夏休み02・・・583系「ねぶたまつり」号 乗車記 [鉄道旅行記]
前回からの続きです。
(スミマセン、あいかわらず今回も長ったらしい記事となっていますので、時間のあるときにゆっくりとお読みいただくか、本文をすっ飛ばして写真とキャプションで大体の流れを掴んでいただけたらと思いますm(_ _)m。もしくは写真を見ていただくだけでも嬉しいです♪)
夏の休暇を利用した鉄道旅、今夏の私は東北地方を巡っています イクゼ(/*´∀`)o トーホク♪ 。安価な普通列車専用のフリーきっぷ「東日本&北海道パス」を使ったセコい鈍行旅を企てるも (´艸`*)オットク~♪、旅の初日早々に東北地方を襲った局地的な大雨の影響で、乗る予定だった東北本線の普通列車が仙台近郊の小牛田(こごた)で運転を見合わせるという予想外のアクシデントに見舞われてしまい Σ(゚∇゚;ノ)ノ エッ!?、結局は仙台から新幹線を使うハメに・・・(´д`;)トホホ…。新幹線には乗ることができない「東日本&北海道パス」、あらためて買うことになった乗車券と新幹線特急券はかなりイタい出費となってしまいましたが (・ε・`)シャーナイネ、大雨の影響を受けなかった新幹線により、どうにか初日の夜に目的地の秋田へと到達することができました (・ω・)トーチャコ。そして一泊したのちに迎えた二日目の朝は、秋田市の追分と男鹿半島の男鹿を結ぶ、非電化ローカル線の男鹿線を訪れ (゚ー゚*)オガセソ、朝の通勤・通学時間帯に設定されている同線の名物、長編成のディーゼル列車を撮影 (^_[◎]oパチリ。お目当てだったキハ40の5両編成に加え、白鳥という珍客(?)も現れて、天候状態はビミョーだったものの、まずまずの成果を残すことができました ヨカッタ♪(*⌒∇⌒*)ヨカッタ♪。その後、男鹿線を終点の男鹿まで往復し、再び秋田へと戻ってきた私。さて次に私が向かうのは・・・? (゚ー゚*)ドコ?
乗ってきた男鹿線の列車を降り、秋田駅の構内で待つことしばし。やがてホームに入ってきたのは、大きな前面窓が特徴のこの列車 (=゚ω゚=*)ンン!?。
秋田のホームで発車を待つのは、
ディーゼルエンジンとリチウムイオン蓄電池を
組み合わせた駆動システムの、
ハイブリッド気動車・HB-E300系。
列車名は「リゾートしらかみ3号」です。
(´▽`*)リゾシラ♪。
▲16.8.3 奥羽本線 秋田
りぞしら、キタ━━━━ヽ(゚∀゚ )ノ━━━━!!
そう、私が次に乗るのは、秋田と青森の両県にまたがる日本海沿いのローカル線・五能(ごのう)線を走り、その大きな窓から雄大な海景色が眺められるという、クルージング式・観光列車の草分け的存在、快速「リゾートしらかみ」号です (゚∀゚*)オオッ!!。撮り鉄だけでなく乗り鉄も楽しみたいと考えている今旅、ここからはこのリゾート列車に揺られて、きれいな五能線の車窓風景をのんびりと味わい、日頃の仕事疲れを私なりに癒したいと思います ヽ(´▽`)ノワーイ♪。これぞ夏休みの正しい過ごし方・・・か? (´ー`)マターリ。
秋田を定刻に発車した「リゾートしらかみ3号」は、しばらく奥羽本線を下り、途中の東能代(ひがしのしろ)から五能線へと入りました。
「リゾートしらかみ3号」の始発駅は秋田ですが、
五能線の起点は奥羽本線と分岐する東能代。
列車はここで進行方向を変えて五能線に入ります。
▲16.8.3 奥羽本線 東能代
五能線は秋田県にある奥羽本線の東能代から、能代(のしろ)、岩館(いわだて)、深浦、鯵ヶ沢(あじがさわ)、五所川原(ごしょがわら)などの各駅を経て、青森県の川部(かわべ)で再び奥羽本線に合流する、全長147.2キロにもおよぶ非電化ローカル線です (・o・*)ホホゥ。なんといっても五能線といえば、日本海の海岸沿いを長い距離に渡って走る風光明媚なロケーションが最大の魅力で、とくに奇岩が海岸に立ち並ぶ深浦あたりの景色は日本屈指の鉄道風景とも賞されます (゚∀゚*)オオッ!!。そんな五能線で運転されている観光列車が、いま私の乗っている「リゾートしらかみ」。同車の大きな窓からは、その美しい車窓風景を余すところなく楽しむことができます (´▽`*)キレイ♪。ちなみに、「リゾートしらかみ」は全車指定席ではあるものの、特急列車ではなく快速列車なので、普通乗車券(「東日本&北海道パス」や「青春18きっぷ」などの格安きっぷも含む)のほかに、520円の座席指定券を加えるだけで乗車が可能なオトク列車です (´艸`*)オットク~♪。
東能代から約一時間の岩館を出ると、
車窓の左手には日本海の海景色が広がります。
天気もよく、素晴らしい眺め♪
(´▽`*)イイテンキ♪
▲16.8.3 五能線 岩館-大間越(車窓から)
車窓に青い海を眺めながら、
お昼ゴハンをいただくことにしましょう。
≠( ̄~ ̄ )モグモグ 。
乗車前に買ってきたのは秋田の駅弁、
「海三昧(¥880)」。
あきたこまち米を使った味付ご飯の上に、
焼きホタテやいくらの醤油漬け、
タコのしょっつる煮、しそわかめ、
ちりめんじゃこなどを乗せた、
海鮮丼のような楽しいお弁当です (゚д゚)ウマー!。
☆☆☆・・
ところで、この「リゾートしらかみ」ですが、私は過去に何度か乗っており、拙ブログで乗車記をご紹介したこともあります(2011年11月の記事、「五能線 「リゾートしらかみ」乗車記」を参照)。同じ路線でも季節ごとに車窓風景は変化し、何度乗っても楽しめる「リゾートしらかみ」ではあるけれど、ここであらためて以前と同じような乗車記をお伝えすることは無いし σ(゚・゚*)ンー…、ただでさえ「長ったらしい」とご指摘を受けることが多い拙ブログの旅行記 ;'.・(゚ε゚(O三(゚Д゚#)ナガイワ!、乗車時間が実に5時間にもおよぶ「リゾートしらかみ」のレポートをずっとし続けると、なかなか今旅の「本題」にたどり着けません ( ̄、 ̄*)ナルヘソ。なので、今回は粗雑な扱いで恐縮ながら、「リゾートしらかみ」の部分は簡潔に済ませたいと思います m(_ _)m スンマソン。そう、実はこの日いちばんのメインイベントは、「リゾートしらかみ」に乗ることではないのです。ぶっちゃけ「リゾしら」は、夕方までの時間つぶしと言ったところ・・・かな? (^^;)ゞポリポリ。
深浦を出た「リゾートしらかみ」は、
五能線随一の絶景ポイントに差し掛かります。
日本海の荒波に削られた奇岩の数々は、
いつ見ても迫力満点!
