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常磐線・・・485系「ひたち50周年記念号」 撮影記 [鉄道写真撮影記]

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2013.10.13
常磐線
愛着か?それとも執念か?
485系「ひたち50周年記念号」 撮影
  

 

前々回にお伝えした「カシオペア クルーズ」撮影記の冒頭にも書いたように、10月14日は「鉄道の日」で、今年も連休中は各地で様々な催し物やイベント列車の運転が企画されました。正直、鉄としてはどれも魅力的なものばかりで、甲乙付けがたいところなのですが、当然ながらそれらを全部まわって撮り切るのはとても無理。自分のなかで優先順位を付けて、厳選しなくてはなりません。そのなかでとくに私が注目し、これだけは絶対に外せないと思ったのが、今回ご紹介する「ひたち50周年記念号」です。

「ひたち」とは、首都圏と茨城・福島(いわき)方面を結ぶ常磐線の特急列車で、現在でも最新型のE657系を使用した「スーパーひたち」や「フレッシュひたち」として運転されています。その特急「ひたち」が今年で運転開始50周年を迎えるにあたり、「鉄道の日連休」二日目の10月13日に国鉄形485系を使用した記念列車が運転されることになりました。正式な列車名は「ひたち50周年記念号」ですが、往時の懐かしい姿を再現した、いわゆる「リバイバル・ひたち」です。国鉄色485系を使った「リバイバル・トレイン」は過去にもいろいろと走っていますが、「ひたち」として復刻運転されるのは、おそらく同列車から485系が撤退してから初めてのことではないでしょうか(似たような絵柄を模したヘッドマークの団体列車は走ったことがあるけれど)。

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485系で運転されていた頃の常磐線特急「ひたち」。
この頃は485系だから・・・というより、
菜の花がきれいだから、たまたま撮ったのが485系だった・・・
という時代でした。
91.4 常磐線 取手-天王台

このブログに長くおつきあいしていただいている方ならば、もうご存知だとは思いますが、私は物心ついた頃から30年近くを常磐線沿線の柏で育ち、同線を走る特急「ひたち」には人一倍の愛着があります。まさに「特急列車」といえば、真っ先に「ひたち」の愛称が思い浮かぶくらい。ところが、今でも後悔しているのですが、485系がE653系へ置き換えられて「ひたち」から完全撤退する頃、ちょうど時を同じくして私は常磐線から今の中央線沿線へと移り住み、さらに撮り鉄にあまり力を入れていない時期だったこともあって、485系「ひたち」のラストランは撮れずじまいに終わっていたのです (´・д・`)ザンネン…。

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私がまだガキンチョの頃、父親のカメラを内緒で借りて、
上野駅で撮ったボンネット485系の特急「ひたち」。
私にとって「ひたち」はいちばん身近にある特急列車でした。
隣のキハ58は同じ常磐線の急行「奥久慈」でしょうか。
80年頃 東北本線 上野

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「ひたち」への愛着はこんなモノにも・・・
私の自宅には「ひたち」のヘッドマークや、
上野駅に掲げてあった乗車案内板などがあります。
「原ノ町行き」ってところが、またシブいでしょ (^^)

あれから15年。それまで運転されることが無かった485系「ひたち」が、一日だけ常磐線に帰ってくる・・・(゚∀゚)オオッ!。これは何をおいても撮りに行かずにはいられません。鉄道の日連休の二日目は、この「リバイバル・ひたち」・・・もとい、「ひたち50周年記念号」を撮りに常磐線へと向かうことにしました。さらに後半では、勢いで意外なところへ転戦・・・? ( ̄△ ̄;)エ…?


10月13日(日)

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今回は「ひたち」の撮影ですから、
上野駅から乗るのは、もちろん常磐線です。
13.10.13 東北本線 上野

