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東北本線・日光線・・・「春のとちぎレトロ日光号」撮影記 [鉄道写真撮影記]

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2017.04.09 東北本線
日光線
追いかけて、追いかけて・・・
快速「春のとちぎレトロ日光号」
撮影記
 
  

東京の桜が満開となった週末 (´▽`*)ハルランマン♪、しかし天気は土日ともあいにくの雨予報で、私の撮影意欲はだだ下がり (-ω-;*)ウゥム…。今シーズンの桜鉄(桜と鉄道のコラボショット)は、曇り空の金曜日に中央線で撮った189系の快速「富士山」だけに終わるのかなぁ・・・なんて思っていたところ、私の元に一通のメールが届きました ((([\/] >>>>ヾ('-'*)メールジュシン☆。それは同じソネットブロガーの鉄仲間「青空鉄道日記」のtwingo583さんからで、内容は「8日の土曜日に東北本線で運転される臨時列車「春のとちぎレトロ日光号」を、よかったら一緒に撮りに行きませんか? ヽ(゚ω゚)ドォ?」という、撮り鉄のお誘いです (゚∀゚)オッ!。ふだんは移動手段が鉄道やバスなどの公共交通機関である私にとって、雨の日の撮り鉄で辛いことは、駅から撮影地までの徒歩移動と、お目当ての列車が通過するまで傘をさして耐える待ち時間 ザアアァァ…:il!:il|Y_(´д`;))!l|il:|;。できればカメラ機材を雨に濡らすことも避けたい・・・σ(・ω・`)ウーン…。それらを考えると雨の日には撮影意欲が萎えると言うのも、頷けるのではないでしょうか ⊂⌒~⊃。Д。)⊃ ヤーメピ。しかし、お誘いしてくださったtwingo583さんの撮り鉄スタイルは、私のような徒歩鉄ではなく、愛車を利用したクルマ移動がメインで、この日もおクルマを出していただけるとのこと (゚∀゚*)オオッ!!。これは願ってもない、嬉しいお話です。私は喜んで同行させていただく旨を伝えました (*`д´)=b OK牧場!。というワケで、今回は鉄仲間のtwingo583さんと一緒に巡る、「春のとちぎレトロ日光号」の撮影です。ひょっとしたら一枚くらい、どこかで桜と絡めることができるかな? σ(゚・゚*)ンー…


4月8日(土)

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まずは上野から高崎線の普通列車に乗車。
車両はお馴染みのE231系です。
早朝で車内は空いており、ボックス席に座れました。
ボックス(σ゚∀゚)σゲッツ!!
まあ、大して長い距離は乗らないけれど・・・。
▲東北本線 上野

朝から予報どおりの雨となってしまった土曜日、私は都内の上野から普通列車に乗って高崎線を下ります (/*´∀`)o レッツラゴー♪。埼玉にお住まいのtwingo583さんと待ち合わせたのは、「春のとちぎレトロ日光号」の回送列車が通過する、高崎線の宮原。そこからクルマで近くの撮影地までご案内いただけるとのことです (・o・*)ホホゥ。そんなこの日のお目当てとなる「春のとちぎレトロ日光号」(以下、「レトロ日光号」)とは、来年(2018年)の春に控えた栃木県の大型観光キャンペーン(「本物の出会い 栃木」デスティネーションキャンペーン(以下、栃木DC))をPRするプレキャンペーンの一環として運行が設定されたイベント要素の高い臨時快速列車で、なぜか埼玉の浦和を始発駅とし、宇都宮線(東北本線)と日光線を経て、栃木の日光まで片道運転するもの ( ̄。 ̄)ヘー。そして使用される車両は、むかし懐かしい茶色の旧型客車(旧客)を、上り方にDD51形ディーゼル機関車、下り方にEF64形電気機関車でサンド(いわゆるプッシュプル)した、ファン垂涎の豪華編成となっています (*゚∀゚)=3ハァハァ!。この旧客は高崎の車両センターに所属する編成で、営業運転を前に高崎から浦和まで(実際は高崎〜尾久〜浦和)回送で送り込まれることになっており、それがこれから向かう宮原での狙いです (´ω`)ナルヘソ。私の乗った列車は遅れること無く、宮原に到着。

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上野から普通列車で30分、
大宮の次駅、宮原で下車
(・ω・)トーチャコ。
▲高崎線 宮原

