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関西出張鉄01・・・京阪大津線感謝祭 見学記 [鉄道旅行記]

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2016.11.02~05
関西出張鉄01
滋賀・京阪大津線
「大津線感謝祭2016」見学記
 
  

先に前回の「ONE-shot」でちょろっとお伝えしましたが、私は11月の第一週にお仕事の出張で関西方面へ行くことになりました シュッチョー…((((o* ̄∀)o 。今回は数日に渡って何件かの訪問先を回らなくてはならないのですが、この週は3日の木曜日が文化の日で祝日なのが仕事的には厄介なところ σ( ̄∀ ̄ )ウーン…。できればそこを外してスケジュールを組むのが「敏腕サラリーマン」だと思うのですが (。+`・ω・´)キリッ、私はと言えば・・・「お!3日が祝日なら、そこにウマく絡めて仕事の予定を入れれば、延泊して出張鉄ができるじゃん!」などと企んでしまう不届き者 アヒャヒャヒャ(゚∀゚≡゚∀゚)ヒャヒャヒャ(ホントは先方の都合を優先した日程なのよ)。ふだん東京に住んでいる私の鉄活動は、どうしてもJR東日本の管内や関東の私鉄が多く、「東高西低」になりがちです σ(゚・゚*)ンー…。そこでこの機会に、かねてから関西方面で気になっていた、いくつかの路線や鉄道スポットを訪ねてみることにしました (/*´∀`)o レッツラゴー♪。あ、もちろんあくまでも「仕事最優先」の日程でね・・・(;¬_¬) ホントカ…!?。


11月2日(水)

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東京駅から東海道新幹線のN700系で
一路、西へ。
バビューン!!-=≡Σ(((⊃゚∀゚)つ
乗るのは「のぞみ」ではなく
米原に停車する「ひかり」です。
▲16.11.2 東海道新幹線 東京

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米原で新幹線から琵琶湖線に乗り継ぎ、
ε=┌(;゚д゚)┘ノリカエ!
久しぶりとなる223系の乗り心地を味わって、
出張先の彦根にやってきました
(・ω・)トーチャコ。
さ、オシゴト、オシゴト・・・。
▲16.11.2 東海道本線 彦根

祝前日の2日、出張業務で最初に訪れたのは、琵琶湖の東岸に位置する滋賀県の彦根(ひこね)市 (゚ー゚*)ヒコネ。平日のこの日はもちろんお仕事なのですが(というか、本来はそれが主目的 w)、優秀な(?)私は用件を滞り無く順調に進ませ (`・ω・´)シャキーン!、夕方の4時前には訪問先をあとにすることができました (*=゚ω゚=)ノ ンジャッ!。ならばこの余った時間を利用して、私にはちょっと行ってみたいところがあります。彦根と言えば・・・やっぱり彦根城? σ(゚ー゚*)オシロ?。いえいえお城見物ではなく、彦根から琵琶湖線(東海道本線)の近江塩津ゆき下り列車へと乗り、私がやってきたのは同じ滋賀県内にある長浜。

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彦根から琵琶湖線で20分ほどの長浜で下車
(・ω・)トーチャコ。
ここは愛称的には琵琶湖線ですが、
正式には北陸本線の駅です。
▲16.11.2 北陸本線 長浜

彦根1548-(東海道3472M)-長浜1610

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長浜の駅前でお出迎えをしてくれたのは、
長浜市の石田町で生まれた戦国武将
石田三成がモデルになっているという、
ゆるキャラの「三成くん」
(゚ー゚*)ミッチャソ?。

