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東武野田線・・・「リバイバルカラー」8111F 撮影記 [鉄道写真撮影記]

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2012.08.31・09.01
東武
野田線
復活、東武顔の8000系!
「リバイバルカラー」8111F 撮影
  

丸目が特徴のいわゆる「東武顔」最後の生き残り編成だった、東武8000系の未修繕車8111F。惜しまれつつも昨年の6月末を持って東上線での定期運用を終え、その後の動向が気になっていました。運用終了後は東上線から伊勢崎・日光線系統の車両基地である南栗橋へと移動し、撮影会などのイベントにちょくちょく顔を出していたものの、やはりこのまま廃車か、良くても先頭車のみ保存といったところではないかと、勝手に行く末を想像していました。ところがその予想は見事にいい方へ裏切られ、なんと8111Fは6連の編成丸ごと登場時のベージュとオレンジ(正式には「ロイヤルベージュ」と「インターナショナルオレンジ」という色らしい ^^;)に塗り替えられ、装いも新たに「動態保存」として復活を遂げたのです。事情通の方なら早くから知っていた情報なのかもしれませんが、情弱の私からしてみればまさに青天の霹靂、超サプライズでした。

高校時代に東武野田線を通学電車に使っていた私にとって東武顔の電車は特別な思い入れがあり、この「リバイバル・トレイン」はぜひとも撮影したいところ。8111Fの動態保存お披露目とともに「スカイツリータウン開業100日記念」と銘打った臨時列車の運転は、野田線の大宮から伊勢崎線(スカイツリーライン)のとうきょうスカイツリーの間を一日一往復、8/29~9/2の5日間運転される予定。となると、撮影できるのは早くても週末にあたる1日の土曜日か・・・。でもその前にちょっと仕事の予定を見てみると、翌週にさいたま方面への外勤予定があるではありませんか。コレを前倒しして前週の木曜か金曜にすれば、行きか帰りがけに一本くらい撮影できそう。公私混同は良くないけれど、一刻も早く復活した8111Fの姿を見たいという衝動は押さえきれず、訪問先との交渉で日程を変更してもらい、ウマいこと31日の金曜日にスカイツリーから大宮へと向かう、復路の列車が撮れる時間を確保することができました。 Ψ(`▽´)Ψウケケ

8月31日(金)
外勤先は浦和駅から徒歩で10分程度のところで、野田線の出る大宮までは30分もかからない距離。しかし仕事を終えて引き上げようとしたところ、外へ出た途端に土砂降りの雨に見舞われてしまいました。そこで先方の方が気を利かせてクルマで駅まで送ってくれることになったのですがコレが大渋滞。後ろめたい行動に出た天罰かな・・・。なんとか大宮まで辿り着けたものの、考えていた撮影地へ行くにはけっこうギリギリな時間です。

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外勤仕事を終えて、野田線の大宮へ直行。
8111Fの臨時列車は春日部17時09分って書いてあったので、
けっこう時間がギリギリ・・・ε=ε=┌(; ̄▽ ̄)┘イソゲー
12.8.31 東武野田線 大宮

今回の臨時列車、運転区間は前述したように大宮~とうきょうスカイツリーで、野田線区間は大宮から春日部まで。野田線が通学電車だったと言っても、私が使っていたのは柏以南の通称・船橋線(柏~船橋)といわれる区間で、この大宮近辺の撮影地などはほとんど知りません。かろうじて7~8年くらい前に引退間際の5070系をこの辺に撮りに来たことがある程度。記憶を辿り、そのときに行った豊春駅近くの田園地帯を今回も目指してみます。野田線に乗って大宮を出る頃には雨はすっかりやんで、日も出てきました。

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東京近郊の外周、埼玉・千葉をぐるりと回る野田線。
線路沿いに住宅街と農地が混在する風景は
野田線らしいと言えるかもしれません。
12.8.31 東武野田線 八木崎-豊春(WB太陽光)

記憶が曖昧だったのか、ちょっと迷いつつもなんとかお目当ての撮影地へと到着。ここは西側に田園が広がっているので、午後は日を遮るものが無くきれいな順光・・・だと思っていました。たしかに着いたときには上写真のように編成全体にきれいな光が当たっています。ところが臨時列車の通過時刻は午後5時過ぎで、予想以上に伸びてくる木や住宅の影・・・上写真からわずか10分後には田んぼの半分ほどが影に包まれてしまいました。

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日が傾くに連れて伸びる影・・・。
最初に撮った切り位置(この写真の三両目)には
木の影がかかりはじめたので、やむなく広角気味に変更。
(WB曇天)

