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伊豆箱根鉄道・大雄山線 「大雄山駅 赤電&コデ165撮影会」 [鉄道写真撮影記]

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2018.06.30 伊豆箱根鉄道・大雄山線
懐かしの旧型電車と再会!
「大雄山駅 赤電&コデ165撮影会」見学
 
6月30日(土)

例年より早く梅雨明けが発表された関東地方。いよいよ本格的な夏の到来です (;´ω`A“)アツ…。
晴天となった週末の土曜日に私は小田急線沿線の秦野(はだの)を訪れ、前記事の「ONE-shot」でご紹介した、引退間近の7000形ロマンスカー「LSE」を撮影【◎】]ω・´)パチッ!。その流れで秦野から小田急線をさらに下り、小田原へとやってきました ...(((o*・ω・)o。


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小田原駅のコンコースで目を引くのは、
天井から吊り下げられた、名物の小田原提灯。
東海道の宿場町であった小田原では、
旅人が携帯するのに便利なように、
折り畳める蛇腹状の提灯が発案されたのだとか。
( ̄。 ̄)ヘー


小田原は私が乗ってきた小田急・小田原線のほか、東海道新幹線と東海道本線、箱根登山鉄道、伊豆箱根鉄道・大雄山線の5路線が乗り入れる交通の要衝 (・o・*)ホホゥ。
では、小田原付近でも私は引き続き小田急線のロマンスカーを撮るのでしょうか? それとも東海道線に乗り換えて、相模湾沿いを走る185系の特急「踊り子」が目的? はたまた、箱根登山鉄道の沿線に咲くアジサイ・・・は、さすがに時期がもう遅いか? σ(゚・゚*)ンー…
鉄ちゃんとしていろいろな選択肢が浮かぶなか、小田急線と箱根登山鉄道の共用改札を出た私は、東海道線の改札前をスルーして、もうひとつの改札口に向かいます コッチ…((((o* ̄-)o 。
広い小田原駅構内のいちばん南側に位置する駅舎とホーム、そこを発着するのが地方私鉄の伊豆箱根鉄道・大雄山線(だいゆうざんせん)です (゚ー゚*)ダイユーザソ。


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大雄山線の改札口では、
天狗さまのモニュメントがお出迎え (°⊆°*)テング
これは同線の終点が、
天狗伝説のある大雄山最乗寺の
最寄駅にちなんだものです。
▲伊豆箱根鉄道大雄山線 小田原


拙ブログではおなじみ・・・とまではいかないけれど、ちょっと聞き覚えのある伊豆箱根鉄道 σ(゚・゚*)ンー…。
実は一昨年から昨年にかけて私は何度か、静岡県の三島を起点に伊豆半島の西側を経て修善寺(しゅぜんじ)へと至る、同鉄道の駿豆線(すんずせん)を訪れて、黄色い電車の「イエローパラダイストレイン」(西武時代の復刻色を施した1300系)やバレンタインデーイベントに駆り出された茶色い電気機関車のED32形、同線にJRから直通する特急「踊り子」などを撮影し (^_[◎]oパチリ、その様子をブログでご紹介しています (゚ー゚*)イズッパコ。
そんな伊豆箱根鉄道には駿豆線のほか、神奈川県にももうひとつの路線があり、それがこの小田原を起点とする大雄山線。
駿豆線と大雄山線の両線はそれぞれが離れていて直接つながっていませんが、車両はどちらも白地もしくはステンレス無地に青帯が施された共通のカラーリングが採用されており、駿豆線で見た覚えのある電車が小田原のホームにも停まっていました (=゚ω゚)ノ ヤア。ただし駿豆線の車両とは車体の長さと形式が異なり、大雄山線で使われるのは同線専用で18メートル車体の5000系です(駿豆線は20メートル車)( ̄。 ̄)ヘー。


