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北陸01・・・北陸本線475系 撮影記 [鉄道旅行記]

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2013.04.28~30
北陸01
真っ青な海を背景に・・・
北陸本線475系 撮影記

 

季節は春から初夏へ移り変わり、気がつけば早くもゴールデンウィーク。私も人並みに何日かのお休みを取ることができました。やはり連休となれば混雑するのは解っていても、ちょっと遠征したいところ。今年のGWで個人的に気になる撮り鉄的なネタはというと、青森で恒例となっている弘前さくらまつりへの臨時列車か、長野のしなの鉄道で運転される急行形車両・169系のラストランあたりか。前者は奥羽本線の快速「弘前さくらまつり号」に583系が使用され、さらに日によっては同路線で24系ブルートレイン(「リバイバル 鳥海」)や485系国鉄色(「急行 春の桜名所めぐり号」)の団体列車も運転される予定。いっぽう、しなの鉄道でGWに企画されているのは、ラストランへ向けて今まで3連だった169系を、国鉄色のみの6連や、しなの鉄道色と併結した9連で運転するという豪華なもの。これはどちらも、まさにファン垂涎の臨時列車やイベントといっても過言ではないでしょう (*゚∀゚)=3ハァハァ 。

しかし思い返せば、私は昨年の秋に青森へ、そしてしなの鉄道へは今年の一月三月に二回も行ったばかりです。このブログを見ていると、私はしょっちゅういろんなところへ鉄道で出かけている印象をお持ちの方も多いと思われますが、その大半は日帰り圏内の関東近郊や甲信越ばかりで、実は旅行と呼べるような泊まりがけでの遠征は年に3~4回程度。私にとって泊まりがけの旅行は、今でも特別なものに変わりありません。となると、できれば同じところに続けていくのではなく、いろんな地方へ行って、撮りたい、乗りたい、食べたい、そして飲みたい(笑)。ちなみに昨年は、5月の連休に九州、7月の夏休みに広島・出雲、そして11月に青森と、見事にバラけています。ならば今年のGWはネタにはとらわれず、この機会に定期列車で撮っておきたい車両を狙うか、もしくは、かねてから一度は行ってみたいと思っていた、景色の良い撮影地を目指すというのもアリかと考えました。

そこで今回、私が旅先に選んだのは10年の夏以来、約三年ぶりとなる北陸地方。485系「雷鳥」や夜行列車の「北陸」、「日本海」、「能登」が相次いで廃止となり、個人的にはしばらくのご無沙汰でしたが、15年春に予定されている北陸新幹線の金沢延伸で、激動の変革期を迎えようとしている北陸本線をはじめ、個性的なローカル私鉄も多く存在するこの地域は、鉄的な魅力が満載です。はたして、そこで私が撮りたい車両とは? そして行ってみたい撮影地とは? 久しぶりに数回に渡ってお伝えする、あおたけ流・鉄道旅行記の始まりです。あくまでも気持ちは「Not even trouble! I want to get travel!!」なのですが、いったいどんな旅になるのやら・・・。


4月28日(日)

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今旅のスタートは上越新幹線の「Maxとき」(左)。
列車名に「Max」が付いているように、
二階建て車両のE4系が使用されています。
右隣のE2系は長野新幹線「あさま」。
13.4.28 東北新幹線 東京

各方面への新幹線が発着する東京駅から、私が乗ったのは上越新幹線の「Maxとき」。鉄道で首都圏から北陸地方へ向かう方法はいろいろとあるなかで、今旅は道中に趣向を凝らすのではなく、少しでも目的地での時間を有効に活用したいため、もっともオーソドックスといえる上越新幹線から北越急行・ほくほく線へと乗り継ぐルートを選びました。連休二日目となるこの日は、自由席でも余裕で着席できるほどの乗車率。ちなみに今年のGW、私の休みは暦通りで前半の三連休は4月27日(土)からなのですが、"とある都合"により出発は一日遅れの28日(日)としました。

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越後湯沢で、特急「はくたか」へ乗り継ぎ。
顔がグレーの681系はJR西日本の車両です。
13.4.28 上越線 越後湯沢

