SSブログ

岳南電車・・・「だるま電車」 撮影記 [鉄道写真撮影記]

0000.jpg
2020.01.02 岳南電車
開運招福!
7000形「だるま電車」 撮影
 
 
今シーズンの年末年始は日の巡りが良いのか悪いのか、私も9連休(12/27~1/4)もの長いお休みをいただきました キュー( ̄o ̄*)レンキュー。これだけ休みがあれば、鉄旅(鉄道旅行)にも出かけ放題!?(゚∀゚*)オオッ!!
・・・なのに、やっちまいました ( ̄△ ̄;)エッ…。
勤務最終日のあとに参加した忘年会で調子に乗り、浴びるように酒をあおったワタクシは (* ̄O)◇ゞグビグビ、いつどうやって家に帰ったのかうろ覚えなくらいに酩酊 ~(´ω、`~)”ベロベロ…。布団も掛けずにリビングで転がるように寝てしまった結果 ⊂⌒~⊃_△_)⊃ クカ~・・・はい、お察しのとおり、ものの見事に風邪をひいてしまいますた (*`<´)・:∴ ヘーックシ!! 。
鉄旅だけでなく、友人や知人と会ったり、美味しい食事や美味しいお酒をいただいたり、初詣に行ったり、新春シャンソンショーをみたり(?)、何かと行事が多くて楽しいハズの年末年始 (*゚v゚*)ワクワク♪。そんな時に風邪をひいてしまうとは、なんとつまらない年越しでしょうか ( ̄ii ̄lll)ズルズル…。

どうにか体調が落ち着いたのは、年明けの2日 (‘-‘*)アケオメ。
この日の私は千葉県柏市に住む両親のところへ新年の挨拶に向かうつもりですが、訪れるのは夕方を予定していて時間に余裕がありそう σ(゚・゚*)ンー…。そこで柏へ行く前にちょっくら、風邪っぴきによって欠乏していた“鉄分”を補給するため ヽ(›´ω`‹
lll)テ、テツ…、令和二年最初の“撮り鉄”となる「撮り初め(ぞめ)」に赴くこととしました ε=┌(*゚д゚)┘イクゼ!。
新年一発目の“撮り鉄”、晴れるといいなぁ・・・八(゚- ゚)ハレテ。


1月2日(木)


0001.jpg
人影まばらな夜明け前の東京駅。
ホームにはE231系の普通列車が
静かに発車を待っています。
(=゚ω゚)ノ゙ヤア
▲東海道本線 東京


JR全線の普通列車が一日じゅう乗り放題となる「青春18きっぷ」を片手に私が乗ったのは、東京を早朝の5時20分に発車する東海道線の沼津(ぬまづ)ゆき下り普通列車(321M) …(((*・ω・)つ[18]。都内から東海、中京、関西の各圏、もしくはもっとその先へ向かうスターターとして、18シーズン(18きっぷの有効期間)には同好の士(18きっぷ利用者)でけっこう混雑する列車ですが、さすがに今日は正月の2日とあって、車内は都内の品川を出た時点でも座席の半分が埋まる程度のまったりとした空き具合 (´ー`)マターリ。ふだんの私は列車に乗ってもあまり眠らないけれど、出がけに飲んできた風邪薬の効果と車内空調の暖かさが相まって、ついウトウトしちゃいます ウトウト(*_ _).。oO。


0002.jpg
相模湾を望む根府川(ねぶかわ)付近で
日の出を迎えます。
晴れてるけど、ちょっと雲が多い・・・か?
(゚ペ)ウーン…
▲東海道本線 早川-根府川(車窓から)


