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関西出張鉄02・・・奈良線103系 撮影記 [鉄道旅行記]

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2016.11.02~05
関西出張鉄02
京都・奈良線
ウグイス色の103系 撮影記
 
  

前回からの続きです。
(スミマセン、あいかわらず今回も長ったらしい記事となっていますので、時間のあるときにゆっくりとお読みいただくか、本文をすっ飛ばして写真とキャプションで大体の流れを掴んでいただけたらと思いますm(_ _)m。もしくは写真を見ていただくだけでも嬉しいです♪)

11月の第一週に仕事の出張で訪れることになった関西 シュッチョー…((((o* ̄∀)o。私はそのついで(?)に、仕事への支障が出ない範囲での鉄活動(撮り鉄や乗り鉄)、いわゆる「出張鉄」を楽しんでいます ψ(*`∇´)ψウケケ。出張中の身ではありますが、スケジュールの中日となった11月3日(木)は「文化の日」の祝日で私の仕事もお休み。今日は一日、気兼ねなく鉄活動に没頭することができますヽ(´▽`)ノワ~イ♪。そんな私が宿泊地の彦根(滋賀)から最初に向かったのは、京都の山科区や滋賀の大津市内を中心に走る、京阪の大津線(京津線・石山坂本線)(゚ー゚*)オケーハソ。ここでのお目当ては、かつて同線で活躍していた古い電車(80型)の塗色を現行車両(700形)に再現したという、「復刻色」の記念電車を撮ること (゚∀゚*)オオッ!!・・・だったのですが、幸か不幸か、この日はちょうど大津線の車両基地公開イベント(大津線感謝祭2016)の日と重なり、車庫の構内に展示してあった同車の姿は拝めたものの、走行シーンを撮ることはできず (・ω・`)ウーン…。いくらお目当ての復刻色とはいえ、動かない電車をずっと車庫で眺めていても仕方が無いので、私は早々に大津線をあとにしました イコ…((((o* ̄-)。時刻はまだ午前中、さて次はどこへ行くのか・・・σ(゚・゚*)ンー…。

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車庫公開イベントの最寄駅である近江神宮前から
京阪石山坂本線の電車に乗って移動します。
...(((o*・ω・)o
▲16.11.3 京阪石山坂本線 近江神宮前

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近江神宮前からわずかひと駅の皇子山で下車。
この駅間は0.6キロ程度しか無く、
歩いてもいいくらいの距離でしたね・・・。
駅舎の上に見える立派な高架はJR湖西線のもので、
京阪の皇子山と湖西線の大津京、
この両駅は隣接した位置にあります。
ε=┌(;゚д゚)┘ノリカエ!
▲16.11.3 京阪石山坂本線 皇子山

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そんな大津京から湖西線に乗車。
高架のホームに上がると、
ちょうど223系の京都ゆき上り列車が入ってきました。
▲16.11.3 湖西線 大津京

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大津京から山科を経て10分ほど、
列車は終点の京都に到着 (・ω・)トーチャコ。
もちろん、ここから新幹線に乗って
東京へと帰るワケではありません。
▲16.11.3 東海道本線 京都

車庫イベントが行われていた近江神宮前の駅から、石山坂本線の石山ゆき電車に乗って隣駅の皇子山(おうじやま)で下車し、皇子山に隣接する湖西線の大津京からは上り列車に乗り、私がやってきたのは京都 (゚ー゚*)キョート。ちなみに近江神宮前と京都の間の経路は、この皇子山(大津京)乗り換えがいちばん最短で便利なのだと思われますが、朝(往路)の私は京津線の併用軌道(路面電車)区間を味わいたくて、あえて京都~山科~浜大津~近江神宮前の経路を選択しました ( ´_ゝ`)フーン。ま、それはさておき、京都では改札口を抜けること無く、湖西線から別路線へと乗り換えます。コンコースを通って、在来線のいちばん南側に位置する9・10番線ホームへ ノリカヘ…(((o*・ω・)o。そこには関東人の私にとってちょっと懐かしさを感じる、この電車の姿がありました (゚∀゚)オッ!。

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行き止まりの頭端式となっている
京都駅の9・10番ホーム。
そこにはウグイス色の電車が並んでいました。
ああ103系、懐かしいなぁ・・・(ノ∀`)ナツカシス。
▲16.11.3 東海道本線(奈良線) 京都

