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秩父鉄道・・・デキ五重連!「ELパレオエクスプレス」 撮影記 [鉄道写真撮影記]

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2012.10.07
秩父鉄道
迫力のデキ五重連!!!!!
「ELパレオエクスプレス」 撮影
  

東京都心からいちばん近いところを走る蒸気機関車として人気の、秩父鉄道「SLパレオエクスプレス」。しかしその主役であるSLことC58 363が8月におこした工場内での脱線により車体を損傷。復帰には少なくとも半年もの時間を要する事となってしまいました(詳細は「SLパレオエクスプレス運行中止について」のリリースを参照 *PDF注意)。そこで当面の「パレオ」は、SLの代替としてEL(電気機関車)のデキが牽引。ふだんは貨物列車を牽引しているデキが客車の「パレオ」を牽くのは珍しい事ではあるけれど、SLを期待してくる家族連れなどからしてみればデキなど面白味が無く、やはりSLの変わりとしては役不足。そもそもデキ牽引の「パレオ」はSLが検査に入った昨年にも運転されていて(列車名は「ELみつみね・ELちちぶ」)、今年は鉄の動き出しも鈍い。これから秋の行楽シーズンを迎え、書き入れ時を迎えるはずなのに・・・と、SL不在に焦った秩父鉄道。ならばデキを重連にしてみてはどうだろうかと考えた。しかし重連は昨年のイベント時にも走っていて、それほどインパクトは無い (-"-;)ウーム 。

(;´д`) んじゃ、三重連ならどうだ?
三重連か・・・うーん、もう一声~ ヽ(・ω・ )
( `Д´) よし、四重連!
デキが四重連!? コレは面白い、ノッた!ヽ(゚∀゚ )
(*`∀´)ノ ええいオマケだ、もう五重連にしちまおう!!
ご、ごじゅうれん!? w(゚□゚*)wナニーッ!!

・・・なーんて、バナナの叩き売りみたいな事があったかどうかは定かではありませんが(単なる筆者の妄想です。くだらなくてスミマセン ^^;)、連休中の10月7日には沿線の秩父で秩父夜祭に山車として登場する「笠鉾」が特別に日中曳行される「秩父祭笠鉾特別曳行」が行われ、その記念にと秩父鉄道では7日の一日に限り「パレオ」をデキの五重連で運転する事を発表。電気機関車が五台も連なった客車列車・・・想像もつかないようなこの列車を一目見たくなり、私は7日の日曜日に秩父へと向かう事にしました。久しぶりに訪れる秩父鉄道、できれば日曜以外の曜日に訪れたかったところなのですが・・・(理由は後述。ね、やなぼーさん・・・ ^^;)。

10月7日(日)

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まずは武蔵野線で北朝霞へ出て・・・(お、メルヘン車)。
武蔵野線 西国分寺

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北朝霞に隣接する朝霞台から東武東上線で
寄居方面へと向かいます。
東武東上線 朝霞台

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終点の寄居まではいかず、玉淀で東上線を下車。
東武東上線 玉淀

西国分寺0640-(武蔵野617E)-北朝霞0700
朝霞台0710-(東上線急行)-小川町0809~0812-(東上線)-玉淀0825

武蔵野線と東武東上線を乗り継いでやってきたのは、玉淀。玉淀は東上線と秩父鉄道の接続駅である寄居のひとつ手前にある駅なのですが、これから目指す秩父鉄道の撮影地は寄居よりもこの玉淀の方が近いので、ここで下車することに。

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玉淀駅のすぐ脇には荒川が流れていて、
東上線は高いガーダー橋でそれを跨ぎます。
なかなかの好撮影地で、秩父鉄道へ向かう前に一枚パチリ。
私が乗ってきた列車の折り返しが通り過ぎてゆきました。
東武東上線 玉淀-鉢形(後追い)

埼玉県北部、羽生から熊谷、寄居、長瀞、秩父を経て、三峰口までを荒川に沿って結ぶ秩父鉄道。このブログでも何度か紹介していて、今さら説明する事も無いおなじみのローカル私鉄ですが、さすがに今回のようなデキ五重連+客車四両という長編成を撮った事は無く、全編成が入るような引きのある撮影地と言うと編成撮りのメジャーポイントである桜沢~寄居の直線くらいしか思い浮かびませんでした。玉淀から歩く事10分ほどで、そのポイントに到着。すでに何人かの先客がおられ、挨拶して私もその横に加わります。カメラをセットしたと同時に踏切が鳴り、まずやってきたのはコレ。

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現れたのは・・・あれ?キハ110!?

