SSブログ

水戸線・・・西金ホキ 入場配給 撮影記 [鉄道写真撮影記]

0000.jpg
2020.12.20 水戸線
冬空に映える赤い機関車☆彡
西金ホキ 入場配給 撮影
 
 
少し前の拙ブログでちょろっと触れましたが、年の瀬が迫るなかで私は週末の19日(土)と20日(日)に、JRの普通列車が一日乗り放題となる「青春18きっぷ」と、コロナ禍の旅行・観光事業支援策「GoToトラベルキャンペーン」の宿泊割引を利用して、新潟の越後線や弥彦線に残る国鉄型車両の115系と上越新幹線でのラストランが行なわれる「現美新幹線」を撮りに、泊まりがけで新潟へ旅行に出かける計画を立てていました (・∀・)イイネ。
駄菓子菓子(だがしかし)、気温が低下して乾燥する時期となったのにともない、新型コロナウイルスの陽性者が各地で急増し、政府は「GoTo」を一時的に中止すると発表 ( ̄△ ̄;)エッ…。すでに私は発表前にホテルを予約していたので割引対象にはなるハズですが、さらにこの旅行日を控えた前々日(17日)には新潟と群馬の県境を中心に記録的な大雪となり、関越自動車道では数千台ものクルマが立ち往生する事態で、鉄道のほうでも私が利用するつもりだった上越線は運転が見合わせに(運休)(´д`;)アウ…。こうなるとホテルを確保しているとはいえ、旅行に出かける意欲は失せてしまい、キャンセル料を取らないというホテル側のお言葉に甘えて、新潟への旅行は取りやめとしました 乂 ̄ω ̄;)トケ。まあ、コロナや大雪の状況を考えると適正な決断だったと思います (・ε・`)シャーナイネ。残念ながら「現美新幹線」のラストランは見送れなかったけれど、115系のほうはまた事態が落ち着いたころに、あらためて撮影計画を立てることにしましょう。


8989.jpg
19日の土曜日、
群馬と新潟をむすぶ上越線は、
大雪の影響で終日にわたり
運転見合わせとなってしまいました。
なお上越新幹線はほぼ平常どおりに
運転されていたようです。


そんなワケで、ヒマになってしまった週末 (´σД`)ヒマ。
もちろんコロナの感染状況を考えれば、ふらふらと不用意に出歩くべきではないかもしれませんが、なるべくすいた時間帯の列車を利用して移動し、田園風景や山々が広がるような郊外での“撮り鉄”ならば、接触する人が少なくて感染リスクは低いと個人的には判断しています σ(゚・゚*)ンー…。とにかく重要なのは「飛沫を受けるような場所での三密を避けること」ですよね (-`ω´-*)ウム。
適度にのどかな郊外で撮れるような“鉄ネタ”を模索していたところ、SNSの情報でちょっと興味深い列車に目が留まります (=゚ω゚=*)ンン!?。それは「18きっぷ」の一回ぶんを使うのにちょうどいい距離で(ウチからの往復で2,410円ぶんのモトが取れる)(゚∀゚)オッ!、当日の現地の天気は予報によると良好 (゚∀゚*)オオッ!。そしてお目当てとなる列車自体もそこそこレア度が高く、ぜひともこの機会に記録を収めたい・・・(*゚∀゚)=3ハァハァ!。
新潟旅行の代わりというわけではないけれど、日曜日は東京の郊外を走るこの列車を撮りに、ちょいとお出かけしてみることとしました ...(((o*・ω・)o。


12月20日(日)


0002.jpg
東京のホームに入ってきたE233系は
宇都宮ゆきの快速「ラビット」。
まずはこれに乗車します。
(゚ー゚*)ラピッドラビット
▲東海道本線 東京

0003.jpg
小山で水戸線の水戸ゆきに乗り換え。
ノリカエ…((((o* ̄-)o
交流と直流の電源切換えがある水戸線では、
交直両用車両のE531系が使われています。
▲東北本線 小山


