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しなの鉄道・・・リバイバル「白山」&「信州」撮影記 [鉄道写真撮影記]

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2013.03.02
しなの鉄道
リバイバル信越本線!?
 特急「白山」 急行「信州」 撮影記

 

まだまだ風は冷たいものの日差しには温もりが感じられ、だいぶ春めいてきました。暖かくなるのは嬉しいけれど、この時期は花粉症の私にとって辛い時期でもあります (* >ω<)=3ハクシュン!。今年はとくにスギ花粉の飛散量が多いらしく、気温が上昇した先週の中頃からもう鼻水がズルズル、目はカユカユ・・・ブログを書いている今も、クシャミが連発 (* >ω<)=3ハクシュン!。こうなると外へ出るだけでも大変で、趣味である撮り鉄へ行くのにも躊躇してしまいます。いっそのことブログを一時休止して、花粉が治まるまで家で引きこもっているか・・・などと、なかば真剣に考えてしまうほど (* >ω<)=3ハクシュン!。しかし本格的な観光シーズンを迎える春は、鉄の興味を誘う臨時列車やイベントなどが目白押し。この週末(先週末)も583系の団体臨時列車が東海道・伊東線へ入線し、長野のしなの鉄道では特急「白山」がリバイバル運転。さらに茨城の関東鉄道常総線では新型車両(キハ5000形)の導入イベントで旧型のキハ100形が動くなど、とても家でジッとなどしていられません (* >ω<)=3ハクシュン!。実はこのなかで私が初めに行こうと考えていたのは583系の東海道入線でした。というのも、しなの鉄道は先々月の一月末に撮影しているし、関鉄の走る茨城へは被写体こそ違えど前週に常磐線の「スーパーひたち」を撮りに行ったばかり。いっぽう東海道線の撮影となると、昨年三月の「いず物語」以来、しばらくのご無沙汰です。久々に石橋あたりで相模湾をバックに走る583系を撮りに行くか・・・しかし、それに待ったをかけたのが、やはり花粉の悲惨・・・もとい、飛散情報。週末の神奈川県西部にはレッドゾーンで「非常に多い」との予報が出ています。これはちょっと、いやかなりキビシそう・・・ (* >ω<)=3ハクシュン!。では、関鉄イベントが行われる茨城県南部はというと、イエローゾーンで若干控えめの「やや多い」。この「やや」って言う中途ハンパな表現が微妙だが、東海道よりはマシか? (* >ω<)=3ハクシュン!。さらに調べを進め、しなの鉄道の長野県南部を見てみると・・・爽やかなグリーンゾーンで「少ない」( ゚∀ ゚)オッ!。関東よりも気温が低い長野ではまだ本格的な花粉の飛散が始まっていない模様。これで今回の行き先がしなの鉄道に決まりました。ここまでの流れだと今回の撮り鉄は、撮りたい列車よりも花粉の飛散状況に左右された形に見えますが、もちろん決してそれだけではなく、しなの鉄道でリバイバル運転される特急「白山」は国鉄特急形好きからしてみれば、ぜひとも撮りたい列車であることに間違いありません。しかし前述したように、しなの鉄道へは一月に行ったばかり。前回と同じような撮影では芸が無いので、少しは変化をつけたいところです。(* >ω<)=3ハクサン!...(*´-ω・)ン?


3月2日(土)

一月の前回同様、今回も東京から朝イチの長野新幹線「あさま501号」で出発。自分にとって新幹線は贅沢で、気軽に利用できるものではないのですが、横川~軽井沢で信越線が分断された現在では、どうしても新幹線を使わざるをえません(在来線とバスを乗り継いで行くって手もあるけれど、それだと時間がかかりすぎて「白山」に間に合わない・・・)。前回は浅間山を背景にした169系の急行「志賀」を撮るために、新幹線を軽井沢で下車してしなの鉄道へと乗り継ぎ、御代田へと向かいましたが、今回はもう少し先の上田まで新幹線を乗り続けます。この日の天気は若干雲があるもののほぼ快晴。う~ん、やっぱり今回も軽井沢で降りて浅間山バックを目指すべきだったかなぁ・・・と ちょっと後ろ髪を引かれる思いもあるなか、新幹線は浅間山をかすめて北上を続け、定刻に上田着。ホームへ出ると風は冷たいものの、心なしか空気が澄んでいるように感じられ、花粉症の症状も出ていない C=(^◇^; ホッ!。

