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北陸04・・・氷見線「ハットリ君列車」撮影記 [鉄道旅行記]

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2013.04.28~30
北陸04
氷見線「ハットリ君列車」撮影
・・・の巻でござる。

 

GWの連休を利用してやってきた、北陸鉄道旅。前回からの続きです。
でもその前に、まずはここで今回の記事を読むにあたっての注意点を・・・
今回の内容にはテレビ東京系列で4月に放映された「路線バス乗り継ぎの旅 第14弾」を参考にした経路が含まれており、まだ放映されていない関西地区などでは「ネタバレ」となってしまう恐れがあります。ソネブロ仲間のサットンさんをはじめ、当番組を楽しみにしていらっしゃる方は、あらかじめその点にご注意下さい(もしよろしければ、放映後にお読みいただけるといいかも知れません)。


二日日(4/29)となるこの日、午前中は富山地方鉄道(富山地鉄・地鉄)をメインに撮影。本線や立山線の各撮影地へと繰り出し、お目当てとなる元・西武「レッドアロー」の16010形「アルプスエキスプレス」のほか、京阪復刻色の10030形や地鉄オリジナル車両の14720形・14760形など、いろいろな車両を撮ることができました。できればもう少し地鉄での撮影を続けたいところですが、私にはそれができない事情がありました。そう、それは初日の北陸線撮影のときに発覚した「メモリーカード問題」。実は今旅で私は、デジカメを持って旅行へ出る際には決して忘れてはならない記録媒体(メモリーカード)の予備を、こともあろうか家に丸々忘れてきちゃったのです il||li(つд-。)il||li 。その結果、メインのデジイチ(デジタル一眼レフカメラ)で撮れる枚数は、朝の時点であと20枚ちょっと。地鉄撮影では枚数を抑えつつ、コンデジ(コンパクトデジカメ)との併用でなんとか乗り切ってきましたが、立山駅で16010形同士の並びを撮ったところで、ついにデジイチの撮影可能枚数は「0」。さすがにもう消せるような写真は無く、追い込まれてしまいました(前回紹介した「アルプスエキスプレス」車内での写真は、コンデジかスマホでの撮影です)。この先も撮影旅行を続けるには、やはりどこかで替えのメモリーカードを手に入れなければなりません。そこで、とりあえず地鉄撮影を終えた私は、街の規模が大きな富山へと戻ってきました。

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北陸新幹線の延伸工事に伴い、
仮駅舎で営業中のJR富山駅(正面口)。
この駅前でスマホを使い、情報収集するも・・・(。-`ω-)ンー。
13.4.29 北陸本線 富山

デジカメに使用するメモリーカードにもいろいろな種類があって、コンデジや音楽プレーヤーなどで主流となっている「SDカード」は比較的手に入りやすく、コンビニなどでも買うことができます。しかし私のデジイチに必要なのは、もう少し大きいサイズの「コンパクトフラッシュ(CFカード)」というもので、SDカードに比べると転送速度が速いのが利点とされていますが、価格が高いのと、手に入りにくいのが難点で、これはカメラ屋か、もしくはデジイチを扱っている大型家電量販店などでないと、なかなか手に入れるのが難しいのです。しかし、ためしにスマホで富山駅周辺を検索するも、徒歩圏内には目ぼしいカメラ屋や家電量販店がヒットしません。富山駅前にあった写真屋はプリント専門店で、SDはあるもののCFは無し。やはり買い物にはクルマが主流の地方都市において、大型の家電量販店やカメラ屋の入ったショッピングモールなどは、駅前でなく郊外に行かなければ無いんですよね・・・(;´д`)=3トホホ…。かといって、タクシーで郊外まで往復するのはバカバカしいし・・・と、もう少し検索範囲を広げてみると、富山ではなく、高岡の駅前商店街にある一軒のカメラ屋さんがヒットしました (゚∀゚)オッ!。 高岡は富山の西側に隣接する、県内第二の中規模都市。富山からは北陸線の上りに乗って、20分ほどの距離です。このまま富山で探し続けても埒があかないし、もし高岡でもダメならば、もう金沢まで行ってしまおう。北陸地方第一の都市である金沢なら、間違いなくあるはず。そう思って、とにかく私は北陸線の普通列車へと乗り込むことに。