上野0543-(高崎823M)-宮原0614

改札を抜けて駅前のロータリーへ出ると、以前にも何度かお世話になったtwingo583さんのカッチョイイ愛車はすぐに分かりました (゚∀゚)オッ!。お会いするのは昨年秋の川越車両センターの一般公開以来となる半年ぶりくらいのご無沙汰でしたが (*´∀`)ノ゙オヒサ!、挨拶もそこそこにしてクルマへ乗り込み、すぐさま移動を開始 (*・o・)ノ Go!。実は私の初発電車の都合でこの時間の待ち合わせとなったのですが、お目当ての旧客(「レトロ日光号」の回送)が通過するまでには、あまり時間が無いのです ε=┌(;゚д゚)┘イソゲ!。twingo583さんオススメの撮影ポイントには駅から10分ほどで到着。ちなみに歩いたら30分近くかかるくらいの距離かも。

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やってきたのはこんな感じの撮影ポイント。
高崎線の宮原と上尾のほぼ中間に位置します。
お、公園には桜が・・・(゚∀゚)オッ!。

そこは道路と線路の境界にある柵がとても低く、アイレベルでも道路から列車の編成写真をスッキリと撮る事ができそう (・∀・)イイネ!。さらに今の時期はちょうど、すぐ横の公園に立ち並ぶ桜がきれいに花を咲かせている (゚∀゚*)オオッ!!・・・のですが、なんとも残念なことに、道路側へ伸びていて枝が最近になってバッサリと剪定されてしまったようで、ちょっと列車と桜を絡めるのが難しくなっていました σ(・ω・`)ウーン…。以前は道路を覆うように咲いていたのになぁ・・・と、twingo583さん (・∀・`)ザンネン。それでも列車はきれいに撮れる好ポイントだし、通過時刻も迫っていることから、私たちはここで旧客の回送を待つことにしました m9(`・ω・´)ケテイ!。やがて雨に煙る直線上に見えてきたのは、朱色のディーゼル機関車・・・ ε-(°ω°*)キタ!。

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雨降る朝の静寂を切り裂いて、
ディーゼルエンジンを振るわせたDD51が
旧型客車を引き連れて爆走!
▲高崎線 上尾-宮原

デデゴ旧客が撮れました~!ヽ(´▽`)ノワ~イ♪
国鉄時代と変わらない姿を保つDD51 888が牽く旧客は、まるでひと昔前に非電化路線を走っていたローカル客レ(鈍行列車)のようで、なんともシブい組み合わせだなぁ・・・(≧∇≦)シブイッ!。この編成には案外、しっとりとした雨の情景が似合うかもしれませんね (´ー`)シットリ。既報どおり、編成の最後部にはEF64 1001が連結されていましたが、個人的にはDD51のほうが好みなので、そちらをメインにして撮ってみました。(^_[◎]oパチリ。実際は写真の見た目以上に薄暗く、カメラのシャッタースピードが上がらないキビシい撮影条件ではあったけれど、どうにか許容の範ちゅうで写し止められたので、ヨシとしましょうか (*⌒∇⌒*)ヨカッタ♪。

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すぐに振り返って、後ろからも一枚。
(^_[◎]oパチリ
下り方に連結されていたのは、
旧客にマッチした茶色いEF64 1001。
こちらもシブい! (≧∇≦)シブイッ!
▲高崎線 宮原-上尾(後追い)

この「レトロ日光号」の旧客のように、機関車が客車を牽引するスタイルの「客車列車」は今や貴重な存在なのですが (゚ー゚*)キャクレ、実はこの日の高崎線ではもう一本、客車列車の運転が設定されているのです エッ(゚Д゚≡゚∀゚)マジ?。それは高崎線の上尾(あげお)と上越線の水上(みなかみ)の間を走る臨時快速の「EL&SLみなかみ号」で、高崎線内は電気機関車(EL=Electric Locomotive)が青い12系客車を牽引します(上越線内はSLが牽引)(゚∀゚*)オオッ!!。一日に二本も客車列車が走るなんて、今日の高崎線はなんとも豪華な「ネタまつり」じゃありませんか (*゚∀゚)=3ハァハァ!。こちらの回送列車(営業運転前の送り込み)も近い時間に通過するので、次はそれを狙うためにちょっとだけ移動します イドウ…((((o* ̄-)o ・・・って、私はクルマの助手席に座っているだけだけれど(笑)。最初の撮影地からふたたび10分ほど走らせて、twingo583さんはクルマを停めました (・ω・)トウチャコ。

