っていました。
▲山陽本線(和田岬線)兵庫-和田岬

(車窓から)

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沿線でいちばんの見どころ(?)である
兵庫運河を鉄橋で渡ります。
(゚ー゚*)テッキョー
ちなみに前回の訪問時(半年前)に
拙ブログで少しご紹介していますが、
この鉄橋は橋脚を軸に橋桁が旋回する
旋回橋と呼ばれる珍しい構造です
(ただし現在は可動せずに固定状態)。
( ̄。 ̄)ヘー
▲山陽本線(和田岬線)兵庫-和田

車窓から)

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その兵庫運河にか架かる
和田旋回橋を渡りゆく和田岬線の103系。
水辺の風景に青い国電がマッチします。
(・∀・)イイネ
▲23.3.3 山陽本線(和田岬線)兵庫-和田岬


兵庫から和田岬まで一駅、2.7キロ、わずか4分という短い乗車時間。車窓からの眺めもさほどいい景色ではなく(ほとんど住宅地や工場地帯だからね・・・(^^;)ゞポリポリ)、しかも今回に限ってはぶっちゃけ、沿線で撮影をされている同業者の方たち(撮り鉄さん)ばかりが目に留まる印象だったけど (。A。)アヒャ☆、いい具合に弾む適度な揺れ加減(?)や耳に残るモーターとかブレーキなどの音といった体感で、昔から変わらない103系の走りをじっくりと噛みしめるように堪能。和田岬線から去りゆく当系の“惜別乗車”は、私の記憶に深く刻まれるものとなりました +。:.(´ω`)シミジミ.:。+゚。


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ひと駅だけ“国電”に揺られて
終点の和田岬に到着。
(・ω・)トーチャコ
ホームでは多くのファンが
思い思いに撮影されていました。
手前でスマホを構える少年鉄ちゃんも
ウマく撮れたかな?
(^_[◎]oパチリ
▲山陽本線(和田岬線)和田岬


昭和時代の国電を代表する103系通勤型電車。それが令和のこの時代まで生き延びていたのは、あらためて考えるとスゴいことですよね w(*゚o゚*)wオオー!。都市圏を中心に走り続けて多くの人たちを運んだ半世紀、長年にわたる活躍おつかれさまでした (´w`*)ドツカレサン。
なお、103系はこの和田岬線からの引退で完全に形式消滅したわけではなく、同じく兵庫県の加古川線(3550番台)や播但線(3500番台)、九州の筑肥線(1500番台)などにまだ残されていますが、いずれも短編成化されたローカル線仕様となっており、“国電”と呼ばれた通勤型電車としての103系らしい使われかたは、この和田岬線からオリジナル車(0番台)が退役したことで一区切り付いたのかな・・・と個人的に思います (-`ω´-*)ウム(などと言いつつ、播但線などでまた103系を見たら、「国電の生き残り!」と言っちゃいそうだけど w)。


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兵庫と同じく神戸市兵庫区内に所在する
和田岬線の終点・和田岬。
(゚ー゚*)ワダミサキ
基本的に朝夕しか列車が発着しない当駅は
ホームが一面のみの簡素な造りで、
2009年までは終端部に駅舎がありましたが
現在は撤去されています。
▲山陽本線(和田岬線)和田岬


兵庫0729-(和田岬線525M)-和田岬0733

さて、ここ和田岬は路線名(支線の通称名)にもなっている和田岬線の印象が強いですが、実はもうひとつ別の路線の駅も存在します。和田岬線の線路が途切れた終端の先を横切る幹線道路(国道?県道?)、その地下にあるのが神戸市営地下鉄・海岸線の和田岬駅 ( ̄  ̄*)チカテツ。
和田岬線で103系の惜別乗車を終えた私が次に乗るのは、この地下鉄です。


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和田岬線の終端部のすぐそばにあり、
その入口が幹線道路に面している
神戸市営地下鉄海岸線の和田岬駅。
▲神戸市営地下鉄海岸線 和田岬