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富山駅の北陸線ホームに入ってきた、
金沢行き普通列車は・・・海坊主の475系!(左)
ようやく今旅初の475系乗車です(^^)。
13.4.29 北陸本線 富山

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475系に車内は、富山~金沢の都市間輸送で混雑していたため、
残念ながら往年の急行形を色濃く残した客室内の撮影は控え、
使用停止となっていた洗面所跡などを、かろうじて記録…。
Σ【◎】ω ̄*)パシャッ  

ここで・・・いや、こんな時に限って、高岡方面へ向かう金沢ゆきの列車に使用されていたのは、元・急行形の475系 ∑(・ω・ノ)ノ ヌヲッ!。できればこの車両はもっと心に余裕があるときに、ゆっくりと長い時間をかけて乗り心地を味わいたかったところなのですが、今回の乗車は富山から高岡までのわずかな時間。しかも結果的に、これが今旅における最初で最後の475系乗車となりました・・・。いっそのこと、もうこのまま金沢まで乗り通してしまおうかとの考えもよぎるなか、やはり気分的には一刻も早く「メモリーカード問題」を解決したくて、私は予定通り(?)高岡で下車。

富山1219-(北陸434M)-高岡1237

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大規模な工事が行われている高岡駅前(古城公園口)。
しかしこれは北陸新幹線の建設工事ではなく、
駅前広場の再開発によるもの。
北陸新幹線はルートの都合上から、この高岡駅は通らず、
ここから1.5キロほど離れた南側に、新高岡駅が設置されます
(高岡~新高岡は城端線でアクセスする計画)。
13.4.29 北陸本線 高岡

高岡はかつて、高岡城の城下町として盛えた歴史ある街。県内で唯一国宝に指定された「瑞龍寺」や、日本三大大仏のひとつである「高岡大仏」(あと二つは奈良と鎌倉ね)など見どころも多く、年間を通して多くの観光客が訪れます。

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高岡駅の南側にある、国宝「瑞龍寺」。
これは四年ほど前に撮影したもので、
今回は観光をしている余裕はありませんでした・・・。

しかし、駅前のメインストリートにあるアーケードは、近年の地方都市によく見られるような閑散とした状態で、休日の昼過ぎにも関わらず人影はまばら。商店街も定休日なのか、閉店してしまったのかは解りませんが、シャッターを閉めた店が多い。まさか、私が目指しているカメラ屋も・・・なんて不安がよぎるなか、駅から5分ほど歩いたところに、そのお店はありました。シャッターは開いており、いちおう営業中のようなので一安心・・・なのですが、失礼ながらその構えは店名に「カメラの」とは付いているものの、どちらかといえばひと昔前の「街の写真屋さん」で、ウチはデジタルとは無縁といわんばかりに、懐かしいフ◯カラーのポップなどが店頭に飾ってあります (´Д`;)ダイジョブカ!? 。 おそるおそる扉を開けて中を覗くと、ショーケースの中央に鎮座していたのは、なんとキ◯ノンのT90!Σ(゚Д゚;)ナニーッ!! (1986年発売、もちろんフィルム使用の銀塩一眼レフカメラ)。まさかコレ、新品じゃないだろうな・・・(作り話のようですが、これホントのハナシです ^^;)。ちょっとしたインパクトを受けてボー然と立ち尽くしていると、店の奥からおかみさんが出てきてくれました。どうやら時間的にランチタイムだったらしい。とりあえず「コンパクトフラッシュは、置いてありますか?」と尋ねてみると、「フラッシュ? ストロボのこと?」という、これまた驚くべき返しが!(°△°;)エ… (クドいようですが、すべて実話です)。「・・・あ、いや、デジカメに使う、メモリーカードを・・・(・∀・;) 」と尋ね直すと、「う~ん、今は主人が留守なんで、おばちゃんにデジタルの詳しいことは解らないけれど、そこの壁にいくつかカードがあるよ」と、私の背にある壁を指差します。振り返ると、そのカードは「テレフォンカード」だった・・・(ノ;_ _)ノズルッ な~んてオチはさすがになく、たしかにSDをはじめとしたメモリーカード類が壁に並んでいます。そのなかに・・・あった!コンパクトフラ~ッシュ!ワ━ヾ(*≧∀≦)ノ゙━ィ!!!!。 ああ、ホントにヨカッタ・・・・゚・(´Д⊂・゚・。店にあったのは転送速度が最大で30MB/秒のタイプで、4GBが約4000円、8GBが約5500円。この転送速度でこの値段、首都圏の量販店などに比べると、ちょっと・・・いや、かなり高い値段設定だけれど(価格はオープンプライス)、この状況で背に腹は代えられません。私は泣く泣く5500円払って8GBの方を購入。支払いの際におばちゃんは「なんでこれはこんなに高いの!?」と驚かれており、私はさらに脱力。なんだかなぁ・・・(´∀`;)ハハ…。でも、何はともあれ、無事にメモリーカードが手に入り、これで撮影を再開することができます。