運転日当日の朝。上野から常磐線の普通列車に乗って、沿線の撮影地を目指します。今回運転される485系の「ひたち50周年記念号」は、いわきから上野まで片道の上り列車のみで、撮影チャンスは一回っきり(使用される485系は、前日に勝田まで回送済み)。いったいそれをどこで撮ろうか・・・。はじめは当時を懐かしんで、個人的に馴染みのある南柏や北小金周辺にしようかとの考えもありました。しかし、このあたりの沿線は住宅街で撮影地が限られており、数少ない「お立ち台」などは混雑するのが必至。さらに複々線区間ということもあって、万が一、緩行線にでもカブられたりしたらたまりません。やはり一回のチャンスは確実にモノにしたい。しかも今回は特に愛着のある「ひたち」だし・・・(゚ペ)ウーン…。少し悩んだ末に、私は柏をスルー。常磐線をさらに北上して、茨城へ向かいます。もうここは懐かしさや馴染みのある場所ではなく、光線状態が良くて、なおかつカブりのリスクが低い撮影地を選ぶことにしました。そこで私が下車したのは、ホームから筑波山が臨める駅、高浜。

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前日に続き、快晴に恵まれた連休二日目。
車窓に写る筑波山も、
クッキリとその山容を見せています(^^)。
13.10.13 常磐線 高浜付近(車窓から)

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近くに恋瀬川や霞ヶ浦など、釣りの名所があることから、
高浜駅の駅舎壁面には魚の絵が描かれています。
13.10.13 常磐線 高浜

上野0732-(常磐1333M)-高浜0859

高浜駅の周辺はのどかな田園が広がっていて、サイドからの引き絵ならば、列車と筑波山を絡めたようなカットも撮ることが可能。しかし今回は「ひたち」のヘッドマークがキッチリと解るように撮りたいので、引き絵の情景風ではなく、列車主体に撮れるポイントへと向かいます  テクテクε=ε=ε=┏( ・ω・)┛ 。高浜から下りの石岡方向へ歩くことしばし、やがて線路が大きくカーブする場所へと到達しました。ここは線路脇の農道や踏切からきれいにアウトカーブが撮れる有名な撮影地です。でも、できれば一段高い丘の上から撮りたいところ。そのほうが線路端の雑草がうまくかわせて、スッキリと撮ることができそうなんですよね・・・。しかし、そこは私有地にある畑のあぜ道にあたるため、勝手に立ち入ることはできません。そこで、ちょっと様子を伺いに畑のほうを尋ねてみると、ちょうど地主の方が農作業をされておられました。これはラッキー。さっそく畑脇での撮影許可をお願いしてみたところ、無事にOKをもらうことができました アリガトォ<(_ _*)>ゴザイマツ 。これで心置きなく撮影することができます。

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線路脇で農作業をされていた地主さん。
「ここはいいカーブだからなぁ、よくファンが集まるよ」とか、
「動画かい?農機の音を止めたほうがいいの?」などと、
思わずコッチが恐縮してしまうほど、気を使っていただきました。
13.10.13 常磐線 高浜-石岡

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その畑脇からのカットがこちら。
現在の「ひたち」の顔である、E657系「スーパーひたち」が
カーブを高速で通過してゆきました。
13.10.13 常磐線 石岡-高浜

実はここで撮影するのは今回が初めてではなく、過去にも何度か訪れており、415系や651系「スーパーひたち」、EF81牽引の「夢空間」編成などを撮影したことがあります。そのときはたしか300ミリレンズで11連の編成がフレームに収まっていました。しかし今回の「ひたち」は短い6連の編成。300ミリだとちょっと焦点距離が足らず、迫力に欠けてしまいます。そこで300ミリに1.4Xのテレコンバーターを噛ませて、420ミリの画角でセッティング。これで6連がぴったりのハズ。ただし、私のカメラはテレコンを付けると途端にAF(オートフォーカス)の精度が悪くなる(ような気がする)んです。本来、アウトカーブから列車を正面がちに狙うときなどは、動態予測AFがもっとも追従しやすい条件だと思うのですが、やはり試し撮りしたE501系の普通列車などはまったくピントが合わずにボワボワ・・・(´д`;)アウ…。これでは心許ないので、本番はAFを信用せずにMF置きピンで対応します。一発撮りで緊張感は高まるけれど、まあ、試し撮りのE657系が成功していたから、何とかなるっしょ。

「ひたち」の通過時刻が近づくにつれて、徐々に同業者が増えるのか・・・と思いきや、この丘の上は意外にも、私とほぼ同時に来られた方との二人だけで迎えることになりました。結局、動画を撮っているものは誰もいなかったにもかかわらず、地主さんも作業の手を休めて、その様子を眺めています。当然ながら地主さんは「ひたち」の通過時刻など知らないはずですが、その張りつめたような緊張感を悟ったのでしょう。そんななか、やがて手前の踏切が鳴りだし、カーブの向こうから懐かしい水色のマークを掲げた国鉄色485系が現れました。ファインダーに全神経を集中して、置きピン位置まで慎重に引きつけます。

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水戸偕楽園の梅がデザインされた
「ひたち」のイラストマークを輝かせて、
常磐線を快走する国鉄色485系。
特急「ひたち」が常磐線へ帰ってきました!