w(゚o゚*)w オオー!!!
▲16.8.3 五能線 深浦-広戸(車窓から)
途中の鯵ヶ沢と五所川原の間では、
車内で津軽三味線の演奏が行なわれます。
心地よい三味線の音色に耳を傾けながら、
流れゆく津軽の車窓風景を眺めるのもまた、
「リゾートしらかみ」ならではの楽しみ方。
ベンベンベン ( ̄∀ ̄ 3) ベンベンベン…。
沿線最大の街、五所川原を出ると、
「リゾートしらかみ」の旅も残りわずか。
このあたりからは晴れていると車窓の右手に
津軽のシンボル・岩木山の姿が見えるハズなのですが・・・
残念ながら今日は雲隠れ (≡"≡;*)モヤモヤ…。
沿岸は晴れていたのに、内陸の方は雲が多めです。
▲16.8.3 五能線 鶴泊-板柳(車窓から)
秋田を発車して実に5時間、
五能線を走り続けてきた「リゾートしらかみ」は、
再び奥羽本線と合流する駅、青森県の川部に到着。
(・ω・)トーチャコ。
同列車はこのあと奥羽本線の上りへ乗り入れて
最終的に弘前まで行きますが、私はこの川部で降ります。
▲16.8.3 奥羽本線 川部
川部では弘前ゆきの「リゾしら」とは反対の方向へ進む、
奥羽本線の青森ゆき下り普通列車(右)に乗り換えます。
ノリカエ…((((o* ̄-)o 。
▲16.8.3 奥羽本線 川部
五能線ならではの雄大な海景色を長い時間に渡って車窓から楽しんだ私は、五能線と奥羽本線が接続する川部で「リゾートしらかみ」を降り、そこから奥羽本線の下り普通列車に乗り換えました ノリカエ…((((o* ̄-)o 。まだ帰宅ラッシュには早い午後4時前だと言うのに、けっこう混雑している青森ゆきの普通列車。あたりを見回せば車内には浴衣や法被などを纏った、にぎやかな衣装の方があちこちに目立ちます (=゚ω゚=*)ンン!?。というのも今日を含めたここ数日、終点の青森では夜に「大きなお祭り」が催されており、夕方のこの列車が混雑しているのは、そのお祭りへ向かう方々が大勢乗っているためです σ(゚ー゚*)オマツリ?。そして何を隠そう、実は私の今旅におけるいちばんの目的も、そのお祭りを見に行くことに他なりません。盛夏の時期に青森で行なわれる「大きなお祭り」といえば・・・σ(゚・゚*)ンー…もう多くの方がご存知、かの有名な「ねぶた祭り」です!(゚∀゚*)オオッ!!
混んでいた車内で立って過ごし、
川部から50分で終点の青森に到着。
私が青森駅を訪れるのは
昨年夏休みの北海道帰りに通って以来、
ちょうど一年ぶりです。
(=゚ω゚)ノ オヒサ!。
▲16.8.3 奥羽本線 青森
秋田1040-(リゾートしらかみ3号)-川部1533~1538-(奥羽661M)-青森1623
「ねぶた祭り(青森ねぶた祭)」は、「ねぶた」と呼ばれる武者などを模した人型の大きな燈籠が山車となって街なかを練り歩き、そのまわりで「はねと」と呼ばれる踊り子たちが場を盛り上げる、青森地域の歴史深い伝統的な夏祭りで、国の重要無形民俗文化財にも指定されています (・o・*)ホホゥ。開催は毎年、曜日に関係なく8月の2日から7日までの6日間で、期間中には観光客が300万人も訪れるという人気ぶり。青森の夏は「ねぶたの夏」と言っても過言ではないほど、街中が熱気に包まれるのだそうです マツリダ♪ヘ(゚ω゚ヘ)(ノ ゚ω゚)ノマツリダ♪。そんなねぶた祭りを、かねてから一度は現地でじかに見てみたいと思っていた私 σ(・∀・*)ミタイ。しかし、一昨年の急行「はまなす」撮影&竜飛岬観光、そして昨年の北海道帰りに立ち寄った奥津軽いまべつ駅見学と、ここ数年は夏休みに青森近辺を訪れることが多かったものの イクゼ(/*´∀`)o トーホク♪、どうしても私の休暇がねぶた祭りの開催日と合わず、一昨年も、昨年も、開催を告知するポスターを青森駅前で指をくわえて眺めるのみでした (・ε・`)チェ。でも、今年は仕事の関係で休暇の取得日が例年よりも少しだけ遅くなり、ウマくねぶた祭りの日程と合わせることができたのです (゚∀゚*)オオッ!!。今夏の旅先にまたもや青森を選んだのには、そんな理由があったからでした (´ω`)ナルヘソ。そして「リゾートしらかみ」に乗車して車窓を楽しむという、乗り鉄らしい時間の潰し方(?)をし、夕方のいい頃合いに青森へとやってきた私 (・ω・)トーチャコ。初めて見ることになるねぶた祭りは、観覧できる場所や混雑具合などがよくわからず σ(゚・゚*)ンー…、少し時間に余裕を持って会場付近に到着しましたが、開催日のなかでも平日にあたるこの日は私が思っていたほどの混雑ではなく、沿道からでもじゅうぶんに「ねぶた」の練り歩きを見ることができそうです ε-(´∀`*)ホッ。さあ、私にとって三年越しの念願が叶った、ねぶた祭り見物。青森の夏の夜に浮かび上がった「ねぶた」の舞いを、ご覧ください・・・。
会場となる青森駅近くの新町通りに、
灯りを点した「ねぶた」が姿を現しました!