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小田原の大雄山線ホームで発車を待つ
3両編成の5000系。
同系は駿豆線の3000系をベースにしており、
車体長は異なるものの、
一見すると同形式のように見えます。
( ̄ω ̄*)クリソツ
ちなみに左のほうは東海道線ホームで、
E233系の普通列車が停車しています。
▲伊豆箱根鉄道大雄山線 小田原


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以前に乗車した経験から、
ロングシートだと思って車内に入ると、
意外にも転換クロスシートが並んでいました。
(゚∀゚)オッ!
全7本ある5000系のうち、
後期車の3本*は転換クロス仕様とのこと
(*ただしそのうち1本は中間車のみがクロス)。


駿豆線と同様、地方私鉄にしては比較的運行本数が多い大雄山線。日中でも12分間隔で運転されており、私を乗せた大雄山ゆきの下り列車はさほど待つことなく小田原を発車しました (/*´∀`)o レッツラゴー♪。
小田原を起点とする大雄山線は、小田原市の市街地を抜けたのち酒匂川支流の狩川に沿って北上し、南足柄市の大雄山へと至る、全長9.6キロの短い路線。終点の大雄山は曹洞宗最乗寺(道了尊)の玄関口(バスに接続)で、大雄山線はその参拝客の利便性を高めることをおもな目的として建設された経緯があります ( ̄。 ̄)ヘー。


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小田原を発車して東海道線と分かれると、
すぐに見えてくるのは緑町のホーム。
この間の営業キロはわずか0.4キロです。
Σ(゚∇゚;ノ)ノ ミジカッ!
大雄山線は9.6キロの間に12駅あり、
ひと駅間の平均距離は1キロ未満。
▲伊豆箱根鉄道大雄山線 小田原-緑町
(前方の車窓から)


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緑町を出ると、
列車は車輪を軋ませて急カーブを進み、
東海道線と東海道新幹線の下をくぐります。
実はこの半径100メートルの急カーブの存在により、
大雄山線は駿豆線よりも車体長が短い、
18メートルの電車が使用されているのです。
(´ω`)ナルヘソ
▲伊豆箱根鉄道大雄山線 緑町-井細田
(前方の車窓から)


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小田原市内の住宅街を
縫うように敷かれた単線の線路。
もとは最乗寺への参詣鉄道として
大正時代に開業した大雄山線ですが、
今では通勤通学などの利用者が多く、
地域の足という大事な役割を担っています。
▲伊豆箱根鉄道大雄山線 緑町-井細田
(前方の車窓から)


そんな大雄山線を私が訪れるのはこれが三度目。関東近郊の路線としては少ないほうでしょうか σ(゚・゚*)ンー…。
最初の一度目は、さかのぼること30年以上も前の学生時代。ホントは箱根登山鉄道に乗ることが目的で小田原を訪れたのですが、乗り換えの際に小田急線のホームから見えた大雄山線の古い旧型電車に惹かれて、急きょ予定を変更 (*゚0゚)ハッ!。箱根登山鉄道ではなく大雄山線に乗ったのでした ε=┌(;゚д゚)┘コッチダ!。今でもその時のことが印象深く残っています (´ω`)ナツカシス。
二度目は今から10年前。東海道線で当時まだ走っていたブルートレイン(寝台特急)の「富士・はやぶさ」を撮影しに熱海の先の函南(かんなみ)を訪れ、お目当ての列車が午前中で撮り終えてしまったことから、その帰りにふらっと大雄山線に寄って小田原と大雄山の間を往復しています フラフラ~((((~´ー`)~。ただし、このころには車両が現行の5000系に統一されていてあまり面白味がなく、印象も薄いものでした σ(゚・゚*)ンー…。
そして三度目となる今回は、前回(二度目)の「富士・はやぶさ」のときと同様、小田急ロマンスカー「LSE」を撮ったついでにふらっと立ち寄った フラフラ~((((~´ー`)~・・・という適当なものではなく、実はちゃんとした目的を持って大雄山線を訪れています (`・ω・´)キリッ。
その久しぶりに同線を訪れた理由は追々わかることとして、下車駅までしばらくは車窓からの沿線風景を楽しみましょう (´ー`)マターリ。といっても、とくに景色の良い路線ではなく、あまり見どころはないのだけれど(失礼っ)(^^;)ゞポリポリ。


