山口01・・・小野田線 クモハ123撮影記 [鉄道旅行記]
10月14日に「鉄道の日*」があることから、各地で車両基地公開や特別なイベント列車が設定され、さらに晴天日が比較的多くて気候的にも過ごしやすい秋は、撮り鉄をするのにベストシーズン (゚∀゚*)オオッ!!。芸術の秋や食欲の秋と並び、まさに「鉄道の秋」と言ってもいいでしょう ヽヾノ・∀・`)イヤイヤ…(*1872年のこの日に日本で初めての鉄道が開業したことに由来する)。ところが私にとって今年の秋は、ちょうど仕事が多忙になるピークと重なってしまい(定年退職で一人減っちゃったしね・・・) アワアワヾ(*д*ヾ三ノ*д*)ノアワアワ、9月末のシルバーウィークも、体育の日の三連休も、あまり遠出をすることができませんでした σ(・ω・`)ウーン…。しかも、忙しい合間を縫って出撃すれば、天気に恵まれないという最近の私(京葉線の189系団臨や前回の「カシクル」」など)(・ε・`)チェ。もう、フラストレーションが溜まりまくりです ε-(≡"≡;*)モヤモヤ…。そんななか、ようやく仕事のピークに先が見えかけたとき、機を見計らってというワケではないのでしょうが、会員登録している飛行機会社からマイレージの有効期限が迫っているという通知が送られてきました メールダヨ(゚_ゝ゚)ノノ(((([\/]。ああ、そう言えば10月末で有効期限が切れちゃうマイルがけっこう残っていたんだけ・・・ σ(゚・゚*)ソーイエバ…。仕事ではちょくちょく飛行機に乗る機会があっても、プライベートの旅ではあまり活用しない私(鉄だからね ^^;)。今夏に北海道の旅をした時も、羽田から稚内までの往路にあたる片道分しかマイルを使いませんでした(復路は鉄道利用で帰京)。告知された10月末で失効してしまう分のマイルは大した数ではありませんが、使わないで消えちゃうのはもったいない (゚ペ)ウーン…。ここは思いきって期限間近の分だけでなく、残ったマイルの大半を使ってどこかへ飛んでしまおうと、急きょ旅の計画を立てることにしました (゚∀゚*)オオッ!!。北海道?九州?久しぶりに四国もいいなぁ・・・などと、ずっと放置していたマイルなのに、いざ旅へ出ようとするといろいろなところが思い浮かんで迷っちゃいます σ(・∀・*)ドコイク?。でも、やはり私は鉄ちゃんなので、その旅先では何かしらの乗り鉄、もしくは撮り鉄的な要素が欲しいところ σ(゚・゚*)ンー…。そこで選んだ旅先は、本州の最西端に位置する山陰と山陽の二つの顔を持つ県で、私にとってはかなり久しぶりの訪問となる、山口県に決めました m9(`・ω・´)ケテイ!!。山口とはまたシブい・・・と思われるかも知れませんが c(゚.゚*)ヤマグチ?、この地で私の目的とする路線、列車とはいったい何なのか? そして最近は晴れ運が下降気味の私に、お天道様は微笑んでくれるのか? 飛行機で行く秋の山口、撮り鉄旅のスタートです! (/*´∀`)o レッツラゴー♪
(例のごとく今回も長めの記事となっていますので、時間のあるときにゆっくりとお読みいただくか、本文をすっ飛ばして写真とキャプションで流れを掴んでいただけたらと思いますm(_ _)m)
10月24日(土)
目的地を山口に決めた秋の遠征、
まず羽田から向かうのは山口県南部にある山口宇部空港。
飛行機の種類はよー解りませんが、こんな飛行機に乗りますた。
⊂ニニニ(^ω^)ニニ⊃ ブーン
▲15.10.24 羽田空港
今旅の目的地である山口県へ飛行機で行くには、県内東部・岩国市の岩国錦帯橋空港(岩国飛行場)、西部・宇部市の山口宇部空港、そして近接県にある島根県益田市の萩・石見空港、福岡県北九州市の北九州空港などを利用するのがポピュラーなところではないでしょうか (・o・*)ホホゥ。そのなかで私が今回選んだ便の行き先は、山口宇部空港 σ(゚ー゚)ウベ?。山口には何度か訪れたことがある私ですが、過去はすべて鉄道でのアクセスだったので、この空港を利用するのは初めてです (=゚ω゚)ノ オハツ!。ちなみに新幹線で東京から山口県主要部の新山口まで行くと、最速の「のぞみ」でも四時間以上かかりますが、飛行機だと羽田~宇部はわずかに一時間半の飛行時間。やっぱり飛行機は速いねぇ・・・ ⊂ニニニ(^ω^)ニニ⊃ ブーン。今回、出発日ギリギリの数日前にマイル枠で搭乗予約を検索したところ \_ヘヘ(- ̄*)カタカタ、羽田発の宇部行きは7時半の朝イチ便がすでに満席だったため、仕方なく私は10時半の二便目に搭乗 (・ε・`)シャーナイネ。それでもお昼の12時過ぎには宇部へと着くことができます。ホントは第一便に乗って現地での時間を少しでも有効に使いたかったところなのですが、仕事疲れが溜まっていたことを考えると、むしろ家をゆっくりと出られたぶん、第二便でヨカッタのかも (´ω`)ソウネ。列車では車窓を眺めていて眠ることが少ない私ですが、飛行機ではいつも爆睡 ZZZzz…(_ _*)。山口までの空旅はあっという間でした (*゚ロ゚)ハッ!!。
東京・羽田1020-(ANA693)-山口宇部1205
山口宇部空港の到着ロビーでは、
下関の名物、ふく(フグ)がお出迎え ∈( ゜◎ ゜)∋。
そろそろ旬の季節ですねぃ。。。(゚¬゚)ジュルリ
初めて降り立った山口宇部空港。
立地している宇部市の他、山口市や下関市へのアクセスもよい、
山口県西部の空の玄関口です (・o・*)ホホゥ。
モロにド逆光の写真ですが、天気は上々のよう。