長浜には現存する日本最古の駅舎である初代の長浜駅舎が保存されており、それを活用した鉄道の展示施設が、現・長浜駅に隣接する「長浜鉄道スクエア」です (・o・*)ホホゥ。閉館時間は17時で、最終入場は16時半まで。私が列車で長浜駅に着いたのは16時10分で時間的にはギリギリだったけれど ε=┌(;゚д゚)┘イソゲ!、どうにか開館時間内に間に合いました ε-(´∀`;)ホッ。ここはそれほど広い施設ではないので、閉館まで40分程度の見学時間があればじゅうぶんでしょう (*`д´)=b OK牧場!。関西出張鉄のプロローグ(?)として、まずはココをさらっと巡りたいと思います (「゚ー゚)ドレドレ。

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長浜駅の西側に隣接し、
駅から徒歩数分程度のところにあるのが、
鉄道の保存展示施設「長浜鉄道スクエア」。
そのエントランスとなる本館は、
現存する日本最古の駅舎、旧・長浜駅舎で、
その完成は今から130年前の1882年(明治15年)。
まだ江戸時代の様子を残していた当時としては、
とてもめずらしい洋風建物だったそうです。
( ̄。 ̄)ヘー。

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長浜鉄道スクエアは敷地内に、
旧・長浜駅舎、長浜鉄道文化館、北陸線電化記念館
の三館で構成されており、
鉄道文化館ではおもに近江地方の鉄道にまつわる
資料や物品、模型等が展示されています。

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そしてやはり鉄道の保存施設として
個人的にいちばんのお目当てと言えば実車の展示
(☆∀☆)キラーン☆。
北陸線電化記念館の館内には、
長浜を通る北陸本線に縁の深い、
デゴイチことD51形蒸気機関車(793号機)と、
ED70形交流電気機関車(1号機)が並べられています
(゚∀゚*)オオッ!!。

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ED70は1957年に北陸本線(田村~敦賀)の
交流電化にあわせて製造された
日本初の量産型交流用電気機関車で、
しかも世界初の60Hz交流機と言う貴重な形式。
ちなみに現存するのはこの長浜の1号機のみです。
白いおヒゲを蓄えた愛嬌のあるお顔、
う~ん、カッコいいなぁ・・・。
。゜+.(o´∀`o)カコイイ!゜+.゜。

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実車の傍らの壁には、
ED70が現役時代のポスター(雑誌の表紙の複製?)が、
展示されていました (≧∇≦)シブイッ!。
これは北陸本線が電化されて間もない頃のようです。

瀟洒な佇まいをした旧・長浜駅舎も興味深いところではありますが φ(゚ー゚*) フムフム、私のいちばんのお目当ては、現存するのが一機のみで、ココでしか会うことができないという、日本初の量産型交流用電気機関車ED70 (*゚∀゚)=3ハァハァ!。そのパイオニアのお姿を一目見られただけでも、最終入場の間際に慌ただしく駆けつけた甲斐があるというものです (´ω`*)ヨカッタ。時間帯のせいか終始貸し切り状態だった館内を30分ほど見学して、私は長浜からこの日の宿泊地である彦根へと戻りました (=゚ω゚)ノ タライマ!。ちなみにその際、彦根で近江鉄道ホームにたまたま停まっていたのが、先にご紹介した「赤電」の復刻色です (^_[◎]oパチリ。

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2006年に改築された現・長浜駅舎(4代目)は
初代の旧駅舎を模した造りになっています。
( ̄。 ̄)ヘー。
▲16.11.2 北陸本線 長浜

長浜1657-(東海道3507M)-彦根1722

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彦根のシンボル、彦根城。
すでに観覧時間(17時まで)は過ぎていたので、
城廓内には入れなかったけれど、
外堀の外からライトアップされた天守閣が望めました
(゚∀゚)オッ!。
やなぼーさん、いかがですか?