前走り(一本前の先行電車)の大宮行きで確認すると、やはりキニナルのは三~四両目付近にかかりかけている木の影。「あの邪魔な木を切れ!」などと、世界のク◯サワみたいなことができるはずもなく、影の伸びにハラハラしながら通過を待ちます。前走りから3分後、田園の先からオレンジ色の帯を巻いた東武顔の電車が見えてきました。

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野田線を西へと向かうリバイバルカラーの8111F。
夕日を浴びてオレンジ帯がいっそう際立って見えます(^^)
ちょっと見にくいですが、先頭に掲げられたマークには
「東京スカイツリータウン開業100日記念&8111F動態保存記念」
と書かれていました。

ああ、やっぱり編成の真ん中に木の影がクッキリ・・・ (´・ω・`)。影の伸びは夕方撮影の宿命みたいなものだから仕方のないところではあるけれど、ほんの数分の差だっただけにちょっと残念・・・。それでも夕日に照らされて走り抜けるツートンの8000系はカッコよかったなぁ・・・。+゚*( ´▽`)*:.+。 私の世代での東武の旧色は、どちらかというとクリーム一色(セイジクリーム)の方に馴染みがあるので、むしろこのツートンには新鮮さも感じます。昔、通っていたガッコのセンセが「野田線の色は、ゴマ豆腐からタマゴ豆腐になった」と、言っていたのをつい思い出してしまいました。センセにはこのロイヤルベージュがゴマ豆腐に見えたのね・・・。

大宮へ向かった8111Fは、しばらくすると春日部方面への回送列車となって折り返してきます。日没ギリギリでかなりキビシい明るさですが、もちろんこの回送列車も狙うつもり。とりあえず今撮った田園の逆アングルでカメラを構えてみました。

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夕暮れの野田線を行く現行スタイルの8000系(更新車)。
8111Fとはイメージが異なりますが、コレも同じ8000系で、
現在の野田線はすべてこの8000系で運転されています。
12.8.31 東武野田線 豊春-八木崎(WB曇天)

半逆光ながら側面に夕日が当たってなかなかいい感じです。しかし無情にも日は見る見るうちに沈んでゆき、8111Fの回送が通過する10分前にはほとんど日が当たらなくなってしまいました。こうなると露出はガクンと落ちてシャッタースピードが稼げなくなります。遅いシャッターで走る列車を止める方法といえば・・・そう、流し撮り。ここしばらく流し撮りをしていなかったので少々不安はありますが、試しに何本か撮ってみたらある程度は写し止める事ができたので、本命の8111Fでも流しを決行。ファインダー内に全神経を集中させてカメラを振ります。

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かすかに残る空の明るさを受けて、ツートンの8111Fが快走!
丸目ライトや小振りの高運転台窓に目が行きがちですが、
メカメカしいミンデンドイツ台車や突き出たジャンパ線なども魅力的です。
12.8.31 東武野田線 豊春-八木崎(WB曇天)

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後ろの8411側も流してみました。
幌が装備されているこちらの顔もいい感じ。

いや~、緊張した・・・(p′Д`;)=3 フゥ... ピシッと止めたかったところですが、厳密に見ると前側から撮った方(上写真)は若干タテぶれしてしまいました。まだまだ精神面の(技術面も?)修行が足りません。でも8111Fの力強い走りを目の当たりにしたら、緊張するなと言う方が難しいか・・・。 ところで、営業列車のヘッドマークに対して、この回送列車には前サボ受けに「回送」サボが差し込まれていました。これも懐かしくて、なかなかニクい演出ですね~(^^)。

これで金曜日の撮影は終了です。本当はこの日に撮った一枚を選んで「ONE-Shot」形式で紹介しようかと考えていたのですが、このツートンになった8111F・・・実物を見ると予想以上にカッコイイ。これは翌日の土曜日にもう一度撮りにいきたくなってしまいました。土曜日は金曜日とは逆に夕方から非鉄の用事を入れてしまったので、午前中の往路のみの出撃。今回は金・土の二日間で一往復分の撮影記です(^^;)。

9月1日(土)

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翌日の土曜日も大宮駅から野田線に乗車。
「七光台」は、個人的に高校時代を思い出す懐かしい行き先です。
(上りは柏止まりが多い船橋線にあって、部活帰りの時間帯に
タイミングよく来ていたのが、数少ない七光台行きでした・・・^^)
12.9.1 東武野田線 大宮

