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上越線・・・カシオペア クルーズ 撮影記 [鉄道写真撮影記]

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2015.10.17 上越線
秋雨のなかの「EL重連まつり」!
カシオペア クルーズ 撮影
 
  

上野と札幌の間で運転されている寝台特急「カシオペア」は、客室がすべてA個室寝台で、編成中にはラウンジカーや食堂車も備えるという豪華な編成。その「カシオペア」用の豪華客車(E26系)を使って年に数回、東北や道南を周遊するクルージング形式で運転されるのが、鉄道好きにはもうお馴染みとなりつつある「カシオペア クルーズ」号です (゚∀゚*)オオッ!。今秋も「秋のカシオペアクルーズ みちのく・道南紀行 4日間」と題して、往路が日本海側の羽越・奥羽本線を経由で東北地方を北上して道南の登別温泉へと向かい、復路はオーソドックスな東北本線(青い森・IGR)経由で上野へ戻ってくるというルートでの運行が設定されました(旅行会社が企画した団体臨時列車扱い) (´▽`*)カシクル~♪。東北本線を往復する通常の寝台特急「カシオペア」とは異なる路線を経由する「カシクル」、牽引する機関車もふだんとは違う機種が使用される区間があり、とくに勾配のきつい上越線を経由する往路の上野と長岡の間ではEF64形とEF81形という異形式の電気機関車が二機も連なった、いわゆる「重連」となるのが撮り鉄的にいちばんの見所と言っていいでしょう (*゚∀゚)=3ハァハァ!。もちろん、私もこの列車の撮影を楽しみにしていました (*゚v゚*)ワクワク♪。往路となる上野発の運転日は10月17日、週末の土曜日です(ちなみに復路の上り列車が東京へ戻ってくるのは、20日の火曜日で平日)。

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今秋に設定された「カシオペア クルーズ」、
そのルートは往路が上野から高崎・上越・信越・羽越・奥羽・
津軽海峡・函館線経由で登別へ向かい、
復路が登別から函館・津軽海峡・青い森・IGR・東北線経由で
上野へ戻ってくるというもの。それを4日間かけて巡ります。
こんな優雅な鉄道旅、一度でいいから味わってみたいものですねぇ・・・
σ(・∀・`)イイナァ…。
ちなみに旅行代金は、おひとりさま47万円から(一室二人使用)。
最上級のスイート(展望車タイプ)は60万円でつ。Σ( ̄ロ ̄lll)タカッ!

ところが・・・私には前日の金曜日にひとつの大きな仕事がありました。それは今月末で職場を定年退職する大先輩の送別会、その幹事を任されていたのです <( ̄^ ̄)>エッヘン!。出席者が数十人もの宴会を仕切るのは相当なプレッシャーでしたが (´A`;)ダイジョブカナ…、個人的に大変お世話になった先輩には、送別会でいい思い出を残して欲しい。その気持ちで自分なりに精一杯、幹事をつとめさせていただきました (`・ω・´)-3フンス!。そして会は無事に滞りなく終了。私としてはホッとひと安心です ε-(´∀`;)ホッ。しかし問題はここから。本会(一次会)で幹事を務めた者は二次会でその仕事を仲間内から労われるもので ъ(゚Д゚)グッジョブ!!、たとえ翌日に大事な「カシクル」の撮影が控えていようとも、その誘いを無下に断ることはできませんでした (*`д´)=b OK牧場!。しかも大仕事を終えてプレッシャーから開放された私は、飲んで、飲んで、飲まれて~、飲んで~♪ ~(*~▽~*)~ ウィ~ッ☆ ・・・気が付けば最終電車の時刻をとっくに過ぎていました ( ̄△ ̄;)ア…。結局、翌朝の初発電車で家に帰った私。この時点で「カシクル」の撮影は諦めるべきだったのかも知れません o( ̄^ ̄ o)彡ヤーメピ 。でも私はというと、一睡もせずに着替え、カメラバックを背負って再び駅へ・・・フラフラ~ ((((~´д`)~。寝不足と二日酔い(寝てないから二日酔いぢゃないのか?)でフラっフラのなか、はたして「カシクル」はちゃんと撮れるのでしょうか!? (lll;›´ω`‹ ) ギボヂワルィ…


10月17日(土)

朝の8時前に上野を発車する「カシオペア クルーズ」。それを撮るために私は、先月に上越線の津久田で485系を撮った時と同様に朝一番の初発電車でウチの最寄駅を出発し、上野か赤羽から高崎線に乗り次いで上越線沿線の撮影地へと向かうつもりでした ( ´_ゝ`)フーン。しかし現実には朝まで飲み続け、初電で家にいったん帰ったわけですから、この計画は成り立ちません (´Д⊂ ムリポ。そんな私が使った最終(?)手段はというと・・・コレ。

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明け方の東京駅で発車を待つのは、
E2系の上越新幹線「とき301号」。
▲東北新幹線 東京

そう、上越新幹線 (´ω`)ナルヘソ。なんとか東京6時08分発の「とき301号」にギリギリ間に合いました ε=┌(;゚ω゚)ノ ノリマツ!。東京から上越線の起点となる高崎まで、在来線の高崎線だと約二時間かかりますが、上越新幹線ではその半分以下の約50分。これならば高崎から乗り継ぐ上越線は計画通りどころか、なんとその一本前の列車にも乗れてしまうのです (゚∀゚*)オオッ!。さすがに新幹線は速いなぁ・・・バビューン!!-=≡Σ(((⊃゚∀゚)つ。高崎までの自由席特急料金、2470円はちょっともったいないけれどね (・ε・`)シャーナイネ。

