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久留里線・・・国鉄形 キハ30・37・38 撮影記 [鉄道写真撮影記]

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2012.11.25
久留里線
最後の悪あがき・・・?
国鉄形 キハ303738 撮影
  

千葉の木更津と上総亀山を結ぶ久留里線は、東京近郊にありながらローカルムードが味わえる単線・非電化の路線。そののどかな沿線風景もさることながら、ここを走る車両は国鉄時代から活躍する旧型の気動車(ディーゼルカー)で、近年は撮り鉄・乗り鉄の人気を集めています。しかしそんな久留里線にもついにステンレス製の新型気動車が投入され、旧型は今月(11月)いっぱいで役目を終えることになりました。今月いっぱいということは、週末休みの私にとっては先週末の三連休が最後の撮影チャンス。どうにか時間を作って久留里線へ向かおうと計画を企てますが、連休初日の金曜は前回お伝えしたように、ジェフサポ(Jリーグ「ジェフ千葉」のサポーター)は絶対に外せない「J1参入決定戦」の日(負けちゃったけど・・・(´;ω;`) )。そこで、土日のどちらかで久留里線へ行こうと天気予報を見ると、土曜よりも日曜の方が良さそう。実は土曜は丸一日フリーで、日曜は夕方から所用があったのですが、やはり天気がいいに越したことはありません。出撃は日曜に決定。限られた時間のなか、たとえ撮影できるのが数本であっても、最後の活躍をする国鉄形キハたちをしっかり記録しておきたいと思います。

11月25日(日)

まずは総武線、内房線と乗り継いで久留里線の始発駅である木更津を目指します。先約した非鉄の所用は夕方4時に都内での約束で、木更津から都内までは約二時間(都内の場所にもよりますが)、久留里線沿線からだと三時間の所要時間を考えなくてはならず、昼過ぎには現地を出なくてはなりません。ここは少しでも久留里線での滞在時間を作ろうと、自宅最寄り駅から朝イチの列車に乗り込み、ちょうど千葉を出たあたりで日の出を迎えました。車窓から見上げた空は予報通りの快晴。(^^)

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途中の五井で接続するのは小湊鉄道。
小湊沿線も今頃は紅葉がきれいな時期ですよね。
ちょっと立ち寄りたいところですが、
残念ながら今日は時間がにゃい・・・(´・ω・`)。
内房線 五井(車窓から)

新宿0520-(中央472T)-御茶ノ水0536~0536-(総武542B)-千葉0627~0638-(内房133M)-木更津0717

久留里線には今年9月に内房線で運転された「リバイバル・さざなみ」の撮影ついでにちょこっと立ち寄っていますが、久留里線自体を目的とするのは昨年12月以来、約一年ぶり。思い返せばちょうどその頃に新型への置き換えが正式に発表され、旧型を記録するには約一年もの猶予があったハズなのに、結局あまり訪れることができませんでした。幸い、置き換えは順次に行われる方式ではなく、12月1日を境に一気に新旧が入れ替わるため、旧型にはまだ一両の離脱も無いところがせめてもの救いです。このブログの読者ならばもうご存知の方が多いと思われますが、現在(置き換え前)の久留里線で使用されている車両は、1960年代に製造されたキハ30、83年製のキハ37、86年製のキハ38の三種で、なかでも人気なのは製造年が古くて国鉄色が復刻されたキハ30。間近に迫った新型への置き換えは三種全車を対象に行われるので、もう車種を選り好みしている余裕は無いのですが、今回もできることなら国鉄色のキハ30が撮りたい。それにこのキハ30に巡り会えるかどうかというのは一種の運試しのようなものであり、久留里線訪問のひとつの楽しみでした。私はどちらかというとキハ30との相性は良くない方でしたが、おそらく最後となる運試しの結果やいかに? ドキドキしながら木更津で内房線を降りると、そこにいたのは・・・やたっ!キハ30 (゚∀゚)!