「18きっぷ」を使って早朝から東海道線を下っているということは、その目的地は名古屋か?大阪か?σ(゚ー゚*)オーサカ? と、つい遠くまで乗り継いで行きたくなるところですが、先述したように今日は夕方に千葉の柏へ向かう予定の私はそんなに遠征することができず、西のほうへ足を延ばせるのはせいぜい静岡あたりまで ( ̄ω ̄*)シゾーカ。でも、静岡といえば新年の“撮り初め”にふさわしい“唯一無二の縁起物”が存在しますよね σ(゚・゚*)ンー…。そう、それはニッポン人のココロの山、富士山 (゚∀゚*)オオッ!!。
ざっと振り返ってみると、三年前(2017年)に伊豆箱根鉄道の「イエローパラダイストレイン」、一昨年(2018年)に中央本線の臨時列車(山梨側)、そして昨年(2019年)には東海道線の函南付近で特急「踊り子」といったように、ここ数年の私は年末年始に富士山(と列車)を撮っていることが多く (^_[◎]oパチリ、空気が澄んだ冬場は富士山がクリアに見えるということもあるけれど、やはり年初めに拝みたい縁起物としての意識を強く持っています アリガタヤ( ̄人 ̄)アリガタヤ。新年の“撮り初め”で富士山をきれいに撮れたら、今年一年が気持ちよくスタートできそうじゃありませんか (・∀・)イイネ。今回もそんな思いから、私は東海道線に乗って静岡方面へと向かっているのです (/*´∀`)o レッツラゴー♪。

駄菓子菓子(だがしかし)・・・( ̄△ ̄;)エッ…


0003.jpg
三島で乗り継いだ静岡ゆきは
ボックスシートを備えた
セミクロス仕様の313系。
(o ̄∇ ̄o)ボックス♪
この列車も空いていました。
▲東海道本線 三島


年末年始の関東・東海地方はおおむね安定した晴天が続いていて、今日の静岡も予報では雲マーク無しのお日様マークだけが印された、降水確率0%の「晴れ」となっています (゚∀゚)オッ!。たしかに車内へは東の窓から眩しい朝日が差し込んでいるし、雨も降りそうにない (´▽`*)イイテンキ♪・・・けれど、本来は三島を出たあたりから車窓にどーんと望めるハズの富士山が (=゚ω゚=;)ンン!?、低く垂れ込めた雲に阻まれて、そのお姿がほとんど見えないじゃありませんか Σ(゚ω゚lll)エッ!?。


0004.jpg
東田子の浦(ひがしたごのうら)付近は
車窓から富士山の全景がきれいに望める、
沿線随一のビュースポット
・・・のハズですが、富士山はドコよ?
フジサソ?(゚Д゚≡゚Д゚)ドコ?
▲東海道本線 原-東田子の浦(車窓から)


まったく、いつものことではあるけれど、たとえ予報で晴天が出されても山にかかる雲の状況まではわからず、こればかりは運のようなもの (-`ω´-*)ウン。そんな“山運”に一喜一憂せず、臨機応変に与えられた状況で撮影に臨む・・・的なことをお年始の挨拶(前回のONE-shot)ではエラソーに綴ったばかりだけれど、とはいえ新年早々にこの展開はショッパイよなぁ (´д`;)アウ…。なんともつれない富士山の塩対応 (・ε・`)イケズ。
この現状では“撮り初め”の目的を失ったようなもので、撮影意欲がだだ下がりの私 ε-(´∞`;)ハア…。それでも進み続けた列車はやがて、あらかじめ下車駅と定めていた吉原(よしわら)に停車します (・ω・)トーチャコ。富士山が見えないなら降りる意味ないかと思うも、とりあえず予定通りに下車してみました ...(((´・ω・)。


0006.jpg
0007.jpg
東京から普通列車を乗り継いで二時間半。
降り立ったのは静岡県富士市の吉原。
東海道線の駅はシンプルな橋上駅舎です。
決して天気は悪くないんだけどねぇ・・・。
▲東海道本線 吉原


東京0520-(東海道321M)-三島0722~0729-(741M)-吉原0749

静岡県富士市に位置する吉原 (゚ー゚*)ヨシワラ。吉原というとお江戸の遊郭を思い浮かべてしまうところですが、とくに関係は無いようで、こちらの吉原は江戸時代に東海道の宿場町(吉原宿)として栄えた歴史のある地。現代のこのあたりはおもに製紙産業が盛んで、駅の周囲には高い煙突を備えた工場がいくつも見られます ( ̄。 ̄)ヘー。
その吉原の駅には私がここまで乗ってきた東海道線のほかに、もうひとつの鉄道路線が発着しており、それが今旅の目的路線である「岳南(がくなん)電車」 (゚ー゚*)ガクナソ。