ドキキ♪(*゚v゚*)ワクワク♪
この時点ではまだスタンバイですが、
合図の花火が打ちあがると、
大きな太鼓の音が響き、
一斉に「ねぶた」の練り歩きが始まります。
w(*゚o゚*)wオオーッ!。
三国志・虎牢関「関羽と呂布」
(さんごくし・ころうかん「かんうとりょふ」)
茨木童子と渡辺綱
(いばらぎどうじとわたなべのつな)
海神と山幸彦
(わだつみとやまさちひこ)
蝦夷ヶ島 夷酋と九郎義経
(えぞがしま いしゅうとくろうよしつね)
この作品が今年の「ねぶた大賞」受賞作です。
素戔嗚尊八岐大蛇退治
(すさのおのみことやまたのおろちたいじ)
箭根森八幡
(やのねもりはちまん)
企業スポンサーなどが付く「大型ねぶた」に対して、
地域の有志で参加する「担ぎねぶた」の数々。
こちらもメインの大型ねぶたに負けない迫力があります。
(゚Д゚*)スゲー!!。
さらには、こんなカワイイ「子供ねぶた」も出陣。
(´▽`*)カワユス♪
新城小学校ってことは、
奥羽線の津軽新城駅近くにある小学校かな?
らっせらー!らっせらー!!ラセラー♪ ヘ(゚ω゚ヘ)三(ノ ゚ω゚)ノ ラセラー♪(「ねぶた」のまわりで踊る「はねと」の掛け声)。いや~、これはスゴイ!スゴいぞ!ねぶたまつり!! (ノ゚Д゚)ノ オオオオォォォォォォ━━━!!。巨大な「ねぶた」が躍動する圧巻のド迫力に、感動!興奮!!大熱狂!!!ε-(°ω°*)ムフーッ!!。鉄道以外の撮影ではあまりのめり込むことがない私ですが、思わず沿道から身を乗り出してカメラのシャッターを切りまくり パシャ パシャ Σ【◎】]ω・´)パシャ パシャ。はじめはビール片手に軽~い記録程度のつもりだったのに、いつしかねぶた祭りの熱い世界にすっかり引き込まれてしまいました (*゚∀゚)=3ハァハァ!。そんな「ねぶた」の魅力が、私の拙いウデの写真で、少しでも伝わると嬉しいです。初めてのねぶた祭り見物、う~ん大満足!(´w`*)マンゾク♪
ねぶた祭りを満喫し、
祭りの興奮が冷めやらぬなか、
今度は舌の方でも青森の魅力を味わいます。
鮪やヒラメ、イカ、赤エビなどの魚介類を
お寿司でいただきました。
シースー(゚д゚)ウマー!。
お酒はまずビールでのどを潤し、
その後に地酒の田酒(でんしゅ)を少々・・・。
さて、「ねぶた」の練り歩きはまだ続いていますが、私はひと足早く見物を切り上げて会場をあとにし、祭りの終了で混み合う前に居酒屋で寿司なんぞを摘みながらちょいと地酒を一杯 (~▽~*)ウィッ。そして私にはさらに、この日の青森でもう一カ所、できれば寄りたいと思っていた場所がありました (゚ー゚*)ドコ?。でも時刻はすでに夜の9時過ぎ。こんな時間にいったいどこへ行くのかというと・・・居酒屋を出たのち、青森駅から線路沿いをしばらく歩いてやってきたのは ε=ε=ε=┌(*・_・)┘テクテク、ねぶた祭りのお囃子がだいぶ遠くに離れたところにある、市街地外れの跨線橋 (゚.゚*)コセンキャウ?。ここが私の訪れたかった目的地であり、その跨線橋に上がってみると・・・(=゚ω゚=*)ンン!?
祭りの見物後に
青森駅から歩いてやってきた跨線橋。
おや?その橋の下に見えるのは、
ひょっとして・・・(*゚0゚)ハッ!!
ヤードの照明に浮かび上がった583系が、
跨線橋の真下でテールランプを灯し、
静かに佇んでいました。
▲16.8.3 盛岡車両センター青森派出所
(旧・青森車両センター)
ゴッパーサン、イタ━━━━━m9(゚∀゚)━━━━━ッ!!