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木更津で発車を待つ久留里線。
上総亀山行き923Dの先頭に立つのは
国鉄色のキハ30 100!
内房線 木更津

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続く二両目は? と、後方へ進むと・・・
なんと、こちらもキハ30! w(*゚o゚*)wワオッ!!

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後方(木更津方)を務めるのはキハ30 62。
ホームには別れを惜しむファンの姿が見られます。
これはまさに最後のビッグプレゼントですね!(^^)

嬉しいことに、さっそく出会うことができた国鉄色ツートンカラーのキハ30。しかもこの接続した923Dはキハ30のみの二連というファンには堪らない組成で、最後の運試しは「大吉」と言っていいでしょう。置き換え前最後の日曜日、ひょっとしてなにかがあるのでは・・・との期待を少しは持っていましたが、まさにやってくれました木更津派出! d(´∀`*) グッジョブ!!

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ちなみに三両あるキハ30のうち、
残ったもう一両のキハ30 98は車庫でお休みでした。

しか~し、毎度のことですが列車移動の「徒歩鉄」の場合、乗らなきゃならないこの列車の走行写真を沿線で撮ることはできず、どこかで降りて折り返しの木更津行きを狙うしか方法はありません。撮り鉄的にはちょっともったいないけれど、仕方なく片道はキハ30の乗り鉄を楽しむことにします。それにしても二両の車内は満員。本来なら空いているであろう朝の下り列車ですが、その乗客の内訳は学生などの地元客が二割、紅葉鑑賞で亀山湖などを訪れると思われるハイキング客が二割、そして鉄が六割と言った感じ。旧型最後の週末で天気も良好、さらにキハ30二連と来たら、まあ鉄が集中するのもムリは無いか・・・私もその一人だし (^^;)。そんなワケで混雑した車内ではあまりキハ30の乗り心地を楽しむ余裕は無く、先へ進む列車に淡々と揺られるだけ。沿線各所の撮影ポイントではカメラの放列がこのキハ30を出迎えます。さて私は折り返しをどこで撮ろうか。いつも横田の田んぼばかりで芸が無いので、今回は小櫃か平山あたりまで行ってみるかな・・・などと考えていると、列車はまもなくその「いつもの」横田へさしかかり、車内には「次の横田では列車交換のため、4分ほど停車いたします。」とのアナウンスが流れます。するとそれを聴いた瞬間、私の頭には「ひょっとして4分あれば、田んぼの撮影地まで走って行けるのではなかろうか・・・?」などという、アホみたいな考えが浮かんでしまいました。たしかに横田と次駅の東横田の間に広がっている田園地帯には、横田駅から10分も歩けば着くことができますが、わずか4分ではあまりに無謀。冷静に考えれば無茶苦茶なことなのに「キハ30の二連の走行が撮りたい」の一心で、私は横田で列車を降りてしまいました。

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横田では上りの924Dと交換。こちらはキハ38でした。
久留里線 横田

木更津0723-(久留里923D)-横田0739

構内踏切で一枚だけ交換シーンを撮り o[◎]_- )パチリ 、あとはひたすらに撮影地を目指して全力疾走!
ダダダッ ε=ε=ε=ε=ε=ε=┏(# ゚Д゚)┛ウオオォォォォォォォー!!
駅舎を抜け、第一コーナー、第二コーナー、第三コーナーを順調にクリアし、ここまでのラップタイムは二分半と順調なペース。あとは約200メートルの直線を残すのみですが、ぬかるんだ未舗装の農道が最後の難関です! すでに踏切は鳴りはじめていて、駅の方向を振り返れば黒煙を吐いてこちらに向かって来るキハ30の姿が・・・果たして!?





ハァ...ハァ...(;;´Д`) ゼエ...ゼエ...