まだ人影まばらな日曜日の朝6時半に東京を出発 (/*´∀`)o レッツラゴー♪。今日の日付印を捺してもらった「青春18きっぷ」を片手に、宇都宮線の下り快速列車で関東平野を北上して、栃木県の小山(おやま)で水戸線に乗り換えます (゚ー゚*)ミトセソ。
ちなみに、宇都宮線も水戸線も車内はすいていましたが、明らかに同業者(鉄ちゃん)だとわかるような、三脚や脚立を担いだ人たちがチラホラと目に付きます ナカーマ(*・ω・)人(・ω・*)ナカーマ。彼らの狙いも私と一緒かな?それとも別の“鉄ネタ”でしょうか? σ(゚・゚*)ンー…


0006.jpg
県境を越えて栃木から茨城に入った水戸線。
その車窓から見えるのは、
特徴的な双頭峰の筑波山(標高877m)です。
車内換気のため、窓は“ちょい開け”ね。
|∀・)チョイアケ
▲水戸線 下館-新治(車窓から)


個人的にちょくちょく沿線を訪れる機会があり、拙ブログでも意外に登場回数が多い水戸線は、宇都宮線(東北本線)や東北新幹線などと接する小山を起点に、結城(ゆうき)、下館(しもだて)、笠間(かさま)などを経て、常磐線と接する友部(ともべ)にいたる、50.2キロの電化幹線で、JR東日本が設定した東京近郊区間に属します (・o・*)ホホゥ。
なお、終点の友部は常磐線で水戸の三つほど手前(上り方)にある駅で、水戸線と名乗りながらも路線自体は水戸に到達していないのですが (゚ー゚?)オヨ?、実はもともと水戸線の前身である水戸鉄道は小山と水戸の間で開業したものでした。しかしその後に東京方からの常磐線が友部まで延伸開業した際、友部〜水戸の区間は水戸線から常磐線の一部に編入され、小山〜友部がそのまま水戸線の名で残ったという経緯があります ( ̄。 ̄)ヘー。ただし現在でも水戸線は常磐線に乗り入れて水戸(や勝田)まで直通する列車が朝夕を中心に多く設定されているため、運行形態的には水戸線の名で正しいのかもしれません (´ω`)ナルヘソ。
ちなみに当線は小山のみが栃木県で、あとの駅(小田林〜友部)はすべて茨城県内に位置しています。


0007.jpg
途中の下館で見かけた
真岡鐵道のディーゼルカー、
モオカ14形。
(=゚ω゚)ノ゙ヤア
緑の市松模様とオレンジ色の
独特なカラーリングはもともと
旅に出るボストンバックを
イメージしたものだそうですが、
その見た目からの印象で
「スイカ列車」などと呼ばれています。
(o ̄∇ ̄o)スイカ♪
▲真岡鐵道 下館

0008.jpg
今年で開業100周年を迎えた真岡鐵道
列車の前面に記念のヘッドマークが
掲げられていました。
(*゚▽゚)/゚・:*【祝 100ネソ】*:・゚\(゚▽゚*)
古くから木綿の産地として知られる沿線にちなみ、
マークに描かれているのは糸紬の女工さん。


小山から乗った水戸ゆき下り列車は20分ほど進んで、まもなく下館に停車 (゚ー゚*)シモダテ。
下館は水戸線のほかに、地方私鉄の関東鉄道・常総線(じょうそうせん)と、第三セクター鉄道の真岡鐵道(もおかてつどう)が乗り入れる主要駅。そして宇都宮線や水戸線で乗り合わせた同業者の大半はここで下車します ...(((o*・ω・)o。なぜなら本日は、開業から今年で100周年を迎えた真岡鐵道において、蒸気機関車(C12形)とディーゼル機関車(DE10形)が重連で客車(50系)を牽引する、特別な記念列車の運転が行なわれるのです (゚∀゚*)オオッ!。ここで降りた同業者の方々は、たぶんそれがお目当てでしょう (`・∇・´*)エスエル!。
もちろん、私も?・・・いや、下館では降りず、そのまま水戸線に乗り続けます (´・ω`・)エッ?。たしかにSLとDLの二機による重連運転は迫力がありそうで、とくにSLファンにはたまらない胸熱なイベントだと思いますが、おそらく世代的なもので私は鉄ちゃんでもSLには関心が薄く、どちらかというと電気機関車やディーゼル機関車、電車や気動車(ディーゼルカー)などのほうに惹かれます (*゚∀゚)=3ハァハァ!。真っ黒い汽車より、色の付いた電車がいいだなんて、案外派手好きなのかもしれませんね(笑)(゚∀゚)アヒャ☆。今日はたまたま記念列車の運転日と重なったけど、私の目的はそれとは別のものです ( ´_ゝ`)フーン。
んじゃ、いったい何を撮りに、どこへ向かっているのかというと・・・やってきたのは下館からさらに20分ほど進んだ、福原(ふくはら)(・ω・)トーチャコ。