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五百羅漢(ごひゃくらかん)付近では
小田急線の線路をアンダークロス。
(゚ー゚*)オバキュー
正式な乗換駅には指定されていませんが、
大雄山線の井細田、もしくは五百羅漢と
小田急線の足柄は、
徒歩で数分程度の近接した距離に駅があります。
▲伊豆箱根鉄道大雄山線 五百羅漢(車窓から)


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狩川に架かる鉄橋を渡る際には、
富士山(中央)のアタマがチラリと見えました。
|∀・)チラッ
でも、冠雪していない夏の富士山は、
ちょっと地味目?(笑)
ちなみに右のお椀形の山は標高870mの矢倉岳。
私はこの形の良い山をずっと、
金太郎伝説のある金時山だと勘違いしていますた。
金時山はもっと左(南)のほうに見えるらしい。
▲伊豆箱根鉄道大雄山線 塚原-和田河原
(車窓から)


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小田原市から南足柄市に入ると、
のどかな田園風景が見られるようになりました。
(´ー`)ノドカ
この塚原と和田河原の駅間が大雄山線でもっとも長く、
距離は1.9キロあります。
▲伊豆箱根鉄道大雄山線 塚原-和田河原
(前方の車窓から)


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その駅名どおり、
富士フイルムの大きな工場がある、
富士フイルム前駅ですが、
平仮名で「ふじふいるむまえ」って表記されると、
なんだか滑稽に感じます(笑)(゚∀゚)アヒャ☆。
▲伊豆箱根鉄道大雄山線 富士フイルム前
(車窓から)


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車窓の左手に見えていた矢倉岳が、
正面のほうにまわりこむと、
まもなく終点の大雄山です。
▲伊豆箱根鉄道大雄山線 富士フイルム前-大雄山
(前方の車窓から)


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構内に車両基地が併設された大雄山。
おや?車庫の留置線には
ちょっとシブい色の電車が見えますね・・・。
(=゚ω゚=*)ンン!?
▲伊豆箱根鉄道大雄山線 大雄山
(前方の車窓から)


小田原0948-(大雄山線39列車)-大雄山1009


少しずつのどかな風景となっていくなか、間隔の短い駅をこまめに停車しながら進んできた下り列車は、小田原から20分ほどで大雄山に到着。私は途中の駅で下車することなく、終点まで乗り通しました (・ω・)トーチャコ。
先述したように大雄山は名刹として名高い最乗寺の玄関口となる駅で、下車客のなかにはそちらへ向かわれると思われる方々も多く見られます σ(゚ー゚*)オマイリ?。しかし、鉄ちゃんとしてここを訪れた私の目的は、お寺参りではありません。
到着後に列車を降りてホームの端まで進むと、そこに展開していたのはこんな光景 (=゚ω゚=*)ンン!?。


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三種類の電車が並べられて、
ちびっこ鉄ちゃんは大はしゃぎ。
ヽ(´▽`)ノワーイ♪
いや、このシブいラインナップを見ると、
“大きな鉄ちゃん”のほうが興奮するか?(笑)
(*゚∀゚)=3ハァハァ!
▲伊豆箱根鉄道大雄山線 大雄山