秩父鉄道の撮影ポイントなハズなのに、通過して行ったのはJRのディーゼルカーであるキハ110。というのも、このあたりは秩父鉄道とJR八高線の単線並列、つまり並走区間で、写真側から見て手前の電化された線路を秩父鉄道が、奥にある非電化の線路を八高線が走っているのです(ちなみに八高線だと、この撮影場所は用土~寄居間になります)。撮影地の傍らにある踏切は両線を跨いでおり、どちらの列車が来るのかは現れてみないと解りません。その八高線の通過から二分後に再び鳴りだす踏切・・・まあ、今度は間違いなく秩父鉄道の方でしょう。

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続いて手前の線路を秩父鉄道の7500系が通過。
両線は寄居での接続が図られているらしく、
だいたい数分続行でこのポイントに現れます。
秩父鉄道 桜沢-寄居

秩父鉄道と言えば、本命の「ELパレオ」の他にもうひとつ、ぜひ押さえておきたい車両があります。それは元・国鉄(JR)101系の1000系。国鉄通勤形のパイオニア的存在であるこの電車、秩父鉄道に譲渡後も国鉄時代の塗装を纏ったリバイバルカラーなどでファンを楽しませてきましたが、さすがに老朽化で次々に離脱。いま撮った元・東急8000系列の7000・7500系に置き換えられ、現在も生き残っている1000系はわずか三本のみとなってしまいました。その三本も近い将来の引退がウワサされており、ひょっとすると今回が最後の撮影機会になってしまうかもしれません。「パレオ」通過までの待ち時間に現れてくれればラッキーなのだけれど、運用に入っているかどうか解らず、たとえ動いていてもこの撮影地には来ない羽生~熊谷の区間運用に入っている可能性もあって、捕らえられるかは運次第。踏切が鳴るたびに期待するも、やってくるのは元・東急車か元・都営三田線の5000系ばかり・・・。撮影地に着いて待つ事一時間が過ぎた頃、ようやく懐かしいモーター音が背後から聞こえてきました。

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上り方面へ秩父鉄道オリジナルカラーの1010Fが通過。
色は違えど、国鉄101系の面影を存分に感じる事ができます。
秩父鉄道 桜沢-寄居(後追い)

なんとか秩父鉄道オリジナルカラーの1010編成が撮れました~(^^)。一本でも撮れたのは嬉しいけれど、こうなると欲が出てきて、今度は国鉄リバイバルカラーの編成が撮りたくなるもの。現役三本中残りの二本はオレンジの1003編成とスカイブルーの1001編成。どっちか来ないかな・・・などと思いつつも時間は流れ、まもなく「パレオ」の通過時刻を迎えます。あとはその「パレオ」とこの先にある桜沢駅で交換する上りが一本あるだけ。果たしてその列車は・・・

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ここでのラストチャンスに走り抜けたのはオレンジの1003F!
個人的に101系はオレンジがいちばん似合うと思っているので、
この登場はホントに嬉しかったです。

オレンジキタ━ヽ(ヽ(゚ヽ(゚∀ヽ(゚∀゚ヽ(゚∀゚)ノ゚∀゚)ノ∀゚)ノ゚)ノ)ノ━!! もう諦めて「パレオ」の編成長に合わせたアングルにしようかとも思ったけれど、もしや・・・の勘が働いて、三両アングルのままにしておいて良かったよ・・・。1010編成に続いてこちらも後追いでの撮影だけれど、秩父鉄道は基本的に尾灯を点けないみたいだし、国鉄時代は前灯が非点灯だったので、これはこれでいいのです( ただ、ワンマン運転なので運転士がいないのが不自然だけれど・・・^^;)。思いがけないオレンジの登場で撮影地の盛り上がりは最高潮。そこへ機関車五台、高々とパンタ10基を揚げた「ELパレオ」がゆっくりと、まるで節足動物のようなもそもそとした動きで現れました。