(´▽`*)イイテンキ~♪
▲15.10.24 山口宇部空港
さて、大都市ではなく比較的小さな地方空港から近隣都市へのアクセス方法はと言うと、仙台の空港アクセス線や宮崎の宮崎空港線のように、空港のターミナルビルへ鉄道路線が直結している例は稀で、たいていの場合は連絡バスが主な移動手段 (゚ー゚)バス…。この山口宇部空港からも、宇部や山口、下関の市内とを結ぶ連絡バスが発着し、東京からの到着便に合わせるような運行ダイヤが組まれています (・o・*)ホホゥ。しかし私はバスに乗らず、空港の到着ロビーを出ると徒歩で移動を開始 ( ̄△ ̄;)エ?。実は山口宇部空港のすぐ北側には、宇部線というローカル線が走っていて、空港に直結こそしていないものの徒歩で数分程度のところに駅があるのです (゚∀゚*)オオッ!。私の計画ではバスで市内へ向かうよりも、この宇部線に乗った方が効率いい・・・ハズでした (゚ー゚)ハズ?。
空港ロビーを出て空港利用者の駐車場脇を抜け、
県道を横断すると、すぐに宇部線の線路に突き当たり、
左手には駅が見えてきました (゚∀゚)オッ!。
空港のターミナルビルから北へ600メートル、
徒歩10分弱のところにある、宇部線の草江駅。
一面一線の単式ホームに簡易的な待合室があるだけの
小さな無人駅です。
▲15.10.24 宇部線 草江
空港から歩くこと8分ほどで着いたのは ε=ε=ε=┌(*・_・)┘テクテク、山口宇部空港前駅・・・ではなく、草江(くさえ)という名の小さな無人駅。空港へ便利な立地にあるものの、とくに空港連絡駅であるような注釈は見られず σ(゚・゚*)ンー…、そして少なくとも先ほど着いた東京からの便でこの駅を利用するのは、私だけみたいです (・ω・)ボツン。空港連絡バスのように飛行機の到着に合わせたダイヤが組まれているワケではなく、一時間~一時間半に一本程度とけっして運転本数の多くない宇部線ですが、次の宇部新川行き下り列車は私が駅に到着してから15分後の12時42分発と、なかなか接続がよろしい (゚∀゚)オッ!。ただ、列車は定刻よりも3分ほど遅れて草江駅に入ってきました。その理由とは・・・(=゚ω゚=;)ンン!?。
草江駅に入ってきた宇部線の宇部新川行き。
二両編成の105系だと思いきや、
単行の123系でした (゚∀゚)オッ!。
▲15.10.24 宇部線 草江
私はてっきり同線の主力車両である、二両編成で三扉車の105系がやって来るものだと思っていましたが、現れたのは単行(一両)で変則的な二扉車(後述)の123系でした (゚o゚*)オッ!。それを見て、日中の宇部線は一両でもまかないきれる程の少ない輸送量なんだ・・・σ(゚・゚*)ンー…と思いきや、なんと車内は下校時の学生などで超満員! ∑(`□´;ノ)ノ ナニーッ!! まるでラッシュ時の山手線並みの激混みです [iiiiiiiiiiiii]ギュウギュウ (´д`;)人大杉…。しかも、山手線ならば片側に両開きの扉が四つあるので乗降もスムーズですが、この123系には車両の両端に片開きの一枚扉が二カ所あるだけ。整理券方式のワンマン列車ということもあり、車内の奥に入っている人が駅で降りようとすると、かなりの時間を要します。 ハイハイ…(((((((( ・ω・)⊃ オリマツヨ…。そして降車客がなんとか済んだところで乗車開始 ε=(;゚д゚)ノ ノリマツ!。どうにか私は乗り込んだものの、これでは大型キャリーバックを持った空港利用者などはとても乗ることができず、たしかに空港アクセス路線としての役目はキビシいものがありますね・・・ "o(-"-;*) ウゥム…。列車の遅延はこの乗降にかかる時間が招いたもので、その後も駅へ着くたびに遅れは増してゆき、終着の宇部新川には7分遅れで到着。たかが7分、されど7分 (゚ー゚;)ナナフン…。この程度の遅れでも、私にとっては致命傷になりかねない誤算でした ( ̄△ ̄;)エ…。
宇部線の主要駅である宇部新川。
同駅には宇部線のほかに、
隣駅の居能(いのう)から分岐する、
小野田線の列車も発着します (・o・*)ホホゥ。
右は宇部行きの宇部線で105系。
そして左が小野田行きの小野田線で123系。
▲15.10.24 宇部線 宇部新川
非鉄の方にはちょっとややこしいと思われる
宇部線と小野田線の位置関係 σ(゚・゚*)ンー…。
地図で示すとこのような形になります。
赤が宇部線(新山口~宇部新川~宇部)、
紫が小野田線(宇部新川・居能~小野田、雀田~長門本山)、
そして青が山陽本線です。
実は、いきなりのターゲット登場で面を食らってしまったのですが Σ(・ω・ノ)ノ ヌヲッ!、山口旅の初日であるこの日の狙いは何を隠そう、新山口と宇部の間を宇部新川経由で結ぶ宇部線と、宇部線の居能(いのう)から分岐して雀田経由で小野田までを結ぶ小野田線(上の地図を参照)、その両線で使われている単行電車の123系。そう、まさに今乗ってきたこの形の電車こそが、私のターゲットだったのです (゚∀゚)アヒャ☆。そして事前にざっくりと調べてきたところによると \_ヘヘ(- ̄*)ドレドレ、日中の宇部線は123系ではなく105系が主に使われているらしく、123系を確実に捕らえるのならば小野田線の方へ向かうべき・・・と判断 (・∀・*)ナルヘソ!。ところが草江で現れた宇部線は、なんとターゲットの123系だったわけで・・・w( ̄▽ ̄;)wワオッ!!。まあ、そのこと自体は単なる私の下調べ不足による予想外に過ぎません (^^;)ゞポリポリ。