埼京・川越線・・・川越車両センターまつり 見学記 [鉄道写真撮影記]
相変わらずの鮮度落ちですが・・・(^^;)ゞポリポリ
先々週の土曜日(10/15)は、今秋の週末いちばんの快晴に恵まれました ヽ(゚∇゚*)ノ ハレタ!。このところずっと曇りや雨の週末が続いていたなか、まさに待ちに待った待望の秋晴れです (´▽`*)アキバレ~♪。ならば晴天の青空が画になるような、どこか自然豊かなローカル線にでも撮影へ行こうかな・・・σ(゚・゚*)ンー…なんて考えもアタマに浮かんだものの、実はこの土曜日は「鉄道の日(10/14)」直後の週末で、関東近郊の各社・各線では鉄道関連のイベントが目白押し (・o・*)ホホゥ。そのなかのひとつに、私は開催告知を見たときから気に留めていたものがあって、それにはぜひ訪れたいと思っていました σ(・∀・*)イキタイ。ぶっちゃけ、その告知されていたイベントとは鉄道車両基地の一般公開でして、メインは構内にいくつかの車両を一同に並べて展示すると言うもの (゚∀゚*)オオッ!!。快晴の日に車庫で停まっている電車を撮りに行くなんて、ちょっともったいない気もするけれど σ(・∀・`)ウーン…、この車両基地が公開されるのは年に一度の貴重な機会です。とくに今年は気になる車両の展示もあって、やはり見逃せない・・・σ(・∀・`)ウーン…。そこでこの日の私は、車両基地イベントの見学をスケジュールの軸にしつつ、ついでに秋晴れと言う好条件が活きるような撮り鉄も効率よくできないものかと、計画を立ててみました。
10月15日(土)
上野のホームに入ってきたのは、
高崎線の高崎ゆき普通列車。
E233系(付属5両)+E231系(基本10両)の
長い15両編成ですが、
前5両のE233系は途中の籠原で切り離されます。
▲東北本線 上野
朝の6時過ぎ (*´O)ゞ.。oOフワァ~ア…、都内から高崎線の下り列車へ乗って車窓越しに空を見上げると、雲ひとつない真っ青な快晴 (゚∀゚*)オオッ!!。こんなに気持ちのいい空の週末を迎えるのは、いったいいつ以来のことだろうか (´▽`*)キモチイイ~♪。やっぱりこの秋晴れを見ると、車両基地イベントに訪れるだけの一日ではもったいない。まずはその前に沿線での撮り鉄に向かいます (*・o・)ノ Go!。件のイベントは開催時間が午前10時から午後2時半まで。それがあとに控えているのであまり遠くへは行けないけれど、せめて青空がスッキリと抜けるような広々とした撮影地を目指したいところ。そしてもちろん撮り鉄としては、その被写体となる列車(車種)にもある程度の目的が欲しいものです σ(゚・゚*)ンー…。そこであらかじめ臨時列車の運転情報などを調べた上で私がやってきたのは、前々回の「カシオペア」でご紹介した東北本線のヒガハス(東大宮~蓮田)と並び称される、高崎線の岡部と本庄の駅間に位置するお立ち台的な超有名撮影地、通称「オカポン」 (゚ー゚*)オカポソ。
都内から普通列車で一時間半、
やってきたのは埼玉県北部の深谷市にある岡部。
Y(o0ω0o)Y フッカチャソ♪
関東近郊の駅ですが、
なかなか味のある木造平屋建ての駅舎です。
▲高崎線 岡部
上野0626-(高崎1822E)-岡部0751
最寄駅の岡部から撮影地のオカポンまでは、
蓮田からヒガハスへ行くよりもちょっと遠く、
駅から歩いて30分弱(2.5キロ)と言ったところ。
ε=ε=ε=┌(*・_・)┘テクテク
でも今の時期は暑くも寒くもなく、
さらにこの日はお天気もよいので、
歩くのは苦になりません。
この日は連休ではないふつうの週末ですが、秋の行楽シーズンまっただなかで、草津温泉や水上温泉、尾瀬などへのアプローチとなる高崎線には多くの臨時列車が設定されています (・o・*)ホホゥ。そんななかで私のお目当ては、行楽シーズンの多客臨時列車・・・というより、あきらかに鉄ちゃん(鉄道ファン)を客層のターゲットとしたイベント性の高い臨時列車で、京葉線の千葉みなとから、武蔵野線、高崎線を経由して、上越線の水上(みなかみ)まで運転される、ちょっと変わったルートの快速「EL&SLみなかみ」号 (゚∀゚*)オオッ!!。