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続いてやってきたのは
こんな感じの撮影ポイント。
場所は北上尾と桶川の間に位置します。
お!桜が咲いてる!(゚∀゚)オッ!

twingo583さんが案内してくださったのは、最初のポイントと同様に柵が低い直線区間の撮影ポイントなのですが、ここでは線路の反対側に建つ神社の桜を列車の背後に写し込む事ができるという、なんとも嬉しい桜鉄スポットではありませんか!ハナミダ♪ヘ(゚ω゚ヘ)(ノ ゚ω゚)ノハナミダ♪。さすが地元のtwingo583さんは、いい場所を知っていらっしゃいます ☆:・゚.*(´∀`人)スンバラスィ*:☆ 。正直、先ほどのポイントでは公園の桜が剪定されていて不完全燃焼の桜鉄でしたが、ここの桜は見事な咲きっぷりで、今度は春らしい画が期待できそう (*゚v゚*)ワクワク♪。何本かの普通列車で試し撮りをし、桜と列車のバランスを考えながらアングルを決めて待つことしばし、定刻に現れたのは青い電気機関車に牽かれた列車 ε-(°ω°*)キタ!。

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満開の桜をかすめて、
雨上がりの鉄路を進む
蒼い客車列車。
先頭は12系客車にマッチした、
特急色のEF65 501が務めました。
▲高崎線 桶川-北上尾

桜バックでピートップが撮れました~!ヽ(´▽`)ノワ~イ♪
先ほどのDD51+旧客がかつてのローカル客レなら、こちらはかつての臨時急行を思わせるようなEF65と12系の組み合わせ (PF形ではなくP形が12系の急行を牽いたシーンなど、あまり見たこと無いけれど・・・^^;)、この国鉄時代を彷佛とさせる編成を満開の桜バックで撮る事ができたなんて、国鉄型好きの私としてはもう大満足です 。゜+.(o´∀`o)カコイイ!゜+.゜。列車の編成写真的なアングルで見るとかなりの早切り(シャッターを切るタイミングが早い)ですが、これは気が焦って引き付けられなかったのではなく、桜のボリュームを強調したいため、あえてこの位置に列車を置いてみました【◎】]ω・´)パチッ!。後方のパンタがちょっと串気味だけれど、ま、いっか (*`д´)=b OK牧場!。

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すぐに振り返って、後ろからも一枚。
(^_[◎]oパチリ
この「ELみなかみ号」も前後に機関車が連結された
プッシュプルスタイルで、
下り方に連結されていたのは、
直流一般色のEF60 19 (゚ー゚*)メロンパン。
▲高崎線 北上尾-桶川(後追い)

早朝の高崎線を上っていった二本の回送列車はこのあと、最初の旧客は浦和始発の「レトロ日光号」となって宇都宮線を下り、二本目の12系は上尾始発の「ELみなかみ号」となって高崎線を下ります (・o・*)ホホゥ。ここでいつものような徒歩鉄だと、これから宇都宮線の「レトロ日光号」を撮りに行くのは時間的にキビシいものがあるので、素直に高崎線を折り返してくる「ELみなかみ号」を撮ることになるのですが σ(゚・゚*)ンー…、クルマだと今から宇都宮線の沿線に向かっても、余裕で「レトロ日光号」の通過には間に合うのだと、twingo583さんは言います ( ̄▽ ̄*)マニアウヨ。それならば、年に何度か運転機会のある「ELみなかみ号」よりも、この日一日限りの「レトロ日光号」のほうが撮りたい σ(・∀・`)レトロ…。意見が一致したところで、twingo583さんはクルマを東のほうへ走らせます バビューン!!-=≡Σ(((⊃゚∀゚)つ。目指すのは東大宮と蓮田(はすだ)の間にある宇都宮線屈指の有名撮影地「ヒガハス」。たしかに「レトロ日光号」を余裕で先回りすることができました。

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あまり土地勘の無い方に地図で説明すると、
オレンジのラインが高崎線で、
グリーンのラインが宇都宮線。
左上の桶川付近にいた私が、
右上の蓮田へ列車で行こうとすると、
大宮を経てV字形に移動しなくてはなりません。
しかしクルマならば短い距離で済みます
バビューン!!-=≡Σ(((⊃゚∀゚)つ。

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桶川からクルマで20分くらいだったでしょうか、
やってきたのは宇都宮線の有名撮影地、ヒガハス。
(゚ー゚*)ヒガハス。