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新幹線の車窓から空を見上げれば、
この日は厚い雨雲に覆われたドン曇り・・・(´д`;)アウ…。
時おり雨粒が窓をたたきます。
▲上越新幹線 熊谷-本庄早稲田(車窓から)

さて、今回の「カシクル」をいったいどこで撮るか σ(゚・゚*)ンー。「カシクル」自体は高崎線、上越線を走破して日本海側へと抜けるので撮影地も幅広く選べ、二年前の同列車を私は新潟県の浦佐で撮影しています【◎】]ω・´)パチッ!。んじゃ、どうせ上越新幹線へ乗ったのならば、今回も新潟県まで足を伸ばしてしまうか・・・とも考えたのですが、実は今日は上越線の高崎と水上(みなかみ)の間で、旧型客車(旧客)を使用したイベント列車「ELレトロみなかみ」号と (゚∀゚)オッ!、さらにはD51形蒸気機関車(デゴイチ)が12系客車を牽く「SLみなかみ号」の運転も行なわれるのです (゚∀゚*)オオッ!!。とくに「ELレトロ」の方は、その牽引機がなんとEF64の重連。前述したように「カシクル」もEF64とEF81の重連牽引ですから、二列車で重連の見られるこの日の上越線は「EL重連まつり」と言っても過言ではないでしょう(ELはElectric Locomotiveの略で、電気機関車のことね)マツリダ♪ヘ(゚ω゚ヘ)(ノ ゚ω゚)ノマツリダ♪。となると、やはりその重連となる両列車を撮りたいところで、撮影地は高崎と水上の間に絞られます σ(゚・゚*)ンー。とりあえず私は上越新幹線を高崎で下車し、在来線の上越線へと乗り継ぎました ノリカエ...((((o* ̄-)o。

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高崎で新幹線から上越線へ乗り換え ε=┌(;゚д゚)┘ノリカエ!。
上越線の普通列車には115系と107系が使われていますが、
接続したのは左の115系でした (゚∀゚)オッ!。
▲信越本線 高崎

高崎には二日酔いの朝にぴったりの「朝がゆ弁当」と言う変わり種の駅弁が売られているのですが(時間、数量限定)、今はそれすらも胃が受け付けないような状態 (lll;›´ω`‹ ) ギボヂワルィ…。そして空を見上げればあいにくの雨模様で、体調面だけでなく気分的にもスッキリせず、いまいちモチベーションが上がりません ε-(≡"≡;*)フゥ…。当初はちょっと気になっていた高台からの俯瞰ポイントを撮影地の候補に考えていたのですが、雨では視界が利きづらくて俯瞰撮影に適しているとは言えず、これならば線路端からの接近戦で撮る方が良いように思います (゚ペ)ウーン…。二日酔いのアタマでそんなことを考えながらも、撮影地が決まらないまま上越線に揺られること20分 σ(・ω・`)ドーシヨ。列車は間もなく渋川のひとつ手前にある八木原(やぎはら)へと到着するところで、私の前に座っていたお二人の同業者さんが席を立ちました (゚o゚*)オ!。そういえば八木原と渋川の間には「カシクル」のような長編成(機関車二機+客車12両)の列車でもスッキリと撮れるような、抜けのいい田園地帯のお立ち台的な撮影ポイントがあったっけ・・・ σ(゚・゚*)ソーイエバ…と、思い浮かぶと同時に私も席を立ち、同業者さんに続いてふらふらと列車を降りてしまいました フラフラ~ ((((~≡∀≡)~。

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私が下車したのは渋川のひとつ手前の駅、八木原。
平屋造り、瓦屋根という昔ながらの木造駅舎が
いい味を醸し出しています。
▲上越線 八木原

東京0608-(上越新幹線 とき301号)-高崎0658~0710-(上越723M)-八木原0730

八木原で降りた・・・と言うより、降りてしまった ( ̄△ ̄;)ア…。そんな感じ。というのも、あまりのテンションの低さに、撮影地の条件をあれこれ考えるのが面倒になってしまい (≡"≡;*)ウーン…、早くどこかに決定しちゃいたかったと言うのが、ぶっちゃけ正直なところ。それで何となく、ヤギシブ(八木原~渋川にあるお立ち台の通称)でいいか・・・(≡∀≡*)マ、イッカ…的な安易な考えになってしまいました。新幹線を使ってまで撮影に来ているのに、そんなんじゃイカンよなぁ・・・ヾ(_ _*)ハンセイ・・・。さらにそのハンパな判断へ追い討ちをかけるかのように、雨の中で傘をさしてたどり着いたヤギシブのお立ち台は、すでに多くの先客でひしめき合っている状態 ∑(゚∇゚;)エッ!?。よさそうな立ち位置はまったく空いていない・・・キョロ(ω・`Ξ ´・ω)キョロ。

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八木原駅から歩くこと20分ほど。
ヤギシブのお立ち台へ着くと、
ちょうど185系の団体列車が上ってゆきました。
それにしても天気が悪い・・・
ザアアァァ…:il!:il|(´д`;)!l|il:|;。
▲上越線 八木原-渋川(後追い)