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外堀の多聞櫓(たもんやぐら)の
白壁と石垣に映し出されていたのは、
彦根藩主だった井伊家の家紋「彦根橘」。

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そしてやはり彦根と言えば、
その知名度が全国区の人気ゆるキャラ
「ひこにゃん」(´▽`*)ヒコニャソ~♪。
ホンモノ(?)には会えませんでしたが、
街のいたるところでマスコット的に
その姿を見かけることができました。

 
 
 


11月3日(木・祝)

彦根で迎えた翌二日目 (。・∀・)ノオハロ。先述したようにこの日は文化の日の祝日で、出張中の身とはいえ私もお仕事はお休み。今日は(も?)気兼ねなく思う存分に鉄活動を楽しめますヽ(´▽`)ノワ~イ♪。そんな私がさっそく彦根から乗り込んだのは、京都や大阪方面へと向かう琵琶湖線の下り新快速 (゚ー゚*)シソカイソク。関東ではあまり聞き慣れない種別の「新快速」は快速よりも上の速達列車で、優等種別の「急行」を思わせるような俊足ぶりを発揮します バビューン!!-=≡Σ(((⊃゚∀゚)つ(ちなみに関東のJRだと、快速より上は「特別快速=特快」って種別が一般的)。

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彦根から琵琶湖線の新快速に乗車。
同列車に使われる223系や225系は、
乗り心地のいい転換クロスシートを装備しています。
ボックス(σ゚∀゚)σゲッツ!!
▲16.11.3 東海道本線 彦根

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いったん京都に立ち寄ってから、
次に下車したのは山科。
京都から山科までは、
湖西線普通列車の117系に乗りました。
▲16.11.3 東海道本線 山科

彦根0807-(東海道3225M)-京都0858
京都0914-(東海道1812M)-山科0919

彦根から新快速で50分、まずは京都にいったん立ち寄り、そこで仕事道具や着替え類などを構内のコインロッカーへとぶち込みます オリャ!(*`∀´ノ)ノ⌒口。手荷物はカメラ機材のみの「撮り鉄モード」となった私はふたたび列車に乗り、京都から彦根方向へひと駅戻った山科(やましな)で下車 イッタリo(゚д゚o≡o゚д゚)oキタリ。山科は東海道本線(琵琶湖線)と琵琶湖の西岸を走る湖西線の分岐駅であるほか、JR駅に隣接して京都市営地下鉄東西線の山科駅、さらには次に私が乗る、京阪京津線の京阪山科駅が所在しています (゚ー゚*)ケーハソ。個人的に京阪電車へ乗るのはかなり久しぶりのこと (*´∀`)ノ゙オヒサァ!。

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京阪山科のホームに入ってきたのは、
地下鉄東西線にも乗り入れる
京阪京津線の800系。
▲16.11.3 京阪京津線 京阪山科

京阪山科から乗った京阪京津(けいしん)線は、京都市山科区の御陵(みささぎ)から滋賀県大津市の浜大津までを結ぶ7.5キロの大手私鉄路線で、御陵からは京都市営地下鉄東西線への直通運転も行なわれています (・o・*)ホホゥ。そんな京津線で最大の見所はなんといっても、大津市内の上栄町から浜大津にかけての併用軌道区間(いわゆる路面電車)で、地下鉄にも直通する4両編成の電車が道路上を走るという、全国的に類の無い非常に珍しい光景がここでは見られます w(*゚o゚*)wオオー!。

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山科から10分ほどの上栄町を出ると、
電車は突如、道路上へと飛び出します。
w( ̄▽ ̄*)wワオッ!!。
この区間は何度通過しても面白い。
(´▽`*)タノスィ♪
▲16.11.3 京阪京津線 上栄町-浜大津(車窓から)

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ちなみにこの場所を外から見るとこんな感じ。
長い編成の800系電車が、
堂々と道路上(併用軌道)を走りゆきます。
w(*゚o゚*)wオオー!
▲16.11.4 京阪京津線 浜大津-上栄町

ホントはこの併用軌道区間を運転室背後からの前面展望で眺められたら楽しかったのですが (σ´∀`)σイイネ、私が乗った電車はすでに多くの同業者(?)で前面展望の立ち位置が押さえられており (´д`;)アウ…、私は仕方なく側窓からふつうにその情景を眺めました (・ε・`)シャーナイネ。それにしても同列車に一見して同業者(鉄ちゃん)だとわかる方が多く乗っているのは、いったいなぜか・・・σ(゚・゚*)ンー… それは追々わかることとなります ( ̄△ ̄;)エ?。京津線の電車は併用軌道区間を走り抜け、まもなく終点の浜大津に到着。