ヤマノテセン、イタ━━━━ m9´∀`)━━━━ッ!!
わかるヒトにはわかる、あの独特なアイドリング音を響かせて グルルルルルルルル━━( ̄- ̄ 3)━━━━…、頭端式のホームに待機していたのは、国鉄通勤形電車こと「国電」の代名詞とも言える車両、103系です ヽ(´▽`)ノコクデソ~♪。この食パン形の一色塗りという実用本意で単純なスタイルの電車は国鉄時代に大量製造され(その総数は約3,500両!)、関東の首都圏や関西圏を中心に通勤型電車のスタンダードな形式として長きに渡り活躍 (・o・*)ホホゥ。全盛時には首都圏の主要路線である山手線(黄緑)や京浜東北線(水色)、中央線(橙)、総武線(黄)、常磐線(緑)・・・などの各線で使われ、昭和を知る世代ならば路線ごとに色分けされた同系をご記憶されている方も多いのではないでしょうか (*´ω`*)ナツカシス。そんな国電の103系ですが、国鉄からJRへと引き継がれたものの、経年の老朽化により首都圏ではとっくに全車が引退し(首都圏では2006年まで運用された、常磐快速線が最後)、現在の各線では後継となるJR世代のステンレス車(E233系など)が走るようになりました ( ̄。 ̄)ヘー。しかしいっぽうの関西圏では、JR西日本のセコ・・・いや、「モノを大切にする」という立派な精神(?)により、103系には延命目的の大幅なリニューアルが施され (*`=´)┏━>∝∝∝∝ チュィィィィィン…、なんと今でも大阪環状線や大和路線(関西本線)、阪和線、さらには播但線や加古川線などの各線で活躍を継続中 w(*゚o゚*)wオオー!!。国電の103系が現役だなんて関東の鉄ちゃんからすると、驚くべき物持ちの良さ(?)と言えるでしょう (゚ー゚;)スゴイヨネ。これは決して揶揄しているのではなく、国鉄型車両好きの私からすると、103系を日常的に乗ったり撮ったりできるなんて、むしろ羨ましいくらい (*゚∀゚)=3ハァハァ!。そんな「関西名物」となった103系が今も走っている路線のひとつに、ここ京都を発着する奈良線があります (゚ー゚*)ナラセソ。そう、京都へ来た私の次なる狙いは、この奈良線で103系を撮影することでした (´ω`*)ナルヘソ。ではさっそく、ちょうど奈良線ホームに入線してきた、103系の奈良ゆき普通列車へ乗り込みましょう (´▽`*)ワ~イ♪。

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京都に停車中の奈良線103系。
ベースカラーはかつての山手線と同じウグイス色ですが、
前面窓の大きい低運転台タイプであることと、
窓下に白帯が巻かれていることで、
山手線の103系とはちょっと異なった印象を受けます。
さらにマニアック的に言うと、低運ブタ鼻ライトの顔は、
いかにも関西の103系らしいなぁ・・・(´ω`)シミジミ。
関東での同スタイルはTc-188が思い出されます。
▲16.11.3 東海道本線(奈良線) 京都

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車内は戸袋窓の埋め込みなどが施されているけれど、
基本的には103系らしさが残されています。
あまり懐かしい懐かしいって言い過ぎると、
「コッチじゃ、まだ現役だ!ヾ(#`Д´)ノ」
って、関西の鉄ちゃんに怒られちゃいそうですが、
やっぱり私からするとこの雰囲気は懐かしい(笑)。

奈良線は京都から、同じく府内の観光地として知られる宇治(うじ)を経て、正式には関西本線と接続する木津(きづ)までを結ぶ、34.7キロの電化幹線ですが、木津からは関西本線に二駅ほど直通して奈良へと至るため、基本的には京都と奈良を結ぶ路線としての認知度が高く、地元の通勤通学客のほか、二大古都を巡る観光客の移動手段としても利用されています (・o・*)ホホゥ。そんな奈良線には速達タイプの快速列車「みやこ路快速」と普通列車の二種別があり (゚ー゚*)ミヤコハルミ?、快速には転換クロスシート装備でJR型の221系が使用され、私のお目当てである国鉄型の103系は普通列車に充当。ただし最近ではさすがに古い103系を置き換える動きが進み、普通列車にも221系を使った運用が多くなってきたのだとか (・ε・ )フーン。今回はとくに運用を調べずとも簡単に京都駅で103系を捕まえることができたけれど、先のことを考えるとまさに今が撮り時なのかも知れません (´ω`*)ナルヘソ。”個人的に”懐かしく感じる103系のモーターサウンドに耳を傾け、京都から普通列車に乗ること30分。私が下車したのは宇治。