同列車は今や数少ない貴重な存在となってしまった機関車が牽引するスタイルの客車列車で、「EL」とは電気機関車(Electric Locomotive)、「SL」とはご存知、蒸気機関車(Steam Locomotive)を意味し、ELとSLがバトンを繋いで客車を牽引することから、この「EL&SL」と冠付けられた列車名となっています ( ̄。 ̄)ヘー。ちなみに、ELとSLだったらSLの方が魅力的だという方も多いと思われますが ε-(°ω°*)SL!、どちらかというと私はSLよりもELのほうが好みで、今回訪れた高崎線のオカポンもELが牽引する区間です σ(゚ー゚*)EL…(SLのD51が牽引するのは、高崎から先の上越線区間)。
小川の脇の築堤上がオカポンの
お立ち台的定番ポイント。
すでに何人かの先客がいらっしゃいました
(*・ω・)ノ゙チワッス♪。
撮影地のオカポンには、お目当ての「みなかみ号」が通過する一時間ほど前に到着 (・ω・)トーチャコ。ELの牽引区間とはいえ、撮り鉄に人気の高い客車列車ですから、定番ポイントのお立ち台にはさぞかし多くの同業者がすでにスタンバっているのでは・・・と思いきや、私が着いた時点での先客は10人ちょっとと言ったところで (*・ω・)ノ゙チワッス♪、これは予想していたよりもだいぶ少ない σ(゚・゚*)ンー… 。そんなオカポンの様子を上に載せてみましたが、大ネタで同業者が多いときには手前の斜面いっぱいにまでびっっっしりと三脚が林立することもあるくらいなんです ( ´_ゝ`)フーン…。待ち時間に隣り合わせた同業者さんとお話すると、この日は「みなかみ号」のほかにも、583系の「わくわくドリーム号」や、新型クルーズトレイン「トランスイート四季島」の試運転、廃車となったEF200(-901)形電気機関車の配給輸送、そして「鉄道の日」に合わせた各地でのイベントなど、いろいろな鉄ネタが重なり、撮り鉄が適度に分散したのではないかとのこと ( ̄、 ̄*)ナルヘソ。まあ、撮影ポイントは混んでいるよりも空いている方がいいけれど、この程度の数はちょっと拍子抜けでした。
ためしにカメラを構えてみると、
やってきたのは上りのタンカー貨物 (・∀・*)カモレ。
下りアングルのこの場所では後追いになるけれど、
スッキリとした青空のもとで連なるタンク車が、
いい感じになりました。
▲高崎線 岡部-本庄(後追い)
まずは普通列車や貨物列車で試し撮り。冒頭から何度もお伝えしているように、雲ひとつ無いスッキリとした快晴に恵まれたこの日、躊躇無く空を大きく入れたアングルにしてみました (^_[◎]oパチリ。ああ、やっぱり爽やかな青空のもとでの撮影は気持ちがいいなぁ・・・キモチ(・∀・)イイ!。晴天だと気分的にもテンションが高まるし、カメラ的にもストレスの無い設定(低感度でもシャッタースピードが上げられる、露出を絞り込める)で撮影できるのが助かります。さらに、今日の空は流れ雲による影落ちやマンダーラの危険性がまったくなく、裏カブりとなりそうなキワドい時間帯の普通列車も無事にやり過ごした ε-(´∇`*)ホッ。あとは突如としてカメラがぶっ壊れでもしない限りは、まず撃沈と言う結果にはならないハズ (゚ー゚*)ハズ。そんな緊張感があるのか無いのかよくわからない状況のなか、やがて「みなかみ号」の通過時刻を迎え、先の方に見える踏切が鳴りだしました (゚∀゚)キタッ!センジュ。
青き機関車が青い客車を引き連れて、
青空のもとを颯爽と走りゆきます。
穏やかな秋晴れの日に繰り広げられた青の共演。
▲高崎線 岡部-本庄
青空でPトップが撮れました~!ヽ(´▽`)ノワーイ♪