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駅から電車が道路上へと発車する浜大津。
ここも見慣れないと、なんだか不思議な光景です。
▲16.11.4 京阪石山坂本線 浜大津

出張ついでに彦根から列車を乗り継いでやってきた浜大津。では今回の私の撮影目的は、併用軌道上を走る特異な京津線の電車なのかと言うと・・・そうではありません (゚ー゚?)オヨ?。この浜大津には京津線のほかにもう一線の路線が乗り入れていて、私のお目当てはそちらにあります (・o・*)ホホゥ。それは同じ京阪の石山坂本線。

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京津線と同じく、
浜大津付近では併用軌道を走る、
石山坂本線の電車。
ただしこちらは短い二両編成です。
▲16.11.4 京阪石山坂本線 浜大津付近

京阪石山坂本(いしやまさかもと)線は、大津市の石山寺から浜大津を経て、比叡山の麓にある同市の坂本までを結ぶ14.1キロの路線で、地元大津市民の生活の足になっているほか、沿線には石山寺や三井寺、西教寺、日吉大社、大津港、比叡山などいくつかの観光地が存在することから、観光客の移動手段としても重宝されています ( ̄。 ̄)ヘー。そんな石山坂本線でつい先日から走り始めたのが、とある記念企画で復刻されたという、ちょっと懐かしい色の電車。いわゆる「復刻色」ってヤツです (・∀・`)マタ~?。以前にご紹介した東武の「セイジクリーム」といい、前記事の近江鉄道の「赤電」といい、どこもかしこも復刻色、復刻色で、まさに昨今の鉄道界は「復刻色ブーム」のまっただなかといっても過言ではありません フッコク♪ヘ(゚ω゚ヘ)(ノ ゚ω゚)ノフッコク♪。そんなに昔の色がいいのか?と言う意見も聞こえてきそうですが σ(゚・゚*)ンー…、やはり個人的には懐かしい色の電車が現代に蘇るのは嬉しいことだし、それをきっかけにして当時の想い出が振り返れるのも楽しいと思います (´ー`)シミジミ。そして今や新造される車両の大半がステンレスやアルミの無塗装だからこそ、このような色で遊べる電車が趣味的に注目されているのかも知れませんね (´ω`*)ナルヘソ。おっと、閑話休題。そんな石山坂本線での復刻色ですが、実はこの電車は事前に運転日や運用が京阪のHPで公開されています (・o・*)ホホゥ。それによると今日3日は・・・[]o(・_・*)ドレドレ

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京阪のHPで公開されている、
復刻色電車の運転予定時刻表。
【平日】は平日ダイヤ、
【土・休】は休日ダイヤを表します。
んで、祝日の3日は・・・ (`ロ´;) ハッ!