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宇治に到着した103系 (・ω・)トーチャコ。
二面四線構造の当駅では、
普通列車と「みやこ路快速」の
緩急接続(追い越し)が行なわれます。
▲16.11.3 奈良線 宇治

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世界遺産の平等院鳳凰堂や宇治上神社、
萬福寺や三室戸寺など、
歴史的な名所や観光スポットの多い宇治。
その散策の拠点となる宇治駅には、
国内外からたくさんの観光客が訪れます。
ちなみにこの駅舎の外観は平等院鳳凰堂をモチーフとし、
現代風にアレンジしたものだとか
σ(゚ー゚*)ビョドーイソ…。
▲16.11.3 奈良線 宇治

近江神宮前1047-(京阪石山坂本線)-皇子山1048…大津京1055-(湖西1817M)-京都1105~1119-(奈良627M)-宇治1146

関西を走る奈良線は個人的にあまり馴染みが無く、過去に何度か乗車したことはあるけれど、沿線で本格的に撮影するのはおそらく今回が初めて (゚ー゚*)オハツ。撮影にあたっては事前にネット上の撮影地情報や沿線の地図などをある程度は調べてみたのですが \_ヘヘ(- ̄*)ドレドレ、私好みの「駅から歩いて到達できる、順光で抜けが良いキレイな俯瞰ポイント」と言うような都合のいいところは簡単に見つけられず (´∀`;)ソリャソーダロ…、結局は無難に奈良線でもっともポピュラーなお立ち台的撮影地の宇治川鉄橋へと行ってみることにしました (・∀・`)マ、イッカ。

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観光客に混じって駅から北へ歩くこと5分程度
テクテク…ε=ε=ε=┌(*・_・)┘、
欄干に趣のある立派な橋へと出ることができました。
これが宇治観光で有名な宇治川の宇治橋です。
ちなみにこの橋を渡りきったところには、
京阪宇治線の宇治駅が所在しています。

宇治市内を流れる宇治川(正式には淀川の中流部の通称)。そこに架けられている木製の欄干が特徴的な道路橋が、日本最古の橋(日本三古橋の一つ)として知られ、古今和歌集や源氏物語にも登場する「宇治橋」。その歴史は646年(大化2年)に初めて同地へ架けられたという言い伝えがあるそうです (・o・*)ホホゥ。ちなみに現在の橋は1996年に架け替えられたものですが、同橋の歴史の古さを尊重して鑑み、さらには橋が周辺の自然や歴史遺産と調和するように、擬宝珠を冠した木製高覧という伝統的な造りをしているのだとか ( ̄。 ̄)ヘー。そんな宇治橋に並行して下流側に架けられている鉄道橋が、奈良線の宇治川橋梁です。

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宇治川に架けられた鉄橋を渡りゆく、
「みやこ路快速」の221系。
以前は東海道・山陽本線の花形運用である、
新快速にも使われていた同系ですが、
現在では新快速を後継の223系や225系へと譲り、
最近ではこの奈良線や大和路線、嵯峨野線などで
使われる姿が目立つようになってきました。
それでもそのスタイリッシュなデザインから、
今もファンの人気が高い形式です (・∀・)カコイイ!。
▲16.11.3 奈良線 黄檗-宇治(後追い)

この奈良線の宇治川橋梁はトラスの無いプレートガーダー方式の鉄橋で、列車の姿をスッキリと撮ることができる好撮影地です (・∀・)イイネ。さっそく橋のたもとでカメラを構えると最初にやってきたのは、お目当ての103系ではなく、221系の「みやこ路快速」。先述したように快速列車に使われる形式は221系だということがあらかじめ分かっていたので、これはまず試し撮りと言ったところ【◎】]ω・´)パチッ!。おかげで本命の103系を迎える前に、アングル内での編成長を確認することができました ( ・_・)σ チェック!。それにしても・・・空を見上げると、いつの間にか流れ雲が多くなっており、日差しは晴れたり陰ったりを目まぐるしく繰り返す、まさに猫の目天気 (=ΦωΦ=)ニャア。上写真での221系ではタイミング悪く、列車の通過時に日差しが遮られてしまいました (´д`;)アウ…。今の時間帯のこの場所はちょうど順光になるハズなので、できれば日が差して欲しいなぁ・・・σ(・ω・`)ウーン…。そう願うも、次にやってきた普通列車では、やはり雲が抜けきらずに撃沈 orz。しかしこの列車はお目当ての103系ではなく、普通列車なのに221系で運用されていました (゚ー゚?)オヨ?。どこか助かったような(?)、ホッとした気分です ε-(´o`;)ホッ。そしてあらためて迎える次の普通列車。そろそろ通過時刻となる頃にちょうど雲が抜け、鉄橋には眩しい日差しが降り注ぎました (゚∀゚*)オオッ!!。さあ、今が絶好のチャンス! は、早く、ふたたび陰る前に103系よ来てくれ~・・・щ(゚Д゚;щ)カ、カモォォォン!!