なんとそこにいたのは、拙ブログでもちょくちょくご紹介していてお馴染み(?)の、国鉄寝台特急型車両・583系じゃありませんか!w(*゚o゚*)wオオーッ!。なぜこんなところに貴重な583系が、しかもテールランプやヘッドマークの灯りを点けた通電状態で停まっているのかというと ┐(°o°)┌ ホワイ?、この跨線橋の下に広がるのはJR東日本の車両基地である、盛岡車両センター青森派出所(旧・青森車両センター)で、現在ではおもに奥羽本線や津軽線などで使用される車両が留置される施設なのです (・o・*)ホホゥ。ちなみに、ほんの数年前までの同所は、青函トンネルを通っていた在来線の特急「スーパー白鳥」や「白鳥」、急行「はまなす」の本州側の基地を担い、さらには青森発着の寝台特急「あけぼの」や「日本海」などに使われるブルートレイン客車も所属するなど、かつては様々な車両で賑わいを見せていましたが、北海道新幹線が開業した今ではそれらの車両がみんな去ってしまい、広い構内はだいぶ寂しい状態となってしまいました (´・ω・`)ショボン。そんな車両基地にぽつんと佇んでいる一本の583系、実はここ数日の同車は先ほどまで私が熱狂していた、ねぶた祭りを訪れる観客輸送の臨時列車に充てられていて、祭りが始まる前の夕方に青森へ到着してから、祭りが終わって青森を発車するまでの間、この車両基地にしばらく留置されているのです (・w・*)ナルヘソ。場内での停車位置がどのあたりなのか、はたして跨線橋から撮れるのかなど、不確かなところも多かったのですが σ(゚・゚*)ンー…、ためしにこの場所を訪れてみたところ、ラッキーにもちょうど撮りやすい位置に583系は停まっていてくれました (´¬`)ラキー♪。
斜め上から583系の端正なお顔をアップで。
(^_[◎]oパチリ。
ボンネット上の運転席まわりが青く塗られている、
その特徴がよく分かる角度ですね。
さらに引いてもう一枚。
(^_[◎]oパチリ。
無数の線路が並ぶなか、ひとり出番を待つ583系。
背景の照明塔が夜の車両基地らしさを表しており、
583系に合う実にいい雰囲気です。
。゜+.(o´∀`o)カコイイ!゜+.゜。
それにしても旧・青森車両センター
(青森運転所と呼んだ方が馴染みのある方も多いかな?)、
寂しくなったもんだなぁ・・・(´・ω・`)ショボン。
おそらく私以外にも、ここへ何人かの同業者が留置中の583系を撮りに訪れたのではないかと思われますが、私がいたこの時間には誰もおらず (・ω・)ポツン、大好きな583系を独り占め状態 (´▽`*)ゴッパーサソLOVE♡。まるで真夏の夜の夢と言った感じの贅沢なひと時に、じっくりと心ゆくまで撮影を楽しみます (^_[◎]oパチリ。・・・とは言っても、アングルが限られる跨線橋上での撮影ですから、実際にはそれほど時間をかけず、あまり画に変化のないカットを数枚だけ撮って満足し、私は来た道を青森駅へと戻りました モドロ…((((o* ̄-)o 。ねぶた祭り見物と583系の撮影を堪能した青森の夜 ヨカッタ♪(*⌒∇⌒*)ヨカッタ♪、このあとは駅近くの宿にチェックイン・・・(´w`*)ドツカレ… といきたいところですが、実は今夜の宿泊地は青森ではないのです ( ̄△ ̄;)エ?。何せこのねぶた祭りの時期の青森はどこの宿も満室。たとえ空いていたとしても、宿泊料金の設定が高すぎて泊まれやしません(ふだんの4~5倍に跳ね上がるとか・・・)(ヾノ・∀・`)ムリムリ。夜10時をまわった青森、だいぶ夜も更けてきましたが、私はここからふたたび列車で移動したいと思います (*・o・)ノ Go!。
お祭り終了後の青森駅の発車案内板には
「ねぶたモーリー」や「はねと号」、
さらには特急「ねぶたまつり」など、
ねぶた祭りにちなんだ臨時列車の愛称が並びます。
(゚∀゚)オッ!。
こちらが発車案内板に表示されていた、
青い森鉄道の「ねぶたモーリー」(右)と、
奥羽本線の「はねと号」(左)ですが、
とくにヘッドマークなどの装飾はありません・・・。
(・ε・*)ツマンナイノ。
背景の橋は青森港に架かる、青森ベイブリッジ。
▲16.8.3 奥羽本線 青森
ねぶた祭りが行われている期間中はお祭りに合わせて、夜の遅い時間帯でも数多くの臨時列車が設定されており、青森駅の発車案内板を見ると (「゚ー゚)ドレドレ、青森県内の野辺地(のへじ)や弘前へ向かう普通列車に加え、なかには秋田まで行く特急列車の表示も確認できます (・o・*)ホホゥ。その秋田ゆきの臨時特急「ねぶたまつり2号」こそ、私がこれから乗る列車であり σ(゚ー゚*)ネブタマツリ…、ここまでの話の流れでピンときた方も多いと思われますが、同列車に使用される車両は・・・(*゚0゚)ハッ!! そう何を隠そう、あの車両基地で待機していた583系なのです! w(*゚o゚*)wオオーッ!!
先ほどの車両基地から回送され、
青森駅のホームに入線した583系。
この列車は秋田ゆきの臨時特急
「ねぶたまつり2号」です。
▲16.8.3 奥羽本線 青森
ゴッパーサン、キタ─.。.:*・(゚∀゚)゚・*:.。.-ッ!!