0009.jpg
0010.jpg
茨城県笠間市に位置する福原。
(゚Д゚*)サー!
大きな三角屋根が印象的な寺社風の駅舎は、
近隣にある常陸国出雲大社(出雲大社常陸分社)を
モチーフにしているのだそうです
( ̄。 ̄)ヘー。
▲水戸線 福原


東京0640-(東北3620E 快速)-小山0751~0822-(水戸735M)-福原0907

私が福原で下車するのはこれが二回目 (*´∀`)ノ゙オヒサ。前回は今から5年半前になる2015年5月のゴールデンウィークで、いわきと桐生のあいだを水戸線・両毛線経由で運転された臨時快速「足利大藤まつり号」の485系(しかも四つ目の1500番台)が狙いでした (^_[◎]oパチリ。そのときにも撮影ポイントに選んでいますが、この福原の駅のまわりは田園風景が広がっていて、駅から近い手軽な場所で列車をスッキリと撮ることができるのは、列車利用の徒歩鉄にとって嬉しい好条件です (・∀・)イイネ。前回と同様に今回もそこが目的地。
私が着いた時点で立ち位置となる用水路脇には、すでに10人くらいの先客がおられ (*・ω・)ノ゙チワッス、個人的に思っていたより多い数でしたが、密集、密接というほどではないし、何よりも風通しのいい屋外なので、たぶん“8人での会食”よりは感染リスクが低いでしょう(笑)( ̄ー+ ̄)チクリ。


0011.jpg
福原の駅から歩いて数分程度、
やってきた撮影ポイントはこんなところ。
(「゚ー゚)ドレドレ
以前に訪れたときは5月だったので
水田に苗が植えられていたけど、
休耕期の今はいろどりの乏しい土田です。

0013.jpg
空気が乾燥した冬の田園に
軽やかなジョイント音を響かせる
E531系の普通列車。
5年前の前回はまだ
415系1500番台E501系などが
走っていましたが、
現在の水戸線はE531系に統一されています。
▲水戸線 稲田-福原(後追い)


まずは・・・というか、日中の運転間隔がおおむね一時間に一本程度の水戸線で、私が到着してから撮影目的となる列車が通過するまでには一時間を切っているため、試し撮りができる普通列車はわずかに一本だけ(737M) (^_[◎]oパチリ。その貴重な列車で編成長などを測って慎重にアングルを整えます。お目当ての列車は5両編成のE531系(いまの普通列車)より短いので、奥に見える白いガードレールはアングルから外すことができそう σ(゚・゚*)ンー…。
ちなみに、ふだんは鉄道写真でも風景を広く入れたような作画を好む私。時には画のなかで列車がどこにあるのか分からないような撮り方もするのですが (-“-;*)ンン?、今回は久しぶりにガツっとした列車主体のいわゆる“編成写真”が撮りたい気分で、オーソドックスとも言えるこのアングルにしてみました (・∀・)イイネ。例えになっているかどうかわからないけど、オーガニック食材のヘルシーな料理(風景的鉄道写真)ばかりでなく、たまにはパンチのある焼肉定食(編成写真)が食べたくなるようなものか(いみふ)ヒャヒャヒャ(゚∀゚≡゚∀゚)ヒャヒャヒャ。ただ、風景的なものより編成写真ほうが列車の止め位置(シャッターを切るタイミング)やピントがシビアだし、慣れないことをすると得てして失敗を招くものなので(ぶっちゃけ、私はあまり編成写真が得意じゃない)、己の緊張感を高めて本番に臨みます (`・ω・´)キリッ。


0014.jpg
やがて福原の場内を示す、
上り本線(上本)の信号が青に・・・


単線の水戸線において、時刻表には記されていない時間に、上り本線の信号が赤から青に点灯 (゚∀゚)オッ!。これは普通列車ではない、“何かイレギュラーな列車”が下り方から近づいていることを表します。はたして直線上に見えてきたのは・・・赤い電気機関車!(*゚ロ゚)ハッ!