0008.jpg
0009.jpg
こちらは岳南電車の吉原。
地方私鉄らしい味のある木造駅舎です。
(´ω`*)シブイ
ちなみにJRの駅舎とは少し離れた位置にありますが、
ホームは構内の連絡橋で結ばれています。
▲岳南電車 吉原


富士山麓の南部に地名が由来する岳南地域、その一角を走る岳南電車・岳南線は、東海道本線と接する吉原から、吉原本町(よしわらほんちょう)、本吉原(ほんよしわら)、比奈(ひな)、岳南富士岡(がくなんふじおか)などの各駅を経て、岳南江尾(がくなんえのお)にいたる9.2キロ、起点から終点までの全線全駅が富士市内に収まる、小規模な地方私鉄(ローカル私鉄)路線です (・o・*)ホホゥ。
ちなみに私も含めて、当線のことは「岳南鉄道」という旧名称のほうが、しっくりとくる方もおられるのではないかと思われます σ(゚・゚*)ンー…。もともと当鉄道は長年にわたって製紙業などの貨物輸送に収入を支えられていましたが、トラック輸送への転換による貨物列車の廃止で近年は収益が悪化。それに伴って岳南鉄道(現在は不動産業や物品販売業が主力事業)から鉄道部門が分社化(子会社化)され、地元富士市の公的支援を受けて新たに設立した「岳南電車」として2013年4月に再スタートを切り、現在の形となっています ( ̄、 ̄*)ナルヘソ。
そんな岳南電車の名物と言えば、車窓から望める雄大な富士山のお姿と、季節や時期に合わせたさまざまな“ラッピング電車” (゚ー゚*)ラッピング。たとえば春には桜花や芝桜の模様を散りばめた「サクラッピング」、ハロウィンの時期には車両の前面をジャックオランタンに模した「かぼちゃ電車」など、楽しいラッピング電車が地域のイベントを盛り上げています (・∀・)イイネ。そして今回の私が岳南電車を訪れた目的というのが、お正月にふさわしい“ちょっと縁起のいいラッピング電車” (゚∀゚*)オオッ!。それをできれば富士山と絡めて撮りたいと考えていたのですが、どうも今日の雲の状況だとコラボは難しいかなぁ・・・σ(・ω・`)ウーン…。


0010.jpg
吉原の駅前から見た富士山。
あいかわらず上の方は見えませんね。
ε-(≡"≡;*)モヤモヤ…


でも、もうここまで来ちまったし、“撮り初め”で何も撮らずに帰るわけにはいくまい (-`ω´-*)ウム。富士山はご機嫌ナナメだけれど、お目当ての“縁起のいい電車”は運行されているようなので、とりあえずそれを沿線で狙ってみたいと思います。ひょっとしたら列車の通過時に運よく雲がひょいっと流れて、チラッとでも山頂が見えてくれる・・・かも (´ω`)ソオ…ネ。
そんな淡~い期待を抱きつつ、駅を背にして歩き出した私 ...(((o*・ω・)o。あれ?岳南電車に乗らないのかって?(゚ー゚?)オヨ?。実は駅舎などを撮ったり、ちょっとお手洗いに行ったりしていたら(おもに後者の時間がかかった ^^;)、待機していた電車が発車してしまいますた (゚д゚)アラマ。次の発車は約30分後。目指す撮影ポイントは吉原と次駅のジヤトコ前の間に位置し (゚ー゚*)ジヤトコ?、歩くならジヤトコ前からのほうが近いのですが(徒歩10分程度)、列車の待ち時間を含めると吉原から歩いちゃったほうが早く到達できます(徒歩25分くらい)σ(゚・゚*)ンー…。とくに急ぐ必要はなくて次の列車を待ってもよかったけど、道すがら撮影ポイントのロケハンもしたかったので歩いて向かうこととしました。


0011.jpg
吉原から歩いて25分、
やってきた撮影ポイントはこんなところ。
(「゚ー゚)ドレドレ
なんだか路地裏のような細道ですが、
ここが好撮影地?