とりあえず三脚と三脚の間が少し広いところからためしに手持ちで一枚、すぐにやってきた185系の団体列車を撮ってみました 【◎】]ω・`)パチッ!。まあ、編成や足回りの抜け具合は悪くないけれど、この位置で「ELレトロ」や「カシクル」を撮ると、前パン(機関車前部のパンタグラフ)に背景の高圧鉄塔が重なってしまいます σ(・ω・`)ウーン…。基本的に前パンへ障害物がひっかかるような撮り方は、撮り鉄的に見るとあまりよろしくない例ひとつ(いわゆる「串パン」と呼ばれる撃沈例ね)。それに絵的に見てもこのアングルは、なんだかつかみ所がないと言うか、面白味がないですよね・・・(´~`;)ンーム。現場の混雑状況を考えるとこのアングルが確保できただけでもヨシとすべきなのかも知れませんが、どうも違うなと感じた私は早々に場所を移動することにしました ...((((o* ̄-)o。私がどいたあとにはすぐに別の同業者さんが入り込んだので、もうこの立ち位置に戻ることはできません。「ELレトロ」の通過まではあと一時間・・・。

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「日本のまんなか緑の渋川」と書かれた
塔のような看板が田園地帯の真ん中に立っています。
渋川って日本の真ん中なの? (゚.゚*)ソーナノ?
兵庫には日本へそ公園って言うのがあるし、
たしか岐阜も日本の真ん中って謳っていたような・・・。
列島四島なのか、沖縄まで入れるのか、
はたまた北方領土や沖ノ鳥島までをいれるのか・・・など、
その定義によって大きく変わりそうですよね (^皿^;)シシ
▲上越線 八木原-渋川

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道端のマンホールにも
日本の真ん中っぽい絵柄が描かれています。
ちょっと調べてみたら、
渋川市は北海道から九州を直径とする円の中心に
位置する場所なのだそうです ( ̄。 ̄)ヘー。

お立ち台をあとにして渋川方向へ歩みを進めるとすぐに、「日本のまんなか緑の渋川」と書かれた看板が目立つ、広大な田園地帯へと出られました (゚∀゚)オッ!。このあたりでも列車を撮れなくは無さそうですが、先ほどのお立ち台に比べるとやはり、編成全体の抜け具合が悪く、線路端も雑草に覆われていて足回りがスッキリとしません σ(・ω・`)ウーン…。まあ、だからこそ比較的撮りやすいお立ち台が集中的に混雑するんですけれどね・・・(^^;)ゞポリポリ。でもこの田園ポイント、編成の全体を入れずに切り取るようなアングルならば、お立ち台よりもいい絵になりそうな気がします σ(゚・゚*)ンー…。アングルを模索していると、そこへEH200が牽引する貨物列車がやってきました【◎】]ω・´)パチッ!。

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稲田の向こうに現れたのは、
「ブルーサンダー」愛称を持つEH200が牽引する貨物列車。
もちろんいつものごとく、
貨物オンチの私が時刻を調べて知っていたわけではなく、
たまたまやってきたものを撮ったに過ぎません。
それにしても、雨が止まねーなぁ・・・
ザアアァァ…:il!:il|(´д`;)!l|il:|;
▲上越線 渋川-八木原

稲田越しに真横から狙ってみたアングル、意外と悪くは・・・ない・・・か? ソウ…(´ω`)ネエ…。 貨物列車ならまだしも、EF64の重連が旧客を牽くという一大イベント列車で編成を入れないなんて、まさにセオリーを度外視した酔狂な撮り方ですが、重連牽引であることを強調するには意外とこのようなアングルの方がいいのかも・・・(≡∀≡*)イイカモ…なんて、この試し撮りの時はそう思ったんです ウン(≡∀≡*)イイ…。ちなみに周囲で稲が残されていたのはこの田んぼ一面のみ。今の時期になっても刈り入れが行なわれないこの田んぼは、おそらく害虫かなにかの影響でいいお米にならず、半ば放置状態になっているものだと思われます。雨天の放置田んぼという、なんともシュールなポイントで一人孤独に迎えることとなった「ELレトロみなかみ」号 ザアアァァ…:il!:il|(´д`;)!l|il:|;、やがてその接近を知らせる踏切が鳴りだしました (≡∀≡*)キタ…。

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茶色と青、二色のEF64が旧型客車を従えて、
秋雨がそぼ降る田園を颯爽と走り抜けてゆきます。
かつて上越線の貨物列車などで見られたEF64の重連が、
イベント列車で復活です (゚∀゚*)オオッ!!。
▲上越線 八木原-渋川

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刈り入れ終わった田園を横目にして去り行く旧客、
どこか懐かしいシーンが展開されました (*´ω`*)ナツカシス。
▲上越線 渋川-八木原(後追い)

ロクヨンの重連が撮れました〜! ヽ(≡∀≡*)ノ ワ~イ♪
・・・が、なんだかイマイチ Σ(|||▽||| )ゲーン!!。たしかにEF64の重連と言うことだけは解りますが、限られた一面だけの田んぼに二機のロクヨンを無理矢理収めようとしたあげく、なんだか中途半端な絵になってしまったように思います σ(・ω・`)ウーン…。雨天と二日酔いでモチベーションが上がらなかったとはいえ、もう少し熟考すべきだったなぁ・・・ε-(ーωー;)ハァ…。でも、今さら通り過ぎてしまった「ELレトロ」のことを後悔したって、どうしようもありません (´ω`)ソウネ。この30分後には私的に今日の本命と位置付けている「カシクル」がやってきます。それまでにもう一度、撮影ポイントとアングルを見直すことにしました (`・ω・´)-3フンス!。「ELレトロ」は半ば苦し紛れに奇をてらった撮り方をしてしまったけれど、できれば「カシクル」のほうはキッチリと編成が解るように撮りたい。とはいえ、もうお立ち台へは戻れない(立ち位置が無い)しなぁ・・・ σ(・ω・`)ウーン…と、アテもなくふらふらと彷徨っていると、先ほどの「ELレトロ」を撮った場所から線路を挟んだ反対側で、ちょっと抜けの良さそうなポイントへと出くわしました (゚o゚*)オッ!。

