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小海線・・・「旧型客車八ヶ岳」号 撮影記 [鉄道写真撮影記]

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2016.07.30
小海線
夏の高原路線を行くレトロな列車
「旧型客車 八ヶ岳」号 撮影記
 
  

暑中お見舞い申し上げます (=゚∇゚)ノ。
いや、すでに立秋(8/7)を過ぎたので、本来は「残暑見舞い」となるところですが、暑さは今がピークと言った感じのまさに「暑中」。じっとしていても汗が噴き出す、うだるような日々が続いています (´Д`υ)アツーィ。そんななか、例年のごとく仕事の都合でお盆の時期に休めない私は、ひと足早く先週に数日間の夏休みを取得して、ちょっぴりお出かけをしてきました …((((o* ̄∀)o オデカケ♪。しばらくブログが放置状態だったのはそのためです 人( ̄ω ̄;) スマヌ。今夏は「撮り」よりも「乗り」の方がメインの鉄旅だったかなぁ・・・ σ(゚・゚*)ンー…。おっと、夏休みにお出かけした様子はまた追々ご紹介することとし、その前に今回はちょっと鮮度落ちになってしまった、7月末の撮影記です。

例年よりもかなり遅れて、ようやく関東にも梅雨明けが発表された週の土曜日 (´▽`*)ツユアケ~♪。まるでこの梅雨明けというタイミングと合わせたかのように、ちょっとしたファン注目の臨時列車が設定されていました (・o・*)ホホゥ。それは山梨県の小淵沢(こぶちざわ)と長野県の(こもろ)を結び、日本屈指の山岳路線として知られる小海(こうみ)線にて、旧型の茶色い客車(旧客)を使用して運転される、臨時快速「旧型客車 八ヶ岳」号です (゚∀゚*)オオッ!!。拙ブログでも過去に何度か撮影記をご紹介している小海線 (゚ー゚*)コーミセソ、あの風光明媚な高原のローカル線に昔懐かしい旧型の客車列車が走るとは、なんとも胸熱なイベントではありませんか!(*゚∀゚)=3ハァハァ! 。この列車の運転が発表された時から撮影を楽しみにしていた私、もちろん気合を入れて出撃です (`・ω・´)-3フンス!。ただ、梅雨明けが宣言されたものの、いまいちスッキリとしない空模様が続いている7月末の関東甲信地方。お天気に多少の不安を感じます σ(・ω・`)ウーン…。高原路線らしい爽やかな夏空に恵まれてくれるといいのですが・・・。


7月30日(土)

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早朝の中央線を普通列車で下ります。
(*・o・)ノ Go!。
立川始発の大月行き(上)に乗り、
大月で甲府ゆき(下)に乗り継ぐのは、
私のいつものパターン。
ε=┌(;゚д゚)┘ノリカエ!。
▲▲中央本線 立川
▲中央本線 大月

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大月での乗り換えの際には、
隣の富士急行ホームに停まっている、
富士山マーク付きの205系・・・もとい、
富士急6000系を見かけました。
(゚∀゚)オッ!。
これは富士山駅誕生5周年、
富士山の世界遺産登録4周年を記念して
掲げられているものらしい。
▲富士急行 大月(中央線ホームから)

小海線で運転される旧客の臨時列車を撮るため、まずは同線の起点となる小淵沢を目指し、都内から中央本線の普通列車を乗り継いで下ります (/*´∀`)o レッツラゴー♪。皆が待ち望んでいた梅雨明け最初の週末、車内は沿線の山登りやハイキングを楽しむと思われる方々が多く見られます(あとは同業者(鉄ちゃん)の姿もちらほら・・・(笑))。早朝の5時半に始発駅(立川)を発車した電車なので私は難なく席に座ることができましたが ε-(´∀`;)ホッ、もし出発があと一時間遅かったら大混雑で座れなかったかもしれません。

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丘の上にある勝沼ぶどう郷駅付近から望む
甲府盆地の雄大な眺めは
中央線で私が最も好きな車窓風景。
甲府は青空が広がる快晴でした。
(´▽`*)イイテンキ♪。
このぶんなら、今日はいい天気に恵まれるかな?
▲中央本線 勝沼ぶどう郷-塩山(車窓から)

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甲府でさらに先へと進む松本ゆきへ乗り継ぎます。
ε=┌(;゚д゚)┘ノリカエ!。
車両はロングシート仕様の211系。
▲中央本線 甲府

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甲府はいいお天気だったのに、
西へ進むにつれて、
徐々に上空を雲が覆い出しました。
八ヶ岳、見えないね・・・σ(・ω・`)ウーン…。
▲中央本線 穴山-日野春(車窓から)