青い12系客車が使われた「みなかみ号」の先頭に立ったのは、やはり深みのある青い色をしたEF65型の501号機 (゚∀゚*)オオッ!!。同系色の青に統一された編成が美しい・・・(σ´∀`)σイイネ~。同機はかつての国鉄時代に、東海道・山陽本線でブルートレイン(寝台特急)を牽引していたという華やかな経歴があり、旅客から貨物にまで幅広く運用をこなす汎用型機関車のEF65形のなかでも、とくに高速旅客列車牽引用(ブルートレイン専用機)として「旅客」を表す "passenger" の頭文字に由来する「P形」の称号が与えられたうちの一機で、そのトップナンバー「501」であることから、ファンには「Pトップ」の愛称で呼ばれています (゚ー゚*)ピートップ。P形最後の生き残りである同機を私が撮るのは、一昨年に東京駅開業100周年を記念して復刻運転された寝台特急「富士」以来のこと。現在、残念ながらブルートレイン用の寝台客車(14系や24系)は事実上消滅してしまったけれど、たとえ座席車の12系であれ、やはり「Pトップ」には青い客車の先頭に立つ姿が似合います 。゜+.(o´∀`o)カコイイ!゜+.゜。実は今回、この「Pトップ」が「みなかみ号」の牽引に登板するということで、ぜひとも青空のもとでの青い機関車+青い客車のコラボを撮ってみたかったのでした (・∀・*)青コラボ♪。ちなみに、もしもこの日が青空になる可能性の低い曇り空だったら、または牽引機が青い「Pトップ」でなかったら(茶色いロクヨンとかだったら)、おそらく私は「みなかみ号」の撮影に訪れていなかったと思います ( ´_ゝ`)フーン。そんな「Pトップみなかみ号」、撮影面では機関車側面のフィルターが日射しで反射する瞬間まで引き付けたら、ちょっと遅切りでカツく(画面カツカツに)なっちゃったけれど (・∀・;)カツイ…、反射はほぼ狙い通りになったので、まあヨシとしましょうか (*`д´)=b OK牧場!。これで「みなかみ号」の撮影は終了なのですが、帰りしなにお立ち台のすぐ近くで目に留ったのは、今の季節らしいススキの群生 (゚∀゚)オッ!。せっかくなので、そこでも少しだけ撮影してゆきたいと思います。
線路から少し離れた位置で、
ススキが風に穂をなびかせていました。
(゚- ゚)アキ…。
その向こうをE233系の普通列車が、
車体を光らせて通過してゆきます。
▲高崎線 岡部-本庄
しばらくするとやってきたのは、
「リゾートやまどり」を使用した、
臨時快速「はちおうじやまどり」。
(´▽`*)ヤマドリ♪
シックな茶色の「やまどり」は
ススキのある秋風景に、
マッチしているように思います。
「やまどり」とは対照的に、
青空のもとに映える真っ白い列車は、
651系の特急「草津」。
これから迎える寒い季節、
温泉観光地へと向かう特急列車は、
乗客が増えることでしょう。
σ(・∀・`)オソセソ…イイナァ。
ススキと列車のコラボ、さすがにこのアングルで「みなかみ号」を撮る度胸は無かったけれど、普通列車だけでは画的に面白くないので、ためしに「リゾートやまどり」を使った臨時快速の「はちおうじやまどり(八王子~長野原草津口)」をここでの本命として狙ってみました (^_[◎]oパチリ。いい位置にススキがあったものの、風の具合によって穂がなびく位置が大きく変わって安定せず 彡~(・ω・~)彡 ユラユラ~、撮るのに意外と苦労させられましたが (-“-*)ムムッ、なんとかウマくまとまったかな? ソォ…(´ω`)ネェ…。ちなみにこのようなアングルで撮る場合、列車の先頭を左右のどちらに向けるべきか、ちょっと迷っちゃいます。個人的には651系「草津」の向きよりも、「やまどり」のほうがバランスいいように感じるのだけれど・・・どうなんでしょ σ(゚・゚*)ドーダロ。いずれにせよ、ここでは「みなかみ号」ついでの短い撮影時間でしたが、ススキと列車という秋らしい季節感のあるカットを残すことができて、いい収穫となりました (*⌒∇⌒*)ヨカッタ♪。そろそろオカポンから引き上げて、車両基地公開のイベントへ向かうことにします イコ…(((o*・ω・)o。
時間を見計らって岡部から乗ったのは、
高崎線の上り特別快速。
(゚ー゚*)トッカイ。
湘南新宿ライン経由で東海道線へ直通する、
小田原ゆきです。
▲高崎線 岡部
都内までは戻らず、埼玉の大宮で高崎線を下車。
大宮は言わずと知れた鉄道の要衝で、
私が乗ってきた高崎線のほか、
東北新幹線、上越・北陸新幹線、
宇都宮線(東北本線)、京浜東北線、埼京線、川越線、
東武アーバンパークライン(野田線)、
埼玉新都市交通ニューシャトルの
各線が乗り入れています。
▲東北本線 大宮