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「カシクル」の撮影ポイントを求めてたどり着いたのは、
こんな感じの広々とした場所 (゚o゚*)オッ!。
手前には倒伏した稲が広がっていますが、
これは大雨による被害などでしょうか・・・ σ(・ω・`)ウーン…。

倒伏してしまっている稲がちょっと気になるものの、引き的にはじゅうぶんな余裕があり、ここならば機関車二機+客車12両の「カシクル」編成が後ろまできれいに収まりそうです (゚∀゚*)オオッ!!。スッキリとした抜けの良い場所で目立った障害物も無く、しかも「カシクル」の通過20分前にも関わらず、先客はわずかに3人だけ (*・ω・)ノ゙チワッス♪。もちろんキャパ的には余裕のヨッちゃんイカです (゚ー゚*)イカ?。こんな好ポイントなのに、どうして同業者の数が極端に少ないのかというと・・・σ(゚・゚*)ンー… 実はこの場所で列車を撮るには、あるリスクが伴うのです ( ̄△ ̄;)エ?。そのリスクと言うのがコレ ∑(・o・;) アッ。

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一枚上の写真ではよく解らないと思いますが、
実はこの場所、線路と田んぼの間には道路が・・・。
凸=3 (”ロ”;)ゲゲッ!!

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そして列車の通過とクルマの通行が重なると、
こんなしょっぱい結果になってしまいます (´д`;)トホホ…。
▲上越線 八木原-渋川

そう、ここは線路と田んぼの間にクルマの通行が可能な道路が敷かれているのです Σ(゚Д゚υ) アリャマ。決して広い道ではないのですが、この先には大型の衣料店(「し◯むら」や「ユ◯クロ」ね)や、エンターテイメントショップ(「W◯nderGOO」ね)などが立ち並ぶエリアがあって(この場所で撮った最初のカットにチラッと写り込んでいます |∀・)チラッ )、そこへのアプローチとなっているこの道路は、けっこうな頻度でクルマが通り過ぎてゆきます 凸=3 ブーン。そして列車の通過とクルマの通行がタイミングよく・・・いや、タイミング悪く重なってしまうと、列車の手前にクルマが写り込んでしまうことに・・・(´д`;)トホホ…。先客の方は先ほどの「ELレトロ」もここで撮られたそうで、その時は黒いクルマが並走してきてしまったのだとか (ノ_< ;)アチャー。列車同士のカブりはある程度予測できるけれど、クルマではまったくの予測不可能 "o(-"-;*) ウゥム…。コレはかなり危険なリスクと言えるでしょう (´・д・`;)ハラハラ…。しかも「カシクル」の渋川通過時刻は9時59分。ちょうどお店のオープン時間に会わせて来る客が多そうな時間帯なんですよねぇ・・・ アヒャヒャヒャ(゚∀゚≡゚∀゚)ヒャヒャヒャ。でも、他の撮影地がすぐに見つけられるとは思えないし、通過時刻も迫っている。それにここはクルマさえ横切らなければ「カシクル」を撮るのに絶好のポイントです (´ω`)ソウネ。「リスクを負わないチャレンジなど無い」という某サッカー監督の名言を胸に、私はここで「カシクル」を迎え撃つことにしました (`・ω・´)-3フンス!。もし万が一、大型の集配トラックなどがドカブりしたならば、それはそれでオイシイブログのネタになることでしょう(笑)。さあ、リスクを承知で挑んだ「カシクル」、果たしてその結果は・・・(°_°;)ドキドキ

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青い電機と赤い電機の共演!
EF64とEF81の重連牽引となった「カシオペア クルーズ」が、
白昼の上越線を優雅に駆け抜けます。
その堂々たる長編成は、
クルーズトレインの名にふさわしいものでした。
▲上越線 八木原-渋川

重連の「カシクル」が撮れました~!ワ━━\(≧▽≦)/━━イ♪
なんと、心配していたクルマのカブりはいっさい無し! w(゚0゚*)w オォー!! 直線上に「カシクル」の姿が見えたと同時に一台のクルマが並走してきて Σ(゚□゚*)ナニッ!!、ちょっとヒヤリとさせられたのですが、クルマの方が早く走り抜けてくれて 凸=3 ブーン、無事にスッキリとした状態で重連牽引による「カシクル」の勇姿をカメラに収めることができました ε-(´∀`;)ホッ。奇跡と言うほどではないけれど、コレはホントにラッキーです ヽ(´¬`)ノラキー♪ (誰ですか?「ちぇっ、面白くない ( ̄ε ̄ )チッ」なんて言ったのw)。そしてこの適度な緊張感が、下がり切っていた私のテンションを一気に上げてくれたようにも思います(`・ω・´)キリッ。絵的には架線柱のワンスパンで二機の機関車が抜け切らなかったのがちょっと残念ではありますが、四つのパンタが抜けただけでもヨシとしましょうか (*`д´)=b OK牧場!。また、手前の倒伏してしまった稲は少し目線をさげて、なんだかあまりよく解らないようにしてみました (´ω`)ナルヘソ。写真だけを見れば曇天下の単なる編成写真に過ぎませんが、ちょっぴりギャンブル的な撮影が楽しめたし、個人的には大満足の結果です。二日酔いで体調が万全ではなかったけれど、やっぱり撮影に来てヨカッタよ・・・ :*:・(*ノ∀`*)ヨカッタ・:*:・。これで上越線の撮影は終了 (´w`*)ドツカレ…・・・おっともう一本、忘れるところでした ( ̄△ ̄;)エ?。今日はこのあとさらに、蒸気機関車デゴイチ(D51 498)による「SLみなかみ号」の運転もあるのです (゚∀゚*)オオッ!。個人的にいつも忘れがちな「SLみなかみ」ですが、今回は「カシクル」の約30分後にやってきますから、ついでに撮っていくことにしましょう。ただ、このあたりは線路が平坦だし、停車駅の渋川も近いので、あまり煙の吐き具合は期待できなさそう σ(゚・゚*)ンー…。そこで「SLみなかみ」はこんな撮り方をしてみました。