さて、私が小海線を訪れる際のことですが、朝のちょうどいい時間帯に通過する中央線の臨時特急(「あずさ」や「甲信エクスプレス」)もついでに撮影をしていくというのが、このところの行動パターンとなっています (^_[◎]oパチリ 。そして今日も国鉄特急型の189系・M52編成(グレードアップあずさ色)による臨時特急「あずさ71号」の運転日 (゚∀゚)オッ!。せっかくなので今回もそれをちょいと撮っていきましょう ヨリミチ…((((o* ̄-)o 。小淵沢の手前にある長坂で途中下車し、駅から歩いて10分程度のところにあるお手軽ポイントへと向かいます ε=ε=ε=┌(*・_・)┘テクテク。同ポイントでの189系「あずさ」は以前にも一度撮影しているので、できれば今回は他の場所で撮りたかったところですが、わずか30分後に迫る「あずさ」の通過時刻、そしてこの時間帯の光線状態(日の当たり具合)を考えると、ド定番のこのポイントくらいしか思い浮かびませんでした σ(゚・゚*)ンー…。ま、あくまでも「あずさ」は小海線へ向かう途中の「行きがけの駄賃」的な撮影ですから、あまり深追いはしないことにします。

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小海線へ向かう道すがら、
中央線の長坂で途中下車。
▲中央本線 長坂

立川0524-(中央569T)-大月0619~0623-(327M)-甲府0712~0725-(425M)-長坂0756

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以前にも訪れた長坂の撮影地へ
再び「あずさ」を撮りにやってきました。
上写真が上りの長坂方(下り列車のポイント)、
下写真が下りの小淵沢方(上り列車のポイント)です。
▲中央本線 長坂-小淵沢

長坂駅近くの有名撮影地、ここは駅近くのお手軽なポイントながらも条件がよければ、上り方には南アルプスが、下り方には八ヶ岳が、それぞれ列車の背景に雄大な山並みが写し込める好撮影地です (゚∀゚*)オオッ!!。しかし、今日はどちらの山も雲隠れ・・・orz。条件的に決していい日ではありません (・ε・`)チェ。それでも同ポイントにはすでに多くの先客がいらっしゃいました (*・ω・)ノ゙チワッス♪。これはやはり皆さんも私と同様、小海線旧客のついでに189系「あずさ」も撮っていこうというお考えなのでしょうね。考えることは皆同じってことか (^^;)ゞポリポリ 。

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梅雨明けした夏空のもと、
高原の爽やかな風を浴びながら、
「あずさ」が中央線を駆け抜けてゆきます。
▲中央本線 長坂-小淵沢

グレードアップあずにゃんが撮れました~!ヽ(´▽`*)ノ ワ~イ
団体列車や臨時列車などでもちょくちょく撮影しているグレードアップあずさ色の189系・M52編成ですが、やはりこの塗色は「あずさ」の絵幕が入ることで、いっそう顔が引き締まるように感じます。これぞまさに正調「グレードアップあずさ」といったところ
。゜+.(o´∀`o)カコイイ!゜+.゜。先客が多数だったので私がカメラを構えることができたのは、列車の後方が巻いちゃうような立ち位置となりましたが、個人的にはこれでも満足です (*`д´)=b OK牧場!。そして流れ雲が多い状況のなかで、通過時にタイミングよく日が当たってくれたのはラッキーでした (´¬`*)ラキー♪。これで長坂での撮影を終了し、本来の目的である小海線へと向かいます。

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長坂からふたたび下りの普通列車に乗り、
次に降りたのは隣駅の小淵沢。
▲中央本線 小淵沢

長坂から下り方向へ進むことひと駅で、小海線との接続駅である小淵沢に到着 (・ω・)トーチャコ。小淵沢というと個人的に、小海線屈指の名撮影地である「小淵沢の大カーブ(小淵沢~甲斐小泉)」がアタマの中に思い浮かびます σ(゚ー゚*)カーヴ…。一時はお目当ての旧客を同ポイントで撮ろうかとも考えていたのですが、後述するワケがあって今回は同ポイントをパス 乂・∀・`)パス。私は改札へ向かわずに連絡階段を渡り コッチ…((((o* ̄-)o、接続する小海線の下り列車へと乗り込みました。

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小海線ホームに待機していたのは、
キハ110が使われた臨時の「八ヶ岳高原列車」

