東北本線・・・「宇都宮線130周年記念号」撮影記 [鉄道写真撮影記]
台風の接近・上陸に惑わされた週末 ヽ`、ヽ`ビュービュー(+ω+;)ザーザーヽ`、ヽ` 。関西の一部路線では半日近くも列車が運休する事態になってしまったみたいですが、私が住む関東はそれほど大きな影響がなかったように思います ε-(´∀`;)ホッ。そんな関東でこの週末に設定された撮り鉄注目のイベント列車と言えばなんといっても、宇都宮線(東北本線)の大宮と宇都宮の間を土日に片道ずつ二日間で往復運転する、快速「宇都宮線開業130周年記念号」でしょう (゚∀゚*)オオッ!!。拙ブログでも過去にいろいろなイベント列車をご紹介してきましたが、鉄道イベントのなかでも路線開業の節目となる年(いわゆる「◯◯周年記念」ってやつね)は、その名目でいろいろな企画が設定されるもの (・o・*)ホホゥ。前記事でお伝えした「小海線全通80周年記念」の国鉄色(風)キハ110のように、定期運行されている車両に記念塗装やラッピング、ヘッドマークなどの装飾が施されるものもあれば、特定日の一日、もしくは数日のみに特別仕立ての記念列車が運転されるパターンもあります ( ̄。 ̄)ヘー。今回の「宇都宮線開業130周年記念号」は後者の方。そしてその記念列車というのが、かつての国鉄時代に東北本線で運行されていた客車鈍行(普通列車)をイメージした旧型客車(旧客)編成なのです (゚∀゚*)オオッ!!。これは国鉄型ファンの私にはたまりません (*゚∀゚)=3ハァハァ!。ちなみに宇都宮線での旧客といえば、先月にも福島の観光キャンペーン絡みで横浜から郡山まで運転されたばかり σ(゚・゚*)ソーイエバ…。なんだかしょっちゅう運転されているみたいで、ちょっと希少性に欠けるような見方をされるかもしれませんが (・∀・`)マタ?、これはたまたま観光キャンペーンと記念日が同時期に重なったからであって、本来ならば宇都宮線で旧客の営業運転が行われるのは、年に一度あるかないかのビッグイベントなんです ( ´_ゝ`)フーン(東北の方でSLが運転されるときなどは、同線経由で旧客の回送が行われるけれど)。しかも今回の記念列車、往路となる初日の牽引機(先頭に立つ機関車)には、前回の旧客運転の際に期待されながらも登板が叶わなかった栄光のお召し仕様機、EF81形電気機関車の81号機(EF81 81)が大抜擢!w(゚0゚*)w オォー!! お召機のEF81 81が旧客をけん引するなんて、まさにファン垂涎、よだれダラっダラの”超ぷれみあむ編成”ではありませんか!(゚∀、゚*)ダラダラ そして以前に書きましたが、EF81 81は個人的にも思い入れのある機関車で、これは是が非でも撮りたい o(≧ω≦;)oトリタイッ!。おそらく沿線の撮影地にはとてつもない同業者の数が予想されますが、それを承知の上で私もこの記念列車の撮影に参戦することとしました (`・ω・´)-3フンス!。
7月18日(土)
早朝に家を出て、
6時過ぎに乗換駅の新宿に着くと、
前週の私が長坂で撮影した
中央線の臨時特急「あずさ71号」が停車中でした。
この連休も同列車には「グレードアップ色」のM52編成が登板。
ああ、信州へ蕎麦を食いに行きたいなぁ・・・σ(・∀・`)イキタイ…。
hanamura師匠、お蕎麦食べました?
▲中央本線 新宿
そんな「グレードアップあずさ」を横目に見ながら、
私が乗るのは埼京線の大宮行き。
これで赤羽へと出ます。
▲山手線(埼京線) 新宿
台風の進路が気がかりだった撮影日当日の朝。この時点で台風は関西を縦断して日本海側へと抜け(温帯低気圧へと変化)、前夜は激しかった雨も私が家を出るころには上がっていました (゚∀゚)オッ!。台風の進路や影響によっては先日の583系「ひたち」のときのような雨中撮影も覚悟していただけに、まずはホッと一安心 ε-(´∀`;)ホッ。都内からいくつかの路線を経たのち、埼玉の大宮で宇都宮線の下り普通列車へ乗り継ぎます ε=┌(;゚д゚)┘ノリカエ!。
赤羽で埼京線から高崎線、
さらには大宮で高崎線から宇都宮線へと乗継ぎ。
ε=┌(;゚д゚)┘ノリカエ!