点検日ぢゃん・・・orz。つまり今日の復刻色は、運用に入っていない(運転されていない)ようです。ああ何てこったい、はるばる大津までやってきたと言うのに、お目当ての電車が動いていないとは、なんてアンラッキーなんだ・・・(´д`;)トホホ…。やはり出張のついでに撮り鉄をするなどという不純(?)な行動に天罰が下ったのか?それにしても、せっかくの記念電車を祝日に動かさないだなんて、京阪さんもイケズだなぁ (・ε・`)イケズゥ~。・・・な~んて、浜大津で途方に暮れて立ち尽くすようなことはなく、いくらふだんの詰めが甘い私だって、この運行予定表くらいは事前に下調べをしてきており、今日は復刻色が走っていないのはあらかじめ知っていました ( ̄ー ̄ )シッテタヨ。んじゃ、なんであえて大津へ来たのかと言うと、たしかに復刻色は運行されずに車庫(車両基地)で留まっているのですが正確には点検ではなく、実は今日はその車庫で年に一度の一般公開イベントが催され、どうやらそこに件の復刻色が展示されるようなのです エ?(=゚ω゚=*)マジ!?。そのイベントの開催告知をHPの運行予定表からの流れで目にした私 (゚o゚*)オッ!。お目当ての復刻色は動いていないけれど、車庫の公開で展示はされている・・・これは幸か不幸かよく分からないような状況ですが ラッキー?(゚∀゚≡゚Д゚)アンラッキー?、とりあえず私はその車庫公開のイベント「大津線感謝祭」へと行ってみることにしました イッテミヨ...(((o*・ω・)o。ちなみに「大津線」とは、同じ管轄の京津線と石山坂本線を合わせた総称です。そしてこの「感謝祭」が行なわれるから、京津線の前面展望かぶりつきには同業者が多かったのですね・・・(´ω`*)ナルヘソ。

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浜大津で京津線から
石山坂本線の坂本ゆきに乗り換え。
ε=┌(;゚д゚)┘ノリカエ!
二両編成の電車はイベントへ向かうと思われる
同業者やファミリーで混雑していました。
▲16.11.3 京阪石山坂本線 浜大津

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石山坂本線の電車に揺られて、
やってきたのは近江神宮前。
同駅はその駅名通り、
「競技かるた」の殿堂として知られる、
近江神宮の最寄駅でもあります。
( ̄。 ̄)ヘー
近江神宮までは「歩いて約5分だよ!」。
▲16.11.3 京阪石山坂本線 近江神宮前

京阪山科0933-(京津線)-浜大津0946~0949-(石山坂本線)-近江神宮0956

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そして近江神宮前の駅に隣接するのが、
大津線の車両基地、錦織車庫。
駅からは「歩いて約1分だよ!」(笑)。
▲16.11.3 京阪 錦織車庫

浜大津から坂本方向へ4駅ほど進んだ近江神宮前が、大津線の車両基地である錦織(にしこおり)車庫の最寄駅 σ(゚ー゚*)エアK?。とくに狙ったわけではないのですが駅に到着したのは9時56分で、公開イベントはちょうど10時の開場時間を迎えたところ (・∀・)ピッタシ!。さっそく私も列に並んで入場します。今日は秋晴れのいいお天気に恵まれた祝日で、まさに絶好の行楽日和 (´▽`*)イイテンキ♪。会場は家族連れを中心に多くの人たちで賑わっていましたが、列は滞ることなく進んですんなりと中へ入ることができました。それでは公開された車両基地構内の様子を見てゆきましょう。いったいどんな車両が展示されているのかな? (「゚ー゚)ドレドレ

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入場者をステキな笑顔でお出迎えしてくれたのは、
「びわ湖大津観光大使」のお二方。
(*'∀'*) (*'∀'*)コンニチワ♡
艶やかな袴姿がよくお似合いですね。
(´▽`*)キレイ♪

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まずは構内牽引車でお馴染みの
アントくん(アント77型)。
hanamura師匠が好きな作業車は、
このアントくんしか見かけませんでした。

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これは競技かるたを題材とした人気アニメ(マンガ?)、
「ちはやふる」のイラストがラッピングされた、
700形(704-705F)σ(゚ー゚*)チハヤフル?。
近江神宮は競技かるたの殿堂とのことなので、
同線にピッタリのラッピングかも知れませんね。
▲16.11.3 京阪 錦織車庫

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こちらもアニメ(マンガ?)のラッピングが施された
600形(619-620F)。
楽器と女子高生が描かれていたので、
人気アニメの「けいおん!」かと思ったら違うようで、
「響け!ユーフォニアム」って作品らしい σ(゚ー゚*)ユーホ?
ソネブロ仲間のたじまーるさんが好きそうな感じだけれど、
どうなのかなぁ・・・。

