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ONE-shot 212 特急かいじ186号 [PICK UP ONE-shot]

PICK UP ONE-shot 212 特急かいじ186号

0503.jpg
中央本線の撮影名所、
四方津(しおつ)の鉄橋(大呼戸橋梁)。
私が撮影にちょくちょく訪れるのは、
山あいに架かる下り線の赤い鉄橋が印象的な
定番のお立ち台ポイントですが、
実はこの場所にはさらに山道を倍以上も進んだところに、
もっと高い位置から見下ろせる撮影ポイントが存在します。
 
俯瞰撮影好きの私としては、ずっと気になっていた場所。
でも、そこにはひとつの大きな欠点がありました。
それは上下線の線路が離れて敷かれているこの区間において、
上り線のコンクリート橋しか見えないと言うこと。
 
拙ブログでも何度かご紹介しているように、
私の好きな国鉄特急型・189系が使用される
「ホリデー快速・富士山」をはじめとした臨時列車はたいてい、
このポイントが順光となる午前中に下り線を通過するので、
上り線しか見えない場所だと撮影の楽しみは半減してしまいます。
そんな理由から、私はなかなか足を運べずにいました
σ(・ω・`)ウーン…。
 
 
しかし、下り列車だけでなく、
上り列車も臨時が大増発されるGWの中央線。
そのなかの一本、5/3運転の特急「かいじ186号」には、
運用の都合からか、その一日だけ189系が登板するもよう
(その他の設定日はE257系で運転)。
しかもこの列車は午前中に甲府から新宿へと向かう上り列車で、
絶妙な時間帯にあの場所の上り線を通過します。
これはまさに千載一遇のチャンスと言えるでしょう
(☆∀☆)キラーン☆。
私は運転当日、迷わず件の俯瞰ポイントへと向かいました。
 
 
山道をひたすらに進むこと数十分。
やがて木々の合間から見えてきたのは、
深い緑に包まれた上り線のコンクリート橋。
いつもの定番ポイントとはまったく違う目線の
雄大な情景がそこには広がっていました
w(*゚o゚*)wオオーッ!。
たしかに下り線はまったく見えないけれど、
ここは上り線を撮るだけでも訪れる価値があるように思います。
 
山歩きでかいた汗がひいた頃、
眼下の橋上をお目当ての「かいじ186号」が通過。
三色ある豊田車両センターの189系のうち、
嬉しいことにこの日の同列車には国鉄特急色のM51編成が登板し、
山の緑のなかで鮮やかに映えてくれました。
。゜+.(o´∀`o)カコイイ!゜+.゜。
 
 
16.5.3 中央本線 梁川-四方津(後追い)
 
 
 
ちなみにこの場所、今回は同業者がおらず私ひとりで撮影していましたが、
スッキリと視界が利く立ち位置のキャパはせいぜい三〜四人といったところ。
登られる時はその辺のリスクも考えなくてはならないかもしれません。。。


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