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赤塗装のデキ103を先頭に青デキ四連を連ねた五重連。
機関車五台の迫力もさることながら、10基のパンタが物々しい!
秩父鉄道 桜沢-寄居

うわ~、こりゃまたスゴいなぁ・・・(;゚д゚)ポカーン 。実現してくれた秩父鉄道に敬意を払いつつもあえて言うならば、よくぞこんな酔狂な列車を企画したものだと思います。わずか四両の客車に機関車五台、しかも全パン上ゲ・・・撮影後に横を通過してゆくのをまじまじと眺めていたら、なんだか笑いがこみ上げてきてしまいました ヾ(@゚▽゚@)ノアハハハハハハ。それにしてもこれだけの動力を集中して、変電所がオーバーヒートしないのだろうか・・・。先頭をつとめた真っ赤なデキ103にはヘッドマークの他に日章旗も掲げられ、奇しくも前日のお召し列車に続き二日連続で日章旗クロスの列車を見る事となりました。

デキ五重連の「パレオ」、そして後追いながら二本の1000系も撮れた事に満足して、午前の部は終了。以前にも書いたように、急いで撤収して続行の電車に乗れば、長瀞か秩父で今の「パレオ」を追い越して、もう一度撮ることも可能なのですが、駅近で機関車五台もが入るような撮影ポイントはパッと思い浮かばないし、それにせっかく久しぶりに寄居まで来たので、ここでお昼を採る事としました。寄居と言えば、弊ブログによく遊びにきてくれるソネブロ仲間「徒然なるままに日暮らし」のやなぼーさんのお膝元。そのやなぼーさんがブログ内でよく地元・寄居や秩父の名店を紹介しており、そのなかでも一押しとしてススメられたのが、寄居駅前にあるカツ丼の「今井屋」さん。

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ソネブロ仲間の内輪ネタですが・・・
撮影地からの帰り道、遠くに赤いN◯Xの姿を発見(左下)。
もしや!と思いましたが、すれ違い様によくみたら
「黄色い輪っか」が付いていなかったので
やなぼーさんの愛車ではないみたい・・・(^^;)。

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行きは玉淀から歩きましたが、撮影地は寄居へも歩ける距離。
寄居にはJR八高線、東武東上線、そして秩父鉄道の
三路線が乗り入れています。
三社が改札を共用する共同使用駅ですが、
東上線、八高線がICカード使用可なのに対して、
秩父鉄道は非対応で、清算がチョットややこしい。
秩父鉄道 寄居

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そんな寄居駅のすぐそばにあるのが
「タレカツ丼」で有名な「今井屋」。
でもお店にはシャッターが閉じられています・・・。

しかし残念ながら今井屋は日曜が定休日。冒頭でちょっと触れた「日曜以外に来たかった」という理由はこれで、定休日はやなぼーさんのブログで知っていたのですが、五重連が7日の日曜日一日限りの運転だったので致し方なかったのです。次回訪れた時へのリベンジを決意して今井屋を後にし、お昼が食べられそうな別のお店を探すことにします。しかし、めぼしいお店が見つからない・・・。他にやなぼーさんが紹介していた懐石料理の「喜楽」は発見できたけど、ランチに3000円越えはちょっと贅沢すぎ。リアルタイムにブログで紹介されていたボリュームのある中華料理屋さんはとても歩ける距離じゃない。かといって、駅前にあるチェーン店(◯屋◯兵衛)じゃ味気ないし・・・。結局、ふらふらしていて見つけたお蕎麦屋さんへと入ってしまいました。

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ふだんは蕎麦派の私ですが、
いちおう名物だと言う手打ちの「胡麻だれうどん」を注文。
まあ、可もなく不可もなく・・・といったところ。

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うどんだけではちょっと物足りなかったので、
近くのお店でタイヤキも買っちゃいました。
今回はこのタイヤキだけがやなぼーさんオススメで
唯一買えたものだったなぁ・・・。
(やなぼーさん、スミマセン ^^;)
ちなみにタイヤキはアタマからがぶっと食べる派です。