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これが私の探していた「コンパクトフラッシュ」。
コンデジなどで一般的なSDカードより、
大きくて、厚みもあります。

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さっそくカードをデジイチに装填して試し撮り。
高岡の駅前通りを走るのは
万葉線の低床式車両MLRV1000形「アイトラム」。
万葉線はここ高岡駅前から越ノ潟までを結ぶ、
第三セクター方式の鉄道路線。
高岡駅前から途中の六渡寺までは併用軌道を、
その先から越ノ潟までは専用軌道を走ります。
13.4.29 万葉線 末広町-高岡駅前

とりあえず、高岡の駅前通りを走る万葉線の電車で何枚か試し撮り。メモリーカードにはしっかりと撮影した画像が記録されているようで、使用に問題は無さそうです。さて、これからどうしようかなぁ・・・(*゜ヘ゜*) ウ~ン。当初の旅程ではまったく考えていなかった、高岡での途中下車。この日の予定はまさに白紙です。とはいえ、もうここまで来てしまうと、今さら富山へ戻って地鉄撮影に復帰するという気はおきません。ならば、不測の事態だったとはいえ、この高岡で降りたのも何かの縁。ここは高岡を起点とするいくつかのローカル線に的を絞ってみることにしましょう。

高岡に乗り入れる路線は北陸線の他、高岡から北上して氷見(ひみ)へ向かう氷見線、逆に高岡から南下して城端(じょうはな)へ向かう城端線、そして上写真で紹介した第三セクターの万葉線があります。このなかでもっとも沿線風景がいいとされるのは、富山湾の海沿いを走る氷見線で、私も過去に何度か乗車して車窓を楽しんでいる、お気に入りの路線です。しかし今まで沿線で撮影したことはありません。いっぽう、内陸部へ進む城端線の風景は氷見線に比べると地味で、私がこの城端線に乗ったのは乗り潰し目的で往復した一度だけ。ここは景色のいい氷見線で撮り鉄か・・・、それともこの機会で、久しぶりに城端線への乗り鉄か・・・悩んだ末、私は空を見上げて天気を確認。予報では曇りのハズでしたが、もうしばらくは晴天が持ちそうです。それならば、やはり富山湾を背景に走る氷見線を撮りたい(ちなみに万葉線は、四年前に高岡を訪れた際に終点まで往復しているので、今回は除外しました)。

しかし、運転本数がそれほど多くない氷見線。次の発車時刻までは、あと一時間半もの待ち時間あります。そこで私が訪れたのは、駅前のバス案内所。実はホントに偶々なのですが、この旅行へ出る前日にテレビで「路線バス」を使った旅番組が放映されており、さらに奇遇なことに、この高岡から氷見へと向かうバスルートがそこで紹介されていたのです。ひょっとするとそのバスをウマく使えば、一時間半後に高岡を出る列車を先回りして撮影できるかも知れません。期待半分に案内所で尋ねてみると、「次の氷見市民病院行きは、13時10分で4番のりばです」とのこと。13時10分・・・現時刻は13時をちょっと過ぎたところで、なんと次のバスまで10分もないではありませんか!まさにグッドタイミング!(゚∀゚)オオッ! でも、こんなにもタイミングよく来るのだから、きっと運転本数がそこそこはあるバス路線なのだろう・・・と思って、4番のりばの時刻表を見てみると、決してそんな事はなく、なんとこの次のバスは約一時間半後。これはもう奇跡的なタイミングと言っても過言ではないでしょう!オオーw(*゚o゚*)wスゲー!