岡部から上り列車に乗り込み、東京方面へと戻る格好で高崎線を南下。普通列車よりも幾分早い特別快速で45分 バビューン!!-=≡Σ(((⊃゚∀゚)つ、私が次に下車したのは大宮です (゚ー゚*)オーミヤ。車両基地のイベントが行われる路線には当駅で乗り換えとなるのですが、ここで私は一人の「鉄友達」と待ち合わせをしていました σ(゚・゚*)テツトモ?。その方とはソネブロ仲間で、拙ブログでは「画伯」としてお馴染みの画家(兼ライター、イラストレーター)「sonicさん」(゚∀゚*)オオッ!!。実は先月に画伯の作品展を私が訪れた際に今回の車両基地イベントの話となり、もし都合がつくようならばご一緒しましょうということになっていたのです (*'∀'*)イキタイ。私が大宮駅に着いたことをメールで知らせると メェル、ソーシン♪ (*´∀`ノ)ノ≡[\/] 、sonicさんはいま埼京線で大宮に向かっている最中だとか ≡[\/]⊂(´∀`⊂) メェル、チャクシン♪。ならば私も大宮の地下にある埼京線のホームへと向かいます コッチ…((((o* ̄-)o。わざわざ丁寧にホームで到着をお出迎え?・・・というワケではなく(いや、お出迎えです!笑)、いずれにせよお目当ての車両基地イベントへ行くには、埼京線のホームから発車する電車に乗ることになるので、そこで落ち合ったほうが効率いい (´ω`)ナルヘソ。埼京線から川越線へと直通する川越ゆきの下り列車に、sonicさんは乗られていました (=゚∇゚)ノチワッス♪。私もそのまま同列車へ乗り込みます。
大宮の地下ホームに入ってきた、
埼京線E233系の川越ゆき。
同列車はここから川越線に直通します。
▲東北本線(埼京線) 大宮
大宮から川越を経て、高麗川(こまがわ)までを結ぶ川越線(そのうちの大宮と川越の間で、東京都心へ直結する埼京線と直通運転)。私があまり馴染みの無い川越線に乗るのは、昨年の同時期以来となるちょうど一年ぶり。そう、実は昨年にも私は同じ車両基地の公開イベントに訪れているのです σ(゚・゚*)ソーイエバ…。ここまで来たらもうお分かりだと思いますが、昨年に続いて私が今年も向かっているのは、埼京線や川越線、八高線などの車両基地である「川越車両センター」(゚∀゚*)オオッ!!。ここでのイベントでは毎年、広い構内を活かして多くの車両がきれいな頭揃えの並列で展示され、その光景は圧巻の一言 w(*゚o゚*)wオオー!。昨年の前回は首都圏の各線で活躍するE233系の色違いが6種類も並べられ、来場者を驚かせました Σ(゚Д゚*)スゲー!!。今回は前回ほどのサプライズは無いだろうと言われていますが、それでも今現在の埼京・川越線においては、ファンにとってちょっと気になる編成(車両)が一本、存在しています (゚ー゚*)キニナル…。前回の「E233系まつり」ではラインナップ外となっていたその車両、果たして今回はお目にかかれるのでしょうか? σ(゚・゚*)ンー…。ちなみに同行されているsonicさんは、私よりもずっと埼京線に馴染みがある方で、やはりその「気になる編成」が見られることを楽しみにされていました (*´v`*)ワクワク♪。ひょっとしたら、これが最後の機会になるかもしれない・・・と ( ̄△ ̄;)エッ…。
川越車両センターの最寄り駅は
川越のひとつ手前にある南古谷(みなみふるや)。
私たち同様、車両基地イベントへと向かう、
多くの鉄ちゃんが見られました。
(*・ω・)人(・ω・*)ナカーマ。
▲川越線 南古谷
深谷1042-(高崎4827Y)-大宮1126~1157-(川越1051F)-南古谷1215
まわりを田畑に囲まれた、
のどかな場所にある川越車両センター。
離れた位置からでもその所在を確認できます。
お、さっそく何本かの電車が見えるぞ・・・。
(「゚ー゚)ドレドレ
南古谷駅から歩いて15分
ε=ε=ε=┌(*・_・)┘テクテク、
目的地の川越車両センターに到着。
(・ω・)ト-チャコ
今年も目立った混雑は無く、
スムーズに入場できました。
▲川越線 川越車両センター