夜の青森駅で発車を待つ583系の姿は、まるで青函連絡船と接続していた国鉄時代にタイムスリップしたような情景ではありませんか (´∀`*)イイネ~♪。かつては青森を発着していた寝台特急「ゆうづる」や「はくつる」、その間合いの昼行特急「はつかり」や「みちのく」など、昼夜を問わずに特急列車として活躍した583系ですが (ノ∀`)ナツカシス、夜行列車の衰退や車両自体の老朽化といった理由から退役が相次ぎ、現在に残された同系は秋田の車両センターに所属する一本(秋アキ・N1/N2編成)のみ。それゆえにファンの高い注目を集めることとなっています (☆∀☆)キラーン☆。そんな同編成は定期運用を持たず、現在はおもに臨時列車や団体列車用として使われ、とくに最近では旅行会社が企画する事前募集制のツアー列車(団体列車)で運転されるケースが目立ちます。私がちょくちょく首都圏近郊で撮影する583系は、大半がそのツアー列車の類い ( ̄。 ̄)ヘー。それに対して、ふつうに駅の窓口できっぷ(乗車券や指定券・特急券など)を買って乗れる一般の臨時列車(いわゆる多客臨)で583系が運転されることはあまり多くなく、私のような団体ツアーよりも個人旅を好む者にとっては、なかなか同編成へ乗る機会に恵まれませんでした σ(・ω・`)ウーン…。しかし、ねぶた祭りの開催に合わせ、毎年恒例で583系が運用される「ねぶたまつり」号は、ツアー列車でなく一般の臨時列車 (゚∀゚)オッ!。しかも栄えある特急列車としての運転です (゚∀゚*)オオッ!!。先述したねぶた祭りの見学と同様、例年の私は休暇の日程が合わずに、乗ることも撮ることもできなかった583系の臨時特急「ねぶたまつり」でしたが、今年は乗車できるチャンスが巡ってきました。私はこの機会にぜひとも583系の乗り心地を味わいたいと思い、今夏の旅程に特急「ねぶたまつり」の乗車プランを組み込んだのでした (´ω`)ナルヘソ。ちなみに特急列車の「ねぶたまつり」には、私が手にする「東日本&北海道パス」で乗ることはできませんので、あらためて利用区間の乗車券と特急券を購入しています (*・∀・)⊃[キップ]。不測の事態で乗ることになった秋田新幹線とは違い、名車の583系に乗れるのならば、この出費はまったく無駄ではありません。
かつての寝台特急に思いを馳せて、
青森駅の駅名標とともに・・・。
夜の青森を発つ臨時列車へ、
旅人がひとり、乗り込みました。
ホームの灯りに照らされて、
艶やかに浮かぶ、583系の青い帯。
側面に掲げられた二つの☆は
三段式電車寝台を表します。
車内へ入ると、
そこには幅の広いボックスシートが、
ズラリと並びます。
青いモケットがまた懐かしい・・・。
胸を躍らせて、さっそく583系の車内に足を踏み入れると ドキドキ♪(*゚v゚*)ワクワク♪、そこに並んでいたのは昭和の香りを色濃く残す、なんともレトロなスタイルのボックスシート (≧∇≦)シブイッ!。あれ?ベッドのある寝台列車じゃないの・・・? (゚ー゚?)アリ? と思われた方もいらっしゃるかと思いますが、583系は寝台と座席が用途によって転換できる兼用構造となっていて、今回の特急「ねぶたまつり」は寝台特急ではなく座席特急としての運転です (・∀・`)ナーンダ。できることならば私としても寝台列車としての583系に乗って、このまま車中で一夜を明かしたいところですが、残念ながらそこまでの贅沢な願いは叶いませんでした。やっぱり寝台の583系を体験するには、ツアー列車に申し込まなくては無理かな・・・ (・∀・`)ゞウーン。それでも、この幅の広い特徴的なボックスシートは、特急「はつかり」などの現役時代を知る者としてとても懐かしく、これに座れるだけでも私としては興奮モノです (*゚∀゚)=3ハァハァ!。
一見、窮屈そうに見えるボックスシートですが、
その幅は1,060mm、シートピッチは余裕の1,970mm!
w(゚o゚*)w オオー!!
リクライニング機構は無いものの、
角度のついた深い背ずりと合わせて、
ゆったりと寛ぐことができます。
(´ー`)ユターリ。
ちなみに寝台仕様時には、
この向かい合わせの二席(4人分)を使って、
一人用の下段のベッドとなります。
( ̄。 ̄)ヘー。
そしてふと上を見上げると、
荷棚上の高い天井部に収納されているのは
中段と上段のベッド。
寝台仕様時には座席部の下段と合わせて
三段ベッド構造となります。
( ̄。 ̄)ヘー。
参考までに、
これは以前に急行「きたぐに」で乗った、
寝台仕様の583系車内。
ベッドは上・中・下の三段。
これがまた狭いんだ(笑)
車端部には寝台列車用車両らしく、
広めの洗面台が二基、備えられています。
(お手洗いも二室装備)。
列車の構成は自由席車2両(1、2号車)、指定席車4両(3~6号車)の6両編成。自由席の状況は解りませんが、私の席が指定された5号車はガラっガラで、乗客の姿はまばら ( ̄  ̄;)ガラガラ…。これは喜んでいいものかどうか解らないけれど、贅沢にも広いボックスシートをひとりで占有です ヽ(´∀`*)ノ ラックチーン♪。やはりいくら観光客の多いねぶた祭りでも、青森を22時半に発車する特急列車を利用される方は少ないのかもしれませんね。弘前までの臨時列車ならば、特急料金がかからない普通列車の「はねと号」が先行して運転されているし・・・(´ω`)ナルヘソ。そして意外にも583系目的の同業者(鉄ちゃん)も少なめで、同じ号車の車内で一見してお仲間だとわかるのは (*・ω・)人(・ω・*)ナカーマ、私の後ろの座席でいそいそと車内放送を録音している青年くらい・・・かな?(笑)。そんな乗車状況で、特急「ねぶたまつり2号」は定刻の22時27分、ゆっくりと青森をあとにしました m9(`・ω・´)シュパーツ!。