(´▽`*)キハキハ~♪

同列車は観光客の多い土休日を中心に、
小淵沢~野辺山の短区間を往復しています。
▲中央本線 小淵沢

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列車が小淵沢を発車すると、
程なくして通過するのが、
名撮影地の「小淵沢の大カーブ」。
(゚∀゚)オッ!。
旧客の通過まではまだだいぶ時間がありますが、
すでにカメラを構えている方の姿も見られました。
奥に見えるハズの八ヶ岳は相変わらず雲隠れ・・・。
▲小海線 小淵沢-甲斐小泉(車窓から)

過去にも何度かご紹介していますが、小海線は中央本線と分岐する小淵沢を起点に、八ヶ岳東麓の高原地帯にある清里(きよさと)や野辺山(のべやま)、千曲川沿いの小海や中込(なかごみ)などを経て佐久盆地へと至り、北陸新幹線と接続する佐久平、そして最終的にしなの鉄道と合流する小諸までを結ぶ、全長78.9キロの非電化ローカル線(地方交通線)です (・o・*)ホホゥ。八ヶ岳高原線の愛称も持つ小海線といえば、日本屈指の高原路線として知られ、驚くべきことに国内の普通鉄道(ロープウェイやケーブルカー、トロリーバスなどを除いた一般路線)で、標高の高い駅ベスト9までがこの小海線にあります w(゚0゚*)w オォー!!。そんな小海線を私が訪れるのは、昨年の秋に同線で運転されたイベント列車の「風っこ八ヶ岳高原号(キハ48「びゅうコースター風っこ」使用)」を野辺山へ撮りに来て以来のこと (´▽`*)カゼッコ。たしかそのときも今日と似たような天気で、おおむね晴れているものの雲が多く、沿線のシンボルである八ヶ岳は雲隠れで見えなかったんだっけ・・・(・ω・`)ゞウーン。

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小海線は日本屈指の高原路線。
標高881メートルの小淵沢から徐々に高度を上げてゆき、
三駅目の清里では標高1,274メートルに。
▲小海線 清里(車窓から)

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そして勾配を登り続けてきた列車は、
やがて日本の普通鉄道の最高地点へと到達。
その標高は1375メートルで、
車窓の左手にはそれを表す標柱が見えます (゚∀゚)オッ!。
この場所には昨年の秋、
撮影で訪れた際に立ち寄りましたね。
▲小海線 清里-野辺山(左の車窓から)

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ちなみに下り列車でこの最高地点を過ぎた直後、
車窓の右手に目を移すと サッ!三(*・ω・)
大きなパラボラアンテナが確認できます (゚∀゚)オッ!。
これは野辺山宇宙電波観測所の電波望遠鏡で、
その口径は45メートルもあるのだとか ( ̄。 ̄)ヘー。
▲小海線 清里-野辺山(右の車窓から)

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小淵沢から進むこと約30分、
列車はJR最高標高駅である野辺山に到着。
その標高は1345.67メートルを誇ります。
w(゚o゚*)w オオー!!!。
▲小海線 野辺山

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最高標高駅・野辺山の駅スタンプ
・・・よりも気になるのは、
小海線イメージキャラクターの
「ぶりっとちゃん
」(゚ー゚*)ブリット…
彼女のモチーフはハイブリッドDC

ハE200らしい。

この流れからすると、私は今回も前回の「風っこ」の時と同様に、野辺山駅前の観光案内所で借りられるレンタサイクルを利用して、撮影に臨むのでしょうか? σ(゚ー゚*)チャリ?。おそらく、いつものように私ひとりの行動でしたら、そうしていたことと思います (゚.゚*)チガウノ?。でも実は今回は、同じソネブロ(ソネットブログ)の鉄道仲間である「青空鉄道日記」の「twingo583さん」と事前に連絡を取り合っていて モシモシピエロ>(´▽`[]ゝ 、小海線での旧客撮影をご一緒する約束をしていたのです (゚∀゚*)オオッ!!。列車利用がメインで「徒歩鉄派」の私に対して、twingo583さんのスタイルは愛車を運転して撮影地を巡る「クルマ移動派」ブーン ε=凸。彼はそのクルマならではの機動力を活かし、すでに始発駅(中込)発車直後の旧客を一発撮影し終えてから、私との待ち合わせ場所へ向かっているといいます (・o・*)ナルヘソ(中込~小淵沢でイベント運転される旧客は、所々で長時間の途中停車駅が設けられていて、クルマで追い抜くことが可能らしい)。ちなみに指示された待ち合わせ場所は、駅が国道に面している佐久海ノ口(さくうみのくち) ( ̄- ̄ )ゞ ラジャ!。私は野辺山からさらに三つ先の同駅へと列車で向かいました ...(((o*・ω・)o。

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先ほど小淵沢から乗ってきた列車は
途中の野辺山止まりだったので、
後続の小諸ゆきで先へと進みます。
野辺山に入ってきたキハ110は
急行色の記念塗装車でした

(゚∀゚)オッ!