 

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雲ひとつない青空の下を走り行く、
国鉄色キハ30の二連!(923D)
ツートンのみのシンプルな編成は国鉄時代そのもの。
久留里線 横田-東横田

なんっっっとか、ギリっギリ間に合いました~ \(≧▽≦)/イエーイ!!...(A´-д-)=3 アー、シンド...。さすがにいちばん抜けの良い定番ポイントまで到達するのはムリで、背景には家々が入ってしまいましたが、それでも手前側はスッキリと抜けており、徒歩鉄ならぬ「走り鉄(?)」としてはじゅうぶんと言える結果でしょう。それに定番の方はすでにかなりの同業者がいたので、たとえ間に合ってもいい位置で撮れたかどうか解りませんし(こちらの先客は二名のみでした)。それにしても、こんなに全力で走ったのはいつ以来だろう。最近の運動不足がたたってか、呼吸が正常に戻るまで結構な時間がかかりました。もうイイ歳なんだから、あまりムリはしない方がいいかな? ε=o(´ロ`||)ゴホゴホ...。

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振り返って、後追いも。
こちら側は顔に日が当たりませんが、
太陽を反射する国鉄色が
なかなかイイ感じで撮れました。(^^)
久留里線 東横田-横田(後追い)

さて、呼吸が落ち着いたところで次の撮影へ。結局なんだかんだでまた横田で降りてしまい、今の折り返しとなる上り列車・928Dもこの横田近辺で撮ることになってしまいました。今度は背景がスッキリしている定番ポイントで撮ろうかと思いましたが、やはり考えることは皆同じで、そのまま折り返しを待つ同業者で定番は引き続き混んでいます。それに、私としてはこの928Dを撮ったらすぐに次の下り列車・927Dに東横田から乗って移動したいと考えていたので、定番位置は諦めて東横田駅近くで折り返しを待つこととしました(上下列車は先ほど同様に横田で交換するので、横田に戻っていては間に合わず、下りへ乗るならば東横田へ出た方が効率がいい)。この行動パターンは昨年とほぼ一緒です。

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一時間半後、
先ほどのキハ30が上総亀山から折り返してきました。
私が選んだ撮影ポイントは東横田駅のすぐ近くです。
久留里線 東横田

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光線を重視して後追いを撮影(928D)。
私は異形式併結の「珍ドコ編成」好きですが、
国鉄色で整えられたキハ30の二連もまたよろし。(^^)
久留里線 横田-東横田(後追い)

この日二発目のキハ30二連も良好な状態で撮れました。しかし今考えると、ムリに走ってまで同じような画を量産するより、たとえ一本だけでも今までと違うアングルをしっかりと腰を据えて撮るべきだったかとも思います。う~ん、咄嗟だったとはいえ、なんで横田で降りて走っちゃったんだろう・・・。でもチャンスはまだあるし、次に再び折り返して来る(であろう)下りのキハ30を今度こそ違ったアングルで狙えばいいか。と、このときはお気楽に考えていましたが、実はそんなに甘くないのが久留里線なんですよね~(^^;)。

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予定通り東横田では
余裕で下りの927Dに間に合いました。
こちらはキハ38+37の二連。
久留里線 東横田

東横田から乗った二連の927Dも朝に乗った列車同様、いや、それ以上の大混雑。やはりその大半は同業者(鉄)です。もはや乗車列車がキハ30だからと言うことではなく、この日は久留里線全体が旧型へのお別れムードで賑わっているみたいで、同乗した女子高生はちょっと迷惑そう。あと一週間後にはキレイな新型車両で通学できるようになり、その頃にはファンのフィーバーも治まるから、もうちょっとだけ辛抱してね・・・(^人^;) ゴメンネ ゴメンネ~。 ほとんど車窓風景を見ることもままならず、東横田から揺られること20分で久留里着。

東横田0938-(927D)-久留里1000

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久留里線の主要駅・久留里は乗降客が多く、
木造平屋建ての駅舎には駅員も配置されています。
久留里線 久留里

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杉玉発見!杉玉発見!(.hanamuraさん)
銘水の里、久留里にはいくつもの造り酒屋があります。
でも酒瓶は重いから、帰りに買って帰ろう・・・。