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ヒガハスの上り方(東大宮方)は桜並木。
(´▽`*)サクラ♪。
その奥をE231系の普通列車が
通過してゆきます。
▲東北本線 東大宮-蓮田

ヒガハスといえば、広い田畑のなかをゆく宇都宮線の列車をスッキリと撮れることで知られ、おもに列車主体の画が思い浮かぶ撮影ポイントですが、実は上り方の農道は見事な桜並木となっており、列車と絡めて撮ることができる桜鉄スポット (゚∀゚*)オオッ!!。ここでも満開の桜が私たちを迎えてくれました ハナミダ♪ヘ(゚ω゚ヘ)(ノ ゚ω゚)ノハナミダ♪。それならば、ふつうに列車主体の編成写真で撮ってしまうのはもったいない σ(゚・゚*)ンー…。やはり今の季節ならではの画を求めて、桜を大きく入れたアングルでカメラを構えてみます m9(`・ω・´)ケテイ!。朝の高崎線ではDD51が先頭だった旧客編成の「レトロ日光号」ですが、今度はEF64のほうを頭にして宇都宮線を下ってきました。

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桜並木の向こうに姿を現した、
茶色いEF64 1001が旧客を牽引する
「春のとちぎレトロ日光号」。
あいにくの曇天ですが、
車内からお花見を楽しめたでしょうか
ハナミダ♪ヘ(゚ω゚ヘ)(ノ ゚ω゚)ノハナミダ♪。
▲東北本線 東大宮-蓮田

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しんがりを務めるDD51 888。
鮮やかな朱色の凸形機が
桜に負けない存在感を示しました。
▲東北本線 東大宮-蓮田(後追い)

桜鉄で旧客が撮れました~!ヽ(´▽`)ノワ~イ♪
桜越しに眺める列車の姿、それが昔懐かしい旧型客車だなんて、なんとも贅沢な桜鉄ではありませんか (*゚∀゚)=3ハァハァ!。はじめは最初にE231系の普通列車を撮ったようなローアングルから見上げていたのですが、あまり寒々しい曇り空は広く入れたくなかったので σ(゚・゚*)ンー…、twingo583さんからクルマに積んであった踏み台をお借りし、桜の枝に近い目線から狙ってみました 【◎】]ω・´)パチッ!。茶色のEF64は引き画だとあまり目立たないかと思ったけれど、意外と白いサイドラインがアクセントになっていて悪くないかも (≧∇≦)シブイッ!。でもやっぱり色と言い、スタイルと言い、朱色で凸形をしたDD51のほうが、画のなかの列車に存在感がありますね (・∀・)イイネ!。ヒガハスでの桜鉄も大満足 (*⌒∇⌒*)ヨカッタ♪。これで高崎線の送り込み回送と、宇都宮線の「レトロ日光号」、同じ旧客の編成を二回も撮る事ができましたが、同列車の撮影はまだまだ続きます (゚∀゚*)オオッ!!。ヒガハスで撮影の余韻を味わう間もなく、私たちは急いでクルマに飛び乗り、旧客のあとを追うように栃木方面へと北上 バビューン!!-=≡Σ(((⊃゚∀゚)つ。

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ふだん、クルマをほとんど運転しない私、
道には疎くて、どこを走っているのか
イマイチよく分かっていません (゚ー゚*)ドコ?
たぶん、これは東北道を走っているとこ
(いや、圏央道だったかも)。

それにしても、今しがた撮影したヒガハスの桜並木、ほんの数年前は寝台特急の「北斗星」や「カシオペア」と桜のコラボを狙う多くの撮り鉄で賑わったのだそうですが、この日は桜がほぼ満開状態での旧客と言うネタにも関わらず、同業者はまばらでした (゚ー゚?)オヨ?。やはり雨天だから出撃を控えているのか、それとも別の鉄ネタに流れているのだろうか? σ(゚・゚*)ンー…。実はこの日(4/8)は、私たちが撮った旧客の「レトロ日光号」や12系の「EL&SLみなかみ号」のほかにも、東北の秋田と弘前の間では国鉄特急型の名車・583系のさよなら運転があり、千葉の総武本線や成田線ではJR貨物30周年の記念マークを付けた国鉄色EF65(2139号機)の貨物列車が日中に走り、信州のしなの鉄道では旧・長野色が復刻された115系のお披露目運転が行なわれ、北陸の富山では廃線となった旧・神岡鉄道で一日限りの復活運転が催され、関西の紀勢本線では欧風客車の「サロンカーなにわ」を使用したイベント列車が運転され、さらには各地で桜が見頃を迎えている・・・という、ネタモノが満載の一日で アッチモ(゚Д゚≡゚Д゚)コッチモ、適度に撮り鉄が分散しているのかもしれません (´ω`)ナルヘソ。なかでも583系のさよなら運転(秋田~弘前)は、できれば私も駆けつけたかったところですが σ(・∀・`)ゴッパーサソ…、さすがに秋田や弘前の地は遠くて、交通費や宿泊費などを考えると私には予算的にキビシいものがあり、泣く泣く断念したんです (・ε・`)シャーナイネ・・・なんて、そんな会話を車中で話しているうちに、クルマは高速道路を下りて一般道へと入り、やがて杉並木の間を進むようになります σ(゚ー゚*)スギ…。杉並木街道と言えば・・・そう、次に私たちがやってきたのは、日光杉並木で知られる日光線の沿線です。