最高駅標柱と絡めてパチリ。
(^_[◎]oパチリ。
▲小海線 野辺山

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野辺山から佐久海ノ口までは三駅ですが、
このあたりは駅間距離が長く、
20分以上もかけて到着です

(・ω・)トーチャコ

ちなみに私が乗ってきたこの列車は、
さらに三駅先の小海で旧客の臨時列車と交換します。
▲小海線 佐久海ノ口

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夏空のもとに佇む、佐久海ノ口の駅舎
(゚- ゚)ナツ…。

▲小海線 佐久海ノ口

長坂0855-(中央429M)-小淵沢0902~0916-(小海8251D)-野辺山0948~1030-(225D)-佐久海ノ口1052

佐久海ノ口で下車し、駅前の国道沿いでtwingo583さんのクルマを待ちます (・ω・)マツワ。意外と交通量が多い国道を眺めていると、物流を担う大型のトラックやダンプに交じって、地元ではない他県のナンバーを付けたクルマも多く見受けられます。これはひょっとして旧客を先回り(追っかけ)する鉄のクルマかな・・・? σ(゚・゚*)ンー… なんて思っていると、 そんな車列(?)のうちの一台が、ハザードランプを点けて私の目の前に停まりました (゚o゚*)オッ!。乗られていたのはお二人で、twingo583さんと地元の鉄仲間のTさん ヽ(゚ω゚)オマタヘ。twingo583さんとは、彼のホームグラウンドともいえるヒガハス(東北本線・東大宮~蓮田の撮影地)でたまにお会いしていましたが、行動を共にして撮影に臨むのは久しぶりです (*´∀`)ノ゙オヒサァ!。そしてTさんとはこれが初対面 (*・ω・)ノ゙チワッス♪。もっとも、お互いに撮り鉄同士なので、どこかの撮影地ですれ違っている可能性は高いのですが・・・(ちなみに先日(7/23)の「カシオペア紀行」は、Tさんも同じヒガハスで撮られていたとの事(笑))。とりあえず挨拶もそこそこにして私もクルマに乗せていただき、さっそく旧客の撮影へと向かいます (/*´∀`)o レッツラゴー♪。さて、どこで撮ろうかと線路に沿った国道を進みながら検討し合うも、私を含めた三人とも小海線の撮影地をあまり詳しく知りません σ(゚・゚*)ンー…。そこで無難に決めたのが、前回の「風っこ」で私が撮影した野辺山のレタス畑 (゚∀゚*)オオッ!!。あそこならば小海線らしい高原風景が広がっているし、通過時間帯の光線状態は悪くない。さらにキャパも広いので、今から向かっても撮影場所の確保が難しくないでしょう m9(`・ω・´)ケテイ!。私にとっては佐久海ノ口から野辺山方向へ戻るような形で進むこと15分ほど、旧客の通過40分前に目的の撮影地へ到着です (・ω・)トーチャコ。やっぱりクルマは速いなぁ・・・バビューン!!-=≡Σ(((⊃゚∀゚)つ

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撮影地には昨年に「風っこ」を撮った
野辺山のレタス畑を選びました。
通過してゆくのはハイブリッド気動車の
キハE200 (´▽`*)キハキハ~♪
う~ん、ちょっと雲が多いね・・

σ(・ω・`)ウーン…。

▲小海線 信濃川上-野辺山

線路が横切るレタス畑を、一段高い位置から見下ろせる農道の一角に腰を落ち着け、お目当ての旧客が現れるのを待ちます。難なく場所を確保できたことには一安心 ε-(´∀`*)ホッ・・・なのですが、それにしても気掛かりなのは空模様。上空には雲が広がり、時おり雲間から日が差すといった感じです σ(・ω・`)ウーン…。試し撮りしたキハE200の普通列車も陰られちゃいました (´д`;)アウ…。本命の旧客は陰られることなくスッキリと晴れてほしいよなぁ・・・`;)ウーン…。そう天に願うも、レタス畑に大きな雲影が落ちていたそのとき、旧客の接近を知らせる踏切が鳴りだしてしまいました Σ(゚∇゚lll)ヤバッ!。ああ、まさに万事休す。せめてマンダーラだけは避けたいところですが・・・ヽ(´д`;)アアアァァ…