さて、オナカも満たされたところで午後の撮影へと向かいます。狙いはもちろん先ほど撮った五重連の復路。上りの撮影地にもあまりアテは無いけれど、まだ通過までは時間があるので、車窓を眺めながら探すとしましょう。こういった下車駅が決まっていない場合は、最短区間のキップを買って後で清算します(秩父鉄道はICカード使えないしね)。

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寄居駅に入ってきた三峰口行きの下り電車は、
先ほど撮った1000系秩父色の1010F。
私は意外と「乗り」の方では1000系と相性がよく、
訪れるたびに乗る機会に恵まれます。
秩父鉄道 寄居

懐かしい元・国鉄101系のモーターサウンドを聴きながら車窓に目をやると、寄居の市街地を抜けた列車はやがて荒川の渓流に沿って走るようになります。この辺は秩父鉄道の中でもとくに景色の良いところなのですが、線路のすぐ脇を交通量の多い県道が並走していて、スッキリとした抜けのよい撮影地がありません。そこでさらに先へと進むと、不意に線路端を流れる赤い波が目に飛び込んできました。思わずそれに吸い寄せられるように下車したのは上長瀞。

寄居1224-(秩父1525)-上長瀞1244

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立派な佇まいの上長瀞駅。
近くには県立の自然博物館があり、
「パレオエクスプレス」の名の由来である
恐竜「パレオパラドキシア」の骨格復元模型などが
展示されているようです。
秩父鉄道 上長瀞

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上長瀞駅から長瀞に向けて、線路端に群生していたのは
ヒガンバナの赤い花。
秩父鉄道 上長瀞付近(開いた踏切から撮影)

そう、線路端に沿っていた赤い波とは秋の風物詩でもある曼珠沙華(まんじゅしゃげ)ことヒガンバナ。見事なまでに咲き誇った赤い花々が群集となって長瀞方向へ伸びています。引き幅が無くて五重連を撮るには向かないポイントですが、せっかく列車と絡められるところにきれいな花を咲かせているので、少しここでも撮影をしてゆく事にしました。時間的に上下一~二本ずつ撮るくらいの余裕はあるかな・・・。

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真っ赤な曼珠沙華の列を愛でながら傍らを走り行く、
元・都営三田線6000系の現・5000系。
秩父鉄道 長瀞-上長瀞(後追い)

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次にやってきた下り列車は6000系の急行「秩父路」。
「秩父路」は上長瀞を通過するため駅の時刻表には載っておらず、
あやうく撮り逃すところでした。
秩父鉄道 長瀞-上長瀞

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線路脇の小径は地元民の生活路でもあります。
小学生くらいの女の子が、ピカピカの自転車を
大事そうに手で押して歩いてゆきました。(^^)

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今度は逆方向を向いて上り列車を。
こちらは逆光になりますが、
日の光に浮かび上がった曼珠沙華もなかなか美しい。
秩父鉄道 上長瀞-長瀞

ちょうどウマい具合にこの時間帯(だけ)は陽が差し、青空も広がってきて、赤い花がいっそうキレイに映えてくれました。予定通り、上りの普通列車二本、下りの急行列車一本(+自転車一本)を撮ったところで撤収し、次の列車で五重連が撮れる撮影地へ向かう・・・つもりでした。しかし、そばでご一緒させていただいた同業者の方は「おそらく次の下り列車はオレンジの1000系(1003F)だろう」と言っておられます。実は秩父鉄道の運用は単純な往復運転ではなく、途中で入庫や区間運用などが入るため、私のような秩鉄ビギナーには運用が掴みづらい。朝の寄居で上っていったオレンジは熊谷止まりで、その後入庫したのか折り返してくるのかサッパリ解りませんでした。しかし下り方面へ行くところを見ていないのは確かなので、運用に入っていればそろそろ現れてもおかしくない・・・。でも、まさにこの下り列車に乗らなければ、五重連の通過前に他の場所へ移動することができません。いつもながら乗ったら撮れないは徒歩鉄の悩み。さて、どうするか・・・(-`ε´-;)ウーン。 前述したように引退危機が迫りつつある1000系、この曼珠沙華との組み合わせも今シーズンがおそらくラストになると思われます。悩んだ末、私は次の列車も乗らずにここで待つ事としました。ところが、そこに現れたのは・・・