でも問題はこの先。私が草江から乗った宇部線1843M列車は、定時だと終点の宇部新川へ12時51分に着き、わずか2分の接続で12時53分同駅始発の宇部線宇部行き1431M列車に乗り継ぐことができます。いっぽう、お目当ての123系が使われていて、撮影のターゲットとなる小野田線の小野田行き1231M列車は、宇部新川を13時11分発。両線とも定時運行ならば、宇部行き1431Mと小野田行き1231Mの間には18分の余裕があることになり、私はこの時間を利用して宇部線と小野田線の両列車が共用で通る宇部新川のひとつ先、居能へ宇部線1431Mで先回りし、そこから徒歩15分程度(小走りなら10分くらい?)と見込んでいた沿線の撮影ポイントで、後続の小野田線1231Mを迎え撃つ計画でした (・o・*)ホホゥ(説明がややこしくてスミマセン。いちおう列車ごとに色分けしてみましたが、よく解らないようでしたらすっ飛ばしてくださいね ^^;)。ところが実際は件の混雑により、草江から乗った1843Mは7分の遅延で宇部新川に到着 (´д`;)アウ…。接続する宇部行きの1431Mは同じホームの反対側で発車待ちをしていましたが、こちらの列車もすでにこの時点で定刻よりも5分の遅れ。しかし後続の小野田線1231Mの方は1843Mからの接続時間に余裕があることから、遅れること無く定時に発車するでしょう。つまり、宇部行きと小野田行きの間にあった18分間の余裕は、宇部線のみの遅れにより12~3分に短縮・・・これでは小野田線の通過前に駅から徒歩15分、小走り10分の撮影地へたどり着けるかどうか、微妙なところです。地図を見て近そうだとはいえ、初めて行く撮影地は意外なところで道に迷うかもしれないし・・・ (゚ペ)ウーン…。小野田線の運転本数が多ければ一本くらい撮り逃しても構わないのですが、計画だと撮影地での滞在時間内に撮れるのは1231Mを含めてもわずか三本のみ。できれば貴重な一本を逃したくはありません σ(・ω・`)ウーン…。さてどうするか、ここで私が下した判断は・・・宇部行き1431Mに乗り継がず、急いで駅の改札を出ます ε=┌(;゚д゚)┘イソゲッ!。宇部新川は宇部市の中心に位置する駅で、駅前には数台のタクシーが待機していました (=゚ω゚)ノ ヘイ!タクシー!。そう、ここから撮影地へ一気にタクシーで向かっちゃおうというワケ (´∀`;)ナルヘソ…。ケチな私にとっては奥の手とも言えるタクシー利用ですが、スマホの地図アプリによると宇部新川の駅から目的の撮影地まで、順調に行けばクルマで7~8分程度とのこと (゚∀゚)オッ!。これならばなんとか、小野田線の列車に間に合いそうです ε-(´o`;)ホッ。
草江1241-(宇部1843M)-宇部新川1251
宇部市の中心市街地にある宇部新川。
大正三年に宇部軽便鉄道の駅として開業した同駅は、
かつて宇部を名乗っていた時代もある、
歴史の深い駅です (・o・*)ホホゥ。
▲15.10.24 宇部線 宇部新川
スマホの地図アプリによると
目的の撮影地までは3.4キロで、
宇部新川からクルマだと7~8分。
小野田線にはなんとか間に合いそうですね。
ε-(´o`;)ホッ
運ちゃんには「厚東(ことう)川に架かる小野田線の鉄橋、このあたりに行きたい・・・(*゚ー゚)σ ココイキタイ!」と言ってスマホの地図を見せると、すぐに了解 (-ω-ゞ ラジャ。タクシー代はちょっともったいないけれど、距離でざっと見積もった料金は1000円そこそこだと思われ、このくらいの出費で確実に小野田線を撮れるのならば、無駄ではないでしょう (´ω`)マァネ。
しばらくクルマを走らせると、
宇部市内を流れる厚東(ことう)川を渡ります。
中央に見えるのが川に架かる小野田線の橋。
・・・って、あれ?(・・?)アリ?。
運ちゃんへ伝えたように、私が目指す撮影地は宇部市内を流れる厚東川という河川に架かる、小野田線の厚東川橋梁 (・o・*)ホホゥ。運ちゃんには鉄橋と言ったけれど、実際はコンクリート橋です ( ´_ゝ`)コマケェナ。私が指示したのはそのコンクリ橋のたもとで、時間的に宇部新川からの移動距離が極力少なくて済む、川を渡る手前の東岸でした (´ε`)フーン(当初の計画で居能から歩いてきた場合でも、橋の東側に来るつもりだった)。ところが、いつの間にかクルマは川を渡っているじゃありませんか! (゚∇゚;)エッ!? え?どゆこと?ちゃんと目的地が伝わっているのか!? ヾ(´o`;)モ、モシモシ? どうやら運ちゃんは、小野田線の橋のたもとということだけで行き先を判断し、殺伐とした工場地帯の東側ではなく、住宅の多い西側へと向かってしまったらしい σ(・∀・*)チガウノ?。スマホの地図まで見せたのになぁ・・・(^^;)ゞポリポリ。でも実をいうと、次の列車の運転方向、そして午後の光線具合を考えたら、東岸よりも西岸の方がベストなんです (゚∀゚)アヒャ☆。時間的には間に合いそうだし、これは怪我の功名? 棚からボタモチ? いずれにせよ結果オーライだったかも ъ(゚Д゚)グッジョブ!!。結局、料金は1300円になっちゃったけれど、私は橋の西側でタクシーを降りました (・ω・)トーチャコ。列車の通過10分前、さっそくカメラのセッティングに取りかかります。
厚東川に架かる小野田線のコンクリート橋
(厚東川橋梁)。
予定していた東側ではなく、
西側のたもとへとやってきました。
でも、結果オーライ!(*`д´)=b OK牧場!