目的の撮影ポイントに着いてみると、先客の方がおひとり (*・ω・)ノ゙チワッス。大井川鉄道の撮影へ行くついでに岳南電車も立ち寄ってみたそうですが(もちろんクルマ利用)、今朝は富士山がダメですね・・・とお互いに苦笑い ヾノ・∀・`)ダメダメ。
この場所は一見すると路地裏のようなせせこましい場所ですが、実は条件が良ければ列車の背景に富士山をどーんと写し込むことができる、撮り鉄に人気の撮影ポイントなのです (・o・*)ホホゥ。条件が良ければ・・・ね (。A。)アヒャ☆。


0013.jpg
線路の向こうに望む、
雲隠れ富士・・・。
┐(´д`)┌ ヤレヤレ


富士山にかかる雲がさっきよりは薄くなった気がするのは、私の希望的観測による錯覚でしょうか (・∀・`)ウーン…。実際は大して状況が変わらないままに迎える列車の通過時刻。山が見えていないのに山バックの構図で撮ってもしゃーないので、まずは列車のみを主体に構成してみます (^_[◎]oパチリ。


0014.jpg
吉原を出た岳南電車は進路を北に取り、
すぐに東海道新幹線の高架下をくぐります。
岳南電車の背後にタイミングよく、
N700系新幹線が写り込んでくれました。
ъ(゚Д゚)ナイス
▲岳南電車 吉原-ジヤトコ前

0015.jpg
鮮やかなオレンジ色の岳南電車。
その正面には縁起の良い「福」の一文字が
でかでかと書かれています。
w( ̄▽ ̄;)wワオッ!
でも、これって、
いったい何を意味してる・・・?
σ(゚・゚*)ンー…
▲岳南電車 ジヤトコ前-吉原(後追い)


だ~る~ま~さ~ん~が、キタ━━━(゚∀゚)━━━ッ!!
タタン、タタン・・・と、小気味のよいジョイント音を響かせて現れた単行列車は、みかん王国の静岡らしいオレンジ色が印象的な岳南電車の7000形(7003号車)(=゚ω゚)ノ゙ヤア。
・・・ですが、なんといっても目を引くのは、その車両の前面に大きく記された「(((福)))」の文字 (゚ー゚*)フク。そしてよく見ると前面窓の上下に施されている黒い模様みたいなものは、ひょっとして眉毛(上)とお髭(下)でしょうか? (=゚ω゚=*)ンン!?。そう、実はコレ、前面の二枚窓を“目”に見た立てた顔として、ダルマさん(達磨)をイメージしたラッピングなのです w(゚o゚*)w オオー!。「(((福)))」の文字はダルマのお腹の部分を表していたのですね (´ω`)ナルヘソ。ちょっと小首をかしげたくなるかもしれないけれど ( ̄△ ̄;)ダル…マ?、柔軟な目線と広いココロを持ったシャレのわかる方ならば、きっとこの電車のお顔がダルマさんに見える・・・ハズ(笑)ダルマ(-`ω´-*)ダルマ。でも、ダルマならオレンジじゃなくて赤じゃない?とのツッコミも入りそうですが σ(゚・゚*)ンー…、このオレンジ色はもともと岳南電車の標準色であり、そこにダルマの装飾を施した結果がこうなりますた (´ω`)ナルヘソ。ちなみに岳南電車では単に縁起が良いというだけで「ダルマ電車」を走らせているのではなく、吉原駅近くの富士市鈴川地区にある妙法寺(毘沙門天)では日本三大だるま市(鈴川だるま)のひとつが近日に開催(1/31~2/2)されるため、その盛り上げに一役買っているのです ъ(゚Д゚)ナイス。
この「ダルマ電車」こそ私のお目当てだった、お正月にふさわしい“縁起のよい電車”であり、できれば富士山と組み合わせた“縁起物コラボ”で撮りたかったんだけどなぁ・・・σ(・∀・`)ウーン…。


0016.jpg
お?富士山にかかっていた雲が
だいぶ取れて・・・きた?
(゚∀゚)オッ!