大宮始発の宇都宮線とはちょっと珍しいね・・・。
▲東北本線 大宮
宇都宮線は東京と盛岡の間をむすぶ東北本線の一部、首都圏近郊の上野と黒磯の間に付けられた路線愛称で、駅や列車の案内放送等を含め、この宇都宮線って呼び方が一般的には浸透しています (・o・*)ホホゥ。ただし宇都宮線の愛称が付けられたのはここ20年くらいのこと。今回のイベントでは「宇都宮線開業130周年」と謳っていますが、個人的には「東北本線・大宮~宇都宮 開業130周年」と言った方がしっくりと来るような気がします (´∀`;)コマケーナ…。ちなみに同区間が開業したのは1885(明治18)年7月16日、当時の日本鉄道によるもので、正確には「宇都宮線開業130周年記念号」が運転される二日前の16日が開業記念日なんですね ( ̄。 ̄)ヘー。そんな130周年を迎えた宇都宮線で走る今回の「記念号」は、当時の開業区間を忠実に守ったような大宮と宇都宮の間で運転されるわけですが、首都圏近郊で住宅密集地が多いこのあたりは決して撮影地が多いとは言えません。踏切などから線路際にかぶりついて撮るような接近戦のポイントはいくつかあるけれど、せっかくお召機のEF81 81が牽くのならば、その象徴である車体側面の銀帯がキレイにわかるようなところで個人的には撮りたい σ(゚・゚*)ンー。そう考えると、サイドにある程度の引きがあって、なおかつ大勢のファンが集まるイベント列車の運転にも対応できるキャパシティの広い撮影地・・・といえば、超有名ポイントで拙ブログにもたびたび登場する「ヒガハス(東大宮~蓮田)」か、もしくは「ワシクリ(東鷲宮~栗橋)」くらいしか私には思い浮かびません。せめて黒磯まで運転してくれたら、もう少し選択肢が増えるし、撮影者もバラけるのになぁ・・・(゚ペ)ウーン…。そんなことを思いながら車窓を眺めていると、列車はヒガハスを通過 (「゚ー゚)ドレドレ。
車窓から見たヒガハスの様子。
「記念号」の通過まではまだ三時間近くもありますが、
下り列車の定番ポイントである倉庫前には、
すでに多くの方が集結していました。
▲東北本線 東大宮-蓮田(車窓から)
私は先月に運転された旧客のときも車窓から撮影地の様子を判断し、その結果このヒガハスに落ち着いたのですが、今回はやはりそれをはるかに上回る人出です(なんでも、徹夜組までいたとか!? ( ̄△ ̄;)マジカ!?)。こりゃちょっとキビシイかな・・・(゚ペ)ウーン…。でも実を言うと、私的には前回の旧客がヒガハスだったので、できれば今回は別の場所で撮りたいという気持ちが強く、様子を見つつもヒガハスははじめからスルーするつもりでした スル━━-=≡ヘ(* - -)ノ ━━ッ。となると、向かうはもうひとつのキャパが広い有名ポイント、ワシクリです (゚ー゚*)ワシクリ?。ワシクリはヒガハスと同様の広い田園地帯にある撮影地なのですが、駅間距離はこちらの方が長くて田園の面積も大きく、一カ所集中型のヒガハスよりも比較的、撮影者が分散しやすいという利点があります (・o・*)ホホゥ。そのワシクリが近づき、再び車窓から現地の様子を眺めてみると (「゚ー゚)ドレドレ、たしかに混雑が集中しているポイントはあるけれど、まだ余裕のありそうな場所もいくつか見られました (゚∀゚)オッ!。私はそれを確認して、最寄り駅の栗橋で下車。
江戸時代には日光街道の利根川に架けられた橋に関所がおかれ、
宿場町として栄えた栗橋。
長らく栗橋町でしたが、現在では久喜市に含まれます。
栗橋には宇都宮線と東武日光線の二路線が乗り入れ、
JRの新宿と東武の日光・鬼怒川を結ぶ特急列車は
同駅を介して直通運転を行っています。
▲東北本線 栗橋
新宿0622-(埼京607F)-赤羽0635~0636-(高崎1822E)-大宮0652~0654-(東北2521M)-栗橋0723
駅前広場では東北線の開業と同時に設置された
栗橋駅の開業130周年を祝う
式典の準備が進められていました。
(*゚▽゚)/゚・:*【祝・宇都宮線130周年】*:・゚\(゚▽゚*)