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クルマが走っているのは、日光の杉並木街道
日光杉並木は江戸時代に徳川家康の家臣・松平正綱が
日光東照宮に寄進するため植栽したもので、
日光・例幣使・会津西の三街道、全長37kmの両側に
現在でも約12,500本もの杉が立っているのだそうです。
( ̄。 ̄)ヘー。

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蓮田から二時間近くかけて、
日光線の沿線の今市までやってきました。
(・ω・)トウチャコ。
選んだ撮影ポイントは
単線の日光線を走る列車がスッキリと撮れる、
このような場所。
左には先客の方がセッティングした
ビデオカメラがありますが、
さほど同業者の数は多くなく
立ち位置的にも余裕がありました。

日光線(JR)はその名の通り、東北本線と分岐する栃木県の宇都宮から、鹿沼(かぬま)や今市(いまいち)を経て、日本有数の観光地である日光までの40.5キロを結ぶ、単線・直流電化のローカル線 (・o・*)ホホゥ。私が同線の撮影に訪れるのは、以前に使われていた107系の引退間際だった2013年3月以来となる4年ぶりのことで、現在ではその107系に代わり、205系が走っています。

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まずは日光線の普通列車で試し撮り。
(^_[◎]oパチリ。
宇都宮に向かって走り去るのは、
茶色い帯の205系です。
同系を日光線で撮るのはこれが初めて。
▲日光線 今市-日光(後追い)

先ほどヒガハスで撮った旧客の「レトロ日光号」は、宇都宮線を宇都宮まで下ったのち、当駅で進行方向を変えて日光線へ入線します (゚ー゚*)スイッチバック。その際に同列車は宇都宮で約30分の長時間停車が設けられていることから、高速道路などを使って先回りした私たちは、日光線沿線の撮影ポイントに余裕で間に合いました ♪( ̄、 ̄ )===3 ヨユ。日光線というと、晴れていれば列車の背景に雄大な日光連山の山々を写し込めるような好ポイントもあるのですが、雨こそやんだもののドン曇りのこの日は山の姿などまったく望めません "o(-ω-;*) ウゥム…。まさにイマイチな天気・・・(´д`;)ツマンネ。そこで撮影ポイント選びは、今市と日光の駅間に位置する、オーソドックスな編成写真がスッキリと撮れるような場所に落ち着きました。今度はまたDD51が先頭となるので、編成写真をキッチリと記録するのも良かろう (*`д´)=b OK牧場!。おおむね一時間に一本と言う運転間隔の日光線、本番前に試し撮りできた普通列車は上り(宇都宮ゆき)の一本のみで、この上り列車と今市で交換した下りの「レトロ日光号」はすぐにやってきました (・∀・*)キタ。

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単線の日光線をゆく「レトロ日光号」。
DD51が牽く客車列車には、
このようなのどかなローカル線の情景が似合います。
▲日光線 今市-日光

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振り返ってEF64も記録。
本来、晴れていればこちら側の背景には、
日光連山が望めたハズなのですが・・・。
真っ白で山の存在など感じられません。
▲日光線 日光-今市(後追い)