ちょっと慌ただしい撮影地入りとなりましたが、ようやく落ち着いて空を見上げれば、この日の宇部は雲ひとつ無い、まさにドッピーカンの秋晴れ キモチ(・∀・)イイ!。私は自称・晴れ男だったハズなのに、こんな気持ちの良い条件で撮影できるのは久しぶりのような気がします(って言っている時点で、もう晴れ男ぢゃないよね ^^;)。そんな真っ青な空のもと、やがて全長350メートルもある長~いコンクリート橋の向こうから、小さな黄色い単行電車の姿が見えてきました (゚∀゚)オッ!。やはり小野田線1231Mは定時運行です。
厚東川に架かる立派な橋をのんびりと渡り行く
小野田線のクモハ123。
真っ青な空を背にした真っ黄色の電車が
鮮やかに映えます。
▲15.10.24 小野田線 居能-妻崎
小野田線のクモハ123が撮れました~!ヽ(´▽`*)ノ ワ~イ♪
前パンを高々とかざし、床下機器がゴッチャリと詰まった単行電車のクモハ123、う~んこの重厚感がたまらん! (*゚∀゚)=3ハァハァ!。しかも個人的に撮りたいと思っていた、独特な窓配置の元・阪和支線タイプ(クモハ123-6)がやって来てくれたのは、さらに嬉しい!(´¬`)ラキー♪ 絵的に見ても、長くて立派なコンクリ橋にちんまりとした単行電車というミスマッチな組み合わせが、なかなか面白いじゃないですか (・∀・)イイネ!。ああ、これこれ、私はこれが撮りたかったのよ・・・。゜+.(o´∀`o)カコイイ!゜+.゜。って、いったい何をそんなに興奮しているのかと言うと、ここであらためて今回のターゲットである123系電車こと、クモハ123を紹介いたしましょう σ(゚ー゚)クモハ?。
クモハ123は国鉄時代の末期に、手荷物・郵便輸送の廃止や縮小に伴って余剰となった荷物用電車クモニ143やクモユニ147などに旅客化改造を施し、利用者の少ないローカル線や支線などへ投入された単行型電車。元・荷物電車の同形式は車両の両端に運転台があり、一両単位で使用できるのが最大の特徴です(客室内はオールロングシート) (・o・*)ホホゥ。最盛期には国鉄からの継承車とその後に加わった改造車が、JR東日本の中央本線・辰野支線、JR東海の身延線南部、そしてJR西日本の可部線、阪和線・羽衣支線などで、合計13両が活躍していました ( ̄。 ̄)ヘー。しかし、種車(荷物電車)時代から長年使われ続けてきたことによる車両の老朽化、さらには単行であってもエネルギーコストが新型電車の数両編成分よりも高いということから、2007年までにJR東海に所属する全車が、一昨年の2013年にはJR東日本に唯一所属していた一両(「ミニエコー」ね)が、それぞれ引退 (´・ω・`)ショボーン。そして残るJR西日本の所属車も、当初投入された可部線や阪和支線から撤退・・・ヾ(´д`;)アア…。
乗り鉄をメインにしていた頃、
一度だけ撮影機会のあった
阪和線・羽衣支線時代のクモハ123。
当時はスカイブルーに塗られ、
103系と併結して使用されていました。
▲93.8 阪和線(羽衣支線) 東羽衣
しかし、ここですんなりとお払い箱とならないのが、JR西日本のセコ・・・いや、「モノを大切にする精神」(゚∀゚)アヒャ☆。まずは可部線で使用されていた3両が宇部・小野田線に転属 イドウ...(((o*・ω・)o。そして阪和線用の2両は宇野線での活躍を経て、さらに宇部・小野田線へと転属 イドウ...(((o*・ω・)o。その結果、JR西日本車は一両も廃車されることなく、5両すべてがこの宇部・小野田線(下関総合車両所運用検修センター)に集約したのです (゚∀゚*)オオッ!!。ただ、旧型電車好きの方からしてみると同地区に転属してきたクモハ123は、最後まで小野田線を走っていた旧型国電の生き残りである、クモハ42を置き換えたという憎きイメージがあるかも知れませんね (#`皿´)キライダ!。でも、今となってはこのクモハ123も貴重な存在になりつつあるように思います ソウ…(´ω`)ネェ…。今のところ残った同車に対する引退や置き換えと言った話は出ていませんが、こういう決して両数の多くない異端車は撮れるときに撮っておきたいもの。個人的に機会があれば一度じっくりと記録に訪れたいと思っていたのが、この宇部・小野田線のクモハ123だったのです ( ´_ゝ`)フーン。
荷物車クモニ143を改造したクモハ123。
極端に窓の少ない独特なスタイルに、
種車の面影を感じさせます。
▲15.10.24 小野田線 居能-妻崎
日中は一編成が宇部新川と小野田の間を単純にピストン運転するだけの小野田線 イッタリ(゚д゚≡゚д゚)キタリ。次に狙うのは、今の列車が小野田で折り返して来る宇部新川行きの上り列車(1232M)で、約一時間後の通過です ( ̄  ̄;)イチジカン…。その待ち時間の間に今度は橋を渡った対岸、当初撮る予定だった橋の東側へと行ってみましょう アッチヘ...((((o* ̄-)o。運転本数が少なく、列車に乗って別の駅間へと移動する余裕はないので、徒歩鉄としてはこのくらいで絵に変化をつけるしかありません (・ε・`)シャーナイネ。