撮り鉄の間では通称「ワシクリ」と呼ばれる撮影地は、東鷲宮(ひがしわしのみや)と栗橋のほぼ中間付近にある田園地帯で、どちらから歩いても到達までに約30分強という決して近くない道のり (´д`;)トオイ…。この距離が徒歩鉄にとっては難点で、ついつい個人的には駅からの距離が近いヒガハス(最寄りの蓮田から20分弱)の方を選びがちなんです (´ω`)ナルヘソ。この日は曇り空で日差しはないものの、まとわりつくような湿気で蒸し暑く、歩き始めてから10分でもう汗だくです ε~ε~ε~(;;´Д`;) アヂィィィ。駅前で買ってきたペットボトルの水を少しずつ口にしながら進みますが (;´∀)◇y ゴク、実はこのお水は非常に貴重なものであまり減らしたくない ( ̄△ ̄;)エ?。というのも以前、やはり夏場にワシクリを訪れた際、現地はおろか駅からの道中にも飲料自販機がまったく見当たらず、とてもツラかった覚えがあるのです ヾ(›´Д`‹ )))ミ…ミズ…。そんなことから今回も自販機の存在を気に留めながら歩いてきたのですが、やはり私の選んだルートでは駅前から撮影地まで一台も自販機は見当たりませんでした σ(・ω・`)ナイヨ…。いま手にしている500ミリペットボトルの水だけが撮影終了までの命綱です。これからの季節、夏休みでワシクリに「北斗星」などを撮りに行こうと考えている徒歩鉄の方、駅前での水分確保をお忘れなく・・・\_( ゚ロ゚)ココ重要!!。
線路沿いをテレテレ歩いていると、
EF65PFの貨物列車が通過してゆきました (゚O゚;)アッ!。
知っていれば手前の踏切脇で撮ったのに・・・(・ε・`)チェ
って、そういえば先月の旧客の際にも、
同じような状況に遭遇しましたっけ。
まったく進歩がない貨物オンチ・・・(^^;)ゞポリポリ
▲東北本線 東鷲宮-栗橋
線路沿いの道をしばらく行くと、前方に見えてきたのは宇都宮線を跨ぐ陸橋 (゚∀゚)オッ!。広大なワシクリの中でもっとも栗橋寄りにある最初の撮影ポイントです。ためしにその跨線橋へ上がってみて、ポジション(立ち位置)が空いていればそこでの撮影を検討し、無ければさらに先のポイントへと進むことになります σ(゚・゚*)ドーダロ。
栗橋駅から歩いてやってきたのは、
跨線橋の上から列車を見下ろす撮影ポイント。
私が着いた時点では三脚と三脚の間隔は広く、
まだ立ち位置に余裕がありそうです (゚∀゚)オッ!。
跨線橋上にはすでに何人かの先客がいらっしゃいましたが (*・ω・)ノ゙チワッス♪、その数は思ったほど多くはなく、立ち位置にもまだじゅうぶんに余裕があります (゚∀゚)オッ!。むしろその跨線橋から見える先の撮影ポイントの方が混んでいるようでしたので、私は無難にここへ腰を落ち着けることとしました m9(`・ω・´)ケテイ!。「記念号」通過の二時間前、無事に撮影場所を確保。
鮮やかな朱色の253系で運転されるこの列車は、
栗橋を介して東武日光線へと直通する特急「日光」。
東北新幹線開業前は特急街道と呼ばれ、
かつては数多くの特急列車が走っていた東北本線ですが、
現在のこの場所を走る昼行特急は、
この東武直通列車のみとなっています。
▲東北本線 東鷲宮-栗橋
アングルを調整していたところにタイミングよく現れたのは、253系6両編成の特急「日光」(゚∀゚)オッ!。今回の本命である「記念号」はEF81+旧客5連の合計6連で運転されるので、両数が同じ253系はアングル調整のいい目安になります。10両や15両の普通列車で前から6両分だけを切り出しても長さの目安にはなるけれど、列車前後の余白などは実際に同じ両数の方が感覚をつかみやすいんですよね ( ̄。 ̄)ヘー。その「日光」通過時にはうっすらと薄日が当たったのですが、空は幾重にもなった灰色の雲が占領していて晴れることは期待できず、基本的にはほとんど曇り空ベース。吹き付ける風は強く、時おり雨がぱらつく時間帯もあり、まだ少し台風の影響による不安定さを感じさせます (゚ペ)ウーン…。
普通列車の合間を縫って貨物列車もやってきました。
牽引機は「金太郎」の愛称で知られる
マンモスロコのEH500。
初期デザインの若番機(6号機)でちょっぴりラッキー♪
(´¬`)ラキー♪
逆方向の上り線ですが、こんなのも現れました。
EF65PFの次位には、いまどきちょっと珍しい
車掌車のヨ8000が連結されています (゚∀゚)オッ!。
詳しくはわからないけれど、配給列車かな?