現在は君津市に属していますが、久留里は古くから久留里城の城下町として栄えた町で、お城は今でも久留里のシンボル的な存在です。そして何を隠そうそのお城が次の目的地。熊本へ行っても熊本城には寄らず、弘前へ行っても弘前城を見ない私が、なぜに久留里城へ向かうのかと言えば、当然ながら撮り鉄のためで、高台にあるこの久留里城からは久留里の町とそこをゆく久留里線が一望できるのです。駅から20分ほど歩いて街中を抜けると、県道沿いに見えてきたのは「久留里城入口」の看板。しかし山城である久留里城へ到達するにはここからが大変で、かなりの急坂を登らなくてはなりません。徒歩鉄とはいえ、今回はやけに足を酷使するなぁ・・・ε~ε~ε~(;´Д`)ヒィィィィ...。

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城山の高さを表した看板。
平地にある三の丸からてっぺんの本丸までは
100メートル以上の高低差があります。
私が目指すのは128メートルにある二の丸。

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100メートル程度の高さならたいしたことは無さそうですが、
とにかく坂道が急で、麓付近のの道端には
木杖も用意されています(私は使いませんでしたが)。

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山道を上へ上へ・・・。
青梅線の回でも書きましたが、
決して私の趣味は山登りやハイキングではありません(^^;)。
行きに酒瓶を買わなくてヨカッタよ・・・。

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麓から上ること10分、
ようやく視界が開ける二の丸へと到達しました~。
ここが目指していた撮影ポイントです。

撮影地となる二の丸までの道のりはちょっと大げさに書いていますが、この日の私的にキツかったのは事実で、やはりここへきて朝の「横田ダッシュ」が響いているのかも。そんななか、なんとか二の丸へと到達して展望台から眼下を見渡せば、疲れが吹き飛ぶほどの素晴らしい眺望。ここまで登って来た甲斐があると言うものです。先客は4~5人おられましたが、キャパは広くて無問題。さっそく私もカメラを構えて列車の通過を待つことに。

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のどかな里山の情景を行く久留里線の列車(932D)。
遠景でも白い久留里色は同化することなく目立ちます。
久留里線 平山-久留里

まずやって来たのは、私が久留里まで乗って来た927Dの折り返しである上りの932Dで、キハ37+38の二連。この二種も来週にはお役御免となってしまうので、無駄にすることなくキッチリと押さえます。でもやはりいちばんの狙いは、先ほどのキハ30二連。きっとツートンの国鉄色は久留里色以上にこの景色に映えることでしょう。ところが927Dの通過後、ここにいた数人の同業者は全員撤収してしまいました。あれ?国鉄色は撮らないの? まあ次の列車が通過するまではまだ一時間近くもありますし、撮影場所を変えるのかな・・・? ひとりだけ撮影地へ残された私、これでは場所取りの必要は無さそうです。そこで次の列車が来るまでの空き時間を利用し、久留里城の本丸を見に行くこととしました。今いる二の丸から本丸まではすぐなので、キツさもありません。

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久留里の町を見下ろすようにそびえる
久留里城の本丸(復元)。
久留里城の起源については
「平安時代中期の猛将平将門の三男、東少輔頼胤が
初めてこの地に砦を構えた」と伝えられていますが、
確証はなく伝説と考えられています。 
以後、明治4年秋に廃城されるまで中世には里見氏、
近世には黒田氏をはじめ数々の城主の居城となってきました
(君津市のHPより抜粋)。

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その天守閣からの眺めはなかなか爽快。
でも残念ながら久留里線はこの角度から見えません。
と言うことは、久留里線の車窓からも
このお城の姿は見えないのか・・・。

30分ほどかけて本丸と資料館をざっと見学し、再び二の丸の撮影地へ。国鉄色が期待される下り929Dの通過まであと20分、さすがに何人かの同業者がいるかと思いきや、やはり誰もいない。これはなんだかいや~な予感・・・(;¬_¬)ウーム... 。結局通過の5分前に一人の方が現れたのみで、929Dを迎えます。高台から目を凝らして久留里駅方向を見ていると、現れたのは・・・ありゃ、キハ38!?