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金の野の滑るように進む、SLデゴイチ。
秋色の田園風景に力強いドラフト音がこだまします。
▲上越線 八木原-渋川

引き付けすぎて先頭部がかなりカツカツなのと、カメラとSLのシンクロ率もちょっと怪しいところがありますが (¬_¬;)アヤシイ…、倒伏した稲田を手前にしての流し撮り【◎】]ω・´)パチッ!。実はこの撮り方はEF64重連の「ELレトロ」でトライしようかと考えたものの σ(゚・゚*)ンー、二機のEF64は長さが読めなかったので、結局は無難な撮り方にしてしまいました(全然「リスクを負うチャレンジ」をしてないね・・・(^^;)ゞポリポリ )。そしてここでのデゴイチは案の定、煙をほとんど吐かなかったので (´д`;)スカスカ…、このような遊んだ撮り方でよかったように思います。

これで、EF64重連の「ELレトロみなかみ号」、EF64+EF81重連の「カシオペア クルーズ」、そしてデゴイチの「SLみなかみ」号という、三本の客車列車を撮った上越線の撮影は終了です。いつもに増してグっダグダな撮影となってしまったけれど、本命の「カシクル」がバッチリと決められただけでも、徹夜明けと二日酔いを押してまで渋川に撮影へ来た甲斐がありました (´w`*)ドツカレサン。

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撮影していた地点は八木原と渋川の中間付近なので、
帰りは渋川の方へ出てみました ε=ε=ε=┌(*・_・)┘テクテク。
渋川は上越線と吾妻線の分岐駅であるほか、
駅前からは伊香保温泉や小野上温泉方面への路線バスの発着や
草津温泉と首都圏を結ぶ高速バスも当駅前を経由します。
▲上越線 渋川

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ホームに入ってきた高崎行きの普通列車は115系。
今回は行きも帰りも115系に当たりました (゚∀゚)オッ!。
▲上越線 渋川

さて、まだ時刻はお昼前だし、せっかく群馬の渋川まで来たのならば、午後もさらに上越線で撮影を続けるか、もしくは渋川から分岐する吾妻線へ転戦するか σ(゚・゚*)ンー…・・・などと言う考えもアタマにはあったのですが、さすがに眠くて眠くて、この時は撮影を続行する気力がありませんでした ネミイ…⊂(-ω-`⊂⌒`つ。交通費の費用対効果を考えると午前中の撮影だけではちょっともったいない気はするけれど、今日はもうこれで引き上げることとし、渋川から上越線の上り列車に乗って高崎へと戻ります カエロ...((((o* ̄-)o。行きはやむなく(?)高崎まで上越新幹線を使ったけれど、帰りはもちろん高崎線。高崎始発の湘南新宿ライン直通列車に乗って、新宿までの二時間を爆睡すると決め込んでいました ZZzz(_ _*)。ところが、高崎へ着いてみるとなんだか様子がおかしい ( ̄△ ̄;)エ?。接続するハズの高崎線はホームに姿が無く、駅の構内には何やらけたたましく肉声の案内放送が流れています ナンダ?(゚Д゚≡゚Д゚)ドーシタ?。それに耳を傾けると・・・「 (* ̄0 ̄)θ< 現在、高崎線は鴻巣(こうのす)と北本の駅間で機関車の車両故障が発生し、上下線とも全線で運転を見合わせています!」とのこと・・・Σ(゚□゚*)ナニーッ!!。

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機関車故障により高崎線が全線でストップ 乂`・д・´)ストッピ!!。
コンコースには状況を確認する人たちが集まっています。
ちなみにそのエンコしてしまったカマは、
工臨仕業を終え、単機で帰区している途中だった、
レインボー色のEF65 1118らしい・・・(´∀`;)ゲッパ…。
▲信越本線 高崎

高崎線が動いていないとは、なんてこったい (´д`;)トホホ…。そういや、先月に上越線の485系を撮りに行った時にも、輸送障害で高崎線が運転を見合わせていたんだよね・・・私と高崎線は相性が悪いのか!? "o(-ω-;*) ウゥム…。 動いていないんじゃ仕方ないので、復旧するまで高崎駅で待ち続けるか、もしくは八高線経由で八王子まで行くって手もあるか σ(゚・゚*)ンー…・・・などと考えていると、「 (* ̄0 ̄)θ< なお、熊谷駅と大宮駅、その先の東京方面へ行かれる方は、大宮駅まで上越新幹線による振替輸送を行ないます。ご利用の方は新幹線改札で振替乗車票をお受け取りください」との案内が入りました。え?新幹線に乗っていいの?タダ(特急券ナシ)で!? (=゚ω゚=;)エ? マジ!? どうやらストップしている高崎線区間である高崎と大宮の間に限り、乗車券のみで新幹線を利用できるようです (゚∀゚*)オオッ!。状況が状況だけに鉄としては喜んじゃいけないのかもしれませんが、これにより帰りの時間が一気に短縮できることになりました。しかもロハ(特急券ナシ)で (´∀`;)ロハ…。