日中でもおおむね30分間隔と、地方私鉄の路線にしては運行本数が多い岳南電車。今の時間帯は二本の電車で運用を賄っており(二運用)、先ほどの「ダルマ電車」は一本のみの存在ですが、もう一方の別車両にも新年を記念した特別なヘッドマークが掲げられていると岳南電車のホームページに掲載されていたので、そちらも狙ってみることとしました (・∀・)イイネ。
するとどうでしょう (=゚ω゚=*)ンン!?、その待ち時間のあいだに、富士山へかかっていた雲がみるみるうち取れていくではありませんか (*゚ロ゚)ハッ!!。これはもしかすると、富士山のお姿が拝めるようになるかもしれない!一気に期待感も高揚感も上がります ε-(°ω°*)ムフーッ!。スッキリしたわけではないけれど、おおむね9合目くらいまで見えるようになって、あとは山頂の雲塊が取れれば・・・ってところで、鳴りだす踏切 (`・v・´;)ドキドキ。


0017.jpg
姿を現しはじめた富士山と
その裾野を走りゆく空色の電車。
正面には新年をお祝いする、
「賀正」のマークが掲げられています。
▲岳南電車 ジヤトコ前-吉原


おおおおお!だいぶ見えてきた!(ノ゚Д゚)ノ オオオオォォォォォォ-!!
惜しくもわずかに山頂が隠されているけれど、稜線はしっかり見えているし、これならば「富士山バック」と言ってもいいのではないでしょうか (+`゚∀´)=b OK牧場!(あくまでも自己判断)。先ほどの「ダルマ電車」が終点(岳南江尾)で折り返して、ふたたびここへ戻ってくるのはさらに30分後。これはいい流れになってきたぞ・・・(☆∀☆)キラーン☆。


0018.jpg
7001号車に付けられたヘッドマークには、
富士山をバックにして集う、
7000形、9000形、8000形(左から)の
現行三種がデザインされていました。


新年を祝う「賀正」のヘッドマークを掲げてやってきたのは、「ダルマ電車」と同形の7000形 ∋(゚ω゚*)ガショーン。でも、こちら(7001号車)は標準色のハズのオレンジ色でなく、正面の上半分が空色で下半分が銀色という出で立ちとなっています σ(゚・゚*)ンー…。
実は岳南電車の7000形はもともと、東京の京王電鉄・井の頭線で使われていた3000系を譲り受けたものでして(中古の譲渡車)、この上半分に色を施して下半分が無塗装(風)というのは、井の頭線時代のイメージを再現した復刻色なのです (゚∀゚*)オオッ!!。ただし、岳南の7000形はいずれも中間電動車の両端に先頭部(運転台)を取り付けた改造車で、尾灯の形状などがオリジナルの京王3000系とは異なるために若干の違和感があるものの(ちなみにその角張った尾灯は京王5000系から移植されたものだそうです)、雰囲気的にはじゅうぶんに井の頭線らしさが伝わります ( ̄▽ ̄*)イノカシラセソ。
お目当ては「ダルマ電車」ですが、ここで「井の頭線(風?)」に会えたのも嬉しい収穫 (o ̄∇ ̄o)ラキー♪。

そして、さらに待ち続けること30分 (゚- ゚)マツワ。
富士山にかかる雲は「井の頭線(風)」のときよりもさらに取れてくれるのか (゚∀゚)オッ!、それとも逆にふたたび沸き出して山容を隠してしまうのか (´д`;)アウ…、そのどちらにもなりそうな気がします (´~`;)ウーン。新年最初の“撮り初め”に、いい条件で“縁起物コラボ”を写したい。そう願いながら迎える、ふたたびの「ダルマ電車」。はたしてその結果は・・・(°_°;)ドキドキ