▲東北本線 東鷲宮-栗橋(後追い)
日差しがないのは残念ですが、そのぶんマンダーラにやきもきすることもありません (´ω`)マァネ…。あと心配なことがあるとすれば、上り線によるカブり。でも事前に調べたところだと、ダイヤ乱れなどがなく定時運行ならば大丈夫そうです d(´∀`*)ダイジョブ(あくまでも時刻表で読める範囲の普通列車で、貨物列車などは解りませんが・・・)。ところが定時運行を願うも、本命の通過30分前になって輸送障害が発生したらしく、宇都宮線のダイヤがちょっと乱れはじめました ( ̄△ ̄;)エ…。どうやらお目当ての「記念号」も遅れている様子で、蓮田を約10分の延発との情報。対向の上り線の方にも若干の遅れが見られて、こうなるともうカブりのタイミングは読めなくなってしまいました。安泰ムードからちょっぴり緊張感が出てきた現場 (・ω・`*)ダイジョブ…カ?。サッカーに例えると1点リードで85分を回り、無難に試合を終わらせようとしていたところ、味方にレッドが出て一人少なくなった・・・そんな感じ(いみふ・・・(´д`;)ナニソレ)。ただ、もうこうなったら自分ではどうしようもない不可抗力のようなものですから、あとはカブらないように祈ることくらいしかできません 八(゚- ゚) タノム!!。まあ焦らず、落ち着いて本命が現れるのを待ちましょう。同業者の数は「記念号」の通過が近づくにつれて増えるものと思いきや、意外にもそれほどではなくまったりとした雰囲気です。そしてアディショナルタイム(追加時間)の10分少々が過ぎたころ、ようやく遠くの方から甲高い汽笛の音とともにピンク色の電気機関車に牽かれた客車列車の姿が見えてきました ε-(°ω°*)キタッ!。それを確認して後ろを振り返ると、上り列車が来る気配は・・・ナシ! カブりは大丈夫だ!! (*`д´)=b OK牧場!
お召し仕様のEF81 81が旧客編成の先頭に立った、
「宇都宮線開業130周年記念号」。
まさに記念列車と呼ぶにふさわしい
ファン垂涎の豪華編成がここに実現しました!
▲東北本線 東鷲宮-栗橋
パイパイ旧客が撮れました~! ワ━━\(≧▽≦)/━━イ♪
落ち着いたローズピンクのEF81に古めかしい海老茶の旧客は、まさにベストマッチ!(ノ゚□゚)ノオオオオォォォォォォー!!! う~ん、シブい!シブすぎるっ!! o(*≧ω≦*)oシブイッ!! ピカピカに磨き抜かれた81号機が牽く旧客5両という編成に、かつての1号編成によるお召し列車「つくば万博お召し」を重ね合わせた方もいるのではないかと思われますが、私的には以前に紹介したスロ81系「ミト座」との組み合わせが蘇ります (*´ω`*)ナツカシス。あれから実に26年、今こうやって再びお召し仕様の81号機が牽く旧客を撮れたことに、大感激、感無量 ・:*:・(*ノ∀`*)カンゲキ・:*:・。絵的にはあまり面白味のない単なる記録写真にすぎませんが、個人的にはこれで大満足です。それにしてもホント、カブられなくてよかった ε-(´∀`;)ホッ。
以前にも紹介しましたが、ここでもう一度再掲載。
EF81 81の旧客で私が思い出したのは、
この水戸の和式客車、通称「ミト座」との組み合わせ。
(*´ω`*)ナツカシス
そういえばあの時も跨線橋上から撮ったっけなぁ・・・
26年で撮り方に進歩がないのか!? (`ロ´;)ハッ!