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穏やかな秋の陽光に照らされて
鉄橋上へと躍り出た、ウグイス色の103系。
特徴的な甲高いモーター音が
歴史ある宇治の街に響き渡りました。
▲16.11.3 奈良線 黄檗-宇治

バリ順で103が撮れました~!ヽ(´▽`)ノワ~イ♪
秋晴れの青空に映える、鮮やかなウグイス色の電車。これぞ鋼製塗装車(色付き電車)ならではの強い存在感です (゚∀゚*)オオッ!!。くう~っ、国電型の103系、シブくてカッコいいなぁ・・・(*≧∇≦*)シブイッ!。これがリバイバルではなく、現行の通常編成の通常運用・・・つまりは、ごくあたりまえの日常風景だと言うのですから、国鉄型好きとしてはたまりません (*゚∀゚)=3ハァハァ!。今回の出張鉄では限られた時間内で、京阪石山坂本線の80型復刻色を撮るべきか、それとも奈良線の103系を撮るべきかで迷い ケーハソ?(゚д゚≡゚д゚)ナラセソ?、結果としては先にご紹介してきたように石山坂本線の方を選んだものの ε=┌(*´∀`)┘オケーハソ!、お目当ての80型復刻色が走っていなかったことで早々に見切りをつけて転戦し ε=┌(;゚д゚)┘ナラセソ!、思いきって奈良線の宇治までやってきたのは良い判断だったようです ъ(゚Д゚)グッジョブ。そして流れ雲にヒヤヒヤしながらも、晴天順光の好条件で103系を撮れたことに、ホッとひと安心 ε-(´∀`*)ホッ。キッチリとした編成写真は一枚でも残せればじゅうぶんなので、今度はアングルを変えて何カットか撮ってみたいと思います。

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河原に降りて、ローアングルで (^_[◎]oパチリ。
この日はけっこう風が強かったからか、
それともふだんからそうなのか分かりませんが、
宇治川はけっこう急な流れで、
激しく波が立つほどでした。
そんな荒々しい宇治川を横目に、
ウグイス色の電車が天空を駆け抜けます。

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平成になって架け替えられたものとはいえ、
同地にて長い歴史を繋いできた宇治橋。
擬宝珠(ぎぼし=タマネギね)を冠する
木製高覧という伝統的な形状をした
その趣ある欄干と列車を絡めてみました。
けっこう観光客などが多く通るこの場所、
人が途切れたほんの一瞬が撮影チャーンス!
(☆∀☆)チャンス! 
・・・なのですが、
やってきた普通列車は103系ではなく、
221系ですた ズルッ!ミ(ノ;_ _)ノ =3。

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んじゃ、も一度トライ (*`・ω・´)-3フンス!。
おっ!103系がキタっ!(゚∀゚)オッ!
ちょうど人の流れも途切れたっ!!(゚∀゚*)オオッ!!
けど・・・
だあああ、陰られた~! ⊂⌒~⊃。Д。)⊃ピクピク。

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同じく宇治橋の欄干を絡めて、
こんな撮り方もしてみました (^_[◎]oパチリ
(コッチのほうが通行人にカブられるリスクが少ない)。
この欄干の擬宝珠は現橋への架け替えの際、
現存する最古の擬宝珠(寛永13年の刻印があるもの)に、
形状と大きさを合わせて再現したものだそうです。
♪澄んだ空に光るタマネ~ギ~♪ θ( ̄0 ̄*)