越後湯沢で上越新幹線から乗り継いだ、金沢行きの特急「はくたか」が走る北越急行・ほくほく線(六日町~犀潟)は、首都圏と北陸地方(とくに富山・石川)のアクセス向上として、97年に開業した第三セクター路線。主にこの特急「はくたか」を使った、上越新幹線と北陸本線のバイパス的な役割を担っており、現在の収益は同線を通過する特急が9割で、普通列車は全体の1割にも満たないとのこと。そのため北陸新幹線が金沢延伸した際には、利用者が新幹線へ移行することでの大幅な減収が確実視されており(今乗っている「はくたか」も、新幹線延伸後には廃止が濃厚なのだとか)、沿線利用者の確保や地域の活性化が課題となっています。

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「はくたか」の車窓に広がるのは、米どころ魚沼の広大な田園風景。
13.4.28 北越急行ほくほく線 くびき-犀潟(車窓から)

でも今はほくほく線の未来より、車窓を眺める私がいちばん気になっているのは、今日の空模様。東京は晴れていたのに、上越国境の大清水トンネルを抜けた越後湯沢では小雨がぱらつく曇天。せっかく遠征の撮影旅に出ているのだから、やっぱり晴れて欲しいものです。とくにこれから向かおうとしている目的の撮影地は、晴天じゃないと画にならないし・・・(´・Д・`;) 。ちょっと不安な気持ちで空を見上げていると、やがて雲の切れ目から青空が覗きはじめ、北陸本線との接続駅である直江津に付く頃にはすっかり晴天になってくれました (゚∀゚)オッ!。私はその直江津で「はくたか」を下車。

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日が差した直江津で「はくたか」をお見送り。
直江津はJR東日本と西日本の境界駅で、
乗務員はここで東日本から西日本へと交代します
(「はくたか」に北越急行の乗務員は担当しません)。
13.4.28 信越本線 直江津

東京0700-(Maxとき303号)-越後湯沢0811~0820-(はくたか2号)-直江津0905

JR東日本の信越本線とJR西日本の北陸本線が乗り入れる直江津駅(ほくほく線は犀潟~直江津で、信越本線へ乗り入れ)。二つの長大本線が交わる主要駅ですが、管轄が信越線に属するためか、この駅に置ける両線の扱いの差は歴然としており、信越線の方が大きく幅を利かせ、北陸線は隅っこに追いやられている感じ。とてもここが米原を起点として日本海沿いを353.8キロも続く北陸本線の終点とは思えないような扱いです。でもその雰囲気が私はキライではなく、むしろここから北陸線の普通列車に乗り込む旅は郷愁と旅情が溢れていて大好きなんです(^^)。そして何を隠そう、この北陸線の普通列車こそが今旅最初の撮影ターゲット。

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いちばん北側にある欠き取り形の終端ホームが
北陸線普通列車用の1番線です
(大半は1番線発着ですが、
一部の北陸線列車は他の番線も使用)。
13.4.28 信越本線 直江津

ご多分に漏れず、ステンレス製の新型車による波は北陸線まで押し寄せ、近年では福井・金沢周辺を中心に、同線を走る大半の普通列車がステンレスの521系になってしまいました。そんななか、北陸線の最北部に位置する、この富山~直江津では現在でもすべての普通列車に鋼製の国鉄形車両が使用され、まさに最後の聖域ともいえるでしょう。しかも、なかには国鉄時代に急行「くずりゅう」や「立山」などとして活躍した交直両用の急行形電車、475系の生き残りが含まれているというのだからさらに驚きで、その元・急行形が私のお目当て。それにしても、前述したようにこの日はしなの鉄道で同じ急行形の169系がイベント運転を行っているというのに、あえて同日に北陸線の475系を狙うとは、我ながらマニアックというか、捻くれているというか・・・(^^;)。しかし、直江津で待機していた北陸線の普通列車は、残念ながらお目当ての475系ではありませんでした ( ̄△ ̄;)エッ?。

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広い直江津の構内でポツンと停まっていたのは、
475系ならぬ、413系。
北陸本線は今年、全線開通100周年を迎え、
413系の乗務員扉脇には記念ステッカーが貼られていました
(タイトル写真参考)。
13.4.28 信越本線 直江津

顔は475系とあまり変わらないけれど、似て非なるこの電車は、国鉄時代に475系をはじめとした急行形車両の部品(電装品・冷房装置・台車など)を再利用して新造した近郊形電車の413系で、デッキ付き片扉の急行形に対し、デッキなし両開き扉としたところが大きな相違点。もちろんこの413系も今や貴重な国鉄型のひとつではあるけれど、やはり元・急行形の475系とは歴史的な重みや深みがまるで違います。できれば475系は撮るだけでなく、乗る方でも楽しみたかったところですが、まあ、乗るよりも撮ることが第一目的と考えれば、ここで出会っちゃうよりも撮影地で迎えた方がいいか・・・と、前向きに考えて、413系へ乗車。40分の待ち時間ののち、富山行きの普通列車は定刻に直江津を出発しました。