再び大宮から野田線へ。今度は午前中ですから、夕方に撮った前日とは日の当たり方も間逆になります。撮影地は前日に通った際に目星をつけておいた七里駅の周辺で探してみることにしました。さすがに土曜日は野田線の車内にも同業者とおぼしき方の姿が見られます。下車駅を見ると、大宮公園、そして私と同じ七里で降りる輩が多かったかな・・・。

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さいたま市見沼区にある七里駅。
余談ですが、私は駅の由来や歴史などを調べる際に
よくウィキペディアを参考にします。
この七里駅、歴史の欄には・・・
『1929年11月開業/2008年4月発車メロディ導入』
って、80年近く何事も無かったんかいっ! \(´д`; )
12.9.1 東武野田線 七里

まずは大宮へ向かう送り込みの回送列車から狙います。JRに比べて私鉄は柵などが低めに設置されている場合が多く、撮影地探しにはさほど苦労はしません。七里駅から線路沿いに岩槻(下り)方面へしばらく歩くと、築堤上を行く列車がスッキリ撮れそうな場所がありました。さっそくここで一本、撮影してみることに。

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青空の下を行く、大宮行きの8000系。
12.9.1 東武野田線 岩槻-七里

顔に光は回らないけれど、サイド気味に撮れば青空に8111Fのツートンカラーが映えて、案外いい絵になるかも知れない。ここに決めて、何本かの列車を撮影してアングルを決めます。ところが徐々に上空は雲が広がってきて、やがて青空が消えてしまいました。うーん、ローングルなだけに青空は必須・・・。しばし悩んだ末、ここをやめて別の場所を探すことにします (ちなみにこの場所には直後に「青空鉄道日記」のtwingo583さんがいらっしゃって、8111Fを撮影されています。場所を変えなければお会いできた、超ニアミスでした・・・^^; スミマセン)。

晴れたり曇ったりを繰り返す空の下、さらに線路沿いを先へ進むと、やがて引き画の撮れそうな田園地帯へと出ました。ここの稲穂はまだ青々とした緑色で、夏らしい雰囲気を残しています。列車的には後追いを狙うことになる場所ですが、情景の良さを買ってこの場所に決定。8111Fの回送列車を待ちます。

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緑の絨毯を横目に走る8111F。
8000系がこの色で登場した60年代には都区内にも
こんなのどかな風景が広がっていたのかもしれません。
12.9.1 東武野田線 七里-岩槻(後追い)

本来ならこの場所も、晴れて青空が広がればもっときれいな絵になったのでしょうが、鮮やかな緑とツートンの8111Fは曇り空でも沈むこと無くきれいに発色してくれたので大満足!二日連続で来た甲斐がありました~(^^)。続いて大宮からの営業運転もあまり時間がないことから、同じ場所での撮影です。でも同じ絵ではツマラナイので、今度は跨線橋上から列車の編成重視で狙ってみることに。

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大宮から春日部経由でスカイツリーへと向かう8111Fの団体列車。
この色の8000系が走ったかどうかは定かではありませんが、
野田線の3000系なども昔はこの色でした。
沿線で偶然見かけて、懐かしいと思う方もいるのかな・・・?
12.9.1 東武野田線 七里-岩槻

オーソドックスな定番構図でキッチリ記録。こういう場合は曇ってくれた方が明暗が付きにくくてありがたい。この色の東武線は地味で暗いイメージがあったとかで、現役当時はあまり人気がなかったようですが、今見ると意外と品のいい色に感じます。今回は動態保存記念(&スカイツリータウン100日記念)として、大宮~とうきょうスカイツリー間で運転された8111F。今後はもっといろいろなところでの活躍を期待したいところです。「たびじ」のマークなんかを掲げて日光線を走ってくれたら・・・もう涙モノですね (´▽`)。

   

☆オマケ☆
できることなら土曜日も夕方の復路まで撮りたかったところでしたが、この日は友人たちと去り行く夏を惜しんで(?)、ベトナム料理へ連れて行く約束をしていました。高円寺にある「チョップスティックス」さん、私はベトナムへ行ったことが無いのですが、ベトナム好きの友人には本格的で美味しいと好評でした~(^^)

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ベトナムビールでカンパ~イ
 (★´∀`)/且☆且\(´∀`★)カンパ~イ!!
どれも思ったよりクセが無くて飲みやすかったです。
右はベトナム風オムレツのパインセオ。

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タイで言うところの「カオマンガイ」的なチキンライス(左)と、
フォーよりも太麺でコシがある麺料理「ブン」のなかから、
「ブン・リュウ・クア(海老団子入り蟹汁麺)」を(右)。
どれも本当に美味しかったです。マジ(゚д゚)ウマー!!



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