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同じ撮影地ながら、先ほどとは別アングルで。
こちらからは木々が生い茂った森の中を走る
久留里線の姿が見られます。(929D)
もう少し紅葉を期待したのですが、
今年はまだ早いみたい・・・。
久留里線 久留里-平山

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上写真では車両が解りづらいので、クローズアップ。
走って来たのはキハ30ならぬキハ38・・・orz

この929D、てっきりキハ30が折り返して来るものだとばかり思っていましたが、どうやら私の読み違いで、キハ30は朝撮った928Dで木更津に到着後は運用に入らず入庫してしまったらしい(あとでよく調べてみるとこの929Dの運用は928Dではなく、その後の930Dから繋がっているんですよね)。どうりで撮影地が閑散としているわけだ・・・。残念ながらこの俯瞰撮影地で撮るキハ30は、私にとって叶わぬ幻の一枚となってしまいました。それでもたとえキハ38であれ、晴天に恵まれたこの撮影地で置き換え間近の旧型が撮れたのですから、これでヨシとすべきなのかもしれません。ちょっと残念な思いを残しつつも、私は満足して城山を下りました。

時間的にこれで久留里線の撮影は終了。次の上り列車は久留里発12時48分で、順調に乗り継いでゆくと東京・新宿には15時半着。4時の待ち合わせにはちょうどいい頃合いです。でも久留里の列車発車時刻まではまだ少し時間があるので、久留里の町でお昼を食べてから東京へ戻ることとしました。何といっても銘水の里・久留里は蕎麦がウマい。そこで入ったのは一軒のお蕎麦屋さん。しかしちょうど昼食どきで、なんとか相席で座れたものの、老夫婦がひとつひとつ丁寧に作っている蕎麦はなかなか出てきません。時間は刻一刻と過ぎてゆき、列車の時間が気になりだした頃、ようやく私の頼んだ鴨せいろが運ばれてきました。

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久留里でのお昼ゴハンは、鴨せいろ。
手打ちの蕎麦は二八ながら歯ごたえがあり、
蕎麦の風味も強くて美味しい。
久留里線が新型に置き換わっても、
この蕎麦を食べるために
また久留里を訪れたくなるほどのお味でした。

確かに美味しい手打ち蕎麦。でも私にはゆっくりと味わっている余裕はありません。列車の発車まで残り15分、10分で蕎麦をかき込み、残り5分で駅へと急ぎます ε=ε=ε=┏(#´Д`)┛マタカヨ...。本当に今日は慌ただしい日だなぁ・・・。駅へ着くとすでに列車はホームへ入線し、発車を待っていました。あ~結局、酒屋へは寄れなかった・・・(´・д・`)。

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キハ37を先頭に停車中の上り木更津行き。
実は乗車する934Dは写真を撮る余裕がなかったので、
これは久留里に到着したときに撮った930Dです。
でも使用されている編成はどちらも同じ
(ただし934Dは手前の一番線から発車)。
久留里線 久留里

久留里1248-(934D)-木更津1332

おそらく私にとって、旧型の最後となるであろう久留里線訪問は終始バタバタになってしまいました。本来ならもっとじっくりと向かい合って旧型の三種にお別れを言いたかったところですが、限られた時間内のなかでは満足のいく結果が残せたのではないかと思っています。久留里線からの引退後が気になる旧型三種(とくにキハ30)。やはり廃車となってしまうのか、それともさらに活躍の場が与えられるのか私には解りませんが(譲渡話があるとか、ないとか?)、三形式とも国鉄時代からの長きにわたる活躍、お疲れさまでした。これでキハ30系列の生き残りは、関東鉄道のキハ100形二両だけと言うことになるのかな・・・。

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木更津の車庫内には営業運転を待ちわびる
新型・キハE130系の姿がありました。
久留里線 木更津


木更津1355-(内房・総武4376F)-錦糸町1514~1515-(総武1457B)-御茶ノ水1524~1526-(中央1503H)-宿1537

 



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