川越線の南古谷から、歩いて15分ほどのところにある「川越車両センター」ε=ε=ε=┌(*・∀・)┘テクテク。ちなみに前回は曇っていたのであまり気に留めませんでしたが、東西に長く伸びる車両基地のなかで、来場者が見学や撮影を自由にできるエリアは西側に位置するため、「訪れるのならば、昼過ぎのほうが光線状態いいですよ」と、事前に「とある方」からアドバイスをいただいていました (・o・*)ホホゥ。そんな私たちが会場に着いたのは、まさに昼過ぎの13時前。入場者の混雑も落ち着いていて、ちょうどいい頃合いです ъ(゚Д゚)バッチグー。ゲートで会場内の案内図をいただくと、私はもうはやる気持ちを押さえ切れず、自然と早歩きになってメインの車両展示エリアへ ε=ε=ε=(((*°ω°)-3 ムフーッ!。そこに並べられていた今回のラインナップは・・・(*゚0゚)ハッ!!。
じゃーん!\( ̄^ ̄)/
これが今年の「川越車両センターまつり 2016」で展示された
車両のラインナップ。
向かって右から、事業用車のクモヤ143(-11)
宇都宮線用205系(Y12編成)
埼京・川越線用205系(ハエ28編成)
東京臨海高速鉄道70-000形(第2編成)
川越・八高線用209系(ハエ63編成)
埼京・川越線用E233系(ハエ119編成)
多目的試験電車の209系・Mue-train(ミュートレイン)
▲川越線 川越車両センター
抜けるような快晴の青空のもと、ズラリと並べられた7本もの電車たち。これはなかなか豪華で壮観な眺めじゃありませんか! w(゚0゚*)w オォー!!。これぞ「川越車両センターまつり」の醍醐味といえるでしょう (*゚∀゚)=3ハァハァ!。ただ・・・贅沢だというのを承知であえて言うならば、たしかに前回のE233系6種並びと比べると今回は車両的な驚きが少なく、展示車両の数的には前回よりも一本増えた7本となっていますが、そのラインナップは川越車両センター自身が受け持つ埼京線や川越線、八高線の車両が中心で(クモヤ143-11や「ミュートレ」も、同センターの所属車両)、他線からのゲストと言えそうなのは宇都宮線で使われている湘南色帯の205系(小山車両センターY12編成)くらい σ(゚・゚*)ンー…。でもそんななか、先述した同イベントでのお目当てとも言える「気になる編成」は、ヘッドマークを掲げてしっかりとラインナップに加わっていました (゚∀゚)オッ!。その編成とは埼京線で最後の一本となった、205系・ハエ28編成です ニマゴ、イタ━━m9´∀`)━━ッ!!。ちなみに「ハエ」とは虫の蠅(ハエ)ではなく プ~ン…〜ε8з、川越の旧仮名遣いである「カハコエ」を略したもので(いわゆる電略)、ハエ28編成は川越車両センターに所属する車両を意味します ( ̄。 ̄)ヘー。それではここで、今回のラインナップをじっくりと見てゆきましょう。
向かって右は現在の首都圏における
スタンダードな一般形(通勤形)車両・E233系。
緑色の帯が巻かれた埼京・川越線用は、
7000番台に区分されています。
左は技術試験・研究開発用の在来線多目的試験車で、
一般の209系から改造された「MUE-Train」。
おもにどのような試験が行われているのか、
私ではとても説明ができないので、
興味ある方はJRの公式サイトを・・・m(_ _)m。
右は東京の湾岸地区(お台場や有明など)を走る、
東京臨海高速鉄道りんかい線(大崎~新木場)の70-000形で、
大崎を介して埼京線との直通運転を行なっています。
同車はJRの車両ではありませんが
基本設計はJRの209系をベースとしています。
左は八高(はちこう)線の八王子~高麗川、
および川越線の川越~高麗川
(両線は高麗川を介して直通運転)
で使われている、209系3000番台。
肩を並べた二種の205系。
右は宇都宮線(東北本線)の
宇都宮~黒磯でおもに使われている湘南色帯の205系。
ちなみにこのオリジナル顔のY12編成は
もともと埼京線で使われていた同系を改造・改番したもので、
言わば今回の川越での展示は里帰りと言ったところか。
そして左が「気になる編成」としてお目当てだった、
緑の帯を巻く埼京・川越線用の205系。
このハエ28編成は同線で活躍する205系最後の一本で
ファンの注目を集めています。
そんな205系・ハエ28編成の前面には、
「ありがとう埼京線205系」
と書かれたヘッドマークが掲げられました。
「今度こそ」ホントに引退なのか?