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一面に広がるレタス畑のなかをのんびりとゆく、
DD16 11牽引の「旧型客車 八ヶ岳」号。
まるで国鉄時代にタイムスリップしたような
懐かしい情景が繰り広げられました。

チビロクの旧客が撮れました~!ヽ(´▽`*)ノ ワ~イ
「チビロク」の愛称を持つ小型ディーゼル機関車のDD16が牽く三両の旧型客車が、小海線という非電化ローカル線を行く・・・これはシブい!シブすぎるっ!!
(≧∇≦)シブイッ!。こんなシーンが今の時代に見られるなんて感激です ・:*:・ヒデキ(*ノ∀`*)カンゲキ・:*:・そんな貴重な列車だったのですが・・・結局は雲に阻まれて列車には日が当たらず、列車の背後にのみ日差しがあるという、ちょいマンダーラ状態 マソダーラ♪ヽ(・ω・。ヽ)(ノ。・ω・)ノマソダーラ♪。ゆっくりとした速度で撮影ポイントに近づいてくるチビロク旧客をファインダー越しに眺めながら、最後の最後まで逆転で日が当たる奇跡を信じていたけれど、願いは通じませんでした (_ _|||)ガクッ。ちなみに振り返ると・・・(ω・*)彡クル

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夏の日差しを浴びながら、去りゆく旧客。
旧型客車には冷房が搭載されていないので、
乗客は窓を全開にして高原の風を味わいます

風があれば気持ち良さそうだけれど、
さすがに今の時期は暑いかな・・・?(^^;)

▲小海線 野辺山-信濃川上(後追い)

なんとまあ、こちらは日が当たっているじゃ、あ~りませんか∑(`□´/)/ ナニィィイイイ!!。そう、私たちのいた撮影ポイントがちょうど雲の切れ目だったのです。もしもあと数十秒、雲の流れが早かったら・・・。もしもあと数キロ、列車の速度が遅かったら・・・。もしもあと数十メートル、撮影する立ち位置を手前に変えていれば・・・。なんとも未練がましい「タラレバ」(´д`)トホホ…。不可抗力に近い天候状態を嘆いたって仕方がないのだけれど、ほんのわずかな駆け引きに敗れたような、なんとも悔しい結果となってしまいました (´・ω・`)ショボーン。まあ、長く続けている撮り鉄趣味、たまにはこういうこともあるよね・・・(・ε・`)シャーナイネ

も、いつまでもウダウダと意気消沈しているような余裕はありません ( ̄△ ̄;)エ?。実はいま通過した旧客はこの先の野辺山でイベントが行われるために、同駅で約一時間もの長時間停車が設定されているのです (=゚ω゚=*)マジ!?。ということは、その停車時間中にクルマで追い越せば、もう一度同列車を撮れるではありませんか!(゚∀゚*)オオッ!!。野辺山の近辺で特にこれといった撮影地は思い浮かばないけれど、とりあえずtwingo583さんは線路沿いにクルマを走らせます バビューン!!-=≡Σ(((⊃゚∀゚)つ。ほぼ行き当たりばったりの状態だったのですが、twingo583さんの「あ、あそこなら撮れそう!」という咄嗟の判断で見つけたのは、こんなところ (=゚ω゚=*)ンン!?

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野辺山駅近くの直線で撮った、
キハ110の臨時普通列車「八ヶ岳高原列車」。
(^_[◎]oパチリ。
この列車は野辺山で旧客と交換します。
▲小海線 野辺山-清里(後追い)

こは野辺山駅の近くで、住宅や店舗が多いあたり。背景に写り込む家や電柱の処理がちょっと難しいところではありますが、手前側には目立った障害物が少なく、列車の編成をスッキリと抜くことができそうです (゚∀゚*)オオッ!!。いい景色と言えるようなポイントではないけれど、もう一度旧客を撮ることができるのですから、贅沢は言えません (´ω`)ソォネ。空模様は相変わらずの雲優勢状態で、今度はハナから日差しは期待していませんでした (゚ペ)ウーン…。ところが、旧客が野辺山を発車する頃になると、雲間から日が差し始めて・・・( ̄△ ̄;)エッ…

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小さな葉が整然と並ぶ根菜畑を横目に見て、
走りゆくチビロク旧客。
絶景ポイントではないけれど、
どこかのどかさを感じるワンシーンです。
▲小海線 野辺山-清里