静かに扉が閉まり、出発進行。
この折り戸も583系の特徴のひとつです。
車窓に通過駅の灯りを流し、
夜の奥羽本線をひた走る583系。
この雰囲気はかつての夜行急行
「津軽」を彷佛とさせます。
(*´ω`*)ナツカシス。
このカットは懐かしさを誇張したお遊びで、
モノクロモードにしてみました。
久しぶりに味わう、国鉄特急型らしい重みのある力強い走り 。゜+.(o´∀`o)カコイイ!゜+.゜。私が583系に乗るのは、今から6年前の2010年に同系最後の定期列車として残っていた、北陸本線の急行「きたぐに」の寝台に大阪から富山まで乗って以来のこと。そして座席特急としての583系となると、98年に盛岡から八戸まで乗った東北本線の特急「はつかり」以来、18年ぶりのこととなります (ノ∀`)ナツカシス。余談ながらこの八戸まで583系の「はつかり」に乗ったあと、私は八戸線を終点の久慈(くじ)まで乗り通して、JRの全線完乗を達成したんですよね・・・。「ねぶたまつり2号」の車窓は夜であまり風景が見えないこともあり、私はそんな思い出を583系に揺られながら振り返っていました (´ー`)シミジミ。
写真にはぜんぜん乗客の姿が見えませんが、
貸切列車と言うワケではありません。
向こうのボックス席には
若い女性のグループがいらっしゃいました。
この客層を見ると、
鉄ちゃん向けのイベント運行ではなく、
一般の臨時列車らしい自然さが感じられます(笑)。
列車は青森から50分ほど走り、23時過ぎに弘前へ停車 (゚ー゚*)ヒロサキ。ここで後ろの録音青年を含む数人が下車し |…λλλ、代わりに同じくらいの数の客が同駅から乗ってきました |λλλ…。こんな時間に弘前から秋田ゆきの臨時特急へ乗る客がいるのはちょっと意外でしたが σ(゚・゚*)ンー…、実はこの日は弘前でもねぷた祭りが催されていて、乗ってきたのはその観光客なのかも知れません ( ̄、 ̄*)ナルヘソ。青森県内の各地で行なわれるねぶた祭りは、地域によってそれぞれに特色があり、先ほど私が青森市内で見た「青森ねぶた」、そしてこの弘前で開かれる「弘前ねぷた」(「ね"ぶ"た」ではなく、「ね"ぷ"た」ね)(゚ー゚*)プ、さらには昼過ぎに五能線の「リゾートしらかみ」で通った五所川原の「立佞武多(たちねぷた)」などが有名なところ(その他の地域にも多数あり)。今旅の私は青森ねぶたを見に行きましたが、機会があれば弘前や五所川原のねぷた祭りも見てみたいですね σ(・∀・*)ミタイ。
途中の弘前で「ねぶたまつり2号」は7分停車。
反対のホームへ回って編成写真を撮る余裕がありました。
(^_[◎]oパチリ 。
サクッと撮って、ふたたび車内へ戻ります。
▲16.8.3 奥羽本線 弘前
さて、秋田ゆきの臨時特急「ねぶたまつり2号」に乗っている私ですが、このまま終点まで乗り通すのかと言うと、そうではありません ( ̄△ ̄;)エ?。いや、ホントは秋田までずっと乗りたかったところなのですが、前記事でもちょろっと触れたように、この日から秋田では伝統の夏祭り「竿燈(かんとう)祭り」が行なわれていて σ(゚ー゚*)カントー?、ねぶた祭りの青森と同様、秋田の宿がいっさい空いていなかったのです (ヾノ・∀・`)㍉㍉。青森のねぶた、弘前のねぷた、秋田の竿燈・・・と、夏の東北はお祭りだらけ ワッショイ♪ ヘ(゚ω゚ヘ)(ノ ゚ω゚)ノ ワッショイ♪。そんななかでこの特急「ねぶたまつり」の停車駅で唯一、私が泊まれる宿を取れたのは、青森と秋田の県境近くに位置する大館(おおだて)でした (゚ー゚*)オーダテ。583系は漆黒の闇に包まれた県境の矢立峠を越え、日付が変わる直前の23時52分、大館に到着 (・ω・)トーチャコ。
終点の秋田まで乗りたかった
583系の「ねぶたまつり2号」ですが、
私は大館で下車します・・・。
(・ε・`)シャーナイネ。
大館をあとにして、
秋田へ向かう「ねぶたまつり2号」。
ちなみに同列車が終点の秋田に到着するのは
午前1時25分です。
▲16.8.3 奥羽本線 大館
青森2227-(奥羽本線 特急ねぶたまつり2号)-大館2352
後ろ髪を引かれながら大館で下車し、ホームにて見送る583系の赤いテールランプ・・・サイナラ~(´・ω・)ノ~~~。。それでも、青森から大館までの一時間半も583系の特急列車に乗ることができ、しかも本来は四人がけのボックスシートをひとりで独占して、その懐かしい走りを存分に味わうことができたのですから、もうじゅうぶんに満足です マンゾク♪(*⌒∇⌒*)マンゾク♪。こんな貴重な乗車経験ができるなんて、はるばる青森まで来てホントによかったなぁ ・:*:・キテ(゚ノ∀`゚)゚ヨカッタ・:*:・。・・・って、あれ?今旅の私の目的は、ねぶた祭りを見ること?それとも「ねぶたまつり」号に乗ること? σ(゚・゚*)ンー…。はたしてどっちがメインだったのでしょうね(笑)。
8月4日(木)
翌朝の大館駅。
大館には奥羽本線のほか、
同駅と岩手県の盛岡
(路線区間は好摩まで)を結ぶ、
花輪線が発着しています。
▲16.8.4 奥羽本線 大館