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時刻通りに入ってきたのは、
伏木経由氷見市民病院行きの加越能バス。
鮮やかな緑一色のノンステップバスでした。
13.4.29 加越能バス 高岡駅前

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高岡から氷見方面に向かって走るバス。
その道中では鉄的にちょっと気になるモノを発見。
伏木を過ぎたあたりで不意に車窓へ飛び込んできたのは・・・
かつて北陸本線で使われていた「食パン電車」こと719 419系!
でも残念ながら、これは保存車などではなく、
この車両や奥に見えるバスが置いてあるここは、
リサイクル工場と銘打った、スクラップ処理場らしい・・・(´・ω・`)

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市街地や工場地帯を抜けたバスはやがて、
富山湾の港湾地区を通り、海岸沿いへ。
鉄道同様、路線バスの車窓でも、
海が見えると気持ちがいいものです(^^)。

高岡駅を出発した氷見行きの路線バスは高岡の市街地を抜けると、かつて越中国の国府が置かれていた伏木の古い町並みを通り、やがて富山湾沿いへと出ます。このバスで私が目指すのは終点の氷見では無く、その少し手前にある景勝地・雨晴(あまはらし)海岸で、その海岸沿いにあるのが目的地となる氷見線の雨晴駅です。高岡からバスに揺られること30分、私は雨晴の駅前で下車。

高岡駅前1310-(加越能バス)-雨晴1339

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バスでやってきた、氷見線の雨晴駅。
ここは雨と晴、両方の気象条件が揃った、
珍駅名のひとつです。
13.4.29 氷見線 雨晴

その雨晴というユーモラスな地名は、源義経が兄の頼朝に追われて京都から奥州へ向かう際、ここを通りかかったときににわか雨にあい、近くの岩陰で晴れるのを待ったことに由来するのだそうで、今ではその雨宿りをしたとされる岩は「義経岩(または雨晴岩)」の名で祀られ、観光スポットのひとつになっています。

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雨晴駅近くにある「義経岩」が祀られた神社。
弁慶が岩を持ち上げ、その陰で雨宿りをしたという
伝説もあるのだそうな。

そんな義経伝説の残る雨晴ですが、もちろん私のお目当ては「義経岩」ではなく、その雨晴海岸沿いにある氷見線の撮影ポイント。でも列車の通過まではまだ時間があるので、まずは線路端ではなく駅の裏手にある砂浜へと降りてみました。実はこの浜辺からは、晴天で空気が澄んでいる好条件に恵まれると、富山湾の海上に立山連峰の山並みが見え、それが雨晴の絶景と言われているのです。しかし・・・

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富山湾越しに立山方向を眺めるも・・・
山は霞んで、う~っすらと見る程度。(´・ω・`)
ちなみに左の島は
雨晴海岸のシンボル的な存在の女岩です。

さすがに前日の東富山で見られたような絶好の条件に連日は恵まれず、富山湾越しに見た立山連峰は霞んでいて、目を凝らさないとほとんど見えません。まあ、前日があまりにも恵まれすぎていて、冬場ではないこの時期は、本来こんなものなのかもしれないけれど・・・。

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上写真をデジタル処理で
二段ほど露出アンダーにしてみると・・・
なんとか海上に立山連峰の姿が浮かび上がってきました。
でもこれじゃあ写真的に暗いよね・・・(^^;)

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いちおう「富山湾越しの立山バック」が撮れるという、
氷見線の撮影地からも撮ってみましたが、
やはり露出アンダーにしないと立山は出ず、
線路や松の木は暗く沈んでしまいます。(‐ω‐;)
13.4.29 氷見線 越中国分-雨晴

このような状況だと、背景の立山連峰を出そうとすると露出アンダーで列車は暗くなってしまい、逆に列車の方を適正露出に合わせると、立山連峰は露出オーバーで白く飛んでしまいます。この場合、列車と山のどちらをメインにするかで露出が決まるワケですが、私の場合はやはり列車を優先させたい。それならば、未練が残るような中途半端な立ち位置ではなく、もう立山バックはスッパリと諦めて、もっと海の面積が多く入るポイントで列車を迎えることとしました。

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穏やかな富山湾の海景色を眺めながら
のんびりと走る、氷見線のキハ40。
13.4.29 氷見線 雨晴-越中国分(後追い)