一度、キュー客が撮れました!ヽ(´▽`*)ノ ワ~イ
ふたたび目の前を走りゆく、チビロク旧客のシブい編成 (≧∇≦)シブイッ!。この場所はどちらかというと、試し撮りしたキハ110のようなカッチリとした編成写真(列車写真)向きのポイントだと思うのですが、なんとなく旧客に合うようなのどかさを表したくて、サイド寄りから畑と空を広く入れてみました (^_[◎]oパチリ。苦し紛れな画になるかな・・・との懸念もあったけど、個人的には意外と悪くないように思います (・∀・)イイジャン。そして翻弄する空模様、今度は通過の直前になって日が差すという、気まぐれっぷりです Σ(゚∇゚;ノ)ノ エッ!?。列車側面の日当たりが弱くて、決していい光線状態ではなかったけれど、それでもやっぱり曇りよりは晴れている方が画的に明るくていいですね
(´ω`)ソォネ。これで往路(小淵沢ゆき)の旧客撮影は終了です (´w`*)ドツカレサン。ちなみにこの撮影場所は私有地の畑の一角なのですが、地主さんの親切な心遣いにより、旧客が通過するまでの間だけ立ち入りと撮影の許可をしていただけました。その地主さんと、仲介してくださったおまわりさんには、とても感謝しています <(_ _*)>アリガ㌧ゴザイマス

て、慌ただしくも往路の旧客を撮り終え、次に狙う同列車の復路までには少し時間があるので、ここでランチタイムにすることとします (*'p')ハラヘター。ふだんは徒歩鉄の私からすると、野辺山で撮影をしたあとに食べるお昼ゴハンは、どうしてもその町なかでお店を探すことになるのですが、twingo583さんのクルマで移動している今回は、「小海の方に美味しいメシ屋があるので、そこへ行ってみましょう ヾ(゚∀゚*)」とのお誘いを受けました。お昼を食べに野辺山から20キロ以上も離れた小海まで行くなんて、なんともスケールの大きなお話だなぁ・・・(笑)。でも、そんなお食事処でちょっとした事件(?)が・・・( ̄△ ̄;)エッ…

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お昼ゴハンを食べに訪れたのは、
小海駅近くの国道沿いにある定食屋さん
名物はこの「馬刺し丼」

w(*゚o゚*)wオオー!
!
柔らかい馬刺しが絶品で、なおかつボリュームも満点!
これには三人ともウマい!ウマい!!を
連呼してほお張りました

チョー(゚д゚)ウマー!

文したのは、ご飯の上に馬刺しが乗っかった、なんとも豪快な馬刺し丼 w(*゚o゚*)wオオーッ!。これは絵的にインパクトがあり、ブロガーとしては飯テロのネタとして写真を撮らずにはいられません (σ´∀`)σイイネ。さっそくいつものように、カメラバッグから記録用のコンデジを・・・あれ?無いぞ? r(゚ー゚*)アレ?。ジーンズのポケット・・・にも、無い ^(・д・`)オヤ?。クルマの中に忘れたのかな?σ(゚・゚*)ンー…。とりあえず、馬刺し丼はスマホで撮影 []o(・_・*)ピッ。そして食事後、クルマの座席やカメラバックを置かせてもらったトランクの中を見てみるも・・・やはり無い (゚д゚;)ナイヨ…。可能性のあるところはすべて探し尽した・・・ということは σ(゚ー゚;)デジャヴ!?、ま、ま、まさか、「また」コンデジを撮影地に置き忘れてきたのか!? 工工工エエエエエエェェェェェェ(゚Д゚;)ェェェェェェエエエエエエ工工工!!!!????。というのも、前月に485系の「ひばり」を東北本線へ撮りに行ったとき、越河(こすごう)の撮影地にコンデジを置き忘れてきたという「前科」が私にはあるのです (´ω`)アッタネ。あれからわずかひと月後にまったく同じ過ちを繰り返すなんて、ありえないでしょう!`ゥヽ(ヽ′□`; 三 ;′□`ノ)ノゥ’`。そんな明らかに「何か」を探している私を見て、tuwingo583さんが「ん?どうしました?」と声をかけられます σ(゚ー゚)ドシタノ?。もちろんtwingo583さんだって越河の一件を私のブログで読んで知っているワケでして、なんとも恥ずかしい限りなのですが、事情をお話すると・・・(-ω-;*) ジツワ…「え?それって、ネタですか!?(笑)Σ(゚∇゚;ノ)ノ エッ!?」。いや、スミマセン、ネタではなく本当に置き忘れてきたようで、思い返してみると最後にコンデジを使ったのは、はじめの撮影地で不穏な雲の流れを撮った時だと記憶しています (-ω-;*)ハイ。「なるほど、わかりました。まだ復路の旧客には時間にじゅうぶん余裕がありますから、さっきの撮影地へと戻ってみましょう ヾ(・∀・`)モドロ」。ということで、本来は復路の旧客の撮影地探しに充てる時間を割いて、最初に撮った野辺山の撮影地へと戻っていただけることになりました。本っ当にご迷惑をおかけします m(。・ε・。)mスンマソ-ン。ちなみに越河の一件を知らないTさんには車中にて説明。「でも、さっきの野辺山のお立ち台、同業者が100人くらいいたけれど、コンデジあるかなぁ・・・」というtwingo583さん σ(・∀・`)ウーン…。「でも、越河の時は200人くらいいましたが、落ちていましたよ」と、ワケのわからない自信で返す私 (゚∀゚)アヒャ☆。「二度も激パの地で落としたコンデジか・・・。これでまたあったら奇跡ですね」と笑うTさん。はたしてどうなのかというと・・