0019.jpg
開運招福!
新春の晴れやかな青空のもと、
堂々とそびえる富士山を背にして、
岳南の「ダルマ」が参上。
▲岳南電車 ジヤトコ前-吉原


富士山とダルマのコラボが撮れました~!ヽ(´▽`*)ノアケオメ~♪
富士山が・・・富士山が・・・ちゃんと山頂まで見えてくれた・・・:*:・(*ノ∀`*)ヨカッタ・:*:・。雄大な富士山の景色に映える「ダルマ電車」、これこそまさに私が思い描いていた念願の情景です w(*゚o゚*)wオオー!!。もちろん、富士山に雲ひとつかからないような、もっと好条件のときだってあることでしょう。でも、私にとっては吉原に到着した時点での状況を考えると、これはもう逆転満塁ホームランくらいに嬉しい展開です ъ(≧▽≦*)ヤッタネパパ。東田子ノ浦で車窓から富士山が見えなかったときに一瞬、吉原で降りずに東海道線を乗り続けて、浜松へ餃子でも食べに行っちゃおうかな
(・ε・`)ギョーザ…・・・ なんて考えもアタマをかすめたけれど、思いとどまってヨカッタよ (^^;)ゞポリポリ。粘った甲斐があって素晴らしい“お年玉”をいただくことができました。お正月らしいおめでたい一枚が撮れてホントに大満足 マンゾク♪(*⌒∇⌒*)マンゾク♪。そしてここまで来たことが無駄にならず、ホッとひと安心です ε-(´∇`*)ホッ。


0020.jpg
続いてやってきたのはこんな場所。
先ほどの場所よりも引きがあり、
富士山を入れつつ
列車がサイド気味に狙えます。


富士山と「ダルマ電車」の“縁起物コラボ”という目的の一枚は撮れたけれど、せっかく富士山がきれいに見えるようになったのならば、この機会に別のアングルでも撮影を楽しみたい (・∀・)イイネ!。そこで、少しだけ場所を移動・・・といっても、ほんの数分歩いた程度のお手軽なところが次の撮影ポイントです ...(((o*・ω・)o。移動距離はわずかですが、アングルは大きく変えられるので、さっきの場所とは絵の印象がけっこう変わるかと思います (^_[◎]oパチリ。


0021.jpg
富士山麓の穏やかな正月に
岳南のダルマ電車が福を呼ぶ。
こんな電車に乗って初詣へ出かけたら、
運気が上がりそう?
щ(゚д゚*щ)アゲアゲ

▲岳南電車 ジヤトコ前-吉原(後追い)

0022.jpg
こちらは井の頭線風の7001号。
なんだかこのカラーリングで単行だと
模型の「Bトレインショーティー」っぽい
デフォルメ感がカワイイですね。
(´▽`*)カワユス♪

▲岳南電車 ジヤトコ前-吉原


この場所も富士山と岳南電車をキレイに組み合わせられる好撮影地ですが、なるべく正面のお顔を強調したい「ダルマ電車」は先ほどの場所のほうがインパクトが強かったように思います σ(゚・゚*)ンー…。いっぽう「井の頭線風」はこちらの場所で車両の全体が分かるように撮ってみると、「単行の井の頭線」というデフォルメ的な面白味が出たように感じました (´▽`*)カワユス♪。そしてこうやって見比べると、奇抜な「ダルマ電車」はたしかに楽しいけれど、やはりこの車両には「井の頭線風」がしっくりとくる落ち着きを覚えますね (´ー`)シミジミ。


0023.jpg
先ほどは山頂が隠れていた
富士山と「井の頭線風」のコラボを、
最初の場所に戻って撮り直し。
気分的にスッキリしますた。
(^_[◎]oパチリ
▲岳南電車 ジヤトコ前-吉原(後追い)


富士山にほわほわとした雲がまとわりついているものの、上空はクリアな青空が広がる日本晴れ!(´▽`*)イイテンキ♪。やはり晴天での“撮り鉄”は気持ちがいいし、それが新年の一発目とあらばなおのこと (-`ω´-*)ウム。暗雲から一転しての好条件というシビれる展開、これはひょっとして「ダルマ電車」が福を呼び込んでくれたのでしょうか?(笑)。おかげでいい“撮り初め”となりました アリガタヤ( ̄人 ̄)アリガタヤ。

これにて撮影は終了です (´w`*)ドツカレサン。


0024.jpg
0025.jpg
企業名が駅名に付けられたジヤトコ前。
(゚ー゚*)ジヤトコ?
ジヤトコは自動車部品のメーカーだそうで、
駅の周囲には大きな工場が建ち並んでいます。
ちなみに文字表記は“ジヤトコ”ですが
読みは“ジャトコ”ね。
( ̄。 ̄)ヘー
▲岳南電車 ジヤトコ前


さて、時間にまだ少し余裕があるので、このあとは岳南電車の“乗り鉄”を楽しむこととしました (・∀・)イイネ!。撮影地へ行くときには吉原から歩きましたが、今度は最寄りのジヤトコ前から岳南江尾ゆきの下り列車に乗ります (゚ー゚*)ジヤトコ。考えてみたら「岳南鉄道」には過去に三回ほど乗っているけれど、「岳南電車」になってから乗るのは今回が初めてだな・・・σ(゚・゚*)ンー…。


0027.jpg
乗った列車は「ダルマ電車」で、
車内にはお正月らしいお飾りが見られました。
(゚∀゚)オッ!