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車内にはこんな方がご乗車されていました。
側扉の内側も凝っていますね・・・。

構内の展示でまず目を引いたのは (=゚ω゚=*)ンン!?、「ちはやふる」や「響け!ユーフォニアム」といった、華やかなイラストが描かれたアニメのラッピング電車たち σ(゚ー゚*)モエデソ?。実はここ数年の石山坂本線では、このようなアニメなどのラッピングが施された電車が数多く運行されており、同線は鉄ちゃんのみならずアニメファンの注目も集めているらしい ( ̄。 ̄)ヘー。私は最近のアニメをほとんど見ないので、なんともコメントのしようがないのですが(スミマセン (^^;)ゞポリポリ)、鉄ちゃんとして私がふだん訪れるような車両基地公開(先日の川越車両センター公開など)とはちょっと違う、なんだか別の熱い雰囲気を感じました ε-(°ω°*)ムフーッ! ε-(°ω°*)ムフフーッ!。でも、電車にこのようなイラストが描かれることは個人的には決してキライではなく、楽しくていいと思います (・∀・)イイジャン。ところでアニメ電車はさておき、私的なお目当てである例の復刻色はどこかしらん? <(゚-゚=)キョロキョロ(=゚-゚)ゞ(・・・って、ホントは「ユーフォニアム」電車よりも手前に展示されていたのですが、話の流れからあとに引っ張りました ^^;)。

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検修庫の向こうに佇んでいたのは、
シブい色をした700形・・・(゚∀゚)オッ!。

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これが私のお目当てで、
かつての80型塗装を纏ったという、
復刻色の700形(701-702F)、
「80型誕生55年記念 80型塗装車」です。
w(*゚o゚*)wオオーッ!
嬉しいことにちょうど光線状態のいい場所に
展示されていました。

80型塗装、イタ━━━━ m9´∀`)━━━━ッ!!。
楽しげなイラストのアニメラッピングとは異なる、なんともシブ~い抹茶色の電車 (≧∇≦)シブイッ!。これこそが、かつて活躍していた80型電車の誕生55周年を記念して、現行の700形に施された「80型塗装車」です。ああこの色の京阪電車、懐かしいなぁ・・・(ノ∀`)ナツカシス。

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今から19年前の1997年に
併用軌道時代の京津三条付近で撮影した、
京津線の700形と80型 (ノ∀`)ナツカシス。
もちろん注目すべきは右に写っている80型なのですが、
なんと偶然にも左の700形は、
今回の復刻色に選ばれた701-702編成でした
 w(*゚o゚*)wオオーッ!。
97.8 京阪京津線 東山三条-京津三条

今回の復刻色の元となった京阪80型は・・・と、その前に、まずは先ほど私が京阪山科から浜大津まで乗ってきた京津線のお話をしたいと思います。現在の京津線は御陵と浜大津を結ぶ路線で、御陵からは京都市営地下鉄の東西線を経て、京都の市街地中心部へと乗り入れています。そのため京津線には併用軌道の区間があるにも関わらず、地下鉄への直通に対応した車両(800系)が使用されているのは先に説明した通り (・o・*)ホホゥ。でも実はこの京津線、地下鉄が開業する1997年より以前は、京都市内を流れる鴨川の東岸に位置していた京津三条(現・地下駅の三条京阪)を起点とし、御陵までは三条通の道路上(併用軌道)を路面電車のような形態で走っていたのです ( ̄。 ̄)ヘー。もちろんその当時の京津線は現在のような4両編成の電車ではなく、石山坂本線と同様の短い二両編成。そしてその時代に使われていた電車が80型でした ( ̄、 ̄*)ナルヘソ。現在の京津線は地下鉄直通の各駅停車のみですが、当時は三条から浜大津へ直通する準急列車(東山三条と蹴上を通過)と、三条から途中の四宮(山科の次駅)で折り返す普通列車の二種別があり、おもに80型は普通列車用に使用され、準急用の600形や700形とは塗装が異なっていました(上写真参照)。地下鉄の開業で三条通の併用軌道区間は廃止となり、それと同時に600形と700形は石山坂本線へと活躍の場を移し、80型はすべてが廃車に。その80型の塗装が今回、同型の誕生55周年を記念して700形の701-702編成に復刻されたのです (゚∀゚*)オオッ!!。関東に住む私はそれほど京阪に縁が深いワケではありませんが、それでも併用軌道の廃止直前には何度か京津線へ乗りに行っており、この80型塗装には一抹の懐かしさを感じます (ノ∀`)ナツカシス。