島式ホームを有する一面二線構造の大雄山の駅において、営業列車が到着した1番線(写真左)とその脇の留置線(留1番線・留2番線)にズラリと顔を揃えた三種三色の電車たち (゚∀゚)オッ!。構内に留置されているだけの車両にしては、なんとも興味深い並べ方ではありませんか (゚∀゚*)オオッ!!。しかもホーム上ではカメラを構えた鉄ちゃんや子ども連れの家族で賑わっているし・・・σ(゚・゚*)ンー…。
もちろんこれは、ただ単に車両が留置されているワケではなく、ファンに向けて開催された撮影会イベントなのです (´ω`)ナルヘソ。車庫の構内へ立ち入ることはできませんが、一般のホームから眺められるほか、本来は立ち入り禁止区域にある業務用スペース(車止め脇の通路)も開放され、並べられた車両を正面からスッキリと撮ることができます (・∀・)イイネ。
そう、久しぶりに大雄山線を訪れた私の目的とは、この撮影会イベントでした (´ω`)ナルヘソ。そして、そのなかでもとくに私のお目当てだったのが・・・(☆∀☆)キラーン☆


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大雄山の構内で開催された
「大雄山駅 赤電&コデ165撮影会」。
そのラインナップは写真の右手前から
事業用車のコデ165形、赤電色の5000系5501F、
そしていちばん左は営業運転でホームに停車中の5000系。
この時は「伊豆箱根鉄道100周年」の記念マークを付けた、
5503Fが並びました。
(^_[◎]oパチリ
▲伊豆箱根鉄道大雄山線 大雄山


コデ、イタ━━━━━━m9( ゚∀゚)━━━━━━ッ!!
展示されたラインナップのなかで、見るからに古くてレトロな雰囲気を醸し出す、チョコレート色のシブい電車 (≧∇≦)シブイッ!。それを目にした私は思わず鼻息が荒くなります ε-(°ω°*)ムフーッ!。
この茶色い電車は営業用の旅客車両ではなく、工事や保線作業、車両の入換えや牽引などに使われる、業務用車両のコデ165形 (・o・*)ホホゥ。「コデ」って形式はあまり耳にしないけれど、工事用と電動車を意味するものだと思われます (゚ー゚*)コデ。ふだんは裏方作業に徹していて、なかなか見ることがない業務用車両。このように展示されるのはとても貴重な機会です (゚∀゚*)オオッ!!。コデはたまらん!ε-(°ω°*)ムフーッ!

でも、私が息を荒くして興奮する理由はそれだけではありません。実はこのコデ165はもともと旅客用だった車両を業務用に改造したものであり (*`=´)┏━>∝∝∝∝ チュィィィィィン…、何を隠そう私が学生時代に初めて大雄山線を訪れるキッカケとなった、旧型車両の一員だったのです (ノ∀`)ナツカシス。
ここでちょっと当時の写真をプレイバック。


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これは今から32年前の1986年に、
私が初めて大雄山線を訪れたときの写真。
(^_[◎]oパチリ
小田原のホームに停まっていたのは
50形のモハ65。
このモハ65は元・国鉄クハ16を
電動車化したものだそうです。
▲86.12 伊豆箱根鉄道大雄山線 小田原


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そのモハ65の車内。
床は板張りでシートモケットは緑色。
(≧∇≦)シブイッ!
一コマでもムダにしたく無いフィルムの時代に、
このようなカットを撮っているのは
セコい私としては珍しいことで、
それだけこの懐古な味のある車内が
印象的だったのだと思います。
(*゚∀゚)=3ハァハァ!


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大雄山線を乗り通してやってきた大雄山にて。
右の旧型車は小田原で撮ったモハ65でなく、
150形のモハ153。
このモハ153も国鉄からの譲渡車で、
元・国鉄クモハ11だそうです。
そしてホームを挟んだ左側に停まっているのは、
新製まもないピッカピカの5000系5502F。
まさに世代交替まっただ中のワンシーンですね。
(´ー`)シミジミ
▲86.12 伊豆箱根鉄道大雄山線 大雄山


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これは大雄山の車庫に留置されていた、
二本の150形。
形式は国鉄譲渡車と同じ150形ですが、
160番台に振り分けられたこちらの車両は、
相模鉄道からの譲渡車で元・相鉄2000系。
( ̄。 ̄)ヘー
影落ちがヒドい写真で申し訳ありませんが、
かろうじて確認できる車番は
向かって右がモハ161、左が・・・モハ165!
(*゚ロ゚)ハッ!
▲86.12 伊豆箱根鉄道大雄山線 大雄山