0015.jpg
かつて「北斗星」の先頭にも立っていた
流星マーク入りのEF81形(80号機)が、
砕石運搬用の黒い貨車(ホキ800形)を引き連れ、
ゆっくりとした足取りで水戸線を進みます。
高度の低い冬の日差しが
深紅の機体を印象的に照らしてくれました。
▲水戸線 稲田-福原


西金ホキ、キタ━━━━(゚∀゚)━━━━ッ!!
電気機関車特有のブロア音を響かせてやってきたのは、貨物列車? σ(゚・゚*)カモレ?。たしかに電気機関車が数両の貨車を連ねる編成は貨物列車のようですが、これは以前にも拙ブログでご紹介したことがある、通称「工臨(こうりん)」と呼ばれる旅客会社(JR東日本)の工事用臨時列車に使われる貨車の回送(入場配給)( ̄  ̄*)コーリン。
物資の輸送を主目的としている貨物列車に対し、工臨はおもに線路や施設等の工事や整備を行なうために運転が設定されるもので、貨車を使ってレールや敷石などの資材を現場まで運搬します ( ̄。 ̄)ヘー。以前はレールを運ぶチキ6000形という貨車をご紹介しましたが、今回のホキ800形貨車は「バラスト」と呼ばれる線路の敷石(になる砕石)を運び、さらには現場にて散石も行なえる作業車(ホッパ車)で、自動車でいうところの“ダンプカー”みたいなものと説明するとわかりやすいでしょうか (o ̄∇ ̄o)ダンプマツモト。
そんなバラスト運搬用のホキ800形貨車は各地に配属されているのですが、関東近郊のこのあたりでは水戸と郡山(安積永盛)の間をむすぶ水郡線(すいぐんせん)の沿線の西金(さいがね)にバラストの採石場があり(下記地図を参照)、ホキはそこからバラストを運び出すために常駐。ファンのあいだでは通称「西金ホキ」などと呼ばれています (゚ー゚*)ホキ。


0016_1.jpg
ホキが常駐されている西金の位置と
その周辺の各線を表した路線図。
緑が水郡線で
×印は運転を見合わせている箇所。
ピンクが常磐線、青が水戸線、
紫が東北本線(宇都宮線)です。
ちなみに私が今いるのは、
水戸線の下館と友部のあいだ(福原)。


そしてこのホキ800形もほかの鉄道車両と同様、定期的に工場での検査を受けなくてはならず、本来であれば検査工場がある郡山までは単純に水郡線を北上すればよいのですが (上記の路線図を参照)σ(゚・゚*)ンー…、実は現在の水郡線は昨年に強襲した台風の被害で久慈川に架かる鉄橋が流失。今も部分的に運休が続いており(上小川〜常陸大子でバスによる代行輸送)、西金から郡山まで水郡線ではホキを持っていくことができません (´д`;)アウ…。そこで水郡線が復旧するまでの一時的な方法として、西金〜水戸〜友部〜小山〜郡山(上記の路線図を参照)という大回りの迂回経路に変更 ウカイ…((((o* ̄-)o。そのルートに含まれるのが今回の私が訪れた水戸線です。つまり、台風被害による不通区間の発生がもたらしたものではありますが、西金ホキが水戸線を走ると言う、ふだんはあまり見られないシーンが展開 (・o・*)ホホゥ。これが旅客列車の迂回だと撮影には多少の心苦しさがあるけれど σ(・∀・`)ウーン…、貨車の回送(配給列車)ならば“貴重な鉄ネタ”と捉えていいのではないかと、個人的には思います (^^;)ゞポリポリ。
その西金ホキ(の配給)の牽引を水戸〜郡山の電化区間で担当したのは、かつて寝台特急「北斗星」の先頭に立って活躍し、その名残りで車体側面に流星のマークが残されている、交直両用形電気機関車のEF81形80号機 (゚ー゚*)ホシガマ。「北斗星」が廃止されたあとは、このような地味な仕事に使われていますが、今なお現役で美しく磨かれた姿が保たれているのはファンとして嬉しいかぎりです *.+(0゚・∀・)ペカペカ+.*。のっぺりとした箱形電機の印象があるEF81形だけど、うっすらと前面に当たった絶妙な日差しが、当機の低い鼻筋を際立たせてくれました。う〜ん、凛々しいっ! 。゜+.(o´∀`o)カコイイ!゜+.゜。やっぱり私にとっては、SL(蒸気)よりパーイチ(EF81)だなぁ・・・。またパーマル(80号機)ってトコがシブいんだよね (´ー`)シミジミ。