485系「ひたち」、おかえり━━━━。゚+.ヽ(´∀`*)ノ ゚+.゚━━━━っ!!
常磐線を走る「ひたち」、この勇姿をまた見ることができたなんて・・・ああ、本当に感動、感激、感無量です・:*:・カンドー(゚ノД`゚)゚シタッ・:*:・。やっぱり私のなかでは今でも特急「ひたち」といえば、この梅の花マークを掲げた485系なんですよね。これを実際に目にすると、なんだか懐かしいというより、今では見られないというのが不思議な気分にさえなってしまいます。明日もふつうに常磐線を走っているような気がして・・・。でも、現実はまぎれも無い、一日限りの「リバイバル・トレイン」。もうこの姿は見ることができないのか・・・そう考えると、なんだか寂しさと、名残惜しさが出てきてしまいました。もう一度、485系「ひたち」を見たいな・・・(・∀・`)。そこでこの後、私が取った行動とは・・・

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まずは地主さんにお礼を言って高浜駅へと戻り、
撮影から20分後の上り普通列車へ飛び乗ります。
13.10.13 常磐線 高浜

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土浦で特快へ乗り継いで、一気に上野へ逆戻り。
13.10.13 東北本線 上野

高浜1135-(常磐1476M)-土浦1145~1200-(3374M)-上野1256

「ひたち」を追いかけるように、上りの普通列車と特別快速を乗り継いで、「ひたち」の終点である上野へと向かいました。しかし、リバイバルのイベント列車とはいえ、水戸~上野間をノンストップで走る「ひたち」に、普通列車や特快が追いつけるはずがありません。やはり私が上野駅へ着いた頃には、すでに「ひたち」の姿は無く、回送列車として引き上げてしまった後でした ε=(´Д`;)ハァ…。でも、それは想定内のこと。私の追っかけ最終目的地は、ここ上野ではないのです ( ̄△ ̄;)エ? 。実は今回の「ひたち」に使用された485系は新潟車両センターに所属する車両で、「ひたち」での使用後はすぐに上野から高崎線・上越線を通って、新潟まで返却されます。しかもどうやらシール式の「ひたち」マークは剥がされること無く、そのままの状態で回送された模様。ということは、高崎線や上越線へ先回りすれば、もう一度「ひたち」の姿を拝むことができるのです。上野からそっち方面へ先回りする方法と言えば・・・そう、上越新幹線! m9(・∀・)ソレダ!!

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上野で「新幹線のりかえ口」を通り・・・ε=ε=ε=┏(;´Д`)┛ハァハァ
13.10.13 東北本線 上野

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すぐに入ってきたE4系の「Maxとき」に乗車。
13.10.13 東北新幹線 上野

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慌ただしい乗り換えでしたが、駅弁も忘れずに購入。
秋限定販売の「栗おこわ弁当(¥880)」です。
ちゃんと餅米100%のおこわに、栗を多めにトッピング。
サンマの甘露煮や、きのこの柚香和えなどおかずも豊富で、
首都圏販売のNREにしては、意外とコスパが高いかも (^^)。
☆☆☆☆・

「ひたち」を追いかけ、前週の「カシクル」撮影に続いて二週連続の上越新幹線乗車。正直、そこまでやるか? と思われそうですが・・・そこまでやっちゃいました! (゚∀゚)アヒャッ☆  これは「ひたち」への愛着というより、もはや執念です。そもそも常磐線特急の「ひたち」を高崎線や上越線で撮ってイミがあるのか・・・? と、自問自答しながらも、E4系「MAX」の二階席で駅弁を食べながら車窓に流れる赤城山などを眺めていたら、そんな細かいことはどうでもよくなってしまいました。とにかく追いつけるものならば追いついて、もう一度撮るまで ε-(`・ω・´)フンス! 。 時間的には高崎でもギリギリ間に合いそうでしたが、私は余裕を持ってさらに先の越後湯沢へ向かいました (「とき」は中間駅の上毛高原には停まらない)。果たしてこの判断は正しかったのか・・・?