地上の入口から地下の改札口へ進んでみると、103系を記録する多くのファンで賑わっていた和田岬線のホームに対し、こちらの駅は土曜日の朝ということもあって通勤客の姿も少なく、人影まばらで閑散とした雰囲気 シーー( ̄、 ̄*)ーーン。
ホームで待っているとまもなく、一般的なふつうの鉄道車両よりやや小ぶりなサイズの白い電車(5000形)が入ってきました (=゚ω゚)ノ゙ヤア。海岸線は地下トンネルの断面が狭い構造のため、それに合わせた車両の規格も小さい、いわゆる“ミニ地下鉄”と呼ばれるもので(鉄輪式リニアモーターのミニ地下鉄)、東京の都営大江戸線や、大阪の長堀鶴見緑地線などと同様の方式です (o ̄∇ ̄o)ミニ。


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和田岬から乗車する
三宮・花時計前ゆきの海岸線は
白を基調とした車体に
ブルーとグリーンの帯が巻かれた
ミニ地下鉄仕様の5000形。
▲神戸市営地下鉄海岸線 和田岬


神戸市営地下鉄は、新神戸と西神中央(せいしんちゅうおう)の間をむすぶ西神・山手線(西神延伸線・西神線・山手線の総称)をメイン路線として、新神戸と谷上(たにがみ)の間をむすぶ北神線、そして新長田(しんながた)と三宮・花時計前の間をむすぶ海岸線の三路線(正式には5路線)から成り、三宮(三宮・花時計前)を軸に神戸市の中心地から郊外のほうへ伸びる神戸市交通局の地下鉄路線 (・o・*)ホホゥ。なお、先述した“ミニ地下鉄”方式なのは海岸線のみで、その他の路線は一般鉄道と同じ規格(線路幅は標準軌)となっています。


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和田岬の運賃表で見る
神戸市営地下鉄の路線図。
緑のラインが西神・山手線、
茶色いラインが北神線、
青いラインが海岸線です。
なお、右上の赤いラインは
当駅から連絡乗車券が購入できる
私鉄の神戸電鉄で、
神戸市営地下鉄の路線ではありません。


国内における“旅客鉄道路線の全線完乗(完全乗車)”を生涯の目標(?)としている私にとって地下鉄の路線ももちろん例外でなく、神戸市営地下鉄は西神・山手線(せいしん・やまてせん)も海岸線も過去に全区間を乗り潰して(完乗して)います (-`ω´-*)ウム。
ところがちょっと引っかかる存在なのが、上記の路線図(運賃表)で一区間だけ茶色いラインで表された“北神線”(ほくしんせん)(´・ω`・)エッ?。


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新神戸と谷上のあいだの
わずか一区間だけという北神線。
この運賃表をよーく見ると、
なんだか上貼りされたような形跡が?
(=゚ω゚=*)ンン!?


実はこの北神線はもともと神戸市営地下鉄でなく、少し前までは“北神急行電鉄”という別会社の路線で、私はその北神急行として過去に北神線を踏破 ホクシソ(゚ー゚*)キューコー。
(ちなみに私はこの北神急行電鉄を兵庫県や神戸市などが出資する“第三セクター鉄道”なのだと思っていましたが、この記事を書くにあたって調べてみたところ、当鉄道は阪急電鉄や神戸電鉄などの出資によって設立された“民間の鉄道会社”で、中小私鉄(地方私鉄)に属していたのだそうです。)


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これは今から21年前の2002年、
私が北神急行の北神線を完乗した時に
終点の谷上で撮影した北神急行の7000系。
薄茶色の帯色が印象的でした。
なお当系は現在、
神戸市営地下鉄に編入されて、
西神・山手線を中心に使われているそうです
(ただし6000形への置き換え対象らしい)。
▲02.3 北神急行北神線 谷上