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上田を発車してゆくE2系「あさま」をお見送り。
長野新幹線 上田

東京0624-(あさま501号)-上田0753

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上田は戦国時代に真田氏が築いた上田城を中心とする城下町。
駅には上田の夏祭り「真田三代戦国絵巻」に使われる
甲冑が展示されていました。

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上田で今回の目的路線であるしなの鉄道へ。
おなじみのガンメタ色115系です。
しなの鉄道 上田

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今回の目的地、田中で下車。
名字では多い「田中」姓ですが、田中という駅は全国にここだけ。
駅舎は近くにある海野宿を意識した古民家風になっています。
しなの鉄道 田中

上田0801-(しなの鉄道622M)-田中0813

上田でしなの鉄道の上り列車へと乗り継ぎ、南へ少し戻るような形でやってきたのは田中。かつての信越本線時代には特急「あさま」の一部も停車していた、しなの鉄道では比較的大きな有人駅です。ここから徒歩15分ほどのところにあるのが、北国街道の宿場町として栄えた海野宿(うんのじゅく)で、現在でも本陣、脇本陣、問屋、旅籠など歴史を感じさせる建物が残っており、その町並みは重要伝統的建造物群保存地区に選定されています。

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北国街道・海野宿。
用水が流れる道の両側には
格子戸が特徴の伝統的な家屋が立ち並びます。

そんな趣ある海野宿の町並みと列車を絡ませて・・・と言うわけではなく、たまたまこの海野宿の裏手にある線路と並行している道は、柵が低くて列車を撮りやすかっただけのこと(本当はウマく絡ませられれば良かったのですが、タイトルに使った石碑の写真が精一杯でした ^^;)。今回はここからキッチリとした編成写真を狙ってみたいと思います。

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海野宿の一本裏手にある道が今回の撮影地。
柵の外側から安全に列車の撮影ができます。

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まずは115系の普通列車で試し撮り。
上下線の間に張られたロープがちょっと目障りですが、
編成はきれいに抜けます。
しなの鉄道 大屋-田中

せっかく長野まで遠征したのに、列車主体の編成撮りでは面白味が無い・・・と思われるかも知れませんが、今回いちばんの目的はリバイバル運転される特急「白山」。自分のこだわりとしては、やはりその懐かしいヘッドマークがしっかりと解るように撮りたい。一本目の115系では日が陰ってしまいましたが、ここは晴れればきれいな順光となります。オーソドックスな編成写真を狙うのには、なかなか好都合な撮影地。

ところで、しなの鉄道といえば忘れちゃならないのが、前回の浅間山バックでメインターゲットだった、急行形電車169系の存在。引退を控えて様々なイベントが企画されている同車、なんとこの日はリバイバルの急行「信州」として運転が予定されています。しかもそのスジ(運転ダイヤ)は、リバイバル「白山」を先行するような形。短時間で急行と特急、二本のリバイバル列車が撮れるなんて、これはとてもオイシイ( ゚∀ ゚)! その割にはこの辺の同業者は少なく、架線柱ごとに数人がパラパラと散っているような感じ。やはり天気がいいので、浅間山バックの方に集中しているのかな・・・?そんな事考えながら待つこと一時間。雲の流れが一段落して天気が落ち着いた頃、まずは湘南色の急行電車が姿を現しました。

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ヘッドマークが誇らしい、169系の急行「信州」。
「信州」は上野と長野の間を結んでいた急行列車で、
信越本線を代表する名列車でした。
85年に特急「あさま」へ格上げ統合されて廃止。

前面に比べて側面の日当りがちょっと弱いけど、ほぼバリ順で急行「信州」が撮れました~ヾ( ̄∇ ̄=ノ ワーイ♪ 。これで前回の急行「志賀」に続き、しなの鉄道のリバイバル急行シリーズは二種とも順光で記録することができました。でも「志賀」は屋代で切り離されて長電に乗り入れた形を思い浮かべれば三連でもイメージが沸くけれど、「信州」の方はやっぱりサロ(グリーン車)込みの長編成という印象が強くて、正直なところ三連じゃサマにならないなぁ・・・(贅沢なことを言っているのは、重々承知の上で ^^;)。