待ち時間の間に対岸へと移動。
時間的には20分ほどで到着です。
ε=ε=ε=┌(*・_・)┘テクテク。
こちらの方が岸のすれすれまで水が流れています。
小野田線の橋よりも600メートルほど上流に架かる厚東大橋を渡り ε=ε=ε=┌(*・_・)┘テクテク、先ほど撮影したポイントのちょうど対岸に位置する場所へとやってきました。光線状態はバリ順だった西側の方がいいのですが、東側では岸の近くまで川の水が流れており、先ほどとはまた違った絵が撮れそうです (゚∀゚)オッ!。ちなみに前述したとおり、今のところ引退するという話は無く、とくに大きなネタでもない小野田線のクモハ123。言ってしまえば、ここを同車が走るのは珍しくも何ともない日常的なものなので、当然ながら同業者は誰もいません (・ω・)ボツン。ひとりで岸に腰掛けて川面を眺めていると、時間がゆっくりと流れているように感じます (´ー`)マターリ。
晴天ですが風が強かったこの日、
波打つ川面の上を悠々と進むクモハ123。
秋吉台北部の桂木山に発し、宇部で周防灘へと注ぐ厚東川。
この付近は河口が近く、川幅も広い。
▲15.10.24 小野田線 妻崎-居能
ズームリングを広角側に回してもう一枚。
【◎】]ω・´)パチッ!
JR西日本が進める塗装費削減計画の単色化によって、
近年に黄色一色となったクモハ123。
個人的にこの色は同車によく似合っていると思います。
今はなき東日本の同形式には「ミニエコー」、
東海の方には「富士ポニー」の愛称がありましたが、
この黄色いコにも何か愛称を付けたくなりますね。
お!コッチもなかなか悪くないじゃん (・∀・)イイジャン!。川幅が広いこのあたりの厚東川とそれを跨ぐ長い鉄道橋を表すには、こちらの方が雄大に感じられるかも知れません。同じ川のほぼ同じ位置なのに、東岸と西岸でこうも表情が変わるものなのか・・・( ̄。 ̄)ホォー。そして列車の顔(正面)に日は当たらないけれど、サイド光(半逆光)の雰囲気もまた良しだと思います。゜+.(o´∀`o)カコイイ!゜+.゜。。
さて、行程的に残された時間で撮れる小野田線の列車は、あと一本。次はまた一時間半後に宇部新川から戻ってくる、下りの小野田行き(1233M)です ( ̄  ̄;)イチジカンハン…。ここでは上下の列車を約一時間~一時間半の間隔で効率よく(?)撮っているように見えますが、これを方向別のダイヤで考えると、日中は二時間~三時間に一本の運転間隔 ( ̄  ̄;)サンジカン…。そして小野田線には途中の雀田から長門本山へ分岐する支線もあり(先出の地図を参照)、これがまた一日にわずか三往復のみの運転と言う極端に少ない本数で w( ̄▽ ̄;)wワオッ!!、JRの全線完乗を目指していた頃には、この小野田線を潰すのに苦労させられた覚えがあります (。-`ω´-)ンー。ちなみに私が宇部線や小野田線を訪れるのは、その乗り潰しのときの96年以来、今回は19年ぶりのこと。
19年前に乗り潰し目的で訪れたときの小野田線。
この頃の本山支線にはまだ、旧型国電最後の生き残りである
クモハ42形が現役で活躍していました。
(*´ω`*)ナツカシス。
同車は今回の私が撮影のターゲットにしている
クモハ123に置き換えられ、2003年に惜しまれつつ引退。
▲96.12 小野田線(本山支線) 長門本山
閑話休題、撮影の方に話を戻しましょう。ここまでのクモハ123は、一本目が西岸南側のバリ順、二本目が東岸南側の半逆光の立ち位置で撮影してきました【◎】]ω・´)パチッ!。では次の三本目はどうするかと言うと σ(゚・゚*)ンー…、今度は西岸の北側から狙ってみたいと思います コッチ...((((o* ̄-)o。同じ橋のまわりをぐるぐる、ウロウロ・・・。でも、大きく場所を移動できない徒歩鉄としては、このくらいで絵に変化をつけるしかありません (・ε・`)シャーナイネ(二度目の同じ言い訳 ^^;)。しかし、東岸南側がバリ順なのですから、その真逆の西岸北側はド逆光となり、ふつうに撮れば列車の姿は黒く潰れてしまいます (゚ペ)ウーン…。撮影条件としては良く無さそうですが、実はそれが狙い ( ̄△ ̄;)エ?。ラストの一本はこのような感じで撮ってみました。
傾きかけた西日が、
大河を渡りゆく単行電車の姿を
クッキリと浮かび上がらせました。
そのシルエットはまさに荷物電車時代そのものです。
▲15.10.24 小野田線 妻崎-居能(後追い)
クモハ123のシルエットが撮れました~!ヽ(´▽`*)ノ ワ~イ♪