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前週に続き、また上越国境を越えて、
新潟の越後湯沢までやってきてしまいました・・・(^^;)
13.10.13 上越新幹線 越後湯沢

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さらに湯沢から上越線へ乗り継いで、隣駅の石打へ。
13.10.13 上越線 石打

上野1318-(上越新幹線 Maxとき325号)-越後湯沢1427~1515-(上越1743M)-石打1522

越後湯沢で新幹線から在来線の上越線へ乗り継ぎます。「カシクル」撮影のときにも書きましたが、上越線は越後湯沢から上り方面(水上方面)は極端に運転本数が少なくなるので、比較的本数の多い下り方面の長岡行きへ乗り、スキー場で有名な石打までやってきました。この石打駅の近くには緩やかなS字カーブがあり、だいぶ前に一度、撮影した覚えがあったのです。実は追っかけてはきたものの、私は「ひたち」回送の詳細な通過時刻などは知らず、すぐに間に合うように駅近くの手軽な撮影ポイントを考えていたところ、この場所がパッと思い浮かびました。

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まずは、ほくほく線(北越急行)へと直通する
681系の「はくたか」で試し撮り。
この「はくたか」という愛称、
再来年の春に開業する北陸新幹線の愛称のひとつに選ばれましたね。
ちなみに「はくたか」は多くの停車駅に止まる遅行タイプで、
速達タイプは「かがやき」に決定しました。
13.10.13 上越線 越後湯沢-石打

撮影を開始したのは16時前で、山深いこのあたりではすでに日は山かげに隠れてしまいました。それでもまだ走行写真を撮れるくらいの明るさは残っています。ネットの情報掲示板によると、「ひたち」の回送列車は15時頃に高崎を発車したとのこと。高崎から越後湯沢まで時間の目安となるような直通の列車はほとんどないけれど、普通列車で高崎~水上の所要時間が約一時間。水上~越後湯沢が約40分だと考えると、だいたいトータルで一時間半くらいと考えられ、ここの通過は16時30分から40分くらい・・・かな?(゚ペ)ウーン…。 今の季節の明るさを考えると、まさにそのくらいが走行写真を撮るギリギリの時間かと思われます。少しでも早くやってきてくれればいいけれど・・・。

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「鉄道の日」の記念マークを掲げた、
北越急行HK100形の普通列車が通過。
だいぶ暗くなってきたなぁ・・・(´Д`;)

しかし私の予測は大きく外れ、17時になってもいっこうに485系は姿を現しません。う~ん、おかしいなぁ・・・やはり時間がハッキリ解らない回送列車などを、情弱な私が追いかけてきたのは無謀だったのか・・・(´・ω・`)ショボーン。 もう日は完全に沈み、空はかろうじて明るさが残る程度。ISO感度も800まで引き上げなければ、シャッタースピード1/500secが稼げなくなってしまいました。さすがに真っ暗となってしまっては走行写真を撮るのはムリなので、せいぜいあと10分程度が限界と言ったところ。なんとかして、もう一度485系「ひたち」の姿をカメラに収めたい・・・。祈るような気持ちで下り線の信号に目をやると、パッと時刻表には無いタイミングで赤から青へと変わりました (゚ロ゚*)ハッ!!。コレか!? やっと、485が来るのか!? (°_°;)ドキドキ 。しばらくすると、たしかに山あいには列車の音が響いてきました。でも・・・なんだか音が違うぞ!? ( ̄△ ̄;)エ?