さて、次は本命である特急「白山」の番ですが、実は先ほどの「信州」が多客臨、つまり急行券を買えば誰でも乗れる臨時列車なのに対して、「白山」はリバイバルと銘打った団体列車。しかもこれから撮る上り列車は、その団体を軽井沢へ迎えに行く回送列車で、詳細な時刻が公表されていません。かろうじて鉄道雑誌に乗っていたのは篠ノ井を9時34分に出るということだけ。でも先行する「信州」が篠ノ井を9時15分発なので、単純に考えればその20分続行のハズ。いや、ひょっとしたら回送はノンストップで、もっと速いかも・・・なんて予測していました。ところが20分経っても、30分経っても、いっこうに「白山」は現れません。「信州」の通過から40分が過ぎた頃、ようやく時刻表に載っていない時間に踏切が鳴りだしました。しかし・・・(・_・*)アレ?

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特急「あさま」に使われていたことで、
通称「あさま色」と呼ばれる長野の189系。
この電車も信越本線に縁の深い車両です。
「あさま」は上野長野・直江津で運転されていた特急。
ご存知のように97年の長野新幹線開業で廃止され、
その愛称は新幹線へと引き継がれました。

やってきたのは回送表示の「あさま色」189系。まさかコレが「白山」の回送!?・・・なんてことはなく、この列車は小諸~長野で運転されている快速「しなのサンライズ」の送り込み回送。考えてみれば、直流用の189系が金沢まで運転される「白山」に使われるわけないのですが、同じ特急形なだけにちょっとビックリ (^^;)。そんなプチ・サプライズの10分後、今度こそ三つ目を輝かせたクリーム色の国鉄特急形が見えてきました。レリーズを握る手にも思わず力が入ります。

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懐かしいイラストマークを掲げて、
かつての信越本線であるしなの鉄道をゆく、
リバイバルの特急「白山」(回送)。
「白山」は上野と金沢の間を信越本線経由で結んでいた
長距離の特急列車で、晩年は一日一往復のみの設定でした。
「あさま」同様、長野新幹線開業により廃止。

思っていたより待たされたものの、曇られたりカブったりせず、無事にバリ順で「白山」を撮ることができました~ ヤタ━ヽ(≧▽≦☆)ノ━ッッ!!。最近はホント、天気に恵まれているなぁ・・・(^^)。あとから知った情報によると、どうやら途中の戸倉で長時間停車してこの「白山」マークの取り付けなどが行われたらしく、それでこの通過時刻になったとのこと。ちなみに今回のリバイバル「白山」に使われたのは485系で、現役時代の「白山」に使われていた489系とは異なるのですが、平面形の489系は485系と外観上は大差なく(碓氷峠は越えられないけれど)、じゅうぶんに当時の面影を感じることができました。かつて上野と金沢を結んでいた「白山」。来年度に予定されている北陸新幹線の金沢延伸で、その愛称が復活することを密かに期待しているのは、私だけ・・・?(新幹線の愛称は平仮名限定なので、「はくさん」より、「はくたか」の方が馴染みがあるかな?)。それにしても169系の急行「信州」に始まり、回送とはいえ「あさま色」の189系、そして国鉄色の「白山」・・・まさに信越本線時代を彷彿とさせるような、豪華なラインナップでした。う~ん、大満足!(*´∇`*)

いま通過した「白山」は軽井沢で客を乗せて折り返し、今度は下り列車として金沢へ向かいます。本来なら上りと下りは違う駅間の撮影地で撮るつもりだったのですが、予想よりも上りの通過時刻が遅かったため、駅へ戻って列車で移動するのがキビシくなってしまいました(しなの鉄道の普通列車は一時間に一本程度のため)。ならばここはムリをせずに、下り列車もこの海野宿の周辺で撮ることにします。

でもその前にちょっと腹ごしらえ。実は今回の旅では絶対に食べたいと思っていたものがありました。それは信州名物で、私の大好きなお蕎麦。前回のしなの鉄道撮影では列車の乗り継ぎなどで食べる時間が作れず、それがとても心残りでした。なので今回はどうしても、たとえ午後の列車を撮り逃したとしても、お蕎麦だけは食べたかったのです。そこで、先ほど訪れた海野宿に美味しそうなお蕎麦屋さんを見かけたので、さっそく行ってみることにしました。