一本目と二本目のカットで車両の特徴がよく解るように撮れていたので、記録としてはそれでじゅうぶん。そこで三本目はクモハ123の種車である荷物電車時代の姿に思いを馳せて、少し遊び心のある絵を狙ってみました (^_[◎]oパチリ。被写体が真っ黒に潰れて何がなんだかよく解らないかも知れませんが ( ̄  ̄;)マックロクロスケ、ひとつのハコにパンタがのっかったシルエット・・・それで単行電車だということが解れば、個人的にはOK牧場 (*`д´)=b OK牧場!。ホントはシルエットを狙うのなら、このあとさらに一時間後に通過する1234M(居能16時39分着)や、一時間半後の1235M(同17時02分発)のほうが、いい色の夕空になりそうではありますが、私は時間的にここでタイムリミット ( ̄0 ̄*)シューリョー。それでも、三本の列車をいろいろな角度から撮る事ができて(単に橋の周りを回っただけだけれどね ^^;)、満足のいく成果を残すことができました ヨカッタ♪(*⌒∇⌒*)ヨカッタ♪。これで小野田線のクモハ123撮影は終了です (´w`*)ドツカレサン。来るときは列車が遅れたために宇部新川からタクシーを使っちゃいましたが、帰りはもちろん徒歩で最寄駅の居能に向かいます ε=ε=ε=┌(*・_・)┘テクテク。実際に歩いてみるとかかった時間は、最後に撮った東岸のポイントから駅まで10分ちょっと。これだったら接続が遅れた宇部線に乗って居能から歩いても、一本目の小野田線には間に合ったかな?
撮影地となった厚東川橋梁から
居能駅までは、歩いて10分ほどでした。
ε=ε=ε=┌(*・_・)┘テクテク。
西日に照らされたラッチ(改札)の影が長く伸びていますが、
ここは駅員のいない無人駅です。
▲15.10.24 宇部線 居能
居能は先述したように、宇部線と小野田線の分岐駅。
これは駅の北側にある踏切から臨んだ両線の分岐点で、
ポイントの左へ進むと小野田線の小野田方向、
右へ進むと宇部線の宇部方向です。
▲15.10.24 宇部線 居能付近
上写真を撮った同じ踏切から反対を振り返ると、
そこにあるのが居能駅。
このあたりは宇部興産関連の工場が多く建ち並ぶ地帯で
駅の向こうに見える工場の高い煙突や、
使われなくなった引き込み線や留置線跡など、
どことなく雰囲気が鶴見線(川崎・横浜)の安善駅っぽい。
そういえば鶴見線もかつては黄色い電車(101・103系)が走っていたり、
支線に近年まで単行旧型電車のクモハ12が使われていたりして、
小野田線との共通点が多いように思います。
σ(゚・゚*)タシカニ…
▲15.10.24 宇部線 居能付近
居能から乗るのは宇部線の新山口ゆき。
今度は二連の105系でした。
▲15.10.24 宇部線 居能
撮影を終えて居能から乗ったのは、宇部線の上り新山口ゆき。結局、今回は撮影こそしたものの、時間的な都合で小野田線自体に乗ることはありませんでした。できれば本山支線の終点で周防灘に面した駅、長門本山なども再訪したかったところですが、それはまた次の機会に見送りましょう (=゚ω゚)ノ マタネ!。事前に立ててきた旅程だとこのあとは、いま乗っている宇部線の列車で終点の新山口へと向かう・・・ハズでした (゚ー゚)ハズ?。しかし列車が居能の次駅で、先ほど一度下車した宇部新川に到着すると私の目に留ったのは、ホーム脇の側線に留置されている一両のクモハ123。私はそれを見て撮りたくなり、再び宇部新川で乗っていた列車を降りてしまいました ε=┌(;゚д゚)┘オリルッ!。クモハ123は厚東川の橋で撮ったから、もういいじゃないかって? ヽ(´∀`;)モウ、イイジャン。 いやいや、この宇部新川に留置されていたクモハ123はちょっと違うんです (=゚ω゚=;)ンン!?
宇部新川の側線に留置されていたクモハ123-2。
先ほどの厚東川で撮ったクモハ123と同じ形式ですが、
よく見ると側窓や扉の配置が違います (゚∀゚)オッ!。
▲15.10.24 宇部線 宇部新川
参考までに、先ほどの厚東川で撮った写真を再掲。
こちらは小野田線を往復していたクモハ123-6。
よく見ると、先ほどのクモハ123とは側窓や側扉の配置が異なります (゚∀゚*)オオッ!。そう、前述したように現在は全5両が宇部・小野田線用に集約されているクモハ123ですが、元々は可部線用と阪和支線用の二種類があり v(゚ー゚)フタツ、いま宇部新川の側線に留置されている片開き一枚扉のタイプが元・可部線用でクモハ123-2・3・4の3両。そして先ほど厚東川の撮影地で撮った両開き二枚扉のタイプが元・阪和支線用のクモハ123-5・6の2両です ( ̄。 ̄)ヘー。どちらかというと個人的には、種車となった荷物車・クモニ143の面影を色濃く残している後者タイプが撮りたかったので、今日の小野田線は当たりでした (´¬`)ラキー♪。ちなみに草江駅から乗った激混みの電車は前者の片開き扉タイプ。これじゃあ乗り降りに時間がかかるよね・・・(´~`;)タシカニ…。私はこの二種の違いをブログの記事で説明したいというだけで、宇部新川で降りてしまったのでした (´∀`;)ブロガー魂?。
居能1602-(宇部1848M)-宇部新川1606
途中下車してしまった宇部新川から
再び宇部線に・・・って、
あれ? 乗るのは居能方向へ戻る、
下り列車の宇部行き!? (゚ー゚?)アリ?