アングルを変えるといっても近辺を少し歩き回った程度ですが、河原から川の表情を強調してみたり、宇治橋の欄干を絡めてみたりと、少しは画に変化をつけることを意識して何本かの103系を狙ってみました【◎】]ω・´)パチッ! 。とくに擬宝珠が特徴的な宇治橋の欄干を入れたカットは、古のまち・宇治を走る奈良線らしさが画に表せたのではないでしょうか σ(・∀・*)ドーカナ…。雲の流れで安定しない日差し(実はけっこう陰られて、何本か撃沈だった・・・´д`;)、さらには車両の運用も掴み切れず(実はけっこう普通運用の221系が多かった・・・´д`;)、ちょっと苦労させられたところもあったけれど (´~`;)ウーン、それでもお目当てだったウグイス色の103系を晴天のもとで記録できたことに大満足。宇治まで来た甲斐のある成果が得られました ヨカッタ♪(*⌒∇⌒*)ヨカッタ♪。なんとも慌ただしいことだけれど、実はこの日の私にはまだ他にも行きたいところがあり、これにて宇治での奈良線撮影は終了 (´w`*)ドツカレサン。駅へと戻ってふたたび移動します ε=┌(;´∀`)┘イソガシーネ。

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宇治の名物と言えば、やっぱりお抹茶。
宇治橋のたもとで抹茶ソフトをいただきました。
この日はいいお天気で気温も高めだったので、
冷たい抹茶ソフトがおいしかったです♪
(゚д゚)ウマー!

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そんな宇治のゆるキャラは・・・
チャチャ(茶々)王国の「おうじちゃま」。
( ̄▼ ̄;)オウジチャマ…。
アタマにのっかっている冠は・・・茶筅!?

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宇治から103系の普通列車に乗車。
乗り心地の良い転換クロスの221系(快速)に
乗りたい気もちょっとあったけれど、
やっぱり今は103系に乗っておくべきだよね。
▲16.11.3 奈良線 宇治

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103系に揺られて宇治から30分、
京都へと戻ってきました。
次に私が奈良線を訪れる機会があるとき、
はたして103系はまだ生き残っているのかな?
それとも左の221系に置き換わっているのでしょうか・・・
σ(・ω・`)ドーダロ…。
▲16.11.3 東海道本線(奈良線) 京都

宇治1309-(奈良1632M)-京都1334

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京都にて、ちょっと遅めのお昼ゴハンを。
立ち寄ったのは駅構内のスタンドです。
(*'p')ハラヘター。
ここで私は注文(というか食券の発券)を大失敗。
ふだんは蕎麦派の私ですが、
関西風の昆布だしのつゆには、
蕎麦よりうどんの方が合うんだよね・・・と思い、
アタマのなかでうどんをチョイス σ(゚・゚*)ウロン…。
そしてトッピングは京都らしいものをということで、
目についたニシンの棒煮をチョイス σ(゚ー゚*)ニシン…、
その結果・・・にしん蕎麦ならぬ「にしんうどん」という、
なんとも中途ハンパなモノを注文しちまいました (”ロ”;)ハッ!!。
いくらうどんが美味しい関西でも、
やっぱりニシンには蕎麦のほうがよかったな・・・(ノO`)アチャー。

宇治から奈良線の普通列車に乗車した私は、奈良のほうに進むことはせず、京都へと戻ってきました (=゚ω゚)ノ タライマ!。JR京都線や琵琶湖線(東海道線)、嵯峨野線(山陰線)、湖西線、近鉄京都線、京都市営地下鉄などの各線が乗り入れる、ターミナル駅の京都。んじゃ、同駅からはまた違う路線に乗り換えて、さらにどこかへ行くのかというと ┌(;゚д゚)┘ノリカ…エ?・・・そうではありません。私は駅構内で軽く食事(にしんうろん・・・^^;)を済ませたのちに改札口を出場 コッチ…((((o* ̄-)o。駅の北側にある烏丸口から徒歩で向かうのは、今の京都で「旬」な名所です。というと、やっぱり京都散策らしい名跡や神社仏閣巡り!? キヨミズデラ?(=゚ω゚=*)キンカクヂ? いえいえ、鉄ちゃんの私が向かうのは・・・もうすでに京都という場所で、ピンと来た方も多いことでしょう σ(゚・゚*)ンー…。そう、それはご存知、今年の春(4月)にオープンしたばかりの新たな鉄道の保存展示施設、「京都鉄道博物館」です (゚∀゚*)オオッ!!。今回の関西出張鉄、京阪石山坂本線や奈良線での撮影も重要だったけれど(いやいや、いちばん重要なのは仕事なんだけれど・・・ヾ(゚∀゚;)ォィォィ)、何といっても私的にいちばん楽しみにしていたのが、初めて訪れることになる「京都鉄博」でした (*゚v゚*)ワクワク♪。埼玉の大宮にある鉄道博物館にも引けを取らない規模だと言う同館、はたしてどんな車両が、どんな形で展示されているのでしょうか? はやる気持ちを押さえつつ、駅から西へ歩くこと20分ほど ε=ε=ε=┌(*・∀・)┘テクテク。水族館が隣接する広い公園(梅小路公園)を抜けた先に、白亜のエントランスが見えてきました (゚∀゚)オッ!。