駄菓子菓子(だがしかし)、神戸の中心地(中央区など)と北部地域(北区など)をむすぶ目的で1988年に開通した北神急行電鉄の北神線は、六甲山地を長大なトンネル(7,276mの北神トンネル)で貫く建設費用が高額に嵩んだため、乗車運賃の設定が高くなり(最高額のときは新神戸〜谷上の一駅間7.5キロで430円。参考までにJRならば同距離で180円)Σ(゚∇゚;)タカッ!、そのことなどを理由に利用者数が伸び悩んで苦しい経営状況に陥ります (´д`;)アウ…。そんななか神戸市は、北部地域の郊外開発や活性化、住民人口の増加を図ることを目的に、北神急行の事業を市が譲り受けて交通局による運営(市営化)とし、運賃の引き下げを提言。それを受けて北神線は2020年6月に北神急行から神戸市営地下鉄の路線となったのです ( ̄、 ̄*)ナルヘソ。なお、市営化に伴って新神戸〜谷上の運賃は路線譲渡前の370円から280円に、新神戸を境に別会社扱いで運賃が加算されていた三宮〜谷上などは550円から280円にまで引き下げられました(2020年当時)(´艸`*)ヤスイ。


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和田岬から三宮経由で
谷上までの乗車券は310円。
これが以前の北神急行時代だったら
新神戸で運賃が分けられていたので、
倍の600円くらいになったハズ。


そんな北神線を私は北神急行の時代に一度乗っているので、まったくの未乗路線ではないけれど、このように譲渡などで運営が変わった路線はできるだけもう一度乗り直して整理し、気持ち的にスッキリしたいところ (-c_-´。)ウミュ。
そこで今回は和田岬線で103系の惜別乗車を終えたあと、和田岬から海岸線の三宮・花時計前ゆきに乗り、同じく神戸市営地下鉄の西神・山手線を経て、北神線を訪れることにしたのでした ...(((o*・ω・)o。


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海岸線で終点の三宮・花時計前に到着。
ランドマークとなるような花時計が
駅の近くにあるのかと思っちゃいますが、
(*’∀’*)ハナドケイ?
実際はかつて神戸市役所にあったものだそうで
現在の花時計は別の場所(遊園地)に
移設されたらしい。
▲神戸市営地下鉄海岸線 三宮・花時計前

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海岸線の三宮・花時計前と
西神・山手線の三宮は少し離れており、
両線の乗換えにはいったん改札を出て
地下街を通り抜けます。
移動に要する時間は5分程度。
...(((o*・ω・)o
▲神戸市営地下鉄山手線 三宮


神戸市でいちばんの賑わいをみせる繁華街の三宮は、神戸市営地下鉄のほか、JR神戸線(三ノ宮駅)、阪神本線、阪急神戸線、神戸高速鉄道(神戸三宮駅)、神戸新交通ポートライナーなどの各線が発着する交通の要衝 (゚ー゚*)サンノミヤ。
ここで私は海岸線から西神・山手線と北神線を直通する谷上ゆきに乗り換えます ノリカエ…((((o* ̄-)o。なお、上写真の発車標に表示されているように、三宮から谷上方面へ向かう列車の半分以上は新神戸止まりで、谷上まで行くのは三本に一本程度といった感じです ( ̄  ̄*)ジジハツ。


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先行する新神戸ゆきを見送り、
少し待ってやってきた谷上ゆきは
西神・山手線のラインカラーである
緑色の前面デザインが印象的な6000形。
(゚ー゚*)ミドリ
▲神戸市営地下鉄山手線 三宮

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山陽新幹線への乗換駅でもある新神戸が
西神・山手線と北神線の接続駅。
谷上ゆきの直通列車に乗っているので
下車することなく車窓から
ホーム上の駅名標を記録します。
(^_[◎]oパチリ
▲神戸市営地下鉄山手線 新神戸(車窓から)