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秋晴れの青空に映える80型塗装車。
抹茶色が施された700形、
なかなか似合っているじゃありませんか。
(*´ω`*)イイネ!
正面には80型のイラストが描かれた
記念のヘッドマークが掲げられています。
(タイトル写真も参照)

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日陰側の701号。
まさか上写真の約20年後に、
こんな形で同車を撮ることになろうとは、
思ってもみなかったなぁ・・・。

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ちなみに通常の700形は
現在も20年前・・・というか、
デビューした92年から
ほぼ変わらない姿を保っています
(オデコの京阪マークが変わったくらい)。
こちらは標準塗装の703-704編成。

ちなみにこの錦織車庫にはたしか、80型の82号が当時の姿を留めて保存されているハズで σ(゚・゚*)ンー…、今回の車両基地公開ではそれがどこかに展示されるのではないかという密かな期待を持っていたのですが・・・<(゚-゚=)キョロキョロ(=゚-゚)ゞ、残念ながら姿はどこにも見当たらず(ひょっとして、もう今は同車庫に現存しないのかな?)。あったのはカットされた81号のアタマのみでした (´д`;)サラシクビ…。

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カットモデルとして現存する、80型81号。
アタマのみの寂しい姿ですが、
塗装などは美しくて、保存状態は良好です。

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検修庫内では、車両の部品などを展示。
係の方がお子さまに連結器の仕組みを説明しています。
右は600形や700形に搭載されている、
直流複巻電動機。

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踏切装置が展示されると言うのも珍しいですね。
ふだんはまず見ることが無い、
遮断機の内部が公開されていました。
( ̄。 ̄)ヘー

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そしてこちらは鉄道部品の販売コーナーに並べられた、
京阪電車のヘッドマークの数々。
臨時快速特急「洛楽(らくらく)」のマークなど、
ちょっと欲しい気もするけれど σ(・∀・*)イイナァ…、
お値段は50,000円・・・(゚Д゚;ノ)ノ タカッ!
ちなみに右の「メーテル(松本零士の世界展)」は80,000円、
そして左下のエアパッキンに包まれている
「ユーフォニアム」のマークは86,400円ですた (゚ー゚;)ハチマソ…。

ざっと構内を巡ってみた、錦織車庫の「大津線感謝祭」。お目当てだった懐かしの「80型復刻色」の700形に会うことができたのは良かったけれど、やはりこの電車は車庫で展示されているところよりも、走っている姿を沿線で撮りたいものですね・・・σ(・∀・`)ウーン。そう考えると、イベントでの展示だったとはいえ、同車が運用に入っていなかったのは、結果として個人的にちょっとアンラッキーだったように思います (・ω・`)ザンネン。今回の車両基地公開を振り返ると、いちばんの収穫は「びわ湖大津観光大使」さんの笑顔だったかな?(笑)。私は錦織車庫の見学を一時間ほどで終え、早くも移動することにしました テッシュー…((((o* ̄-)o。

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石山坂本線の電車へ乗り、
近江神宮前をあとにします。
▲16.11.3 京阪石山坂本線 近江神宮前


さて時刻はまだ午前中で、これから撮り鉄をするにも、観光をするにも、じゅうぶんな時間が残されています。んじゃ、次に向かうのは・・・やはり今が旬のあの場所か!? σ(゚・゚*)ンー…


次回に続きます。



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