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あ、コンデジくん、いた・・・。
(*゚ー゚)ノ ヤァ♪。

ンデジくん、二度の激パをかいくぐって、再び生還 バンザーイ!ヽ(゚ω゚ヽ)(ノ ゚ω゚)ノバンザーイ!。私が旧客を撮影していた立ち位置にコンデジはありました ε-(´o`;)ホッ。これはもう、あったから良かった・・・というより、本当に越河の時とまったく同じように置き忘れていたなんて、自分自身が情けないったらありゃしない βακα..._〆(´・ェ・`*)。お目当ての列車が陰られたことで意気消沈していて、注意力が散漫だったんだ・・・なんて、単なる言い訳に過ぎません。今回は同行のお二人にもご迷惑をおかけしてしまったし、もう二度とこんな過ちを犯さないようにしなくては・・・ヾ(_ _*)ハンセイ・・・。でも、お二人から帰ってきた言葉は「二度あることは三度ある」(笑)

んなちょっとしたハプニング(?)があったけれど、ふたたび旧客の撮影へと戻ります。復路の撮影地もあらかじめ決めていたわけではなく、カーナビを見ながら線路沿いにクルマを走らせるtwingo583さん σ(゚・゚*)ンー…。このスタイルで撮影地を探すのに、慣れていらっしゃるご様子です。ふだんの私のような徒歩鉄だと地図で目星をつけただけのような場所は、実際に歩いて行ったのに撮れないと、かなり大きな痛手になるのですが、クルマだと「ここはダメ」、「ここは撮れそう」との判断が効率よくできます ( ̄。 ̄)ヘー。そんないくつか巡ったなかで、三人が良さそうだと意見が一致したのが ココ(・∀・)イイネ!、信濃川上と佐久広瀬の間にあるこの撮影ポイントでした

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自然豊かな深い緑を背にして
田んぼを見下ろす築堤上を軽やかに駆け抜ける、
キハ110の普通列車。
▲小海線 信濃川上-佐久広瀬(後追い)

ずはキハ110の普通列車で試し撮り【◎】]ω・´)パチッ!。撮り鉄にとって夏場のこの時期に悩まされるのが、線路脇にうっそうと生い茂る夏草のブッシュで、列車の足回り(車輪や台車)が見えないような状態だと撮影地としてマイナス要素になります (゚ペ)ウーン…。でもこの場所は築堤上にある線路脇の除草がしっかりと施されており、列車は足回りまでスッキリ (゚∀゚)オッ!。背景も木々の緑で余計な障害物は目立たず、なかなかの好撮影地です (゚∀゚*)オオッ!!。そして晴れれば光線状態も良好(手前側面が順光)・・・になるハズなのですが、空模様は相変わらず安定せずに雲優勢で、残念ながら日差しはあまり期待できなさそう (・ω・`)ウーン…。それでも場所的にとてもいい雰囲気だったので、三人は旧客をここで撮ることに決めました m9(`・ω・´)ケテイ!

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少し広めの画角で撮ると、
手前を流れる千曲川も入れることができます。
ローカル線らしいのどかさが感じられますね。
(´ー`)ノドカ
▲小海線 信濃川上-佐久広瀬

目当ての旧客が通過するまでは、あと一時間あまり。今のところ同業者はそれほど多くなく、のどかな里山での~んびりと待とう・・・(´ー`)マターリ… と思っていたところ、そこへ地元の農家の方がいらっしゃり、挨拶とともに教えられたのは、「あのガード下のところに、スズメバチの巣があるから、刺激しないように気を付けてね (´ω`)キィツケテナ」とのこと ( ̄△ ̄;)エッ…。その指さす方向を見てみると (=゚ω゚=;)ンン!?、確かに撮影地からわずか数メートルのところに立派な蜂の巣があり、そのまわりを何匹かの大きなスズメバチがぶんぶん飛び回っているではありませんか!ヒィィィ(i|!l゚Д゚i|!)ィィィィ。まったり気分が一変し、一気に緊張感が高まります (ノll゚Д゚llヽ)オソロスィ…。とにかく刺激しないことを頭に入れ、撮影地の立ち位置には三脚のみを置いておき、列車の通過時刻が近づくまで少し離れたところで待機することにしました