秋田県の大館で迎えた三日目の朝 ('-'*)オハロ♪ 。前夜は特急「ねぶたまつり2号」で大館に着いたのが23時52分。その後、ホテルにチェックインし、眠りについたのは午前1時過ぎでした ZZZzz…⊂(-ω-`⊂⌒`つ(ちょうど「ねぶたまつり2号」が秋田に終着する頃かな?)。翌朝は起きることができたら大館7時07分発か、8時05分発の列車に、もし起きられなかったら10時36分発に乗ろう・・・なんて考えていましたが、朝6時に掛けた目覚ましを無意識で止めて、起きたのは7時半 (*´0)ゞ。oOフワァァ…。急げば8時の列車には間に合うけれど、私はもう10時半の列車に乗ることを決め、ホテルの無料の朝食を食べてゆっくりと駅へ向かいました ダラダラ…ε~ε~ε~(((;´∀`)。ちなみに7時、8時ときて、次が10時半まで列車の間隔が空くのは、朝の通学時間帯を重視した地方の列車では、よくあることです ( ´_ゝ`)フーン。
大館の駅前に佇むのは、忠犬ハチ公。
▽・ェ・▽ コンニチワン♪。
ハチ公の像というと、
東京の渋谷駅前のものが有名ですが、
秋田犬であるハチ公のふるさとはここ大館で、
大館の駅前にもハチ公の像が建てられているのです。
(余談ながら某黄色いJリーグチームのマスコットキャラも秋田犬で、
サポとしてはこの像に手を合わせずにはいられません・・・^^;)
そんなゆるゆるの出発となったこの日の目的はというと、昨夜に乗車した583系の臨時特急「ねぶたまつり」の走行シーンを奥羽本線の沿線で撮ること (゚∀゚*)オオッ!!。もちろん、私が乗った青森から秋田への上り「ねぶたまつり2号」は深夜時間帯の運転ですから、撮影の狙いとなるのは明るいうちに秋田から青森へと向かって走る、下りの「ねぶたまつり1号」です (゚ー゚*)イチゴー。もし早起きできれば、お目当ての「ねぶたまつり」の前に何カ所かの撮影地を吟味し、あわよくばそこで貨物列車の一本でも撮れないかな・・・などと考えていたのですが、実際は遅い時間の出発となったので、「ねぶたまつり」の撮影地選びは下見無しの一カ所に絞らなくてはなりません σ(゚・゚*)ンー…。
「北海道&東日本パス」を持つ私、
大館から乗るのはもちろん普通列車です。
10時過ぎに発車する上り列車は空いていました。
▲16.8.4 奥羽本線 大館
大館を発車した秋田ゆきの上り普通列車は市街地を抜けると、すぐに広大な田園風景のなかを走るようになります (゚o゚)オッ!。このあたりならば撮影地の下見などしなくても、どこでも撮れそうじゃん・・・と、一見するとそう思えるのですが σ(゚・゚*)ドーダロ、この夏場の時期はたとえ広々とした抜けの良さそうな場所であっても、線路際に鬱蒼と生い茂る夏草などが邪魔となり、意外とスッキリと列車の全景を撮れるところが少ないのです (´Д⊂ダメポ。加えて、午後に北東の方向へと進む奥羽本線の下り列車は、光線状態があまりよくないのも悩みどころ (゚ペ)ウーン…。この日の天気予報は晴れ時々曇りで、極力、逆光のポイントは避けたいのですが、どこかにいい場所はないかなぁ・・・<(゚-゚=)キョロキョロ(=゚-゚)ゞ。
車窓を眺めながら、撮れそうなところを探します。
地図上ではスッキリと撮れそうに見える田園地帯ですが、
実際は線路際のブッシュが深くて、
撮るのがちょっとキビシい・・・(・ε・`)チェ。
▲16.8.4 奥羽本線 下川沿-早口(車窓から)
本来ならば、せっかく東北の青森や秋田まで遠征してきたのですから、その地方らしい風景のなかで撮りたいと思うも、なかなか条件に合うところが見いだせず (・ω・`)ウーン…、結局は「抜けがよくて光線状態がいい」というだけの、最終的な保険のつもりで事前にチェックしていた撮影地へと向かうことになりました (・ε・`)シャーナイカ。大館から一時間ちょっと、私が降りたのは羽後飯塚(うごいいづか)。
羽後飯塚で下車 。
(・ω・)トーチャコ。
当駅は男鹿線の分岐駅・追分から下りへ二駅目に位置し、
前日に撮影で訪れた男鹿線の天王駅と同じ
秋田県潟上市内にあります。
▲16.8.4 奥羽本線 羽後飯塚
大館1036-(奥羽1650M)-羽後飯塚1159
木造平屋の駅舎が建つ羽後飯塚ですが、
なんだかまわりの様子が慌ただしいですね・・・。
σ(゚・゚*)ンー… 。
▲16.8.4 奥羽本線 羽後飯塚
張り紙を見ると、
どうやら駅舎の改築工事が行なわれるらしい。
ここも新しく建て直されちゃうのね。
駅から歩いて10分ほど、
ε=ε=ε=┌(*・_・)┘テクテク
このようなスッキリとしたポイントへと
出ることができました。
米どころの秋田らしく、駅前からすでにのどかな田園風景が広がっている、羽後飯塚の周辺 (´ー`)ノドカ…。気になる線路際の雑草ですが、このあたりは比較的しっかりと除草が施してあるらしく、いつでもスッキリと撮ることができるという (・∀・)スッキリ、お立ち台的な有名ポイントして知られている場所です ( ̄。 ̄)ヘー。田園地帯の直線区間はメリハリが無く、ちょっと画的な面白味には欠けるけれど、583系がキレイに撮れるのならば贅沢は言いません (・∀・`)マ、イッカ。昼過ぎのこの時間帯は「ねぶたまつり1号」などの下り列車に対し、正面は列車の顔が陰る半逆光(サイド光)で、後追いが順光になります(つまり上り列車が順光)σ(゚・゚*)ンー… 。個々の好みによって意見が分かれそうなところですが、せっかくのいいお天気なので、私は順光となる後ろ側から狙うこととしました m9(`・ω・´)ケテイ!。
夏空のもとをE751系の特急「つがる」が