系列の親会社である西武鉄道の車両を思わせるような、ローズレッドとブラウンベージュのいわゆる「赤電」色に塗られていた、旧型車両の50形や150形 (≧∇≦)シブイッ!。大雄山線の旧型車は、国鉄や西武、相鉄から寄せ集められた払い下げの譲渡車で賄われており、さまざまな形態の趣ある車両たちが見られました (・o・*)ホホゥ。
昭和15年製で元・国鉄車のモハ65に乗った若かりし頃の私は、油の匂いが染み込んだ板張りの車内と甲高いツリカケ駆動(旧型車特有の古いモーター)の唸りに、マニア心で深く感銘を受けたものです (*゚∀゚)=3ハァハァ!(走っているときは長い吊り革が振り子のようになるほど、ぐわんぐわん揺れた覚えがあるけれど ガタガタ{{{((゚∀゚;)}}}ガタガタ)。その大雄山線初乗車のとき、私が大雄山の留置線で撮った写真の一枚に、たまたま記録されていたのが当時のモハ165、そう、現在のコデ165です (゚∀゚)オッ!。

大雄山線の旧型車は80年代から90年代にかけて、新製投入された5000系への置き換えが進められたことにより、次第に姿を消してゆきましたが サヨナラ~(´;ω;)ノ~~~、唯一、モハ165だけが両運転台化改造を施した事業用車のコデ165へと生まれ変わり、現在にいたっています (´ω`)ナルヘソ。


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旅客車のモハ165を改造した
事業用車のコデ165。
その経歴をさかのぼると、
国鉄の前身である鉄道省のモハ30166として
1928年(昭和3年)に新製されたのち
(国鉄時代にクハ16156へ改番)、
1960年に相鉄へ譲渡されて2000系2510となり、
さらに1976年に伊豆箱根鉄道へ譲渡されて
大雄山線用のモハ165となりました。
ちなみに事業用のコデとなったのは1997年のこと。
新製からの車齢は今年で90歳です!
w(*゚o゚*)wオオーッ!
▲伊豆箱根鉄道大雄山線 大雄山


そんなコデ165、実はつい最近までは事業用車としての警戒色を表すような真っ黄色に車体が塗られていて、あまり写欲の沸く姿ではなかったのですが σ(・∀・`)ウーン…(そもそも撮影機会があまり無いけれど)、伊豆箱根鉄道の創立100周年記念の一環として今年の春に、旧型車両らしいレトロなイメージの茶色へと塗装を変更 (゚∀゚*)オオッ!!。個人的に思い出のある赤電色とはちょっと印象が異なるけれど、なんとも深みのあるダンディーな姿となりました 。゜+.(o´∀`o)カコイイ!゜+.゜。
ちなみに当時の旧型車に塗られていた赤電色といえば、なんとこちらは現行の5000系のうちの一本に復刻色として再現されていて、それが今回の撮影会でコデ165とともに並べられている5000系の5501編成です (゚ー゚*)アカデソ。
茶色いコデ165と赤電復刻色の5000系、足して二で割ると赤電のモハ165がアタマのなかで蘇る・・・か!? ウ─σ(・´ω・`*)─ン…。いや、なんだかかえって困惑しそうだ(笑)(。A。)アヒャ☆。あくまでも個人的な願望としてはやはり、いつか赤電色のコデ165を見てみたいものです。


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旧型車時代の赤電を復刻した
5000系5501F(左)。
行き先を示す前頭板も再現されています。
5000系は第一編成の5501Fのみが鋼製車体で、
復刻色の塗装には同編成が選ばれました。
(゚ー゚*)アカデソ
第二編成以降の車体はステンレス製で、
右は第二編成の5502F。
私が32年前にもこの同じ場所で撮った編成です。
(*´∀`)ノ゙オヒサ
▲伊豆箱根鉄道大雄山線 大雄山