ニッコーセンで客レが撮れました~!ヽ(´▽`)ノワ~イ♪
何のひねりも無い編成写真ではあるけれど、このDD51が牽く旧客(+EF64)と言う組み合わせは、それだけでかつての国鉄時代を彷佛とさせる懐かしさと深い味わいを醸し出していて、じゅうぶんに魅力的な被写体です 。゜+.(o´∀`o)カコイイ!゜+.゜。私は世代的に旧型客車のローカル客レ(客車普通列車)を定期列車で撮影することがほとんどできなかったけれど、今もこうやってその当時の雰囲気が感じられる列車を撮れるのは、趣味的に嬉しいことですね (*ノ∀`*)ウレシス♪。特別なヘッドマークなどを付けていないところがまた、シブいじゃないですか (≧∇≦)シブイッ!。ただ、twingo583さんからするとヘッドマークの無いDD51の旧客は、八高線や上越線などでちょくちょく行なわれている、高崎地区の乗務員訓練列車とあまり代わり映えしないなぁ・・・とのこと (´ω`)タシカニ。そこで日光から回送として折り返してくる上り列車は、もう少し日光線らしさが感じられるような場所で撮ろうと言うことになりました。でも、ドン曇りで日光連山が見えないなかで、日光線らしさを表すにはどうするか・・・σ(゚・゚*)ンー…。撮影ポイントを模索しながらクルマを走らせて、次にやってきたのはこんな場所。

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背の高い杉の木をかすめるようにして
日光線を進むEF64 1001。
重厚なブロア音が林に響きます。
▲日光線 今市-下野大沢

日光名物のひとつである杉並木を背にした茶色いロクヨン(EF64)。お、意外と悪くないかも (゚∀゚)オッ!。ここは後ろの旧客まできれいに編成が分かるようなアングルではないけれど、沿線に杉並木が立つ日光線ならではの特徴が出ていて、なかなか面白い画となりました (・∀・)イイネ!。スギ花粉症に私にとって杉の木は天敵ですが、花粉の飛散シーズンが終わっていて助かったよ・・・(笑)ε-(´∀`;)ホッ。今回の一連の旧客撮影では、はじめてメインとして狙ってみたEF64 1001。同機はもともと他のEF64と同様、青い塗装(直流一般色)で新製されましたが、国鉄時代の末期に復活した旧型電機のEF55を手助けする補機をおもな目的とし、EF55に合わせた茶色(ぶどう色2号)に塗り替えられました ( ̄。 ̄)ヘー。あらためて振り返ると、セントップ(1001)もこの色になって30年が経つのか・・・(´ー`)シミジミ。おそらく定期列車時代のローカル客レなど牽いたことが無いと思われる1001号機ですが、今や旧客との組み合わせは何の違和感も無い同色コンビと言えるかもしれません。

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今度は後追いとなったDD51。
鬱蒼とした背景の森に朱色の機体が映えます。
。゜+.(o´∀`o)カコイイ!゜+.゜。
編成写真風にウマく収まったけれど、
アップで撮ると意外に尾灯が目立ちますね・・・。
σ(゚・゚*)ンー…。
▲日光線 下野大沢-今市(後追い)

宇都宮線の浦和から日光線の日光まで、下りのみの片道で運転された「春のとちぎレトロ日光号」は無事に運行を終え、いまEF64を先頭にして通過した上り列車は、客扱いをしない(客が乗れない)回送列車です (゚ー゚*)カイソー。私がいつも撮影の参考にしている市販の情報誌には、このあとの行程がいっさい掲載されていなかったので、仕事を終えた旧客編成はこのまま所属先の高崎へ帰るものだと思っていました カエル…((((o* ̄-)o 。ところが情報通のtwingo583さんによると同編成は高崎には戻らず、翌週末(4/15・16)に東北本線の仙台と郡山の間で運行が予定されている、花見客輸送の臨時列車(というかイベント列車)快速「レトロ花めぐり号」に備えるために、旧客はこのまま宇都宮から東北本線を下り、仙台へと送り込まれるのだそうです エッ!(゚Д゚≡゚∀゚)マジ?。もちろん、直流機のEF64では黒磯以北の交流電化区間には入線できないので、牽引機は交流機のED75に付け替えられます (゚∀゚*)オオッ!!。旧客の先頭に立つED75、これはまた魅力的な組み合わせじゃありませんか!(*゚∀゚)=3ハァハァ!・・・というワケで、私たちはまたしても旧客のあとを追って、栃木県内をさらに北上 …((((*・o・)ノ Go!Go!。目的地は黒磯の先の高久(たかく)あたりとしましたが、時間的にその手前の区間でも旧客を先回りできるとのことなので、途中の矢板にもちょろっと立ち寄ってみました。