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いつ見てもその造りに圧倒される、
京都烏丸口の巨大な駅ビル
w( ̄o ̄*)w オオーッ!。
デパートなどの商業施設やホテルのほか、
美術館も併設されています。
▲16.11.3 東海道本線 京都

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駅から京都鉄道博物館までの道案内には、
所々に鉄道のモニュメントが設置されています
これは0系新幹線をモチーフにしたもの。

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道すがらの梅小路公園内では、
園内に乗車可能なチンチン電車を走らせており
(かつての京都市電27号車を
リチウムイオン電池動力に改造して動態保存しているもの)、
時間に余裕があればこちらも合わせて楽しむことができます
(´▽`*)チンチンデンサ♪。

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そして・・・
やってきました「京都鉄道博物館」!
ヽ(´▽`)ノワ~イ♪
やはり鉄ちゃんの端くれとしては早々に、
ここは一度訪れてみたかったんですよね。
(でも自費では行こうとしなかったこのセコさ…^^;)。
エントランスはなんだか
紙ヒコーキみたいな形だけれど、
何をイメージしているのかな・・・?

開館当初は入場規制が行なわれるほど、多くの来場者で賑わったという京都鉄博 (´д`;)人大杉…。オープンから半年ほどが経った今では、だいぶ落ち着いたとは聞いているけれど、今日はお天気に恵まれた祝日ということもあり、ひょっとするとかなり混み合っているのかも・・・σ(゚・゚*)ドーダロ… との心配を多少は抱えていましたが、たしかに家族連れなどで賑わってはいたものの、祝日ということを考えると思ったほどの混雑ではありませんでした ε-(´∀`*)ホッ。エントランスで1,200円の入場券(一般)を買って、さっそく中へと入りましょう (*゚v゚*)ワクワク♪。ここでは展示車両の一両一両を細かく説明することはせず、私個人の思い入れによる独断と偏見で、気になった車両のみをピックアップしてご紹介したいと思います(笑)。展示車両の細かいスペックが知りたい方は、京都鉄博の公式HPを参照されたし (´∀`;)マルナゲ…。

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まずはエントランスと本館の間にある、
「プロムナードエリア」。
この写真を見てもお分かりのように、
祝日にしてはさほどの混雑ではありません。
ここで目を引くのは、当館にしか保存されていない、
初代・湘南電車の80系(中央)。
(*゚∀゚)=3ハァハァ!
(←展示車両に対する、私の興奮度合いを表しますw)

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同じくプロムナードエリアの展示から。
かつてブルートレインの編成中に連結されていた
20系客車の食堂車、ナシ20 (。゜▽゜)ナッシー?。
このナシ20の車内では軽食がいただけるそうで、
厨房に見えるコックさん(?)の姿は、
現役時代さながらの雰囲気です。
(*゚∀゚)=3ハァ!

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続いては大きな屋根に覆われた屋外スペースの
「トワイライトプラザ」。
EF58 150の「あさかぜ」(左)と
EF81 103の「トワイライトエクスプレス」という、
夢の並びがここに実現! (゚∀゚*)オオッ!!
ちなみに上屋は2代目の京都駅で使用されていたものだそうです。
(*゚∀゚)=3ハァハァ!ハァハァ!

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私の世代ではスーパースター的な存在だった、
「ゴハチ」ことEF58形電気機関車。
東のロクイチ、西のイゴマルなんて言われ、
この150号機は西の横綱級の人気を誇っていました。
。゜+.イゴマル(o´∀`o)カコイイ!゜+.゜。
私は現役末期(JR化後)の茶色時代しか
同機を撮ったことが無かったけれど、
鉄博へ保存する際に青へ塗り戻されたのね。
(*゚∀゚)=3ハァハァ!ハァハァ!