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伊豆箱根鉄道の前身である駿豆鉄道の創立から
昨年(2017年)で100周年を迎えた伊豆箱根鉄道。
(*゚▽゚)/゚・:*【祝・100ネソ】*:・゚\(゚▽゚*)
駿豆線は1898年に豆相鉄道(のちに駿豆鉄道が買収)として、
大雄山線は1925年に大雄山鉄道として、
それぞれ別の会社で開業しましたが、
1941年に駿豆鉄道と大雄山鉄道が合併。
1957年に伊豆箱根鉄道へと社名変更しています。
▲伊豆箱根鉄道大雄山線 大雄山


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撮影会は時間帯によって
コデの前頭板を変えていただけました。
ファンにとっては嬉しいサービスです♪
(´▽`*)ワ~イ♪
これは事業用のコデにとって本来の姿とも言える、
「工事列車」の札を掲出したところ。
でも、茶色い旧型電車に黄色い前頭板が差し込まれると、
個人的にはかつて鶴見線で使われていた、
大川支線のクモハ12を思い出します。
▲伊豆箱根鉄道大雄山線 大雄山


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イベント会場で見かけた
大雄山線の鉄道むすめ(イメージキャラクター)、
「塚原いさみ」チャン。
ちなみに鉄道むすめの名前は
沿線の駅名を由来にしていることが多いのですが、
大雄山線に「塚原」はあるけれど、
「いさみ」って駅はないよなぁ・・・σ(゚・゚*)ンー…。


0028.jpg
「いさみ」チャンの名前、
その由来は三駅の頭文字から取るという、
なんとも意外な発想ですた(笑)
よろしくネ♡
(個人的には緑町の「みどり」で、
よかったんジャマイカ?と思ったり)


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その鉄道むすめのヘッドマークを掲げた、
5000系(5504F)も
構内の片隅で見ることができました。
▲伊豆箱根鉄道大雄山線 大雄山


イベントは混雑無くまったりと進行し (´ー`)マターリ、留置線に展示されたコデ165と赤電の5000系を中心に、ホームや開放された業務スペースから角度を変えつつ撮影 (^_[◎]oパチリ。絵的にあまり大きな変化はないけれど、撮影会は存分に楽しむことができました ヨカッタ♪(*⌒∇⌒*)ヨカッタ♪。
ただ、私が訪れた午前中の光線状態(日当り)は逆光で、茶色いコデの色が出にくかったのがちょいと残念 σ(・∀・`)ウーン…。撮影会を進行されていた社員さんのお話だと、昼過ぎになれば車両の正面に日がまわるそうですが ヽ(゚ω゚=)バリジュン、この日の私は午後に別件(非鉄)の用事があって、その時間まで大雄山にいることができません (・ε・`)シャーナイネ。


0034.jpg
最乗寺(道了尊)の玄関口となっている
大雄山線の終着駅、大雄山。
三角屋根が特徴の立派な駅舎です。
▲伊豆箱根鉄道大雄山線 大雄山


0035.jpg
駅前にはまさかりを担いだ
金太郎さんがいらっしゃいました。
(´▽`*)キンチャソ♪
ちなみに金太郎のふるさとの足柄山は
金時山や矢倉岳を含めた
足柄峠を中心とする山地の総称だそうです。
( ̄。 ̄)ヘー


そろそろ引き上げようかと思い、小田原からIC乗車券で入場した私は、いったん大雄山の改札を出ます(イベントは大雄山駅のホームで行なわれているため、当駅の入場券か大雄山線の乗車券が必要)(*・ω・)つ[スィカ] ピピ。できることなら天狗伝説のある最乗寺にも行ってみたいところですが、今回はそこまでの時間的な余裕がないため、お参りはまたの機会に持ち越しです。
そんななか、駅を出た私の目に留ったのが、すぐ横にある商業施設とその立体駐車場 ( ゚o゚)ハッ!。ひょっとしたらこのビルの上階から、大雄山駅のイベントの様子が覗けないだろうか・・・? 俯瞰撮影好きとしてはちょっと気になります σ(゚・゚*)ドーダロ…。ただ立ち入るだけなのは気が引けたので、商業施設に入っている店舗で少しばかりお買い物をしてから、ためしにエレベーターで上がってみました ...(((o*・ω・)o。