三宮から谷上ゆきに乗って一駅目の新神戸までが西神・山手線で、これより先・・・といっても一駅だけなのですが、新神戸から谷上までが北神線となり、いちおう私にとっては乗り潰し(乗り直し)の対象となる区間へ足を踏み入れます (゚∀゚)オッ!。
ただし、三宮など都市部の地下を走ってきた西神・山手線も、六甲山地を北神トンネルで貫く北神線も、地下トンネルと山岳トンネルという違いはあれど、列車は引き続き暗闇のなか(トンネルのなか)を進むことに変わりはありません ( ̄  ̄)マックラケ。


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これは三宮駅の壁に貼ってあった
神戸市営地下鉄の蘊蓄のひとつ。
ずっとトンネルのなかを走っているので
あまり実感はわきませんが、
新神戸と谷上の標高差は
ほぼ200メートルもあるらしい
(谷上のほうが高い)。
( ̄。 ̄)ヘー



余談ながら、私は乗った列車の車窓に流れる景色を眺めることが好きで、その面白さからJRや私鉄などの全線を完乗するにいたったのですが、車窓の大半がトンネル(地下区間)という地下鉄路線の乗り潰しはさすがに楽しさよりも苦労した印象のほうが強く残っています σ(・∀・`)ウーン…。ふだんの私の生活圏である東京の地下鉄は機を見て各線をこまめに片付けられたけど、大阪や名古屋などの地下鉄はそこを訪れた際に複数の路線を一気に乗り潰したため、車窓が真っ暗な地下鉄に一日中ずっと乗っているのはかなりキツいものがありました クライヨ(´д`;)セマイヨ。さしずめそれは全線完乗を達成するために課せられた、“苦行”といったところか (-"-;*)ウググ…(地下鉄で使われている車両は趣味的に好きなんだけどね)。ちなみに神戸の地下鉄は距離がけっこう長いものの、直通運転している西神延伸線・西神線・山手線・北神線を一本と考えれば路線数は少ないので、乗り潰しは楽なほうです。郊外では地下から外にも出るし。


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六甲山に掘られた北神トンネルを抜けると
北神線は外へ出ます。
(つ▽≦*)マブシッ!
車窓の左手(北側)に並行する線路は
神戸電鉄有馬線のもの。
▲神戸市営地下鉄北神線 新神戸-谷上
(車窓から)

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谷上のホームの先端より望んでみた
北神トンネルから出てきた6000形。
なお、線路が三線ありますが
向かって左から上り線、下り線で
いちばん右は車庫へ通じる回送線です。
▲神戸市営地下鉄北神線 谷上


新神戸から7.5キロ、標高差200メートルの登坂を、都市路線(地下鉄路線)の一駅間としては長く感じる8分の所要時間をかけて、北神線はまもなく終点の谷上に着きます (゚∀゚)オッ!。その直前に列車がトンネルから外へ出ると、車窓に見える景色は北神地域(神戸北部)の山々が近くて、自然豊かな郊外らしい街なみの雰囲気が印象的に感じられました (´ω`)シミジミ。


0027.jpg
終点の谷上に到着。
当駅の標高は244メートルで、
地上駅ではあるものの
日本の地下鉄路線に属する駅としては
最高地点になります。
( ̄。 ̄)ヘー
▲神戸市営地下鉄北神線 谷上

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谷上は北神線と神戸電鉄有馬線の接続駅。
(゚ー゚*)シンテツ
両線は一部の列車において
(おもに日中の時間帯)
同一ホームによる対面での乗り換えが
可能となっています。
到着した北神線の接続を待っていた有馬線は
2000系の三田ゆき準急列車。
▲神戸電鉄有馬線 谷上

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そんな北神線と有馬線が接続する
ホーム上の西端に建てられているのが
「山の家 ロッジ谷上」。
( ̄  ̄*)ロッジ
これは当駅を利用するハイカーの
交流の場として設けられたスペースで、
室内には沿線の登山コースや
ハイキングコースのマップなどが
常備されています。
▲神戸市営地下鉄北神線 谷上