89.10 東海道本線(貨物線) 新鶴見信号場
前述したように「宇都宮線開業130周年記念号」は、この土曜日に大宮から宇都宮までの往路が、そして翌日の日曜日に宇都宮から大宮までの復路が設定されている、二日で一往復のスケジュール。なので、往路の片道しか運転されないこの日はこれで撮影終了 (´w`*)ドツカレサン・・・ということに本来はなるのですが、実はこの「記念号」は往復でそれぞれに牽引機を変えるという凝った企画になっており、明日の復路は先ほどのEF81 81ではなく、ディーゼル機関車のDD51が先頭に立つ予定 ( ̄。 ̄)ヘー。ということは、客車(旧客)は明日の復路に備えてそのまま宇都宮に留置されますが、本日のみの牽引でお仕事を終えたEF81 81は単機で所属区の田端(田端運転所)へと戻されるハズで、詳しいお仲間さんによるとその単機回送(単回)は宇都宮を13時過ぎに出るらしい (・o・*)ホホゥ。今は11時前ですから約二時間後 ( ̄  ̄;)ニジカン… いや、宇都宮から栗橋までは50分くらいの所要時間がかかるので、ココへ戻ってくるのは約三時間後になります ( ̄  ̄;)サ、サンジカン…。それでも、単機とはいえ私にとってはお召機のEF81 81が撮れる貴重な機会。まあ三時間くらいならば待ってみるか・・・σ(・∀・`)マ、イッカ という気持ちになりました。どうも前週の小海線で待ち時間の感覚が鈍っているような気がするなぁ・・・(^^;)ゞポリポリ。客車を牽かない機関車一台のみの単機をふつうに編成撮りしたってあまり絵にはならないので、私は「記念号」を撮った跨線橋を下りて少し場所を変えることにしました ...((((o* ̄-)o 。
今度は線路と平行する道から
青田越しに列車を狙ってみます。
【◎】]ω・´)パチッ!
緑に映えるゴージャスな金色の列車は・・・
なんと「金スぺ」! ∑(=゚ω゚=;) ナニッ!?
▲東北本線 東鷲宮-栗橋
移動中に踏切が鳴ったので、とりあえずカメラを構えてみると・・・通過したのは金色の東武特急「日光詣スペーシア」、通称「金スぺ」じゃありませんか! ∑(゚∇゚;)エッ!? 思いがけぬ派手な列車の登場にちょっとビックリ w( ̄▽ ̄;)wワオッ!!。そういえばこの週末からJR直通運用(新宿発着)の「スペーシア(特急 スペーシアきぬがわ)」にも、この特別塗装の「金スぺ」が入るようになったんだっけ・・・。そんな「金スぺ」を撮ったこの構図、単機のEF81 81を真横から青々とした田んぼ越しに狙ったら面白いかも・・・と思って、ためしにカメラを構えてみたのですが【◎】]ω・´)パチッ!、ここは思ったよりも列車の背景に建物が林立していて抜けが悪い (゚ペ)ウーン…。そこでさらに周囲を歩き回ってみるも、意外と背景がスッキリと抜けるような場所は見当たりませんでした σ(・ω・`)ウーン…。田園の面積はワシクリの方が広いけれど、背景の抜け具合はヒガハスの方がスッキリとしているのかもしれませんね・・・σ(゚・゚*)ドーダロ。んじゃ、少しでもごちゃごちゃした背景から列車の姿を浮き立たせるため、ちょっとカメラを振ってみますか・・・(゚ー゚*)フル?。
真横から流し撮りの練習。
まずはE231系の普通列車です。
これで1/30sec。
▲東北本線 栗橋-東鷲宮
「きんたろ」もびゅ〜ん。
二車体構造のH級機関車は
真横から見るとその特徴がよく出ます。
▲東北本線 東鷲宮-栗橋
バンバンやってくる普通列車ならば、
いくら失敗したってへっちゃら。
これは1/10secで撮ったE233系。
望遠の手持ちだとこのくらいが私の限界です。
走る列車の動きに合わせて背景をブラす流し撮り、これならば列車の姿が引き立ちます (・o・*)ホホゥ。E233系を撮った1/10secくらいまでシャッタースピードを落とせると、架線柱の存在などがほとんど消えてスッキリし、背景の流れ方もダイナミックなものになるのですが、1/10secで私の成功率は二割程度 ( ̄  ̄;)ニワリ…。この打率で本命のEF81 81を迎え撃つのは、あまりに無謀です(今度は野球例え? σ(゚・゚*)ンー)。ここはムリをせず、成功率が安定している1/30secで挑むことにします。ところが・・・