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急行形の475系とは異なる近郊形とはいえ、
413系の室内もボックスシートが並ぶ国鉄仕様です。
始発となる直江津の発車時点では、車内はガラガラ。

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そんな413系に揺られながら、早くも駅弁を。
直江津で購入したのは「鱈めし(¥1100)」
その名のとおり、棒ダラの甘露煮がメインですが、
実は半生の焼きタラコが昆布の炊き込みごはんにマッチしていて、
個人的にはそれがとても美味しかったです。
☆☆☆・・
直江津は日本海の幸を使った名物駅弁が多いので、
朝食抜きでここまでガマンしてきました(^^)。

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海沿いの駅、有間川~。
13.4.28 北陸本線 有間川(車窓から)

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トンネル内の珍駅、筒石~。
13.4.28 北陸本線 筒石

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再び海沿いの駅、親不知~。
でも、ここは高速道路が豪快に視界を遮ります・・・。
13.4.28 北陸本線 親不知(車窓から)

直江津を出てしばらくすると、車窓には一面の日本海が広がります。その情景は湯沢での小雨がウソのような快晴で、空も海も真っ青!! これでまずは一安心 (○^д^)=3 ホッ。なぜならば、一度行ってみたいと思っていた今旅最初の撮影地では、この日本海をバックに北陸線の列車を撮ろうと考えていたからで、青い海を演出するのに晴天は必須条件です。その海バックの撮影地があるのは、直江津から一時間ほどの市振。

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快晴を確信し、予定通り市振で下車。
ここも海沿いの駅なのですが、
海側には防風壁が設置されています(写真の右側)。
13.4.28 北陸本線 市振

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駅舎はあるものの、現在は無人駅の市振。
しかしここは新潟県最西端に位置する駅で、
北陸新幹線延伸で予定されているJRからの経営分離後には、
この市振が新潟県と富山県のそれぞれが運営する
第三セクター鉄道の境界駅となります。
13.4.28 北陸本線 市振

直江津0946-(北陸544M)-市振1055

市振は新潟と富山の県境にある集落で、古くは越後国と越中国の境となる関所が置かれており、松尾芭蕉の奥の細道にも「市振の関」として登場した歴史があります。そんな由緒ある集落なのに、私は駅を出ると町並みには目もくれず、一目散に撮影地へ向かって小走り。実は次の下り普通列車(直江津方面行き)の通過時刻が迫っているのです。ふだんなら、普通列車など一本くらい逃しても・・・なんて軽い扱いですが、今回ばかりはその普通列車にお目当ての475系が来るかもしれないので、一本でもムダにはできません。撮影地までの直線距離は約一キロと、さほど遠くはないけれど、撮影場所へは最後に急な斜面を登らなくてはならず、20分程度で到達できるかは微妙なところ。はたして間に合うのか!? ε=ε=ε=┏(;´Д`)┛ヒィハァ...

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息を切らせながら斜面を登ると、
眼下には市振の集落と北陸線の線路が一望できました。
この地域の家々に多く見られる黒いツヤのある屋根瓦は
「能登瓦」と呼ばれる独特なもので、
水分を含んだ重い雪を屋根から落としやすくするために、
釉薬をかけてなめらかにしているのが特徴です
(・・・って、たまたま
前日に見たテレビ番組で言っていました)。

なんとか通過の数分前に、海を入れて俯瞰撮影できる、最低限の高さまではたどり着くことはできました。あとはカメラ片手に線路を注意深く見ながら、もう少しだけ高さを稼いでゆきます。遠くに列車の姿が見えてからカメラを構えても間に合うのが、俯瞰撮影の強み。やがてモーターの唸り音が響いてきたところで足を止め、向かってくる列車を目で確認。そこでやってきたのは・・・コイツ。

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真っ青な日本海をバックに現れたのは、
これまた真っ青な列車。
13.4.28 北陸本線 越中宮崎-市振