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先ほどの撮影ポイントから徒歩三分。
海野宿にある
福嶋屋さんは、
築100年の古民家で営業している蕎麦屋です。

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オススメだと言う、
もり蕎麦とくるみおはぎのセット(¥1100)を注文。
つやっつやの白い蕎麦は、信州産のそば粉を使用したニ八蕎麦。
のど越しよくて食べやすく、とても美味しい~(^^)

でも実はそれ以上に感激したのが、付け合わせのくるみおはぎ。
餅米にくるみ醤油ダレをつけたシンプルなものなのですが、
これがまた絶品でした! チョー( ゚Д゚)ウマー!!
ちなみに海野宿のある東御市は全国一のくるみの産地です。

念願の信州蕎麦、そしてそれ以上の収穫だったくるみおはぎを堪能して、再び撮影へ戻ります。午前の上りでは編成写真で撮った「白山」。今度は少し景色をを入れたカットを狙ってみたいと思います。撮影地は朝に駅から海野宿へ向かう途中で見つけた跨線橋(海野宿橋)。ここからは俯瞰気味に列車と、その奥を流れる千曲川を入れて撮ることができます。ただし川は木々に遮られてあまりハッキリせず、しかも午後の光線状態はモロに逆光・・・。ためしに先行する115系の普通列車を撮ってみるとこんな感じ。

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千曲川沿いを行く115系。
独特の重いモーター音が河原にこだまします。
しなの鉄道 田中-大屋

景色は悪くないけれど、やはり完全逆光はキビシいなぁ・・・。ただでさえ暗い色のガンメタ色を逆光で撮ると、さらに重々しく感じます (。-`ω´-)ンーム…。こういうときはいっそのこと曇ってくれた方が撮りやすいのですが、このところの晴れ運はなかなか強いらしく、そう都合よく曇ったりはしません。 しかし徒歩圏内では他に良さそうな撮影地が見当たらないし、「白山」通過までの時間もあまりない。ここはクリーム色の485系ならばガンメタ115系より少しはマシに出てくれるだろうと開き直り、そのまま同ポイントで撮影続行。予測の外れた下りの通過時刻とは違い、上りは公表されていた軽井沢発の時刻+30分というほぼ予測通りに485系が姿を現しました。

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千曲川の流れを臨みながら信州を北上し、
一路、北陸の金沢を目指す、特急「白山」。
今回のリバイバル列車は軽井沢~金沢を
6時間かけて走りますが(1200発1800着)、
現役時代の下り「白山」は上野~金沢を
約6時間で結んでいました(0830発1436着)。

逆光で色はハッキリしないものの、雰囲気的にはまずまずといったところか。多少の補正をかけていますが、暗部が真っ黒に潰れないというのはデジカメの強みと言ってもいいかも知れません。ところで、よく見るとこちらの下り方に掲出されたのは、国鉄時代を思わせるシンプルな「文字マーク」。なんともシブい演出ですね~。でも個人的にはやっぱり華やかな絵幕の方が好きなので、午前の順光側が絵幕でヨカッタ (^^;)。

続いて、午前中とは逆に今度は169系の「信州」が「白山」の後を追うようにやって来ます。169系は逆光で撮ると裾の濃緑が潰れてしまいそうなので、ここはどうにかして順光側で撮りたい。それに何となく「白山」とは画に変化をつけたかったこともあって、ちょっと苦しいアングルですが、順光となる橋の逆サイドから千曲川を入れて無理矢理に狙ってみました。

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千曲川をかすめて走る湘南色169系。
長野県を流れる千曲川は新潟県に入ると信濃川と名を変え、
日本海へと注がれます。
その長さは376キロメートルで、ご存知日本でいちばん長い川。
しなの鉄道 田中-大屋

う~ん・・・順光にこだわってはみたものの、何となく迷いのある微妙な出来。とくに列車と川の間にある枯れ草がキタナイないですね。もう少しウマく処理できなかったものか・・・。せっかくの貴重な169系なのに、もったいない撮り方をしちゃいました (´・ω・`)。でも、前回の山バック(浅間山)と対比するかのような、今回の川を入れたカットは、引退するしなの鉄道169系を記録する上で、いいバリエーションにはなったかな・・・と、なんとか自分を納得させてこの日の撮影は終了。田中駅へと戻ります。