▲15.10.24 宇部線 宇部新川
では、あらためて新山口へ向かうのに、一時間後となる次の上り列車を待つのかと言うと、そうではありません。今度私が乗るのは逆方向の下り列車、宇部行き ( ̄△ ̄;)エ?。なんだか行ったり来たりしていてややこしいのですが、再び前出の地図を参照していただくと解るように、宇部新川から新山口へ行くには海沿いを走る宇部線ルート(降りてしまった新山口ゆきの上り電車が通る経路)の他に、宇部線の下り列車と山陽本線の上り列車を宇部で乗り継ぐ、内陸ルートという方法もあるのです ( ̄。 ̄)ヘー。さらにちょっと面白いのが、たとえ先ほどの新山口ゆき(1848M)を下車せずに乗り続けていたとしても、そしてこれから宇部線(1849M)と山陽線(3382M)を乗り継いで向かったとしても、新山口の到着時刻はともに17時ちょうどで、驚くことにぴったり同時刻 w( ̄▽ ̄;)wワオッ!!。なんだかこれは鉄道推理小説のトリックに使えそうなお話ですよね(笑)。というワケで宇部線の新山口ゆきを降りちゃった私は、宇部新川から宇部に出て、山陽線経由の内陸ルートで新山口へ (*・o・)ノ Go!。ただ、ホントのところは、個人的に山陽線よりも乗る機会が少ない、宇部線ルートで向かいたかったんですけれどね・・・(^^;)ゞポリポリ。
宇部線と山陽本線の接続駅、宇部。
乗ってきた宇部線は南端の0番線ホームに着きました。
0番線って響きが、なんだか特別でいいやね。
▲15.10.24 山陽本線 宇部
宇部で山陽線に乗り換え ε=┌(;゚д゚)┘ノリカエ!。
わずか5分の接続でホームに入ってきたのは、
岩国ゆきの普通列車で、
転換クロスシートが装備された115系でした。
師匠、懐かしいですか?
▲15.10.24 山陽本線 宇部
新山口は山陽本線、宇部線の他に、山口線、そして山陽新幹線も乗り入れる交通の要衝で、鉄道における山口県の玄関口です (・o・*)ホホゥ。では、無事に小野田線のクモハ123を撮影し終えた私は、ここから上りの新幹線「のぞみ」で一気に東京へと帰る (*゚ー゚)ノ ンジャッ!・・・のではなく、せっかく山口までやってきたのですから、もちろん日帰りではもったいない (´∀`;)ダヨネ。これから今日の宿泊地へと向かいます。そこでさらに新山口で乗り継いだのはこの列車 ε=┌(;゚д゚)┘ノリカエ!。
新山口から乗るのは、
山口線の特急「スーパーおき6号」米子ゆき。
ディーゼル(気動車)のキハ187系が使われています。
(´▽`*)キハキハ~♪
▲15.10.24 山陽本線 新山口
新山口から山口線を経由して、山陰本線の米子、鳥取までを結ぶ、特急「スーパーおき」(゚∀゚)オッ!。私にとって久しぶりとなる在来線特急への乗車、そして同列車に使用されているキハ187系に乗るのはこれが初めてです (*゚v゚*)ワクワク♪。しかも嬉しいことに、運転席背後から前面展望が楽しめる、自由席の最前列をゲット! (σ゚∀゚)σゲッツ!! 17時12分という発車時刻も相まって、まさに絶好の「飲み鉄」条件が揃いました ヽ(´¬`*)ノ ワ~イ !!。ところが、なんと、なんと、新山口の在来線のホームには・・・駅弁屋が見当たらないー!Σ(゚□゚*)ナニーッ!! コンコースに上がっても見当たらないー!Σ(゚□゚*)ナニーッ!! 時間的に入場券を買って新幹線ホームまで行っている時間はないー!Σ(゚□゚*)ナニーッ!! 「スーパーおき」に車内販売員は乗ってないー!Σ(゚□゚*)ナニーッ!! 駅弁が手に入らないのよ・・・orz。落ち着いて改札の駅員さんに尋ねてみたところ、新山口の駅弁は最近になって廃止されてしまったとのこと・・・ ・゚・(ノД`;)・゚・オロロ~ン(涙) 。そして構内にある唯一の売店は、駅弁屋でなければキオスクでもなく、コンビニ大手のナナコさん(セ◯ンイレブンね) ( ̄△ ̄;)エ…。まあ、ここで缶ビールは買えるけれど、お供がコンビニ弁当というのはちょっと侘しいよね・・・(・ω・`)ウーン…。発車時刻の三分前、私は仕方なく缶ビールと乾きものを手に、キープしていた座席へと戻りました (´д`;)トホホ。「スーパーおき」の前面展望を眺めながら、新山口の駅弁で飲み鉄というのを、計画段階から楽しみにしていたのに・・・う~ん、残念 (´・ω・`)ショボーン。
わずか二両という短い編成の特急「スーパーおき」。
下り列車(益田方面ゆき)は2号車の自由席が先頭となります。
運転室かぶり付きの最前列席をゲット! (σ゚∀゚)σゲッツ!!