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曼珠沙華が彩る路を軽やかに駆け抜けてゆくのは、
1000系ならぬ、7500系・・・orz
秩父鉄道 長瀞-上長瀞

元東急車の7500系・・・残念ながら予測は外れてしまいました (´・ω・`) 。これならば乗って移動した方がよかった・・・などと今さら言ってもあとの祭り。もちろんこれで同業の方を責めたりはできません。ここに残ったのは自分自身の判断ですし、本当にビギナーにとって秩父鉄道の運用を読むのは難しいものなのです・・・。とはいえ、これで列車での移動はできなくなってしまいました(正確に言えば、数駅程度なら次の列車でも移動できるけれど、撮影地までの時間などを考えるとかなりキビシイ)。でも幸いな事に上長瀞と言えば、すぐ近くに秩父鉄道屈指の有名撮影ポイントがあります。曼珠沙華の小径から上長瀞駅を通り抜けて反対の親鼻方面へと進み、やってきたのは荒川の河川敷。ここは昨年の「ELみつみね」の時も復路を撮った場所なので、今回は違う撮影地を選びたかったところですが、自分のアタマの中に残された選択肢はもうここしかありませんでした。

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荒川に架けられた高いガーダー橋を渡る、秩父色1000系。
私が寄居から乗ってきた列車が折り返してきたものですね。
秩父鉄道 親鼻-上長瀞

しかし本命列車の30分前に着いてみると、すでに河川敷には大勢の先客が待ち構えており、私が撮影できそうなポジションはほとんど見当りません。なんとか確保できたところからは三両編成の1000系を撮るのが精一杯で、五重連を入れるのはかなり苦しい。あと残された手段はと言えば・・・川の中から撮る方法。川は浅瀬なのでズボンの裾をまくって、くるぶしあたりまで浸かればなんとかなんとかなりそうですが、すでに季節は秋で山あいを流れてきた荒川の水はかなり冷たそう。でも背に腹はかえられず、通過の10分前に思い切って靴と靴下を脱いで川へと足を突っ込んでみました。はじめは思っていたほど冷たくない・・・などと感じたものの、やはり時間が経つにつれて徐々に足先から体中へ冷えが回ってきます。ああ、はやく・・・はやく「パレオ」よ来てくれ~(((((((;´д`)))))))ガクガクブルブル。そこへ聞こえてきた、汽笛一声・・・。

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今度は青デキ四重連の後に赤デキが続く形となった五重連。
荒川橋梁を渡るシーンを真横から眺めると、
まるで模型のような光景です。(^^)

ゆっくりと現れたにもかかわらず、若干の切り位置ミス・・・。できれば三機目と四機目の間のちょうど真ん中に架線柱を置きたかったところだったのですが、手持ちで焦って、早切りしちゃいました・・・。それでもこの雄大な鉄橋で五重連が撮れたのだから、満足のいく結果だったかな。撮影後、列車がすべて橋を渡り切るよりも先に、私が冷たい川から飛び出したのは言うまでもありません。

これでデキ五重連の「ELパレオ」を狙った秩父鉄道の撮影は終了です。SLの故障という緊急事態の苦しいなか、このような楽しい列車を走らせてくれた秩父鉄道の努力と心意気にはファンのひとりとして本当に感謝です。個人的には寄居のお昼ゴハンに心残りができてしまいましたが、それはまた訪れた時の楽しみとして取っておく事にしましょう。次回はひょっとすると、1000系の「さよなら運転」なんてことになるのかなぁ・・・(はやくも葬式鉄宣言!?)。

   

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帰りは御花畑を経由し、西武秩父・池袋線へ。
連休中のわりに秩父からは空いていたのですが、
途中の高麗ではホームに溢れんばかりの人が乗り込み、
一気に車内も大混雑に・・・。
そういや高麗は曼珠沙華で有名な巾着田の最寄り駅でしたね。
西武秩父線 西武秩父

上長瀞1524-(1535)-御花畑1545
西武秩父1600-(西武秩父線)-飯能1648~1649-(池袋線急行)-所沢1713~1717-(国分寺線)-国分寺1734



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