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思いがけず、帰りも上越新幹線へ乗ることに。
アヒャヒャヒャ(゚∀゚≡゚∀゚)ヒャヒャヒャ
振替乗車票を手にして待っていると、
高崎にE2系の「とき」が入ってきました。
ちなみに振替区間が東京ではなく大宮までなのは、
大宮から先はストップしている高崎線を使わずとも、
在来線の宇都宮線や京浜東北線、埼京線などで都内へ行けるため。
( ̄、 ̄*)ナルヘソ
また、振替乗車票で乗れるのは基本的に自由席のみ。
今回は混雑により指定席のデッキも開放されましたが、
指定席で座ることはできません。
そしてグリーン車はデッキの利用も不可です。
▲上越新幹線 高崎

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高崎からわずか30分で大宮に到着。
やっぱり新幹線は速いなぁ・・・。
バビューン!!-=≡Σ(((⊃゚∀゚)つ
▲東北新幹線 大宮

振替で乗った上越新幹線は混雑していたものの、かろうじて三列席真ん中のB席に座ることができた私。でも、この一連の慌ただしさですっかり眠気が吹き飛んでしまいました (^^;)ゞポリポリ 。このタナボタ的な新幹線移動により、大宮には予定よりも一時間以上も早く到着です バビューン!!-=≡Σ(((⊃゚∀゚)つ。ならば私にはこの時間短縮を受けて、ちょっと立ち寄りたいところが浮上しました σ(゚ー゚*)ドコ?。それは川越線の南古谷(みなみふるや)駅近くにある埼京線・川越線の車両基地、川越車両センターで行なわれている一般公開イベントです (・o・*)ホホゥ。このイベントの入場は14時までと聞いていた私(実際には14時半まででした)、本来は上越線で「カシクル」や「みなかみ号」を撮ってから在来線(上越線・高崎線)だけを乗り継いでいくと大宮が13時13分着となり、そこから川越線に乗り換えて会場へ駆けつけても、入場時間にギリギリ間に合うかどうかと言ったところでした (゚ペ)ウーン…。しかし新幹線に乗れちゃったことで、大宮には12時14分着。これならば入場時間にじゅうぶん間に合います (゚∀゚*)オオッ!。機関車故障が発生した高崎線の不通という不測の事態によるものなのですが、これもひとつの鉄運かなぁ? (^皿^;)シシシ…。

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埼京線と直通運転を行なっている川越線は
大宮駅の地下ホームに発着します。
入ってきたのは埼京線と直通運転をしている
りんかい線の70-000形。
▲東北本線(埼京線) 大宮

川越線は東北本線の大宮から、小江戸の街・川越を経て、八高線との接続駅である高麗川(こまがわ)までの30.6キロを結ぶ、東京近郊の直流電化路線です (・o・*)ホホゥ。路線は大宮~高麗川となっていますが、途中の川越を境に運転系統が完全に分けられており、川越以東では大宮から東京都心へ直結している埼京線やりんかい線(東京臨海高速鉄道)との直通運転を行ない(運転区間は川越~新宿・新木場)、使用される車両は10両編成のE233系や205系、りんかい線の70-000形。いっぽう川越以西では高麗川で接続する八高線の南部(電化区間)と直通運転を行ない(運転区間は川越~八王子)、使用されるのは短い4両編成の209系や205系。その川越線をはじめとした、埼京線、八高線南部の電車が所属するのが、きょう一般公開イベントが開かれている川越車両センターです ( ̄。 ̄)ヘー。

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川越のひとつ手前の駅、南古谷で下車。
ここが川越車両センターの最寄駅です。
▲川越線 南古谷

渋川1112-(上越736M)-高崎1138~1145-(上越新幹線 とき356号)-大宮1214~1237-(川越1185F)-南古谷1255

大宮から20分弱で到着した南古谷、ここから川越車両センターの正門までは徒歩で15分ほどの距離があるので、やっぱり在来線だけで高崎から来たら、入場時間に間に合わなかったかも ε=ε=ε=┌(*・_・)┘テクテク。この頃にはすっかり雨は止んで、雲間からは時おり日差しもさすようになりました。もはや傘は邪魔者です (゚⊿゚)イラネ。ところで、個人的にあまり馴染みが深くなく、拙ブログでの登場回数も少ない、埼京線や川越線。所属車両的に見ても埼京線のE233系や八高線の209系などは、車庫で展示されてもあまり面白味が無いように思えます σ(゚・゚*)ンー。なのに、なぜ私はちょっとムリをしてでもこのイベントに駆けつけたかったのかと言うと、実は川越車両センターでの公開イベントは毎年、他区から貸し出されて展示されるゲスト車両がけっこう充実しているのです (・o・*)ホホゥ。そして今年のラインナップはと言うと・・・ (「゚ー゚)ドレドレ

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南古谷駅から歩いて15分 ε=ε=ε=┌(*・_・)┘テクテク、
目的地の川越車両センターに到着。
(・ω・)ト-チャコ
目立った混雑は無く、スムーズに入場できました。
▲川越線 川越車両センター