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カーブから轟音を立てて現れたのは、
EH200-14が牽引する貨物列車・・・。

だああああっ、カモレぢゃないかぁぁぁ・・・⊂⌒~⊃。Д。)⊃ ピクピク 。なんだか私って、こういうシチュエーションでの貨物列車遭遇率が高いような気がします・・・(夏の姨捨とか)。明るさがギリギリななかでの、時刻表に乗ってない列車の通過・・・期待が高まっただけに、その落胆も大きいものがありました ・゚・(´Д⊂・゚・モウダメポ… 。デジカメのプレビューで撮った画像を見ても、この貨物列車が明るさの限界かと感じ、残念ながらもう撤収を・・・とカメラバックに手を掛けたそのとき、再びすぐに下り線の信号が赤から黄色へ、そして青へと変わりました Σ(゚□゚*)ナニッ!!。え?たった今、貨物が通過したばかりだぞ? もちろんコレも時刻表には載っていない時間・・・もしや、今度こそ!?(°Д°;)┣¨キ┣¨キ…。感度を禁断のISO1000まで上げ、固唾をのんでカーブの先を凝視します。すると、ついに・・・

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三つのライトを輝かせ、夕闇迫る上越線を北上する、
「ひたち」マークの国鉄色485系。

キタ━━━━ヽ(ヽ(゚ヽ(゚∀ヽ(゚∀゚ヽ(゚∀゚)ノ゚∀゚)ノ∀゚)ノ゚)ノ)ノ━━━ッ!!!!
485系「ひたち」、やっと来てくれたよ・・・・:*:・(゚ノ∀`゚)゚ヨカッタ・:*:・。結局、石打の通過時刻は17時15分。おそらくこの回送列車は、直前に通過した貨物列車を退避するために、どこかの駅で長時間停車していたんでしょうね(憶測ですが)。かなり撮影条件がキビシくて、記録写真としてはダメダメな結果となってしまいましたが、なんとか「ひたち」のヘッドマークは解るし、何よりもこれだけ待って、やきもきさせられながら、再び愛着ある「ひたち」に出会えたということが嬉しかった・・・。今回の撮影により、またひとつ私にとって「ひたち」という列車との思い出が増えたような気がします (^^)。

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去り行く後ろ姿をもう一枚。
その勇姿をしっかりと目に焼き付けました。
13.10.13 上越線 石打-越後湯沢 (後追い)

これで485系「ひたち」の撮影は終了です。常磐線だけでは飽き足らず、上越線まで追いかけてしまった今回。その執念が実ったのかどうかは定かではないけれど、人一倍「ひたち」に愛着がある私としては、じゅうぶんに満足できる、楽しい一日でした。実は来月にも再び、485系「ひたち」を招いての撮影会が常磐線の内原(電留線)で行われるそうなのですが、果たしてその回送列車にも「ひたち」マークが掲げられるのか注目したいところです(やはり撮影会場だけでステッカーが貼られるのかな?)。あ、でも、たとえ回送列車にマークが付いたとしても、もう上越線などへの遠征はしませんよ~(^^;)

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すっかり日が暮れて暗闇に包まれた石打駅に、
上りの普通列車が入ってきました。
とりあえず、これで湯沢へと戻りましょう。
13.10.13 上越線 石打

石打1741-(上越1744M)-越後湯沢1748

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せっかく越後湯沢まで来たので、
前週は立ち寄ることができなかった
「ぽんしゅ館」へ寄ってみることにしました。
「ぽんしゅ館」は越後湯沢駅構内に併設されている、
新潟県産日本酒と米の飲食・販売ブースで、
館内には日本酒の利き酒コーナーや
日本酒をつかった温泉などもあります。

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あっ、h●n●mur●師匠を発見! Σ(゚∀゚ノ)ノヌオッ!
師匠、こんなところで
一升瓶を枕にして寝ちゃあ、ダメですよ!(笑)

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もちろん私のお目当ては日本酒の利き酒コーナー。
500円で全95種類中、5種の利き酒(試飲)が楽しめます。
まずは人気の高い「越後鶴亀」の純米酒を。 (゚д゚)ウマー

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続いては「カシクル」撮影でもちょこっと触れた、
南魚沼の銘酒「八海山(純米吟醸)」。
辛口ながら、柔らかな口当たり・・・ウマいなぁ。(゚д゚)ウママー

さて、今回は「ひたち」を追いかけて、無計画、無鉄砲、行き当たりばったりで越後湯沢まで来てしまったかのようにお伝えしましたが、実はこれは半ば、計画通りの行動でもありました (;¬_¬)ホントカ…? 。この後は東京に帰らず、当初から翌日に予定していた別路線の撮影に備えて、移動することにします。果たして、私はどこへ向かうのか・・・それはまた次回に。

 

・・・続きます。



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