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EF81 103の後方に連なっているのは、
寝台特急「トワイライトエクスプレス」で活躍した
食堂車のスシ24と、展望スイートのスロネフ25。
スロネフのテールランプが点灯しているところが、
現役さながらの臨場感があって、個人的にツボでした。
(*゚∀゚)=3ハァハァ!

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そして「本館」のメインステージで肩を並べる、
国鉄特急型の583系「月光」(左)と489系「雷鳥」。
(ノ゚Д゚)ノ オオオオォォォォォォ━━━!!
拙ブログでご存知のように
国鉄時代の特急列車に強い憧れを持つ私にとって、
この展示はもうたまりません!
(*°ω°)-3 ムフーッ!!!(←興奮度Max!)

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吹き抜け構造の2階から眺めた両形式、
この角度もまた、いいなぁ・・・。
(*°ω°)-3 ムフーッ!!!
そういや今夏に青森で、
似たような角度から583系を撮ったような(笑)。

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ブルドックことキハ81は、
活躍していた時代(昭和30~40年代)の
雰囲気とともに展示されています。
(*゚∀゚)=3ハァハァ!
キハ81よりも、ミゼット(手前の小型車)の方に
懐かしさを感じる方もいらっしゃるのでは?

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寝台特急「富士」のヘッドマークが凛々しい、
EF66 35 (・∀・*)ロクロク。
同機の晩年は貨物機(JR貨物に所属)でしたが、
やっぱりこの機関車には
東海道ブルトレのヘッドマークが似合います。
(*゚∀゚)=3ハァハァ!

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こちらは「出雲」のマークを掲げた、
ディーゼル機関車のDD51 756。
DD51が・・・っていうよりも、
DD51の「出雲」が個人的には懐かしい。
廃止前には山陰本線の名所・余部鉄橋まで
同列車を撮りに行ったっけなぁ・・・
(´ー`)シミジミ(←だいぶ興奮が落ち着いた)

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ちなみに、京都鉄博に展示されている機関車は、
EF58の「あさかぜ」やEF66の「富士」など
常にヘッドマークが取り付けられているのかと思ったら、
これは現在開催中の企画展と連携した
特別な期間限定のものらしい。
たまたまヘッドマーク付きの展示が見られたなんて、
ちょっとラッキー♪ (o ̄∇ ̄o)ラキー♪

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その企画展が
「THE SLEEPER TRAIN ~寝台列車の軌跡~」。
寝台列車の歴史や種類を伝えるパネルや模型、
さらには実際に使われていた寝台車のベッドや
数多くのヘッドマークなどが紹介されていて、
なかなか内容の濃い展示でした。
ブルトレ好きの方、必見です ☆彡

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そして撮り鉄にとって京都鉄博の楽しみのひとつが、
屋上にあたる3階の「スカイテラス」。
ここから南側を望むと、
東海道新幹線やJR京都線をゆく様々な列車が眺められ、
しかも背景には東寺の五重塔が写し込めるという、
京都らしい鉄道写真が手軽に撮れる撮影スポットです。
(^_[◎]oパチリ。
京都を発車したばかりのN700系「のぞみ」が
西へ向けて颯爽と横切ってゆきました。
バビューン!!-=≡Σ(((⊃゚∀゚)つ
▲16.11.3 東海道新幹線 京都-新大阪

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在来線のJR京都線を走りゆくのは、
京都から新大阪や天王寺を経て、関西空港まで結ぶ
空港アクセス特急の「はるか」。
同列車には専用の281系が使用されています。
σ(゚ー゚*)ウナバラハルカ?
▲16.11.3 東海道本線 京都-西大路

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さらに同テラスから東側を望むと、
こちらには嵯峨野線(山陰本線)の列車を
京都タワーをバックにして撮る事ができます。
(^_[◎]oパチリ。
西日を浴びて通過する、287系の特急「まいづる」。
ああ、あの列車に乗って
舞鶴へカニを食べに行きたいなぁ・・・σ(・∀・`)イキタイ…。
▲16.11.3 山陰本線 京都-丹波口

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館内巡りで最後にやってきたのが、
蒸気機関車がズラリと並んだ扇形(せんけい)車庫。
中央には転車台も備わっています。
このエリアは京都鉄博の前身である、
梅小路蒸気機関車館の雰囲気がそのまま残された感じです。
私が覗いた時間はちょうどタイミング良く、
C61 2による、転車台の回転ショーが行なわれていました。