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じゃーん!\( ̄^ ̄)/
これが今年の川越車両センターまつりで展示された
車両のラインナップです。
向かって右から順に、
オレンジ帯で青梅・五日市線用のE233系0番台(青462)、
湘南色帯で東海道・東北・高崎線用のE233系3000番台(U227)、
赤帯で京葉線用のE233系5000番台(507)、
黄緑帯で横浜線用のE233系6000番台(H008)、
緑帯で埼京線用のE233系7000番台(125)、
黄色帯で南武線用のE233系8000番台(N22)。
6本のE233系が一同に集められました!
w(゚0゚*)w オォー!!
▲川越線 川越車両センター

なんと、首都圏各所に所属するJR東日本の最新一般形車両、E233系の6色がここに大集結です! (ノ゚ο゚)ノ オオオオォォォォォォ-!!!!!! 搭載している信号保安装置の違いから川越線へ直接入線できない、水色帯で京浜東北線用の1000番台青緑帯で常磐緩行線用の2000番台が不参加なのは少々残念なところではありますが、この6本でもじゅうぶんに見応えがありますし、同形式の色違いはカラフルで楽しい!ヽ(´▽`*)ノ ワ~イ♪ ふだんの撮影対象としてはあまり面白味の無いステンレス車のE233系も、ここまで揃えると壮観です ъ(゚Д゚)グッジョブ!!。そう、私はこの豪華なE233系並びが見たかった。

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別角度から 【◎】]ω・´)パチッ!。。
E233系は2006年の中央線への投入を皮切りに、
首都圏の各路線へ次々に大量投入され、
今では通勤電車の顔として定着するまでになりました。
ちなみに今後の導入予定を含む最終在籍数は3000両を越え、
JRで同一形式の最多両数となる見込みです ( ̄。 ̄)ヘー。

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同一系列の色違い並びと言うと、
かつて国鉄が発行した冊子のようなものに
(たしか国鉄電車が10000両に達した時のものだったかな?)、
当時主力だった各線各色の101系や103系が
電車区で一同に並べられた写真が掲載されていて、
今回のE233系並びにそれを思い出してしまいました。

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E233系並びの横では、
架線作業車の走行実演が行なわれていました (゚∀゚)オッ!。
前頭部に掲げられたパンタが目をひきますが、
架線集電でこのクルマが動くわけではなく、
このパンタは作業前の送電停止後、
架線に残った電気をレールへと逃がす、
アースのような役割を果たすのだとか (´ε` )フーン
マルタイじゃないけれど、
作業車好きのhanamura師匠は喜ぶかな?

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場内の休憩用として車内が開放されていたのは、
特急型車両の185系。
現在は走っていない特急「水上」のマークが
掲げられています。
これもファンサービスのひとつですね (・∀・)イイネ!。

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検修庫内には技術試験・研究開発用の在来線多目的試験車で、
一般の209系から改造された「MUE-Train(ミュートレイン)」
が展示されていました(向かって右。左は埼京線用E233系)。
主にどのような試験が行われているのか、
私ではとても説明できないので、
興味ある方はJRのオフィシャルサイトを・・・m(_ _)m。

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そのほか、埼京線や川越線で過去に掲出された、
記念のヘッドマークなども展示されました。
左下の「ありがとう205系」のマークは、
このブログでも走行シーンを紹介しています。
ちなみに同線の205系は今でも
一本だけ残っているんですけれどね・・・(^^;)ゞポリポリ

川越車両センター公開、その充実したイベント内容・・・というか、E233系並びを大満喫、大満足 (´ー`*)マンゾク♪。新幹線による時間短縮効果のおかげで、じっくりと見学、撮影をすることができました。ああホント、間に合ってヨカッタよ・・・ヨカッタ(*⌒∇⌒*)ヨカッタ。そして公開日を教えてくださったお仲間さんに感謝です <(_ _*)> アリガ㌧。まもなく閉場という案内放送を聞き、私は会場でお土産を買ってから川越車両センターをあとにしました (´w`*)ドツカレサン

南古谷1515-(埼京1512F)-新宿1606

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E233系まつりとなった川越車両センター公開、
そのお土産として私が会場で買って帰ったのは、
メインで展示されていたE233系の電車ケーキ (゚∀゚*)オオッ!! 。
奥は緑帯の埼京線バージョンで、
手前は残念ながら今回のラインナップに不参加だった、
水色帯の京浜東北線バージョンです。

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ちなみに中身は手作り風のパウンドケーキで、
京浜東北線はレモン風味でした。
レモンピールが利いたそのお味は
とても美味しかったです (゚д゚)ウマー!
(埼京線の方は友人にあげたので、味はわかりません)。


徹夜明け、二日酔いと言うボロボロな状態 (lll;›´ω`‹ ) ギボヂワルィ…、さらに渋川の撮影地では冷たい雨が降り続いていたこともあってモチベーションが低く ザアアァァ…:il!:il|(´д`;)!l|il:|;、正直、出撃したことを何度も後悔していました (一ω一;lll) コナキャヨカッタ…。おそらく出かけなければ、この日は二日酔いを理由に一日じゅう家でゴロゴロしていたことでしょう ⊂⌒~⊃。Д。)⊃ タリー。でも結果的には、モチベーションを上げるのに苦労はしたものの、本命の「カシクル」では撃沈リスクの高いギャンブル的な撮影に勝ち (`・∀・´)┘ヨッシャ!、さらに予期せぬ不測の事態(?)で乗らないハズの新幹線に乗って、行けなかったハズの川越車両センター公開に行った・・・(((ノ≧▽≦)ノ233!。体調は万全でなくとも、なんだか不思議と楽しめた一日となりました。いつも以上にグダグダな撮影でしたが、まあ全体的に見れば結果オーライだったのかな? (´ω`)ドーダロネ。