0028.jpg
ジヤトコ前を出た列車は
吉原の住宅街を縫うように走ります。
もともと吉原の街の中心はこのあたりで、
街なかにある吉原本町と本吉原の駅間は
わずか0.3キロしかありません。
Σ(゚∇゚;)ミジカッ!
▲岳南電車 ジヤトコ前-吉原本町
(前方の車窓から)

0029.jpg
沿線での“撮り鉄”もいいけれど、
列車に乗って車窓から望む富士山もまた一興。
(´ー`)シミジミ
また少し雲が増えてきたかな?
▲岳南電車 本吉原-岳南原田
(前方の車窓から)

0030.jpg
富士を望む壮大な景色から一変、
まるで要塞のようなところへ線路が伸びています。
(=゚ω゚=*)ンン!?
この付近は製紙工場などが建ち並ぶエリアで
実は工場夜景が望める人気のスポット。
岳南電車ではそんな夜景スポットを電車で巡る、
夜景電車」がイベント運行されています。
▲岳南電車 岳南原田-比奈
(前方の車窓から)

0032.jpg
比奈と岳南富士岡のあいだに広がるのは
かつて多くの貨物列車が使用していた留置線の跡。
貨物輸送が廃止となった今は閑散としており、
一抹の寂しさを覚えます。
(´・ω・`)ショボン
▲岳南電車 比奈-岳南富士岡
(前方の車窓から)

0034.jpg
岳南富士岡の構内には
留置線や検修庫が併設され、
貨物列車の牽引に使われていた電気機関車たちが
役目を終えて静かに佇んでいます。
▲岳南電車 岳南富士岡(車窓から)

0035.jpg
こちらは検修庫に留置された9000形。
当形は元・京王5000系だったものが、
富士急1200形を経て
岳南電車にやってきたという譲渡車。
(゚ー゚*)オフル
混雑時間帯に対応した二両固定編成で、
今の時間帯は(今日は?)お休みのようです。
▲岳南電車 岳南富士岡(前方の車窓から)

0036.jpg
終点の岳南江尾が近づくと、
東海道新幹線の高架下をくぐります。
たしか起点の吉原を出たところでも
新幹線の高架下を通りましたが、
岳南電車は路線の両端付近で新幹線と交差する、
ちょっと面白い線形となっています。
( ̄。 ̄)ヘー
▲岳南電車 神谷-岳南江尾
(前方の車窓から)

0037.jpg
新幹線の高架下を抜けた先が岳南江尾。
島式ホーム一面二線の構造で、
向かって右のほうに見えるのは、
単行の7000形と同じく
元・京王3000系の譲渡車ですが、
こちらは二両固定編成の8000形。
7000形と区別するために緑色が塗られ、
沿線のかぐや姫伝説(竹取物語)にちなんだ、
「がくちゃんかぐや富士」の愛称が付けられています。
(゚ー゚*)カグヤ…
▲岳南電車 岳南江尾
(前方の車窓から)

0038.jpg
終点の岳南江尾で顔を揃えた、
7000形の「ダルマ電車」(右)と
8000形の「がくちゃんかぐや富士」。
そして背後の高架線上を
東海道新幹線のN700系が横切ります。
ちなみに私は新幹線でA席に座ると
岳南江尾の存在が気になります(笑)
▲岳南電車 岳南江尾

