SSブログ

懐かしの撮影記・・・ブラジルの貨物列車 編 [あおたけ的 懐かしの撮影記]

0090.jpg
あおたけ的、懐かしの撮影記
[サッカー]FIFA World Cup 2014[サッカー]
ブラジル大会 開幕記念!
思い出の「ブラジルの貨物列車」


サッカーファンにとって4年に一度のお祭り、ワールドカップ・ブラジル大会が開幕しました~!!
 イエ
━━━ \(≧▽≦)丿三\(≧▽≦)丿━━━ イ!!
おそらくこれからの一ヶ月間、私は寝不足の日々が続くことでしょう (今朝も4時起き・・・
(*´0)ゞoOフアアァァ…)。 そして撮り鉄活動の方も、少し稼働率が低くなるかもしれません。まあ、今は晴天の少ない梅雨時だし、ちょうどいいのかも。

さて、今回はそんなブラジルW杯の開催を記念して、私が以前にブラジルを訪れた際に撮影した鉄道写真を、ちょっくら引っ張りだしてみました。スミマセン、W杯とはじぇんじぇん関係ないのですが、こんな機会でもないと、なかなか日の目を見ないと思ったもので・・・(^^;)ゞポリポリ

0000.jpg


今から10年ほど前に仕事の出張で行った、南米・ブラジル。日本から見ると、ちょうど地球の反対側に位置し、飛行機で25時間もかかります。しかもこのときの目的地は、空港のあるリオ・デ・ジャネイロの街から、さらにクルマで6時間。舗装されていないようなデコボコ道をひたすらに走り続けました ゴトゴト(((((´д`;)))))ゴトゴト 。
遠い異国の地でクルマに揺られながらも、やはり私が気になるのは現地の鉄道。しかし、車窓から駅や線路を見かける事はあっても鉄道車両の姿はなく、寂びれた感じのその駅や線路が実際に今も使われているのかどうか、定かではありません。事前に軽く調べたところによると、リオやサンパウロなどの都市部には路面電車や地下鉄があるらしいのですが (そういえば最近、ストライキなどで話題になりましたね・・・^^; )、都市間を結んだり、国境を越えたりするような長距離路線は無いとのこと・・・ ( ´_ゝ`)フーン…。

ところが、しばらく田舎道を走っていると、突如、踏切の手前でヘルメットをかぶった一人のおっちゃんに、クルマを停止するよう促されます。何事かと現地ドライバーが尋ねてみると、どうやら「もうすぐ列車が通るから、しばらく待て」と、言っている様子 ∑(=゚ω゚=;) ナニッ!? 。警報機や遮断機などいっさい無い踏切。おそらくこの係員が遮断機代わりになって、クルマを止める役目をしているのでしょう。それにしても、ちゃんと列車が走っていたのですね! たしかに窓を開けると、山あいにかすかな走行音が聞こえます。ですが、それはまだはるか遠くを走っている感じ・・・σ(゚・゚*)ンー 。それでも係員は頑にクルマを通してはくれず、ドライバーもいったんクルマのエンジンを切りました。もちろん、私はここぞとばかりにクルマを飛び降り、カメラを構えます ε≡ε≡ε≡ヘ(*゚∇゚)ノ ラキー♪ 。

0700.jpg


あらためて辺りを見渡すと、踏切脇にあるのは熱帯雨林の中にぽつんと佇む小さなホームだけ。軒下に掲げられている「CABANGU」が駅名かな? しかし時刻表などは見当たりません。一体ここにどんな列車がやってくるのでしょうか? ドキドキo('∇'*o)ワクワク♪  心躍らせながら待つも、やはりなかなか列車はやってきません。クルマを止められて10分近くが経ったころ、森の奥から地響きのような轟音が近づいてきて、ようやく姿を現したのは・・・大きなディーゼル機関車! 旅客列車ではなく貨物列車です w(*゚o゚*)w オオー!!

0001.jpg
0002.jpg
0003.jpg
1008.jpg


なんとこの列車、ディーゼル機関車三重連というド迫力で、後に続く貨車もものすご~く長い編成。正確な両数は数えていないので解りませんが、記憶では20~30両ぐらいはあったような気がします ポカ―(o゚Д゚o)―ン 。ゆっくりと走る長編成の貨物列車が通り過ぎるまでには、さらに5分以上もかかることになりました。その間に、クルマを静止した遮断機代わりの係員は、列車が通過し終わる前に、傍らに止めてあったバイクでさっさと走り去ってゆきました。彼は常駐しているわけではなく、列車の通過時刻にだけ立ち会うようです。

0005.jpg


結局、トータルで20分近くも足止めされた踏切。日本ならば大渋滞ですが、ココが開くのを待っていたのは我々のクルマと、一頭の馬に乗ったおじさんだけでした (´∀`;)ノドカ~

0007.jpg


ちなみに、現地のコーディネーターにあの小さな駅(CABANGU)のことを尋ねてみたところ、詳しい事は知らないけれど、こんなところに旅客列車が走っているとは思えず、おそらく貨物列車の乗務員交代用の駅ではないかとのこと。踏切で偶然に出会うことができたブラジルの貨物列車、これは鉄運に恵まれていたと言っていいでしょう。今のところこの列車が、私の撮り鉄人生でもっとも遠い地で撮った鉄道写真です(^^)。

 

それにしても、ブラジルって言うと、青い空、青い海、そして華やかなサンバカーニバルなど、明るいイメージだったのですが、私が滞在した一週間は、ず~~~~~っと冷たい雨続き。キリスト像で有名なコルコバードの丘から見たリオの景色(↓)も、イマイチでした・・・ε-(-ω-;)。 今のW杯期間中はなるべくお天気に恵まれて、最高のコンディションで、最高のプレーを見たいものですね~(^^)

0600.jpg
0010.jpg


写真はすべて、04年5月ブラジルにて撮影。



共通テーマ:趣味・カルチャー