ぼーっと81の通過を待っていたら、
突如現れたのは、単機のDD51 Σ(・ω・ノ)ノ ヌヲッ!!。
これは翌日の「記念号」を牽引する機関車で、
選ばれたのはノーマルな897号機でした。
お召機の842号機じゃなかったのは意外かも。
不意にステンレスの電車とは明らかに違う音を立てて現れたのは、単機のDD51 897 (・ω・ノ)ノ ヌヲッ!!。私はまったくのノーマークでしたが、おそらくこれは翌日の「記念号」牽引に備えて、所属区の高崎(高崎車両センター)から宇都宮へと送り込む回送列車だと思われます (・o・*)ナルヘソ。そんな同機の流し撮りをした上でちょっと気になったのは、その走る速さ。実はこのカットも先ほどのE231系普通列車やEH500(金太郎)貨物と同じ1/30secで流し撮りしたにもかかわらず、DD51は列車自体の速度が遅くて、背景があまり流れてくれませんでした σ(゚・゚*)ンー。う~ん、普通列車などの定期列車は速度がある程度安定しているけれど、その合間を縫って運転される臨時スジの回送列車などは速度が読めないなぁ・・・(・ω・`)ゞウーン。まもなくやってくる本命のEF81 81も今のDD51同様に臨時スジの単回ですから、速度が遅いのかも知れません σ(゚・゚*)ドーダロ。私はそれを踏まえ、ほんのちょっぴりだけシャッタースピードを落とした1/20secに設定。一気に一段落としの1/15secに踏み切れないところが、自信の無さと思いきりの悪さを物語っていますね (^^;)ゞポリポリ。そして迎えた本番のEF81 81、私は正確な通過時刻を把握していませんでしたが、そろそろかな?と思う頃に列車の接近を知らせる踏切が鳴りだしました ε-(°ω°*)キタッ!。
緑の絨毯を滑るように走る、単機のEF81 81。
その側面にはお召機の象徴である銀色の帯が
輝いていました。
▲東北本線 栗橋-東鷲宮
パイパイの単回が撮れました~!ヽ(´▽`*)ノ ワ~イ♪
真横から流したEF81 81、その整備度合いがあまりにもきれいすぎて、なんだかNゲージを撮ったような写真に見えますね (゚∀゚)アヒャ☆。でもこの気品の高さを感じさせるオーラはまさにお召機ならではで、この姿が見られただけでも三時間粘った甲斐があるというものです。゜+.(o´∀`o)カコイイ!゜+.゜。気にしていた列車の速度は、先ほどのDD51よりは速いけれど、普通列車よりは遅いといった感じ(カモレくらい?)σ(゚・゚*)ンー。自分のウデのことを考えても、1/20secと言う選択は正解だったように思います (*`д´)=b グッジョヴ。正直、これで後ろに客車が繋がっていれば良かったのにな・・・σ(・∀・`)ウーン とは思うけれど、もしも単機じゃなく客車牽引だったら、おそらくこのような奇をてらった撮り方はしていなかったでしょうから、結果的にはこれで良かったのかも知れません。陽炎の向こうに去り行く81号機の後ろ姿を見送って、撮影は終了です (´w`*)ドツカレサン。ところで、行きしなに買ってきたペットボトルのお水ですが、「記念号」の通過直後にはカラとなり、以降はノドの渇きに耐えながらの単回待ちでした ヾ(›´Д`‹ )))ミ…ミズ…。ワシクリの地主さん、このあたりに自販機を置いたらきっと儲かりますよ~(笑)
撮影地からふたたび30分かけて栗橋駅へ。
E233系の上野東京ライン直通列車で帰ります・・・。
▲東北本線 栗橋
栗橋1452-(東北1571E)-大宮1522~1527-(湘南新宿ライン4835Y)-新宿1559
土曜日の往路にEF81 81、そして日曜日の復路にはDD51 897がそれぞれ旧客を牽引して、ファンを喜ばせた「宇都宮線130周年記念号」。残念ながら私は日曜日に所用があってDD51牽引の同列車は撮る事ができませんでしたが σ(・∀・`)ザンネン、個人的にはEF81 81の方が思い入れは強く、それが撮れただけでもじゅうぶんに満足することができました ヨカッタ♪(*⌒∇⌒*)ヨカッタ♪。現在は定期運用を持たない田端のEF81。私が次に81号機を撮れる機会はいつになるか解りませんが、再びこの栄光のお召機を狙ってみたいものです。