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ここでまた地図を使って説明。
オレンジのラインが日光線で、
グリーンのラインが宇都宮線(東北本線)。
旧客の回送は日光から宇都宮を経由して
東北本線を北上します。
ロクヨンを撮影した杉並木があるのは。
今市のあたりですが、
こうやって見ると今市と矢板って
意外と近いのね・・・( ̄。 ̄)ヘー。

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途中でクルマを停めたのはこんな撮影ポイント。
場所は宇都宮線の矢板と野崎の駅間に位置します。
右のほうには桜らしき木があるけれど、
このあたりではまだ咲いていませんでした。

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着いてすぐにやってきた旧客編成。
日光線からそのままEF64を先頭にして、
宇都宮線を北上します。
EF64の次位に連結されていたのは、
小窓が並ぶスハフ32 2357。
▲東北本線 野崎-矢板(後追い)

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そして最後部のDD51・・・ですが、
テールランプの点灯が目立たないように、
モノクロ処理(RAW現像時)をしてみました。
こうすると、先頭に立っているような感じに
見えなくもない・・・かな?
σ(・∀・`)ドーダロ…。
しかもこの編成をモノクロで見ると、
よりいっそうシブさが増します。
まさに国鉄時代(笑)
▲東北本線 野崎-矢板(後追い)

今市から矢板へはショートカットの道路を通って間に合わせ 【◎】]ω・´)パチッ!、さらに旧客は先述したように黒磯で機関車の交換を行なうための長時間停車が一時間も設けられているので、私たちはその間に高久へと先回りします バビューン!!-=≡Σ(((⊃゚∀゚)つ。今日はいったい、旧客を何回撮っているのでしょうね(笑)。この機動力と効率の良さはクルマならではの利点だなぁ・・・って、何度も繰り返すように、私は助手席に座っているだけなのですが (^^;)ゞポリポリ。twingo583さんは運転疲れしていないだろうか・・・ヾ(・∀・`)ダイジョブスカ? とは思うも、マニュアルのスポーツカー(車種すらよく分かっていない)など、とても私には運転を代われません ヾノ・∀・`)㍉㍉。

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一般道を北上してやってきたのは、
栃木県北部にある無人駅の高久。
(゚ー゚*)タカク。
交流電化区間に入って最初の駅です。
▲東北本線 高久

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その高久駅のすぐ脇にあるのが、
このような撮影ポイント。
(・o・*)ホホゥ。
築堤上をゆく列車をスッキリと撮る事ができます。
701系の郡山ゆき普通列車がやってきました。
▲東北本線 高久

高久にも時間的には余裕を持って間に合いましたが (・ω・)トーチャコ、選んだ撮影ポイントが駅からもアクセスしやすいお手軽な場所だったからか、それともED75と言う牽引機に人気が集まったからか、ここではすでにかなり多くの先客が待機しています。同業者が少なめに感じていた今日の撮影ではいちばんの激パ状態 w( ̄▽ ̄;)wワオッ!!。それでもどうにか隙間を見つけて立ち位置を確保し、三たび・・・いや、四たび?、旧客の通過を待ちます。やがて直線の先に見えてきたのは、今までとは違う深紅の電気機関車 (゚∀゚)オッ!。

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日差し無き春陰のもと、
赤べこに牽かれて東北路をゆく、
望郷の旧型客車。
▲東北本線 高久

ナナゴ、キタ━━☆゚・*:。.:(゚∀゚)゚・*:..:☆━━━ッ!!
赤いボディが印象的なED75と言えば、交流電化が多い東北地方の幹線などを中心に国鉄時代から活躍を続ける代表的な交流型電気機関車で、鉄ちゃんにとっては東北の象徴とも言えるような存在。愛着を込めて「赤べこ」などとも呼ばれています (´▽`*)ベコ♪。そんな同機が旧型客車を引き連れて東北本線を北上するとは、まさにかつての長距離鈍行を彷佛とさせるような胸熱の光景じゃありませんか (*゚∀゚)=3ハァハァ!。DD51やEF64に続き、ED75との組み合わせまで見せてくれた旧客。画的にはオーソドックスな編成写真だけれど、これは交流区間まで足を伸ばした甲斐のある成果が得られました ・:*:・キテ(゚ノ∀`゚)゚ヨカッタ・:*:・。私はもうじゅうぶんに大満足・・・なのですが、twingo583さんはさらにさらに、旧客の追跡を続けると言います Σ(゚∇゚;ノ)ノ エッ!?。この妥協しない姿勢は、まさにバリ鉄そのもの!それならばもちろん私もお供するまでで、どこまでも付いて行きます!(*`д´)=b OK牧場!