0016.jpg
北風に雲がなびく冬空のもと
水戸線経由で郡山を目指す
ホキの御一行。
これは回送列車(配給列車)なので、
もちろんバラストは積まれていません。
▲水戸線 福原-稲田


貨車らしいリズミカルな音を立てて走り去る西金ホキ、その後ろ姿を見送って撤収 (´w`*)ドツカレサン。苦手な編成写真だけど、どうにかフレームにバランスよく収まり、ピントも外すことなく、満足のいく結果が得られました ヨカッタ♪(*⌒∇⌒*)ヨカッタ♪。
でも、実はこれで終わりじゃありません (´・ω`・)エッ?。時間があるので慌てることなく福原の駅へ戻って、次の小山ゆき上り列車に乗車します ...(((o*・ω・)o。すると、途中の下館では・・・(=゚ω゚=*)ンン!?


0017.jpg
福原の下りホームには
味のある赤煉瓦倉庫があります。
乗車する上り列車と絡めてパチリ。
(^_[◎]oパチリ。
▲水戸線 福原

0018.jpg
おや?
(・・*)ン?
▲水戸線 下館(車窓から)

0019.jpg
おやおや?
(=゚ω゚=*)ンン!?
▲水戸線 下館(車窓から)


ホキ、イタ━━━━m9( ゚∀゚)━━━━ッ!!
そう、車窓から目に飛びこんできたのは、福原で見送った西金ホキの配給列車ではありませんか!(=゚ω゚)ノ゙ヤア
当該列車は普通列車に比べて設定速度が遅いからか、もしくは単線における交換列車のタイミングを図るためか、時間調整で下館の待避線(副本線)に停車しており、ここからは私が乗っている普通列車(744M)のほうが先行(追い越した)ε=┌(*゚д゚)┘オサキ!。つまりこの展開は、西金ホキがもう一度どこかで撮れるということです エッ!(゚Д゚≡゚∀゚)マジ!?。せっかく与えられた再びの撮影チャンスですから、もちろんそれを活かさなきゃもったいない (*`・ω・´)-3フンス!。
そこで次に私が下車したのは、下館から二駅進んだ川島(かわしま)。


0020.jpg
0021.jpg
茨城県筑西市伊佐山にある川島。
(゚ー゚*)ウミカ
当駅の歴史年表によると
1889年(明治22年)に
地域由来の「伊佐山」の駅名で開業するも、
わずか一ヶ月後には
現駅名の「川島」に改称されています。
このひと月でいったい何があったのでしょうか・・・
σ(゚・゚*)ンー。
▲水戸線 川島


福原1037-(水戸744M)-川島1110

追い越したとはいえ、すぐに続行でやってくるハズの西金ホキ。時間に余裕が無いなかですが ε=┌(;゚д゚)┘イソゲ!、この川島も先ほどの福原と同じく私は過去に何度か撮影へ訪れたことがあり、駅から短時間で到達できる撮影ポイントを把握しています (-`ω´-*)ウム。当駅は近くを流れる鬼怒川の左岸に位置しており、そこに架かる水戸線の鉄橋(鬼怒川橋梁)を望める場所までは歩いて15分・・・いや、ちょっとい急ぎ目の早歩きなら10分程度で到達できました ε-(´o`;A フゥ…。


0023.jpg
やってきた撮影ポイントはこんなところ。
鬼怒川に架けられた水戸線の鉄橋を
並行する道路橋から狙います。
(「゚ー゚)ドレドレ
下の河川敷でも撮影できるのですが、
そこまで行っている時間はもうなさそう。