0036.jpg
大雄山の留置線に佇む、単行のコデ165。
その上には梅雨が明けた夏空が広がります。
▲伊豆箱根鉄道大雄山線 大雄山


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上から見たコデ165をクローズアップ。
暗めの車体色なのでちょっと解りづらいですが、
事業用車への改造にあたり、
客室用の側扉は前後の二カ所が埋められ、
中央の一カ所のみが残されました。
また、ベンチレーターが撤去されたことで、
天井がスッキリとしています。
▲伊豆箱根鉄道大雄山線 大雄山


お、コデが見えた (゚∀゚)オッ!。
スゴくいいって眺めではないけれど、撮影会で撮れなかったコデ165のパンタグラフ側(小田原寄り)を見ることができ、上から見下ろした留置線やホームの様子はいかにもローカル私鉄の終着駅らしさが表れていて、なかなかいい情景ではありませんか (・∀・)イイネ!(その場にいらした施設の方に口頭で許可を得ています)。これはあくまでも撮影会のオマケ的なカットですが、少しでも変化のある絵を残すことができたのは収穫でした (o ̄∇ ̄o)ラキー♪。

タイムリミットを迎え、これにて撮影は終了です (´w`*)ドツカレサン。


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事業用車のコデ165、
稼働している姿を見ることはなかなか難しいけれど、
もし機会があれば走っているところも撮影してみたいものです。
駿豆線の大場工場で行なわれる検査車両の牽引が
狙い目でしょうか σ(゚・゚*)ンー…。
▲伊豆箱根鉄道大雄山線 大雄山



学生時代の私が計画を変更してまで、思わず飛びついた大雄山線の旧型車両。その事はもう記憶の片隅にずっとしまわれていたものでしたが σ(゚・゚*)ンー…、今年の春にコデ165が茶色に塗り直されたことによって注目度が高まり (*゚ロ゚)ハッ!、ウン十年ぶり私のなかに呼び覚まされたあのときの熱い思い o(炎◇炎)oメラメラ!。ぜひもう一度、大雄山線の旧型電車に会ってみたい・・・、その機会を与えてくれたのが今回の大雄山駅で催された撮影会です (^_[◎]oパチリ。
茶色いコデ165と、旧型の色を復刻した赤電の5000系。この二本の電車の合わせ技(?)で、個人的な懐かしさを存分に感じることができた、夏のひと時でした +。:.(´ω`)シミジミ.:。+゚。


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撮影会が順光になる時間までいられず、
ちょっと後ろ髪を引かれる思いのなか、
小田原ゆきに乗って大雄山をあとにします。
(・ε・`)シャーナイネ
▲伊豆箱根鉄道大雄山線 大雄山


大雄山1150-(大雄山線64列車)-小田原1211



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せっかく小田原まできたので、
お昼ゴハンにはアジフライをいただきます。
相模湾で獲れる鯵は肉厚でウマいっ!
アジ(゚д゚)ウマー!





☆オマケ★


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本文で触れた32年前の大雄山線初訪問、
その時のネガスリーブには
新宿から小田原までの往きに乗車した、
小田急ロマンスカーのNSE(3100形)も写っていました。
(*´ω`*)ナツカシス
前記事では「セコい私はいつも急行を利用」って書いたけど、
この時はロマンスカーを使っていたのね・・・。
今よりも学生時代の方が贅沢だった?(笑)
ちなみに今回の撮影会へはもちろん、
快速急行で小田原を往復しますた。






*各地を襲っている乱暴な集中豪雨、とても深刻な状況ですね・・・。
これ以上被害が広がらないことを切に願っています。






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