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夏休み2013 その2・・・篠ノ井線・姨捨俯瞰 撮影記 [鉄道旅行記]

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2013.08.02・03
夏休み
02
「日本三大車窓」でハラハラ・・・?
篠ノ井線 姨捨俯瞰 撮影記

 

夏休みの鉄道旅行記、前回からの続きです。
いろいろと行きたいところはあったものの、残念ながら今年は天気に恵まれなかった、私の夏休み ε-(-ω-`;)フゥ…。そこで天気予報と相談しながら決めた旅程は、「青春18きっぷ」を使って、のんびりと甲州、信州の鉄道撮影地を巡るというものになりました。初日は都内から中央線を西下し、小淵沢で高原を走る小海線を、富士見で山あいに架かる橋を渡る中央線の特急を、そして夕方には松本までやってきて、ヒマワリ畑のなかで松本電鉄(アルピコ交通)上高地線を撮影。天気はまずまずで、夏らしい写真も何枚か撮る事ができました。そして二日目の朝は、松本で迎えます。


8月3日(土)

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長野県第二の都市で、
北アルプスや安曇野への玄関口となる松本は、
駅ビルが併設された大きな駅です。
13.8.3 篠ノ井線 松本

この日も前日に続き、撮影地巡り。ここ松本を起点とすると、長野方面へ向かう篠ノ井線か、信濃大町・白馬方面へ向かう大糸線、もしくは奈良井や木曽福島方面への中央西線などが考えられます(前日に訪れた、中央東線と松本電鉄はとりあえず除外)。中央西線を走るEF64の貨物列車などは魅力的な被写体ですが、相変わらず貨物オンチの私は正確な貨物列車の通過時刻を把握しておらず、あえなく却下。大糸線には北アルプスを背景にできるきれいな撮影地が点在しているものの、やはり北アルプスバックを撮るならば、夏よりも冬に訪れたい。こう書くとまるで消去法で決定したようにも見えますが、実ははじめから撮影に行こうと決めていたのは、篠ノ井線でした。

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松本駅に待機していた篠ノ井線の長野行き。
てっきり、いつもの115系だろうと思っていたら、
二両編成のE127系でした。
13.8.3 篠ノ井線 松本

篠ノ井線は中央本線の塩尻から松本を経て、信越本線の篠ノ井までを結ぶ、全長66.7キロの直流電化幹線。路線上は篠ノ井までとなっていますが実際の列車は長野へ乗り入れており、松本と長野の二都市を直通で連絡する役割を担っています。その篠ノ井線を代表する車窓風景といえば、なんといっても途中の姨捨(おばすて)駅付近から見下ろす善光寺平の眺望で、旧・根室本線の狩勝峠(現在は路線変更により該当区間は廃止)、肥薩線の矢岳越えとともに、「日本三大車窓」のひとつに数えられるほどの絶景です(ところで日本三大車窓って、どれも山上からの俯瞰眺望ばかりですよね。個人的には海景色(釧網本線や五能線、山陰本線など)や、川風景(高山本線や土讃線など)があってもいいように思うのですが・・・σ(゚・゚*)ンー…)。そして今回の目的は、まさにその姨捨からの眺望を背景に走る篠ノ井線の列車が狙い。日本三大車窓に挙げられる場所で撮影できるなんて、なかなか贅沢な事ではないですか(´∀`*)。それにしても気になるのは、やはりお天気。上写真を見ても解るように松本出発時点では青空の見えない曇り空でした。できれば姨捨では晴れてスッキリとした眺望を期待したいところですが・・・。

二両編成のE127系で運転された長野行きは、超満員で松本を発車。かろうじて私はロングシート部の一角に座る事ができましたが、せっかくの車窓風景も立ち客に遮られてほとんど見える事がないまま、約一時間で目的地の姨捨に到着。ちなみにこのE127系は大糸線での運転を考慮して、北アルプス側のみがクロスシート装備となっていますが(松本発基準で進行左側)、姨捨からの眺望は残念ながら逆のロングシート側になります・・・(^^;)

松本0937-(篠ノ井1227M)-姨捨1035

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姨捨駅で並ぶ115系とE127系。
E127系は今まで大糸線のイメージが強かった車両ですが、
今春のダイヤ改正から運用範囲が拡大されて、
篠ノ井線でも運転されるようになりました。
13.8.3 篠ノ井線 姨捨

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もうご存知の方も多いと思いますが、
本線が勾配上にある姨捨駅はスイッチバック構造。
左が姨捨駅のホームで、先は行き止まり。
右に伸びてカーブしてゆくのが長野方面への本線です。