0024.jpg
鬼怒川を渡りゆく普通列車。
日差しを受けたE531系のステンレス車体が
川面にキラリと反射します。
(☆∀☆)キラッ☆
▲水戸線 東結城-川島


鬼怒川とその河川敷をまたぐ全長550メートルものダイナミックなガーダー橋 w(*゚o゚*)wオオーッ!、ここは水戸線のなかでも屈指のお立ち台的な有名撮影地で、福原の田園よりもさらに多くの同業者が集まっていましたが、河川敷や並行してかかる道路橋はキャパがとても広く、少なくとも私がカメラを構えた橋上の立ち位置は“密”な状況になくひと安心 ε-(´∀`;)ホッ。それよりも、川に沿って容赦なく吹き付ける強い北風がとても冷たくて、寒さによる震えが止まりません 彡{{{+ω+;}}}彡ビュービュー。コロナ対策で付けているマスクがいい具合に防寒の役目を果たしています。
そんななか、私が到着してすぐに通過したのが、下りの友部ゆき普通列車(745M)(^_[◎]oパチリ。とりあえず一本でも試し撮りできたのはありがたく、それを参考に本番へ向けたアングルを調整していると、いまの普通列車と川島で交換した西金ホキの配給列車が、EF81形を先頭にして橋上へと現れました ε-(°ω°*)キタッ


0025.jpg
ホキ、キタ━━━━(゚∀゚)━━━━ッ!!

0026.jpg
冬晴れの空を映して蒼く染まる鬼怒川。
そんな川景色のなかで、
赤く塗られたEF81形の機体が
抜群の存在感を放ってくれました。
▲水戸線 川島-東結城


鬼怒川でも西金ホキが撮れました〜!ヽ(´▽`)ノワ〜イ♪
撮影ポイントを選んでいる余裕はなかったものの アセアセヾ(*д*ヾ三ノ*д*)ノアセアセ、最初に福原で撮った列車主体の編成写真に対して、この川島では鬼怒川に架かる鉄橋を渡りゆく風景的なカットが撮れて (^_[◎]oパチリ 、西金ホキの配給というひとつの列車で趣が異なるふたつの画が残せたのは大きな収穫 (o ̄∇ ̄o)ラキー♪。とくに後者の撮り方のほうが、やっぱり私らしい気がします (・∀・)イイネ。赤いEF81形が冬晴れの川景色に映えていい感じじゃないですか 。゜+.(o´∀`o)カコイイ!゜+.゜。
ただ、黒い貨車のホキは背景と同化してしまい、ちょっと分かりづらくなっちゃいましたね・・・σ(・∀・`)ウーン…。できれば河川敷までおりて鉄橋を見上げるような角度の構図で撮れれば、背景が一面の空となって列車をもっと目立たせられたのだと思いますが、通過が迫っていたなかでそんな贅沢はいえません (-`ω´-*)ウム。橋の上からであっても撮れたことをヨシとしましょう (+`゚∀´)=b OK牧場!。駆けつけてから通過するまで、私が現地にいた時間はわずか10分足らず。ホント、ギリギリ間に合ったって感じだったんだなぁ・・・( ̄▽ ̄;)ギリギリ。でも、冷たい川風にさらされることを考えると、お目当てのホキがすぐに来てくれたのは助かりました ε-(´∇`*)ホッ。

これにて西金ホキの配給列車を追った撮影は終了です (´w`*)ドツカレサン。
時刻はまもなく正午となるところ。せっかくここまで足を伸ばして来たのなら、水戸線の沿線でお昼ゴハンを食べてから帰ろうと思います。実は以前からちょっと気になっていたお店があるんですよね・・・(゚¬゚*)ジュルリ。


0027.jpg
撮影後に川島から乗るのは、
友部ゆきの下り列車。
水戸線を行ったり来たりしていますが、
一日乗り放題の「18きっぷ」なら
何の問題もありません。
イッタリo(゚д゚o≡o゚д゚)oキタリ
▲水戸線 川島