σ(゚・゚*)ンー…。
最後にクモヤ143-11(右)。
同系は国鉄時代に製造された事業用車で、
おもに工場へ出入場する車両の牽引や
車両基地内での入換え、
または職員輸送などで活躍し、
全盛時には首都圏各線の車両基地に配置されていました。
今や数少なくなった貴重な車両のひとつ。
眩しい秋の日差しを浴びて各車が並ぶなか (つ▽≦*)マブシッ!、やはり私を含めたファンの注目は、意味深な「ありがとう」のヘッドマークが掲げられた埼京線の205系 σ(゚ー゚*)アリガタゥ…。1989年に埼京・川越線での運転を開始して以来、長く同線の顔として活躍してきた205系ですが、同じく今回のラインナップに加わっている後継車両のE233系(7000番台)への置き換えにより、計画では二年前の2014年度中に全車が同線から撤退(転属、廃車、海外譲渡)する予定でした サヨナラ~(´;ω;)ノ~~~。ところが、埼京線に新たな保安装置(ATACS)が導入されることとなり、E233系にはそれに適した改造工事が必要不可欠。そのE233系が工事で離脱した際の車両不足を補う目的で、急きょ205系は最後の一本であるハエ28編成のみが予備車として残され、現在にいたっているのです ( ´_ゝ`)フーン。ちなみに2014年の2月には同編成に「ありがとう」と書かれた惜別のヘッドマークとも受け取れるようなものが前面に掲出され、私もそれを撮りに行きましたっけ (^_[◎]oパチリ。あれから今日まで一年半も生き延びるとは、思わなんだ・・・(^^;)ゞポリポリ。しかし、E233系に進められてきた保安装置の改造工事はほぼ終了したとの話も聞かれ、どうやら埼京線の205系も今度こそ本当に引退が近づいてきたようです (´・ω・`)ショボン。そして今回の公開イベントでは再び「ありがとう」のヘッドマークを掲げた姿で展示され、sonicさんも感慨深げにスマホでピッ! []o('∀'*)ピ と撮られていました(画伯が撮る写真はいつもスマホw)。今年の川越車両センターまつりは、この埼京線205系が眺められただけでも、足を運んだ甲斐があったかな・・・ ・:*:・キテ(゚ノ∀`゚)゚ヨカッタ・:*:・。
このイベントが最後の姿か・・・?
なんてウワサされた埼京線の205系ハエ28編成ですが、
実は10/25現在もしれっと通常運用に就いています(笑)。
でも、引退の時は近づいている・・・ハズ。
ひととおり展示された車両を記録できて私的には満足ですが、sonicさんには車両基地公開で欠かせない、もうひとつのお楽しみがありました エ?(゚Д゚≡゚∀゚)ナニナニ?。それは車両を洗車する洗浄機に、乗車しながら体験できるコーナー (゚∀゚*)オオッ!!。この体験は車両基地公開でのお決まりとも言える子供が喜ぶイベントで、sonicさんと訪れた車両基地公開では過去にも、中央線の三鷹や千代田線の綾瀬などで体験しています ヽ(´▽`)ノワーイ♪。今回も列に並べば自由に体験できるとのことで、ためしに乗車してみることにしました (σ´∀`)σイイネ♪。んで、その列に並んでいると・・・そこに偶然に通りかかったのは (=゚ω゚=*)ンン!?、やはり同じソネ鉄仲間の「twingo583さん」じゃありませんか! (゚∇゚;ノ)ノ エッ!?。時間的にそろそろ光線状態が良くなる頃だったので、今しがた入場して来たばかりなのだとか (=゚ω゚)ノ ヤア!。ちなみに事前に川越車両センターの光線状態を私にメールでアドバイスしてくださった「とある方」というのは、もちろんtwingo583さんのことでした (*'∀'*)アリガ㌧。んじゃ、せっかくこの場でお会いしたので、twingo583さんも洗浄線の体験乗車に無理矢理(?)引き込んじゃいましょう(笑)( ̄▽ ̄;)エ?ノルノ?。
洗浄線の体験に使用されたのは、
八高・川越線用の209系3100番台。
この3100番台はもともと
東京臨海高速鉄道の70-000形を
209系に改造したもので、
民鉄・第三セクター鉄道に在籍していた車両が
JRに編入されたという珍しい例です。
できることならばこちらの編成を
メインラインナップの209系として、
70-000形の隣に並べてほしかったな・・・
σ(・∀・`)ウーン。
車内から見る洗浄線体験、
大きなブラシが側窓に迫ります。
ぶらっしー、ぶしゃー!。
ヾ(。゜▽゜)ノ
そして洗浄線体験の列車に乗った特権として、
車窓から公開エリア外の構内が眺められます。
(゚∀゚)オッ!。
私的には洗浄シーンよりも、こちらのほうがお目当て?