待つことしばし、海岸をかすめるようにやって来た氷見線の列車は「忍者ハットリくん」がラッピングされたキハ40の二連。これは「ハットリくん」や「ドラえもん」の作者、藤子不二雄先生の出身地が高岡であることにちなんだもので、JRの氷見線や城端線には「ハットリくん」が、万葉線には「ドラえもん」が描かれた列車が、運転されています。残念ながら待っている間に雲がどんどん沸きはじめて、列車通過時には薄日となってしまいましたが、なんとか雨晴の海沿いを走る「ハットリくん列車」という、氷見線らしい一枚を撮ることができました (^^)。ちなみにこの列車は、当初乗ろうかと考えていた高岡発14時15分の列車(539D)で、それを先回りして効率よく撮れたのは、まさに路線バスの存在を教えてくれた「アノ番組」のおかげ。何気なくチャンネルを合わせたテレビ番組だったのに、とても参考になったなぁ・・・(´▽`)。

さて、せっかくここまで来たのならば、もう一本くらい列車と海を絡めて撮影したい・・・と考えていたのですが、沸きはじめた雲はさらに広がり、気がつけば上空はすっかり鉛色になってしまいました。これでは空のみならず、海も青くはなりません。まあ、もともとこの日は曇り予報だったので、ここまでよく持ってくれたと考えるべきか・・・(´・∀・`)。次にここを通過する列車は30分後の上りの高岡行きで、それをここで撮るとなると、私が高岡へ戻るのに乗れる列車は、さらに一時間半後。前日のように日が沈むまで好条件が整っているのならば、一時間でも二時間でも撮影を続けるけれど、曇り空になってしまった以上、もうここで撮影する意欲は沸きません。それに、考えてみたらこの日は朝からサイダー一本しか口にしておらず、オナカも減っちゃったよ・・・(´Q`;)ハラヘタ…。結局、雨晴では一本の下り列車を後追いで撮ったのみで撤収。地鉄編でも書きましたが、私の行き当たりばったりは、効率がいいんだか悪いんだか、よく解りません・・・(^^;)

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雨晴の駅に掲げてあった、観光看板。
空気が澄んだ冬の晴れた日には、
雨晴海岸からこんな絶景が見られるのですね。
できれば、いつかはこんな写真を撮ってみたいものですが、
冬の北陸は晴れの日が少なく、
地元民ではない旅行者がこのようなシーンを拝むのは、
かなり至難の業かな・・・(^^;)

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雨晴の駅で乗車列車を待っていると、
さきほどの「ハットリくん列車」が折り返してきました。
この時点では単なるラッピング列車かと思っていましたが・・・(・・ )ン?
13.4.29 氷見線 雨晴

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そんな「ハットリくん列車」の車窓から、雨晴海岸を臨みます。
浜辺を訪れている観光客からも
このラッピング列車は注目の的のようです(^^)。
13.4.29 氷見線 雨晴-越中国分(車窓から)

雨晴から乗った高岡行きの列車は、先ほどの「ハットリくん列車」。実はこの列車、単なる外装だけのラッピング列車かと思いきや、なんと所々の観光案内を「ハットリくん」の声で流してくれるのです。たとえば雨晴海岸だと、「左前方に海が開けて来たでござる。運が良ければ、海越しの立山連峰が見えるのでござるが、今日はどうでござろう? 左に見える大きな岩は義経岩でござる・・・」ってな具合。「ハットリくん」って「ドラえもん」ほどメジャーなキャラではないだけに、かえってその声には懐かしさを感じてしまいました。でも藤子アニメで私がいちばん好きなのは、やっぱり「パーマン」かな・・・(^^;)。越中国分で富山湾を離れ、往路にバスで通った古い町並みの伏木、万葉線との接続駅である能町、高岡古城公園最寄り駅の越中中川を過ぎると、まもなく終点の高岡です。「短い時間ではござったが、拙者との旅はいかがでござったかな?ではまた・・・でござる。ニンニン」。

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高岡に到着した「ハットリくん列車」。
この「ハットリくん列車」は、とくに固定運用ではなく、
日によって異なるので、乗車できるかどうかは運次第?
13.4.29 北陸本線 高岡

雨晴1508-(氷見538D)-高岡1531

 

続きます・・・。ニンニン(@・д・@)/--=≡(((卍 シュッ!!



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