颯爽と走り抜けてゆきました。
▲16.8.4 奥羽本線 羽後飯塚-大久保(後追い)
おや?E751系の先頭部の側面をよく見ると・・・
そこにいたのは、青森のゆるキャラ「いくべぇ」。
(゚∀゚)オッ!。
今は青森・函館観光キャンペーンの期間中なので、
それをPRしているのですね。
(´▽`*)イクベー♪。
まずはE751系の特急「つがる」で試し撮り【◎】]ω・´)パチッ!。とりあえず標準系のレンズで空を広く入れたアングルにしてみました。真っ青な夏空と緑の稲、そして白とオレンジのツートンカラーを纏ったE751系のコントラストが、なかなかいい感じです (・∀・)イイネ!。画的にはこのくらいのアングルが個人的な好みなのですが、ひょっとすると背景に写る夏雲を強調したら、もっと夏っぽい季節感がでるかな・・・? σ(゚・゚*)ドーダロ… とも思い、ためしに次の列車はこんな感じにしてみました。
夏雲を背にして現れたのは、
五能線から直通してきた
「リゾートしらかみ・くまげら編成」。
インパクトのあるお顔のカラーリングは、
白神山地に生息する野鳥のクマゲラの赤い頭と、
日本海に沈む夕陽をイメージしています。
▲16.8.4 奥羽本線 羽後飯塚-大久保
続いてやってきたのは、「リゾートしらかみ・くまげら編成」(゚∀゚)オッ!。「リゾートしらかみ」には前日(今記事の冒頭)に私が乗った、HB-E300系の青い「青池編成」のほか、同じくHB-E300系で緑色の「ブナ編成」、そしてこのキハ40を改造したオレンジ色の「くまげら編成」の三種があります (´▽`*)リゾシラ♪。そんな「リゾしら・くまげら」を今度は中望遠で撮影 【◎】]ω・´)パチッ!。編成写真的にはこのくらいの方が自然に感じる方も多いと思いますが、やっぱり個人的にはもう少し背景に広がりがある方が好きかな・・・σ(・∀・`)ウーン。あまり迷うこと無く、最初に「つがる」を撮った時くらいのアングルへと戻します m9(`・ω・´)ケテイ!。ここはスッキリと列車が撮れるお立ち台とは言うものの、首都圏近郊のように多くの同業者が集まることは無く、日陰の無い炎天下の田園でカメラを構えているのは私ひとりだけ (・ω・)ポツン…(ほかにもう一人くらいは来るかな?って思ってたんですが、誰も来なかった・・・^^;)。通りがかった農家のおばちゃんに「暑かろうに、倒れるなや~ ヽ(´w`*)」と笑われながら待つことしばし (´Д`υ)アッツー。、やがて陽炎のむこうに三つのヘッドライトを輝かせた583系の姿が見えてきました (゚∀゚)キタ!。
陽炎が揺らめくなか、遠くに見えてきた583系・・・
眩しい夏の日差しを浴びて、
一路、青森を目指す、
583系の特急「ねぶたまつり」号。
表示は味気ない「臨時」幕ですが、
栄えある特急列車としての晴れ舞台です。
▲16.8.4 奥羽本線 羽後飯塚-大久保(後追い)
583系の「ねぶたまつり」が撮れました~!ヽ(´▽`*)ノ ワ~イ♪
夏空のもとを颯爽と走り抜ける583系、やっぱり晴天順光下で見るツートンカラーの国鉄特急色は、一段と鮮やかに感じます (つ▽≦*)マブイッ!。夜の艶やかな583系もステキだけれど、太陽の光を全身に浴びた583系もカッコいい!。゜+.(o´∀`o)カコイイ!゜+.゜。どんなシチュエーションでも絵になるなんて、さすがは昼夜兼用特急型!・・・なんちって (゚∀゚)アヒャ☆。E751系の「つがる」から40分ほどの時間が経ち、光線状態は車体側面までキッチリと日が回るようになった、まさにバリ順。でも背景に写る夏雲は、「つがる」のときの方がいい感じでしたね・・・σ(・∀・`)ウーン…。まあ、車両主体の無難な画ではありますが、個人的には前日に自分が乗った列車をキッチリと記録できたことに満足しています (*`д´)=b OK牧場!。これで583系「ねぶたまつり」の撮影は終了です (´w`*)ドツカレサン。
上り列車に乗って羽後飯塚をあとにします。
次にこの駅で降りることがあるとしたら、
その時には新駅舎になっているのですね。
▲16.8.4 奥羽本線 羽後飯塚
羽後飯塚から30分ほどで秋田に到着 。
(・ω・)トーチャコ。
同駅で降りるのは今旅三度目ですが、
一度目は秋田新幹線「こまち」のE6系、
二度目は男鹿線のキハ40、
そして三度目は奥羽線の701系となりました。
▲16.8.4 奥羽本線 秋田
羽後飯塚1418-(奥羽1654M)-秋田1444
男鹿線の撮影後、五能線の「リゾートしらかみ」で秋田を発ち (/*´∀`)o レッツラゴー♪、青森でねぶた祭りを観て w(*゚o゚*)wオオー!!、特急「ねぶたまつり」号に乗り (´▽`*)ワ~イ♪、大館へ泊まって Zzz…⊂(-ω-`⊂⌒`つ、奥羽本線で「ねぶたまつり」号を撮影し (^_[◎]oパチリ、二日がかりでふたたび秋田へと戻ってきました (=゚ω゚)ノ タライマ!。ちなみに旅の行程としては、男鹿線を撮影したあとに「リゾートしらかみ」へ乗らず、奥羽本線に転戦して583系の「ねぶたまつり1号」を撮ることも考えたのですが(時間的にはじゅうぶんに可能)σ(゚・゚*)ンー…、できれば撮り鉄と乗り鉄を織りまぜて、旅に少しでも変化を付けたかったことと、あとは二日目の宿泊地が大舘以外に選べなかった苦肉の策で、結果的にこのような形でまわりました (´w`)ナルヘソ。
さて、青森でのねぶた祭り見物が第一の目的としていた今旅。それを達成し、あとはここから東京へ帰るだけ・・・か?