 
  
 
  

☆オマケ☆

今回の「カシクル」を撮影した八木原と渋川の間の田園地帯。私は過去に何度か撮影をしに訪れているのですが、そのなかでもこの場所で「ELの重連」と言うと、とくに忘れられない列車があります (・o・*)ホホゥ。それは今から24年半前、1991年2月24日に上越線で運転された14系客車の「シリウス号」 (゚ー゚*)シリウス?。たしかこの列車はJRの組合関係者によって企画された団体列車だったと思うのですが、その先頭に立つ牽引機はイベント列車と見紛うばかりの豪華さ、まさに「超・スペシャルトレイン」でした  (゚∀゚*)オオッ!。今回のオマケでは、その「シリウス号」の往復を一日かけて撮影した、当時の様子を時系列順ご紹介したいと思います。

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この日のスリーブで一枚目に写っていたのは、
今見るとちょっと懐かしい旧新潟色の115系 (*´ω`*)ナツカシス。
撮影場所は今回の本編でEF64の重連を真横から撮った、
「ELレトロみなかみ号」の撮影ポイント付近です。
▲91.2.24 上越線 渋川-八木原

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撮った本人はまったく覚えていませんでしたが、
こんなカットもありました(゚∀゚*)オオッ!。
雪深い上越国境での激闘を物語るような形相のEF64貨物。
重連仕業に見えますが、後機のパンタは降りています。
ひょっとしたら前機は救援機なのかもしれないですね。

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ここからは本命の「シリウス号」絡みのカットが続きます。
まず上り方から現れたのは、
DD51 895と後ろ向きのEF55 1による重連単機回送(重単)。
EF55はその特徴的な形から「ムーミン」の愛称がつけられています。
(´▽`*)ムーミン♪。
▲91.2.24 上越線 八木原-渋川

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続いて通過したのは、
EF58 61(ロクイチ)とEF58 89(パック)による「ゴハチ重単」。
w(゚0゚*)w オォー!!
ロクイチには特製のヘッドマークが掲げられています。
ムーミンと二機のゴハチというスペシャルロコが
相次いで渋川方向へ下ってゆきました。
いったい何があるのでしょう? σ(゚・゚*)ンー

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さらにそのあと、
D51 498が14系客車7両を従えてやってきました。
しかも平坦な場所なのにこの爆煙!
同じ場所で撮った、同じデゴイチなのに、
今回の本編で紹介した「SLみなかみ号」とは
えらい違いですなぁ・・・(^^;)ゞポリポリ 。

上野と渋川の間で運転が設定された14系の団体列車「シリウス号」、情報通の友人から私が事前に聞いていた情報によるとその牽引機は、上野~高崎が往復ともEF58 61、高崎~渋川の往路(下り)がD51 498、復路(上り)がEF55 1、それぞれ単機での牽引というものでした  (・o・*)ホホゥ。なので、事前に送り込まれた復路の牽引機であるムーミン(EF55)と、デゴイチ(D51)が牽引する14系の本列車は予定通り。しかし驚いたのは、その間にロクイチ+パックのゴハチ重単が通過したこと (゚∇゚;)エッ!?。高崎まで客車を牽いてきて仕事を終えたはずのロクイチが、なぜ上越線を下ってきたのか? しかも情報には無かったパックとの重連で・・・σ(゚・゚*)ンー。友人やまわりの同業者に聞いても、この事態はよく解らないとのこと。ただ、ここに集まった多くの仲間は、このあとにやって来るとてつもない編成を予感していました (°A°;)ゴクリ…。ムーミン、ロクイチ、パックの三機が一同に集結した渋川。そこからの折り返しとなった「シリウス号」の復路で先頭に立っていたのは・・・(*゚0゚)ハッ!!

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渋川発の上り列車となった「シリウス号」の復路、
なんとその先頭にはEF55 1+EF58 89+EF58 61という、
スペシャルロコの共演による三重連が実現!!
w(゚0゚*)w オォー!!
今見てもスゴい編成です・・・(´∀`;)スゴイネ…。
ちなみに先頭の二機、ムーミンとパックは現在、
大宮の鉄道博物館に収蔵されています。
▲91.2.24 上越線 渋川-八木原

なんとも豪華な三重連! (ノ゚ο゚)ノ オオオオォォォォォォ-!!! 撮影後には集まったファンから自然と拍手と歓声が巻き起こり、それに応えるようにならされた汽笛・・・。24年も前のことなのに、鮮明に覚えているほどインパクトの強い列車でした :*:・(*ノ∀`*)カンゲキ・:*:・。。今でも私はここを列車で通り過ぎるたびに車窓から撮影地を眺め、この日の興奮と感動を思い出しています (*´ω`*)ナツカシス。

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ちなみにこの日、
三重連を撮ったあとには小走りで渋川駅へと戻り、
続行の上り電車で高崎へ ε=┌(;゚д゚)┘イソゲ!。
さらに上越新幹線に乗り継いで大宮へ先回りし、
ムーミンを切り離したゴハチ重連の方も撮っています。
【◎】]ω・´)パチッ!。
この行動力、私も若かったなぁ・・・(笑)
▲91.2.24 東北本線 大宮



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