ぬはっ、青一色の「海坊主」・・・Σ(´Д`lll)ヌヲッ!。この色は以前に広島で撮った末期色真っ黄色の115系同様、JR西日本が人件費および塗装費削減という、なんとも情けない理由で遂行している単色化計画のひとつで、北陸線の413系や475系には青一色化が進められています。できればこの通称「海坊主」は、来てほしくなかったなぁ・・・。しかもこの車両もまた475系ではなく、413系でした。でも、あんまり嬉しくない「海坊主」ですが、こうやってみると意外と海景色にマッチしているように見えて、なんだかちょっと複雑な気分です。単色も遠景だと悪くないかも・・・。まあ何にせよ、とりあえずは無事に間に合ったのでホッと一息 ε- ( ̄、 ̄A) フゥー。息を落ち着かせてから撮影場所を吟味して、カメラをセッティング。

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続いては北陸本線北部のエース、
681系の特急「はくたか」。
やはり9両編成の特急列車は画になります。
よく見るとこの列車、
グレーの西日本車とレッドの北越車が
併結した編成でした。

青い空、青い海、そして海岸線にまっすぐと伸びた線路・・・あらためて眺めるとまさに絶景で、とても気持ちのよい撮影地です(^▽^)。以前に同じ日本海沿いにある羽越本線の笹川流れ俯瞰(今川~越後寒川)で撮ったときにも述べましたが、関東人にとって日本海側の天気を読むのはとても難しく、望みどおりの天気に恵まれるかどうかは運次第といっても過言ではありません。それだけに、この最高のコンディションは本当に嬉しい。あとはお目当ての475系が来てくれれば文句ナシなのですが・・・先ほどから見かける普通列車は413系ばかり。富山~直江津では共通運用を組んでいる475系と413系。この両形式の比率はほぼ同数くらいかと思い込んでいたのですが、ひょっとした富山以南の521系増備に伴い、比較的車齢の高い475系は数を減らしているのかな・・・? 日中は数編成のローテーションで運用されているこのあたりの普通列車。次も413系だと、475系を撮るのはかなりキビシい。せめて一本だけでも、475系が来てほしいものですが・・・。祈るような気持ちで迎えた次の普通列車は・・・お!475系、キタ (゚∀゚)!

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広大な日本海を眺めながら海岸線を走り抜けるのは、
元・急行形の普通列車。
編成は短くても、その力強い走りは健在です。

ここで、やっと本命がきてくれました~\(≧▽≦)/ワーイ♪。パッと見は先ほど乗った413系と変わらないように見えるかも知れませんが、側扉の間にズラリと並んだ窓配置、この均整のとれたスタイルこそが元・急行形車両の証です。一本だけ存在する国鉄色のリバイバル編成ではない、ごくフツーの北陸色475系。それでも私的には、この好条件で475系を撮ることができただけで、もう大満足。これこそ私が見たかった情景・・・ああ、ホントにここまで来てよかったよ マヂ・゚・(。ノ∀`)・゚・ゥレスィ・・・。

なんとか475系が撮れたところで、次の狙いは新潟と金沢を結ぶ、特急「北越」。この「北越」に使用される新潟の485系には大きく分けて三種類の顔があり、これを撮り鉄的なクジ運に当てはめると、大当たり(゚∀゚*)=国鉄特急色(K編成・T18編成)、当たり(・ω・)=国鉄顔の「北越色」(T編成)、ハズレ(´Д`;)=大幅リニューアルの3000番台(R編成)といったところ。もちろん私が大当たりとなる国鉄色の485系を撮りたいのは言わずもがなですが、残念ながらこの日の「北越」に国鉄色が入る可能性が極めて低いことは、事前に解っていました (´・ω・`) ショボーン 。というのも、国鉄色は全部で三編成。そのうち二編成(K編成)は、GWに運転される臨時快速「ムーンライト えちご」へ限定的に充当。では残り一本(T18)に望みを託そうとするも、その編成は冒頭でちょろっと触れた弘前への団体列車「急行 春の桜名所めぐり号」へ使用されることが鉄道誌の情報欄に掲載されていました。なので、不測の事態による運用変更や団体の設定取り消しでもないかぎり、この日の「北越」に国鉄色が入ることはありえません。ならば、せめて「当たり」のT編成を引き当てたいところですが・・・

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車端部のターコイズブルーがアクセントになる、
485系3000番台(R編成)の特急「北越」。
この列車も海が似合います(^^)。