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クルマは東北道に乗り、さらに北へ。
県境を越えて栃木から福島へと入りました。
フクシマニ…イ━━━p(゚∀゚*)━━━ン!

高久を通過した旧客の回送列車ですが、その先の白河(しらかわ)では30分近くの長時間停車があり、高速道路を使えば先回りすることが可能だとのこと バビューン!!-=≡Σ(((⊃゚∀゚)つ。目指すのは白河と久田野(くたの)の間にある広大な田園地帯で、ここは農道からのアイレベルと、近くの陸橋から俯瞰気味に撮れるという、二箇所の選択肢があります (・o・*)ホホゥ。もちろん、私が希望したのは陸橋のほう コッチ…((((o* ̄-)o。慣れたハンドルさばきで道に迷うことも無く、久田野の陸橋には旧客が通過する15分前に到着 (・ω・)トーチャコ。アングルを決めて手早くカメラをセットすると、お目当ての旧客はすぐに姿を現しました ε-(°ω°*)キタッ!。

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ナナゴ旧客、再び!
田園に軽やかなジョイント音を響かせて、
旧客は東北本線を北上し続けます。
目指すは杜の都、仙台。
▲東北本線 白河-久田野

も一度、ナナゴ旧客が撮れました~!ヽ(´▽`)ノワ~イ♪
南東北らしいのどかな田園風景をゆく東北本線の鈍行列車(違う)、ああ、郷愁や旅情を誘ういいシーンだなぁ・・・(´ー`)シミジミ。こんな魅力的な列車を回送で走らせちゃうなんて、なんだかもったいない気がしますね。「懐かしの東北鈍行」などとして、宇都宮から仙台まで営業運転したら、けっこう乗客が集まると思うのですが・・・σ(゚・゚*)ンー…。これはもちろん高久で撮ったのと同じ列車ではあるけれど、先ほどとは違うアングルから、しかも私好みの俯瞰気味にED75の旧客を記録できたことは、これまた嬉しい収穫となりました (゚ノ∀`゚)゚ヨカッタ。さすがにこの先ではもう追っかけが効かないことから、これにて撮影は終了です (´w`*)ドツカレサン。結果的にこの日の旧客は、7カ所で撮ったのか・・・(´∀`;)スゴイネ。

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帰り道ではたまたまこんな施設に遭遇し、
(=゚ω゚=*)ンン!?
気になってちょっと立ち寄ってみました。
なんと懸垂式の千葉モノレール(1000形)が、
ちゃんと吊るされて保存してあります。
ここは栃木県の那須烏山市にある、
那珂川清流鉄道保存会という

おもに
鉄道車両を中心とした保存施設で、
モノレールの他にもブルートレインの14系客車や
元・名鉄のキハ8500系、金沢で走っていた路面電車などが
園内に展示されているそうなのですが、
残念ながらもう閉館時間を過ぎていました。
許可を得て駐車場から一枚だけパチリ。
(^_[◎]oパチリ。

鉄仲間のtwingo583さんにお誘いされて、ご一緒した旧型客車「レトロ日光号」の撮影。早朝の高崎線での送り込みから始まり、桜咲くヒガハスに、日光線での杉並木バック、さらに交流区間ではED75を二発・・・と、ふだんは徒歩鉄の私からすると考えられないような効率の良さで、正直、慌ただしさを感じながらも、充実した大収穫の一日となりました マンゾク♪(*⌒∇⌒*)マンゾク♪。もちろんこれはクルマ移動と言う機動性だけでなく、twingo583さんの持つ情報力と、綿密な行動計画による成果だと思います。あらためて「バリ鉄」と呼ばれるそのスゴさを実感いたしました Σ(゚Д゚*)スゲー!!。お天気があいにくの雨、もしくは曇りだったのはちょっと残念でしたが、満開の桜を見ることもできたし、撮影だけでなく車中でかわしたお話なども楽しめた一日でした。twingo583さん、一日じゅうクルマの運転お疲れさまでした <(_ _*)>アリガトォ。またぜひ遊びに行きましょう(鉄だけでなく、飲みのほうも・・・(笑))。

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大宮まで送っていただき、
私はそこから電車で帰ります。
列車にはあまり乗らなかったのに、
いろいろな線路際を巡ったという、
私にはちょっと不思議な感覚の一日でした(笑)
▲東北本線 大宮

大宮1913-(湘南新宿ライン2555Y)-新宿1945



 



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