逆光になっちゃいますが、205系などをパチリ。
(^_[◎]oパチリ。
やはり洗浄線体験の車窓から眺めた、
北側にある留置線。
この日は川越市内で「川越まつり」が行なわれており、
川越線には何本かの臨時列車が入線しました。
左手前に見えるのは、
外房線の茂原から川越まで直通運転された、
快速「おさんぽ川越号」のE257系。
そしていちばん右にいるのが
常磐線の日立から川越まで直通運転された、
快速「ぶらり川越号」の651系。
ここは公開エリアではないけれど、
なかなか豪華なラインナップです(笑)。
w(*゚o゚*)wオオーッ!。
会場内での休憩スペースとしては、
特急型車両の185系の車内が
開放されていました。
しかも今や貴重になった
湘南ブロック色のC3編成です。
休憩がてら185系の車内でいただいたのは、
会場内で売られていた電車BOXパン。
メープルシロップ味とさつまいも味、
二種の蒸しパンを選ぶことができます。
BOXのオレンジの103系は中央線? σ(゚・゚*)ンー…
いや、今のイメージは大阪環状線でしょう・・・(笑)
川越車両センターで展示されていた保線機械は
この高所作業用の軌陸車のみ。
保線機械好きのhanamura師匠には
ちょっと物足りないかなぁ・・・。
σ(・∀・`)ウーン。
私とsonicさん、twingo583さんの三人で乗り込んだ洗浄線体験ですが、列車はなかなか発車せず、結果的にまだほとんど見学も撮影もしていなかったtwinigo583さんの足止めをしてしまった形になっちゃったけれど 人( ̄ω ̄;)スンマソン、その待ち時間に交わした鉄話はなかなか楽しいものがありました(お見せいただいた東武向けの12・14系甲種の写真、羨ましかったなぁ・・・(笑)σ(・∀・`)イイナァ…)。案外こういう雑談ができる機会で、いろいろな鉄情報が得られるものなんですよね (・o・*)ホホゥ。洗浄線体験を乗り終えたあとにtwingo583さんとはお別れし (=゚ω゚)ノ ンジャ、マタ!、私とsonicさんは休憩車両となっていた185系の車内にて軽くお茶をしてから (´ー`)マターリ、川越車両センターをあとにしました (´w`*)ドツカレサン。
川越車両センターからの帰り道に
少しだけ絵を描いてゆきたいというsonic画伯。
((φ(..*)カキカキ…。
(その時の作品はぜひ画伯のブログで・・・)。
創作活動中には、先ほど構内の片隅に停まっていた
651系の「ぶらり川越号」(の回送)が
走り抜けてゆきました (゚∀゚)オッ!。
テキトーに撮ったんだけれど、
編成がフレーム内にドンピシャで収まったよ。
ラッキー( ̄▽ ̄)イケダ。
▲川越線 指扇-南古谷
さて、今日いちばんのお目当てだった、川越車両センターの公開イベントは存分に満喫しましたが ヨカッタ♪(*⌒∇⌒*)ヨカッタ♪、せっかくならばこの日の私にはもうひとつ、鉄仲間のsonicさんにぜひ見ていただきたいと思っていた、ちょっと珍しい(?)ものがありました エ?(゚Д゚≡゚∀゚)ナニナニ?。そこで、川越からいくつかの路線を乗り継いで、都内の某所へ向かおうと思います …((((*・o・)ノ Go!。だいぶ日が短くなったと感じる秋の夕暮れ時、これからいったいどこへ行こうとしているのか、そこで何を見せようとしているのか・・・σ(゚・゚*)ンー…。
まずは南古谷から川越線の下り列車でひと駅、
川越で下車。
乗ってきたのは東京臨海高速の70-000系です。
▲川越線 川越
先にちょろっと触れましたが、
この日の川越では伝統の秋祭り、
「川越まつり」が開かれていました。
マツリダ♪ヘ(゚ω゚ヘ)(ノ ゚ω゚)ノマツリダ♪。
夜になるとこのような山車が提灯に灯りを点して、
街なかを曵き歩くのだそうです。
山車の待機場所が踏切脇だったので、
ためしに電車と絡めてみましたが・・・
(^_[◎]oパチリ
あまりいい画にはなりませんでした。
(^^;)ゞ イマイチ…。
ちなみに通過してゆく電車は
東武東上線の50000系。
▲東武東上線 川越-川越市
お祭りで賑わう街なかは屋台がいっぱい!