通過時間が近接している二本の「北越」、下りの3号、上りの4号ともに3000番台のR編成でした。つまり、「ハズレ」 ザンネン(´Д`;)デスタ。でも「北越」には近々、先のダイヤ改正で常磐線の「フレッシュひたち」から撤退したE653系がコンバートされる計画があり、すでに同車は新潟入りして改造待ちだとも言われています。そうすると485系が「北越」から撤退するのは、もう時間の問題と言え、編成で当たり外れを選んでいる余裕など無くなってきているのが実情。ここは475系同様に、この好条件で485系「北越」が撮れたことを素直に喜びましょう(もちろんホンネを言えば、国鉄色が撮りたかったんだけれど・・・^^;)。

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再び「はくたか」がやってきたので、
今度は画角に編成をキッチリ納めてみました。
でも個人的には列車を真ん中に置かない
一枚目のようなアングルの方が好きです。

ところで、「北越」の通過直前にはお一方の同業者がやって来られ、その方によると13時過ぎに上りの貨物列車があるとのこと。これは貨物オンチの私にとって、とてもありがたい情報です アリガタヤ(-人-)アリガタヤ。今まで撮ってきたアングルは基本的に下り列車を狙う場所なので、情報がなければ先日の中央線・新府の桃源郷のときのように、また慌てながら「貨物の後追い」という情けないカットを撮るところでした(^^;)。なので、頃合いを見計らって上り列車が撮れるアングルへと移動。そもそもこの撮影地は午後になると、上り列車の方が光線が良くなります。

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まずは望遠系で、海と列車をクローズアップ。
木の陰から飛び出してきたのは、北越急行681系の「はくたか」。
同じ681系でも、赤い顔の方がアクセントになっていいですね(^^)。
13.4.28 北陸本線 市振-越中宮崎

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次の普通列車は能登瓦が特徴的な市振の集落を入れて。
もちろん475系を期待するも、
またしても413系でした・・・(´・ω・`)。

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市振の集落を俊足で駆け抜ける「はくたか」。
町並みを入れると、風景に生活感が出るように思います。

普通列車や「はくたか」を撮っているうち、気がつけば時刻は13時半をまわっていました。貨物の正確な通過時刻を知らない私はおとなしく待ち続けていますが、先ほどの同業者さんは後方の一段高いところから「あれ~?来ないなぁ・・・。連休でウヤ(運休)なのかなぁ・・・(。-`ω´-)ンー」と、唸りながら首を傾げています。連休だと運休になる可能性があるのだから、やっぱし貨物は奥が深くて撮るのも大変だなぁ・・・なんて思っていたそのとき、線路上に真っ赤な電気機関車が現れました。 キタ(゚∀゚)コレ!?

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日本海縦貫線らしい、赤いEF510が牽引する貨物列車。
荷は少なめだけれど、連休中はこんなもんか・・・

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・・・と思いきや、
後方には荷がいっぱい積んでありました。
さすが貨物の大動脈、日本海縦貫線!

撮影後に後ろを振り返って「来ましたね!」と投げかけると、「いや、待っていたのはEF81の◯◯レ、なんだけどなぁ・・・  (´・ω・)ゞ」・・・とのこと。どうやらそちらは本当にウヤだったらしい。でも私としてはEF510の貨物でも、じゅうぶんに嬉しい収穫です。そして、この貨物列車の写真を見ると解るように、だいぶサイドの日当りが弱くなってきたので、ここで撤収を決意。もともと私は貨物の前に通過した413系の普通列車を撮ったら引き上げるつもりでいたので、これはほぼ予定通り。でも、思ったよりも普通列車に475系が充当されていなかったのは予想外で、結局、滞在中の三時間で通った上下二本ずつの普通列車のうち、本命の475系はわずか一カットのみという結果には、ちょっと物足りなさが残ります。しかし、このあとの予定を変更してまで光線状態の悪い場所で475系を待ち続けるのは得策ではないと考え、市振駅へ戻って予定通りの行程を進めることにしました。

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私が乗る上り列車の三分前に入ってきた
下りの直江津ゆきは475系!Σ(・ω・ノ)ノヌオッ!
先ほどの俯瞰で唯一撮れた列車の折り返しですね。
13.4.28 北陸本線 市振

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ホームの花壇にあったチューリップと
無理矢理に絡めて・・・。
本当は低速シャッターで列車をブラそうとしたものの、
カメラの設定をオートモードにしていたのを忘れていて、
中途ハンパな位置でビシッと止まってしまった、ダメダメ写真。
何でも慌てるとロクな結果にならないものです(^^;)。
13.4.28 北陸本線 市振

 

・・・続きます (^皿^;)。



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