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黄金色に輝く、くろがねの機体・・・。
これは演出による効果ではなく、
本当の夕陽が照らしています。
いい雰囲気だなぁ (´ー`)シミジミ。
日没が迫り、そろそろ閉館が気になる時間です。

まだ日が高かった14時頃に入場した京都鉄博。私のお目当てはあくまでも静態保存(一部のSLなどは動態保存)されている数々の車両をじっくりと眺めることであり φ(゚ー゚*)フムフム、運転シミュレータなどの体験型ブースなどには立ち寄らず、館内での飲食にも時間を割かなかったのですが、それでも気が付けばいつの間にか太陽は西のほうへと沈みゆき、まもなく閉館の17時半を迎えることとなりました Σ(゚∇゚;ノ)ノ エッ!オワリ!?。そんな時間を忘れるくらいに楽しめた京都鉄博。ここは私にとって、「U◯J」よりも「ひ◯パー」よりもずっと魅力的な、関西一のアミューズメントパークでした(笑)(*⌒∇⌒*)タノシカッタ♪。とりあえず今回の訪問で見たいものはひと通り見ることができたけれど、また機会があればぜひ見学に訪れたいと思います (=゚ω゚)ノ マタネ!。

さて、閉館時刻が迫り、館内は次第に人影が疎らになってきました (゚o゚*)オッ!。もちろん私も退館しなくてはならないのですが、あと少しだけ時間が残されています σ(゚・゚*)ンー…。そこで私は退館するためにエントランスフロアへと戻りながらも、日中は人が多くてあまりウマく撮れなかった場所をもう一度まわり、おもに引き画の撮影を試みてみました (^_[◎]oパチリ。最後にそのカットをいくつかご紹介いたしましょう。

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本館
TEC521-1・クハネ581-35・クハ489-1

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トワイライトプラザ
EF58 150・EF81 103

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プロムナード(西側)
TEC22-1・DD54 33・クハ103-1

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プロムナード(東側)
C62 26・クハ86001・TEC21-1

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ミュージアムショップ
旧・二条駅舎


気持ちのいい秋晴れに恵まれた祝日。せっかく近江神宮へ行ったのに、神社へ御参りをせずに京阪大津線の車庫を訪れて、せっかく宇治へ行ったのに、平等院鳳凰堂を見ずに奈良線の103系を撮って、せっかく秋の京都へ来たのに、神社仏閣巡りをせずに京都鉄道博物館を見学・・・ふつうの方からすると、なんとも理解しがたい散策(?)に見えるかも知れませんね(笑)。でもこれが鉄ちゃんである、私なりの旅の楽しみ方だと思っています ヒャヒャヒャ(゚∀゚≡゚∀゚)ヒャヒャヒャ。出張中ながらも祝日のお休みを利用し、滋賀や京都での鉄分補給を存分に満喫した一日となりました (´w`*)ドツカレサン。

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梅小路公園内には京都市電の保存車を利用した
軽食屋さん(左)がありました(右はお土産屋さん)。
帰りがけにスー◯ードライを軽く一杯♪
凵Dヽ(>∀<*)プハーッ!!


さ、明日(翌4日) は平日の金曜日で、私には出張業務の続きが待っています ε-(ーωー;)オシゴト…。夕暮れの京都鉄道博物館をあとにし、これにて今回の出張鉄はオシマイ・・・か?( ̄△ ̄;)エッ…。
 
 
・・・続きます!?
 
 
 
 
 


☆オマケ★
 

京都鉄博で見た583系繋がり・・・というワケではないのですが、先週末の土曜日(11/12)に東京の尾久車両センターで催された一般公開、今年は秋田車両センターに所属する583系(N1/N2編成)がゲスト展示されるとのことで、所用のついでにちょろっと覗いてきました (「゚ー゚)ドレドレ。

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(一部お顔の分かる方に、修正を入れさせていただいています)

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懐かしい特急「みちのく」の絵幕を掲げて展示された583系、隣には多目的車両の「リゾートエクスプレスゆう」も並べられました (゚∀゚*)オオッ!!。架線の無いところでの展示にはちょっと違和感を覚えましたが σ(゚ー゚*)キハ583…?、貴重な583系の編成写真が記録できたいい機会だったと思います (^_[◎]oパチリ。それにしても583系の人気はやはり高くて、ものすっごい数のギャラリーですた・・・(´д`;)人大杉…。



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