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特急列車は姨捨駅には停車しないため、
スイッチバックすることなく、一段下にある本線を通過。
走ってゆくのは名古屋と長野の間を
中央西線・篠ノ井線経由で結ぶ、383系の特急「しなの」で、
姨捨のホームからこんなアングルで撮影することができます。
13.8.3 篠ノ井線 姨捨

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続いて、特急の通過を退避していた長野行き普通列車が
スイッチバックを経て姨捨を発車。
自分が乗ってきた電車の走行写真を撮れるのは、
なんだか面白いものです(^^)。

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山の中腹にある姨捨駅ホームから見下ろす善光寺平の眺望。
この景色が「日本三大車窓」のひとつに挙げられています。
13.8.3 篠ノ井線 姨捨

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そんな姨捨駅の駅舎は、昭和初期に建てられた瀟洒な洋館風。
一昨年にリニューアルされて、きれいな状態になりました。
13.8.3 篠ノ井線 姨捨

降り立った姨捨のホームから眺める景色は、いつ見ても雄大で気持ちがいい (゚∀゚)イイ! 。 車窓風景のみならず、鉄道撮影地としても有名なこの姨捨には、実は私も過去に一度だけ撮影へ訪れたことがあります。それは今から四年前になる09年の2月、その時の目的は169系急行型電車で運転されるリバイバルの急行「ちくま」で、やはり姨捨からの景色と169系を絡めたいと考えたのでした。ところが、日帰りの行程で朝に東京を出てきた私は撮影地の争奪戦に出遅れ、着いた時に景色の良いところはどこもいっぱいの満員御礼 Σ( ̄ロ ̄lll)ガビーン 。アングルに邪魔な草木や枝が入ってしまうようなキビシイ ところしか残されておらず、けっきょく私は姨捨の景色を諦めて、近くの踏切から「ちくま」のヘッドマーク重視で正面気味に撮ってしまったのでした。

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四年前に姨捨付近で撮影した、
169系(しなの鉄道車)のリバイバル急行「ちくま」。
光線状態は良好だったものの、
姨捨らしさがまったくない写真になってしまいました・・・(´Д`;)
09.2.8 篠ノ井線 稲荷山-姨捨

その後、姨捨は一年半前にも長野から松本へ向かう際に列車で通過していますが、撮影に降り立つのは「ちくま」以来。今回はぜひとも、あの時撮れなかった姨捨の景色が見渡せる撮影地で列車を撮りたい。実はこの日も、とある臨時列車が設定されてはいるものの、「ちくま」ほどの大ネタではなく、件の撮影地に同業者の姿はありませんでした。

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姨捨駅のホーム同様、雄大な眺望が望める撮影地を
信州色の211系が走り抜けてゆきます。
13.8.3 篠ノ井線 稲荷山-姨捨

念願の撮影地を最初に通過したのは、信州色の211系。この211系は千葉の房総から転属してきて帯色を変えたもので、先ほどのE127系同様に篠ノ井線では今春から運転が開始されました。今まで115系ばかりで運転されていた篠ノ井線の普通列車も、ずいぶんとバラエティ豊かになったものです (でもこの211系も景色が見にくい、ロングシート車なんですよね・・・)。

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続いてはおなじみの信州色115系。
E127系や211系には、まだ目新しさがあって楽しいけれど、
やはり見慣れた115系がくると、なんだかホッとします。

心配していた天気は、相変わらず雲が多くてスッキリしないものの、ときおり日も差すようなコンディション。写真を見ると、晴れたら日は列車の顔にしか当たらずに手前サイドは陰っていますが、この後は徐々に日が手前側にまわってきて、昼すぎには順光になるハズです。そしてちょうどその頃に通過する予定なのが、さきほどちょこっと触れた臨時列車。この日の篠ノ井線で設定されているのは、松本から長野を経由して新潟県の長岡へと向かう団体列車で、使用されるのはなんと国鉄色の183系 (゚∀゚)オオッ!  。 これはぜひとも、この姨捨の景色と絡めて撮りたい。

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手前サイドまで日がまわり始めたころに通過した、特急「しなの」。
383系は、先ほど姨捨駅のホームから撮った
下り方(長野寄り)の先頭車がパノラマタイプなのに対して、
こちらの上り方(名古屋寄り)は貫通型になっています。