0028.jpg
食事をするために立ち寄ったのは
最初に訪れた福原のひと駅手前にあたる、
茨城県桜川市の羽黒(はぐろ)。
(゚ー゚*)フタハグロ
当地は羽黒青糠目石(はぐろあおぬかめいし)という
糠のようにキメがこまかくて青色をした
花崗岩の採掘地で
(高級な墓石などに使われる)、
駅舎の表に掲げられた駅名標には
その高級石が使われているそうです。
( ̄。 ̄)ヘー
▲水戸線 羽黒


川島1219-(水戸747M)-羽黒1247



0029.jpg
その羽黒の駅前にある
手打ちうどんのお店でいただく、
なんとも豪快な盛りのカツカレーうどん。
カレーうどんの海にカツの島が浮いている、
そんなイメージです。
ちなみにこれでふつう盛り。
w( ̄▽ ̄;)wワオッ!
そして単にボリューミーなだけでなく、
このお店のうどんは香川県より認定をうけた
本場に近い讃岐うどんで、
弾力があるコシの強いうどんが
スパイシーなカレー汁と絶妙にマッチします。
(゚д゚)ウマー!
今日のように北風が冷たい日に食べると、
体の芯まで温まりますね・・・。
(*´v`*)ホッコリ♪

0030.jpg
うどんを先に食べ終えたら
添えられていたゴハンを投入。
カツカレーライスとしてもいただけます。
( ̄▽ ̄)カツカレー
撮り鉄のほうではひとつの列車で
編成写真と風景写真の二カットが撮れ、
昼食ではひとつのオーダーで、
カツカレーうどんとカツカレーライスが
食べられますた(笑)
ヒャヒャヒャ(゚∀゚≡゚∀゚)ヒャヒャヒャ


迂回経路で運転される西金ホキの配給列車を撮りに訪れた水戸線の旅 ...(((o*・ω・)o。実はこの工場への入場目的とした配給列車の設定日が日曜日と重なるのは稀なことらしく、それを青空が広がる冬晴れのもとで撮れたのはラッキーでした (o ̄∇ ̄o)ラキー♪。新潟遠征は大雪という天候条件で取りやめとしたけれど、こちらでは“晴れ運”に恵まれたようです(笑)。JR東日本では近年じゅうに工臨などで使われる事業用機関車(SLなどのイベント用をのぞく)をすべて廃止する意向を示唆しており(2024年度までに?)、業務ネタに疎い私にとって今回は、好条件でEF81形が記録できたいい機会となりました (^_[◎]oパチリ。また、台風被害による不通で区間運休(バス代行)が続いていた水郡線ですが、来年の3月に復旧が完了して全線での運転再開が決定 (゚∀゚*)オオッ!。今度は水郡線を走る西金ホキ(当線は非電化なので、ディーゼル機関車のDE10形による牽引)も撮ってみたいものです (・∀・)イイネ。
いっぽう、心配な状況が続いているのが新型コロナウイルス。私は感染に気をつけつつ“撮り鉄”を続けていますが、やはり年末年始はなるべく出撃を控えたほうがいいのか、悩ましいところです σ(・ω・`)ウーン…。つい例年にならって「青春18きっぷ」を購入してしまったけど、はたして有効期間内(~1/10まで)にあと残り4回ぶんを使い切ることができるのだろうか・・・。
撮影後に立ち寄った羽黒駅前のうどん屋さんは、とても美味しいこだわりの讃岐うどんが有名で、いろいろなメディアやSNSなどで取り上げられる人気店でありながら、日曜日のお昼時に店内のお客さんは私を含めて二人だけ (・ω・)ポツン…。感染リスクは極めて低い状況ですが、なんだか複雑な気分で名物のカレーうどんをすするのでした ≠( ̄ε ̄;)ズルルッ。まったく、今年はコロナに振り回された一年でしたね・・・。


0031.jpg
ぱんっぱんに膨れたオナカをさすりながら、
水戸線の友部ゆきで羽黒をあとにします。
マンプク!( )´З`)=3
▲水戸線 羽黒

0033.jpg
友部からは常磐線で都内に帰ります。
上野ゆきの上り普通列車は
水戸線で使われているのと同じE531系。
▲常磐線 友部


羽黒1347-(水戸749M)-友部1408~1414-(常磐422M)-土浦1445~1500-(3220M 特別快速)-東京1604