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ONE-shot 549 赤煉瓦の駅 [PICK UP ONE-shot]

PICK UP ONE-shot 549 赤煉瓦の駅

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重厚な赤煉瓦建築の駅舎でお馴染みの
東京駅(?)へと滑り込む
国鉄特急型車両の185系。
東海道本線の特急列車でしょうか。
(゚ー゚*)イッパゴ

でも、なんだか違和感を覚えますよね。
赤煉瓦様式はたしかに東京駅っぽいけれど
旅客用正面玄関の丸の内口から
列車が入っていくなんてありえない!?
(゚∀゚)アヒャ☆

そう、ここは東京駅でなく
埼玉県の深谷市に所在する
高崎線の深谷駅です。
( ̄  ̄*)フカヤ


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東京駅の丸の内口駅舎にそっくりで
“ミニ東京駅”などとも言われる深谷駅。
(*’∀’*)ミニ
これは大正時代に
東京駅を建築するときに使われた
レンガの大部分(752万個)が
深谷市内にあった“日本煉瓦製造”の工場で
製造されたことを縁として
1996年に深谷の駅舎を改修する際に
このような東京駅を模した仕様となりました。
( ̄、 ̄*)ナルヘソ
(なお現代の建築基準法にあわせて
深谷駅に使用されているのはレンガでなく
実際は赤煉瓦風のタイル張り)

そして東京駅のほかに旧・万世橋駅
法務省や日本銀行、東京大学、赤坂迎賓館、
旧・東京裁判所、旧・警視庁・・・など
明治時代の代表的なレンガ建築に関わった
日本煉瓦製造株式会社を設立したのが
官僚、実業家として日本の近代化に貢献し
日本近代社会の創造者”や“日本資本主義の父”
呼ばれた
深谷市出身の渋沢栄一
(゚ー゚*)エーイチ

その渋沢さんといえば・・・
そう、今月から流通が始まった
新紙幣の壱万円札
肖像画が採用されていますよね。
みなさんはもう新紙幣をお手にされましたか?
(* ̄∇ ̄)つ[マンケン]
ちなみに壱万円札の裏面には
東京駅の丸の内駅舎が印刷されており
お札に鉄道駅が描かれるなんて
鉄ちゃんの私としては嬉しさを覚えます。
(・∀・)イイネ


今回はそんな新紙幣(新壱万円札)の
発行を記念して(?)
渋沢さん生誕の地の深谷で
“ミニ東京駅”を列車と絡めてパチリ。
(^_[◎]oパチリ

本家の東京駅では特急「踊り子」
よく知られた185系が
この日は高崎線の臨時特急列車として
炎天の深谷を通過してゆきました。
(越後湯沢ゆき「谷川岳もぐら」号)


▲24.7.20 高崎線 深谷(後追い)




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駅近くの公園に誇らしげな銅像がたつ
渋沢栄一生誕の地、深谷。
新壱万円札の発行で
街が盛り上がっているように感じました。
(*゚▽゚)/゚・:*【オメデ㌧☆】*:・゚\(゚▽゚*)

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深谷周辺の駅や
渋沢栄一に縁のある街の駅をめぐる
JRと秩父鉄道のスタンプラリーも開催中
渋い鉄道スタンプラリー)。
もちろん東京駅も対象駅のひとつです。
全10駅をコンプリートすると
新一万円札が賞金!
エッ!(゚Д゚≡゚∀゚)マジ!?
・・・じゃなくって
コンプリート賞は深谷駅がデザインされた
オリジナルパスケース。

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そして深谷の名産物といえば“深谷ねぎ”。
駅構内コンコースの一部の柱は
長葱の束をイメージした
ユニークなものとなっています。
(o ̄∇ ̄o)ネギ

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こちらはアタマに深谷ねぎが生えている(?)
深谷のゆるキャラ「ふっかちゃん」。
Y(o0ω0o)Y フッカチャソ
ゆるキャラグランプリで2位の
“準グランプリ”となった実績がある
人気のキャラクターです。
(2位じゃダメなんですか?w)