しかし、本命の183系は団体列車なので当然時刻表などには載っておらず、私が解っている時刻は鉄道情報誌に掲載されていた「松本発11時30分」という大雑把なものだけ。松本から姨捨までの所要時間は各駅に停車する普通列車でもだいたい一時間ほどなので、おおよその目安としてはここを12時半くらいの通過か? いや、途中駅に止まらない特急列車なみのスジならば、もっと早くやってくるかも・・・(。-`ω´-)ンー…。このように、いつ通過するか解らない列車を撮る場合、時刻表に載っていない時間に近くの踏切が鳴り出せば、それが臨時列車通過の合図となります(この撮影地から踏切は見えませんが、音だけは聞こえる)。あとはその通過するタイミングに雲が抜けているかどうかが勝負の分かれ目。なので、晴れて日が差しているときには、「今だっ!踏切よ、鳴ってくれっ!щ(゚Д゚щ)カモォォォン!」と、雲が日を遮れば、「頼む、今は鳴るなよ・・・ クルナヨ(・д・`;)クルナヨ…」と、なぜか踏切に対して祈ってしまいます。しかし無情にも大きな雲が日を遮ったと同時に、踏切が鳴りだしてしまいましたΣ(゚皿゚;)ゲゲッ!? 。 時刻表を見る限り、この時間に該当する列車はありません。残念ながら、晴れてほしいという願いは通じないのか・・・ ((((゚д゚; )))アワワワワ と、思いきや・・・

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大きな轟音とともに現れたのは、EH200が牽引する貨物列車。
もちろん貨物の時刻は市販の旅客時刻表に掲載されていません。

通過したのは183系ではなく、EH200の貨物列車でした。貨物列車もこの撮影地では数少なくて貴重ではあるけれど、私の本命はあくまで183系。そう考えると、まさに命拾いしたと言えるかも・・・ ε=( ̄。 ̄;)フゥ…。でも、まだ危機が去ったワケではありません。雲の流れが早くて、目まぐるしく変わる状況が続くなか、貨物の通過から10分後に再び鳴りだす踏切。これも時刻表にはなく、今度こそ183系で間違いないでしょう。さあ、晴れるのか!?(゚∀゚) それとも、曇られるのか!?(´д`;)  はたしてその結果は・・・ ドキドキo(°_°;)o ハラハラ

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姨捨からの善光寺平を眺めながら走る、国鉄色183系。
「日本三大車窓」のひとつという舞台で捕えた国鉄特急形は、
最高に贅沢な一枚となりました。
そういえば、かつて一往復だけ篠ノ井線経由で長野に直通する
183系「あずさ」がありましたっけ・・・。
13.8.3 篠ノ井線 稲荷山-姨捨(後追い)

183系、ハレタ━━ヽ(ヽ(゚ヽ(゚∀ヽ(゚∀゚ヽ(゚∀゚)ノ゚∀゚)ノ∀゚)ノ゚)ノ)ノ━━ッ!!
ウマい具合に雲が抜けてくれて、バッチリとバリ順で国鉄色183系を撮ることができました~\(≧▽≦)/ワーイ♪。やや善光寺平のほうには雲による明暗差が出ていますが、列車がきれいに照らされていれば無問題。車種は違えども、四年越しで姨捨の風景をゆく国鉄色のリベンジができました。ちなみにこの列車に充当されたのは、先日に大宮から長野へ移動してきたばかりのN104編成(元・OM103編成)。OM103が長野へ回送されたと聞いたときは、てっきり廃車されるのだと思ってしまいましたが、正式に転属となったようで、これからの活躍にも期待したいところです(^^)。

それにしても今回は、久しぶりにマンダーラの恐怖を味わった撮影となりました。これも雲が湧きやすい夏場ならではの醍醐味(?)ですかね~。心臓には悪いけれど・・・(´∀`;)。これで姨捨での撮影は終了です。

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姨捨駅に戻って列車を待っていると、
坂道を駆け上がってきたのは115系 (゚∀゚)オッ!。
この列車はスイッチバックしてホームへ入ってきます。
13.8.3 篠ノ井線 姨捨

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115系の車窓越しにみた姨捨の眺望。
やっぱり景色を眺めるならばボックスシートがイイね♪
13.8.3 篠ノ井線 姨捨-冠着(車窓から)

この日は姨捨での撮影がメインで、あとの行程はとくに何も考えていませんでした。姨捨から東京へ戻るには、長野へ出て長野新幹線やしなの鉄道を経由するルートもあるけれど、今旅で私が使用しているのはJRの普通(快速)列車のみに有効な「青春18きっぷ」。長野新幹線やしなの鉄道には乗ることはできません。なので、往復が同じルートになるのはあまり面白くないけれど、再び松本へ戻って、往路と同じ中央線経由の普通列車を乗り継いで東京を目指すことにしました。でもまだ日が高く、少しだけ時間に余裕があります。そこで私が帰りに立ち寄ったのはココ。

姨捨1302-(1532M)-松本1359

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松本から乗り換えてやってきたのは、
松本電鉄・上高地線の北新・松本大学前駅。
13.8.3 アルピコ交通上高地線 北新・松本大学前