0040.jpg
岳南江尾の駅舎は白塗りの木造。
現在は無人駅で乗車券類の販売はありません。
(運賃は車内もしくは有人駅にて清算)。
▲岳南電車 岳南江尾


ジヤトコ前1022-(岳南電車)-岳南江尾1039

ジヤトコ前から17分、吉原から乗ったとしてもわずか20分ほどで、終点の岳南江尾に到着 (・ω・)トーチャコ。
全線でも10キロに満たない短い距離ですが、車窓に望む富士山はもちろんのこと、吉原の街なか・・・というか路地裏を縫うような箇所や、製紙工場の一角を抜ける“工場萌え”スポット、ちょっと切なくなるけれどかつて貨物列車の輸送が盛んだった時代を偲ばせる広い側線や電気機関車たち、そして東海道新幹線の高架下を二度もくぐるなど、なんとも見どころが満載で充実したショートトリップが味わえた路線でした (*´v`*)タノシイ♪。ちなみに今回乗車した7000形はロングシートでしたが(8000形も)、途中の岳南富士岡の検修庫で見かけた9000形はボックスシートを備えているので、ラッキーにも9000形に当たればより車窓風景が楽しめるかも知れませんね (・∀・)イイネ。
できれば途中下車してみたいな・・・なんて思うところがいくつもあったけれど、このあとここから千葉へ向かわなければならない私はそれができなくてちょっと残念 σ(・∀・`)ウーン…。今回は富士山と「ダルマ電車」という、お正月らしい縁起物の撮影がメインでしたが、次にまた岳南電車を訪れる機会があれば、もう少し時間をかけてのんびりと全線を巡ってみたいと思います (=゚ω゚)ノ゙マタネ。

岳南江尾での折り返し時間は8分。私はふたたび「ダルマ電車」に揺られて、吉原へと戻るのでした ...(((o*・ω・)o。


0043.jpg
往きは歩いて乗らなかった、
吉原とジヤトコ前の一駅間でしたが、
帰りはもちろん吉原まで乗り通しました。
▲岳南電車 吉原

0044.jpg
吉原の連絡橋を通って
岳南電車から東海道線に乗り換え。
ノリカエ…((((o* ̄-)o
「ダルマ電車」を横目にホームへ入ってきたのは、
211系の熱海ゆき登り普通列車。
▲東海道本線 吉原


岳南江尾1047-(岳南電車)-吉原1108~1115-(東海道430M)-三島1143

年末から年始にかけて、不覚にも(?)風邪をひいてしまった私 (*`<´)・:∴ ヘーックシ!!。自業自得とはいえ、なんとも情けなくてツイていない年明けだなぁ・・・なんて、少し気落ちしていたところでしたが (´д`;)トホホ…、復調後に臨んだ今年最初の“撮り初め”では、雲隠れしていた富士山が顔を出し、縁起がいい(と思う)「ダルマ電車」を撮ったり乗ったりすることができて、鉄分不足のフラストレーションを解消することができました (*´v`*)スッキリ。たしかに鉄旅的には物足りない9連休だったけど、富士山と「ダルマ電車」の“縁起物コラボ”が撮れただけでも、いいお休みだったと思います (+`゚∀´)=b OK牧場!。


0046.jpg
0045.jpg
昼食に立ち寄ったのは、
個人的にご贔屓にしている
伊豆箱根鉄道三島駅の構内にあるお蕎麦屋さん。
(゚ー゚*)ミシマ
私はここのコロッケ蕎麦が好みだったのですが、
なんとも残念なことに
このお店は1/8で閉店してしまうとのこと。
ガ━━━━Σ(゚д゚lll)━━━━━ン!
最後となる一杯をじっくりと味わいました。
(つω-`。)ザンネン…
ちなみに当駅はJRのほうにも蕎麦屋があるけれど、
こことは蕎麦の味がぜんぜん違うんだよなぁ・・・。

0047.jpg
三島から熱海へ行き、
上り普通列車で東京方面へ。
始発列車なので座れましたが、
けっこう混雑していました。
初詣か、温泉帰りかな?
σ(゚・゚*)ンー…
▲東海道本線 熱海

0048.jpg
柏へ向かうのに品川で乗り換えた
常磐線のE531系には、
勝田車両センターまつり」を告知する
ヘッドマークが掲げられていました。
令和2年2月22日に開催されるのね・・・。
( ̄  ̄*)2222…
▲東海道本線 品川


三島1206-(東海道1444M)-熱海1220~1231-(1590E)-品川1411~1454-(常磐3193M)-柏1534