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そのロッジの壁面に掲げられた
谷上駅の案内には
北神線が北神急行から神戸市交通局へ
移管されたことも記されていました。
(・o・*)ホホゥ


これにて北神急行あらため、神戸市営地下鉄の北神線を完乗 ヽ(´▽`*)ノワーイ♪。
新規に開業した新路線の“乗り潰し”でなく、運営が変わった既存路線の“乗り直し”、しかも昨日にやはり乗り直しをした梅田貨物線のように移設などでルートが変更されたワケでもないので、新鮮味が薄くて達成感はあまり湧かないけれど σ(゚・゚*)ンー…、それでも全線完乗にこだわる者としてはスッキリとした気分です (*´v`*)スッキリ。
ちなみに私が谷上の駅で下車する(改札を出る)のは、北神急行を乗り潰した前回のとき以来となる21年ぶりのことでした (*´∀`)ノ゙オヒサ(そのブランクの間にも神戸電鉄の列車で当駅を通ってはいるけど)。


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六甲山地の北麓にあり、
神戸市北区に所在する谷上。
当駅から神戸電鉄有馬線を利用すると
神戸の奥座敷として知られる有馬温泉まで
15分ほどで行くことができます。
(・∀・)イイネ
▲神戸電鉄有馬線 谷上


和田岬0816-(神戸市営海岸線)-三宮・花時計前0824…三宮0842-(神戸市営西神・山手線 北神線)-谷上0852

さてさてせっかくここまで来たのなら、神戸電鉄の有馬線に乗り換えて有馬温泉にでも行きたくなるところですが (・∀・)イイネ、本日の目的だった和田岬線や北神線をなるべく身軽な格好で効率よく巡ろうと思って、数日分の着替えや仕事道具などが入った重いキャリーバックを宿泊したホテルの部屋に置いてきた私は、チェックアウトの時刻までに兵庫へ戻らねばなりません。なので、神戸電鉄に乗ることや有馬温泉のお湯に浸かることはまたの機会として、谷上からは三宮方面へ折り返しとなる北神線の西神中央ゆきに乗りこみます モドル…((((o* ̄-)o。
それでも今旅(?)は、地上から地下へ移設された梅田貨物線を特急「はるか」で通過し、引退が間近に迫った和田岬線の103系を撮影し、さらには近年に運営が変わった神戸市営地下鉄の北神線を乗り直すこともできて、ついつい “仕事の出張のついで” であることを忘れてしまうくらい充実した鉄道趣味の時間を存分に楽しむことができました ヒャヒャヒャ(゚∀゚≡゚∀゚)ヒャヒャヒャ。

谷上0910-(神戸市営北神線 西神・山手線)-三宮0919…三ノ宮0932-(東海道143C)-兵庫0939


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チェックアウトせず
ホテルの部屋に荷物が置いてある
兵庫へと戻ってきました。
(=゚ω゚)ノ゙タライマ
▲東海道本線 兵庫


そしてもうひとつオマケに“嬉しいご褒美”だったのが、ホテルでチェックインした際に貰えた旅行支援による2,000円分もの“地域クーポン券” (゚∀゚*)オオッ!。宿泊地となる兵庫県内のお店でのみ有効なこのクーポン券をありがたく使わせていただき、三宮あたりのお店で昼食に美味しいものでも食べてから新幹線で東京へ帰ることとしましょうか (σ´∀`)σイイネ。


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今回は金曜日にチェックインした
平日の宿泊だったので、
2,000円分もクーポン券がもらえました
ヽ(=´▽`=)ノワーイ♪
(ちなみに土休日だと1,000円分)

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そのクーポン券+αで
お昼はちょっとリッチにレストランで
神戸ビーフのランチメニューを
いただいちゃいました。
(〃゚¬゚〃)ジュルリ
お飲物は赤のグラスワインで
梅田貨物線と北神線の完乗を祝し・・・
いや、出張業務の打ち上げに乾杯っ!
ルネッサーンス♪(〃゚∇゚)_Y