松本1407-(上高地線25列車)-北新・松本大学前1418

そう、前日にも訪れた松本電鉄・上高地線のヒマワリ畑。やはり日没間際でギリギリになってしまったのが心残りで、もう一度リベンジしたいと思ったのです。北新・松本大学前と新村のほぼ中間にあるこのヒマワリ畑。どちらの駅から歩いても10分程度でたどり着くことができますが、今回は北新側から歩いてみました(実は松本からの運賃は、北新の方が50円安い (´д`;)セコイ…)。

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逆光気味ではあるものの、
明るいときに再訪することができたヒマワリ畑。
あらためて、そのボリュームに圧倒されます。

土曜日のこの日は、松本大学の学生さんが主催する「ひまわり祭り」が開催されており、多くの人が集まると鉄道と絡ませて撮るのはちょっと難しいかな・・・と、少し心配していましたが、会場は何組かの親子連れが訪れている程度で、まったりとした雰囲気。同業者の姿も見かけませんでした(ここを紹介していただいた信州在住の「ドラもん」さんは、同日の午前中に訪れていたご様子)。ところで、ここは一見すると広大なヒマワリ畑に見えますが、実は線路側には建物が立ち並んでいてスッキリせず、列車とヒマワリだけを目立たせるのはなかなか難しい c(゚^ ゚ ;)ウーン 。列車が来るまでにあれこれアングルを模索するものの、これといった解決策は見いだせず、なるべく背景の建物を削って、手前のヒマワリ畑の面積を多くすることくらいしか思い浮かびませんでした。

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ヒマワリ畑をかすめて走る、上高地線の3000系。
敷地内には実に15万本ものヒマワリが咲きほこります!
13.8.3 アルピコ交通上高地線 新村-北新・松本大学前

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今度は少し、電車を遠目に置いて・・・。
この方がヒマワリ畑のボリュームが活きるかも。

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ラストの一本はタテ位置で。
ほかの花と違い、ヒマワリは花の向きを
考慮しなくてはならないのが難しいところです。

40分に一本の運転間隔である上高地線。一時間程度の滞在では上下一本ずつの列車しか撮ることはできませんでしたが、それでも日没間際に訪れた前日よりは、ヒマワリが元気な夏らしいカットを撮ることができて、じゅうぶんに満足です(^^)。ヒマワリ祭りの実行委員会である学生さんに、ぜひ来年もたくさんのヒマワリを育ててくださいと挨拶してから、私はヒマワリ畑を後にしました。

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時刻表に書かれた次の列車までは、
まだ時間があるので、のんびりと歩いていたところ、
突然駅の近くの踏切が鳴りだしました。∑(゚Д゚;)ナニーッ!
時刻を見間違えたのかと思いきや、
これはこの日に松本で開催されていた
「松本ぼんぼん」というお祭りに合わせた、増発の臨時列車。
走ってなんとか間に合ったけれど、
思いっきりフレームアウト構図になってしまった・・・(^^;)
13.8.3 アルピコ交通上高地線 北新・松本大学前

北新・松本大学前1522-(臨時電車)-松本1534

以上で今年の夏休みに訪れた甲州・信州旅の撮影は終了です。前回の冒頭にも書いたように、今年の夏休みは天気に恵まれず、なかなか撮影旅行へ出る踏ん切りがつきませんでした。そんななかで最終的に決めた今回の旅。夏らしい絵を求めて、特定の車両狙いではなく撮影地がメイン・・・なんて考えたものの、あまり成果は期待できなかったのが正直なところでした。しかし、いざ旅に出てしまえば距離や被写体に関係なく、撮影しながら巡る鉄道旅行は楽しいもので、じゅうぶんにその魅力を満喫できたと思っています。ただし、結果的には単純に中央線を往復しただけに過ぎない今旅。もう少しルートに変化を付けるべきだったというのが、最大の反省点・・・かな?

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今旅の締めに松本で買ったのは、
「信州 和風牛肉弁当」(¥950)。
全国的によく見かける、すき焼き風の牛肉弁当ですが、
ここは新鮮な生野菜が豊富に入っているのが嬉しい。
牛肉がふんだんに盛られた牛肉弁当を想像する方には
ちょっと物足りないかもしれませんが、
個人的にはバランスの取れた内容に高評価です。
☆☆☆☆・
私も、もう肉ばかりではなく
野菜も食べたくなるような歳なんです・・・(^^;)

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今旅のラストランナーは、甲府から乗り継いだ高尾行で、
スカ色の115系でした。
今までは115系ばかりだった中央線普通列車の旅も、
近い将来には大きく変わってくるのかもしれないですね。
13.8.3 中央本線 甲府

松本1555-(中央1536M)-小淵沢1704~1712-(346M)-甲府1757~1808-(564M)-高尾1938

 



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