マツリダ♪ヘ(゚ω゚ヘ)(ノ ゚ω゚)ノマツリダ♪
じゃがバタ、焼きそば、たこ焼き、イカ焼き・・・
いろいろな誘惑に負けそうになります。
あ、ア◯パンマンの生ビール屋台・・・( ̄▽ ̄;)ア…。
そんな誘惑をビール一本に留めておいて、
(~▽~*)ウィッ
辿り着いたのは、
JRの川越駅とは少し離れた位置にある
西武新宿線の本川越駅。
発車を待っていた急行の西武新宿ゆきは、
「スマイルトレイン」の愛称を持つ、
30000系です。
▲西武新宿線 本川越
新宿ゆきの急行を途中の東村山で降り、
さらに乗り継いだのは、西武国分寺線の国分寺ゆき。
ε=┌(;゚д゚)┘ノリカエ!。
国分寺線を走っているのは、黄色い2000系です。
▲西武国分寺線 国分寺
そして国分寺では中央線に乗り換えて
ε=┌(;゚д゚)┘ノリカエ!、
下り方向へ二駅の国立で下車。
▲中央本線 国立
南古谷1555-(川越1489F)-川越1559…本川越1637-(西武新宿線)-東村山1701~1706-(西武国分寺線)-国分寺1718~1724-(中央1627T)-国立1728
ちょうど「川越まつり」が開かれていた賑やかな街なかを抜け マツリダ♪ヘ(゚ω゚ヘ)(ノ ゚ω゚)ノマツリダ♪、西武新宿線、西武国分寺線、そして中央線の各線を効率よく乗り継いで ε=┌(;゚д゚)┘ノリカエ! 、私たちが次にやってきたのは、鉄道のイベントなどとはあまり縁が無さそうな、多摩地区(東京西部)の閑静な住宅街にある駅、国立(くにたち)(゚.゚*)クニタチ?。同駅は一見すると中央線(中央本線)だけの単独駅のように見えますが、実は中央線と武蔵野線を結ぶ連絡線(短絡線)が東方で分岐しており、それが今回のキーポイントになるのです (・o・*)ホホゥ。ということは、ここで待っていると中央線と武蔵野線を結ぶ、何か珍しい臨時列車でも通過するのでしょうか? σ(゚・゚*)ンー…。sonicさんに謎の期待を持たせて、ホームのベンチで待つことしばし・・・いや、実際には思ったよりも国立に早く着きすぎて、一時間くらい待ったのちに現れたのは、眩しいライトをギンギンに輝かせたこの特別車両 (*゚ロ゚)ハッ!!。
すっかり日が暮れた国立のホームへ、
優雅な走りで入ってきたのは、
豪華クルーズトレインとしての運行が予定されている、
E001系「トランスイート四季島」。
▲中央本線 国立
シキシマパン、キタ━━━━ヽ(゚∀゚)ノ━━━━ッ!!!
そう、独特なオーラを放ちながら入線してきた金色の列車は、先日に拙ブログでもご紹介したJR東日本の次世代豪華クルーズトレイン、「トランスイート四季島」用のE001系 w(*゚o゚*)wオオーッ!。実はこの日、「四季島」は中央本線での試運転が行なわれており、それを終えた同車が所属基地(尾久車両センター)へと戻る際に、この中央線と武蔵野(短絡)線の分岐駅である国立にて、しばらく停車時間が設けられていたのです ( ̄。 ̄)ヘー。そこでsonicさんにこの「四季島」をじっくりとお見せするため、川越から国立までお連れしたのでした (´ω`)ナルヘソ。私にとっては前日に続く二回目の対面ですが、やはりインパクトのあるデザインの車両です。そしてsonicさんにとっては、これが初見 (*゚o゚*)スゴーイ♪。まあ、営業運転が開始されればいくらでも見る機会があると思われる「四季島」ですが、やっぱり鉄ちゃんとしては一足早く話題の特別列車を見てみたいものですよね (*゚∀゚)=3ハァハァ!。sonicさん、喜んでいただけたでしょうか?(って、私が走らせているわけじゃないけれど・・・^^;)。
国立では同じく中央~武蔵野の短絡線を通る、
直通列車の「むさしの号(大宮~八王子)」と交換。
「四季島」と205系(メルヘン顔)の
並びが見られました。
ちなみに短絡線は単線です。
久しぶりに一日を通してスッキリとした秋晴れに恵まれた土曜日 (´▽`*)イイテンキ♪。朝のオカポンで撮影した「Pトップ」の「EL&SLみなかみ号」から始まり、秋らしいススキと列車のコラボカット、205系など7種もの電車がズラリと並べられた「川越車両センターまつり」、そして国立での「トランスイート四季島」見物と、まさに前日の「鉄道の日」にふさわしい鉄分の充実ぶりでしたが マンプク!()´З`)=3、欲張っていろいろなところを巡ったせいか、どこか「遠足」を味わったような楽しい感覚の一日でもありました (*⌒∇⌒*)タノシカッタ♪。当日にご一緒したsonicさん、川越でお会いしたtwingo583さん、ありがとうございました。ぜひ、また遊びに行きましょう(笑)。