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軽井沢行きの上り列車で田中を後にします。
この115系、助手席側のパノラミックウィンドウに
行き先が掲げてあるのが、ちょっと面白いですね(^^)。
しなの鉄道 田中

さて、往路は時間の都合もあって長野新幹線を利用しましたが、やはり新幹線は料金が高い。都内から上田まで5980円(乗車券3260円・新幹線特急券2270円)もかかってしまいました。できれば帰りは少しでも安く済ませたいところ。となると、しなの鉄道で軽井沢へ出て、JRバス碓氷線~信越線~高崎線ルートか? これだと田中から3390円で、所要時間は約4時間。でも実はこれよりもっと安くて、楽に都内へ帰れる方法があるのです。田中から乗った軽井沢行きの上り列車を途中の小諸で下車。

田中1413-(しなの鉄道2648M)-小諸1423

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しなの鉄道とJR小海線の接続駅、小諸。
信越本線時代の小諸は、特急「あさま」「白山」の
全列車が停車する長野県東部の拠点でした。
しかし長野新幹線のルートから外れたことで
地元経済・観光ともに大きな影響を受け、
街は寂れてしまった感が否めません・・・。
しなの鉄道 小諸

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そんな小諸ですが、観光客誘致と街の活性化を図り、
いま流行の「アニメで町おこし」に取り組んでいます。
私はこの「あの夏で待っている」というアニメは知らないのですが、
街のあちこちにポスターやパンフレットが見られ、
しなの鉄道の115系にもラッピング電車が走っているそうです。
(たじまーるさん、
コレくらいしか紹介できなくて、スミマセン・・・ ^^;)
しなの鉄道 小諸

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でもやっぱり小諸といえば小諸城趾と懐古園。
現在のしなの鉄道(旧・信越本線)の線路は
小諸城趾を分断するように敷かれ、
大手門(写真)は駅の東側にあり、
かつての本丸があった懐古園は駅の西側に広がっています。

前回はしなの鉄道から小海線へと乗り換えるのに下車した小諸ですが(わずか4分だったけれど ^^;)、今回は改札を出て、駅前ロータリーの一角にあるバスのりばへと向かいます。そう、ここからは鉄道ではなくバスを利用することにしました。

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ボディに描かれた、つばめマークが凛々しいJRバス。
ジェイアールバス関東 小諸駅

この小諸から佐久を経由して東京の新宿駅までを結んでいるのは、JR東日本系列のジェイアールバス関東が運行する高速バス「新宿⇔佐久・小諸 線」。小諸~新宿の所要時間は約三時間で、運賃は2500円。ちょっと時間はかかるけれど、新幹線の半額以下というこの料金はとても魅力です。私がこのバスを利用するのは今回が初めてなのですが、車内には三脚を持った同業者らしき方の姿もチラホラ・・・。どうやらこのバスはしなの鉄道撮影のアクセスとして、けっこう定番なのかもしれません。ふだんはあまりクルマやバスに乗る機会が無い私、高速バスはなんだか遠足みたいでワクワク気分 o('∇'*)oワクワク♪。そこで今回はお酒ではなくオヤツ300円分(?)を買って乗り込み、東京への帰路へとつくのでした。

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上信道を走るバスの車窓からは、
浅間山がきれいに見えました。
やっぱり「白山」も
浅間山バックで撮ればよかったかなぁ・・・。

小諸駅1510-(ジェイアールバス)-新宿駅東口1817


冒頭にも書いたように、花粉を避けるように選んだ今回のしなの鉄道撮影。でも結果的にはオーソドックスな編成写真ながらも「白山」や「信州」が良い光線状態で撮れ、さらに美味しい信州蕎麦も味わうことができて、いい遠征となりました。
しかし花粉はそろそろ全国的に飛散のピークを迎え、もう逃げ場はありません。しばらくは撮り鉄の稼働率が低くなるのか、それとも鼻水を垂らしながら線路端へ立つことになるのか・・・は、今後の状況次第でまだ解りませんが、マスクや目薬などでうまくケアしながら、この辛い季節を乗り切ってゆこうと思います (* >ω<)=3ハクシュン!。



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