・・・というより、列車自体がけっこう空いていました。
でも・・・
せっかく飲み鉄ができる環境が揃ったのに、
肝心の駅弁が新山口にはありませんでした。
オロロ~ン ・゚・(ノД`;)・゚・。
仕方なくビールのお供は乾きものでガマンです。
ちなみにこの「焼きほたて貝ひも」というオツマミ、
製造元の所在地は上石神井(ウチの近所)だってさ。
(´・ω・`)ショボーン。
駅弁ショックを抱えた私を乗せて、特急「スーパーおき」は定刻に新山口を発車 (・ω・`)エキベン…。それにしても「スーパーおき」とは、なんだか掴みどころのない愛称名に感じるかも知れませんが σ(゚ー゚*)オキ?、「おき」は島根県の日本海に浮かぶ隠岐島(おきのしま)に由来し、山陰本線高速化事業の一環として新型の特急形気動車・キハ187系が投入された際に、速達性をイメージする「スーパー」を冠したものです (´ω`)ナルヘソ。
新山口から四つ目の大歳(おおとし)では、
C57 1が牽引するSL列車、「やまぐち号」と交換。
(゚∀゚*)オオッ!!
ビールを片手に前面展望でこの交換風景が味わえるなんて、
贅沢だなぁ (´▽`*)ポッポ~♪。
▲15.10.24 山口線 大歳(前方の車窓から)
山口線は山陽本線の新山口から、山口県の県庁所在地である山口や、山陰の小京都と呼ばれる津和野(つわの)などを経て、日本海側にある山陰本線の益田(ますだ)までを結ぶ、93.9キロの非電化ローカル線(地方交通線)で、中国地方の山陽と山陰を繋ぐ、いわゆる陰陽連絡線の一翼を担っています (・o・*)ホホゥ。また、同線は国鉄時代から動態保存の蒸気機関車を使った観光列車の運転に力を入れており、C57 1が牽引して新山口と津和野の間で運転される「SLやまぐち号」はSL観光列車のパイオニアと言える存在。山口線はSLが走る線としての知名度も高い路線です (´▽`*)ポッポ~♪。私も過去に一度だけ「SLやまぐち号」の撮影に訪れ、乗車の方では三回ほど全線を乗り通しています。
沿線の主要駅である山口では、普通列車のキハ47と交換。
(´▽`*)キハキハ~♪
時刻は17時26分で、だいぶ暗くなってきました。
▲15.10.24 山口線 山口(前方の車窓から)
どんどん暗くなってゆくなかでの前面展望。
m(・∀・)m カブリツキ♪
山あいを進む篠目(しのめ)のあたりまで
撮影を粘ってみましたが、
車内の反射や暗さによるブレがヒドくて、
そろそろ限界かな・・・ 。
▲15.10.24 山口線 仁保-篠目(前方の車窓から)
島根県へ入って津和野へ着く頃には、外がもう真っ暗。
こうなると目の前の窓ガラスは、
車内の反射を映すだけの単なる鏡になってしまいましたとさ。
でも、この日は車窓からは月がとてもキレイに見え、
夜景もじゅうぶんに楽しめました (゚∀゚*)オオッ!。
明日も晴れるかな?(^^)
特急「スーパーおき」に揺られ、すっかり日が暮れた山口線を北上し続けている私。列車は県境を越えて山口県から島根県へと入りました。さて目的地はいったいドコなのかと言うと σ(゚ー゚*)ドコ?、山口線と山陰本線の接続駅で、島根県西部に位置する益田です。周防灘に面した宇部から、日本海側の益田まで一気に縦断 バビューン!!-=≡Σ(((⊃゚∀゚)つ。実はこの大味な移動は翌日の目的に備えたものなのですが、勘のいい撮り鉄の方ならばもう、翌日に控えた私の今旅におけるいちばんの狙いが、ピンと来たのではないでしょうか? (*゚ロ゚)ハッ!!(わかっても、コメント欄などによるネタバラシは厳禁ですよ(笑))。そんなワケで、山口旅と謳っておきながら、この日は島根の益田で泊まります (´w`*)ドツカレサン。
新山口から山口線を北上し続け、
列車は山口線の終点で山陰本線との接続駅、
益田に到着 (・ω・)トーチャコ。
駅弁は食べられなかったけれど、
特急「スーパーおき」の旅は快適でした。
▲15.10.24 山陰本線 益田
山陰地方の島根県西部に位置する益田市。
益田駅はその中心駅です。
今日はこの益田に泊まります。
▲15.10.24 山陰本線 益田
宇部新川1620-(宇部1849M)-宇部1631~1636-(山陽3382M)-新山口1700~1712-(山口線 スーパーおき6号)-益田1848
そして旅の楽しみは、やっぱりコレ!
新山口で駅弁にフラれた私、
益田でようやくこの日の打ち上げとなりました。
ロD\( ̄∇ ̄*)カンパーイ♪
日本海に面した益田の街、
この日のおススメを大将に聞くと、
鯖の刺身だとのこと (=゚ω゚=*)サバ!?。
関東では馴染みが薄い鯖刺しですが、
脂がのっていて甘みがあり、超美味でした!(゚д゚)ウマー!
それと広島産の牡蠣を使った、大好物のカキフライ~♪
(゚д゚)ウママー!
島根との名物言えば、
なんといってもノドグロ!(゚∀゚*)オオッ!!
・・・なのですが、
ちょっとお値段的に手が出なかったので、
代わりに地元で獲れたカワハギの煮付けを注文。
(^^;)ゞポリポリ。
でも、これも身がぷりっぷりで、美味しかったです。
合わせるお酒の方はちょっと奮発して、
山口の名酒、獺祭(だっさい)の二割三分。
ほのかな甘い香りとコクのある旨味が感じられて、
とても飲みやすいお酒でした (゚д゚)ウマー!。
薄味で煮付けたカワハギくんとの相性もバッチリ☆
・・・続きます♪