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築堤上の小海線と、
撮影地の立ち位置となる道路のクロス部分には、
なんとも立派なスズメバチの巣が・・・

ヒィィィ(゚Д゚lllノ)ノ ィィィ!!

くわばらくわばら。

んなのどかながらも、ちょっと物騒な(?)撮影地で待つことしばし (`・v・´;)ドキドキ。時刻は夕方の16時半を過ぎ、晴れていればまだまだ日が当たる時間帯なのですが、空はすっかり厚い雲に覆われてしまい、露出条件がだいぶ厳しくなってきたと感じた頃、山あいに響き渡る機関車の甲高い汽笛の音が聞こえてきてしまいました ε-(°ω°*)キタッ!。ハチに気を取られてシャッターチャンスを逃さないよう、ファインダーに集中します

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日本の原風景のような里山をゆく
むかし懐かしい雰囲気の客車列車。
薄暗くなった夏曇りの夕方に
チビロクの朱色が鮮やかに映えました。

エンド先頭で、チビロク旧客が撮れました~!ヽ(´▽`*)ノ ワ~イ
のどかな里山の風景にピタリとハマったチビロク牽引の旧客。ハナ(ボンネット)の短い②エンド側が頭というのもまた、味がありますよね~。゜+.(o´∀`o)カコイイ!゜+.゜。しかもよく見てみると (=゚ω゚=*)ンン!?、往路には前面に掲げられていたヘッドマークが、復路のこの列車には付いていないではありませんか 
(*゚ロ゚)ハッ!!。これは国鉄時代の客車普通列車を、より忠実に再現したような雰囲気で、国鉄型ファンにはたまらないサプライズでした (≧∇≦)シブイッ!。ただ、やはりつくづく残念だったのは曇り空。できることならば晴れて夕日に照らされた、チビロク旧客が見たかったなぁ・・・σ(・∀・`)ネー

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走り去る旧客の後姿をお見送り。
バックショットもまたシブくていい感じです

チビロク旧客、また運転されることを期待しています

▲小海線 佐久広瀬-信濃川上(後追い)

実はこのあと、すぐにクルマで追いかければ、もう一回くらいどこかで撮影ができるのではないかと、twingo583さんが運転を頑張ってくださったのですが (`・ω・´)-3フンス!、復路のスジ(運転ダイヤ)は往路に対して長時間停車するような個所が少ないこともあり、安全運転の速度では残念ながら追いつくことができませんでした (・∀・`)ザンネン。それでも往路で二回、復路で一回の合計三回も撮れれば、私的にはもうそれでじゅうぶん満足 ヨカッタ♪(*⌒∇⌒*)ヨカッタ♪。今回はあまりお天気には恵まれない結果となってしまいましたが、小海線を行くDD16+旧客のシブい編成が拝めただけでも、訪れた価値のある撮影だったと思います ・:*:・キテ(゚ノ∀`゚)゚ヨカッタ・:*:・。小海線で運転された旧客の撮影はこれにて終了です (´w`*)ドツカレサン。

ふだんは一人で行動する機会が多い私ですが、今回は同好の士とともに行動することができ、撮影のみならず途中での会話なども存分に楽しむことができました。車中での鉄話は濃かったなぁ・・・(笑)。ご一緒してくださったtwingo583さん、Tさん、当日はありがとうございました <(_ _*)>アリガ㌧。そしてコンデジの件では、たいへんお騒がせいたしました (^^;)ゞポリポリ

往きは佐久海ノ口で拾ってもらった私ですが、帰りはお二人の住む埼玉までクルマで送っていただき、大宮から電車で帰路に着きました。

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埼玉の大宮までクルマで送っていただき、
そこから列車で帰ります。
なんだか帰りの乗り継ぎが無い旅って
列車利用の徒歩鉄としては不思議な気分です(笑)
▲東北本線 大宮

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たまたま大宮ではこんな珍客に遭遇しました
(゚∀゚)オッ!

ふだんは日本海側の羽越本線を走っている
特急「いなほ」用のE653系です。
TDR臨での上京かな?
▲東北本線 大宮